JPH09330616A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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Publication number
JPH09330616A
JPH09330616A JP14470496A JP14470496A JPH09330616A JP H09330616 A JPH09330616 A JP H09330616A JP 14470496 A JP14470496 A JP 14470496A JP 14470496 A JP14470496 A JP 14470496A JP H09330616 A JPH09330616 A JP H09330616A
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JP
Japan
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contact
base
contact pin
light projecting
switch
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Application number
JP14470496A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Suzuki
達也 鈴木
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09330616A publication Critical patent/JPH09330616A/ja
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V21/00Supporting, suspending, or attaching arrangements for lighting devices; Hand grips
    • F21V21/14Adjustable mountings
    • F21V21/30Pivoted housings or frames

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターロック装置のスイッチの変形を防止
することができる照明器具を提供する。 【解決手段】 基体1と投光体2を回動自在に連結して
ランプ3を内蔵する器具本体4を形成する。基体1と投
光体2の一方に略U字型の接触ピン5を設けると共に基
体1と投光体2が互いに近接するように回動することに
より上記接触ピン5の各端部のそれぞれが突き合わせ接
触する一対の接点6を基体1と投光体2の他方に設け
る。上記接触ピン5の各端部と上記一対の接点6とを基
体1と投光体2の回動方向に並べて配置する。接触ピン
5と接点6が離れることによってランプ3に供給される
電力を停止させるように作動するインターロック装置7
を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、競技場等に多数個
並設して使用される照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、Jリーグサッカーの浸透やワール
ドカップの誘致計画に伴い、大規模な競技場の建設が盛
んにおこなわれている。このため高い電力(2000W
クラス)のランプを使用することができるコンパクトな
照明器具(投光器)の需要が高まっている。このような
大規模な競技場では電源設備や配線設備の合理化(経済
性)が望まれ、一般的に電源電圧が400Vタイプの安
定器を採用し、この安定器から照明器具に電力を供給す
るようにしている。
【0003】そしてこのように管灯回路(安定器から照
明器具(のランプ)に至る電源回路)の使用電圧が30
0Vを超える場合には、電気設備技術基準などにより、
絶縁型の安定器を使用するか、或いはランプを取り外そ
うとした時(或いは取り外した時)に安定器の一次側電
路を自動的に遮断するための装置であるインターロック
装置(インターロックシステム)を採用することが規定
されている。しかし安定器を絶縁型にすると、大幅な寸
法拡大や重量増を強いられるので、現時点では絶縁型で
ない安定器で対応せざるを得ない。そこでインターロッ
ク装置を具備して照明器具を形成することがおこなわれ
ている。
【0004】図13にはインターロック装置を具備した
照明器具の回路図(結線図)が示してある。破線で示さ
れる器具本体4にはランプ3と、ランプ3と電気的に接
続されるイグナイタ10と、インターロック装置7のス
イッチ11が内蔵されている。安定器12とランプ3と
イグナイタ10は安定器12の二次側電路13によって
電気的に接続されている。また安定器12の一次側電路
14は電源15と電気的に接続されており、一次側電路
14の途中には一対の電源スイッチ16が設けられてい
る。またインターロック装置7は電源17とリレー(電
磁接触器)18と上記スイッチ11とをインターロック
装置電路70によって電気的に接続することによって形
成されている。
【0005】上記照明器具において通常の使用状態で
は、インターロック装置7のスイッチ11は閉じられた
状態となってリレー18が作動しており、このリレー1
8の作用で安定器12の一次側電路14の電源スイッチ
16が閉じられて安定器12に電源15から電力が供給
されている。そしてこの状態では安定器12からイグナ
イタ10やランプ3に二次側電路13を通じて電力が供
給されることになってランプ3が点灯するのである。
【0006】また上記照明器具においてランプ3の取り
換えや器具本体4内の清掃などのメンテナンスをおこな
う場合には、インターロック装置7のスイッチ11は開
かれた状態となってリレー18が作動しておらず、この
ためにリレー18の作用がなくなって安定器12の一次
側電路14の電源スイッチ16が開かれた状態となって
安定器12に電源15から電力が供給されなくなる。そ
してこの状態では安定器12からイグナイタ10やラン
プ3に二次側電路13を通じて電力が供給されず、感電
等の事故が起こらないようにメンテナンスをおこなうこ
とができるのである。
【0007】図14(a)にはインターロック装置を具
備した照明器具の一例が示してある。照明器具本体4は
照明台等に固定される取付枠60を有する投光体2と、
投光体2の下端に枢着される基体1とで構成されてお
り、基体1の下端と投光体2の下端の枢着部分を回動軸
として投光体2に対して基体1が回動自在に連結されて
いる。投光体2の下面にはカム20が設けてあると共に
基体1の下面にはリミットスイッチ21が設けてある。
リミットスイッチ21はケース22にプッシュプランジ
ャ23を前後方向に移動自在に挿着して形成されるもの
であり、ケース22内に設けた板バネやコイルバネ等の
弾性体の復元力(バネ力)でプッシュプランジャ23を
付勢することによって、プッシュプランジャ23の先端
をケース22の投光体2側の面(前面)から突出させて
ある。そしてケース22内に設けた接点とプッシュプラ
ンジャ23に設けた接点でインターロック装置7のスイ
ッチ11が形成されている。
【0008】この照明器具は、投光体2に対して基体1
を上方に回動させて投光体2に基体1を近接させて両者
を一体化することにより通常の使用状態となるが、この
ように投光体2に基体1を近接させて両者を一体化する
と、プッシュプランジャ23の先端がカム20の外形に
沿って押圧されて図14(b)に示すようにプッシュプ
ランジャ23がケース22内に挿入されることになり、
このようにケース22内へプッシュプランジャ23が挿
入されることによってケース22に設けた接点とプッシ
ュプランジャ23に設けた接点が接触してスイッチ11
が閉じた状態となってインターロック装置7の回路が開
いてインターロック装置7のリレー18が作動すること
になり、この結果上述のようにランプ3に電力が供給さ
れてランプ3が点灯するのである。
【0009】またこの照明器具は、投光体2に対して基
体1を下方に回動させて投光体2から基体1を離隔させ
て両者を分離することによりメンテナンスをおこなう状
態となるが、このように投光体2から基体1を離隔させ
て両者を分離するすると、カム20とプッシュプランジ
ャ23の先端が離れてカム20によるプッシュプランジ
ャ23の押圧が解除されてプッシュプランジャ23の先
端が弾性体の復元力によってケース22から突出するこ
とになり、このようにケース22からプッシュプランジ
ャ23が突出することによってケース22に設けた接点
とプッシュプランジャ23に設けた接点が離れてスイッ
チ11が開いた状態となってインターロック装置7の回
路が閉じてインターロック装置7のリレー18の作動が
停止することになり、この結果上述のようにランプ3や
イグナイタ10に供給されている電力が遮断されて停止
されるのである。
【0010】しかし上記照明器具では、プッシュプラン
ジャ23の変位によってスイッチ11が開閉するように
形成されているので、例えばリミットスイッチ21の劣
化(弾性体の劣化による復元力の低下など)等によって
プッシュプランジャ23が移動しなくなる場合があり、
このため投光体2から基体1を離隔させて両者を分離し
てもプッシュプランジャ23がケース22から突出せず
に接点が融着(溶着)して接触したままの状態となるこ
とがあり、この結果メンテナンスの際にランプ3やイグ
ナイタ10に電力が供給された状態となって感電する危
険があった。つまり図14に示す照明器具では、メンテ
ナンスの際の安全性の確保の信頼性が根本的に欠けるも
のであった。
【0011】図15(a)にはインターロック装置を具
備した照明器具の他例が示してある。照明器具本体4は
上記図14(a)に示す照明器具と同様に形成されてい
る。投光体2の後面(基体1側の面)には栓刃台24が
取り付けてあると共に図15(b)に示すように栓刃台
24には本体側に突出する一対の栓刃25が基体1の回
動方向と垂直方向(器具本体1の幅方向)に並べて設け
てある。また基体1の前面(投光体2側の面)の上記栓
刃台24に対応する位置には図15(b)に示すような
受け部26が設けてあると共に受け部26の前面には上
記一対の栓刃25のそれぞれに対応する挿入口27が形
成してあり、さらに受け部26には各挿入口27に対応
させて位置させた一対の栓刃受け29が内蔵されてい
る。そして上記栓刃25と栓刃受け29とで形成される
家庭用コンセントのような受刃式スイッチでインターロ
ック装置7のスイッチ11が形成されている。図15
(c)にはスイッチ11の部分の回路図が示してある。
尚、28は各栓刃受けに接続されるリード線である。
【0012】この照明器具は、投光体2に対して基体1
を上方に回動させて投光体2に基体1を近接させて両者
を一体化することにより通常の使用状態となるが、この
ように投光体2に基体1を近接させて両者を一体化する
と、各栓刃25が各挿入口27から受け部26内にそれ
ぞれ差し込まれ、各栓刃25が各栓刃受けにそれぞれ挟
持されて栓刃25と栓刃受け29が接触することにな
る。そしてこのように栓刃25と栓刃受け29が接触す
ることによってスイッチ11が閉じた状態となってイン
ターロック装置7の回路が開いてインターロック装置7
のリレー18が作動することになり、この結果上述のよ
うにランプ3に電力が供給されてランプ3が点灯するよ
うになっている。
【0013】またこの照明器具は、投光体2に対して基
体1を下方に回動させて投光体2から基体1を離隔させ
て両者を分離することによりメンテナンスをおこなう状
態となるが、このように投光体2から基体1を離隔させ
て両者を分離するすると、栓刃受け29による栓刃25
の挟持が解除されて栓刃25と栓刃受け29が接触しな
くなると共に各栓刃25が各挿入口27から抜き出され
る。そしてこのように栓刃25と栓刃受け29が離れて
接触しなくなると、スイッチ11が開いた状態となって
インターロック装置7の回路が閉じてインターロック装
置7のリレー18の作動が停止することになり、この結
果上述のようにランプ3やイグナイタ10に供給されて
いる電力が遮断されて停止されるのである。
【0014】図15(a)に示す照明器具は、人の力で
投光体2に対して基体1を回動して離隔させて両者を分
離することによって栓刃25と栓刃受け29が離れて接
触しなくなるようにしているので、図14(a)に示す
照明器具よりは単純な構成ではあるがスイッチ11を人
の力で確実に開いてランプ3やイグナイタ10に電力が
供給されないようにすることができ、メンテナンスの際
の安全性の確保の信頼性を高くすることができるもので
ある。
【0015】一方この照明器具では、基体1及び投光体
2の回動方向と垂直な方向(器具本体4の幅方向で図1
5(b)に矢印Aで示す)における栓刃25と栓刃受け
29の位置関係が正確でないと栓刃受け29で栓刃25
を挟持することができないので、栓刃25の間の寸法や
栓刃受け29の間の寸法や挿入口27の間の寸法、及び
栓刃台24や受け部26の取付位置などの精度を高くす
ることがおこなわれているが、上記寸法や取付位置の精
度を高くするにも限界があり、また経時変化によって上
記寸法や取付位置が変化してしまうこともあり、このた
めに栓刃25が栓刃受け29に挟持されにくくなって、
栓刃25や栓刃受け29に余計な大きな力がかかって栓
刃25や栓刃受け29が変形してしまう恐れがあった。
尚、基体1及び投光体2の回動方向(器具本体4の上下
方向で図15(b)に矢印Bで示す)における栓刃25
と栓刃受け29の位置関係が正確でなくても上記のよう
な問題は起きにくい。
【0016】そこで栓刃台24を投光体2にネジ99で
完全に固定するのではなく、基体1及び投光体2の回動
方向と垂直方向(器具本体4の幅方向)に若干動くよう
に栓刃台24を投光体2に遊着することによって、上記
寸法や取付位置の精度が低くてもその誤差を栓刃台24
が受け部26に対して動くことで吸収させるようにし
て、栓刃25や栓刃受け29にかかる余計な力を軽減し
て栓刃25や栓刃受けが変形しないようにすることが試
みられている。
【0017】しかし栓刃台24を受け部26に対して動
くようにしても、栓刃25や栓刃受けに余計な力がかか
ることを完全に防ぐことができず、特に長期間の使用に
よって栓刃25や栓刃受け29が変形する可能性が大き
いという問題があった。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、イン
ターロック装置のスイッチの変形を防止することができ
る照明器具を提供することを目的とするものであり、加
えてコンパクトな照明器具を提供することを目的とする
ものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、基体1と投光体2を回動自在に連結してラン
プ3を内蔵する器具本体4を形成し、基体1と投光体2
の一方に略U字型の接触ピン5を設けると共に基体1と
投光体2が互いに近接するように回動することにより上
記接触ピン5の各端部のそれぞれが突き合わせ接触する
一対の接点6を基体1と投光体2の他方に設け、上記接
触ピン5の各端部と上記一対の接点6とを基体1と投光
体2の回動方向に並べて配置し、接触ピン5と接点6が
離れることによってランプ3に供給される電力を停止さ
せるように作動するインターロック装置7を具備して成
ることを特徴とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図2に示すように照明器具本体4は上記従来例と
同様に基体1と投光体2とで構成されるものである。基
体1はアルミニウムダイカスト等の成形材料を用いて作
成されており、その表面には腐食防止のために塗装が施
されている。図5に示すように基体1の前面(投光体2
側の面)には後方に凸曲する反射板34が取り付けられ
ており、反射板34の前側には放電燈等で形成されるラ
ンプ3が配設されている。ランプ3は反射板34の両側
の外側に形成された支持部36にその両端をそれぞれ固
定することによって基体1に取り付けられるものであ
る。
【0021】また図3に示すように基体1の上面の両側
には保持部37が設けられていると共に各保持部37の
前面には断面略倒L型の連結金具38の後端を枢着する
ことによって、保持部37に連結金具38を上下回動自
在に取り付けてある。この結合金具38の前端には後方
に突出する係合片39が形成されている。さらに基体1
の下面には接続部71を前方に突出させて設けてある。
【0022】また基体1の上面の保持部37の後方には
取手部40が設けられていると共に基体1の下面には接
続ボックス41が配設されている。接続ボックス41は
図&&における二次側電路13を形成する電線とインタ
ーロック装置電路70を形成する電線を導入口42から
器具本体4内に導入する箇所であって、二次側電路13
を形成する電線は基体1に設けたランプ3やイグナイタ
10に電気的に接続され、またインターロック装置電路
70を形成する電線は器具本体4に設けたスイッチ11
に電気的に接続されるものである。
【0023】投光体2は成形材料であるアルミニウムダ
イカストを用いて作成されており、その表面には腐食防
止のための塗装が施されている。投光体2は前側ほど径
の大きな筒体であって、その前面と後面は開口されてい
ると共にその内面は光を反射する反射面として形成され
ている。また図4(a)に示すように投光体2の前面の
開口には透明のガラス板30が取り付けられている。ガ
ラス板30は、投光体2の前面の開口縁部にネジ31で
取り付けられる円形の取り付け枠35と投光体2の前面
の開口縁部とでガラス板30の周端部が挟持されること
によって投光体2に固定されている。また投光体2の内
部にはランプ3で発生する光の配光を制御するための補
助反射板32が設けられている。さらに投光体2の上面
の両側には係止片33が設けてあると共に投光体2の下
面には連結部72を後方に突出させて設けてある。
【0024】そして投光体2の連結部72と基体1の接
続部71とを投光体2及び基体1の幅方向と平行方向に
長い軸73で枢着することによって、投光体2に対して
基体1が軸73を回動軸8として上下回動自在に連結さ
れた器具本体4を形成することができる。図4(b)に
示すように器具本体4には上面と前後面が開口する略コ
字型の取付枠60が設けてある。取付枠60は照明器具
を照明台などに取り付けて固定するためのものであっ
て、取付枠60の各上端を投光体2の両側面に突出して
形成される突出部76の外面にそれぞれ枢着することに
よって投光体2に取付枠60を取り付けてある。そして
器具本体4を取付枠60に対して上下回動させることに
よって、ガラス板30を通して放出されるランプ3の光
の照射方向を変えることができるようになっている。
【0025】上記器具本体4にはインターロック装置7
のスイッチ11が設けられている。このスイッチ11は
投光体2に取り付けられる雄型スイッチ50と基体1に
取り付けられる雌型スイッチ51とで構成されている。
雄型スイッチ50は図7(a)に示すように、上下に突
出する固定片59を設けたステンレス鋼板(SUS)製
の取付金具52の後面(基体1側に向く面)にベース5
3を設け、前面(ベース53側の面)に開口する収納凹
部55を設けて断面略コ字型に押さえ板54を形成する
と共に押さえ板54の後面に収納凹部55と連通する上
下一対の通孔58を開口させて設け、略U字型で断面略
円形の接触ピン5の各端部を押さえ板54の前面側から
各通孔58にそれぞれ差し込むと共に接触ピン5の基部
を収納凹部55に収納して接触ピン5を押さえ板54に
取り付け、ベース53の後面に押さえ板54の前面側を
当接させると共に押さえ板54の後面の両側に設けられ
たネジ凹部56からネジ57を押さえ板54とベース5
3とに貫通させて差し込んでネジ57の先端を取付金具
52に螺合してベース53に押さえ板54と接触ピン5
を取り付けることによって形成されている。上記接触ピ
ン5の各端部は後述する接点6と当接して接触する当接
部9として形成されている。
【0026】上記ベース53と押さえ板54は絶縁性を
有する材料であれば何れの材料でも使用することがで
き、例えばセラミックで形成することができる。また上
記接触ピン5としては通電性を有する材料であれば何れ
の材料でも使用することができ、例えば銅製の棒やニッ
ケルめっきを施した材料で形成することができる。さら
に上記押さえ板54の通孔58の直径は接触ピン5の直
径よりも大きく形成されていると共に収納凹部55の底
面とベース53の後面との間の寸法は接触ピン5の直径
よりも大きく形成されている。つまり図7(b)に示す
ように通孔58と接触ピン5の間、及び押さえ板54乃
至ベース53と接触ピン5の間に隙間を設けて接触ピン
5を遊着することにより、図7(c)に矢印で示すよう
に接触ピン5が押さえ板54及びベース53に対して上
下方向(矢印イで示す)及び左右方向(矢印ロで示す)
及び前後方向に若干動くことができるように余裕を持た
せて雄型スイッチ50が形成されている。
【0027】一方雌型スイッチ51は図8(a)に示す
ように、ネジ孔82を設けた結合片60を有して略L字
型に形成されるステンレス鋼板(SUS)製の結合金具
61に上下一対の取付孔62を設け、各取付孔62に前
面と後面とが開口する筒状の接点カバー63を挿入する
と共に接点カバー63の前側開口の外周に形成されるフ
ランジ部64と結合金具61の後面側で接点カバー63
に嵌着されるE形の止め輪65とで取付孔62の開口縁
部を挟持することにより結合金具61に接点カバー63
を固定し、図8(b)に示すようにステンレス鋼板(S
US)製のコイルバネ96が外周に嵌着された接点6を
接点カバー63の前後方向に移動自在に各接点カバー6
3に設けることによって形成されている。
【0028】接点カバー63は絶縁性を有する材料であ
れば何れの材料でも使用することができ、例えばセラミ
ックで形成することができる。また接点カバー63の前
側の開口は上記接触ピン5の直径よりも大きな直径のピ
ン挿入口67として形成してある。上記接点6としては
通電性を有する材料であれば何れの材料でも使用するこ
とができ、例えば銅材やニッケルめっきを施した材料で
形成することができる。接点6は図9(a)に示すよう
に棒状の本体部6aの前側先端に上記接触ピン5の直径
よりも大きな直径の円板状に形成される接触部6bを設
けて形成されるものであり、接触部6bの前面は前側に
凹曲する凹曲面6cとして形成されると共に凹曲面6c
の略中央部には六角穴で形成される穴部6dが凹設され
ている。
【0029】また接点6の本体部6aに嵌着されるコイ
ルバネ96の前側端部は接点6の接触部6bの後面に接
触させて係止してあると共に図9(b)に示すようにコ
イルバネ96の後側端部は接点カバー63の後面の開口
縁部の内周に形成される段部66に接触させて係止して
あり、このために接点6はコイルバネ96の弾性力でピ
ン挿入口67側に常に付勢されるようになっている。さ
らに接点6の本体部6aの後端部は接点カバー63の後
側開口から出没自在に形成されていると共に接点6の本
体部6aの後端面には図9(b)(c)に示すように、
リード線97の先端に設けた丸形の端子68をネジ69
及びバネ座金75で取り付けてある。このリード線97
はインターロック装置電路70に電気的に接続される
か、或いはインターロック装置電路70の一部を構成す
るものである。
【0030】そして上記雄型スイッチ50の固定片59
を投光体2の突出部76の内側にネジ80で固定して雄
型スイッチ50を投光体2に取り付けると共に、図10
に示すように雌型スイッチ51の結合片60を投光体2
の突出部76に対応して基体1の両側面に突出して形成
される張出部81の内側の下部に、ネジ孔82に螺合さ
れるネジ84で固定して雌型スイッチ51を基体1に取
り付けることによって、インターロック装置7のスイッ
チ11を器具本体4に設けることができる。このように
して取り付けられる雄型スイッチ50の接触ピン5の各
当接部9は投光体2の後面よりも基体1側に突出させて
あり、また接触ピン5の当接部9は基体1と投光体2の
回動方向、つまり上下(縦)方向に並んで設けられるも
のである。また雌型スイッチ51の各接点6も接触ピン
5の各当接部9にそれぞれ対応するように基体1と投光
体2の回動方向、つまり上下(縦)に並んで配置される
ものである。
【0031】このように形成される照明器具は、投光体
2に対して基体1を上方に回動させて投光体2に基体1
を近接させ、基体1に設けた連結金具38の係合片39
を投光体2の係止片33に係止することによって両者を
一体化することにより通常の使用状態となるが、このよ
うに投光体2に基体1を近接させて両者を一体化すると
図11に示すように、接触ピン5の各当接部9が各接点
カバー63のピン挿入口65から接点カバー63内にそ
れぞれ差し込まれ、図1に示すように接触ピン5の各当
接部9が各接点カバー63内の接点6の接触部6bの凹
曲面6cに当接して突き合わせによって接触することに
なる。そしてこのように接触ピン5の各端部の当接部9
と接点6が接触することによって、従来例と同様にスイ
ッチ11が閉じた状態となってインターロック装置7の
回路が開いてインターロック装置7のリレー18が作動
することになり、この結果上述のようにランプ3に電力
が供給されてランプ3が点灯するようになっている。
【0032】またこの照明器具は、基体1に設けた連結
金具38の係合片39と投光体2の係止片33の係止を
解除すると共に投光体2に対して基体1を下方に回動さ
せて投光体2から基体1を離隔させて両者を分離するこ
とによりメンテナンスをおこなう状態となるが、このよ
うに投光体2から基体1を離隔させて両者を分離するす
ると、接触ピン5の各当接部9と各接点カバー63内の
接点6の凹曲面6cの接触が解除されて接触ピン5と接
点6が接触しなくなると共に接触ピン5の各当接部9が
各接点カバー63のピン挿入口67から抜き出される。
そしてこのように接触ピン5の各当接部9と接点6が離
れて接触しなくなると、従来例と同様にスイッチ11が
開いた状態となってインターロック装置7の回路が閉じ
てインターロック装置7のリレー18の作動が停止する
ことになり、この結果上述のようにランプ3やイグナイ
タ10に供給されている電力が遮断されて停止されるの
である。
【0033】上記のように形成される照明器具では、接
触ピン5の端部の当接部9を接点6の接触部6bの凹曲
面6cに突き合わせによって接触させるようにしたの
で、接触ピン5の当接部9の間の寸法や接点6の間の寸
法にばらつき(寸法差)があって寸法精度が低くても、
接触ピン5や接点6に余計な大きな力がかかることなく
上記寸法差を吸収して接触ピン5と接点6とを確実に接
触させることができる。また接点6の接触部6bの直径
は接点ピン5の直径よりも大きく形成したので、接点6
の中心によりも多少ずれて接触ピン5が接点カバー63
に差し込まれても接触ピン5や接点6に余計な大きな力
がかかることなく接触ピン5と接点6とを確実に接触さ
せることができる。
【0034】しかも接触ピン5の当接部9が当接される
接触部6bの前面はその中心がもっとも窪んだ凹曲面6
cとして形成されていると共に接触ピン5は雌型スイッ
チ51に対して上下左右前後方向に動けるように雄型ス
イッチ50に遊着されているので、凹曲面6cの中心に
よりも多少ずれて接触された接触ピン5の当接部9を凹
曲面6cに沿ってその中心へと導くように動かして上記
寸法差を吸収することができ、接触ピン5や接点6に余
計な大きな力がかかることなく接触ピン5と接点6とを
確実に接触させることができる。
【0035】また上記のように形成される照明器具で
は、接触ピン5を雌型スイッチ51に対して上下左右前
後方向に動けるように雄型スイッチ50に遊着したの
で、接触ピン5の当接部9の間の寸法や接点6の間の寸
法、及び雄型スイッチ50や雌型スイッチ51の取付位
置にばらつき(寸法差)があって上記寸法や取付位置の
精度が低くても、接触ピン5が雌型スイッチ51に対し
て上下左右前後方向に動くことによって上記寸法や取付
位置の寸法差を吸収することができ、接触ピン5に余計
な大きな力がかかることなく接触ピン5の当接部9を接
点カバー63のピン挿入口67に確実に差し込むことが
できる。
【0036】また上記のように形成される照明器具で
は、人の力で投光体2に対して基体1を回動して離隔さ
せて両者を分離することによって接触ピン5と接点6が
離れて接触しなくなるようにしているので、図14
(a)(b)に示す照明器具よりは単純な構成ではある
がスイッチ11を人の力で確実に開いてランプ3やイグ
ナイタ10に電力が供給されないようにすることがで
き、メンテナンスの際の安全性の確保の信頼性を高くす
ることができるものである。
【0037】さらに本発明のような照明器具では、接触
ピン5と接点6を突き合わせ接触させるようなスイッチ
11を用いているので、一般的に上記従来例のような刃
受け式のスイッチ11を用いた場合よりも、接触ピン5
の当接部9の間の寸法や接点6の間の寸法を広く形成し
なくてはならず、スイッチ11が大きくなってしまう恐
れがあるが、上記のように形成される照明器具では、図
12(a)に示すように接触ピン5及び接点6を基体1
と投光体2の回動方向、つまり上下(縦)方向に並べて
配置するので、図12(b)に示すように接触ピン5及
び接点6が基体1と投光体2の回動方向と垂直方向、つ
まり左右(横)方向に並んで設けられる場合よりも、投
光体2の突出部76及び基体1の張出部81の側方への
突出寸法(出代)を小さくすることができる。従って前
面のガラス板30の面の方向など前後方向から作用する
風圧を受ける面積(受圧面積)を小さくすることがで
き、照明器具を照明台等に固定する取付枠60やその固
定部分、さらには照明台に大きな力がかからないように
することができる。
【0038】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1に記載の
発明は、基体と投光体を回動自在に連結してランプを内
蔵する器具本体を形成し、基体と投光体の一方に略U字
型の接触ピンを設けると共に基体と投光体が互いに近接
するように回動することにより上記接触ピンの各端部の
それぞれが突き合わせ接触する一対の接点を基体と投光
体の他方に設け、上記接触ピンの各端部と上記一対の接
点とを基体と投光体の回動方向に並べて配置し、接触ピ
ンと接点が離れることによってランプに供給される電力
を停止させるように作動するインターロック装置を具備
したので、接触ピンの端部を接点に突き合わせ接触させ
ることによって、接触ピンの端部の間の寸法や接点の間
の寸法にばらつき(寸法差)があって寸法精度が低くて
も、接触ピンや接点に余計な大きな力がかかることなく
接触ピンと接点とを確実に接触させることができ、イン
ターロック装置のスイッチの変形を防止することができ
るものである。
【0039】また本発明の請求項1に記載の発明は、接
触ピンの各端部と一対の接点を基体と投光体の回動方向
に並べて配置したので、接触ピンの各端部と一対の接点
を基体と投光体の回動方向と垂直な方向に並べて設ける
場合よりも、投光体及び基体の側方への突出寸法(出
代)を小さくすることができ、コンパクトに形成するこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の一部を示す断面図であ
る。
【図2】同上の側面図である。
【図3】同上の断面図である。
【図4】(a)(b)は同上の斜視図である。
【図5】同上の斜視図である。
【図6】同上の斜視図である。
【図7】(a)は同上の雄型スイッチを示す斜視図、
(b)は断面図、(c)は接触ピンの動く方向を示す斜
視図である。
【図8】(a)は同上の雌型スイッチを示す斜視図、
(b)は断面図である。
【図9】(a)は同上の接点を示す断面図、(b)は斜
視図、(c)は一部の断面図である。
【図10】同上の雌型スイッチの取付方法を示す斜視図
である。
【図11】同上の雄型スイッチと雌型スイッチの接続を
示す断面図である。
【図12】(a)は同上の基体を示す正面図、(b)は
他の基体を示す正面図である。
【図13】照明器具の結線図である。
【図14】(a)は従来例を示す側面図、(b)は一部
の側面図である。
【図15】(a)は他の従来例を示す斜視図、(b)は
スイッチを示す斜視図、(c)はインターロック装置の
電路の一部を示す回路図である。
【符号の説明】
1 基体 2 投光体 3 ランプ 4 器具本体 5 接触ピン 6 接点 7 インターロック装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体と投光体を回動自在に連結してラン
    プを内蔵する器具本体を形成し、基体と投光体の一方に
    略U字型の接触ピンを設けると共に基体と投光体が互い
    に近接するように回動することにより上記接触ピンの各
    端部のそれぞれが突き合わせ接触する一対の接点を基体
    と投光体の他方に設け、上記接触ピンの各端部と上記一
    対の接点とを基体と投光体の回動方向に並べて配置し、
    接触ピンと接点が離れることによってランプに供給され
    る電力を停止させるように作動するインターロック装置
    を具備して成ることを特徴とする照明器具。
JP14470496A 1996-06-06 1996-06-06 照明器具 Pending JPH09330616A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011044429A (ja) * 2009-08-19 2011-03-03 Lg Innotek Co Ltd 照明装置
CN114413237A (zh) * 2021-12-22 2022-04-29 华荣照明有限公司 一种便于检修的led防爆照明灯具

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