JPH09328122A - 部品収容ケース - Google Patents

部品収容ケース

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JPH09328122A
JPH09328122A JP8168527A JP16852796A JPH09328122A JP H09328122 A JPH09328122 A JP H09328122A JP 8168527 A JP8168527 A JP 8168527A JP 16852796 A JP16852796 A JP 16852796A JP H09328122 A JPH09328122 A JP H09328122A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case body
case
lid
slits
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP8168527A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Kajiwara
茂 梶原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ENSHU SHIKOGYO KK
PURAPATSUKU KK
Original Assignee
ENSHU SHIKOGYO KK
PURAPATSUKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Application filed by ENSHU SHIKOGYO KK, PURAPATSUKU KK filed Critical ENSHU SHIKOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケース本体を構成する仕切り板の係合片を利
用して蓋を取付けることにより、構造を簡素にしてケー
ス本体への部品の収容・排出が迅速にできるようにす
る。 【解決手段】 底板(3)の左右両側に上方に屈曲され
る側板(4,5)を設け、各側板(4,5)に互いに相
対向する上下方向の第1スリット(8,9)を前後方向
に所定ピッチで形成し、左右両端に係合片(11,1
2)を有する仕切り板(10)を多数設けるとともに、
各仕切り板(10)の左右両端の係合片(11,12)
を前記側板(4,5)の相対向する第1スリット(8,
9)に嵌合係止してケース本体(1a)を形成し、該ケ
ース本体(1a)の上面を閉塞する蓋(20)を設ける
とともに、該蓋(20)の左右両側の少なくとも一方の
側部に下方に屈曲される屈曲片(22)を設け、該屈曲
片(22)に第2スリット(23)を前後方向に所定の
間隔をおいて複数個形成し、この第2スリット(23)
を前記ケース本体(1a)の外側に露出した仕切り板
(10)の係合片(12a)に嵌合係止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ヒュー
ズ、ICチップ等が実装された電装部品を収容する部品
収容ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、上面が開放された直
方体状のケースを形成し、このケース内に井桁状に組合
せた仕切り板を嵌合させ、該仕切り板によりケース内に
多数の区分室を形成するようにしたものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものは、各
区分室の上面が開放されていたため、雨水、塵埃等の付
着を防止するために、各部品をビニール袋に収容してケ
ースの各区分室に収容するようにしていた。このため、
ケース内への部品の収容、排出に手数を要するととも
に、使用後のビニール袋の廃棄処理に手数を要する欠点
があった。また、ケースの大きさは収容する部品の大き
さによって設定する必要があり、このケースを収容する
外箱は価格及びトラック、フォークリフト等の輸送機器
への収容効率等を勘案して市販の外箱を使用する必要が
ある。このため、ケースが外箱の大きさに対応しないこ
とが多く、この場合、外箱とケースとの間隙部に発泡プ
ラスチック等の間材を介装してケースが外箱内で不用意
に移動するのを防止するようにしていたが、上記間材
は、高価であるとともに、体積が大きいため使用後の廃
棄処理に手数を要する等の欠点があった。本発明は、ケ
ースの上面を簡単な構造の蓋によって閉塞し、部品を裸
のままで収容できるようにすることにより、上記欠点を
解消した新規な部品収容ケースを得ることを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下の如く構成したものである。即ち、底
板の左右両側に上方に屈曲される側板を設け、各側板に
互いに相対向する上下方向の第1スリットを前後方向に
所定ピッチで形成し、左右両端に係合片を有する仕切り
板を多数設けるとともに、各仕切り板の左右両端の係合
片を前記側板の相対向する第1スリットにそれぞれ嵌合
係止し、前記底板と略対応する蓋を設けるとともに、該
蓋の左右両側の少なくとも一方の側部に下方に屈曲され
る屈曲片を設け、該屈曲片に第2スリットを前後方向に
所定の間隔をおいて複数個形成し、この第2スリットを
前記仕切り板の係合片に嵌合係止する構成にしたもので
ある。この場合、前記底板の底面に、該底面の面積より
も広面積であってかつ外箱内に嵌合するベース板を固定
するようにするとよい。また、前記底板、側板、仕切り
板は、導電性プラスチック材により形成するとよい。さ
らに、前記底板の上面と蓋の下面とに緩衝体を設けると
よい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基い
て説明する。図面において、図1は本発明の実施例を示
す斜視図、図2はそのケース板材の展開平面図、図3は
蓋の展開平面図、図4は図2のIV-IV 断面図、図5は図
3のV-V 断面図、図6は仕切り板の正面図、図7はベー
ス板の平面図である。図1において、1はカーボンブラ
ック、金、銅等の導電粒子が混入された導電性プラスチ
ック製の段ボールにより組み付けた部品収容ケースであ
り、ケース板材2、仕切り板10、蓋20及びベース3
0を主要部品として組み付けてなる。
【0006】上記ケース板材2は、プラスチック製の段
ボールにより図2及び図4に示すように、底板3及び該
底板3の左右に一体に連結された側板4,5を有し、例
えば、底板3は左右の幅(横幅)L1が約306mm、
前後の幅(縦幅)L2が約567mmとなる長方形状
に、また側板4,5は左右の幅(高さ)H1が約306
mm、前後の幅(縦幅)が底板3の前後の幅(縦幅)L
2と等幅となる長方形状とし、側板4,5は底板3に対
し、折れ線(ア)、(ア)を中心として上方に屈曲可能
とする。
【0007】上記底板3の上面に二本の緩衝体6,7を
固着する。この緩衝体6,7は、カーボンブラック、
金、銅等の導電粒子が混入されたポリウレタンフォーム
等の導電性発砲樹脂により細長い角棒状に形成し、これ
らを左右に離間させるとともに、前後方向に延長させて
上記底板3の上面に固着する。また、上記各側板4,5
には、図2に示すように、左右(上下)方向に細長い多
数の第1スリット8,9を互いに相対向させて前後方向
に等ピッチで形成する。
【0008】そして、上記各側板4,5を折れ線
(ア)、(ア)を中心として上方に屈曲させ、相対する
各第1スリット8,9にプラスチック製の段ボールによ
り形成された仕切り板10を嵌合係止し、図1に示すよ
うに、多数の収容室17を形成する。即ち、上記仕切り
板10は、図6に示すように、長方形状の主体の左右両
側に括れ部13,14を有する係合片11,12を形成
し、また、上縁部と下縁部とにそれぞれ2個の矩形状の
切欠15,15、16,16を上下に対向させて形成し
てなり、上記左右の係合片11,12を各側板4,5の
相対する第1スリット8,9に内側から挿通するととも
に、その括れ部13,14を第1スリット8,9に嵌合
係止し、各側板4,5の外側への回動を規制し、これに
より前後方向に多数の収容室17を有するケース本体1
aを形成する。
【0009】上記ケース本体1aの上面をプラスチック
製の段ボールにより形成された蓋20により閉塞する。
この蓋20は、図3及び図5に示すように、長方形状の
蓋主体21の右側の前後方向中間部に下方に屈曲される
屈曲片22を、左側の前後方向中間部に同じく下方に屈
曲される止め片24をそれぞれ一体に有する。上記屈曲
片22に3個の第2スリット23を前後方向に間隔をお
いて個形成する。第2スリット23は、前後方向のピッ
チ及び左右(上下)方向の長さを前述した第1スリット
8,9と対応する如く形成する。また、上記止め片24
に左端(下端)側が開口する係止孔25を形成し、該係
止孔25の両側に位置する止め片24の下面に面ファス
ナー28を固着する。この面ファスナー28は前述した
ケース本体1aの左側面に固着した面ファスナー18と
係脱可能となっている。
【0010】上記蓋主体21の下面に二本の緩衝体2
6,27を固着する。この緩衝体26,27は、前述し
た緩衝体6,7と同資材により細長い角棒状に形成し、
これらを緩衝体6,7と対応する如く配置して上記蓋主
体21の下面に固着する。そして、図1に示すように、
ケース本体1aの右側に露出した仕切り板10の係合片
12のうち、前後方向中間部に位置する3個の係合片1
2aに上記蓋20の屈曲片22の第2スリット23を外
側から挿通して上記係合片12aの括れ部14に嵌合係
止し、蓋主体21をケース本体1aに回動可能に連結す
る。
【0011】また、上記ケース本体1aの底面にプラス
チック製の段ボールにより形成された矩形状のベース板
30を固定する。このベース板30は、上記ケース本体
1aの底面面積よりも広面積であってかつケース本体1
aが収容される外箱(図示省略)内に略密接に嵌合する
寸法、例えば、図7に示すように、左右の幅(横幅)L
3が約440mm、前後の幅(縦幅)L4が約570m
mとなる長方形状に形成し、図1に示すように、ケース
本体1aの底板3にホッチキスの針等の締結具により一
体的に固定する。
【0012】上記実施例によれば、ケース本体1aの各
収容室17にヒューズ、ICチップ等が実装された電装
部品等の部品を収容し、蓋20を閉じてその止め片24
の面ファスナー28をケース本体1a側の面ファスナー
18に係合させると、上記各収容室17の上面が蓋20
により一括して閉塞され、各収容室17内に雨水、塵埃
等が侵入しなくなる。このため、各部品を裸のままで各
収容室17に収容しても、該部品に雨水、塵埃等が付着
しなくなり、収容室17への部品の収容、排出が迅速に
行える。また、蓋20の存在により部品ケース1を安定
した状態で積み重ねることができる。
【0013】また、蓋20を閉じると、各収容室17に
収容した部品は、底板3側の緩衝体6,7と蓋20側の
緩衝体26,27によって挾持され、輸送時に各部品が
収容室17内で移動したり振動したりしなくなり、部品
が損傷しなくなる。また、部品収容ケース1は導電性の
資材により形成されているので、各収容室17に静電気
が発生しなくなり、電子回路を有する電装部品の損傷を
防止することができる。
【0014】また、ケース本体1aの底面にこれよりも
広面積のベース板30を取り付けるようにしたので、ケ
ース本体1aを収容部品に適した大きさにしても、上記
ベース板30の外形形状をケース本体1aが収容される
外箱の内寸法に容易に対応させることができる。このた
め、ケース本体1aが安価な市販の外箱の大きさに対応
しなくても、上記ベース板30の外形形状を上記外箱の
内寸法に設定することにより、ケース本体1aと外箱と
の間隙部に発泡プラスチック等の間材を介装することな
く、ケース本体1aの上記外箱内での移動を防止するこ
とができる。
【0015】また、蓋20は、その屈曲片22に形成し
た第2スリット23を、ケース本体1aを構成する仕切
り板10の係合片22に係合させてケース本体1aに連
結するようにしたので、構造が簡素になるとともに、既
設のケース本体1aに蓋20を容易に取付けることがで
きる。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明の
請求項1においては、ケース本体を構成する仕切り板の
係合片を利用して蓋を取付けるようにしたので、構造が
簡素になるとともに、ケース本体の各収容室に部品を裸
の状態で収容することができ、ケース本体への部品の収
容・排出が迅速にできる。また、請求項2においては、
ケース本体の底部にこれよりも広面積のベース板を取付
けるようにしたので、ケース本体の大きさが変化して
も、これを市販の外箱に容易に移動不能に収容すること
ができる。また、請求項3においては、ケース本体を導
電性プラスチック材により形成したので、収容室内で静
電気が発生しなくなり、電子回路を有する電装部品の電
気的な損傷がなくなる。また、請求項4においては、底
板の上面と蓋の下面とに緩衝体を設けたので、輸送時に
部品が収容室内で不用意に振動したり衝突したりしなく
なり、部品の機械的な損傷がなくなる等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明によるケース板材の展開平面図である。
【図3】本発明による蓋の展開平面図である。
【図4】図2のIV-IV 断面図である。
【図5】図3のV-V 断面図である。
【図6】本発明による仕切り板の正面図である。
【図7】本発明によるベース板の平面図である。
【符号の説明】 1 部品収容ケース 1a ケース本体 2 ケース板材 3 底板 4,5 側板 6,7 緩衝材 8,9 第1スリット 10 仕切り板 11,12 係合片 13,14 括れ部 15,16 切欠 17 収容室 18 面ファスナー 20 蓋 21 蓋主体 22 屈曲片 23 第2スリット 24 止め片 25 係止孔 26,27 緩衝体 28 面ファスナー 30 ベース板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底板(3)の左右両側に上方に屈曲される
    側板(4,5)を設け、各側板(4,5)に互いに相対
    向する上下方向の第1スリット(8,9)を前後方向に
    所定ピッチで形成し、左右両端に係合片(11,12)
    を有する仕切り板(10)を多数設けるとともに、各仕
    切り板(10)の左右両端の係合片(11,12)を前
    記側板(4,5)の相対向する第1スリット(8,9)
    にそれぞれ嵌合係止して多数の収容室(17)を有する
    ケース本体(1a)を形成し、該ケース本体(1a)の
    上面を閉塞する蓋(20)を設けるとともに、該蓋(2
    0)の左右両側の少なくとも一方の側部に下方に屈曲さ
    れる屈曲片(22)を設け、該屈曲片(22)に第2ス
    リット(23)を前後方向に所定の間隔をおいて複数個
    形成し、この第2スリット(23)を前記ケース本体
    (1a)の外側に露出した仕切り板(10)の係合片
    (12a)に嵌合係止したことを特徴とする部品収容ケ
    ース。
  2. 【請求項2】前記ケース本体(1a)の底面面積よりも
    広面積であってかつケース本体(1a)が収容される外
    箱内に嵌合可能のベース板(30)を設け、該ベース板
    (30)を前記ケース本体(1a)の底面に固定したこ
    とを特徴とする請求項1記載の部品収容ケース。
  3. 【請求項3】前記底板(3)、側板(4,5)、仕切り
    板(10)は、導電性プラスチック材により形成したこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の部品収容ケース。
  4. 【請求項4】前記底板(3)の上面と蓋(20)の下面
    とに緩衝体(6,7、26,27)を設けたことを特徴
    とする請求項1,2又は3記載の部品収容ケース。
JP8168527A 1996-06-07 1996-06-07 部品収容ケース Pending JPH09328122A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104443634A (zh) * 2014-11-14 2015-03-25 句容市茂源织造厂 一种可分区域放置物品的纸盒
CN104443633A (zh) * 2014-11-14 2015-03-25 句容市茂源织造厂 一种防碰撞纸箱

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CN104443634A (zh) * 2014-11-14 2015-03-25 句容市茂源织造厂 一种可分区域放置物品的纸盒
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