JPH0934599A - プロセッサシステム - Google Patents
プロセッサシステムInfo
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- JPH0934599A JPH0934599A JP7185333A JP18533395A JPH0934599A JP H0934599 A JPH0934599 A JP H0934599A JP 7185333 A JP7185333 A JP 7185333A JP 18533395 A JP18533395 A JP 18533395A JP H0934599 A JPH0934599 A JP H0934599A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- instruction
- unit
- power
- decoder
- processor system
- Prior art date
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D10/00—Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management
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- Power Sources (AREA)
- Advance Control (AREA)
- Executing Machine-Instructions (AREA)
- Microcomputers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 消費電力を低減し、発熱を少なくすること。
【解決手段】 命令列をデコードするデコ−ダ6と、デ
ータについての演算を行なう命令ユニット10と、前記
デコ−ダ6が命令列をデコードした結果が、前記命令ユ
ニット10への命令がno-operationであるときには、前
記命令ユニット10の電源をオフとする電源制御ユニッ
ト11とを具備し、命令ユニット10への命令がno-ope
rationであるときには、命令ユニット10の電源がオフ
とされる。
ータについての演算を行なう命令ユニット10と、前記
デコ−ダ6が命令列をデコードした結果が、前記命令ユ
ニット10への命令がno-operationであるときには、前
記命令ユニット10の電源をオフとする電源制御ユニッ
ト11とを具備し、命令ユニット10への命令がno-ope
rationであるときには、命令ユニット10の電源がオフ
とされる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、Single Instruc
tion/Single Word方式のマイクロプロセッサ、スーパー
スカラ方式のマイクロプロセッサ、VLIW方式のマイ
クロプロセッサ、更には、CPUの外部に浮動小数点演
算等を行なうコプロセッサを備えるシステム等のプロセ
ッサシステムに関するものである。
tion/Single Word方式のマイクロプロセッサ、スーパー
スカラ方式のマイクロプロセッサ、VLIW方式のマイ
クロプロセッサ、更には、CPUの外部に浮動小数点演
算等を行なうコプロセッサを備えるシステム等のプロセ
ッサシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のマイクロプロセッサや、複
数のCPUとコプロセッサにより構成されるシステムの
ようなプロセッサシステムにおいて、電源制御は、マイ
クロプロセッサ全体として、または、システム全体とし
て行い、電源をオンオフするようにしていた。
数のCPUとコプロセッサにより構成されるシステムの
ようなプロセッサシステムにおいて、電源制御は、マイ
クロプロセッサ全体として、または、システム全体とし
て行い、電源をオンオフするようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、プロセッサ
システム内に演算を行なう複数のユニットが存在する場
合にあっても、プロセッサシステムが作動しているとき
には、個々のユニットが処理を行っているか否かに拘ら
ず、全ユニットに電力を供給しており、電力消費の点か
ら不経済であり、また、発熱も大きくなるという問題が
生じていた。
システム内に演算を行なう複数のユニットが存在する場
合にあっても、プロセッサシステムが作動しているとき
には、個々のユニットが処理を行っているか否かに拘ら
ず、全ユニットに電力を供給しており、電力消費の点か
ら不経済であり、また、発熱も大きくなるという問題が
生じていた。
【0004】本発明は、このような従来のプロセッサシ
ステムが有する問題点を解決せんとしてなされたもの
で、その目的は、消費電力を低減し、発熱を少なくする
ことのできるプロセッサシステムを提供することであ
る。
ステムが有する問題点を解決せんとしてなされたもの
で、その目的は、消費電力を低減し、発熱を少なくする
ことのできるプロセッサシステムを提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に記載の
プロセッサシステムは、命令列をデコードするデコ−ダ
と、データについての演算を行なう第1のユニットと、
前記デコ−ダが命令列をデコードした結果、前記第1の
ユニットへの命令がno-operationであるときには、前記
第1のユニットの電源をオフとする電源制御ユニットと
を具備することを特徴とする。これにより、第1のユニ
ットへの命令がno-operationであるときには、前記第1
のユニットの電源がオフとされて、第1のユニットに関
する部分において、消費電力の低減、発熱の低下がなさ
れる。
プロセッサシステムは、命令列をデコードするデコ−ダ
と、データについての演算を行なう第1のユニットと、
前記デコ−ダが命令列をデコードした結果、前記第1の
ユニットへの命令がno-operationであるときには、前記
第1のユニットの電源をオフとする電源制御ユニットと
を具備することを特徴とする。これにより、第1のユニ
ットへの命令がno-operationであるときには、前記第1
のユニットの電源がオフとされて、第1のユニットに関
する部分において、消費電力の低減、発熱の低下がなさ
れる。
【0006】本願の請求項2に記載のプロセッサシステ
ムは、命令列をデコードするデコ−ダと、データについ
ての演算を行なう第1のユニットと、浮動小数点演算を
行なう浮動小数点演算ユニットと、前記デコ−ダが命令
列をデコードした結果、前記第1のユニットへの命令が
no-operationであるときには、前記第1のユニットの電
源をオフとする一方、前記浮動小数点演算ユニットへの
命令がno-operationであるときには、前記浮動小数点演
算ユニットの電源をオフとする電源制御ユニットとを具
備することを特徴とする。これにより、命令がno-opera
tionである前記第1のユニット、または、前記浮動小数
点演算ユニットの電源がオフとされ、前記第1のユニッ
ト、または、前記浮動小数点演算ユニットに関する部分
において、消費電力の低減、発熱の低下がなされる。
ムは、命令列をデコードするデコ−ダと、データについ
ての演算を行なう第1のユニットと、浮動小数点演算を
行なう浮動小数点演算ユニットと、前記デコ−ダが命令
列をデコードした結果、前記第1のユニットへの命令が
no-operationであるときには、前記第1のユニットの電
源をオフとする一方、前記浮動小数点演算ユニットへの
命令がno-operationであるときには、前記浮動小数点演
算ユニットの電源をオフとする電源制御ユニットとを具
備することを特徴とする。これにより、命令がno-opera
tionである前記第1のユニット、または、前記浮動小数
点演算ユニットの電源がオフとされ、前記第1のユニッ
ト、または、前記浮動小数点演算ユニットに関する部分
において、消費電力の低減、発熱の低下がなされる。
【0007】本願の請求項3に記載のプロセッサシステ
ムは、命令列をデコードするデコ−ダと、データについ
ての演算を行なう複数のユニットとを有するVLIW方
式のプロセッサシステムにおいて、前記デコ−ダが命令
列をデコードした結果、同時に実行される1命令クラス
タ内にno-operationが含まれる場合には、前記複数のユ
ニット中の該当するユニットの電源をオフとする電源制
御ユニットとを具備することを特徴とする。これによ
り、実行される1命令クラスタ内にno-operationが含ま
れる場合に、前記複数のユニット中の該当するユニット
の電源がオフとされ、当該部分において、消費電力の低
減、発熱の低下がなされる。
ムは、命令列をデコードするデコ−ダと、データについ
ての演算を行なう複数のユニットとを有するVLIW方
式のプロセッサシステムにおいて、前記デコ−ダが命令
列をデコードした結果、同時に実行される1命令クラス
タ内にno-operationが含まれる場合には、前記複数のユ
ニット中の該当するユニットの電源をオフとする電源制
御ユニットとを具備することを特徴とする。これによ
り、実行される1命令クラスタ内にno-operationが含ま
れる場合に、前記複数のユニット中の該当するユニット
の電源がオフとされ、当該部分において、消費電力の低
減、発熱の低下がなされる。
【0008】本願の請求項4に記載のプロセッサシステ
ムでは、電源制御ユニットが、no-operationにより電源
をオフとした場合に、次にno-operation以外の命令が現
れるまで、電源オフを継続することを特徴とする。これ
により、作動しないユニット部分が適切に電源オフさ
れ、消費電力の低減、発熱の低下がなされる。
ムでは、電源制御ユニットが、no-operationにより電源
をオフとした場合に、次にno-operation以外の命令が現
れるまで、電源オフを継続することを特徴とする。これ
により、作動しないユニット部分が適切に電源オフさ
れ、消費電力の低減、発熱の低下がなされる。
【0009】本願の請求項5に記載のプロセッサシステ
ムでは、プロセッサシステムがマイクロプロセッサによ
り構成されることを特徴とする。これにより、マイクロ
プロセッサにおける作動しないユニット部分が電源オフ
され、消費電力の低減、発熱の低下がなされる。
ムでは、プロセッサシステムがマイクロプロセッサによ
り構成されることを特徴とする。これにより、マイクロ
プロセッサにおける作動しないユニット部分が電源オフ
され、消費電力の低減、発熱の低下がなされる。
【0010】本願の請求項6に記載のプロセッサシステ
ムは、命令列をデコードするデコ−ダと、データについ
ての演算を行なう第1のユニットと、この第1のユニッ
トとは別に設けられ、演算を行なう第2のユニットと、
前記デコ−ダが命令列をデコードした結果、前記第1の
ユニットへの命令であるときには、前記第2のユニット
の電源をオフとする電源制御ユニットとを具備すること
を特徴とする。これによって、第2のユニットが演算を
行なわない場合、この第2のユニットの電源がオフさ
れ、消費電力の低減、発熱の低下がなされる。
ムは、命令列をデコードするデコ−ダと、データについ
ての演算を行なう第1のユニットと、この第1のユニッ
トとは別に設けられ、演算を行なう第2のユニットと、
前記デコ−ダが命令列をデコードした結果、前記第1の
ユニットへの命令であるときには、前記第2のユニット
の電源をオフとする電源制御ユニットとを具備すること
を特徴とする。これによって、第2のユニットが演算を
行なわない場合、この第2のユニットの電源がオフさ
れ、消費電力の低減、発熱の低下がなされる。
【0011】本願の請求項7に記載のプロセッサシステ
ムでは、第1のユニットが、CPUにより構成され、第
2のユニットが、コプロセッサであることを特徴とす
る。これによって、CPUとコプロセッサとにより構成
されるプロセッサシステムにおける作動しない場合のコ
プロセッサが電源オフされ、このコプロセッサの分の消
費電力の低減、発熱の低下がなされる。
ムでは、第1のユニットが、CPUにより構成され、第
2のユニットが、コプロセッサであることを特徴とす
る。これによって、CPUとコプロセッサとにより構成
されるプロセッサシステムにおける作動しない場合のコ
プロセッサが電源オフされ、このコプロセッサの分の消
費電力の低減、発熱の低下がなされる。
【0012】本願の請求項8に記載のプロセッサシステ
ムは、電源制御ユニットは、電源をオフとした場合に、
次に第2のユニットに対する命令が現れるまで、電源オ
フを継続することを特徴とする。これにより、作動しな
い第2ユニット部分が適切に電源オフされ、消費電力の
低減、発熱の低下がなされる。
ムは、電源制御ユニットは、電源をオフとした場合に、
次に第2のユニットに対する命令が現れるまで、電源オ
フを継続することを特徴とする。これにより、作動しな
い第2ユニット部分が適切に電源オフされ、消費電力の
低減、発熱の低下がなされる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して、本発明
に係るプロセッサシステムの実施の形態を説明する。図
1には、第1番目の実施の形態に係るプロセッサシステ
ムが示されている。ここでは、プロセッサシステムはSi
ngle Instruction/Single Word方式を採用したマイクロ
プロセッサ100により構成されている。マイクロプロ
セッサ100はCPUローカルバス(local bus )10
1を介してメインメモリ1に接続されている。マイクロ
プロセッサ100には、CPUローカルバス101に接
続されているバスインタフェース2が設けられている。
メインメモリ1に記憶されているデータや命令列は読み
出されて、このバスインタフェース2を介して分岐さ
れ、命令とデータの内の命令は命令キャッシュ3に転送
され、一方、データはデータキャッシュ4へ転送され
る。データキャッシュ4内のデータ(演算結果のデータ
等)は上記と逆の経路でメインメモリ1に転送され得る
ように構成されている。
に係るプロセッサシステムの実施の形態を説明する。図
1には、第1番目の実施の形態に係るプロセッサシステ
ムが示されている。ここでは、プロセッサシステムはSi
ngle Instruction/Single Word方式を採用したマイクロ
プロセッサ100により構成されている。マイクロプロ
セッサ100はCPUローカルバス(local bus )10
1を介してメインメモリ1に接続されている。マイクロ
プロセッサ100には、CPUローカルバス101に接
続されているバスインタフェース2が設けられている。
メインメモリ1に記憶されているデータや命令列は読み
出されて、このバスインタフェース2を介して分岐さ
れ、命令とデータの内の命令は命令キャッシュ3に転送
され、一方、データはデータキャッシュ4へ転送され
る。データキャッシュ4内のデータ(演算結果のデータ
等)は上記と逆の経路でメインメモリ1に転送され得る
ように構成されている。
【0014】命令キャッシュ3に蓄積された命令列は読
み出されてバッファ5にバッファリングされ、1命令列
ずつデコ−ダ6に投入される。デコ−ダ6は命令列をデ
コードし、分岐命令であれば当該命令を分岐ユニット8
へ送出し、分岐命令以外であるときにはその命令をレジ
スタウインドウ7へ送出する。また、デコ−ダ6は命令
がnop(no-operation)であるときには、電源制御ユ
ニット11へ電源オフの指示を与え、次に、nop以外
の命令が現れると電源オンの指示を与える。分岐ユニッ
ト8は与えられた分岐命令に基づき命令キャッシュ3を
アクセスし、対応の命令が読み出されるように制御を行
なう。
み出されてバッファ5にバッファリングされ、1命令列
ずつデコ−ダ6に投入される。デコ−ダ6は命令列をデ
コードし、分岐命令であれば当該命令を分岐ユニット8
へ送出し、分岐命令以外であるときにはその命令をレジ
スタウインドウ7へ送出する。また、デコ−ダ6は命令
がnop(no-operation)であるときには、電源制御ユ
ニット11へ電源オフの指示を与え、次に、nop以外
の命令が現れると電源オンの指示を与える。分岐ユニッ
ト8は与えられた分岐命令に基づき命令キャッシュ3を
アクセスし、対応の命令が読み出されるように制御を行
なう。
【0015】レジスタウインドウ7は、複数バンクのレ
ジスタを環状バッファに構成したレジスタの集合体であ
り、データキャッシュ4に蓄積されているデータおよび
デコ−ダ6から送出された命令が記憶される。命令ユニ
ット(第1のユニット)10はデータに対する演算を行
なうものであり、レジスタウインドウ7からバッファ9
を介してデータおよび命令を取り込み、取り込んだデー
タを命令に基づき演算して演算結果バッファ12を介し
てレジスタウインドウ7へ書き込む。レジスタウインド
ウ7に書き込まれた演算結果は、データキャッシュ4へ
読み出すことも可能である。更に、電源制御ユニット1
1は、電源オフの指示が与えられているときには、命令
ユニット10の電源をオフとし、電源オンの指示が与え
られるまで電源オフの状態を保持する。
ジスタを環状バッファに構成したレジスタの集合体であ
り、データキャッシュ4に蓄積されているデータおよび
デコ−ダ6から送出された命令が記憶される。命令ユニ
ット(第1のユニット)10はデータに対する演算を行
なうものであり、レジスタウインドウ7からバッファ9
を介してデータおよび命令を取り込み、取り込んだデー
タを命令に基づき演算して演算結果バッファ12を介し
てレジスタウインドウ7へ書き込む。レジスタウインド
ウ7に書き込まれた演算結果は、データキャッシュ4へ
読み出すことも可能である。更に、電源制御ユニット1
1は、電源オフの指示が与えられているときには、命令
ユニット10の電源をオフとし、電源オンの指示が与え
られるまで電源オフの状態を保持する。
【0016】以上のように構成されたマイクロコンピュ
ータにおいては、メインメモリ1に記憶されている命令
およびデータが読み出されてCPUローカルバス101
を介してバスインタフェース2へ読み出され、ここで分
岐されて命令は命令キャッシュ3へ、データはデータキ
ャッシュ4へ送出される。命令はバッファ5を介してデ
コ−ダ6に読み出され、命令がnopでない限りにおい
ては、レジスタウインドウ7へ送出され、命令に対応す
る演算処理がデータキャッシュ4から取り出した該当デ
ータについてレジスタウインドウ7、バッファ9を介し
て命令ユニット10において行なわれ、演算結果は演算
結果レジスタ12を介してレジスタウインドウ7へ戻さ
れる。このような処理において、命令がジャンプ命令等
の分岐命令であるときには、分岐ユニット8による制御
により命令レジスタ3から対応する命令が読み出されて
処理が続けられる。
ータにおいては、メインメモリ1に記憶されている命令
およびデータが読み出されてCPUローカルバス101
を介してバスインタフェース2へ読み出され、ここで分
岐されて命令は命令キャッシュ3へ、データはデータキ
ャッシュ4へ送出される。命令はバッファ5を介してデ
コ−ダ6に読み出され、命令がnopでない限りにおい
ては、レジスタウインドウ7へ送出され、命令に対応す
る演算処理がデータキャッシュ4から取り出した該当デ
ータについてレジスタウインドウ7、バッファ9を介し
て命令ユニット10において行なわれ、演算結果は演算
結果レジスタ12を介してレジスタウインドウ7へ戻さ
れる。このような処理において、命令がジャンプ命令等
の分岐命令であるときには、分岐ユニット8による制御
により命令レジスタ3から対応する命令が読み出されて
処理が続けられる。
【0017】一方、デコーダ6によるデコードの結果
が、nopであるときには、デコ−ダ6から電源制御ユ
ニット11に対し、電源オフの指示が送出され、電源制
御ユニット11は命令ユニット10の電源をオフとし、
その後デコ−ダ6から電源オンの指示があるまでこれを
継続する。電源オンの指示は、デコ−ダ6がnop以外
の命令をデコードしたときに送出される。従って、図2
に示されるように命令列が命令キャッシュ3(または、
バッファ5)に並ぶときには、命令列が図2の上側から
デコードされるものとすれば、nopをデコードしたと
きに命令ユニット10の電源がオフされ、次の命令cの
デコードにより命令ユニット10の電源がオンとされ
る。なお、命令dの次のジャンプ命令(jmp)のデコ
ードによって、当該ジャンプ命令(jmp)は分岐ユニ
ット8へ送出され、分岐ユニット8による制御により命
令レジスタ3から対応する命令が読み出されて処理が続
けられることになる。
が、nopであるときには、デコ−ダ6から電源制御ユ
ニット11に対し、電源オフの指示が送出され、電源制
御ユニット11は命令ユニット10の電源をオフとし、
その後デコ−ダ6から電源オンの指示があるまでこれを
継続する。電源オンの指示は、デコ−ダ6がnop以外
の命令をデコードしたときに送出される。従って、図2
に示されるように命令列が命令キャッシュ3(または、
バッファ5)に並ぶときには、命令列が図2の上側から
デコードされるものとすれば、nopをデコードしたと
きに命令ユニット10の電源がオフされ、次の命令cの
デコードにより命令ユニット10の電源がオンとされ
る。なお、命令dの次のジャンプ命令(jmp)のデコ
ードによって、当該ジャンプ命令(jmp)は分岐ユニ
ット8へ送出され、分岐ユニット8による制御により命
令レジスタ3から対応する命令が読み出されて処理が続
けられることになる。
【0018】以上の通りに動作するため、命令ユニット
10が演算を実行することのないnopがデコードされ
たときには、命令ユニット10の電源がオフとされ、消
費電力の低減と発熱の低下とが図られることになる。そ
して、本実施例では、バッファ5、9を介することによ
り、nopをデコードして電源オフとするときに命令ユ
ニット10がその前の命令による演算を終了しているこ
とを保証し、また、電源オフのときに、nop以外の命
令をデコードして電源オフから電源オンへ切り換えを行
なう前に更に次の命令がデコードされて当該命令の実行
が飛ばされぬように、保証を行なっている。
10が演算を実行することのないnopがデコードされ
たときには、命令ユニット10の電源がオフとされ、消
費電力の低減と発熱の低下とが図られることになる。そ
して、本実施例では、バッファ5、9を介することによ
り、nopをデコードして電源オフとするときに命令ユ
ニット10がその前の命令による演算を終了しているこ
とを保証し、また、電源オフのときに、nop以外の命
令をデコードして電源オフから電源オンへ切り換えを行
なう前に更に次の命令がデコードされて当該命令の実行
が飛ばされぬように、保証を行なっている。
【0019】図4には、第2番目の実施の形態に係るプ
ロセッサシステムであるスーパスカラ方式のマイクロプ
ロセッサが示されている。本例では、命令ユニット(第
1のユニット)10と同時に動作可能な浮動小数点演算
ユニット(FPU)14が備えられており、命令ユニッ
ト10による演算処理と浮動小数点演算ユニット14に
よる浮動小数点演算処理とが行なわれる。浮動小数点演
算ユニット14は、レジスタウインドウ7からバッファ
13を介してデータおよび命令を取り込み、取り込んだ
データについて命令に基づき浮動小数点演算を行なって
演算結果バッファ15を介してレジスタウインドウ7へ
書き込む。デコ−ダ6Aは、バッファ5を介して命令バ
ッファ3から取り込んだ命令列をデコードし、ハードウ
ェアによる命令列のスケジューリングを行なう。このデ
コード6Aにより、分岐命令であるこことを検出する
と、分岐ユニット8へ命令が送られ、その他の場合に
は、レジスタウインドウ7へスケジューリングされた命
令列が送出される。また、当該命令列の命令ユニット1
0に対する命令がnopであるか、浮動小数点演算ユニ
ット14に対する命令がnopであるかに応じて、命令
ユニット10、浮動小数点演算ユニット14の一方また
は両方に対する電源オフの指示を電源制御ユニット11
Aに対して送出する。
ロセッサシステムであるスーパスカラ方式のマイクロプ
ロセッサが示されている。本例では、命令ユニット(第
1のユニット)10と同時に動作可能な浮動小数点演算
ユニット(FPU)14が備えられており、命令ユニッ
ト10による演算処理と浮動小数点演算ユニット14に
よる浮動小数点演算処理とが行なわれる。浮動小数点演
算ユニット14は、レジスタウインドウ7からバッファ
13を介してデータおよび命令を取り込み、取り込んだ
データについて命令に基づき浮動小数点演算を行なって
演算結果バッファ15を介してレジスタウインドウ7へ
書き込む。デコ−ダ6Aは、バッファ5を介して命令バ
ッファ3から取り込んだ命令列をデコードし、ハードウ
ェアによる命令列のスケジューリングを行なう。このデ
コード6Aにより、分岐命令であるこことを検出する
と、分岐ユニット8へ命令が送られ、その他の場合に
は、レジスタウインドウ7へスケジューリングされた命
令列が送出される。また、当該命令列の命令ユニット1
0に対する命令がnopであるか、浮動小数点演算ユニ
ット14に対する命令がnopであるかに応じて、命令
ユニット10、浮動小数点演算ユニット14の一方また
は両方に対する電源オフの指示を電源制御ユニット11
Aに対して送出する。
【0020】電源制御ユニット11Aは、デコ−ダ6A
から送出された指示が、命令ユニット10に対する電源
オフの指示であれば、命令ユニット10の電源をオフと
し、浮動小数点演算ユニット14に対する電源オフの指
示であれば、浮動小数点演算ユニット14の電源をオフ
とし、命令ユニット10および浮動小数点演算ユニット
14に対する電源オフの指示であれば、命令ユニット1
0および浮動小数点演算ユニット14の電源をオフとす
る。また、電源オフは、デコ−ダ6Aから当該ユニット
に対する電源オンの指示が与えられるまで継続される。
から送出された指示が、命令ユニット10に対する電源
オフの指示であれば、命令ユニット10の電源をオフと
し、浮動小数点演算ユニット14に対する電源オフの指
示であれば、浮動小数点演算ユニット14の電源をオフ
とし、命令ユニット10および浮動小数点演算ユニット
14に対する電源オフの指示であれば、命令ユニット1
0および浮動小数点演算ユニット14の電源をオフとす
る。また、電源オフは、デコ−ダ6Aから当該ユニット
に対する電源オンの指示が与えられるまで継続される。
【0021】以上のように構成されたスーパスカラ方式
のマイクロプロセッサにおいては、メインメモリ1に記
憶されている命令およびデータが読み出されてCPUロ
ーカルバス101を介してバスインタフェース2へ読み
出され、ここで分岐されて命令は命令キャッシュ3へ、
データはデータキャッシュ4へ送出される。命令はバッ
ファ5を介してデコ−ダ6Aに読み出され、ここにおい
てデコード、ハードウェアによる命令列のスケジュール
リングがなされる。デコードにより分岐命令が検出され
ると、分岐ユニット8へ命令が送られ分岐ユニット8に
よる命令キャッシュ3からの命令の読出しが行なわれ、
分岐命令でないときには、レジスタウインドウ7へスケ
ジューリングされた命令列が送出される。レジスタウイ
ンドウ7の命令およびデータは、該当する命令ユニット
10および浮動小数点演算ユニット14に読み出され、
対応する演算および浮動小数点演算がなされる。一方、
デコードの結果、当該命令が命令ユニット10のみに対
する命令がnopである場合には、命令ユニット10の
電源をオフとし、浮動小数点演算ユニット14のみに対
する命令がnopである場合には、浮動小数点演算ユニ
ット14の電源をオフとする指示を送出し、命令ユニッ
ト10および浮動小数点演算ユニット14両方に対する
命令がnopである場合には、命令ユニット10および
浮動小数点演算ユニット14の電源をオフとする指示を
送出し、また、命令ユニット10、浮動小数点演算ユニ
ット14が電源オフの場合に、nopでない命令が到来
した場合には、命令ユニット10、浮動小数点演算ユニ
ット14の電源をオンとする指示を送出する。電源制御
ユニット11Aは、これに応じて、命令ユニット10の
電源および、浮動小数点演算ユニット14の電源の、オ
ンオフを制御する。従って、図3に示されるようにスケ
ジューリングされた命令列が並ぶときには、命令列が図
3の上側からデコードされるものとすれば、命令ユニッ
ト10においては、命令bの次のnopをデコードした
ときに命令ユニット10の電源がオフされ、命令cのデ
コードにより命令ユニット10の電源がオンとされる。
また、浮動小数点演算ユニット14においては、最初に
nopが検出されるため電源がオフされ、次の浮動小数
点命令Aのデコードにより電源がオンとされ、浮動小数
点命令Bの次のnopのデコードにより電源が再びオフ
とされ、浮動小数点命令Cのデコードにより浮動小数点
演算ユニット14の電源がオンとされる。
のマイクロプロセッサにおいては、メインメモリ1に記
憶されている命令およびデータが読み出されてCPUロ
ーカルバス101を介してバスインタフェース2へ読み
出され、ここで分岐されて命令は命令キャッシュ3へ、
データはデータキャッシュ4へ送出される。命令はバッ
ファ5を介してデコ−ダ6Aに読み出され、ここにおい
てデコード、ハードウェアによる命令列のスケジュール
リングがなされる。デコードにより分岐命令が検出され
ると、分岐ユニット8へ命令が送られ分岐ユニット8に
よる命令キャッシュ3からの命令の読出しが行なわれ、
分岐命令でないときには、レジスタウインドウ7へスケ
ジューリングされた命令列が送出される。レジスタウイ
ンドウ7の命令およびデータは、該当する命令ユニット
10および浮動小数点演算ユニット14に読み出され、
対応する演算および浮動小数点演算がなされる。一方、
デコードの結果、当該命令が命令ユニット10のみに対
する命令がnopである場合には、命令ユニット10の
電源をオフとし、浮動小数点演算ユニット14のみに対
する命令がnopである場合には、浮動小数点演算ユニ
ット14の電源をオフとする指示を送出し、命令ユニッ
ト10および浮動小数点演算ユニット14両方に対する
命令がnopである場合には、命令ユニット10および
浮動小数点演算ユニット14の電源をオフとする指示を
送出し、また、命令ユニット10、浮動小数点演算ユニ
ット14が電源オフの場合に、nopでない命令が到来
した場合には、命令ユニット10、浮動小数点演算ユニ
ット14の電源をオンとする指示を送出する。電源制御
ユニット11Aは、これに応じて、命令ユニット10の
電源および、浮動小数点演算ユニット14の電源の、オ
ンオフを制御する。従って、図3に示されるようにスケ
ジューリングされた命令列が並ぶときには、命令列が図
3の上側からデコードされるものとすれば、命令ユニッ
ト10においては、命令bの次のnopをデコードした
ときに命令ユニット10の電源がオフされ、命令cのデ
コードにより命令ユニット10の電源がオンとされる。
また、浮動小数点演算ユニット14においては、最初に
nopが検出されるため電源がオフされ、次の浮動小数
点命令Aのデコードにより電源がオンとされ、浮動小数
点命令Bの次のnopのデコードにより電源が再びオフ
とされ、浮動小数点命令Cのデコードにより浮動小数点
演算ユニット14の電源がオンとされる。
【0022】以上の通りに動作するため、命令ユニット
10、浮動小数点演算ユニット14のいずれか一方、更
に命令ユニット10および浮動小数点演算ユニット14
の両方が、演算を実行することのないnopがデコード
されたときには、該当ユニットの電源がオフとされ、消
費電力の低減と発熱の低下とが図られることになる。本
実施例では、バッファ5、9、13を介することによ
り、電源オンオフに関わりなく、命令の適切な実行が保
証される。
10、浮動小数点演算ユニット14のいずれか一方、更
に命令ユニット10および浮動小数点演算ユニット14
の両方が、演算を実行することのないnopがデコード
されたときには、該当ユニットの電源がオフとされ、消
費電力の低減と発熱の低下とが図られることになる。本
実施例では、バッファ5、9、13を介することによ
り、電源オンオフに関わりなく、命令の適切な実行が保
証される。
【0023】図5には、第3番目の実施の形態に係るプ
ロセッサシステムである2命令を同時実行可能なVLI
W方式のマイクロプロセッサが示されている。本例にお
いては、メインメモリ1A内に、コンパイラにより予め
スケジューリングされた命令列とデータとが保存されて
いる。また、マイクロプロセッサ120には、命令ユニ
ット(第1のユニット)10以外に、演算処理を行なう
命令ユニット(第2のユニット)17が備えられてお
り、命令ユニット10、17により2命令を同時に実行
可能に構成されている。命令ユニット17はレジスタウ
インドウ7からバッファ16を介してデータおよび命令
を取り込み、取り込んだデータを命令に基づき演算して
演算結果バッファ18を介してレジスタウインドウ7へ
書き込む。デコ−ダ6Bは、バッファ5を介して命令バ
ッファ3から取り込んだ命令クラスタ列をデコードす
る。このデコードにより分岐命令であるとことを検出す
ると、分岐ユニット8へ命令が送られ、その他の場合に
は、レジスタウインドウ7へ命令が送出される。デコ−
ダ6Bは、命令クラスタをデコードした結果、命令ユニ
ット10に対する命令がnopであるか、命令ユニット
17に対する命令がnopであるかに応じて、命令ユニ
ット10、17の一方または両方に対する電源オフの指
示を電源制御ユニット11Aに対して送出する。
ロセッサシステムである2命令を同時実行可能なVLI
W方式のマイクロプロセッサが示されている。本例にお
いては、メインメモリ1A内に、コンパイラにより予め
スケジューリングされた命令列とデータとが保存されて
いる。また、マイクロプロセッサ120には、命令ユニ
ット(第1のユニット)10以外に、演算処理を行なう
命令ユニット(第2のユニット)17が備えられてお
り、命令ユニット10、17により2命令を同時に実行
可能に構成されている。命令ユニット17はレジスタウ
インドウ7からバッファ16を介してデータおよび命令
を取り込み、取り込んだデータを命令に基づき演算して
演算結果バッファ18を介してレジスタウインドウ7へ
書き込む。デコ−ダ6Bは、バッファ5を介して命令バ
ッファ3から取り込んだ命令クラスタ列をデコードす
る。このデコードにより分岐命令であるとことを検出す
ると、分岐ユニット8へ命令が送られ、その他の場合に
は、レジスタウインドウ7へ命令が送出される。デコ−
ダ6Bは、命令クラスタをデコードした結果、命令ユニ
ット10に対する命令がnopであるか、命令ユニット
17に対する命令がnopであるかに応じて、命令ユニ
ット10、17の一方または両方に対する電源オフの指
示を電源制御ユニット11Aに対して送出する。
【0024】電源制御ユニット11Aは、デコ−ダ6B
から送出された指示が、命令ユニット10に対する電源
オフの指示であれば、命令ユニット10の電源をオフと
し、命令ユニット17に対する電源オフの指示であれ
ば、命令ユニット17の電源をオフとし、命令ユニット
10および命令ユニット17に対する電源オフの指示で
あれば、命令ユニット10および命令ユニット17の電
源をオフとする。また、電源オフは、デコ−ダ6Bから
当該ユニットに対する電源オンの指示が与えられるまで
継続される。
から送出された指示が、命令ユニット10に対する電源
オフの指示であれば、命令ユニット10の電源をオフと
し、命令ユニット17に対する電源オフの指示であれ
ば、命令ユニット17の電源をオフとし、命令ユニット
10および命令ユニット17に対する電源オフの指示で
あれば、命令ユニット10および命令ユニット17の電
源をオフとする。また、電源オフは、デコ−ダ6Bから
当該ユニットに対する電源オンの指示が与えられるまで
継続される。
【0025】以上のように構成されたVLIW方式のマ
イクロプロセッサ120においては、メインメモリ1に
記憶されている命令クラスタおよびデータが読み出され
てCPUローカルバス101を介してバスインタフェー
ス2へ読み出され、ここで分岐されて命令クラスタは命
令キャッシュ3へ、データはデータキャッシュ4へ送出
される。命令クラスタはバッファ5を介してデコ−ダ6
Bに読み出され、ここにおいてデコードされる。デコー
ドにより分岐命令が検出されると、分岐ユニット8へ命
令が送られ分岐ユニット8による命令キャッシュ3から
の命令の読出しが行なわれ、分岐命令でないときには、
レジスタウインドウ7へ命令クラスタが送出される。レ
ジスタウインドウ7の命令およびデータは、該当する命
令ユニット10および命令ユニット17に読み出され、
それぞれにおいて演算がなされる。一方、デコードの結
果、命令ユニット10のみに対する命令がnopである
場合には、命令ユニット10の電源をオフとし、命令ユ
ニット17の電源をオンとする指示を送出し、命令ユニ
ット17のみに対する命令がnopである場合には、命
令ユニット10の電源をオンとし、命令ユニット17の
電源をオフとする指示を送出し、命令ユニット10およ
び命令ユニット14両方に対する命令がnopである場
合には、命令ユニット10および命令ユニット17の電
源をオフとする指示を送出し、また、命令ユニット1
0、命令ユニット17が電源オフの場合に、到来した命
令ユニット10、命令ユニット17に対する命令がno
pでない場合には、命令ユニット10、命令ユニット1
7の電源をオンとする指示を送出する。電源制御ユニッ
ト11Aは、これに応じて、命令ユニット10、17の
電源の、オンオフを制御する。従って、図7に示される
ようにコンパイラによりスケジューリングされた命令ク
ラスタが並ぶときには、命令列が図7の上側からデコー
ドされるものとすれば、命令ユニット10においては、
命令bの次のnopをデコードしたときに命令ユニット
10の電源がオフされ、命令cのデコードにより命令ユ
ニット10の電源がオンとされる。また、命令ユニット
17においては、命令Aの次にnopが検出されるため
電源がオフされ、2つ次の命令Bのデコードにより電源
が再びオンとされる。
イクロプロセッサ120においては、メインメモリ1に
記憶されている命令クラスタおよびデータが読み出され
てCPUローカルバス101を介してバスインタフェー
ス2へ読み出され、ここで分岐されて命令クラスタは命
令キャッシュ3へ、データはデータキャッシュ4へ送出
される。命令クラスタはバッファ5を介してデコ−ダ6
Bに読み出され、ここにおいてデコードされる。デコー
ドにより分岐命令が検出されると、分岐ユニット8へ命
令が送られ分岐ユニット8による命令キャッシュ3から
の命令の読出しが行なわれ、分岐命令でないときには、
レジスタウインドウ7へ命令クラスタが送出される。レ
ジスタウインドウ7の命令およびデータは、該当する命
令ユニット10および命令ユニット17に読み出され、
それぞれにおいて演算がなされる。一方、デコードの結
果、命令ユニット10のみに対する命令がnopである
場合には、命令ユニット10の電源をオフとし、命令ユ
ニット17の電源をオンとする指示を送出し、命令ユニ
ット17のみに対する命令がnopである場合には、命
令ユニット10の電源をオンとし、命令ユニット17の
電源をオフとする指示を送出し、命令ユニット10およ
び命令ユニット14両方に対する命令がnopである場
合には、命令ユニット10および命令ユニット17の電
源をオフとする指示を送出し、また、命令ユニット1
0、命令ユニット17が電源オフの場合に、到来した命
令ユニット10、命令ユニット17に対する命令がno
pでない場合には、命令ユニット10、命令ユニット1
7の電源をオンとする指示を送出する。電源制御ユニッ
ト11Aは、これに応じて、命令ユニット10、17の
電源の、オンオフを制御する。従って、図7に示される
ようにコンパイラによりスケジューリングされた命令ク
ラスタが並ぶときには、命令列が図7の上側からデコー
ドされるものとすれば、命令ユニット10においては、
命令bの次のnopをデコードしたときに命令ユニット
10の電源がオフされ、命令cのデコードにより命令ユ
ニット10の電源がオンとされる。また、命令ユニット
17においては、命令Aの次にnopが検出されるため
電源がオフされ、2つ次の命令Bのデコードにより電源
が再びオンとされる。
【0026】以上の通りに動作するため、命令ユニット
10または、命令ユニット17、更に命令ユニット10
および命令ユニット17が、演算を実行することのない
nopがデコードされたときには、該当ユニットの電源
がオフとされ、消費電力の低減と発熱の低下とが図られ
ることになる。本実施例では、バッファ5、9、16を
介することにより、電源オンオフに関わりなく、命令の
適切な実行が保証される。
10または、命令ユニット17、更に命令ユニット10
および命令ユニット17が、演算を実行することのない
nopがデコードされたときには、該当ユニットの電源
がオフとされ、消費電力の低減と発熱の低下とが図られ
ることになる。本実施例では、バッファ5、9、16を
介することにより、電源オンオフに関わりなく、命令の
適切な実行が保証される。
【0027】図6には、第4番目の実施の形態に係るプ
ロセッサシステムであるCPUとコプロセッサによる構
成のシステムが示されている。アドレスバス、データバ
ス、コントロールバスの集合体であるCPUローカルバ
ス101には、命令およびデータが記憶されたメインメ
モリ1とCPU20が接続されている。CPU20に
は、電源制御ユニット30を介してコプロセッサ、例え
ばFPU(浮動小数点演算ユニット)40が接続されて
いる。CPU20は、メインメモリ1から命令とデータ
とを読み出し、命令を内部のデコ−ダでデコードし、C
PU20により処理する内容であればCPU20で実行
し、浮動小数点演算であれば制御信号fpu-contをアクテ
ィブとして送出する。この制御信号fpu-contは、電源制
御ユニット30を介してFPU40へ与えられる。ま
た、FPU40には、電源制御ユニット30から電源+
Vccが与えられる。電源制御ユニット30には、電源+
Vccのオンオフを行なうための、例えば、スイッチが設
けられており、上記制御信号fpu-contを監視して、それ
がアクティブか否かに基づきこのスイッチを制御して電
源のオンオフを制御する。一方、FPU40は、制御信
号fpu-contがアクティブであるときにCPUローカルバ
ス101のデータバスからデータを取り込み、浮動小数
点演算を行なう。
ロセッサシステムであるCPUとコプロセッサによる構
成のシステムが示されている。アドレスバス、データバ
ス、コントロールバスの集合体であるCPUローカルバ
ス101には、命令およびデータが記憶されたメインメ
モリ1とCPU20が接続されている。CPU20に
は、電源制御ユニット30を介してコプロセッサ、例え
ばFPU(浮動小数点演算ユニット)40が接続されて
いる。CPU20は、メインメモリ1から命令とデータ
とを読み出し、命令を内部のデコ−ダでデコードし、C
PU20により処理する内容であればCPU20で実行
し、浮動小数点演算であれば制御信号fpu-contをアクテ
ィブとして送出する。この制御信号fpu-contは、電源制
御ユニット30を介してFPU40へ与えられる。ま
た、FPU40には、電源制御ユニット30から電源+
Vccが与えられる。電源制御ユニット30には、電源+
Vccのオンオフを行なうための、例えば、スイッチが設
けられており、上記制御信号fpu-contを監視して、それ
がアクティブか否かに基づきこのスイッチを制御して電
源のオンオフを制御する。一方、FPU40は、制御信
号fpu-contがアクティブであるときにCPUローカルバ
ス101のデータバスからデータを取り込み、浮動小数
点演算を行なう。
【0028】以上の通りに構成されているため、メイン
メモリ1から命令を読み出し、CPU20においてデコ
−ドした場合に、FPU40に対する命令であるときに
は、制御信号fpu-contをアクティブとするため、FPU
40はCPUローカルバス101のデータバスからデー
タを取り込み、浮動小数点演算を行なう。このとき、電
源制御ユニット30は制御信号fpu-contがアクティブで
あることにより、電源+VccをFPU40に与える。こ
れにより、FPU40の動作が保証される。これに対し
て、メインメモリ1から命令を読み出し、CPU20に
おいてデコ−ドした場合に、FPU40に対する命令で
ないときには、制御信号fpu-contをインアクティブとす
る。電源制御ユニット30は制御信号fpu-contがインア
クティブであることにより、電源+Vccをオフとする。
従って、図8に示されるように、CPU20が行うべき
演算の命令a〜dに対し、FPU40が行うべき浮動小
数点命令A、Bが混在している命令列がメインメモリ1
から読み出された場合には、命令aのデコードがCPU
20において行われたときにFPU40の電源がオフと
され、浮動小数点命令AのデコードがCPU20におい
て行われたときにFPU40の電源がオンとされ、更
に、命令dのデコードがCPU20において行われたと
きにFPU40の電源がオフとされる。これにより、F
PU40が演算処理を行なわない場合には、FPU40
に対する電源供給が停止され、消費電力の低減と発熱の
低下とが図られることになる。
メモリ1から命令を読み出し、CPU20においてデコ
−ドした場合に、FPU40に対する命令であるときに
は、制御信号fpu-contをアクティブとするため、FPU
40はCPUローカルバス101のデータバスからデー
タを取り込み、浮動小数点演算を行なう。このとき、電
源制御ユニット30は制御信号fpu-contがアクティブで
あることにより、電源+VccをFPU40に与える。こ
れにより、FPU40の動作が保証される。これに対し
て、メインメモリ1から命令を読み出し、CPU20に
おいてデコ−ドした場合に、FPU40に対する命令で
ないときには、制御信号fpu-contをインアクティブとす
る。電源制御ユニット30は制御信号fpu-contがインア
クティブであることにより、電源+Vccをオフとする。
従って、図8に示されるように、CPU20が行うべき
演算の命令a〜dに対し、FPU40が行うべき浮動小
数点命令A、Bが混在している命令列がメインメモリ1
から読み出された場合には、命令aのデコードがCPU
20において行われたときにFPU40の電源がオフと
され、浮動小数点命令AのデコードがCPU20におい
て行われたときにFPU40の電源がオンとされ、更
に、命令dのデコードがCPU20において行われたと
きにFPU40の電源がオフとされる。これにより、F
PU40が演算処理を行なわない場合には、FPU40
に対する電源供給が停止され、消費電力の低減と発熱の
低下とが図られることになる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載のプ
ロセッサシステムによれば、第1のユニットへの命令が
no-operationであるときには、第1のユニットの電源が
オフとされて、第1のユニットに関する部分において、
消費電力の低減、発熱の低下を図ることができる。
ロセッサシステムによれば、第1のユニットへの命令が
no-operationであるときには、第1のユニットの電源が
オフとされて、第1のユニットに関する部分において、
消費電力の低減、発熱の低下を図ることができる。
【0030】以上説明したように請求項2に記載のプロ
セッサシステムによれば、命令がno-operationである第
1のユニット、または、浮動小数点演算ユニットの電源
がオフとされ、第1のユニット、または、浮動小数点演
算ユニットに関する部分において、消費電力の低減、発
熱の低下を図ることができる。
セッサシステムによれば、命令がno-operationである第
1のユニット、または、浮動小数点演算ユニットの電源
がオフとされ、第1のユニット、または、浮動小数点演
算ユニットに関する部分において、消費電力の低減、発
熱の低下を図ることができる。
【0031】以上説明したように請求項3に記載のプロ
セッサシステムによれば、実行される1命令クラスタ内
にno-operationが含まれる場合に、複数のユニット中の
該当するユニットの電源がオフとされ、当該部分におい
て、消費電力の低減、発熱の低下を図ることができる。
セッサシステムによれば、実行される1命令クラスタ内
にno-operationが含まれる場合に、複数のユニット中の
該当するユニットの電源がオフとされ、当該部分におい
て、消費電力の低減、発熱の低下を図ることができる。
【0032】以上説明したように請求項4に記載のプロ
セッサシステムによれば、電源制御ユニットが、no-ope
rationにより電源をオフとした場合に、次にno-operati
on以外の命令が現れるまで、電源オフが継続されるの
で、作動しないユニット部分が適切に電源オフされ、消
費電力の低減、発熱の低下を図ることができる。
セッサシステムによれば、電源制御ユニットが、no-ope
rationにより電源をオフとした場合に、次にno-operati
on以外の命令が現れるまで、電源オフが継続されるの
で、作動しないユニット部分が適切に電源オフされ、消
費電力の低減、発熱の低下を図ることができる。
【0033】以上説明したように請求項5に記載のプロ
セッサシステムによれば、マイクロプロセッサにおける
作動しないユニット部分が電源オフされ、消費電力の低
減、発熱の低下を図ることができる。
セッサシステムによれば、マイクロプロセッサにおける
作動しないユニット部分が電源オフされ、消費電力の低
減、発熱の低下を図ることができる。
【0034】以上説明したように請求項6に記載のプロ
セッサシステムによれば、第2のユニットが演算を行な
わない場合、この第2のユニットの電源オフされるの
で、消費電力の低減、発熱の低下を図ることができる。
セッサシステムによれば、第2のユニットが演算を行な
わない場合、この第2のユニットの電源オフされるの
で、消費電力の低減、発熱の低下を図ることができる。
【0035】以上説明したように請求項7に記載のプロ
セッサシステムによれば、CPUとコプロセッサとによ
り構成されるプロセッサシステムにおける作動しない場
合のコプロセッサが電源オフされるので、消費電力の低
減、発熱の低下を図ることができる。
セッサシステムによれば、CPUとコプロセッサとによ
り構成されるプロセッサシステムにおける作動しない場
合のコプロセッサが電源オフされるので、消費電力の低
減、発熱の低下を図ることができる。
【0036】以上説明したように請求項8に記載のプロ
セッサシステムによれば、作動しない第2ユニット部分
が適切に電源オフされるので、消費電力の低減、発熱の
低下を図ることができる。
セッサシステムによれば、作動しない第2ユニット部分
が適切に電源オフされるので、消費電力の低減、発熱の
低下を図ることができる。
【図1】本発明の第1番目の実施の形態であるSingle I
nstruction/Single Word方式を採用したマイクロプロセ
ッサの構成図。
nstruction/Single Word方式を採用したマイクロプロセ
ッサの構成図。
【図2】本発明の第1番目の実施の形態であるマイクロ
プロセッサによる電源のオンオフを説明するための図。
プロセッサによる電源のオンオフを説明するための図。
【図3】本発明の第2番目の実施の形態であるマイクロ
プロセッサによる電源のオンオフを説明するための図。
プロセッサによる電源のオンオフを説明するための図。
【図4】本発明の第2番目の実施の形態であるスパース
カラ方式を採用したマイクロプロセッサの構成図。
カラ方式を採用したマイクロプロセッサの構成図。
【図5】本発明の第3番目の実施の形態であるVLIW
方式を採用したマイクロプロセッサの構成図。
方式を採用したマイクロプロセッサの構成図。
【図6】本発明の第4番目の実施の形態であるCPUと
コプロセッサによるプロセッサシステムの構成図。
コプロセッサによるプロセッサシステムの構成図。
【図7】本発明の第3番目の実施の形態であるマイクロ
プロセッサによる電源のオンオフを説明するための図。
プロセッサによる電源のオンオフを説明するための図。
【図8】本発明の第4番目の実施の形態であるCPUと
コプロセッサによる電源のオンオフを説明するための
図。
コプロセッサによる電源のオンオフを説明するための
図。
1、1A メインメモリ 2 バスインタフ
ェース 3 命令キャッシュ 4 データキャッ
シュ 5、9、13、16 バッファ 6、6A,6B
デコ−ダ 7 レジスタウインドウ 8 分岐ユニット 10、17 命令ユニット 11、11A、3
0 電源制御ユニット 12、15、18 演算結果バッファ 20 CPU 40 FPU
ェース 3 命令キャッシュ 4 データキャッ
シュ 5、9、13、16 バッファ 6、6A,6B
デコ−ダ 7 レジスタウインドウ 8 分岐ユニット 10、17 命令ユニット 11、11A、3
0 電源制御ユニット 12、15、18 演算結果バッファ 20 CPU 40 FPU
Claims (8)
- 【請求項1】 命令列をデコードするデコ−ダと、 データについての演算を行なう第1のユニットと、 前記デコ−ダが命令列をデコードした結果、前記第1の
ユニットへの命令がno-operationであるときには、前記
第1のユニットの電源をオフとする電源制御ユニットと
を具備することを特徴とするプロセッサシステム。 - 【請求項2】 命令列をデコードするデコ−ダと、 データについての演算を行なう第1のユニットと、 浮動小数点演算を行なう浮動小数点演算ユニットと、 前記デコ−ダが命令列をデコードした結果、前記第1の
ユニットへの命令がno-operationであるときには、前記
第1のユニットの電源をオフとする一方、前記浮動小数
点演算ユニットへの命令がno-operationであるときに
は、前記浮動小数点演算ユニットの電源をオフとする電
源制御ユニットとを具備することを特徴とするプロセッ
サシステム。 - 【請求項3】 命令列をデコードするデコ−ダと、デー
タについての演算を行なう複数のユニットとを有するV
LIW方式のプロセッサシステムにおいて、 前記デコ−ダが命令列をデコードした結果、同時に実行
される1命令クラスタ内にno-operationが含まれる場合
には、前記複数のユニット中の該当するユニットの電源
をオフとする電源制御ユニットとを具備することを特徴
とするプロセッサシステム。 - 【請求項4】 電源制御ユニットは、no-operationによ
り電源をオフとした場合に、次にno-operation以外の命
令が現れるまで、電源オフを継続することを特徴とする
請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプロセッサシス
テム。 - 【請求項5】 プロセッサシステムはマイクロプロセッ
サにより構成されることを特徴とする請求項1乃至4の
いずれか1項に記載のプロセッサシステム。 - 【請求項6】 命令列をデコードするデコ−ダと、 データについての演算を行なう第1のユニットと、 この第1のユニットとは別に設けられ、演算を行なう第
2のユニットと、 前記デコ−ダが命令列をデコードした結果、前記第1の
ユニットへの命令であるときには、前記第2のユニット
の電源をオフとする電源制御ユニットとを具備すること
を特徴とするプロセッサシステム。 - 【請求項7】 第1のユニットは、CPUにより構成さ
れ、第2のユニットは、コプロセッサにより構成される
ことを特徴とする請求項6に記載のプロセッサシステ
ム。 - 【請求項8】 電源制御ユニットは、電源をオフとした
場合に、次に第2のユニットに対する命令が現れるま
で、電源オフを継続することを特徴とする請求項6また
は7に記載のプロセッサシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7185333A JPH0934599A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | プロセッサシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7185333A JPH0934599A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | プロセッサシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0934599A true JPH0934599A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16168980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7185333A Withdrawn JPH0934599A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | プロセッサシステム |
Country Status (1)
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JP (1) | JPH0934599A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1995
- 1995-07-21 JP JP7185333A patent/JPH0934599A/ja not_active Withdrawn
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