JPH09339A - 電動式爪みがき機 - Google Patents
電動式爪みがき機Info
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- JPH09339A JPH09339A JP17745596A JP17745596A JPH09339A JP H09339 A JPH09339 A JP H09339A JP 17745596 A JP17745596 A JP 17745596A JP 17745596 A JP17745596 A JP 17745596A JP H09339 A JPH09339 A JP H09339A
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 18
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Landscapes
- Brushes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 摺動部材の組付性を向上させることを目的と
する。 【構成】 握り部を兼ねた本体部2の下部に設けた固定
部21に往復動する摺動部材22の上面側を取り付け、
該摺動部材22の下面側に研摩部23を装着してなる電
動式爪みがき機において、固定部21に、摺動部材22
の往復動方向に沿って凹入受部38を設け、この凹入受
部38に摺動部材22の上面側に突設した係止爪33を
往復動方向にスライド自在に係合するとともに、固定部
21に、開口部27を設け、摺動部材の駆動用突部19
をこの開口部27を介して摺動部材22の上面側に設け
られた係止部34に係入せしめた。
する。 【構成】 握り部を兼ねた本体部2の下部に設けた固定
部21に往復動する摺動部材22の上面側を取り付け、
該摺動部材22の下面側に研摩部23を装着してなる電
動式爪みがき機において、固定部21に、摺動部材22
の往復動方向に沿って凹入受部38を設け、この凹入受
部38に摺動部材22の上面側に突設した係止爪33を
往復動方向にスライド自在に係合するとともに、固定部
21に、開口部27を設け、摺動部材の駆動用突部19
をこの開口部27を介して摺動部材22の上面側に設け
られた係止部34に係入せしめた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動式爪みがき機に係
り、特に研摩部が往復動するタイプのもので、摺動部材
の組み付けを簡単にした構造を提供するものである。
り、特に研摩部が往復動するタイプのもので、摺動部材
の組み付けを簡単にした構造を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】モータ等により研摩部を往復動させる形
式のものとして、米国特許第3240966号に開示さ
れた技術が知られている。このものは図7に示すよう
に、モータ51やカム部52により駆動される駆動シャ
フト53の先端部に研摩部54を挿着して構成されてい
る。
式のものとして、米国特許第3240966号に開示さ
れた技術が知られている。このものは図7に示すよう
に、モータ51やカム部52により駆動される駆動シャ
フト53の先端部に研摩部54を挿着して構成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのものは研摩
部54が、シャフト53に片持ち状に支持されているた
め、爪に押し当てるなどの使用時、たわみが生じたり脱
落し易くて、使い辛いものであった。
部54が、シャフト53に片持ち状に支持されているた
め、爪に押し当てるなどの使用時、たわみが生じたり脱
落し易くて、使い辛いものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は握り部を兼ねた
本体部2の下部に設けた固定部21に往復動する摺動部
材22の上面側を取り付け、該摺動部材22の下面側に
研摩部23を装着してなる電動式爪みがき機において、
固定部21に、摺動部材22の往復動方向に沿って凹入
受部38を設け、この凹入受部38に摺動部材22の上
面側に突設した係止爪33を往復動方向にスライド自在
に係合するとともに、固定部21に、開口部27を設
け、摺動部材の駆動用突部19をこの開口部27を介し
て摺動部材22の上面側に設けられた係止部34に係入
せしめたものである。
本体部2の下部に設けた固定部21に往復動する摺動部
材22の上面側を取り付け、該摺動部材22の下面側に
研摩部23を装着してなる電動式爪みがき機において、
固定部21に、摺動部材22の往復動方向に沿って凹入
受部38を設け、この凹入受部38に摺動部材22の上
面側に突設した係止爪33を往復動方向にスライド自在
に係合するとともに、固定部21に、開口部27を設
け、摺動部材の駆動用突部19をこの開口部27を介し
て摺動部材22の上面側に設けられた係止部34に係入
せしめたものである。
【0005】
【作用】本発明によれば、摺動部材22の上面側が固定
部との係合面、下面側が研摩部の装着面となるので、突
設された係止爪33を固定部21の凹入受部38に、研
摩ピース23の使用時の押圧方向と同一方向に差し入れ
係合するだけで取り付けることができ、組み立てが容易
であるとともに、使用時の研摩部からの押当て力と係合
のための差し入れ方向とが一致していることにより係止
爪33に使用時無理な力が加わらず、このため取付構造
を簡素化,小形化でき、不要な変形破損を生じ難いもの
である。
部との係合面、下面側が研摩部の装着面となるので、突
設された係止爪33を固定部21の凹入受部38に、研
摩ピース23の使用時の押圧方向と同一方向に差し入れ
係合するだけで取り付けることができ、組み立てが容易
であるとともに、使用時の研摩部からの押当て力と係合
のための差し入れ方向とが一致していることにより係止
爪33に使用時無理な力が加わらず、このため取付構造
を簡素化,小形化でき、不要な変形破損を生じ難いもの
である。
【0006】しかも係止爪33が係合する凹入受部38
は往復動方向に沿って設けられており、係止爪33が下
方より差し入れられるため、研摩粉が仮え侵入しても排
出し易く、往復動に無用な負荷が加わるのを軽減でき
る。
は往復動方向に沿って設けられており、係止爪33が下
方より差し入れられるため、研摩粉が仮え侵入しても排
出し易く、往復動に無用な負荷が加わるのを軽減でき
る。
【0007】そのうえ、摺動部材の駆動用の突部が摺動
部材の上面側の係止部に係入される様に固定部に開口部
を設けているので突部の係止部への係入方向が研摩時の
爪の押圧方向と対向し、使用時の最も係合力が必要な時
に係合力が向上する方向に作用し、簡便な係合構造であ
りながら駆動伝達性や騒音低減に優れたものとなる。
部材の上面側の係止部に係入される様に固定部に開口部
を設けているので突部の係止部への係入方向が研摩時の
爪の押圧方向と対向し、使用時の最も係合力が必要な時
に係合力が向上する方向に作用し、簡便な係合構造であ
りながら駆動伝達性や騒音低減に優れたものとなる。
【0008】
【実施例】次に図面を参照しながら本発明の実施例の説
明を行う。図1は本発明に係る電動式爪みがき機の斜視
図であって、この爪みがき機の本体ケース1は握り部を
兼ねた円筒状本体部2と、この本体部2の前部の被蓋部
3の下部に研摩ユニット4が装着されている。5はスラ
イド式スイッチボタンであり、本体部2を保持する手の
指先により操作すると、後述する駆動手段により研摩ユ
ニット4の研摩部は前後方向に往復動し、爪aの表面を
研摩する。
明を行う。図1は本発明に係る電動式爪みがき機の斜視
図であって、この爪みがき機の本体ケース1は握り部を
兼ねた円筒状本体部2と、この本体部2の前部の被蓋部
3の下部に研摩ユニット4が装着されている。5はスラ
イド式スイッチボタンであり、本体部2を保持する手の
指先により操作すると、後述する駆動手段により研摩ユ
ニット4の研摩部は前後方向に往復動し、爪aの表面を
研摩する。
【0009】次に図2(a),(b)および図3を参照
しながら、この爪みがき機の詳細な構造を説明する。上
記本体部2は、上ケース2aの下側に二分割された下ケ
ース2b,2cを装着して形成されている。下ケース2
bは組み立て状態において上ケース2aに固定される
が、下ケース2cは上ケース2aの後部下側に着脱自在
に装着される。下ケース2cは電源電池から成る電源部
6の交換蓋となるものであり、この下ケース2cを着脱
することにより電源部6を交換することができる。被蓋
部3は、研摩ユニット4の研摩部23を爪aに押し当て
やすいように、本体部2から上方へ向かって屈折してお
り、したがって被蓋部3の下部に装着された研摩部23
の研摩面37は、上方へ向かって角度θ傾斜している。
しながら、この爪みがき機の詳細な構造を説明する。上
記本体部2は、上ケース2aの下側に二分割された下ケ
ース2b,2cを装着して形成されている。下ケース2
bは組み立て状態において上ケース2aに固定される
が、下ケース2cは上ケース2aの後部下側に着脱自在
に装着される。下ケース2cは電源電池から成る電源部
6の交換蓋となるものであり、この下ケース2cを着脱
することにより電源部6を交換することができる。被蓋
部3は、研摩ユニット4の研摩部23を爪aに押し当て
やすいように、本体部2から上方へ向かって屈折してお
り、したがって被蓋部3の下部に装着された研摩部23
の研摩面37は、上方へ向かって角度θ傾斜している。
【0010】このように研摩面37を傾斜させれば、本
体部2を手に保持した状態で、研摩面37を爪aの表面
に押し当てやすい。また被蓋部3は本体部2から先細状
に突出している。電源部としては、電池6のかわりにコ
ンセントに接続される接続コードを設けてもよい。7は
モータから成る動力部であって、下ケース2b上に装着
される。19は動力部の固定用リブである。
体部2を手に保持した状態で、研摩面37を爪aの表面
に押し当てやすい。また被蓋部3は本体部2から先細状
に突出している。電源部としては、電池6のかわりにコ
ンセントに接続される接続コードを設けてもよい。7は
モータから成る動力部であって、下ケース2b上に装着
される。19は動力部の固定用リブである。
【0011】10は動力部7の回転運動を往復運動に変
換する駆動部であって、次にその詳細を説明する。8は
動力部7の回転軸9に連結される歯車、11は該歯車8
に噛合する歯車である。この歯車11の上部には偏心カ
ム12が一体的に形成されている。13は歯車11やカ
ム12のホルダーであって、基板13aの上部と下部に
突設された支持板13b,13bの間に上記歯車11と
カム12を介装し、回転軸14を挿着して組み立てられ
る。15,15はホルダー13を動力部7の前面に固定
するためのネジ、16は支持板13b,13bの撓み変
形を防止する補強部材、17は弾接用コイルばねであ
る。
換する駆動部であって、次にその詳細を説明する。8は
動力部7の回転軸9に連結される歯車、11は該歯車8
に噛合する歯車である。この歯車11の上部には偏心カ
ム12が一体的に形成されている。13は歯車11やカ
ム12のホルダーであって、基板13aの上部と下部に
突設された支持板13b,13bの間に上記歯車11と
カム12を介装し、回転軸14を挿着して組み立てられ
る。15,15はホルダー13を動力部7の前面に固定
するためのネジ、16は支持板13b,13bの撓み変
形を防止する補強部材、17は弾接用コイルばねであ
る。
【0012】18は駆動シャフトであって、その後端部
には上記カム12に嵌着されるリング部20が形成され
ている。駆動シャフト18は例えば可撓性合成樹脂など
の可撓性材料から成るものであって、その先端部18a
はやや上方へ屈折し、その下部には突部19が突設され
ており、組み立て状態において駆動シャフト18は研摩
部23の摺動方向Qに対して小角度α傾斜する。18b
は駆動シャフト18の後部に形成された肉薄部であっ
て、駆動シャフト18にその長さ方向の伸縮性を付与す
るとともに、上下方向のぶれを吸収する。18cは駆動
シャフト18にその長さ方向に沿って開設された長孔部
から成る衝撃緩衝手段であって、研摩部23の先端部が
あま皮に当ったときには、図5(b)に示すように駆動
シャフト18は弾性変形してその衝撃を緩和吸収する。
29は上記スイッチボタン5と一体的に摺動する導電板
である。
には上記カム12に嵌着されるリング部20が形成され
ている。駆動シャフト18は例えば可撓性合成樹脂など
の可撓性材料から成るものであって、その先端部18a
はやや上方へ屈折し、その下部には突部19が突設され
ており、組み立て状態において駆動シャフト18は研摩
部23の摺動方向Qに対して小角度α傾斜する。18b
は駆動シャフト18の後部に形成された肉薄部であっ
て、駆動シャフト18にその長さ方向の伸縮性を付与す
るとともに、上下方向のぶれを吸収する。18cは駆動
シャフト18にその長さ方向に沿って開設された長孔部
から成る衝撃緩衝手段であって、研摩部23の先端部が
あま皮に当ったときには、図5(b)に示すように駆動
シャフト18は弾性変形してその衝撃を緩和吸収する。
29は上記スイッチボタン5と一体的に摺動する導電板
である。
【0013】21は上記被蓋部3の下部に設けられた硬
質材料から成る固定部であって、該固定部21の上面に
はリブ24が突設されており、該リブ24の上端膨大部
24aを被蓋部3に装着された2本の線材25,25の
間に嵌着することにより、該固定部21は被蓋部3の下
部に着脱自在に装着される。勿論、着脱する必要のない
場合は、固定部21は本体部2に一体形成すれば良い。
26は位置決め用リブであって、被蓋部3の先端溝部2
8に嵌着される。上記研摩ユニット4は固定部21の下
面に装着される摺動部材22と、該摺動部材22の下面
に着脱自在に装着される研摩部23から成っている。摺
動部材22は硬質材料から成る長円状板体31を主体と
している。
質材料から成る固定部であって、該固定部21の上面に
はリブ24が突設されており、該リブ24の上端膨大部
24aを被蓋部3に装着された2本の線材25,25の
間に嵌着することにより、該固定部21は被蓋部3の下
部に着脱自在に装着される。勿論、着脱する必要のない
場合は、固定部21は本体部2に一体形成すれば良い。
26は位置決め用リブであって、被蓋部3の先端溝部2
8に嵌着される。上記研摩ユニット4は固定部21の下
面に装着される摺動部材22と、該摺動部材22の下面
に着脱自在に装着される研摩部23から成っている。摺
動部材22は硬質材料から成る長円状板体31を主体と
している。
【0014】33は摺動部材22の上面側の前方と後方
にそれぞれ二個づつ突設された係止爪であって、上記固
定部21に開設された二つの開口部27,27に摺動部
材22の往復動方向に形成された凹入受部38に係着さ
れる。開口部27,27の前後方向の長さは係止爪33
のそれよりも長く、したがって係止爪33を開口部2
7,27に挿入した状態において、摺動部材22は前後
方向に往復摺動でき、かつその摺動は上記凹入受部38
に係合してスライドガイドされる。
にそれぞれ二個づつ突設された係止爪であって、上記固
定部21に開設された二つの開口部27,27に摺動部
材22の往復動方向に形成された凹入受部38に係着さ
れる。開口部27,27の前後方向の長さは係止爪33
のそれよりも長く、したがって係止爪33を開口部2
7,27に挿入した状態において、摺動部材22は前後
方向に往復摺動でき、かつその摺動は上記凹入受部38
に係合してスライドガイドされる。
【0015】34は摺動部面22の上面側の後部に突設
された係止部であって、上記駆動シャフト18の突部1
9は開口部27を介して該係止部34の凹部34aに係
入される。45は固定部21と摺動部材22との間に、
この両者を離間支持するリブであって、例えば板体31
の上面端部に突設され、固定部21の底面に当接する
が、どちら側に設けても同様である。このリブ45によ
り、摺動面積を小さくし、摺動負荷を減じるとともに、
タンパク質系のような潰すと粘着性のある研摩粉の喰い
込みを最小限に抑え、滑らかな往復動を可能にしてい
る。
された係止部であって、上記駆動シャフト18の突部1
9は開口部27を介して該係止部34の凹部34aに係
入される。45は固定部21と摺動部材22との間に、
この両者を離間支持するリブであって、例えば板体31
の上面端部に突設され、固定部21の底面に当接する
が、どちら側に設けても同様である。このリブ45によ
り、摺動面積を小さくし、摺動負荷を減じるとともに、
タンパク質系のような潰すと粘着性のある研摩粉の喰い
込みを最小限に抑え、滑らかな往復動を可能にしてい
る。
【0016】研摩部23は、硬質材料から成る長円状基
板35を主体とし、摺動部材22の下面側で着脱自在に
装着される。研摩部の下面には研摩剤を塗布して研摩面
37が形成されている。研摩部23の周縁には摺動部材
22に嵌合する壁部36が突設されており、またその前
端部と後端部は円曲面部23aとなっている。研摩部2
3の形状は前後左右対称であって、前後を逆にして摺動
部材22に装着することができる。
板35を主体とし、摺動部材22の下面側で着脱自在に
装着される。研摩部の下面には研摩剤を塗布して研摩面
37が形成されている。研摩部23の周縁には摺動部材
22に嵌合する壁部36が突設されており、またその前
端部と後端部は円曲面部23aとなっている。研摩部2
3の形状は前後左右対称であって、前後を逆にして摺動
部材22に装着することができる。
【0017】39は係止爪、40は突起であり、この研
摩部23は係止爪39や突起40を摺動部材22の肉厚
部41やその底面の凹部42に弾性的に嵌着することに
より、該摺動部材22の下部に着脱自在に装着される。
研摩ユニット4を被蓋部3に装着した状態で、その先端
部はあま皮bの押し込みができるように被蓋部3の前方
へ突出する。
摩部23は係止爪39や突起40を摺動部材22の肉厚
部41やその底面の凹部42に弾性的に嵌着することに
より、該摺動部材22の下部に着脱自在に装着される。
研摩ユニット4を被蓋部3に装着した状態で、その先端
部はあま皮bの押し込みができるように被蓋部3の前方
へ突出する。
【0018】研摩部23は、研摩面37の粗度の異なる
ものが複数個用意されるものであり、これを適宜取りか
えることにより、爪の粗みがきや仕上げみがき等が行え
るようになっている。
ものが複数個用意されるものであり、これを適宜取りか
えることにより、爪の粗みがきや仕上げみがき等が行え
るようになっている。
【0019】本爪みがき機は上記のような構成より成
り、本体部2を保持してスイッチボタン5を操作する
と、動力部7は駆動してその回転運動は駆動部10によ
り往復運動に変換され、駆動シャフト18を介して駆動
部10に連結された研摩部23は前後方向に往復動す
る。そこで研摩面37を爪aに押し当てれば、爪aの表
面は研摩される。
り、本体部2を保持してスイッチボタン5を操作する
と、動力部7は駆動してその回転運動は駆動部10によ
り往復運動に変換され、駆動シャフト18を介して駆動
部10に連結された研摩部23は前後方向に往復動す
る。そこで研摩面37を爪aに押し当てれば、爪aの表
面は研摩される。
【0020】また爪aに研摩部23を押し当てた際に該
研摩部23に加えられる押圧力Pは、研摩面37の往復
動方向Qと直交する方向、すなわち研摩部23を被蓋部
3側へ押し付ける方向であり、この方向は係止爪33の
係合のための挿入方向と一致するから、爪みがき中に研
摩部23が脱落することはない。また研摩部23を爪a
に強く押しつけても研摩部23は被蓋部3にしっかりと
支持され、研摩部23が不要に撓んだりぶれたりするこ
とはなく、安定した爪みがきを行うことができる。
研摩部23に加えられる押圧力Pは、研摩面37の往復
動方向Qと直交する方向、すなわち研摩部23を被蓋部
3側へ押し付ける方向であり、この方向は係止爪33の
係合のための挿入方向と一致するから、爪みがき中に研
摩部23が脱落することはない。また研摩部23を爪a
に強く押しつけても研摩部23は被蓋部3にしっかりと
支持され、研摩部23が不要に撓んだりぶれたりするこ
とはなく、安定した爪みがきを行うことができる。
【0021】また研摩面37は角度θ上方へ屈折してい
るので、爪aに押し当てやすく、また被蓋部3は先細状
となっているので、研摩部23により爪みがきする様子
を上方から容易に視認することができる。
るので、爪aに押し当てやすく、また被蓋部3は先細状
となっているので、研摩部23により爪みがきする様子
を上方から容易に視認することができる。
【0022】図4は爪aの基端部に存在するあま皮bを
押し込んでいる様子を示すものであって、上記のように
研摩部23を往復動させながら、その円曲面部23aに
よりあま皮bをつつくことにより、あま皮bを押しつぶ
すことができる。ここで駆動シャフト18が復動すると
きは、駆動シャフト18はその長さ方向に弾性変形しな
いが(図5(a)参照)、駆動シャフト18が往動して
研摩部23の先端部があま皮bに過度に当たるときに
は、駆動シャフト18は衝撃緩衝手段18cにより弾性
変形し(図5(b)参照)、あま皮bへ加えられる衝撃
は緩和吸収される。
押し込んでいる様子を示すものであって、上記のように
研摩部23を往復動させながら、その円曲面部23aに
よりあま皮bをつつくことにより、あま皮bを押しつぶ
すことができる。ここで駆動シャフト18が復動すると
きは、駆動シャフト18はその長さ方向に弾性変形しな
いが(図5(a)参照)、駆動シャフト18が往動して
研摩部23の先端部があま皮bに過度に当たるときに
は、駆動シャフト18は衝撃緩衝手段18cにより弾性
変形し(図5(b)参照)、あま皮bへ加えられる衝撃
は緩和吸収される。
【0023】この場合、上記肉薄部18bによっても同
様の衝撃緩衝効果が得られる。また駆動シャフト18は
研摩部23の摺動方向に対して小角度α傾斜しているの
で、駆動シャフト18に加わる衝撃はその軸心方向から
ずれ、駆動シャフト18は思案することなく速やかに屈
折して衝撃を緩和することができる。すなわちこの駆動
シャフト18は、それ自身の弾性的材質によっても衝撃
緩衝手段を付与されているものであり、この場合上記の
ように小角度α傾斜させることにより、思案点をなくし
てより円滑な衝撃緩衝効果を得ることができる。
様の衝撃緩衝効果が得られる。また駆動シャフト18は
研摩部23の摺動方向に対して小角度α傾斜しているの
で、駆動シャフト18に加わる衝撃はその軸心方向から
ずれ、駆動シャフト18は思案することなく速やかに屈
折して衝撃を緩和することができる。すなわちこの駆動
シャフト18は、それ自身の弾性的材質によっても衝撃
緩衝手段を付与されているものであり、この場合上記の
ように小角度α傾斜させることにより、思案点をなくし
てより円滑な衝撃緩衝効果を得ることができる。
【0024】当然のことながら長孔部や肉薄部等の手段
を講じなくとも、上記のようにシャフト18をα度傾斜
させるのみであっても、衝撃緩衝効果は得られるもので
ある。
を講じなくとも、上記のようにシャフト18をα度傾斜
させるのみであっても、衝撃緩衝効果は得られるもので
ある。
【0025】(他の実施例)図6(a)は他の実施例を
示すものであって、係止部34に係入する駆動シャフト
18の突部19に衝撃緩衝手段としての開口部19aが
開設されており、該突部19の弾性変形により上記衝撃
を吸収する(同図鎖線参照)。また同図(b)において
は、突部19の前部に弾性材43が装着されており、該
弾性材43により上記衝撃を吸収する。このように駆動
シャフト18に衝撃緩衝手段を付与する方法は種々考え
られる。
示すものであって、係止部34に係入する駆動シャフト
18の突部19に衝撃緩衝手段としての開口部19aが
開設されており、該突部19の弾性変形により上記衝撃
を吸収する(同図鎖線参照)。また同図(b)において
は、突部19の前部に弾性材43が装着されており、該
弾性材43により上記衝撃を吸収する。このように駆動
シャフト18に衝撃緩衝手段を付与する方法は種々考え
られる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る電動式
爪みがき機は、握り部を兼ねた本体部2の下部に設けた
固定部21に往復動する摺動部材22の上面側を設け、
該摺動部材22の下面側に研摩部23を装着してなる電
動式爪みがき機において、固定部21に、摺動部材22
の往復動方向に沿って凹入受部38を設け、この凹入受
部38に摺動部材22の上面側に突設した係止爪33を
往復動方向にスライド自在に係合するとともに、固定部
21に、開口部27を設け、摺動部材の駆動用突部19
をこの開口部27を介して摺動部材22の上面側に設け
られた係止部34に係入せしめたので、簡単な構成とな
り組立性が向上するとともに、使い易く、また使用時の
押圧力が固定部と摺動部材の係合力を強力する方向に働
くので駆動伝達性が向上し騒音も軽減される。
爪みがき機は、握り部を兼ねた本体部2の下部に設けた
固定部21に往復動する摺動部材22の上面側を設け、
該摺動部材22の下面側に研摩部23を装着してなる電
動式爪みがき機において、固定部21に、摺動部材22
の往復動方向に沿って凹入受部38を設け、この凹入受
部38に摺動部材22の上面側に突設した係止爪33を
往復動方向にスライド自在に係合するとともに、固定部
21に、開口部27を設け、摺動部材の駆動用突部19
をこの開口部27を介して摺動部材22の上面側に設け
られた係止部34に係入せしめたので、簡単な構成とな
り組立性が向上するとともに、使い易く、また使用時の
押圧力が固定部と摺動部材の係合力を強力する方向に働
くので駆動伝達性が向上し騒音も軽減される。
【図1】本発明の実施例の斜視図である。
【図2】(a),(b)は同実施例の分解図である。
【図3】同実施例の断面図である。
【図4】同実施例の使用中の部分側面図である。
【図5】(a),(b)は同実施例の部分平面図であ
る。
る。
【図6】(a),(b)は他の実施例の部分断面図であ
る。
る。
【図7】従来例の部分側面図である。
2 本体部 19 突部 21 固定部 22 摺動部材 23 研摩部 27 開口部 33 係止爪 38 凹入受部
Claims (1)
- 【請求項1】 握り部を兼ねた本体部2の下部に設けた
固定部21に往復動する摺動部材22の上面側を取り付
け、該摺動部材22の下面側に研摩部23を装着してな
る電動式爪みがき機において、 固定部21に、摺動部材22の往復動方向に沿って凹入
受部38を設け、この凹入受部38に摺動部材22の上
面側に突設した係止爪33を往復動方向にスライド自在
に係合するとともに、 固定部21に、開口部27を設け、摺動部材の駆動用突
部19をこの開口部27を介して摺動部材22の上面側
に設けられた係止部34に係入せしめたことを特徴とす
る電動式爪みがき機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17745596A JP2619828B2 (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 電動式爪みがき機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17745596A JP2619828B2 (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 電動式爪みがき機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35558092A Division JPH0759209B2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 電動式爪みがき機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09339A true JPH09339A (ja) | 1997-01-07 |
JP2619828B2 JP2619828B2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=16031250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17745596A Expired - Fee Related JP2619828B2 (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 電動式爪みがき機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2619828B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
LT3344B (en) | 1992-12-25 | 1995-07-25 | Senju Pharma Co | Cetirizine-containing antialergic solution for opthalmic or nasal use |
KR20150138677A (ko) * | 2014-06-02 | 2015-12-10 | (주)디앤케이 | 전동식 네일 연마기 |
-
1996
- 1996-06-17 JP JP17745596A patent/JP2619828B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
LT3344B (en) | 1992-12-25 | 1995-07-25 | Senju Pharma Co | Cetirizine-containing antialergic solution for opthalmic or nasal use |
KR20150138677A (ko) * | 2014-06-02 | 2015-12-10 | (주)디앤케이 | 전동식 네일 연마기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2619828B2 (ja) | 1997-06-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |