JPH09330256A - バッファ最適化によるデータベースシステムの性能監視方式 - Google Patents

バッファ最適化によるデータベースシステムの性能監視方式

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Publication number
JPH09330256A
JPH09330256A JP8150725A JP15072596A JPH09330256A JP H09330256 A JPH09330256 A JP H09330256A JP 8150725 A JP8150725 A JP 8150725A JP 15072596 A JP15072596 A JP 15072596A JP H09330256 A JPH09330256 A JP H09330256A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
buffer
allocation
control program
information
data base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8150725A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Okamoto
浩二 岡本
Masahiro Maeda
政博 前田
Tomohide Honda
智秀 本田
Masaru Kuboki
勝 久保木
Akihiro Shirakawa
明洋 白川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP8150725A priority Critical patent/JPH09330256A/ja
Publication of JPH09330256A publication Critical patent/JPH09330256A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】バッファ割り当ての最適化を自動的に行い、デ
ータベースシステムの処理能力を向上させることを課題
とし、バッファ監視タスクがバッファの利用状況をバッ
ファ統計情報格納ライブラリを使用し管理し、バッファ
利用率の変移が基準範囲から外れたとき利用状況に応じ
た値に割り当てることでバッファ割り当ての最適化が自
動で行える。 【解決手段】バッファ割り当ての最適化を自動で行うた
めデータべース制御プログラムはバッファ監視タスクを
生成31する。バッファ監視タスクはバッファ管理テー
ブルを確保32しバッファ統計情報格納ライブラリから
統計情報を入力33する。入力した統計情報をもとにバ
ッファ割り当ての変更要否を判定34し割り当てが要の
場合はバッファ使用状態を判定35しデータベース制御
プログラムにバッファ定義情報変更要求37を行う。ま
た、一定間隔でデータベース制御プログラムからバッフ
ァ情報を入力42することでバッファ情報を統計的に管
理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータベースシステ
ムのバッファ監視方式に係り、特に仮想記憶方式による
データベースシステムでバッファ割り当ての最適化処理
に好適なバッファ監視方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、仮想記憶方式のコンピュータシス
テムをデータベース環境下で稼働する場合、トランザク
ション処理に先だってバッファ定義情報をもとにバッフ
ァを割り当てていた。また、一度割り当てたバッファの
変更については、バッファの利用状況を調べ最適値を見
直す必要がありバッファ統計情報の取得とその分析を行
うため人の介入が必要であった。また、通信処理につい
ては、システム再起動時に前回バッファ使用状態を考慮
し、最適バッファを割り当てる方式まではあった。(特
許出願 平01−213789学習機能付バッファ管理
方式)しかし、データベースシステムの特性であるトラ
ンザクション処理中にバッファ割り当ての最適化を自動
的に行う点について配慮されていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術のデータベー
スシステムでは、バッファ割り当ての最適化を自動的に
行う点について配慮されていないため、トランザクショ
ン処理中にバッファが不足していたり、割り当て過ぎて
いても直ぐにバッファの割り当てを変更することができ
ずデータベースシステムの処理性能劣化の問題があっ
た。
【0004】本発明の目的は、バッファ割り当ての最適
化を自動的に行い、データベースシステムの処理性能を
向上させることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、バッファを使
用する際に各バッファの利用状況を監視し、当該バッフ
ァ未使用時、バッファ定義情報を利用状況に応じた値に
変更する。バッファの利用状況は、監視タスクを設け
て、データベース制御プログラムから適時情報を取得す
る。また、バッファの最適値については、バッファを有
効に活用できていないかのバッファ有効効率を設けて決
定する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態として、データ
ベースシステムの構成を図1、バッファ管理テーブルの
内容を図2、バッファ変更処理の流れを図3に示す。
【0007】図1のデータベースシステムの構成では、
仮想記憶領域1が計算機システム中の領域である。デー
タベース制御プログラム2はバッファ監視タスク3を生
成する。バッファ監視タスク3では、バッファの利用状
況をバッファ管理テーブル4に格納する。バッファ5
は、データベース8に対するそれぞれのバッファであ
る。業務プログラム6からのデータベース操作要求に対
して、データベース制御プログラム2では、データベー
ス定義ライブラリ7を参照し、バッファの状態やデータ
セットの種別を取得し、データベース8に対する入出力
処理を行う。バッファ監視タスク3では、バッファ管理
テーブル4の内容を格納するバッファ統計情報格納ライ
ブラリ9が存在する。
【0008】図2のバッファ管理テーブルの内容では、
バッファ識別子21についてのバッファ要求回数22、
バッファヒット回数23、バッファへの入出力回数24
バッファヒット率25の項目からなる。バッファ識別子
21では、バッファ長、データベースに対するバッファ
とデータセットに結び付ける番号、バッファ面数を保持
する。バッファ要求回数22は、バッファ要求を行った
回数を保持する。バッファヒット回数23は、バッファ
要求を行った中で要求のデータがバッファ内に既に存在
した回数を保持し、バッファへの入出力回数24は、バ
ッファ要求を行った中で要求データがバッファ内に存在
しないため、磁気ディスク装置などからバッファへ入出
力を行った回数を保持する。バッファヒット率25は、
バッファ利用効率を表すものであり、次の式の結果を保
持する。バッファヒット回数をバッファ要求回数で除算
し、その値に100を乗算した値からなる。
【0009】図3はバッファ変更処理の流れ図である。
ステップ31では、データベース制御プログラム起動処
理の中で、バッファ監視タスクを生成する。
【0010】ステップ32では、バッファ監視タスクの
前処理として、バッファの利用状況を監視するためのバ
ッファ管理テーブルを確保する。
【0011】ステップ33では、バッファ統計情報格納
ライブラリからバッファ統計情報を入力し、その内容を
バッファ管理テーブルに格納する。
【0012】ステップ34では、バッファ管理テーブル
中のバッファヒット率がバッファ性能基準値に満たない
かバッファ識別子毎に判断する。基準値を全て満たして
いる場合は、バッファ面数の変更を行わずに要求待ちと
する。基準値を満たしていないものが一つでもあれば、
バッファ面数の変更処理を行う。バッファ性能基準値
は、バッファヒット率50を省略値として仮定する。こ
の基準値は、データベース制御プログラムのシステム定
義パラメタで指定可能とすることでユーザ任意の値を設
定することができる。なお、入出力回数が極端に少な
く、バッファ面数を変更しても効果のでない場合もある
ため、システム全体へのバッファ面数変更による影響度
を次の式で求める。該当バッファ識別子のバッファ面数
と入出力要求回数を乗算し、その値をシステム内全ての
バッファ識別子のバッファ面数と入出力要求回数で除算
する。この値に100を乗算した値が1未満であれば、
システム全体への影響度が少ないと判断し、バッファ変
更処理を行わない。
【0013】2回目以降のバッファ面数の変更判断で
は、前回変更値からのヒット率の増減を比較する。バッ
ファ面数を増加したが、ヒット率の向上が比例的に表れ
ない場合はその変化量を参考に次回バッファ性能基準値
まで期待できるバッファ面数を予測して、バッファ面数
を決定する。また、前回バッファ面数の増加を行っが、
業務的に検索業務だけのため効果が表れない場合は再度
の変更を抑止する。
【0014】ステップ35では、バッファ未使用状態か
をデータ制御プログラムのバッファアドレスから取得す
る。バッファ使用状態であれば、要求処理待ちとし、未
使用状態であればバッファ最適値決定処理を行う。
【0015】ステップ36では、バッファ最適値決定処
理として、バッファ性能基準値に10を加算した値をバ
ッファヒット率とするために、それに対応したバッファ
面数を求める。求める計算式は、バッファ面数にバッフ
ァヒット率を乗算し、その値をバッファ性能基準値に1
0を加算した値で除算した結果をバッファ最適値とす
る。
【0016】ステップ37では、バッファ定義変更要求
をデータベース制御プログラムに対して行う。このよう
に、実際に定義情報やバッファの割り当て変更を行うの
は、データベース制御プログラム側に負荷を掛けないよ
うにバッファ監視タスクは要求を行うだけである。
【0017】ステップ38では、データベース制御プロ
グラムからの要求待ちを行う。
【0018】ステップ39では、データベース制御プロ
グラムから転送されたバッファ情報をバッファ管理テー
ブルに対して更新する。
【0019】ステップ40では、バッファ管理テーブル
の内容をバッファ統計情報格納ライブラリへ保存する。
その後、再度ステップ33のバッファ情報の入力処理を
行うことでバッファの一定間隔におけるバッファ情報の
自動解析及び変更処理の繰り返し処理を実現する。
【0020】ステップ41では、監視タスクからのバッ
ファ定義変更要求に対して、バッファ定義情報の変更を
行う。バッファ定義変更のあるバッファについては、デ
ータベース制御プログラムで識別子を設け、次回バッフ
ァ使用時にバッファ変更識別子がある場合は、再度定義
ライブラリを参照して、最新のバッファ定義情報でバッ
ファ管理を行う。
【0021】ステップ42では、監視タスクに対して、
一定間隔でバッファ情報を転送する。一定間隔は、デー
タベースシステムへの負荷軽減のため、1時間間隔を省
略値として仮定する。この間隔値は、データベース制御
プログラムのシステム定義パラメタで指定可能とするこ
とでユーザ任意の値を設定することができる。これによ
り、1日間隔でのバッファ情報の自動解析及び変更処理
を実施し、システムへの負荷を最小限に抑える指定も可
能となる。ステップ43では、データベース制御プログ
ラムの終了処理前に監視タスクに対してバッファ解放の
情報を連絡する。
【0022】ステップ44では、データベース制御プロ
グラムのプログラム終了処理を行う。
【0023】本実施形態によれば、バッファ割り当ての
最適化を自動的に行うために人での介入をなくしデータ
ベースシステムの処理性能が向上される。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、バッファ割り当ての最
適化を自動的に行うことで人手を介さずデータベースシ
ステムの処理性能の向上が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるバッファ最適化によ
るデータベースシステムの性能監視方式のシステムの構
成図である。
【図2】バッファ管理テーブルの構成内容を示したもの
である。
【図3】本発明のバッファ監視タスクによるバッファ最
適化の処理の流れを示したものである。
【符号の説明】
1…仮想記憶領域、 2…データベース制御プログラ
ム、3…バッファ監視タスク、4…バッファ管理テーブ
ル、 5…バッファ、6…業務プログラム、7…データ
ベース定義ライブラリ、8…データベース、 9…バッ
ファ統計情報格納ライブラリ、21…バッファ識別、2
2…バッファ要求回数、23…バッファヒット回数、2
4…バッファへの入出力回数、 25…バ
ッファヒット率、31…バッファ監視タスク生成ステッ
プ、32…バッファ管理テーブル確保ステップ、33…
バッファ統計情報入力ステップ、34…バッファ割り当
て判断ステップ、35…バッファ使用状態判断ステッ
プ、36…バッファ最適値決定ステップ、37…バッフ
ァ定義変更要求ステップ、38…要求待ちステップ、
39…バッファ管理テーブル更新ステップ、40…バ
ッファ管理テーブル格納ステップ、41…バッファ定義
情報変更ステップ、 42…バッファ情報転送ステッ
プ、43…バッファ解放ステップ、44…プログラム終
了ステップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保木 勝 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地株式 会社日立製作所ソフトウェア開発本部内 (72)発明者 白川 明洋 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地株式 会社日立製作所ソフトウェア開発本部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】仮想記憶方式のデータベースシステムでバ
    ッファを使用する際、各バッファの利用状況を監視し、
    当該バッファの未使用時にバッファ定義情報の最適化を
    自動的に行うことを特徴とするバッファ最適化によるデ
    ータベースシステムのバッファ監視方式。
JP8150725A 1996-06-12 1996-06-12 バッファ最適化によるデータベースシステムの性能監視方式 Pending JPH09330256A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8150725A JPH09330256A (ja) 1996-06-12 1996-06-12 バッファ最適化によるデータベースシステムの性能監視方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8150725A JPH09330256A (ja) 1996-06-12 1996-06-12 バッファ最適化によるデータベースシステムの性能監視方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09330256A true JPH09330256A (ja) 1997-12-22

Family

ID=15503054

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8150725A Pending JPH09330256A (ja) 1996-06-12 1996-06-12 バッファ最適化によるデータベースシステムの性能監視方式

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JP (1) JPH09330256A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006330812A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Fujitsu Ltd マルチプロセッサシステムにおけるデータバッファ監視装置およびその方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006330812A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Fujitsu Ltd マルチプロセッサシステムにおけるデータバッファ監視装置およびその方法

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