JPH0938263A - ペダリング訓練器 - Google Patents

ペダリング訓練器

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JPH0938263A
JPH0938263A JP21527195A JP21527195A JPH0938263A JP H0938263 A JPH0938263 A JP H0938263A JP 21527195 A JP21527195 A JP 21527195A JP 21527195 A JP21527195 A JP 21527195A JP H0938263 A JPH0938263 A JP H0938263A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 理想的なペダリング技術を修得するためのペ
ダリング訓練器を提供することである。 【構成】 主軸22について回転可能に設けられた一対
のペダル32、負荷の調整機構、ハンドル、及びサドル
42を本体上に設けて構成したペダリング訓練器であっ
て、固定ドラム24とその外周表面から所定の間隔をお
いて同心的に設けられる固定リング26とからなる固定
ユニット20、各々が固定ドラムと固定リングとの間に
配置され互いに独立して回転可能である一対の回転ユニ
ット12、及びペダルへ加わる力の方向に依存して固定
ユニットと当接することにより回転ユニットに対する制
動機構として作用するペダルユニット30を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車を走行させ
るためのペダリング技術を向上させることを目的とした
ペダリング訓練器の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】ペダリングとは、自転車の両側に設けら
れた一対のペダルを両脚にて回転させることにより自転
車の車輪を回転させ、それによって自転車を走行させる
ための脚の運動を指す。すなわち、脚の力を効率よく駆
動力に変えるための運動である。本発明の対象とするペ
ダリング技術は、一般市民の日常的な自転車の使用にお
いて必要とされるものではなく、主に、スポーツとして
又は職業としての自転車走行において必要とされる、高
度な自転車走行技術に含まれるものである。
【0003】従来、上記の高度なペダリング技術を身に
つけるべく練習を行うために訓練器が用いられてきた。
このようなペダリング訓練器は、通常、一箇所に設置し
て用いる器具であり、訓練者は、実際に自転車を走行さ
せることなく一箇所にて実際のペダリングと同じ運動を
持続的に行うことができる。一般的なペダリング訓練器
は、実際の自転車のペダル回転運動の感覚を再現するた
めのペダル回転機構と、これを回転させる際に訓練者に
課される負荷を調整するための調整機構とを少なくとも
有する。図10は、従来のペダリング訓練器の一例につ
いて、その主要部のみを示した概略図である。図10
(A)は、その左側面図であるが、主軸122を軸とし
て回転可能な1つのホイール板112とその周縁を囲む
リム114、及びホイール板112の側面に直接取り付
けられたペダル132aが回転機構を構成している。図
10(B)は、図10(A)の回転機構の背面図である
が、ホイール板112の反対側の側面にはもう1つのペ
ダル132bが取り付けられている。さらに、ペダル1
32aとペダル132bとは、主軸を中心として互いに
180度をなす方向に設けられる。また、リム114の
外側には溝114aが設けられており、この溝114a
には調整帯150が掛けられる。調整帯150の両端1
52、154は本体に固定される。また、調整帯150
の調整機構156によりその張力を調整することによ
り、回転時における回転機構への負荷を適宜設定するこ
とができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなペダリング
訓練器を用いることによって、訓練者は、その筋力を向
上させたり、リズミカルなペダリングを修得したりする
ことができるとされている。しかしながら、上記の従来
のペダリング訓練器には、理想的なペダリング技術の点
から見て問題がある。
【0005】ここで、図11を参照して理想的なすなわ
ち効率的なペダリングとはどのようなものであるかを簡
単に説明する。図11は、ペダリング時の各ペダル位置
における、ペダルにかかる力の大きさ及び方向をベクト
ルF(実線の矢印)で表した図である。図中、rはクラ
ンクの長さ、θは最高点を0度とした場合のクランク角
度を表す。回転方向は逆時計回りである。
【0006】図11(A)は、自転車走行時の一般的な
ペダリングについて示したものである。例えば、約0度
から135度の範囲は、ペダルを踏み込む踏力が最も強
い範囲であり、逆に180度から360度(0度)の範
囲は、ペダルの回転方向への力は全く働いていない。競
技としての自転車のペダリングにおいては、180度か
ら360度の範囲におけるペダルの引上げ力が重要とさ
れている(通常、ストラップやクリップにより足(靴)
をペダルに固定する)。すなわち、左右のペダルのうち
一方のペダルを踏み込んでいるときに、他方のペダルを
積極的に引き上げることにより、踏力と引上げ力とが合
わさってより強い回転トルクを得ることができる。しか
しながら、自転車の左右のペダルは、互いに180度を
なす方向に固定されているため双方のペダルは必然的に
連動するという事実がある。すなわち、一方のペダルを
一方の脚で踏み込めば、他方のペダルは他方の脚で意識
的に引き上げずとも自然と上がることになる。これは、
従来の訓練器においても同様である。このため、図11
(A)の約180度から360度の範囲においては、脚
はペダルを引き上げようとしていないのみでなく、ペダ
ルの上に脚を載せて休息させているために回転方向とは
逆の力さえ及ぼすことも起こりがちとなる。このこと
は、もう一方の脚による踏力が無駄に使用されているこ
とを意味する。
【0007】また、図11(A)の約0度から135度
の範囲においても、実際に回転トルクに寄与している力
は、実線で示した踏力のうち破線で示した回転方向成分
のみである。すなわち、力を正しい方向に与えなければ
有効に働かない。
【0008】以上のことから、理想的なすなわち効率的
なペダリングを図示すると図11(B)のようになる。
すなわち、ペダルがいずれのクランク角にあるときもそ
の回転方向(ペダルの描く円周の接線方向)に力を及ぼ
すようなペダリングが理想的である。図11(B)のよ
うなペダリングを行えば、常に、ペダルへ与える力の全
てが回転トルクに寄与することになる。従来のペダリン
グ訓練器は、このような理想的なペダリング技術の修得
を意識したものではなく単に筋力の向上を主たる目的と
したものであった。したがって、従来の訓練器では前述
のような効率の悪いペダリングが行われていても、その
ことを訓練者が認識することもできず、よってその好ま
しくないペダリングを矯正する機能もなかった。
【0009】本発明の目的は、理想的なペダリング技術
を修得するためのペダリング訓練器を提供することであ
る。さらに具体的には、ペダルに対する力が不適切な方
向へ加わっている状態を、訓練者が体感により認識可能
とし、それによって訓練者が正しい方向へと力の方向を
修正することにより正しいペダリング技術を修得するこ
とができる機構を備えた矯正機能付きのペダリング訓練
器を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するべ
く、本発明は以下の構成によるペダリング訓練器を提供
する。
【0011】本発明によるペダリング訓練器の第1の態
様は、少なくとも本体を左右に貫通する主軸について回
転可能でありかつ該本体の左右に各々設けられた一対の
ペダルと、該ペダルの回転時の負荷を調整する調整機構
と、ハンドルと、サドルとを本体上に設けて構成したペ
ダリング訓練器であって、前記主軸を中心軸として設置
された固定ドラムと、該固定ドラムの外周表面から所定
の間隔をおいて対向する内周表面をもち該固定ドラムと
同心的に設けられる固定リングとからなる固定ユニッ
ト;前記一対のペダルの各々を前記主軸について互いに
独立に回転可能とするべく、前記本体の左右に互いに対
称となるべくそれぞれ設けられ、各々が前記固定ドラム
と前記固定リングとの間に配置されるリング状部分を少
なくとも有しかつ前記主軸について互いに独立して回転
可能である一対の回転ユニット;及び、前記回転ユニッ
トの各々について、前記リング状部分を前記主軸と平行
な方向に貫通するペダルユニット軸と、該ペダルユニッ
ト軸について回動可能でありかつ前記ペダルを取り付け
るためのペダルシャフトを備えるペダル取付部材と、該
ペダルユニット軸について回動可能であって前記ペダル
取付部材の回動と連動するべく該ペダル取付部材と連結
バーにより連結されかつ前記固定ドラムと前記固定リン
グとの間に配置されるペダル連動部材とを備えるペダル
ユニット;を有し、前記ペダルへ加わる力の方向に依存
して前記ペダル取付部材が前記ペダルユニット軸につい
て回動するとき、該ペダル取付部材と連動する前記ペダ
ル連動部材が前記固定ドラム及び前記固定リングに当接
することにより生じる摩擦力のために前記回転ユニット
が制動を受けることを特徴とする。
【0012】本発明によるペダリング訓練器の第2の態
様は、上記第1の態様において、前記回転ユニットの前
記リング状部分が、前記固定ドラムの外周表面上を転が
り動くことができる複数のローラの軸を介して前記主軸
と平行な方向に並んで連結された2枚の平板リングから
なる回転リングを有し、さらに該回転ユニットが、前記
固定リングの外周表面から離間して設けられかつ前記調
整機構に含まれる調整帯を回し掛けるべく外周側に溝を
有するリムと、該回転リングと該リムとを同心的に連結
するべく放射状に適宜の角度にて配置された複数の連結
アームとを有することを特徴とする。
【0013】本発明によるペダリング訓練器の第3の態
様は、上記第2の態様において、前記ペダル連動部材
が、前記回転リングを構成する2枚の平板リングの間に
配置され、さらに該ペダル連動部材の回動範囲を規定す
るべく、前記ペダル取付部材側の平板リング上に前記連
結バーの回動する軌跡に沿った形状の連結バー孔を設け
たことを特徴とする。
【0014】本発明によるペダリング訓練器の第4の態
様は、上記第1〜3のいずれかの態様において、前記ペ
ダルユニットの前記連結バーと前記ペダルシャフトと
が、前記ペダルユニット軸を中心に互いに略反対方向に
配置されることを特徴とする。
【0015】本発明によるペダリング訓練器の第5の態
様は、上記第1〜3のいずれかの態様において、前記ペ
ダルユニットの前記連結バーと前記ペダルシャフトとが
同一の部材により兼用されることを特徴とする。
【0016】本発明によるペダリング訓練器の第6の態
様は、上記第1〜5のいずれかの態様において、前記ペ
ダル連動部材が、少なくとも前記固定ドラム及び前記固
定リングに対して当接可能な部分に制動層を有すること
を特徴とする。
【0017】本発明によるペダリング訓練器の第7の態
様は、少なくとも本体を左右に貫通する主軸について回
転可能でありかつ該本体の左右に各々設けられた一対の
ペダルと、該ペダルの回転時の負荷を調整する調整機構
と、ハンドルと、サドルとを本体上に設けて構成したペ
ダリング訓練器であって、前記一対のペダルの各々を前
記主軸について互いに独立に回転可能とするべく、前記
本体の左右に互いに対称となるべくそれぞれ設けられ、
各々のペダルの回転とそれぞれ一体的に前記主軸につい
て互いに独立に回転可能である一対の回転機構を有する
ことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】図を参照して、本発明の実施の形
態を詳細に説明する。図1は、本発明によるペダリング
訓練器の実施形態の一つを左側面から見た概略図であ
る。以降、ペダリング訓練器のハンドルのある方を前方
としサドルのある方を後方とする。また左右について
は、訓練者がサドルに乗ってハンドルに向かって見た場
合の左右とする。
【0019】本発明によるペダリング訓練器10は、各
構成部品を取付固定するための本体11を中央に設置
し、その両側すなわち左側と右側にそれぞれ独立した回
転機構を設けている。各々の回転機構は、左脚と右脚に
それぞれ適用される。両側の各回転機構は、本体11に
ついて互いに対称となるように取り付けられるが、その
回転運動は全く独立している。すなわち、従来連動して
いた左右のペダルの回転運動を切り離したことが本発明
の特徴の一つである。
【0020】左右の回転機構は対称であるので、図1の
左側面図を用いてその構造を概略的に説明する。ペダリ
ング訓練器10の回転機構すなわち回転ユニット12
は、主軸22を中心として回転するリム14と回転リン
グ16とを有し、リム14と回転リング16とは、適宜
な角度で放射状に配置された複数の連結アーム19によ
り連結され一体的に回転する。主軸は本体11を左右方
向に貫通するように設置されている。リム14はその外
周に溝を有しており、この溝に調整帯50が掛けられて
いる。調整帯の両端は帯調整機構52及び帯固定部56
で固定される。張力の調整のため任意にスプリング58
を挿入してもよい。帯調整機構52は、帯調整レバー5
6を回すことにより調整帯50の張力を変えることがで
きる。調整帯50の張力を変えることによりリムの回転
における負荷を変える。すなわち、調整帯の張力を強く
すればリムの回転が重くなり、張力を弱くすればリムの
回転が軽くなる。調整帯50の材質は、好適にはナイロ
ン等の強靭な合成樹脂である。
【0021】本発明によるペダリング訓練器10は、回
転ユニット12と相互に機能する固定ユニット20(図
1の斜線部分)を有する。固定ユニット20は、回転ユ
ニット12と同心的に設置された固定ドラム25と固定
リング26とからなる。図示の通り、固定ドラム25が
中心に位置し、外側へ向かって、回転リング16、固定
リング26、リム14の順に設置される。回転リング1
6には、回転方向に対して適宜な角度に配置された複数
のローラ17が、ローラ軸18により取り付けられてい
る。これらのローラ17は、回転ユニット12を支持す
るものであり、回転ユニット12の回転時にはこれらの
ローラ17が固定ドラム25の外周表面上を転がり動く
ことにより回転ユニット12を円滑に回転させる。ロー
ラ17と固定リング26との間、及び、固定リング26
とリム14との間は離間している。さらに、回転リング
16には、ペダルユニット30もまた取り付けられる。
そしてペダルユニット30は、ペダル32を含む。後に
詳述するが、ペダル32は、回転リング16に直接取り
付けられてはいないが、ペダル32に対して与える力は
回転リング16に間接的に伝達されて回転ユニット12
を回転させることになる。
【0022】図1のペダリング訓練器10は、他にサド
ル42及びこれを支持するシートフレーム40、並びに
ハンドル60が設けられているが、これらについては従
来と同様である。
【0023】図2は、図1のペダリング訓練器10を前
方から見た正面図である。図示の通り、図1で説明した
回転機構は本体11について左右対称に設けられてい
る。リム14の外側の溝に掛けられた調整帯50は、当
然ながら、左右それぞれの調整機構52により独立に調
整可能である。ペダル32は、ペダル取付部材31に取
り付けられており、ペダル取付部材31が回転リング1
6に取り付けられる。また、図2では、左右のペダルが
主軸に対して反対方向に位置している場合を描いている
が、これらは独立に回転可能であるので各々任意の位置
に存在し得ることは云うまでもない。しかしながら、実
際にこの本発明によるペダリング訓練器10に訓練者が
乗って作動させた場合、人間の脚運動の本質上、自然に
双方のペダルが互いにほぼ180度の角度をなした状態
で動かされることが判明している。
【0024】図3は、図1のペダリング訓練器10の断
面A−Aを示した断面図である。図3を用いて、固定ユ
ニット20及び回転ユニット12の本体への組み付け方
法を説明する。先ず、予め固定ユニット取付板27に固
定ドラム24と固定リング26とを取付ビスにより固定
した後、固定ユニットを本体11の主軸22に通して固
定ユニット取付ボルト29より本体11に固定する。次
に、やはり予め組み立てておいた回転ユニット12を固
定ドラム24と固定リング26との間のスペースにはめ
込む。回転ユニット12の主要な構成要素は、リム1
4、回転リング16、連結アーム19、ローラ17、及
びペダルユニット30である。図示の通り、回転リング
16は、実際には2枚の同形状の平板リングからなる。
本体11に近い方の平板リングを内回転リング16aと
称し、遠い方の平板リングを外回転リング16bと称す
る。ローラ17は、内回転リング16aと外回転リング
16bとの間に渡されたローラ軸18に取り付けられ、
回転ユニット12がはめ込まれるとローラ17は固定ド
ラム24に当接する。
【0025】次に、ローラ17の脱落を防止するために
固定ドラムカバー25を取り付ける。固定ドラムカバー
25は、固定ドラム24よりもやや大きな直径をもつ平
板である。これによってローラ17が外側へ偏って脱落
することを防ぐ。同様に、ローラ17が内側へ偏って内
回転リング16aが取付板27と衝突することを防ぐた
めに、固定ドラム24の外周上の取付板27側に抑止ス
テップ28を設けることが望ましい。抑止ステップ28
は、固定ドラム24と一体的に形成してもよく、またリ
ング状の別の部品としてもよい。
【0026】図3の断面図には、ペダルユニット30の
中央部分の断面が表されている。後に詳述するが、この
部分には、ペダルユニット30のペダル取付部材31、
ペダル連動部材33及びペダルユニット軸35が含まれ
る。ペダルユニット軸35は、内回転リング16a、ペ
ダル連動部材33、外回転リング16b、及びペダル取
付部材31を通っている。
【0027】図4は、1つの固定ユニット20の詳細な
図である。図4(A)の平面図に示す通り、固定ドラム
24の中心の主軸孔22aに対して固定リング26が同
心的に配置されている。固定ドラム24と固定リング2
6とは、ペダルユニット30の摩擦制動のために設けら
れるので、耐久性のある材料が好ましい。成形性や経済
性も考慮すると、鋳物が好適である。図4(B)は、図
4(A)のB−B断面図である。固定ユニット20は、
取付ボルト孔29aを通して本体に強固に取り付けられ
る。これは、主軸22を中心に回転することになるペダ
ルと、本体に固定されるサドルとの位置関係を正確かつ
安定に決定するためである。
【0028】図5は、1つの回転ユニット12の詳細な
図である。図5(A)の平面図に示すように、リム14
と外回転リング16bが、放射状に適宜の角度で配置さ
れた複数の連結アーム19により連結されている。ここ
に示した連結アーム19の形状は平板であるが、任意の
形状でよい。リム14及び回転リング16の材質として
は適宜の鋼が好適である。ローラ17は、両回転リング
間に水平に渡されたローラ軸18に取り付けられる。ロ
ーラ17は、例えば、ゴムのような弾性体からなるタイ
ヤでもよい。回転リング16には、1つのペダルユニッ
ト30を取り付けなければならないので、複数の連結ア
ーム19及び複数のローラ17は、このペダルユニット
30の取り付けられる部分を避けて適宜配置される。1
つの回転ユニット12における連結アーム19及びロー
ラ17の数は4〜6個程度が好適である。また、ローラ
17の作用は、回転リング16を、固定ドラム24と固
定リング26との間に主軸について回転可能に支持する
ことであり、ここに示したローラを用いる以外の他の汎
用的な技術を用いてこの作用を実現してもよい。ペダル
32は、ペダル取付部材31の中央ではなく端に近い位
置にペダルシャフト34を介して取り付けられる。図5
(B)は、図5(A)のC−C断面図である。ペダル3
2はこの断面よりも後方に位置しており、前方から見た
ペダル32の形状を示している。
【0029】図6は、ペダルユニット30部分の展開図
である。ペダルユニット30は、外回転リング16bの
外側に位置するペダル取付部材31と、ペダル取付部材
31に取り付けられたペダル32と、両回転リング16
a、16bの間に位置するペダル連動部材33とから構
成される。ペダル32は、ペダルシャフト34を介して
ペダル取付部材31に取り付けられる。ペダル32は、
ペダルシャフト34を軸として回動自在である。ペダル
取付部材31とペダル連動部材33とは、好適にはほぼ
同形状の平面をもつ平板からなるが厚みは適宜変えても
よい。その平板の平面の形状は、回転リング16の幅と
等しいか又はそれよりもやや狭い短辺と、回転方向に沿
った長辺とをもつ略長方形であり、さらにその長辺は、
回転リングの形状に沿った曲線となっていることが好ま
しい。ペダルユニット軸35は、両部材31、35のほ
ぼ中央部を通るように設けられ、前述の通り、内回転リ
ング16a、ペダル連動部材33、外回転リング16
b、及びペダル取付部材31を通っている。さらに、ペ
ダル取付部材31とペダル連動部材33とは、外回転リ
ング16bを貫通する連結バー36を介して連結されて
いる。連結バー36は、中央のペダルユニット軸35を
挟んでペダルシャフト34の反対側に位置する。
【0030】このようにペダル取付部材31とペダル連
動部材33とが、ペダルユニット軸35及び連結バー3
6により連結されているので、両部材31、33はペダ
ルユニット軸35を軸として一体的に回動可能となる。
さらに、両部材31、33の回動範囲を規定するため
に、外回転リング16bの連結バー孔37は、連結バー
36の回動の軌跡に沿った長孔として形成されている。
したがって、連結バー36は、外回転リング16bの連
結バー孔37内のみで動くことができ、すなわち、両部
材31、33は、角度δの範囲内で回動することができ
る。
【0031】例えば、図6において、ペダル32に下向
きの力が与えられると、ペダル取付部材31及びペダル
連動部材33は、ペダルユニット軸35を軸として時計
回り回動し、連結バー36が連結バー孔37の上端に当
たって止まるという動きが生じる。反対に、ペダル32
に上向きの力が与えられると、ペダル取付部材31及び
ペダル連動部材33は、ペダルユニット軸35を軸とし
て逆時計回り回動し、連結バー36が連結バー孔37の
下端に当たって止まるという動きが生じる。
【0032】さらに、ペダル連動部材33の周囲には、
制動層38が設けられている。制動層38は、ペダル連
動部材33が回動したときに、前述の固定ドラム24の
外周表面及び固定リング26の内周表面に接することに
よる摩擦力にて回転ユニット12の回転を抑制するため
のものである。したがって制動層38は、基本的には滑
り止めとして作用する材質であればよく、ゴム等の弾性
体が好適であるが、さらに耐磨耗性のある材料であれば
最適である。この実施形態では、制動層38がペダル連
動部材33の周囲全体を覆っているが、もちろん、固定
ドラム24又は固定リング26に接する可能性のある部
分を少なくとも覆っていれば十分であることは云うまで
もない。また、この接する可能性のある部分は、ペダル
連動部材33の各頂点付近であるので、耐磨耗性を考慮
してペダル連動部材33の各頂点に丸みを設けることが
非常に望ましい。
【0033】図7は、ペダルユニット30が回転ユニッ
ト12の制動機構として作用する仕組みを説明するため
の図である。図7では、ペダルが最高点にある場合を例
として示す。図7(A)は、理想的なペダリングが行わ
れている場合のペダル連動部材33の位置を示してい
る。すなわちペダルへ加わる力Fが回転方向に向いてい
るので、ペダル連動部材33の向きは正常であり回転リ
ング16と並行している。また、ペダル連結バー36
は、連結バー孔37のほぼ中央に位置している。これに
対し、図7(B)では、ペダルへ加わる力Fが回転方向
よりも上方に向いてしまった場合を示している。このと
き、力Fの上方への成分F1が働くために、ペダル連動
部材33がペダルユニット軸35を軸として時計回りに
回動する。そしてペダル連結バー36は、連結バー孔3
7のほぼ下端まで移動する。その結果、ペダル連動部材
の33の左上部分P点にて制動層38が固定リング26
の内周表面に接し、同時に右下部分Q点にて制動層38
が固定ドラム24の外周表面に接する。この接触による
摩擦力のために、回転ユニット12は回転を抑止しよう
とする制動力を受ける。また、図7(C)では、ペダル
へ加わる力Fが回転方向よりも下方に向いてしまった場
合を示している。このとき、力Fの下方への成分F2が
働くペダル連動部材33がペダルユニット軸35を軸と
して逆時計回りに回動する。そしてペダル連結バー36
は、連結バー孔37のほぼ上端まで移動する。その結
果、ペダル連動部材の33の右上部分P点にて制動層3
8が固定リング26の内周表面に接し、同時に左下部分
Q点にて制動層38が固定ドラム24の外周表面に接す
る。この接触による摩擦力のために、回転ユニット12
は回転を抑止しようとする制動力を受ける。
【0034】図7(B)及び図7(C)で示された状態
のとき、回転ユニット12に対して制動力が働くと、ペ
ダリングを行っている訓練者はペダルが重くなったと感
じる。そして、ペダルへ加える力Fの方向を、上記の制
動力が働かないような方向へ修正しようとする。すなわ
ち、訓練者は、力Fの方向を図7(A)に示した理想的
な方向へと修正する。力Fの方向の修正が行われたなら
ば、ペダルが軽くなる結果、訓練者は力Fの方向が正し
い方向に修正されたことを感知する。
【0035】上記のペダル連動部材33と固定ドラム2
4及び固定リング26による制動作用は、回転ユニット
12の回転を停止させることが目的ではなく、訓練者に
対して負荷が重くなったことを感知させることが目的で
ある。したがって、連結バー孔37の形状により規定さ
れる連動部材33の回動範囲は、その上端又は下端に連
結バーがある状態のときに、回転ユニット12を急停止
させてしまわない程度の適度な制動力が働くように決定
することが重要である。
【0036】図8は、ペダルが様々なクランク角度にあ
るときに、理想的なペダリングが行われている様子を示
す図である。矢印はペダルへ加わる力の方向を示してい
る。いずれの位置にあるときも力は回転ユニットの回転
方向を向いている。ここで注記するが、ペダルへ加わる
力とはペダルシャフトへかかる力であって、ペダルの足
載せ部分の向きについては、一般的に、常に一定となる
ようにすることが好ましいとされている。
【0037】図9は、ペダルユニットの別の実施形態を
示す図である。図9に示したペダルユニット230は、
ペダル取付部材231とペダル連動部材233とを連結
する連結バー236がペダルシャフトを兼ねている点が
図6の実施形態とは異なっている。しかしながら、図6
の態様と全く同様の作用が得られる。この実施形態にお
いても、ペダルシャフトすなわち連結バー236に加わ
る力の方向に依存して、ペダル連動部材233がペダル
ユニット軸235を軸として回動することができる。そ
の回動範囲は、外回転リング216bに設けられた連結
バー孔237より規定される。
【0038】尚、以上説明した本発明によるペダリング
訓練器の実施形態は、本発明の本質的な原理を示したも
のであって、軸やシャフト機構あるいはデザイン的な要
素等の実際の詳細な設計は、本発明の原理を実現するべ
く汎用的な技術を利用して決定されるものである。例え
ば、軸やシャフトには適宜ベアリング、ワッシャ、ナッ
ト等が挿入されるが、上記の説明においては省略してい
る。
【0039】
【発明の効果】このように、本発明によるペダリング訓
練器においては、理想的なペダリングが行われていない
場合に、そのことを訓練者が即座に感知することがで
き、意識的にペダリングを修正し、さらに、ペダリング
が修正されたこともまた即座に感知することができる。
この感知は、実際にペダルを回転させている訓練者自身
の脚部の感覚によるので、非常に直接的感覚として認知
されるものである。これは、例えば、センサ等により力
Fの方向を検出して、それを視覚的又は聴覚的標示によ
り訓練者に示すような間接的方法に比べれば遥かに効果
的であることは明らかであろう。
【0040】また、本発明によるペダリング訓練器は、
左右の脚部に適用する各機構を完全に独立させたので、
一方の脚が他方の脚に依存して休息してしまう状態は起
こり得ず、各々の脚について十分な訓練効果が得られ
る。
【0041】このような画期的な矯正機能を有するペダ
リング訓練器を用いることにより、訓練者は正しい効率
的なペダリングを修得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるペダリング訓練器の実施形態の一
つを左側面から見た概略図である。
【図2】図1のペダリング訓練器10を前方から見た正
面図である。
【図3】図1のペダリング訓練器の断面A−Aを示した
断面図である。
【図4】本発明によるペダリング訓練器における固定ユ
ニットの詳細な図である。
【図5】本発明によるペダリング訓練器における左右一
対の回転ユニットのうち、1つの回転ユニットの詳細な
図である。
【図6】本発明によるペダリング訓練器において、ペダ
ルユニット部分の展開図である。
【図7】本発明によるペダリング訓練器において、ペダ
ルユニットが回転ユニットの制動機構として作用する仕
組みを説明するための図である。
【図8】本発明によるペダリング訓練器において、ペダ
ルが様々なクランク角度にあるときに、理想的なペダリ
ングが行われている様子を示す図である。
【図9】本発明によるペダリング訓練器におけるペダル
ユニットの別の実施形態を示す図である。
【図10】従来のペダリング訓練器の一例について、そ
の主要部のみを示した概略図である。
【図11】ペダリング時の各ペダル位置における、ペダ
ルにかかる力の大きさ及び方向をベクトルF(実線の矢
印)で表した図である。
【符号の説明】
10 ペダリング訓練器 11 本体 12 回転ユニット 14 リム 16 回転リング 16a 内回転リング 16b 外回転リング 17 ローラ 18 ローラ軸 19 連結アーム 20 固定ユニット 22 主軸 24 固定ドラム 25 固定ドラムカバー 26 固定リング 27 固定ユニット取付板 28 抑止ステップ 29 固定ユニット取付ボルト 30 ペダルユニット 31 ペダル取付部材 32 ペダル 33 ペダル連動部材 34 ペダルシャフト 35 ペダルユニット軸 36 連結バー 37 連結バー孔 38 制動層 40 シートフレーム 42 サドル 50 調整帯 52 帯調整機構 54 帯固定部 58 スプリング 56 帯調整レバー 60 ハンドル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、本体を左右に貫通する主軸
    について回転可能でありかつ該本体の左右に各々設けら
    れた一対のペダルと、該ペダルの回転時の負荷を調整す
    る調整機構と、ハンドルと、サドルとを本体上に設けて
    構成したペダリング訓練器であって、 前記主軸を中心軸として設置された固定ドラムと、該固
    定ドラムの外周表面から所定の間隔をおいて対向する内
    周表面をもち該固定ドラムと同心的に設けられる固定リ
    ングとからなる固定ユニット;前記一対のペダルの各々
    を前記主軸について互いに独立に回転可能とするべく、
    前記本体の左右に互いに対称となるべくそれぞれ設けら
    れ、各々が前記固定ドラムと前記固定リングとの間に配
    置されるリング状部分を少なくとも有しかつ前記主軸に
    ついて互いに独立して回転可能である一対の回転ユニッ
    ト;及び、 前記回転ユニットの各々について前記リング状部分を前
    記主軸と平行な方向に貫通するペダルユニット軸と、該
    ペダルユニット軸について回動可能でありかつ前記ペダ
    ルを取り付けるためのペダルシャフトを備えるペダル取
    付部材と、該ペダルユニット軸について回動可能であっ
    て前記ペダル取付部材の回動と連動するべく該ペダル取
    付部材と連結バーにより連結されかつ前記固定ドラムと
    前記固定リングとの間に配置されるペダル連動部材とを
    備えるペダルユニット;を有し、 前記ペダルへ加わる力の方向に依存して前記ペダル取付
    部材が前記ペダルユニット軸について回動するとき、該
    ペダル取付部材と連動する前記ペダル連動部材が前記固
    定ドラム及び前記固定リングに当接することにより生じ
    る摩擦力のために前記回転ユニットが制動を受けること
    を特徴とするペダリング訓練器。
  2. 【請求項2】 前記回転ユニットの前記リング状部分
    が、前記固定ドラムの外周表面上を転がり動くことがで
    きる複数のローラの軸を介して前記主軸と平行な方向に
    並べて連結された2枚の平板リングからなる回転リング
    を有し、さらに該回転ユニットが、前記固定リングの外
    周表面から離間して設けられかつ前記調整機構に含まれ
    る調整帯を回し掛けるべく外周側に溝を有するリムと、
    該回転リングと該リムとを同心的に連結するべく放射状
    に適宜の角度にて配置された複数の連結アームとを有す
    ることを特徴とする請求項1に記載のペダリング訓練
    器。
  3. 【請求項3】 前記ペダル連動部材が、前記回転リング
    を構成する2枚の平板リングの間に配置され、さらに該
    ペダル連動部材の回動範囲を規定するべく、前記ペダル
    取付部材側の平板リング上に前記連結バーの回動する軌
    跡に沿った形状の連結バー孔を設けたことを特徴とする
    請求項2に記載のペダリング訓練器。
  4. 【請求項4】 前記ペダルユニットの前記連結バーと前
    記ペダルシャフトとが、前記ペダルユニット軸を中心に
    互いに略反対方向に配置されることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載のペダリング訓練器。
  5. 【請求項5】 前記ペダルユニットの前記連結バーと前
    記ペダルシャフトとが同一の部材により兼用されること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のペダリン
    グ訓練器。
  6. 【請求項6】 前記ペダル連動部材が、少なくとも前記
    固定ドラム及び前記固定リングに対して当接可能な部分
    に制動層を有することを特徴とする請求項1〜5のいず
    れかに記載のペダリング訓練器。
  7. 【請求項7】 少なくとも、本体を左右に貫通する主軸
    について回転可能でありかつ該本体の左右に各々設けら
    れた一対のペダルと、該ペダルの回転時の負荷を調整す
    る調整機構と、ハンドルと、サドルとを本体上に設けて
    構成したペダリング訓練器であって、 前記一対のペダルの各々を前記主軸について互いに独立
    に回転可能とするべく、前記本体の左右に互いに対称と
    なるべくそれぞれ設けられ、各々のペダルの回転とそれ
    ぞれ一体的に前記主軸について互いに独立に回転可能で
    ある一対の回転機構を有することを特徴とするペダリン
    グ訓練器。
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