JPH0933765A - 光モジュール - Google Patents

光モジュール

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JPH0933765A
JPH0933765A JP18382595A JP18382595A JPH0933765A JP H0933765 A JPH0933765 A JP H0933765A JP 18382595 A JP18382595 A JP 18382595A JP 18382595 A JP18382595 A JP 18382595A JP H0933765 A JPH0933765 A JP H0933765A
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JP
Japan
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optical
fiber
groove
substrate
guide pin
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Application number
JP18382595A
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English (en)
Inventor
Fumio Yuki
文夫 結城
Takeshi Kato
猛 加藤
Kimio Tateno
公男 立野
Yoichi Yasuda
洋一 安田
Shoichi Takahashi
正一 高橋
Satoru Kikuchi
悟 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Tohbu Semiconductor Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 光モジュールのコスト低減を可能にし、且つ
光素子の寿命信頼性を向上させ、光素子とコネクタ内の
光ファイバとが精度良く光結合可能な光モジュール、及
び実装作業性の向上が可能な光モジュールを提供する。 【解決手段】 基板106の中央部にファイバ搭載用溝
113と2本のガイドピン搭載用溝117a,bをSi
の異方性エッチングで形成し、光素子搭載用マーカ上に
光素子102を配置させ半田(1)で固定する。光ファ
イバ103は、基板106のファイバ搭載用溝113に
嵌合されファイバ押さえ用溝114を有するファイバホ
ルダ107で樹脂固定している。ガイドピンは基板10
6のガイドピン搭載用溝117a,bに嵌合されガイド
ピン押さえ用溝118a,bとファイバホルダ嵌合用溝
119を有するキャップ108で樹脂固定している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光素子と外部コネクタ
の光結合を行なうのに好適なガイドピン光結合方式の光
モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光通信の適用領域は基幹系から加
入者網やLANに拡大してきており、光送受信モジュー
ルの小型化、低価格化が重要な課題となっている。ま
た、光素子と外部コネクタを効率良く光結合させる必要
がある。中でも、モジュール実装コストの低減のために
生産性を考慮した光モジュール設計が必要であり、パッ
シブアライメントや無調整実装を考慮した高精度の光素
子と光ファイバの結合構造も重要である。また、光モジ
ュールの信頼性を向上させるため光モジュールの気密性
についても十分検討する必要がある。
【0003】従来の光素子と光ファイバとの光結合を行
う光モジュールとして、特開平6ー308356号公報
に記載されているものが知られている。光素子は、ガイ
ドピン嵌合用の溝が形成されている基板(1)に固定さ
れている。光ファイバは、光ファイバ固定用の溝とガイ
ドピン固定用の溝が形成されている基板(2)に配列さ
れ、押さえカバーで固定されている。ガイドピンは、基
板(2)のガイドピン固定用溝に基板(2)の端面から
一部突出した状態で配置され固定されている。基板
(2)に固定された光ファイバは、コネクタ状態となり
光素子が搭載されている基板のガイドピン搭載用溝にガ
イドピンを嵌合することで光素子とコネクタ状の光ファ
イバと光結合される。そのときの光素子は、端面が大気
中に露出している。基板(1)に形成してある光素子の
入出力信号取り出し用電極は、光ファイバ結合面と反対
方向に延びている。基板(1)、(2)の溝は、Siの
異方性エッチング加工により形成するかまたは、機械加
工により形成されている。光ファイバの先端は、垂直研
磨、先球レンズ加工などが施されている。
【0004】従来の他の光素子と光ファイバとの光結合
を行う光モジュールは、信学技報OPE94-39(1994-08)に
記載されているものが知られている。
【0005】モジュールは、11×7.6×3mm3の
セラミックパッケージから成る。光ファイバは、ガラス
フェルールに搭載され、ファイバ先端がフェルールから
突き出している。光素子は、Si基板のV溝に配置され
た光ファイバと光結合されている。気密工程では、パッ
ケージにファイバフェルールを搭載固定後、フタをかぶ
せ、その隙間を樹脂封止している。フェルールの固定
は、パッケージ側壁のブロックのみで行っている。
【0006】上記光モジュールとファイバコネクタとの
光結合は、コネクタに内蔵したスリーブにモジュールに
搭載したフェルールを挿入して完了する。
【0007】ファイバコネクタは、モジュールへコネク
タ側のクリップによりプッシュオン接続される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の光モジュー
ルには以下の問題があった。
【0009】(1)光ファイバの配列方法における生産性
についての配慮が足りなかった。一般に、光モジュール
に使用する光ファイバの長さは、数mから数100mに
まで及ぶ。ピグテイル型モジュール(パッケージ内に実
装された光ファイバをパッケージ外にそのまま引き出し
た形態)や溝加工した基板を用いたコネクタでは、その
長い光ファイバを溝加工した基板へ自動生産設備を用い
て配列することは困難である。つまり、数十μmの搬送
精度で基板上の溝へ配置する必要があるため、光ファイ
バを安定的に保持搬送しなければならない。しかし、数
mある光ファイバの先端部を保持すると、ファイバ端末
の重量によりファイバ先端部に折れが発生する。また、
光ファイバ端末が搬送時に邪魔をし安定的に保持搬送で
きないため、精度良く基板に配置できない。
【0010】以上から、上記従来の光モジュールでは、
光ファイバの配列における生産性が悪いという問題があ
った。
【0011】(2)光モジュール内部に配置してある光素
子の寿命信頼性についての配慮が足りなかった。一般
に、光素子の信頼性向上のため、光モジュールはセラミ
ックパッケージのキャップを溶接し、光ファイバ取り出
し部を低融点ガラスにより固定するなどの気密封止構造
を採用している。しかし、光素子は、コネクタの光ファ
イバと直接光結合する構造となっており、周囲をパッケ
ージングする構造となっていない。そのため光素子は、
大気と接触し、素子の絶縁層が大気中の湿気を吸収し絶
縁不良の発生や、光素子端面を直接ぶつけた破壊不良が
発生する。
【0012】以上から、上記光モジュールでは、光素子
の寿命信頼性が悪いという問題があった。
【0013】(3)光素子とコネクタ内の光ファイバとの
光結合精度についての配慮が足りなかった。一般に、S
i異方性エッチング加工により形成した溝基板は、配列
精度はサブミクロンである。ただし、基板に光ファイバ
を配列し固定する際、基板への光ファイバの押さえ方に
よって溝高さ方向に数μmの位置ずれが生じる。平板の
点接触で安定性が良い支持方法は、3点支持である。一
方、平板の線接触で安定性が良い支持方法は、2線支持
である。基板へ光ファイバまたは、ガイドピンを3本以
上同時に押さえることは、2線接触で安定となるため、
押さえ板を安定にしている2本以外のファイバまたは、
ガイドピンは、押さえ板との接触が妨げられ位置不安定
となる。そのため、光結合精度が低下する。
【0014】以上から、上記光モジュールは、光素子と
光ファイバとの光結合精度が悪いという問題があった。
【0015】(4)光モジュールの基板実装安定性につい
ての配慮が足りなかった。光素子の入出力信号取り出し
用電極が光ファイバ結合面と反対の1方向である。その
ため、プリント基板に光モジュールの1面からの電極の
固定となり、光ファイバの取り外しなどの外力により、
電極が曲がり、最終的には折れが生じる。
【0016】以上から、上記光モジュールの基板実装安
定性が悪いという問題があった。
【0017】上記従来の他の光モジュールには以下の問
題があった。
【0018】(1)光モジュールの低コスト化について配
慮が足りなかった。光モジュールの構成主要部品は、セ
ラミックパッケージ、光ファイバ突き出し型ガラスフェ
ルール、スリーブ、などである。一般に、セラミックパ
ッケージは、パッケージ内部の配線工程やセラミックの
焼結作業などにより高価である。また、ガラスフェルー
ルやスリーブなどは精密加工が必要のため加工コストに
も限界がある。さらに、光ファイバを突き出したガラス
フェルールも1本1本ファイバを入れ所定の長さに合わ
せる必要があるため加工に時間が掛かり、コスト増加の
原因となっている。また、ファイバが突き出しているた
め取扱いが困難でファイバが折れるなどの加工歩留まり
も低下する。
【0019】以上から、上記光モジュールは、モジュー
ルのコストが高い問題があった。
【0020】(2)光モジュールの光ファイバフェルール
搭載作業性について配慮が足りなかった。光ファイバフ
ェルールは、光ファイバを突き出したガラスフェルール
のため、基板への実装中にファイバに折が発生すること
が多い。
【0021】以上から上記光モジュールは、光ファイバ
フェルール搭載作業性が悪いという問題があった。
【0022】本発明の目的は、光モジュールのコスト低
減を可能にし、且つ光素子の寿命信頼性を向上させ、光
素子とコネクタ内の光ファイバとが精度良く光結合可能
な光モジュールを提供することにある。
【0023】本発明の他の目的は、実装作業性の向上が
可能な光モジュールを提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、少なくとも1個の光素子と、この光素子
数に対応した光ファイバと、外部コネクタと前記光ファ
イバの光軸合わせを行うためのガイドピンが搭載された
基板と、前記光ファイバを前記基板に押さえるためのフ
ァイバホルダと、前記ガイドピンを前記基板に押さえる
ためのキャップと、前記光素子の入出力信号を取り出す
ためのリードを備え、前記光素子と外部コネクタとを光
結合させる光モジュールであって、前記基板の中央部に
位置させた光素子搭載用マーカ上に前記光素子を配置固
定し、前記光素子と外部コネクタとの間に位置させたフ
ァイバ搭載用溝に前記光ファイバを嵌合させファイバ押
さえ用溝を有する前記ファイバホルダで固定し、前記フ
ァイバ搭載用溝と平行に位置させた2本のガイドピン搭
載用溝に前記ガイドピンを嵌合させガイドピン押さえ用
溝とファイバホルダ嵌合用溝を有する前記キャップで固
定することにより光結合されて成るものである。
【0025】また、前記基板に搭載した前記光ファイバ
と前記ガイドピンを、それぞれ前記ファイバホルダと前
記キャップで押さえ固定すると同時に、前記基板と前記
キャップの周辺部の隙間に樹脂を充填されて成るもので
ある。
【0026】さらに、前記基板に形成したガイドピン搭
載用溝は、1列の溝の軸方向で少なくとも一方の溝開口
が閉じて成るものである。
【0027】望ましくは、前記基板と前記キャップと前
記ファイバホルダの溝は、Siの異方性エッチングによ
り形成されて成るものである。
【0028】本発明は、上記他の目的を達成するため、
前記基板の前記ガイドピン搭載用溝は、1列の溝の中で
溝開口幅の異なる溝(1)と溝(2)から成り、前記光
素子の入出力信号用電極を前記ガイドピンの下を配線さ
れて成るものである。
【0029】
【作用】上記手段によれば、基板の中央部に位置させた
光素子搭載用マーカ上に光素子を配置固定し、光素子と
外部コネクタとの間に位置させたファイバ搭載用溝に光
ファイバ芯線を嵌合させファイバ押さえ用溝を有するフ
ァイバホルダで固定することにより、基板に各部品を搭
載していくだけでモジュール組立が可能で、光ファイバ
も短尺なので、ファイバ端末が邪魔することがなく、フ
ァイバの折れや搬送時の保持不安定さがないため、光フ
ァイバを含めた光モジュールの組立生産性が向上する。
また、光素子と外部コネクタとの間に光ファイバ芯線を
配置することにより、光ファイバの固定部で機密構造が
構成できるので、光素子を直接大気と接触させることが
ないため、光素子の寿命信頼性が向上する。さらに、フ
ァイバ搭載用溝と平行に位置させた2本のガイドピン搭
載用溝にガイドピンを嵌合させガイドピン押さえ用溝と
ファイバホルダ嵌合用溝を有するキャップで固定するこ
とにより、光ファイバとガイドピンを別々に保持できる
ので、ファイバホルダとキャップそれぞれは、3本以上
のファイバやガイドピンを保持する必要がないため1
線、及び2線接触と基板の溝へ精度良く固定できる。
【0030】また、基板に搭載した光ファイバとガイド
ピンを、それぞれファイバホルダとキャップで押さえ固
定すると同時に、基板とキャップの周辺部の隙間に樹脂
を充填することにより、基板とキャップ、基板とファイ
バ、ファイバホルダ、ガイドピン、ファイバホルダとキ
ャップを機密構造にできるので、基板中央に位置してい
る光素子を直接大気と接触させることがないため、光素
子の寿命信頼性が向上する。
【0031】さらに、基板に形成したガイドピン搭載用
溝は、1列の溝の軸方向で少なくとも一方の溝開口が閉
じることにより、ガイドピンの終端が溝開口端で押さえ
られるのでガイドピンの接続時のガイドピンのずれがな
く接続しやすいため、実装作業性が向上する。また、ガ
イドピンのずれがないので、ガイドピンを接着している
樹脂が剥がれず気密を保つことができるため、光素子の
寿命を低下させることはない。
【0032】望ましくは、基板とキャップとファイバホ
ルダの溝を、Siの異方性エッチングすることにより、
ウェハ状で大量に一括処理できるため、加工コストが高
くつくことはなく、部品コストを低減できる。また、S
i結晶(111)面のエッチングレートが遅いことから
オーバーエッチングを制御でき溝を高精度で加工でき
る。
【0033】基板のガイドピン搭載用溝は、1列の溝の
中で溝開口幅の異なる溝(1)と溝(2)を形成するこ
とにより、溝(2)は、ガイドピンより幅が広いので、
ガイドピンに接触しないため、光素子の入出力信号用電
極をガイドピンの下を配線でき、光モジュールの光軸に
平行な両サイドからリードを取り出すことができるた
め、基板実装後のコネクタの取り外しでも安定した基板
接続が可能である。
【0034】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。
【0035】図1(a)は本発明による第1実施例の光
モジュール構造の平面図である。図1(b)は本発明に
よる第1実施例の光モジュール構造の側面断面図であ
る。図1(c)は本発明による第1実施例の光モジュー
ル構造の正面図である。図2は本発明による第1実施例
の光モジュールの分解斜視図である。図1及び図2にお
いて、光モジュール101は、光素子102と、光ファ
イバ103と、ガイドピン104と、モニタ用PD10
5と、基板106と、ファイバホルダ107と、キャッ
プ108と、リード109を備えている。光素子102
は、基板106の中央部に位置させた光素子搭載用マー
カ110上に配置され半田(1)111により固定され
ている。光ファイバ103は、光素子102と外部コネ
クタ112との間に位置させたファイバ搭載用溝113
に嵌合されファイバ押さえ用溝114を有するファイバ
ホルダ107で押さえ樹脂116により固定されてい
る。ガイドピン104は、ファイバ搭載用溝113と平
行に位置させた2本のガイドピン搭載用溝117に嵌合
されガイドピン押さえ用溝118とファイバホルダ嵌合
用溝119を有するキャップ108で押さえ樹脂116
により封止固定されている。ガイドピン搭載用溝117
は、溝の軸方向で一方の溝開口が閉じており、1列の溝
の中で溝開口幅の異なる溝(1)120と溝(2)12
1が形成されている。光素子102の入出力信号用電極
122は、ガイドピン104の下を配線されており、リ
ード109を導伝性樹脂123または半田(2)124
でモジュール両側面に接続されている。
【0036】光素子102は、大きさが0.6×0.4
×0.1mmである。発振波長1.3μmのInP系レ
ーザダイオード、またはInP系導波路型PINホトダ
イオードから成る。レーザダイオードの出射角度は、水
平垂直約40゜である。
【0037】光ファイバ103は、長さ6mm、コア径
10μm、外径125μmの単一モードファイバであ
る。
【0038】ガイドピン104は、大きさがφ0.69
9×11mmである。
【0039】基板106は、Si製で大きさは、12×
7.5×1.2mmである。光ファイバ搭載用の溝11
3は、開口が6×0.146mmの大きさで深さ75μ
mである。ガイドピン搭載用の溝117は、溝(1)1
20の開口が4.2×0.85mmの大きさで深さ45
0μmである。溝(2)121の開口が4.2×1.2
5mmの大きさで深さ450μmである。さらにその上
にSiO2膜が形成されている。光素子102の入出力
信号用電極122には、Au/Pt/Tiを蒸着により
形成されている。
【0040】ファイバホルダ107は、Si製で大きさ
は、5×1.4×0.4mmである。光ファイバ押さえ
用の溝110は、開口幅が0.153mmで深さ75μ
mである。さらにその上にSiO2膜が形成されてい
る。
【0041】キャップ108は、Si製で大きさは、1
0.5×7.5×1.2mmである。ファイバホルダ嵌
合用溝119は、開口が7×2mmの大きさで深さ45
0μmである。ガイドピン押さえ用の溝118は、開口
が8.4×0.858mmの大きさで深さ450μmで
ある。さらにその上にSiO2膜が形成されている。リ
ード109は、Cu合金製で表面にSn−Niメッキが
施されている。
【0042】半田(1)111は、厚さ3μmのAu8
0−20Snから成る。
【0043】半田(2)124は、厚さ5μmのSn9
5−5Sbから成る。
【0044】樹脂116は、エポキシ系から成る。
【0045】導伝性樹脂123は、銀ペースト入りのエ
ポキシ系から成る。
【0046】本第1実施例の光モジュールにおける基板
106、ファイバホルダ107、キャップ108の溝作
成方法を説明する。基板106の溝は、光ファイバ搭載
用の溝113、光素子搭載用マーカ110、ガイドピン
搭載用の溝117を同時加工する。キャップ108の溝
は、ファイバホルダ勘合用溝119、ガイドピン押さえ
用の溝118を同時加工する。まず、Si基板(100
面)を熱酸化しSiO2膜を形成させる。次に、ホトリ
ソグラフィとSiO2膜のエッチングにより光ファイバ
搭載用のSiエッチングマスクパターンを形成後、それ
をマスクとしてSiをKOH水溶液によりエッチングす
る。
【0047】本第1実施例の光モジュールの作成方法を
図3を用いて説明する。まず、ステップ31で、前記方
法により作成した基板106のファイバ搭載用溝113
に光ファイバ103を配置し、ファイバホルダ107に
形成しているファイバ押さえ用溝114で押さえ、樹脂
116で固定する。次に、ステップ32で、光ファイバ
103端面が露出している基板106側面を研磨する。
そして、ステップ33で、光素子102を基板106に
形成してある光素子搭載用マーカ110に位置を合わ
せ、半田(1)111で固定する。それから、ステップ
34で、光素子駆動用のワイヤ125配線後、リード1
09を基板106の電極122上に導伝性樹脂123ま
たは、半田(2)124で固定する。さらに、ステップ
35で、基板106のガイドピン搭載用溝117にガイ
ドピン104を搭載し、キャップ108に形成している
ガイドピン押さえ用溝118で押さえ樹脂116で基板
106周囲を封止固定する。最後に、ステップ36で、
外部コネクタ112を基板106から突出しているガイ
ドピン104に挿入し、光モジュール101と光結合さ
れる。
【0048】本第1実施例によれば、基板の中央部に位
置させた光素子搭載用マーカ上に光素子を配置固定し、
光素子と外部コネクタとの間に位置させたファイバ搭載
用溝に光ファイバ芯線を嵌合させファイバ押さえ用溝を
有するファイバホルダで固定することにより、各部品サ
イズが光ファイバ芯線のφ0.125×6mmを筆頭に
小さいので、基板に各部品を搭載していくだけでモジュ
ール組立が可能となる。つまり、数mのファイバ端末が
邪魔することで発生していたファイバの折れや搬送時の
保持不安定さがなくなり、光ファイバを含めた光モジュ
ールの組立時間を削減できるため、生産コストを低減で
きる。
【0049】また、光素子と外部コネクタとの間に光フ
ァイバ芯線を配置することにより、光ファイバの長さ方
向にファイバホルダ長5mmの固定部を構成でき、光素
子周囲を前記固定部を用いて覆うことができるので、光
素子を直接大気と接触させることがなくなるため、光素
子の劣化を防止できる。
【0050】さらに、ファイバ搭載用溝と平行に位置さ
せた2本のガイドピン搭載用溝にガイドピンを嵌合させ
ガイドピン押さえ用溝とファイバホルダ嵌合用溝を有す
るキャップで固定することにより、ファイバホルダの大
きさ5×1.4×0.4mmとキャップのファイバホル
ダ嵌合用溝開口が7×2mmの大きさで深さ450μm
であることから、キャップはファイバホルダと高さ方向
で約50μm余裕があり、当たることなくガイドピンを
保持できるため2線接触となりガイドピン以外に接触す
ることがないため基板溝へ精度良く固定できる。
【0051】また、基板に搭載した光ファイバとガイド
ピンを、それぞれファイバホルダとキャップで押さえる
ことにより、基板の開口幅0.146mmの光ファイバ
搭載用溝と開口幅0.153mmのファイバホルダの溝
で光ファイバ芯線φ0.125mmを保持すると基板と
ファイバホルダに約5μmの隙間が生じる。同様に基板
(開口幅0.85mm)とキャップ(開口幅0.858
mm)でガイドピンφ0.699mmを保持すると約5
μmの隙間が生じる。前記基板とキャップの周辺部の約
5μmの隙間に樹脂を充填することにより機密構造にで
きるので、基板中央に位置している光素子を直接大気と
接触させることがないため、光素子の寿命劣化を防止で
きる。
【0052】さらに、基板(12×7.5×1.2m
m)に形成したガイドピン搭載用溝(長さ8.4mm)
は、1列の溝の軸方向で外部コネクタ接続面と反対方向
の溝開口が閉じることにより、ガイドピンの終端が溝開
口端で押さえられるのでガイドピンへのコネクタ接続時
のガイドピンのずれがなく接続しやすい。また、ガイド
ピンのずれがないので、ガイドピンを接着している樹脂
が剥がれず、樹脂とガイドピンに隙間が発生せず大気の
侵入がないため、光素子の寿命を低下させることはな
い。
【0053】望ましくは、基板とキャップとファイバホ
ルダの溝を、Siの異方性エッチングすることにより、
ウェハ状で大量に一括処理できるため、加工コストが高
くつくことはなく、部品コストを低減できる。また、S
i結晶(111)面のエッチングレートが遅いことから
オーバーエッチングを制御でき溝を±1μmの精度で加
工できる。
【0054】基板のガイドピン搭載用溝は、1列の溝の
中で溝開口幅の異なる溝(1)(開口が4.2×0.8
5mm)と溝(2)(開口が4.2×1.25mm)を
形成することにより、φ0.699mmのガイドピンが
開口幅の狭い溝(1)で位置決めされるので、溝(2)
は、ガイドピンに接触しない。これにより、光素子の入
出力信号用電極をガイドピンの下を配線でき、光モジュ
ールの光軸に平行な両サイドからリードを取り出すこと
ができるため、基板実装後のコネクタの取り外しでリー
ドの曲がりや折れの発生がなく、安定した基板接続が可
能である。
【0055】上記第1実施例によれば、光モジュールの
コスト低減を可能にし、且つ光素子の寿命信頼性を向上
させ、光素子とコネクタ内の光ファイバとが精度良く光
結合させる効果がある。また、基板実装作業性を向上さ
せる効果がある。
【0056】図4(a)は本発明による第2実施例の光
モジュール構造の平面図である。図4(b)は本発明に
よる第2実施例の光モジュール構造の側面断面図であ
る。図4(c)は本発明による第1実施例の光モジュー
ル構造の正面図である。
【0057】図4において、光モジュール201は、光
素子202a、202bと、光ファイバ203と、ガイ
ドピン204と、モニタ用PD205と、基板206
と、ファイバホルダ215207と、キャップ208
と、リード209と、アンプ226と、ソケット227
と、ポッティング樹脂228を備えている。光素子20
2は、基板206の中央部に位置させた光素子搭載用マ
ーカ210上に配置され半田(1)211により固定さ
れている。光ファイバ203は、光素子202と外部コ
ネクタ212との間に位置させたファイバ搭載用溝21
3に嵌合されファイバ押さえ用溝214を有するファイ
バホルダ207で押さえ樹脂216により固定されてい
る。アンプ226は、基板206後方に半田(2)22
4により固定されている。光素子202とアンプ226
と光素子202に面している光ファイバ203は、ポッ
ティング樹脂228により樹脂封止されている。ガイド
ピン204は、ファイバ搭載用溝213と平行に位置さ
せた2本のガイドピン搭載用溝217に嵌合されガイド
ピン204押さえ用溝とファイバホルダ嵌合用溝219
を有するキャップ208で押さえ樹脂216により固定
されている。ガイドピン搭載用溝217は、溝の軸方向
で一方の溝開口が閉じており、1列の溝の中で溝開口幅
の異なる溝(1)220と溝(2)221が形成されて
いる。光素子202の入出力信号用電極222は、ガイ
ドピン204の下を配線されており、リード209を導
伝性樹脂223または半田(2)224でモジュール両
側面に接続されている。キャップ208が接続された基
板206は、ソケット227により覆われている。
【0058】光モジュール201の各部品は、基本的に
第1実施例と同じである。
【0059】光素子202は、間隔750μmで2つ配
置されている。1つは、発光素子、もう1つは、受光素
子である。
【0060】光ファイバ203は、間隔750μmで2
つ配置されている。
【0061】基板206は、Si製で大きさは、14×
7.5×1.2mmである。光ファイバ搭載用の溝11
0は、間隔750μmで2つ配置されている。アンプ2
26固定位置には、Au/Pt/Tiを蒸着により形成
した後、アンプ226固定用の半田(2)224が形成
されている。
【0062】ファイバホルダ207は、間隔750μm
の光ファイバ押さえ用の溝110を2つ配置されてい
る。
【0063】キャップ208は、Si製で大きさは、1
2.5×7.5×1.2mmである。
【0064】ソケット227は、エポキシ系のモールド
成形品である。大きさは、外寸14×9.2×3.4m
mで,内寸13.5×8.2×2.45mmある。
【0065】ポッティング樹脂228は、光透過型のエ
ポキシ系から成る。
【0066】本第2実施例の光モジュールの作成方法を
図5を用いて説明する。まず、ステップ51で、基板2
06の2列のファイバ搭載用溝213に2本の光ファイ
バ203を配置し、ファイバホルダ207に形成してい
るファイバ押さえ用溝214で押さえ、樹脂216で固
定する。次に、ステップ52で、光ファイバ203端面
が露出している基板206側面を研磨する。そして、ス
テップ53で、2つの光素子202を基板206に形成
してある光素子搭載用マーカ210に位置を合わせ、半
田(1)211で固定する。アンプ226も基板206
に半田(2)224で固定する。光素子駆動用のワイヤ
225配線後、光素子202とアンプ226と光素子2
02に面している光ファイバ203は、ポッティング樹
脂228により樹脂216封止されている。それから、
ステップ54で、リード209を基板206の電極22
2上に導伝性樹脂223で固定する。基板206のガイ
ドピン搭載用溝217にガイドピン204を搭載し、キ
ャップ208に形成しているガイドピン押さえ用溝21
8で押さえ樹脂216で基板206周囲を封止固定す
る。さらに、ステップ55で、基板206周囲に樹脂2
16を塗布後、ソケット227を挿入し二重に封止す
る。最後に、ステップ56で、外部コネクタ212を基
板206から突出しているガイドピン204に挿入し、
光モジュール201と光結合される。
【0067】上記第2実施例によれば、基板とファイバ
ホルダの2列のファイバ搭載用溝は、ホトリソグラフィ
によりパターニング後、エッチング加工を施すため、溝
の配列精度はホトリソグラフィ加工用マスクとほぼ同等
の±0.5μmの精度で配列できる。
【0068】また、キャップを接続した基板に、ソケッ
トを挿入し樹脂封止することにより、基板中央に配置し
た光素子は、予めポッティング樹脂による封止に加え、
さらに基板周囲を覆う2重の封止となるため、光素子は
さらに寿命の劣化を防止できる。また、基板及びキャッ
プは、チッピングが発生し易いSi製であり、ソケット
の挿入により、直接のSi面の露出を避けることでチッ
ピングを防止でき、機械的信頼性を向上できる。
【0069】上記第2実施例によれば、第1実施例の効
果に加え、並列光モジュールにおいても同様の効果が得
られる。また、光素子の寿命信頼性を向上させ、且つ基
板及びキャップの機械的信頼性を向上させる効果があ
る。
【0070】図6(a)は本発明による第3実施例の光
モジュール構造の平面図である。図6(b)は本発明に
よる第2実施例の光モジュール構造の側面断面図であ
る。図6(c)は本発明による第1実施例の光モジュー
ル構造の正面図である。
【0071】図6において、光モジュール301は、光
素子302と、光ファイバ303と、ガイドピン(1)
304a、304b、ガイドピン(2)315a、31
5bと、モニタ用PD305と、基板306と、ファイ
バホルダ307と、キャップ308と、リード309
と、モールド樹脂326と、ポッティング樹脂327を
備えている。光素子302は、基板306の中央部に位
置させた光素子302搭載用マーカ上に配置され半田
(1)311により固定されている。光ファイバ303
は、光素子302と外部コネクタ312との間に位置さ
せたファイバ搭載用溝313に嵌合されファイバ押さえ
用溝314を有するファイバホルダ315で押さえ樹脂
316により固定されている。光素子302と光素子3
02に面している光ファイバ303は、ポッティング樹
脂327により樹脂封止されている。ガイドピン(1)
304は、ファイバ搭載用溝313と平行に位置させた
2本のガイドピン搭載用溝317に嵌合されガイドピン
押さえ用溝318とファイバホルダ嵌合用溝319を有
するキャップ308で押さえ樹脂316により固定され
ている。ガイドピン(1)304は、基板306から突
出していない。ガイドピン搭載用溝317は、溝の軸方
向で両端の溝開口が閉じており、1列の溝の中で溝開口
幅の異なる溝(1)320、溝(2)321と溝(3)
328が形成されている。光素子302の入出力信号用
電極322は、ガイドピン304の下を配線されてお
り、リード309を導伝性樹脂323でモジュール両側
面に接続されている。キャップ308が接続された基板
306は、モールド樹脂326成形により樹脂封止され
る。モールドされた基板306は、研磨部329を研磨
し、光ファイバ303端面とガイド嵌合用溝を露出させ
る。ガイドピン(2)315が嵌合される。
【0072】光モジュール301の各部品は、基本的に
第1実施例と同じである。
【0073】ガイドピン(1)304は、大きさがφ
0.699×5.5mmである。ガイドピン(2)31
5は、大きさがφ0.699×11mmである。
【0074】基板306は、Si製で大きさは、14×
7.5×1.2mmである。ガイドピン搭載用の溝11
0は、溝(1)320の開口が3.2×0.85mmの
大きさで深さ450μmである。溝(2)321の開口
が6.4×1.25mmの大きさで深さ450μmであ
る。溝(3)328の開口が4.2×0.85mmの大
きさで深さ450μmである。
【0075】キャップ308は、Si製で大きさは、1
2.5×7.5×1.2mmである。
【0076】モールド樹脂326は、エポキシ系で、成
形後の大きさは外寸14.8×8.5×3.4mmであ
る。
【0077】ポッティング樹脂327は、光透過型のエ
ポキシ系から成る。
【0078】本第3実施例の光モジュールの作成方法を
図7を用いて説明する。まず、ステップ71で、基板3
05のファイバ搭載用溝313に光ファイバ303を配
置し、ファイバホルダ307に形成しているファイバ押
さえ用溝314で押さえ、樹脂316で固定する。次
に、ステップ72で、光素子302を基板306に形成
してある光素子搭載用マーカ310に位置を合わせ、半
田(1)311で固定する。光素子駆動用のワイヤ32
5配線後、光素子302と光素子302に面している光
ファイバ303は、ポッティング樹脂327により樹脂
封止する。そして、ステップ73で、リード309を基
板306の電極322上に導伝性樹脂323で固定す
る。基板306のガイドピン搭載用溝317の溝(1)
320にガイドピン(1)304を搭載し、キャップ3
08に形成しているガイドピン押さえ用溝318で押さ
え樹脂316で固定する。それから、ステップ74で、
キャップ308接続した基板306をモールド326成
形により樹脂封止する。さらに、ステップ75で、リー
ド309の曲げ加工を施し、ファイバ303が配置され
ている方向から基板306側面を研磨する。最後に、ス
テップ76で、基板306にガイドピン(2)315を
挿入し、さらに外部コネクタ312を挿入し、光モジュ
ール301と光結合される。
【0079】上記第3実施例によれば、ガイドピンを溝
より短く配置することにより、モールド成形が容易にな
るため、生産コストを低減できる。また、研磨加工を光
モジュール作成手順の最後に行うことができるので、各
部品の搭載固定の中間工程に研磨工程を配置することが
なくすべての部品を一連の流れの中で搭載固定できるた
め、生産コストを低減できる。
【0080】上記第3実施例によれば、第1実施例の効
果に加え、光モジュールの生産性をを向上させる効果が
ある。
【0081】
【発明の効果】本発明によれば以下の効果がある。
【0082】(1)基板の中央部に位置させた光素子搭載
用マーカ上に光素子を配置固定し、光素子と外部コネク
タとの間に位置させたファイバ搭載用溝に光ファイバ芯
線を嵌合させファイバ押さえ用溝を有するファイバホル
ダで固定、ファイバ搭載用溝と平行に位置させた2本の
ガイドピン搭載用溝にガイドピンを嵌合させガイドピン
押さえ用溝とファイバホルダ嵌合用溝を有するキャップ
で固定することは、光モジュールの組立自動化が図れ
る。また、光素子の寿命低下防止が図れる。さらに、光
ファイバとガイドピンの基板基板固定の光結合精度低下
防止が図れる。
【0083】(2)基板に搭載した光ファイバとガイドピ
ンを、それぞれファイバホルダとキャップで押さえ固定
すると同時に、基板とキャップの周辺部の隙間に樹脂を
充填することは、光素子の寿命低下防止が図れる。
【0084】(3)基板に形成したガイドピン搭載用溝
を、1列の溝の軸方向で少なくとも一方の溝開口が閉じ
ることは、ガイドピンへの接続時間の短縮が図れる。ま
た、光素子の寿命低下防止が図れる。
【0085】(4)基板とキャップとファイバホルダの溝
を、Siの異方性エッチングすることは、部品コストの
低減が図れる。また、溝加工の高精度化が図れる。
【0086】(5)基板のガイドピン搭載用溝は、1列の
溝の中で溝開口幅の異なる溝(1)と溝(2)を形成す
ることは、コネクタ接続の安定化が図れる。
【0087】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1実施例を示す光モジュール構
造図。
【図2】本発明による第1実施例を示す光モジュール構
造の分解斜視図。
【図3】本発明による第1実施例の光モジュール構造作
成方法の説明図。
【図4】本発明による第2実施例を示す光モジュール構
造図。
【図5】本発明による第2実施例の光モジュール構造作
成方法の説明図。
【図6】本発明による第3実施例を示す光モジュール構
造図。
【図7】本発明による第3実施例の光モジュール構造作
成方法の説明図。
【符号の説明】
101、201、301…光モジュール、102、20
2、302…光素子、103、203、303…光ファ
イバ、104、204、304…ガイドピン(1)、1
05、205、305…モニタPD、106、206、
306…基板、107、207、307…ファイバホル
ダ、108、208、308…キャップ、109、20
9、309…リード、110、210、310…光素子
搭載用マーカ、111、211、311…半田(1)、
112、212、312…外部コネクタ、113、21
3、313…ファイバ搭載用溝、114、214、31
4…ファイバ押さえ用溝、315…ガイドピン(2)、
116、216、316…樹脂、117、217、31
7…ガイドピン搭載用溝、118、218、318…ガ
イドピン押さえ用溝、119、219、319…ファイ
バホルダ嵌合用溝、120、220、320…溝
(1)、121、221、321…溝(2)、122、
222、322…電極、123、223、323…導伝
性樹脂、124、224、324…半田(2)、12
5、225、325…ワイヤ、226…アンプ、227
…ソケット、228、327…ポッティング樹脂、32
6…モールド、328…溝(3)、329…研磨部、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 立野 公男 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 安田 洋一 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 高橋 正一 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 菊池 悟 埼玉県入間郡毛呂山町大字旭台15番地 日 立東部セミコンダクタ株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1個の光素子と、この光素子数
    に対応した光ファイバと、外部コネクタと前記光ファイ
    バの光軸合わせを行うためのガイドピンが搭載された基
    板と、前記光ファイバを前記基板に押さえるためのファ
    イバホルダと、前記ガイドピンを前記基板に押さえるた
    めのキャップと、前記光素子の入出力信号を取り出すた
    めのリードを備え、前記光素子と外部コネクタとを光結
    合させる光モジュールであって、前記基板の中央部に位
    置させた光素子搭載用マーカ上に前記光素子を配置固定
    し、前記光素子と外部コネクタとの間に位置させたファ
    イバ搭載用溝に前記光ファイバを嵌合させファイバ押さ
    え用溝を有する前記ファイバホルダで固定し、前記ファ
    イバ搭載用溝と平行に位置させた2本のガイドピン搭載
    用溝に前記ガイドピンを嵌合させガイドピン押さえ用溝
    とファイバホルダ嵌合用溝を有する前記キャップで固定
    することにより光結合されて成ることを特徴とする光モ
    ジュール。
  2. 【請求項2】前記基板に搭載した前記光ファイバと前記
    ガイドピンを、それぞれ前記ファイバホルダと前記キャ
    ップで押さえ固定すると同時に、前記基板と前記キャッ
    プの周辺部の隙間に樹脂を充填する請求項1記載の光モ
    ジュール。
  3. 【請求項3】前記基板に形成したガイドピン搭載用溝
    は、1列の溝の軸方向で少なくとも一方の溝開口が閉じ
    ている請求項1記載の光モジュール。
  4. 【請求項4】前記基板と前記キャップと前記ファイバホ
    ルダの溝は、Siの異方性エッチングにより形成される
    請求項1記載の光モジュール。
  5. 【請求項5】前記基板の前記ガイドピン搭載用溝は、1
    列の溝の中で溝開口幅の異なる溝(1)と溝(2)から
    成り、前記光素子の入出力信号用電極を前記ガイドピン
    の下を配線する請求項1記載の光モジュール。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004271817A (ja) * 2003-03-07 2004-09-30 Mitsubishi Electric Corp 光モジュールおよび光モジュールの製造方法
US7254300B2 (en) 2003-06-11 2007-08-07 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical module and mounting component

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004271817A (ja) * 2003-03-07 2004-09-30 Mitsubishi Electric Corp 光モジュールおよび光モジュールの製造方法
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