JPH0935407A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JPH0935407A
JPH0935407A JP7183830A JP18383095A JPH0935407A JP H0935407 A JPH0935407 A JP H0935407A JP 7183830 A JP7183830 A JP 7183830A JP 18383095 A JP18383095 A JP 18383095A JP H0935407 A JPH0935407 A JP H0935407A
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JP
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magnetic disk
magnetic
magnetic head
head
medium
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JP7183830A
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Inventor
Tomoyoshi Aida
倫佳 合田
Fuminobu Maruyama
文信 丸山
Masayuki Suzuki
正之 鈴木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/60Fluid-dynamic spacing of heads from record-carriers
    • G11B5/6005Specially adapted for spacing from a rotating disc using a fluid cushion
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/62Record carriers characterised by the selection of the material
    • G11B5/72Protective coatings, e.g. anti-static or antifriction
    • G11B5/727Inorganic carbon protective coating, e.g. graphite, diamond like carbon or doped carbon
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    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/74Record carriers characterised by the form, e.g. sheet shaped to wrap around a drum
    • G11B5/82Disk carriers
    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/84Processes or apparatus specially adapted for manufacturing record carriers
    • G11B5/8408Processes or apparatus specially adapted for manufacturing record carriers protecting the magnetic layer

Abstract

(57)【要約】 【目的】規則性のある突起を具する媒体を用いた磁気デ
ィスク装置の低浮上、高信頼性を図る。 【構成】突起間隔に規則性のある媒体3と特定共振周波
数を持つ磁気ヘッド2と媒体とヘッドに相対速度を発生
させる回転部1と磁気ヘッドの位置を移動させるアクチ
ュエ−タ4とアクチュエ−タと回転部を制御するコント
ロ−ル部によって構成される磁気ディスク装置におい
て、前記磁気ヘッドが媒体の突起によって引き起こされ
る共振を与えないように式(数3)で表される関係にお
いてコントロ−ル部が制御を行なう。 【効果】ヘッド浮上安定性が可能となり、低浮上で高信
頼性の磁気ディスク装置を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報記録用磁気ディス
ク装置に係り、特に信頼性に良好で、優れた高記録密度
記録特性を具備する磁気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の磁気ディスク装置は、高記録密度
化を進めていく上で磁気ヘッドの浮上量が年々低下して
おり、また、磁気ヘッドが形成されるスライダの小型化
も年々進められている。例えば磁気ヘッドのスライダの
サイズは、従来型のスライダから70%スライダ、50
%スライダ、さらにはより小さなスライダへと移行して
きている。
【0003】しかしこのような磁気ディスク装置は、磁
気ヘッドの浮上中に、高速に回転する磁気ディスクへ接
触する可能性が高まり、特に、浮上時の磁気ヘッドの振
動により、磁気ディスクに損傷を与える恐れがある。特
開平7―65566号公報には、支持部材までも含めた
磁気ヘッドの固有振動数と磁気ディスク装置に装着した
ときの磁気ディスクの固有振動数とを一致させないよう
にする点が記載されている。具体的には、磁気ヘッドス
ライダのコアの質量やサスペンション材質等、磁気ディ
スクでは基板の材質などを適正化するとよい旨記載され
ている。
【0004】一方、このような高記録密度及び高信頼性
を求められた磁気ディスク装置に適用される磁気ディス
ク媒体として、従来からAl(アルミ)基板にテクスチ
ャ処理を施した媒体を用いることが知られている。ま
た、さらなる高記録密度に対応し、高信頼性を得るため
に、特に低浮上、耐衝撃性の観点からガラス基板を採用
する磁気デイスク装置も知られている。
【0005】この様な磁気ディスクの基板上にテクスチ
ャと呼ばれる同心円もしくはクロスした溝を形成する従
来の方法に代って、特開平6−111293号公報に示
されているようにエッチングによって基板上に突起を形
成する方法や、特開平6−111294号公報に示され
ているようにフォトリソ加工によって突起状のパターン
を規定し、磁気ヘッドとの吸着特性や摺動耐久性を改善
させ磁気ヘッドの低浮上化をもたらす技術がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記のエッチングやフ
ォトリソ加工を用いた媒体を搭載した磁気ディスク装置
のうち、媒体表面の突起に規則性を持つ円板を用いて検
討を行なった結果、磁気ヘッドの持つ共振周波数と円板
の回転数および磁気ヘッドの浮上位置に一定の関係が発
生したときに、磁気ヘッドが共振を始め安定な浮上がで
きないことがわかった。
【0007】磁気ヘッドにAEセンサもしくはピエゾ素
子を貼って磁気ヘッドの感ずる振動を測定したところ、
等間隔の突起を形成した媒体で測定を行なった時に媒体
一周上に4か所のヘッドのうなりが観察された。また、
媒体とヘッドの相対速度を増加させた場合にうなりの発
生する相対速度の整数倍の相対速度にて、うなりが発生
した。
【0008】この現象は、媒体表面にある規則的な突起
間隔lとスライダの大きさ、材料から決まるスライダの
共振周波数fと相対速度vの関係で次式のように表され
る。
【0009】
【数2】
【0010】したがって、規則性のある突起を備えてあ
る媒体上で低浮上でヘッドが浮上する時、ヘッドに不安
定な振動が発生し、ヘッドと媒体が相対速度を持ったま
ま接触し、保護膜および磁性膜を破壊する可能性があ
る。また、少なくとも媒体上の一部で本関係が成り立て
ば、その位置でヘッドに振動が起こり保護膜および磁性
膜を破壊することがある。
【0011】特開平6−111293号公報や特開平6
−111294号公報には、磁気ディスク媒体上に規則
性を有した突起をもつ磁気ディスクを装置に適用したと
きの問題点について何等考慮されていない。また、特開
平7―65566号公報には、磁気ディスクの固有振動
数について指摘しているが、磁気ディスクの基板の材質
などを適正化するとよい旨しか記載されておらず、磁気
ディスク媒体表面に設けられた特定の規則を有する突起
によって生じる磁気ヘッドの共振現象について何等検討
されておらず、ましてやその問題を解決する具体的手段
については示唆すらない。
【0012】上記の問題を解決するために本願発明の目
的は、基板もしくは媒体表面もしくはその中間層中に形
成された突起が、等間隔もしくはその配列が規則的であ
る磁気記録媒体を用いた磁気ディスク装置において、高
信頼性を確保し、高密度記録に適合できる磁気ディスク
装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の磁気磁気ディスク装置は以下のように構成
するものである。
【0014】(1)磁気記録に用いられる磁気記録用媒
体と磁気記録ヘッドと前記媒体とヘッドに相対速度を発
生させる回転部とヘッドの位置を移動させるアクチュエ
−タおよびアクチュエ−タと回転部を制御するためのコ
ントロ−ラで少なくとも構成される磁気ディスク装置に
おいて、前記媒体表面の突起間隔が規則的に具されてい
る媒体を用いて、前記媒体の突起と前記ヘッドによって
引き起こされる共振発生条件式(数2)から外れるよう
にコントロ−ラによってスピンドル回転数もしくはアク
チュエ−タ位置もしくはその両方を制御することによっ
て磁気ヘッドの安定浮上を実現することができる。この
時、回転部で発生するヘッド、媒体の相対速度は一定速
度のみならず可変の場合もよく、共振する条件外であれ
ばよい。
【0015】(2)さらに、前記磁気ヘッドのスライダ
材を高共振周波数材料もしくは低共振周波数材料または
スライダ寸法と材料との組み合わせで共振周波数を設定
し式(数2)を満たさないようにすることにより、磁気
ヘッドの浮上安定性を図る。
【0016】(3)また、媒体表面の規則性ある突起間
隔を式(数2)以外に設定する磁気記録媒体を用いて磁
気ディスク装置を構成することにより、安定した浮上を
可能にする。
【0017】
【作用】
(1)本発明によれば、磁気記録に用いられる磁気ディ
スク媒体と磁気記録ヘッドと磁気ディスク媒体とヘッド
に相対速度を発生させる回転部とヘッドの位置を移動さ
せるアクチュエ−タおよびアクチュエ−タと回転部を制
御するためのコントロ−ラで少なくとも構成される磁気
ディスク装置のうち、前記媒体表面の突起間隔が規則的
に具されているものにおいて、ヘッドにうなりを起こさ
ないようにするために、前記媒体の突起間隔lと前記ヘ
ッドの共振周波数fと相対速度vの関係が次式で表され
るように、アクチュエ−タと回転部をコントロ−ルす
る。
【0018】
【数3】
【0019】この場合、一定の相対速度や可変された相
対速度においても磁気ヘッドの共振は起こらず、磁気ヘ
ッドの安定浮上を実現することができる。
【0020】さらに、磁気ディスク装置の回転数を磁気
ヘッド、具体的には磁気ヘッド素子を搭載する磁気ヘッ
ドスライダの共振が発生しない回転数に設定すること、
すなわち磁気ヘッドスライダの共振周波数以外の整数倍
もしくは1/(整数倍)以外にすることにより磁気ヘッ
ドの共振を抑え安定浮上を実現することができ、信頼性
の高く高密度記録に適した磁気ディスク装置とすること
ができる。このとき、磁気ヘッドのスライダの共振周波
数と磁気ディスクの突起に関して、それぞれに共振を起
こさないようにあえて設定するまでもなく、少なくとも
磁気ディスクの回転数が式(数3)を満たすように制御
されればよい。
【0021】(2)磁気ヘッドのスライダ材を高共振周
波数材料もしくは低共振周波数材料またはスライダ寸法
と材料との組み合わせで最適な共振周波数を設定し式
(数3)を満たすことで磁気ヘッドのスライダの共振を
抑え安定浮上を実現することができる。このとき、共振
周波数は設定値に対して±15%までは共振を起こすた
め、少なくとも±15%以上異なる共振周波数に設定す
ることが望ましい。また、磁気ヘッドをアクチュエータ
に支持させるための磁気ヘッド支持機構、具体的には、
磁気ヘッドスライダをある程度自由度をもたせて固定す
るジンバルと、磁気ヘッド及びジンバルを支持しアクチ
ュエータに接続させるロードアーム、及び磁気ヘッドと
信号処理部とを電気的に接続する信号伝達部、が有する
共振周波数と磁気ヘッド及びスライダが有する共振周波
数を式(数3)に入れて磁気ディスクの回転を制御する
ことは望ましい。
【0022】(3)さらに、媒体上の突起間隔lを式
(数3)に設定すること、すなわち突起間隔lを十分に
大きくするか、もしくは十分に小さくするか、もしくは
連続的に一定条件下で突起間隔を変化させて、共振周波
数に合致しない突起間隔にすることによって、磁気ディ
スク装置を構成することで磁気ヘッドの安定浮上を実現
することができる。この場合、突起間隔は望ましくは
0.005μm以上、さらに望ましくは0.1μmの突
起間隔であり、突起高さは少なくとも3nm以上である
ことが望ましい。このとき、突起高さの分布は摺動信頼
性を確保する範囲であればよく、特定の高さ規定はな
い。また、等間隔の突起間隔においては、設定値に対し
て円周方向、すなわち磁気ヘッドと相対的な磁気ディス
クの走行方向に対して±15%までのバラツキは許容範
囲である。さらに、突起間隔が変化する媒体において
は、その間隔の一部が共振条件に合致しなければヘッド
の共振は起こらないために、式(数3)を満たす条件で
あれば突起間隔は何れの距離でもよい。ただし、ヘッド
共振周波数の±15%以外にすることが必要である。さ
らにシーク時に磁気ヘッドが移動するときにも式(数
3)が満たされることが望ましい。
【0023】
【実施例】以下に本発明の実施例を、図面を用いて詳細
に説明する。
【0024】図1は、本発明の一実施例の磁気ディスク
装置の要部図である。同図で、1は磁気ディスク、2は
磁気記録再生を行う磁気ヘッドを搭載し例えばアルミナ
チタンカーバイドなどのセラミック材料で形成された磁
気ヘッドスライダ、3は磁気ディスク1を回転させるス
ピンドル、4はジンバルやロードアームなどの磁気ヘッ
ド支持機構6を介して磁気ヘッドスライダ2を磁気ディ
スク2上の目的の位置に位置付けるためのアクチュエー
タ、5はアクチュエータ4とスピンドル3を制御するた
めのコントロール部である。磁気ヘッドスライダ2は回
転する磁気ディスク1上を所定高さ浮上するように設計
されている。磁気ディスク1はアルミニウムやアルミニ
ウム合金あるいはガラスなどの非磁性基板に磁性膜など
の薄膜を幾層にも形成されている。
【0025】ここで本実施例で用いた磁気ディスクは、
平滑なアルミニウム合金上にNi−Pメッキを施し、そ
の上にCrなどからなる非磁性下地膜、Co基合金から
なる磁性膜、カーボンなどからなる非磁性被覆膜を形成
されたものを使用した。非磁性保護膜には、フォトリソ
加工により所定のドット形状を等間隔に配置すべくマス
クを用いて突起パタ−ンを形成した。その突起パターン
を有する非磁性被覆膜上に、パ−フルオロアルキルポリ
エ−テルなどからなる潤滑膜を形成した。以下に示す実
施例は、上記構成の磁気ディスクに限定されるものでな
く、他の構成からなる磁気ディスクにも適用されること
は言うまでもない。以上の構成部品を少なくとも有する
磁気ディスク装置の実施例を詳細に説明する。
【0026】(実施例1)本実施例で使用する磁気ヘッ
ドスライダは、長さ2.0mm、幅1.6mm、厚さ
0.4mmのアルミナチタンカ−バイドからなるスライ
ダに対して、磁気ディスク媒体に対向する面へ正の浮上
空気圧を受けるための幅250μmのレ−ルを2本設
け、磁気記録再生を行うための磁気ヘッドを備える。こ
の磁気ヘッドスライダを磁気ヘッドIとする。
【0027】比較の為に、長さ4.0mm、幅3.2m
m、厚さ0.8mmのアルミナチタンカ−バイドからな
るヘッドスライダに対して、磁気ヘッドIと同一の浮上
量にするために幅200μmのレールを2本設けた磁気
ヘッドスライダ(以下、磁気ヘッドIIとする)を用い
る。
【0028】また、本実施例で用いる磁気ディスクは、
外径95mmφ、内径25mmφ、厚さ0.80mmの
アルミニウム合金からなる基板上に磁気記録媒体として
必要な膜、即ち下地膜、磁気記録膜、保護膜及び潤滑膜
を順に形成した後、図2に示すように最表面部に一辺が
11.5μmの正方形の高さ20nmのドット形状の突
起7を50μm間隔で形成されたものを使用した。
【0029】この磁気ディスクを、浮上する磁気ヘッド
に対して相対速度を8m/sから35m/sまで変化さ
せた時の磁気ヘッドの浮上状態を調べた。磁気ヘッドの
共振周波数は磁気ヘッドIは720kHz、磁気ヘッドI
Iは440kHzであり、磁気ディスク媒体上の浮上半
径位置は40mmである。
【0030】上記の条件のもとで磁気ヘッドの浮上状態
を観察した結果を以下に説明する。磁気ヘッドには、磁
気ヘッドの浮上安定性を調べるために、磁気ヘッドの直
上にピエゾ素子を貼り付けた。このピエゾ素子からの出
力をアンプゲイン60dBでオシロスコ−プを用いて表
示し電圧信号を観察した。結果は図3に示すように、7
20kHzの共振周波数を有する磁気ヘッドIでは、相
対速度9m/s、18m/s、及び27m/sの場合
に、磁気ヘッドの浮上状態の大きな乱れから生じるうな
り信号を検出した。図3のように磁気ディスクの1回転
中に少なくとも4個以上のうなり信号が等間隔で観察さ
れた。
【0031】比較例である磁気ヘッドIIでは、磁気ヘッ
ドに対する磁気ディスクの相対速度11m/s、22m
/s、及び33m/sの場合に、磁気ヘッドの浮上状態
の大きな乱れを、図3に示すような媒体回転1周分中に
少なくても4個以上の等間隔で観察された。
【0032】上記の実験では、両ヘッドとも相対速度8
m/sで50nmの浮上状態であった。実験の結果から
媒体上の突起接触信号として観察される急瞬な立ち上が
り信号はなかったことが明らかになり、突起に接触した
ための信号ではないことは明白である。具体的に突起接
触信号とは、円板と磁気ヘッドスライダが接触したとき
に生じる振動によって発生する信号であって、信号とし
ては急駿に立上り且つ信号強度が大きいものである。こ
の突起接触信号に比較して、本実施例において観察され
たうなり信号の信号強度は小さく、信号が発生する要因
が異なるものと認められる。
【0033】上記に示したように共振周波数720kH
zの磁気ヘッドIで相対速度が9、18、及び27m/
s、440kHzの磁気ヘッドIIに対して相対速度が1
1、22、及び33m/sの諸条件において大きなうな
り信号(以下、ヘッド浮上不安定信号と呼ぶ)を確認し
たが、その他の相対速度で信号を確認したところ、うな
りによるヘッド浮上不安定信号は発生しなかった。した
がって、突起7から突起7までの距離が50μmであっ
たことから、式(数2)が成り立つとき時、ヘッドのう
なりによる不安定信号が発生することがわかった。した
がって、式(数3)の成立するときに大きなヘッド浮上
不安定信号は発生せず、安定浮上が可能である。
【0034】また、媒体上の突起間隔を接触式形状測定
機にて突起間隔を測定し、その分布をフ−リエ展開によ
る解析を行なったところ、突起間隔の分布は11.5μ
mを中心に±1.5μmであった。このことより規則性
の定義において、中心値に対して±15%以下の突起間
隔の揺らぎでは磁気ヘッドのうなりが発生することを確
認した。また、式(数3)において相対速度、磁気ヘッ
ドのスライダの共振周波数においてもそれぞれ±15%
以下の周波数の揺らぎ分布に関してうなりが発生するこ
とを確認した。ここで用いた「揺らぎ」とは、主に「ば
らつき」からなるものであるが、本実施例では意図的に
「ばらつかせたもの」を含む概念として「揺らぎ」を使
用する。
【0035】次に、磁気ディスクを定常回転させたとき
の磁気ヘッドの浮上特性について検討した。円周上の突
起間隔が50μmの磁気ディスクにおいて、長さ2.0
mm、幅1.6mm、厚さ0.4mmのサイズを有し共
振周波数720kHzの磁気ヘッドIを使用した磁気デ
ィスク装置で、磁気ディスクの最内周位置での回転数が
3600rpmである磁気ディスク装置を製作した。こ
の磁気ディスク装置はスピンドル回転数がコントローラ
によって可変に制御されるものである。
【0036】磁気ヘッドが位置付け可能な磁気ディスク
の最内周位置は20mmであり、この時の相対速度は
7.5m/sである。また、磁気ヘッドが位置付け可能
な磁気ディスクの最外周位置は45mmである。本装置
は、最低速の最内周においてヘッドの浮上は60nmで
磁気ヘッドからは磁気ディスクとの接触を示す信号は発
信されず、媒体全面で60nm浮上が保証されている。
【0037】本条件において磁気ディスクを定常回転さ
せて最外周までヘッド位置を変化させると、最外周で相
対速度が17.0m/sとなる。ヘッドの位置が変化す
る中周部の領域で相対速度が9.4m/sから12.7
m/sまで変化することが予想され、この領域において
式(数2)を考慮すると、磁気ヘッドのうなり信号が観
察されることが予想される。このため、検討した磁気デ
ィスク装置において相対速度が9.4m/s以上となる
半径24.9mm以上の領域において回転数を可変的に
下げ、相対速度が一定になるようにコントロ−ラにて制
御した。コントローラはアクチュエータからの磁気ヘッ
ドの位置情報を得てその位置情報に基づきスピンドルの
回転数を制御するものである。
【0038】次に比較の為、磁気ディスクと磁気ヘッド
を先の磁気ディスク装置と同様の設定で、磁気ディスク
の回転数を磁気ヘッドの位置にかかわらず3600rp
mに固定した磁気ディスク装置を製作した。この2種類
の磁気ディスク装置の磁気ヘッドの位置におけるヘッド
のうねり信号を調べたところ、コントロ−ラによって回
転数を制御している磁気ディスク装置にはうなり信号は
観察されなかったが、磁気ディスクの回転数を固定した
磁気ディスク装置では、ヘッドが半径25.0mmの位
置からうなり信号が発生し、その最大電圧振幅は半径2
9.2mmの位置、すなわち相対速度11.0m/sの
条件で発生した。したがって、本検討において、コント
ロ−ラによるヘッド位置と回転数を制御することによっ
てヘッドの浮上を安定させることができた。
【0039】(実施例2)次に外径65mmφ、内径2
0mmφ、厚さ0.889mmのガラス基板1の上に、
直径5.7μm、高さ25nmの円柱状の突起7を間隔
25.5μmで配置した磁気ディスク媒体を用いる。そ
の媒体に対して、長さ2.0mm、幅1.6mm、厚さ
0.4mmのアルミナチタンカ−バイドからなる磁気ヘ
ッドスライダに、正の浮上空気圧を受けるための幅25
0μmのレ−ルを2本加工して設け、磁気ヘッドを磁気
ディスク上に浮上させた。本実施例に適用する上記ヘッ
ドも、共振周波数は720kHzである。
【0040】本実施例においても、磁気ディスクの相対
速度が9m/s、18m/s、27m/sの時に、浮上
不安定信号を観察した。この場合、突起間隔が1/2に
なり、さらに突起の大きさ、形状が実施例1と異なる
が、式(数2)が成り立たつときには浮上不安定信号を
発生する事が分かる。さらに、媒体の突起形状は均一な
ものに限らず、小さな突起が集合して一つの集合体を形
成する場合においても、その集合体が等間隔もしくはあ
る規則性で配列されている場合には、うなり信号を発生
することが判明した。本実施例において、突起高さは少
なくとも3nm以上あれば、ヘッドスライダのうなり信
号を検知することができた。
【0041】次に図4に示すように、円周上の一部(周
方向に長さ10mm)に直径5.7μmで高さ15nm
の円柱状の突起7を間隔25.5μmで設け、その他の
部分を円柱状の突起7を間隔40μmで配置した磁気デ
ィスク媒体を用意し、同様の測定を行なった。相対速度
9m/sで1周分の測定範囲に1か所だけ1.5ms程
度の時間的な長さで、浮上不安定信号を観察した。この
ことから、式(数2)が成り立たつ位置においてのみヘ
ッド浮上不安定信号が発生することを確認した。
【0042】すなわち、レ−ル幅下を通過する突起群が
うなり信号発生に影響を与え、本検討時には少なくとも
一方のレ−ルに一列が通過する時に、突起間隔と磁気ヘ
ッドの共振周波数が一致する場合にうなり信号が発生す
ることがわかった。このとき、一列の突起群通過は継続
的な場合に限らず、少なくとも10μs以上の通過時間
であればうなり信号を発生した。さらに、レ−ルに対す
る突起7の大きさは、対レ−ル幅比で500分の1程度
からうなり信号を発生しだすことがわかた。そのため、
少なくとも500分の1以下に設定する必要がある。
【0043】次に外径65mmφ、内径20mmφ、厚
さ0.889mmのガラス基板の上に、さらに、直径
5.7μmの円柱上の高さ15nmの突起を図5に示す
ように同一円周上で間隔25.5μmで配置した媒体を
用いて、長さ2.0mm、幅1.6mm、厚さ0.8m
mのアルミナチタンカ−バイドからなるヘッドスライダ
に、幅250μmのレ−ル加工された磁気ヘッドスライ
ダを浮上させた。本ヘッドにおいても共振周波数は72
0kHzである。
【0044】本条件下では媒体回転数を4500rpm
に固定した。この時磁気ヘッドと磁気ディスクの相対速
度が9m/s、すなわち測定半径19.1mでヘッド浮
上不安定信号を媒体全周で観察した。本検討においても
式(数2)が成立する場合には、ヘッド浮上不安定信号
が発生することを確認した。このことから突起間隔を2
2.5μmから45μmにした媒体を用いるとヘッドと
媒体の相対速度が9m/sにてヘッド浮上不安定信号が
発生しなかった。したがって、式(数3)が成り立つ範
囲の突起を持つ媒体を使用すればヘッドは安定して浮上
する。
【0045】いずれの場合においても、媒体上の一部も
しくは全体の突起間隔が規則的に配列された媒体におい
て、ヘッドと媒体回転数とヘッド浮上半径すなわち磁気
ヘッドと磁気ディスクの相対速度が適当に選択され式
(数3)が成り立つ場合には、ヘッド浮上安定性を図る
ことができる。
【0046】(実施例3)次に外径65mmφ、内径2
0mmφ、厚さ0.889mmのガラス基板1の上に直
径5.7μmの円柱上の高さ25nmの突起を間隔2
5.5μmで配置しその表面に所定の薄膜を形成した磁
気ディスク媒体を用いて、長さ1.0mm、幅0.8m
m、厚さ0.2mmのアルミナチタンカ−バイドからな
るヘッドスライダに、正の浮上空気圧を受けるために幅
200μmのレ−ルを2本加工した磁気ヘッドスライダ
を浮上させた。本磁気ヘッドスライダにおいて共振周波
数は1000kHzである。この時、6.3m/s、1
2.5m/s、25.0m/sなどで浮上不安定信号が
観察できたが、この時、回転数4500rpmの固定状
態として、磁気ヘッドの動作範囲(磁気ディスク上の半
径位置)を16.0mmから22.3mmに設定した磁
気ディスク装置を製作した。本動作範囲において相対速
度は7.5m/sから10.5m/sまで変化する。比
較の為に、長さ2.0mm、幅1.6mm、厚さ0.4
mmのアルミナチタンカ−バイドからなる720kHz
の磁気ヘッドスライダを用いて同一稼働範囲でヘッドを
浮上させた。このとき、共振周波数1000kHzでは
ヘッドのうなり信号は発生しなかったが、共振周波数7
20kHzの磁気ヘッドスライダにおいては相対速度
8.0m/sから10.0m/sの範囲でヘッドのうな
り信号を観察した。したがって、磁気ヘッドスライダを
適切な範囲に設定すると磁気ヘッドのうなりを抑えるこ
とができる。
【0047】以上、本実施例においては直径95mm、
及び65mmの基板についてのみ示したが、本発明は基
板の直径、板厚に依存することはなく多様な直径、板厚
の基板について適用できる。さらに媒体上に設けられた
突起は媒体の表面に形成されている場合についてのみ成
立するものではなく、基板表面上に形成された突起や、
基板と媒体最表面の中間層に形成した突起層や、基板に
形成した突起についても同様に成立する。さらに突起間
隔の規則性においては、突起形状が円形状をしていれば
その最上部の円形の中心間の距離を測定すれば良い。突
起間隔を統計的に標準偏差もしくは分散を考慮した場
合、その間隔の中心値を中心に±15%の変動を含むの
で、突起の表面形状は揃っている必要は無く、統計的に
求められる突起の間隔である程度の規則性を有していれ
ば本願発明の適用範囲にある。
【0048】また、本実施例においてはヘッドスライダ
材料としてアルミナチタンカ−バイドについてのみ述べ
たが、本発明は特定の材料を有するスライダ材にのみ適
用するものではなく、他のスライダ材として適当な材料
に関して全てについても適用できる。さらには実施例に
記載したように、本発明はスライダの形状によるもので
はなくスライダさらにはスライダを支持するジンバル等
を含めて磁気ヘッドとして共振周波数が式(3)を満た
す条件であれば何れの場合においても適用される。
【0049】さらには、ヘッド共振周波数は固有の値で
はあるが、バラツキを考慮すると±15%の変動を許容
する。
【0050】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば媒体上の一部もしくは全体の突起間隔が規則的に配
列された媒体において、ヘッドと媒体の相対速度が適当
に選択され式(数3)が成り立つ場合に、ヘッドの浮上
安定性が図られ高記録密度に対応したヘッドの低浮上量
を確保し、信頼性の高い磁気ディスク装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の磁気ディスク装置の主要部
図である
【図2】本発明の一実施例の磁気記録媒体の表面に配置
された突起を示す図である。
【図3】本発明の一実施例の磁気記録媒体を用いたとき
の回転1周分のオシロスコ−プによるピエゾの電圧の観
測結果を示す図である。
【図4】本発明の他の実施例の磁気記録媒体の表面に配
置された突起を示す図である。
【図5】本発明の本発明のさらに他の実施例の磁気記録
媒体の表面に配置された突起を示す図である。
【符号の説明】
1 回転部 2 磁気ヘッド 3 磁気ディスク媒体 4 アクチュエ−タ 5 コントロ−ル部 6 磁気ヘッド支持機構 7 突起

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に突起が一定の規則性を有して設けら
    れている磁気ディスク媒体と、該磁気ディスク媒体を回
    転駆動する回転部と、該磁気ディスク媒体に対して磁気
    記録及び再生を行う磁気ヘッドと、該磁気ヘッドを前記
    磁気ディスク上の目的位置に移動させるアクチュエ−タ
    と、前記磁気ディスク媒体に設けられた前記突起の規則
    性と前記磁気ヘッドの共振周波数と前記磁気ディスク媒
    体の前記磁気ヘッドに対する相対速度とに応じて前記回
    転部を制御するコントローラと、を有することを特徴と
    する磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】前記磁気ヘッドは磁気ヘッド支持機構を介
    して前記アクチュエータにより保持されていて、前記コ
    ントローラは前記磁気ヘッドと該磁気ヘッド支持機構の
    共振周波数に応じて前記磁気ディスク媒体回転部を制御
    することを特徴とする請求項第1項に記載の磁気ディス
    ク装置。
  3. 【請求項3】前記磁気ヘッドは前記磁気ディスクの回転
    によって浮上するためのスライダに設けられていて、前
    記コントローラは該スライダの材料及びスライダのサイ
    ズに基づく共振周波数に応じて前記磁気ディスク媒体回
    転部を制御することを特徴とする請求項第1項に記載の
    磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】前記磁気ディスクに設けられた突起は、前
    記磁気ディスクの円周方向に所定の間隔を保って配置さ
    れていて規則性を有していることを特徴とする請求項第
    1項に記載の磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】前記コントローラは前記アクチュエータを
    制御することにより前記磁気ヘッドの前記磁気ディスク
    媒体上の位置を認識し、前記磁気ヘッドの位置に応じて
    前記磁気ディスク媒体の前記磁気ヘッドに対する相対速
    度を得ることを特徴とする請求項に記載の磁気ディスク
    装置。
  6. 【請求項6】表面に突起が一定の規則性を有して配置さ
    れている磁気ディスク媒体と、該磁気ディスク媒体を回
    転駆動する磁気ディスク媒体回転部と、該磁気ディスク
    媒体に対して磁気記録及び再生を行う磁気ヘッドと、該
    磁気ヘッドを前記磁気ディスク上の目的位置に移動させ
    るアクチュエ−タと、前記磁気ディスク媒体に設けられ
    た前記突起の間隔lと前記磁気ヘッドの共振周波数fと
    前記磁気ディスク媒体の前記磁気ヘッドに対する相対速
    度vとが次式の関係を満たして前記磁気ディスク媒体回
    転部を制御するコントローラと、を有することを特徴と
    する磁気ディスク装置。 【数1】
  7. 【請求項7】前記磁気ヘッドは磁気ヘッド支持機構を介
    して前記アクチュエータにより保持されていて、前記コ
    ントローラは前記磁気ヘッドと該磁気ヘッド支持機構の
    共振周波数に応じて前記磁気ディスク媒体回転部を制御
    することを特徴とする請求項第6項に記載の磁気ディス
    ク装置。
  8. 【請求項8】前記磁気ヘッドは前記磁気ディスクの回転
    によって浮上するためのスライダに設けられていて、前
    記コントローラは該スライダの材料及びスライダのサイ
    ズに基づく共振周波数に応じて前記磁気ディスク媒体回
    転部を制御することを特徴とする請求項第6項に記載の
    磁気ディスク装置。
  9. 【請求項9】前記磁気ディスクに設けられた突起は、前
    記磁気ディスクの円周方向に所定の間隔を保って配置さ
    れていて規則性を有していることを特徴とする請求項第
    1項に記載の磁気ディスク装置。
  10. 【請求項10】前記磁気ディスクに設けられた突起は、
    少なくとも3nm以上の突起高さを有することを特徴と
    する請求項第6項に記載の磁気ディスク装置。
  11. 【請求項11】前記コントローラは前記アクチュエータ
    を制御することにより前記磁気ヘッドの前記磁気ディス
    ク媒体上の位置を認識し、前記磁気ヘッドの位置に応じ
    て前記磁気ディスク媒体の前記磁気ヘッドに対する相対
    速度vを得ることを特徴とする請求項第6項に記載の磁
    気ディスク装置。
  12. 【請求項12】前記コントローラは、請求項6の式を満
    たす前記磁気ディスク上の前記突起の間隔lを±15%
    以内に満たすように前記磁気ディスク回転部を制御する
    ことを特徴とする請求項第6項に記載の磁気ディスク装
    置。
  13. 【請求項13】前記コントローラは、請求項6の式を満
    たす前記磁気ヘッドの共振周波数を±15%以内に満た
    すように前記磁気ディスク回転部を制御することを特徴
    とする請求項第6項に記載の磁気ディスク装置。
  14. 【請求項14】前記コントローラは請求項6の式を満た
    す前記磁気ディスクの前記磁気ヘッドに対する相対速度
    vを±15%以内に満たすように前記磁気ディスク回転
    部を制御することを特徴とする請求項第6項に記載の磁
    気ディスク装置。
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