JPH09330488A - 盗難防止装置 - Google Patents
盗難防止装置Info
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- JPH09330488A JPH09330488A JP8147588A JP14758896A JPH09330488A JP H09330488 A JPH09330488 A JP H09330488A JP 8147588 A JP8147588 A JP 8147588A JP 14758896 A JP14758896 A JP 14758896A JP H09330488 A JPH09330488 A JP H09330488A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カセット収容部を具えた盗難防止装置本体
を、繰り返し使用した場合においても、カセット主面に
表示されている情報を鮮明に読み取ることが出来る盗難
防止装置を提供する。 【解決手段】 カセット保持枠２は、第１及び第２保持
アーム21、22と、両保持アーム21、22を互いに連結する
アーム連結部材23とから構成され、両保持アーム21、22
の間にカセット収容部10が形成される。第１及び第２保
持アーム21、22には夫々、カセット８の挿入を案内する
ガイド溝25、25が形成されている。第１保持アーム21に
は、ゲートからの警報信号を受信する回路基板４と、該
受信によって発鳴するブザー６が内蔵されている。又、
第１保持アーム21の先端部には板バネ３が取り付けられ
る一方、第２保持アーム22の先端部には突起26が形成さ
れて、カセット収容部内のカセット８の抜け止めが施さ
れている。
を、繰り返し使用した場合においても、カセット主面に
表示されている情報を鮮明に読み取ることが出来る盗難
防止装置を提供する。 【解決手段】 カセット保持枠２は、第１及び第２保持
アーム21、22と、両保持アーム21、22を互いに連結する
アーム連結部材23とから構成され、両保持アーム21、22
の間にカセット収容部10が形成される。第１及び第２保
持アーム21、22には夫々、カセット８の挿入を案内する
ガイド溝25、25が形成されている。第１保持アーム21に
は、ゲートからの警報信号を受信する回路基板４と、該
受信によって発鳴するブザー６が内蔵されている。又、
第１保持アーム21の先端部には板バネ３が取り付けられ
る一方、第２保持アーム22の先端部には突起26が形成さ
れて、カセット収容部内のカセット８の抜け止めが施さ
れている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、店内に陳列された
商品を万引き等の不正行為から保護する盗難防止装置に
関し、特に、店の出入口付近に設置された送信回路から
の信号を受信して発鳴する自鳴式の盗難防止装置に関す
るものである。
商品を万引き等の不正行為から保護する盗難防止装置に
関し、特に、店の出入口付近に設置された送信回路から
の信号を受信して発鳴する自鳴式の盗難防止装置に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、コンパクトディスクや磁気テープ
等の商品を陳列して販売する販売店では、これらの商品
を万引き行為から保護するため、図４に示す如き盗難防
止装置を採用している。該盗難防止装置は、店の出入口
付近に設置されたゲート(７)と、１枚のコンパクトディ
スクを収容した盗難防止装置本体(９)とから構成され、
ゲート(７)には、送信回路(71)が内蔵されている。
等の商品を陳列して販売する販売店では、これらの商品
を万引き行為から保護するため、図４に示す如き盗難防
止装置を採用している。該盗難防止装置は、店の出入口
付近に設置されたゲート(７)と、１枚のコンパクトディ
スクを収容した盗難防止装置本体(９)とから構成され、
ゲート(７)には、送信回路(71)が内蔵されている。
【０００３】一方、盗難防止装置本体(９)は、図５に示
す如く、合成樹脂からなる透明ケース(91)、回路基板(4
0)、警報作動スイッチ(50)及びブザー(60)を具え、透明
ケース(91)に、コンパクトディスク(図示省略)が収納さ
れたカセット(８)が収容される。前記ブザー(60)は、回
路基板(40)及び警報作動スイッチ(50)によって動作が制
御されており、透明ケース(91)内にカセット(８)が存在
しないとき、或いは、盗難防止装置本体(９)がゲート
(７)を通過するときに発鳴するものである。販売店にお
いては、カセット(８)を盗難防止装置本体(９)の透明ケ
ース(91)に収容して陳列し、客にコンパクトディスクを
販売する際、店員はブザー(60)を発鳴しない状態に設定
した上で、透明ケース(91)からカセット(８)を取り出
し、料金と引き替えに、客にコンパクトディスクを手渡
している。尚、カセット(８)が取り出された盗難防止装
置本体(９)は、繰り返し使用される。
す如く、合成樹脂からなる透明ケース(91)、回路基板(4
0)、警報作動スイッチ(50)及びブザー(60)を具え、透明
ケース(91)に、コンパクトディスク(図示省略)が収納さ
れたカセット(８)が収容される。前記ブザー(60)は、回
路基板(40)及び警報作動スイッチ(50)によって動作が制
御されており、透明ケース(91)内にカセット(８)が存在
しないとき、或いは、盗難防止装置本体(９)がゲート
(７)を通過するときに発鳴するものである。販売店にお
いては、カセット(８)を盗難防止装置本体(９)の透明ケ
ース(91)に収容して陳列し、客にコンパクトディスクを
販売する際、店員はブザー(60)を発鳴しない状態に設定
した上で、透明ケース(91)からカセット(８)を取り出
し、料金と引き替えに、客にコンパクトディスクを手渡
している。尚、カセット(８)が取り出された盗難防止装
置本体(９)は、繰り返し使用される。
【０００４】上記盗難防止装置において、客が盗難防止
装置本体(９)の透明ケース(91)からカセット(８)を取り
出すと、警報作動スイッチ(50)は、透明ケース(91)内に
カセット(８)が存在しないことを検出してブザー(60)へ
発鳴指令を発し、ブザー(60)は該発鳴指令を受けて発鳴
する。これによって、店員は、透明ケース(91)からカセ
ット(８)が不正に取り出されたことを知ることが出来
る。又、客がカセット(８)を盗難防止装置本体(９)の透
明ケース(91)に収容したまま店外へ持ち出そうとする
と、盗難防止装置本体(９)の受信回路が、図４に示す送
信回路(71)からの信号を受けてブザー(60)へ発鳴指令を
発し、ブザー(60)は該発鳴指令を受けて発鳴する。これ
によって、店員は、コンパクトディスクが不正に店外へ
持ち出されようとしていることを知ることが出来る。
装置本体(９)の透明ケース(91)からカセット(８)を取り
出すと、警報作動スイッチ(50)は、透明ケース(91)内に
カセット(８)が存在しないことを検出してブザー(60)へ
発鳴指令を発し、ブザー(60)は該発鳴指令を受けて発鳴
する。これによって、店員は、透明ケース(91)からカセ
ット(８)が不正に取り出されたことを知ることが出来
る。又、客がカセット(８)を盗難防止装置本体(９)の透
明ケース(91)に収容したまま店外へ持ち出そうとする
と、盗難防止装置本体(９)の受信回路が、図４に示す送
信回路(71)からの信号を受けてブザー(60)へ発鳴指令を
発し、ブザー(60)は該発鳴指令を受けて発鳴する。これ
によって、店員は、コンパクトディスクが不正に店外へ
持ち出されようとしていることを知ることが出来る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記盗
難防止装置本体(９)の透明ケース(91)表面は、繰り返し
使用しているうちに、傷や汚れが付いて不透明となり、
コンパクトディスクのカセット(８)主面に表示されてい
るタイトル等の情報が読み取り難くなる。本発明の目的
は、盗難防止装置本体を繰り返し使用した場合において
も、カセット主面に表示されている情報を鮮明に読み取
ることが出来る盗難防止装置を提供することである。
難防止装置本体(９)の透明ケース(91)表面は、繰り返し
使用しているうちに、傷や汚れが付いて不透明となり、
コンパクトディスクのカセット(８)主面に表示されてい
るタイトル等の情報が読み取り難くなる。本発明の目的
は、盗難防止装置本体を繰り返し使用した場合において
も、カセット主面に表示されている情報を鮮明に読み取
ることが出来る盗難防止装置を提供することである。
【０００６】
【課題を解決する為の手段】本発明に係る盗難防止装置
は、所定位置に設置された送信回路と、該送信回路から
信号を受信して動作する盗難防止装置本体とから構成さ
れ、盗難防止装置本体には、カセット収容部が形成され
ると共に、前記送信回路からの信号を受けて発鳴すべき
発鳴装置が取り付けられている。
は、所定位置に設置された送信回路と、該送信回路から
信号を受信して動作する盗難防止装置本体とから構成さ
れ、盗難防止装置本体には、カセット収容部が形成され
ると共に、前記送信回路からの信号を受けて発鳴すべき
発鳴装置が取り付けられている。
【０００７】盗難防止装置本体は、カセット収容部を形
成すべきカセット保持枠と、カセット収容部内のカセッ
トに抜け止めを施す抜け止め機構とを具え、カセット保
持枠は、カセットを挟持すべき互いに平行な２本の保持
アームと、両保持アームを夫々の基端部にて互いに連結
するアーム連結部材とから構成されている。両保持アー
ムには、カセット主面が両保持アームを含む平面と平行
になる姿勢でカセットの挿入をアーム長手方向に案内す
るガイド面が形成されている。具体的には、カセット保
持枠は、全体がコ字状に形成されている。
成すべきカセット保持枠と、カセット収容部内のカセッ
トに抜け止めを施す抜け止め機構とを具え、カセット保
持枠は、カセットを挟持すべき互いに平行な２本の保持
アームと、両保持アームを夫々の基端部にて互いに連結
するアーム連結部材とから構成されている。両保持アー
ムには、カセット主面が両保持アームを含む平面と平行
になる姿勢でカセットの挿入をアーム長手方向に案内す
るガイド面が形成されている。具体的には、カセット保
持枠は、全体がコ字状に形成されている。
【０００８】本発明に係る盗難防止装置においては、２
本の保持アームの先端部の間にカセット挿入口が形成さ
れると共に、両保持アーム間にカセット収容部が形成さ
れる。カセット挿入口からカセットを挿入すると、カセ
ットは、両保持アームに形成されているガイド面に案内
されて移動し、最終的に、カセット主面がカセット保持
枠から露出した姿勢でカセット収容部に収容される。
又、これと同時に、抜け止め機構が働いて、カセットに
抜け止めが施される。この様にしてカセット収容部に収
容されたカセットを、カセット収容部から挿入口の外へ
引き出すべく、カセットに力をかけると、この力が抜け
止め機構に作用して抜け止めが解除される。その後、カ
セットは、両保持アームに形成されているガイド面に案
内されて移動し、挿入口から取り出されることになる。
本の保持アームの先端部の間にカセット挿入口が形成さ
れると共に、両保持アーム間にカセット収容部が形成さ
れる。カセット挿入口からカセットを挿入すると、カセ
ットは、両保持アームに形成されているガイド面に案内
されて移動し、最終的に、カセット主面がカセット保持
枠から露出した姿勢でカセット収容部に収容される。
又、これと同時に、抜け止め機構が働いて、カセットに
抜け止めが施される。この様にしてカセット収容部に収
容されたカセットを、カセット収容部から挿入口の外へ
引き出すべく、カセットに力をかけると、この力が抜け
止め機構に作用して抜け止めが解除される。その後、カ
セットは、両保持アームに形成されているガイド面に案
内されて移動し、挿入口から取り出されることになる。
【０００９】又、具体的には、盗難防止装置本体は、カ
セット収容部内のカセットの有無を検出して、カセット
収容部内にカセットが存在しないとき、前記発鳴装置へ
発鳴指令を発するカセット検出手段を具えている。
セット収容部内のカセットの有無を検出して、カセット
収容部内にカセットが存在しないとき、前記発鳴装置へ
発鳴指令を発するカセット検出手段を具えている。
【００１０】該具体的構成においては、カセットがカセ
ット収容部から取り出されたとき、カセット検出手段
は、カセット収容部にカセットが存在しないことを検出
して前記発鳴装置へ発鳴指令を発し、発鳴装置は該発鳴
指令を受けて発鳴する。
ット収容部から取り出されたとき、カセット検出手段
は、カセット収容部にカセットが存在しないことを検出
して前記発鳴装置へ発鳴指令を発し、発鳴装置は該発鳴
指令を受けて発鳴する。
【００１１】
【発明の効果】本発明の盗難防止装置においては、カセ
ットがカセット主面を２本の保持アームの間から露出し
た状態で盗難防止装置本体に収容され、カセット主面を
被う透明ケース等は存在しないので、盗難防止装置本体
を繰り返し使用した場合においても、カセット主面に表
示されている情報を鮮明に読み取ることが出来る。
ットがカセット主面を２本の保持アームの間から露出し
た状態で盗難防止装置本体に収容され、カセット主面を
被う透明ケース等は存在しないので、盗難防止装置本体
を繰り返し使用した場合においても、カセット主面に表
示されている情報を鮮明に読み取ることが出来る。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、コンパクトディ
スク(81)を収納したカセット(８)の盗難防止装置に実施
した形態につき、図面に沿って具体的に説明する。本実
施例の盗難防止装置の全体構成は、盗難防止装置本体
(１)を除いて図４に示す従来と同一である。盗難防止装
置本体(１)は、図１に示す如く、合成樹脂を一体成形し
てなるコ字状のカセット保持枠(２)を具え、該カセット
保持枠(２)は、互いに平行に伸びる第１保持アーム(21)
及び第２保持アーム(22)と、両保持アーム(21)(22)を夫
々の基端部にて互いに連結するアーム連結部材(23)とか
ら構成されている。該盗難防止装置本体(１)において
は、２本の保持アーム(21)(22)の間にカセット収容部(1
0)が形成され、両保持アーム(21)(22)の先端部の間にカ
セット挿入口が形成されることになる。
スク(81)を収納したカセット(８)の盗難防止装置に実施
した形態につき、図面に沿って具体的に説明する。本実
施例の盗難防止装置の全体構成は、盗難防止装置本体
(１)を除いて図４に示す従来と同一である。盗難防止装
置本体(１)は、図１に示す如く、合成樹脂を一体成形し
てなるコ字状のカセット保持枠(２)を具え、該カセット
保持枠(２)は、互いに平行に伸びる第１保持アーム(21)
及び第２保持アーム(22)と、両保持アーム(21)(22)を夫
々の基端部にて互いに連結するアーム連結部材(23)とか
ら構成されている。該盗難防止装置本体(１)において
は、２本の保持アーム(21)(22)の間にカセット収容部(1
0)が形成され、両保持アーム(21)(22)の先端部の間にカ
セット挿入口が形成されることになる。
【００１３】第１及び第２保持アーム(21)(22)の内面に
は夫々、アーム長手方向に伸びる一対のガイド壁(24)(2
4)が立設され、両ガイド壁(24)(24)の内側に、カセット
(８)の移動を案内するためのガイド溝(25)(25)が形成さ
れている。第１保持アーム(21)には、後述する回路を具
えた回路基板(４)が内蔵され、該回路基板(４)上には、
警報作動スイッチ(５)及びブザー(６)が取り付けられて
いる。又、第１保持アーム(21)の先端部には、板バネ
(３)が取り付けられ、その一部がカセット挿入口へ臨出
している。一方、第２保持アーム(22)の先端部には、ガ
イド溝(25)に、カセット挿入口へ臨出する突起(26)が形
成され、前記板バネ(３)と共にカセット(８)の抜け止め
機構を構成している。
は夫々、アーム長手方向に伸びる一対のガイド壁(24)(2
4)が立設され、両ガイド壁(24)(24)の内側に、カセット
(８)の移動を案内するためのガイド溝(25)(25)が形成さ
れている。第１保持アーム(21)には、後述する回路を具
えた回路基板(４)が内蔵され、該回路基板(４)上には、
警報作動スイッチ(５)及びブザー(６)が取り付けられて
いる。又、第１保持アーム(21)の先端部には、板バネ
(３)が取り付けられ、その一部がカセット挿入口へ臨出
している。一方、第２保持アーム(22)の先端部には、ガ
イド溝(25)に、カセット挿入口へ臨出する突起(26)が形
成され、前記板バネ(３)と共にカセット(８)の抜け止め
機構を構成している。
【００１４】該盗難防止装置本体(１)においては、第１
及び第２保持アーム(21)(22)の先端部の間に形成された
カセット挿入口から、コンパクトディスク(81)が収納さ
れたカセット(８)を、カセット主面(82)が両保持アーム
(21)(22)を含む平面と平行になる姿勢で挿入する。この
過程で、先ず、板バネ(３)がカセット(８)の端部に押圧
されて弾性変形し、カセット挿入口から後退することに
よってカセット(８)の挿入を許容する。その後、カセッ
ト(８)は、ガイド溝(25)(25)に案内されて移動し、最終
的に、カセット主面(82)がカセット保持枠(２)から露出
した姿勢でカセット収容部(10)に収容されることにな
る。
及び第２保持アーム(21)(22)の先端部の間に形成された
カセット挿入口から、コンパクトディスク(81)が収納さ
れたカセット(８)を、カセット主面(82)が両保持アーム
(21)(22)を含む平面と平行になる姿勢で挿入する。この
過程で、先ず、板バネ(３)がカセット(８)の端部に押圧
されて弾性変形し、カセット挿入口から後退することに
よってカセット(８)の挿入を許容する。その後、カセッ
ト(８)は、ガイド溝(25)(25)に案内されて移動し、最終
的に、カセット主面(82)がカセット保持枠(２)から露出
した姿勢でカセット収容部(10)に収容されることにな
る。
【００１５】図２に示す如く、カセット収容部にカセッ
ト(８)が収容されると、板バネ(３)は弾性によってその
一部がカセット挿入口へ臨出した状態に戻り、該板バネ
(３)と突起(26)によって、カセット(８)に抜け止めが施
されることとなる。又、警報作動スイッチ(５)は、カセ
ット(８)の上面に押圧されてオンとなる。この様にして
カセット収容部に収容されたカセット(８)を、カセット
収容部から引き出すべく、第１及び第２保持アーム(21)
(22)の長手方向に力をかけると、板バネ(３)はカセット
(８)の端部に押圧されて弾性変形し、カセット(８)の取
り出しが許容されることとなる。その後、カセット(８)
は、ガイド溝(25)(25)に案内されて移動し、第１及び第
２保持アーム(21)(22)の先端部の間に形成された挿入口
から取り出されることになる。
ト(８)が収容されると、板バネ(３)は弾性によってその
一部がカセット挿入口へ臨出した状態に戻り、該板バネ
(３)と突起(26)によって、カセット(８)に抜け止めが施
されることとなる。又、警報作動スイッチ(５)は、カセ
ット(８)の上面に押圧されてオンとなる。この様にして
カセット収容部に収容されたカセット(８)を、カセット
収容部から引き出すべく、第１及び第２保持アーム(21)
(22)の長手方向に力をかけると、板バネ(３)はカセット
(８)の端部に押圧されて弾性変形し、カセット(８)の取
り出しが許容されることとなる。その後、カセット(８)
は、ガイド溝(25)(25)に案内されて移動し、第１及び第
２保持アーム(21)(22)の先端部の間に形成された挿入口
から取り出されることになる。
【００１６】図３は、上記盗難防止装置に装備された回
路基板(４)の構成を表わしている。受信回路(41)は、ゲ
ート(７)に内蔵されている送信回路(71)からの警報信号
を受信し、受信した信号を判定回路(42)へ送出する。判
定回路(42)には、受信回路(41)からの信号が供給される
と共に、警報作動スイッチ(５)からのスイッチ信号が供
給される。判定回路(42)は、受信回路(41)からの信号に
対しては、該信号が送信回路(71)によって発信された警
報信号であるか否かを判断し、警報信号であると判断さ
れた場合、ブザー(６)を動作させるための制御信号を作
成する。一方、判定回路(42)は、警報作動スイッチ(５)
からのスイッチ信号に対しては、スイッチ信号がオン或
いはオフの何れであるかを判断し、オフであると判断さ
れた場合、ブザー(６)を動作させるための制御信号を作
成する。この様にして判定回路(42)によって作成された
制御信号は、ブザー駆動回路(43)へ入力され、これに応
じてブザー駆動回路(43)はブザー(６)へ駆動電流を供給
する。これによって、ブザー(６)が発鳴することとな
る。
路基板(４)の構成を表わしている。受信回路(41)は、ゲ
ート(７)に内蔵されている送信回路(71)からの警報信号
を受信し、受信した信号を判定回路(42)へ送出する。判
定回路(42)には、受信回路(41)からの信号が供給される
と共に、警報作動スイッチ(５)からのスイッチ信号が供
給される。判定回路(42)は、受信回路(41)からの信号に
対しては、該信号が送信回路(71)によって発信された警
報信号であるか否かを判断し、警報信号であると判断さ
れた場合、ブザー(６)を動作させるための制御信号を作
成する。一方、判定回路(42)は、警報作動スイッチ(５)
からのスイッチ信号に対しては、スイッチ信号がオン或
いはオフの何れであるかを判断し、オフであると判断さ
れた場合、ブザー(６)を動作させるための制御信号を作
成する。この様にして判定回路(42)によって作成された
制御信号は、ブザー駆動回路(43)へ入力され、これに応
じてブザー駆動回路(43)はブザー(６)へ駆動電流を供給
する。これによって、ブザー(６)が発鳴することとな
る。
【００１７】該盗難防止装置において、盗難防止装置本
体(１)のカセット収容部(10)からカセット(８)を取り出
すと、警報作動スイッチ(５)は、カセット(８)が離脱す
ることによってオフとなり、判定回路(42)へオフのスイ
ッチ信号が供給される結果、上述の如くブザー(６)が発
鳴するのである。
体(１)のカセット収容部(10)からカセット(８)を取り出
すと、警報作動スイッチ(５)は、カセット(８)が離脱す
ることによってオフとなり、判定回路(42)へオフのスイ
ッチ信号が供給される結果、上述の如くブザー(６)が発
鳴するのである。
【００１８】又、カセット(８)を盗難防止装置本体(１)
のカセット収容部(10)に収容したまま店外へ持ち出そう
とすると、盗難防止装置本体(１)の受信回路(41)が、ゲ
ート(７)に内蔵された送信回路(71)からの警報信号を受
信して、該警報信号が判定回路(42)へ供給される結果、
上述の如くブザー(６)が発鳴するのである。
のカセット収容部(10)に収容したまま店外へ持ち出そう
とすると、盗難防止装置本体(１)の受信回路(41)が、ゲ
ート(７)に内蔵された送信回路(71)からの警報信号を受
信して、該警報信号が判定回路(42)へ供給される結果、
上述の如くブザー(６)が発鳴するのである。
【００１９】上記盗難防止装置によれば、図２に示す如
く、カセット(８)がカセット主面(82)を２本の保持アー
ム(21)(22)の間から露出した状態で盗難防止装置本体
(１)に収容され、従来の如くカセット主面(82)を被う透
明ケース(91)は存在しないので、盗難防止装置本体(１)
を繰り返し使用した場合においても、カセット主面(82)
に表示されている情報を鮮明に読み取ることが出来る。
又、透明ケース(91)が存在しないので、部品点数が少な
くなり、これによって、盗難防止装置本体(１)が軽量と
なる。更に、第１及び第２保持アーム(21)(22)には、ガ
イド溝(25)(25)が形成されているので、カセット(８)
を、脱落させることなくスムーズにカセット収容部(10)
へ挿入し、或いはカセット収容部(10)から取り出すこと
が出来る。又、警報作動スイッチ(５)が取り付けられて
いるので、店員は、カセット(８)が盗難防止装置本体
(１)から不正に取り出されたことを知ることが出来る。
く、カセット(８)がカセット主面(82)を２本の保持アー
ム(21)(22)の間から露出した状態で盗難防止装置本体
(１)に収容され、従来の如くカセット主面(82)を被う透
明ケース(91)は存在しないので、盗難防止装置本体(１)
を繰り返し使用した場合においても、カセット主面(82)
に表示されている情報を鮮明に読み取ることが出来る。
又、透明ケース(91)が存在しないので、部品点数が少な
くなり、これによって、盗難防止装置本体(１)が軽量と
なる。更に、第１及び第２保持アーム(21)(22)には、ガ
イド溝(25)(25)が形成されているので、カセット(８)
を、脱落させることなくスムーズにカセット収容部(10)
へ挿入し、或いはカセット収容部(10)から取り出すこと
が出来る。又、警報作動スイッチ(５)が取り付けられて
いるので、店員は、カセット(８)が盗難防止装置本体
(１)から不正に取り出されたことを知ることが出来る。
【００２０】上記実施の形態の説明は、本発明を説明す
るためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を
限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。
又、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許
請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能で
あることは勿論である。
るためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を
限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。
又、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許
請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能で
あることは勿論である。
【００２１】例えば、上記実施例においては、本発明
を、コンパクトディスク(81)を収納したカセット(８)の
盗難防止装置に実施しているが、その他の記録媒体を収
納したカセットの盗難防止装置に実施することも可能で
ある。
を、コンパクトディスク(81)を収納したカセット(８)の
盗難防止装置に実施しているが、その他の記録媒体を収
納したカセットの盗難防止装置に実施することも可能で
ある。
【図１】本発明に係る盗難防止装置本体を示す斜視図で
ある。
ある。
【図２】図１のカセット主面に沿う断面図である。
【図３】本発明の盗難防止装置の回路構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図４】盗難防止装置全体の概略構成を示す斜視図であ
る。
る。
【図５】従来の盗難防止装置本体を示す斜視図である。
(１) 盗難防止装置本体 (２) カセット保持枠 (21) 第１保持アーム (22) 第２保持アーム (23) アーム連結部材 (24) ガイド壁 (25) ガイド溝 (26) 突起 (３) 板バネ
Claims (2)
- 【請求項１】 所定位置に設置された送信回路と、該送
信回路から信号を受信して動作する盗難防止装置本体と
から構成され、盗難防止装置本体には、カセット収容部
が形成されると共に、前記送信回路からの信号を受けて
発鳴すべき発鳴装置が取り付けられている盗難防止装置
において、盗難防止装置本体は、カセット収容部を形成
すべきカセット保持枠と、カセット収容部内のカセット
に抜け止めを施す抜け止め機構とを具え、カセット保持
枠は、カセットを挟持すべき互いに平行な２本の保持ア
ームと、両保持アームを夫々の基端部にて互いに連結す
るアーム連結部材とから構成され、両保持アームには、
カセット主面が両保持アームを含む平面と平行になる姿
勢でカセットの挿入をアーム長手方向に案内するガイド
面が形成されていることを特徴とする盗難防止装置。 - 【請求項２】 盗難防止装置本体は、カセット収容部内
のカセットの有無を検出して、カセット収容部内にカセ
ットが存在しないとき、前記発鳴装置へ発鳴指令を発す
るカセット検出手段を具えている請求項１に記載の盗難
防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8147588A JPH09330488A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 盗難防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8147588A JPH09330488A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 盗難防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09330488A true JPH09330488A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15433752
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8147588A Pending JPH09330488A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 盗難防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09330488A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106654870A (zh) * | 2017-01-14 | 2017-05-10 | 班戈设备系统（苏州）有限公司 | 一种用于电柜接线端子排防护的装置 |
-
1996
- 1996-06-10 JP JP8147588A patent/JPH09330488A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106654870A (zh) * | 2017-01-14 | 2017-05-10 | 班戈设备系统（苏州）有限公司 | 一种用于电柜接线端子排防护的装置 |
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