JPH0937707A - ソーセージ充填機におけるノズル装置 - Google Patents
ソーセージ充填機におけるノズル装置Info
- Publication number
- JPH0937707A JPH0937707A JP21526795A JP21526795A JPH0937707A JP H0937707 A JPH0937707 A JP H0937707A JP 21526795 A JP21526795 A JP 21526795A JP 21526795 A JP21526795 A JP 21526795A JP H0937707 A JPH0937707 A JP H0937707A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- delivery pipe
- raw material
- filling
- pressure
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- Pending
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- Processing Of Meat And Fish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 練り肉原料の充填作業を停止すると、これに
応答してノズルの後端開口部を閉じ、充填作業中は開い
ているバブル装置を備えたソーセージ充填機におけるノ
ズル装置を提供すること。 【解決手段】 練り肉等の原料Ｍをポンプにより送出管
１に圧送し、該送出管１に連設したノズル３から吐出し
て管状のケーシング４に充填するソーセージ充填機にお
いて、送出管１内の先端部分にバルブ装置１０が配設さ
れている。バルブ装置１０の弁体１１が、ノズル３の後
端開口部３ｂを閉じるようにばね手段１３により付勢さ
れていると共に、送出管１に圧送されてくる原料Ｍの圧
力でばね手段１３に抗して弁体１１が開き位置に移動す
るように構成されている。
応答してノズルの後端開口部を閉じ、充填作業中は開い
ているバブル装置を備えたソーセージ充填機におけるノ
ズル装置を提供すること。 【解決手段】 練り肉等の原料Ｍをポンプにより送出管
１に圧送し、該送出管１に連設したノズル３から吐出し
て管状のケーシング４に充填するソーセージ充填機にお
いて、送出管１内の先端部分にバルブ装置１０が配設さ
れている。バルブ装置１０の弁体１１が、ノズル３の後
端開口部３ｂを閉じるようにばね手段１３により付勢さ
れていると共に、送出管１に圧送されてくる原料Ｍの圧
力でばね手段１３に抗して弁体１１が開き位置に移動す
るように構成されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、練り肉等の原料を
ケーシングに充填するソーセージ充填機に関し、特に原
料が吐出されるノズル装置に係るものである。
ケーシングに充填するソーセージ充填機に関し、特に原
料が吐出されるノズル装置に係るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のソーセージ充填機は、図
２に示すように、練り肉等のペースト状原料がポンプに
より圧送されてくる送出管１と、該送出管１の先端に連
結金具２を介して連結されたノズル３とを備えており、
ノズル３の外周部に装着した襞寄せされている管状ケー
シング４をノズル３から間欠的に吐出される練り肉等の
原料Ｍによって順次引き出し、引き出されたケーシング
３に練り肉等の原料Ｍを充填したのち、ケーシング３を
捻転させて所定量のソーセージが連鎖状に製造されるよ
うになっている。
２に示すように、練り肉等のペースト状原料がポンプに
より圧送されてくる送出管１と、該送出管１の先端に連
結金具２を介して連結されたノズル３とを備えており、
ノズル３の外周部に装着した襞寄せされている管状ケー
シング４をノズル３から間欠的に吐出される練り肉等の
原料Ｍによって順次引き出し、引き出されたケーシング
３に練り肉等の原料Ｍを充填したのち、ケーシング３を
捻転させて所定量のソーセージが連鎖状に製造されるよ
うになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のソ
ーセージ充填機では、充填作業を停止したとき、送出管
１に供給されている練り肉等の原料Ｍの残圧でノズル３
先端から原料Ｍが流出し、図示のように部分的に引き出
されたケーシング４に溜って、所謂肉だれ５が発生す
る。このため充填作業を再開する毎に作業者が肉だれ５
を手で引きちぎって除去しなければ充填作業に支障を来
すという問題があった。特に、送出管１が長いソーセー
ジ充填機ほどこの傾向が大きい。
ーセージ充填機では、充填作業を停止したとき、送出管
１に供給されている練り肉等の原料Ｍの残圧でノズル３
先端から原料Ｍが流出し、図示のように部分的に引き出
されたケーシング４に溜って、所謂肉だれ５が発生す
る。このため充填作業を再開する毎に作業者が肉だれ５
を手で引きちぎって除去しなければ充填作業に支障を来
すという問題があった。特に、送出管１が長いソーセー
ジ充填機ほどこの傾向が大きい。
【０００４】本発明は、上記問題点を解決することを目
的としてなされたもので、充填作業を停止すると、これ
に応答して前記ノズルの後端開口部を閉じ、充填作業中
は開いているバブル装置を備えたソーセージ充填機にお
けるノズル装置を提供する。
的としてなされたもので、充填作業を停止すると、これ
に応答して前記ノズルの後端開口部を閉じ、充填作業中
は開いているバブル装置を備えたソーセージ充填機にお
けるノズル装置を提供する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるノズル装置は、練り肉等の原料をポン
プにより送出管に圧送し、該送出管に連設したノズルか
ら吐出してケーシングに充填するソーセージ充填機にお
いて、前記送出管内の先端部分にバルブ装置が配設さ
れ、前記バルブ装置の弁体が、前記ノズルの後端開口部
を閉じるようにばね手段により付勢されていると共に、
前記送出管に圧送されてくる前記原料の圧力で前記ばね
手段に抗して前記弁体が開き位置に移動するように構成
されている。
に、本発明によるノズル装置は、練り肉等の原料をポン
プにより送出管に圧送し、該送出管に連設したノズルか
ら吐出してケーシングに充填するソーセージ充填機にお
いて、前記送出管内の先端部分にバルブ装置が配設さ
れ、前記バルブ装置の弁体が、前記ノズルの後端開口部
を閉じるようにばね手段により付勢されていると共に、
前記送出管に圧送されてくる前記原料の圧力で前記ばね
手段に抗して前記弁体が開き位置に移動するように構成
されている。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【０００７】図１は、本発明によるノズル装置を備えた
ソーセージ充填機の要部を示しており、図示しないポン
プにより練り肉原料Ｍが圧送されてくる送出管１と、該
送出管１の先端に連結金具２を介して連結されたノズル
３とを備え、壁寄せされている管状ケーシング４がノズ
ル３の外周部に装着される構成は、図２に示した従来装
置と同じであるが、送出管１内の先端部分にバルブ装置
１０が配設されている。
ソーセージ充填機の要部を示しており、図示しないポン
プにより練り肉原料Ｍが圧送されてくる送出管１と、該
送出管１の先端に連結金具２を介して連結されたノズル
３とを備え、壁寄せされている管状ケーシング４がノズ
ル３の外周部に装着される構成は、図２に示した従来装
置と同じであるが、送出管１内の先端部分にバルブ装置
１０が配設されている。
【０００８】バルブ装置１０は、有底の筒状体からなる
弁体１１と、該弁体１１を嵌装して軸方向へ移動可能に
支持する支持筒１２と、該支持筒１２に内装された押し
ばね１３と、支持筒１２の後部に螺着された調整ねじ１
４とを含んでいる。支持筒１２は、外周部にフランジ状
の取付けブラケット１５を有し、該取付けブラケット１
５を連結金具２の後端部に嵌装固定して送出管１内の先
端部分に軸線に沿って設けられ、ノズル３と同軸上に配
置されている。取付けブラケット１５には練り肉原料Ｍ
が通過する通孔１６が設けられている。弁体１１は、支
持筒１２に嵌装される後半部分が径大になっていて、中
間部位に環状の受圧部１７が形成されていると共に、後
端が支持筒１２内の中間部位に設けられた係止段部１８
に当接するまで後方へ移動可能になっており、常時は押
しばね１３により前方へ付勢されてノズル３の後端開口
３ｂを閉じるようになっている。押しばね１３は弁体１
１の中空穴１９に挿嵌され、後端が調整ねじ１４の先端
面に当接して支持されており、調整ねじ１４を軸方向へ
変位させることによって押しばね１３のばね圧を調節で
きるようになっている。図中２０は調整ねじ１４の止め
ナットである。
弁体１１と、該弁体１１を嵌装して軸方向へ移動可能に
支持する支持筒１２と、該支持筒１２に内装された押し
ばね１３と、支持筒１２の後部に螺着された調整ねじ１
４とを含んでいる。支持筒１２は、外周部にフランジ状
の取付けブラケット１５を有し、該取付けブラケット１
５を連結金具２の後端部に嵌装固定して送出管１内の先
端部分に軸線に沿って設けられ、ノズル３と同軸上に配
置されている。取付けブラケット１５には練り肉原料Ｍ
が通過する通孔１６が設けられている。弁体１１は、支
持筒１２に嵌装される後半部分が径大になっていて、中
間部位に環状の受圧部１７が形成されていると共に、後
端が支持筒１２内の中間部位に設けられた係止段部１８
に当接するまで後方へ移動可能になっており、常時は押
しばね１３により前方へ付勢されてノズル３の後端開口
３ｂを閉じるようになっている。押しばね１３は弁体１
１の中空穴１９に挿嵌され、後端が調整ねじ１４の先端
面に当接して支持されており、調整ねじ１４を軸方向へ
変位させることによって押しばね１３のばね圧を調節で
きるようになっている。図中２０は調整ねじ１４の止め
ナットである。
【０００９】図１は、送出管１に練り肉原料Ｍを圧送す
るポンプ（図示せず）の駆動を止め、充填作業を停止し
ている状態を示している。この状態では、押しばね１３
により前方へ付勢されている弁体１１がノズル３の後端
開口３ｂを閉じているので、送出管１内の原料Ｍの残圧
によってノズル３の先端開口３ａから原料Ｍが流れ出す
おそれはない。
るポンプ（図示せず）の駆動を止め、充填作業を停止し
ている状態を示している。この状態では、押しばね１３
により前方へ付勢されている弁体１１がノズル３の後端
開口３ｂを閉じているので、送出管１内の原料Ｍの残圧
によってノズル３の先端開口３ａから原料Ｍが流れ出す
おそれはない。
【００１０】一方、前記ポンプを駆動して充填作業が開
始されると、送出管１に圧送されてくる原料Ｍの圧力が
弁体１１の環状受圧部１７に作用し、押しばね１３に抗
して弁体１１をその後端が係止段部１８に当接するスト
ローク長さＬだけ後方へ移動させる。この弁体１１の後
退移動によって、ノズル３の後端開口３ｂが開かれ、送
出管１からノズル３に供給される原料Ｍがノズル３の先
端開口３ａから吐出してケーシング４に充填される。以
下、上記同様の作動を繰り返す。
始されると、送出管１に圧送されてくる原料Ｍの圧力が
弁体１１の環状受圧部１７に作用し、押しばね１３に抗
して弁体１１をその後端が係止段部１８に当接するスト
ローク長さＬだけ後方へ移動させる。この弁体１１の後
退移動によって、ノズル３の後端開口３ｂが開かれ、送
出管１からノズル３に供給される原料Ｍがノズル３の先
端開口３ａから吐出してケーシング４に充填される。以
下、上記同様の作動を繰り返す。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ポンプにより原料を圧送する送出管内の先端部分に配設
されたバルブ装置の弁体が、ノズルの後端開口部を閉じ
るようにばね手段で付勢されていると共に、前記送出管
に圧送されてくる前記原料の圧力で前記ばね手段に抗し
て前記弁体が開き位置に移動するように構成されている
ので、充填作業を停止すると、自動的に前記ノズルの後
端開口部が閉じられ、前記ノズルの先端開口からの肉だ
れを確実に防止できる一方、充填作業を開始すると、自
動的に前記ノズルの後端開口部が開かれ、原料を送出管
からノズルを通じて連続的に供給することができる。
ポンプにより原料を圧送する送出管内の先端部分に配設
されたバルブ装置の弁体が、ノズルの後端開口部を閉じ
るようにばね手段で付勢されていると共に、前記送出管
に圧送されてくる前記原料の圧力で前記ばね手段に抗し
て前記弁体が開き位置に移動するように構成されている
ので、充填作業を停止すると、自動的に前記ノズルの後
端開口部が閉じられ、前記ノズルの先端開口からの肉だ
れを確実に防止できる一方、充填作業を開始すると、自
動的に前記ノズルの後端開口部が開かれ、原料を送出管
からノズルを通じて連続的に供給することができる。
【図１】本発明に係るノズル装置を備えたソーセージ充
填機の要部を示す縦断面図である。
填機の要部を示す縦断面図である。
【図２】従来装置の要部を示す縦断面図である。
１ 送出管 ２ 連結金具 ３ ノズル ４ 筒状ケーシング １０ バルブ装置 １１ 弁体 １２ 支持筒 １３ 押しばね １４ 調整ねじ １５ 取付けブラケット １７ 受圧部
Claims (1)
- 【請求項１】 練り肉等の原料をポンプにより送出管に
圧送し、該送出管に連設したノズルから吐出してケーシ
ングに充填するソーセージ充填機において、 前記送出管内の先端部分にバルブ装置が配設され、 前記バルブ装置の弁体が、前記ノズルの後端開口部を閉
じるようにばね手段により付勢されていると共に、前記
送出管に圧送されてくる前記原料の圧力で前記ばね手段
に抗して前記弁体が開き位置に移動するように構成され
ているソーセージ充填機におけるノズル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21526795A JPH0937707A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | ソーセージ充填機におけるノズル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21526795A JPH0937707A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | ソーセージ充填機におけるノズル装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0937707A true JPH0937707A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16669485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21526795A Pending JPH0937707A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | ソーセージ充填機におけるノズル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0937707A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017104093A (ja) * | 2015-12-07 | 2017-06-15 | アルベルト ハントマン マシネンファブリク ゲーエムベーハー ウント ツェーオー．カーゲー | ソーセージスリーブを充填する方法および装置 |
-
1995
- 1995-07-31 JP JP21526795A patent/JPH0937707A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017104093A (ja) * | 2015-12-07 | 2017-06-15 | アルベルト ハントマン マシネンファブリク ゲーエムベーハー ウント ツェーオー．カーゲー | ソーセージスリーブを充填する方法および装置 |
| US10085460B2 (en) | 2015-12-07 | 2018-10-02 | Albert Handtmann Maschinenfabrik Gmbh & Co. Kg | Method and device for filling of sausage sleeves |
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