JPH09329095A - 可変容量型ベーン型圧縮機 - Google Patents

可変容量型ベーン型圧縮機

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JPH09329095A
JPH09329095A JP17056696A JP17056696A JPH09329095A JP H09329095 A JPH09329095 A JP H09329095A JP 17056696 A JP17056696 A JP 17056696A JP 17056696 A JP17056696 A JP 17056696A JP H09329095 A JPH09329095 A JP H09329095A
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JP
Japan
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pressure
piston
conical spring
chamber
spiral
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP17056696A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Murayama
俊博 村山
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シール部材の形状を単純にして、コスト低減
を図るとともに、シール性を向上させる。 【解決手段】制御圧室45,46と吸入室11との連通
を吸入室11の吸入圧Psに応じて制御し、制御圧Pc
の変化に応じてピストン42,43を直線運動させ、円
錐ばね51と渦巻きばね52とを利用してピストン4
2,43の直線運動を回転プレート50の回転運動に変
換するようにした。ピストン42,43が移動して円錐
ばね51が軸方向に収縮するとき、円錐ばね51が渦巻
きばね52にガイドされて半径方向へ収縮し、この収縮
時の弾性力が回転プレート50に回転力として作用する
ので、回転プレート50は一部稼働位置から全稼働位置
へ回転する。シール部材についてはピストン42,43
に装着すればよく、回転プレート50に装着する必要は
なくなるので、シール部材として単純な構造のOリング
53,54を使用することができることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は可変容量型ベーン
型圧縮機に関し、特に圧縮開始時期を制御する回転プレ
ートを備えた可変容量型ベーン型圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の可変容量型ベーン型圧縮機として
は、一部稼働位置(吐出容量を制限する位置)と全稼働
位置(吐出容量を最大にする位置)との間で回転して圧
縮開始時期を制御する回転プレートと、この回転プレー
トを一部稼働位置方向へ付勢するリターンスプリング
と、前記回転プレートの一端面に設けられた受圧片と、
この受圧片の一方に形成され、低圧である吸入圧が導入
される低圧作動室と、前記受圧片の他方に形成され、高
圧である吐出圧がオリフィスを介して導入される高圧作
動室と、この高圧作動室と前記吸入室とを連通させる通
路を熱負荷に応じた吸入圧に応じて開閉して、前記高圧
作動室の圧力を変化させる開閉弁機構とを備えたものが
ある(例えば特開平1−262394号公報)。
【0003】前記回転プレートは、高圧作動室の圧力が
リターンスプリングの付勢力及び吸入圧の合力より小さ
いとき、一部稼働位置をキープし、高圧作動室の圧力が
リターンスプリングの付勢力及び吸入圧の合力より大き
くなったとき、全稼働位置方向へ回転する。
【0004】その結果、圧縮開始時期が早くなり、吐出
容量が増える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、回転プレー
トはカムリングのフロント側又はリヤ側のサイドブロッ
クに回転可能に保持され、回転プレートの一端面の受圧
片はサイドブロックの円弧状凹部に収容されている。円
弧状凹部内は受圧片によって低圧作動室と高圧作動室と
に仕切られる。低圧作動室と高圧作動室との気密性を確
保するために、回転プレートにはシール部材が装着され
ている。
【0006】ところが、回転プレートの外周には吸入ガ
スを圧縮室へ送り込むための切欠部が設けられており、
更には前述のように回転プレートの一端面には受圧片が
設けられているので、シール部材の形状は立体的(3次
元)で複雑である。したがって、製造が難しく、コスト
を増加させる原因の1つになっていた。
【0007】また、シール部材は周方向に摺動し、しか
も上述のように大型かつ特殊な形状であるから、シール
領域も大きく、シール漏れが起き易いという問題があっ
た。
【0008】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は回転プレートのシール部材の形状
を単純にしてコストの低減を図るとともに、高いシール
性が得られる可変容量型ベーン型圧縮機を提供すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め請求項1記載の発明の可変容量型ベーン型圧縮機は、
ロータが回転可能に収容されるカムリングと、前記カム
リングのフロント側に設けられるフロントサイド部材
と、前記カムリングのリヤ側に設けられるリヤサイド部
材と、前記フロントサイド部材及び前記リヤサイド部材
の一方のサイド部材に形成される低圧室と、前記一方の
サイド部材に、吐出容量を制限する一部稼働位置と吐出
容量を最大にする全稼働位置との間で回転可能に収容さ
れた回転プレートと、前記低圧室の圧力に応じて、前記
回転プレートを回転させる駆動機構とを備えた可変容量
型ベーン型圧縮機において、前記駆動機構は、前記一方
のサイド部材に軸方向移動可能に支持されるピストン
と、一端が前記ピストンに連結され、他端が前記回転プ
レートに連結されて、前記回転プレートを所定回転方向
へ付勢する円錐ばねと、前記円錐ばねと軸方向上で対向
する渦巻き部材と、高圧室から絞り通路を介して高圧が
導入され、前記ピストンを駆動するためのピストン駆動
圧力が生成されるピストン駆動圧力室と、前記ピストン
駆動圧力室と前記低圧室との連通を前記低圧室の圧力に
応じて制御し、前記ピストン駆動圧力を変化させる圧力
調整弁機構とを備え、前記ピストンが前記ピストン駆動
圧力の上昇によって前記回転プレート側へ移動して前記
円錐ばねが軸方向に収縮するとき、前記円錐ばねが前記
渦巻き部材にガイドされて半径方向へ収縮し、この収縮
時の弾性力が前記回転プレートに前記所定回転方向と反
対方向の回転力として作用することを特徴とする。
【0010】上述のようにピストンがピストン駆動圧力
の上昇によって回転プレート側へ移動して円錐ばねが軸
方向に収縮するとき、円錐ばねが渦巻き部材にガイドさ
れて半径方向へ収縮し、この収縮時の弾性力が回転プレ
ートに所定回転方向と反対方向の回転力として作用する
ので、回転プレートは一部稼働位置から全稼働位置へ、
又は一部稼働位置から全稼働位置へ回転し、吐出容量が
変化する。
【0011】請求項2記載の発明の可変容量型ベーン型
圧縮機は、請求項1記載の発明の可変容量型ベーン型圧
縮機において、前記渦巻き部材が、渦巻きばねであるこ
とを特徴とする。
【0012】円錐ばねが軸方向に収縮するとき、円錐ば
ねが渦巻きばねにガイドされて半径方向へ収縮する。
【0013】請求項3記載の発明の可変容量型ベーン型
圧縮機は、請求項1記載の発明の可変容量型ベーン型圧
縮機において、前記渦巻き部材が、前記回転プレートの
カムリング側端面に設けられた渦巻き状の突起であるこ
とを特徴とする。
【0014】円錐ばねが軸方向に収縮するとき、円錐ば
ねが渦巻き状の突起にガイドされて半径方向へ収縮す
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0016】図1はこの発明の第1実施形態に係るベー
ン型圧縮機の一部稼働状態を示す縦断面図、図2は図1
のベーン型圧縮機の全稼働状態を示す縦断面図、図3は
図1のベーン型圧縮機のロータの横断面図である。
【0017】このベーン型圧縮機は、カムリング1と、
カムリング1の両端面に配設されるフロントサイド部材
25及びリヤサイド部材20と、カムリング1内に回転
可能に収容されるロータ2と、ロータ2の駆動軸7とを
備えている。駆動軸7は軸受8,9によって回転可能に
支持されている。
【0018】前記フロントサイド部材25は、カムリン
グ1のフロント側端面に固定されるフロントヘッド5だ
けで構成されている。
【0019】フロントヘッド5には冷媒ガスの吸入口
(図示しない)が形成され、吸入口はフロントヘッド5
内に形成される吸入室(低圧室)11に連通している。
【0020】フロントヘッド5の吸入室11には、カム
リング1のフロント側端面と対向する環状の回転プレー
ト50が、収容されている。回転プレート50によっ
て、吸入室11と後述する圧縮室とが仕切られる。回転
プレート50は、吐出容量を制限する(例えば最小にす
る)一部稼働位置と、吐出容量を最大にする全稼働位置
との間で回転可能(正逆回転可能)である。
【0021】吸入室11の内壁面には2つのピストン収
容室40,41が形成され、ピストン収容室40,41
にはそれぞれピストン42,43が軸方向に移動可能に
収容されている。ピストン42,43の外周面にはOリ
ング溝42a,43aが設けられ、Oリング溝42a,
43aにはシール部材としてのOリング53,54が装
着されている。
【0022】ピストン42,43のリヤ側端面には環状
プレート44が固着され、環状プレート44は回転プレ
ート50のフロント側端面と対向している。ピストン4
2,43のリヤ側端面と回転プレート50のフロント側
端面との間には、円錐ばね51が配置されている。
【0023】円錐ばね51の一端51aはピストン43
のリヤ側端面に連結され、円錐ばね51の他端51bは
回転プレート50のフロント側端面に連結されている。
円錐ばね51により、可動プレート50は一部稼働位置
方向へ付勢されている。
【0024】ピストン42,43のフロント側には、ピ
ストン42,43を駆動する制御圧(ピストン駆動圧
力)Pcが生成される制御圧室(ピストン駆動圧力室)
45,46が形成されている。制御圧室45,46は図
示しない連通路を介して互いに連通している。一方の制
御圧室45にはオリフィス(絞り通路)49を介して高
圧空間(高圧室)1cの吐出圧Pdが導入され、制御圧
Pc(Pd≧Pc)が生成される。他方の制御圧室46
は連通路47を介して吸入室11と連通する。連通路4
7は、通路47a、開閉弁収容室47b及び通路47c
で構成されている。連通路47の途中には後述する開閉
弁機構(圧力調整弁機構)48が設けられている。
【0025】開閉弁機構48は、吸入室11と制御圧室
46とを連通させる連通路47を開閉するボール弁体4
8bと、このボール弁体48bを閉弁方向に付勢するば
ね48cと、高圧空間1cに通じる高圧溝1eの吐出圧
Pdによりボール弁体48bを閉弁方向に付勢する高圧
補正用のプランジャ48eと、吸入圧Psの変化に応じ
て伸縮するベローズ48aと、このベローズ48aの自
由端に固定されてボール弁体48bを開弁方向へ押圧す
るロッド48fとを備えている。
【0026】回転プレート50のフロント側端面には、
円錐ばね51と軸方向上で対向する渦巻きばね(渦巻き
部材)52が配置されている。渦巻きばね52の剛性は
円錐ばね51の剛性よりも格段に高い。渦巻きばね52
の両端は回転プレート50のフロント側端面の穴(図示
せず)に挿入してもよいし、渦巻きばね52の片面を回
転プレート50のフロント側端面に固着してもよいし、
フリーの状態にしておいてもよい。
【0027】前記リヤサイド部材20は、カムリング1
のリヤ側端面に固定されるリヤヘッド6だけで構成され
ている。
【0028】リヤヘッド6のフロント側端面には、カム
リング1のリヤ側端面と対向する環状の可動プレート4
が、軸方向に移動可能に保持されている。
【0029】また、可動プレート4のフロント側端面に
は、吸入開始から圧縮終了までの間、ベーン溝13の奥
部と連通する背圧溝60が設けられている。
【0030】リヤヘッド6内には吐出室10が形成さ
れ、吐出室10と後述する圧縮室とは可動プレート4に
よって仕切られている。リヤヘッド6には冷媒ガスの吐
出口6aが形成され、吐出口6aは吐出室10に連通し
ている。
【0031】前記カムリング1の内周面とロータ2の外
周面との間には、図3に示すように、上下2つの圧縮空
間12が形成されている。ロータ2には複数のベーン溝
13が設けられ、これらのベーン溝13内にはベーン1
4が摺動可能に挿入されている。圧縮空間12はベーン
14によって仕切られて複数の圧縮室が形成され、各圧
縮室の容積はロ−タ2の回転によって変化する。
【0032】また、カムリング1には、圧縮室の高圧の
冷媒ガスが吐出される吐出空間1cが設けられ、吐出空
間1cは吐出室10と連通している。吐出空間1cに
は、吐出ポート16を開閉する吐出弁(図示省略)が収
容されている。
【0033】前記吐出空間1cと圧縮空間12とを仕切
る隔壁1aには、吐出ポート16が設けられている。
【0034】カムリング1のフロント側端面には、吸入
工程で吸入室11から圧縮室へ低圧の冷媒ガスを送り込
ませる吸入ポート(図示せず)が設けられている。ま
た、カムリング1のフロント側端面には、吐出空間1c
と連通する高圧溝1d,1eが設けられている。
【0035】次に、このベーン型圧縮機の動作を説明す
る。
【0036】図示しないエンジンの回転動力が図示しな
い電磁クラッチを介して駆動軸7に伝わるとロータ2が
回転する。図示しないエバポレータからの冷媒ガスは吸
入口から吸入室11に入り、この吸入室11から吸入ポ
ートを通じて圧縮空間12に吸入される。圧縮空間12
内はベーン14によって複数の圧縮室に仕切られてお
り、各圧縮室の容積はロータ2の回転にともなって変化
するので、ベーン14間に閉じ込められた冷媒ガスは圧
縮され、圧縮された冷媒ガスは吐出弁を開き、吐出ポー
ト16から吐出空間1cを経て吐出室10へ流入し、更
に吐出口6aから吐出される。
【0037】熱負荷の変化に応じて吸入圧Psが所定値
以上になると、開閉弁機構48はベローズ48aが収縮
して閉弁状態になる。このとき制御圧室45,46の制
御圧Pcが高圧に保持され、これにより制御圧Pcが円
錐ばね51の軸方向の弾性力を上回り、ピストン42,
43は回転プレート50側へ移動する。ピストン42,
43が移動すると、円錐ばね51が軸方向に収縮する
(図2の状態)。図4(a)及び(b)に示すように、
円錐ばね51が軸方向に収縮するとき、円錐ばね51は
渦巻きばね52にガイドされ、円錐ばね51は渦巻きば
ね52の隙間に入り込む(図4(b)の状態)。このと
き図5(a)に示す状態から図5(b)に示す状態へ
と、円錐ばね51は半径方向に収縮するので、このとき
の円錐ばね51の弾性力が回転プレート50の全稼働位
置側への回転力になり、回転プレート50は全稼働位置
側へ回転する。この全稼働位置では、圧縮開始時期が最
も早く、相前後する2つのベーン14間に閉じ込められ
る冷媒の体積が最大になって吐出容量が最大になる。
【0038】吸入圧Psが所定値より小さくなると、開
閉弁機構48はベローズ48aが伸長して開弁状態にな
る。このとき制御圧室46の制御圧Pcの冷媒が連通路
47を通じて吸入室11へ流出し、制御圧Pcは低下す
る。制御圧Pcが円錐ばね51の軸方向の弾性力より小
さくなると、円錐ばね51が軸方向に伸長して反回転プ
レート側へ移動する。このとき円錐ばね51は渦巻きば
ね52による拘束状態から解放される(円錐ばね51が
渦巻きばね52の隙間からフロント側へ抜け出る)の
で、円錐ばね51は半径方向にも伸長する。その結果、
回転プレート50が全稼働位置から一部稼働位置へ回転
する。この一部稼働位置では、圧縮開始時期が最も遅
く、相前後する2つのベーン14間に閉じ込められる冷
媒の体積が最小になって吐出容量が最小になる。
【0039】この実施形態のベーン型圧縮機によれば、
制御圧室46と吸入室11との連通は吸入室11の吸入
圧Psに応じて制御され、制御圧Pcの変化に応じてピ
ストン42,43が直線運動し、このピストン42,4
3の動きに回転プレート50が連動するので、シール部
材をピストン42,43に装着すればよく、回転プレー
ト50にシール部材を装着する必要はなく、シール部材
としてこの実施形態で示すOリング53,54でもよい
ことになるから、従来例に較べ、シール部材が単純な形
状になり、その製造が簡単になり、コストを低減させる
ことができる。
【0040】また、ピストン42,43にシール部材と
してOリング53,54を装着したとき、Oリング5
3,54は直線的に摺動し、しかも小型かつ単純な形状
であるから、シール領域も小さく、シール性が良い。
【0041】なお、前述の実施形態では渦巻き部材とし
て渦巻きばね52を用いた場合について述べたが、他の
実施形態の渦巻き部材として回転プレートのフロント側
端面に渦巻き状の凸部を設けるようにしてもよい。この
ようにしても前述の実施形態と同様の効果を得ることが
できる。
【0042】また、前述の実施形態では、ピストンを2
つ(ピストン42,43)使用した場合について述べた
が、ピストンは1つでもよいし、3つ以上でもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明のベーン型
圧縮機によれば、ピストン駆動圧力室と低圧室との連通
は低圧室の圧力に応じて制御され、ピストン駆動圧力の
変化に応じてピストンが直線運動し、このピストンの動
きに回転プレートが連動するので、シール部材をピスト
ンに装着すればよく、回転プレートにシール部材を装着
する必要はなく、シール部材として例えばOリングでも
よいことになるから、従来例に較べ、シール部材が単純
な形状になり、その製造が簡単になり、コストを低減す
ることができる。
【0044】また、ピストンにシール部材を装着したと
き、シール部材は直線的に摺動し、しかも小型かつ単純
な形状であるから、シール領域も小さく、シール性が良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1実施形態に係るベーン型
圧縮機の一部稼働状態を示す縦断面図である。
【図2】図2は図1のベーン型圧縮機の全稼働状態を示
す縦断面図である。
【図3】図3は図1のベーン型圧縮機のロータの横断面
図である。
【図4】図4はピストンと円錐ばねと渦巻きばねとの関
係を説明するための断面図である。
【図5】図5は円錐ばねと渦巻きばねとの関係を説明す
るための平面図である。
【符号の説明】
1 カムリング 2 ロータ 5 フロントヘッド 6 リヤヘッド 10 吐出室 11 吸入室 20 リヤサイド部材 25 フロントサイド部材 42,43 ピストン 45,46 制御圧室 48 圧力調整弁機構 50 回転プレート 51 円錐ばね 51a 円錐ばねの一端 51b 円錐ばねの他端 52 渦巻きばね 53,54 Oリング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータが回転可能に収容されるカムリン
    グと、 前記カムリングのフロント側に設けられるフロントサイ
    ド部材と、 前記カムリングのリヤ側に設けられるリヤサイド部材
    と、 前記フロントサイド部材及び前記リヤサイド部材の一方
    のサイド部材に形成される低圧室と、 前記一方のサイド部材に、吐出容量を制限する一部稼働
    位置と吐出容量を最大にする全稼働位置との間で回転可
    能に収容された回転プレートと、 前記低圧室の圧力に応じて、前記回転プレートを回転さ
    せる駆動機構とを備えた可変容量型ベーン型圧縮機にお
    いて、 前記駆動機構は、 前記一方のサイド部材に軸方向移動可能に支持されるピ
    ストンと、 一端が前記ピストンに連結され、他端が前記回転プレー
    トに連結されて、前記回転プレートを所定回転方向へ付
    勢する円錐ばねと、 前記円錐ばねと軸方向上で対向する渦巻き部材と、 高圧室から絞り通路を介して高圧が導入され、前記ピス
    トンを駆動するためのピストン駆動圧力が生成されるピ
    ストン駆動圧力室と、 前記ピストン駆動圧力室と前記低圧室との連通を前記低
    圧室の圧力に応じて制御し、前記ピストン駆動圧力を変
    化させる圧力調整弁機構とを備え、 前記ピストンが前記ピストン駆動圧力の上昇によって前
    記回転プレート側へ移動して前記円錐ばねが軸方向に収
    縮するとき、前記円錐ばねが前記渦巻き部材にガイドさ
    れて半径方向へ収縮し、この収縮時の弾性力が前記回転
    プレートに前記所定回転方向と反対方向の回転力として
    作用することを特徴とする可変容量型ベーン型圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記渦巻き部材が、渦巻きばねであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の可変容量型ベーン型圧縮
    機。
  3. 【請求項3】 前記渦巻き部材が、前記回転プレートの
    カムリング側端面に設けられた渦巻き状の突起であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の可変容量型ベーン型圧縮
    機。
JP17056696A 1996-06-10 1996-06-10 可変容量型ベーン型圧縮機 Withdrawn JPH09329095A (ja)

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Effective date: 20030902