JPH09327736A - 缶体の蓋体係止構造と係止突条の形成方法 - Google Patents
缶体の蓋体係止構造と係止突条の形成方法Info
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- JPH09327736A JPH09327736A JP8171655A JP17165596A JPH09327736A JP H09327736 A JPH09327736 A JP H09327736A JP 8171655 A JP8171655 A JP 8171655A JP 17165596 A JP17165596 A JP 17165596A JP H09327736 A JPH09327736 A JP H09327736A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】塗料等の充填保管用缶体において、蓋体にクリ
ップの係止部を設け、缶体には一体に成形された係止突
条を設け、これらにクリップを掛け渡して缶体と蓋体と
を係止する係止構造と、クリップを掛け渡すための係止
突条の形成方法の提供。 【解決手段】缶体1と蓋体2において、蓋体2には係止
部2aを形成し、缶体1には一体に成形された係止突条
1aを設け、バネ質弾性材からなるクリップ3を、蓋体
係止部2aと係止突条1aに掛け渡して蓋体2を缶体1
に係止する蓋体係止構造。缶体1の筒部外周に割型5を
あてがい、缶体1の内周面から回転駒6によって突条1
a−1を押出成形した後、該突条1a−1を押しつぶし
て突条1a−2となし、該突条1a−2に外方から巻き
締め駒7を押し当てて係止突条1aを形成する係止突条
の形成方法。
ップの係止部を設け、缶体には一体に成形された係止突
条を設け、これらにクリップを掛け渡して缶体と蓋体と
を係止する係止構造と、クリップを掛け渡すための係止
突条の形成方法の提供。 【解決手段】缶体1と蓋体2において、蓋体2には係止
部2aを形成し、缶体1には一体に成形された係止突条
1aを設け、バネ質弾性材からなるクリップ3を、蓋体
係止部2aと係止突条1aに掛け渡して蓋体2を缶体1
に係止する蓋体係止構造。缶体1の筒部外周に割型5を
あてがい、缶体1の内周面から回転駒6によって突条1
a−1を押出成形した後、該突条1a−1を押しつぶし
て突条1a−2となし、該突条1a−2に外方から巻き
締め駒7を押し当てて係止突条1aを形成する係止突条
の形成方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有底筒状缶体を有
底筒状蓋体によって外嵌状に覆蓋するいわゆる「茶筒
型」の缶体において、液状物や粉状物、粒状物などを密
閉状に保管する場合等、内容物に応じ、覆蓋した蓋体が
弛んだり脱落することを防止する必要がある場合におい
て、缶体と一体に設けられた係止部から蓋体係止部にク
リップを掛け渡すことによって蓋体を係止する蓋体係止
構造とその係止突条の形成方法に関する。
底筒状蓋体によって外嵌状に覆蓋するいわゆる「茶筒
型」の缶体において、液状物や粉状物、粒状物などを密
閉状に保管する場合等、内容物に応じ、覆蓋した蓋体が
弛んだり脱落することを防止する必要がある場合におい
て、缶体と一体に設けられた係止部から蓋体係止部にク
リップを掛け渡すことによって蓋体を係止する蓋体係止
構造とその係止突条の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、茶筒型の缶体は多くの分野で実用
されている。ところが、塗料やオイル等の液状物、薬品
類を密閉状に収納する缶体分野においては、茶筒形状の
ものは見受けられず、従来、図2の(I)に示すような
有底筒状缶体12の開口12aを、これに対応した蓋体
13によって覆蓋するにあたり、図2の(II)に示す
ように、缶体12と蓋体13とを係脱自在に係止するた
めの覆蓋係止構造として、缶体口縁部12bと蓋体口縁
部13bとを同径として対向密着させ、その周側に図1
に示すような帯状のバンド部材11を締め回して蓋体1
3の脱落を防止する構造のものが実用されてきている。
されている。ところが、塗料やオイル等の液状物、薬品
類を密閉状に収納する缶体分野においては、茶筒形状の
ものは見受けられず、従来、図2の(I)に示すような
有底筒状缶体12の開口12aを、これに対応した蓋体
13によって覆蓋するにあたり、図2の(II)に示す
ように、缶体12と蓋体13とを係脱自在に係止するた
めの覆蓋係止構造として、缶体口縁部12bと蓋体口縁
部13bとを同径として対向密着させ、その周側に図1
に示すような帯状のバンド部材11を締め回して蓋体1
3の脱落を防止する構造のものが実用されてきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さて、茶筒型の缶体を
利用する分野においては、該茶筒型缶体の周側にビード
と呼ばれる缶体補強用のリブを設けるものは見受けられ
ても、本発明のような係止突状を設けたものはなく、従
ってこれらの茶筒型缶体においては、蓋体と缶体間にク
リップを掛け渡すこと自体ができない。一方、塗料等の
液状物やオイル、薬品類を密閉状に収納する缶体におい
ては、茶筒型の缶体形状を採るもの自体が見当たらな
い。すなわち、茶筒型缶体に有効な係止構造がなかった
ことが、この分野において該形状缶が利用されない一因
であった。そこで、缶体側に係止突状を半田付け等で別
途設けることが考えられる。ところがこのようにする
と、係止用の別部材が別途必要となり、部品点数が増加
する。しかも、この係止部は、少なくとも複数個必要で
あり部品点数が増えるばかりか固定作業もそれぞれに必
要となり、作業工程が煩雑になるという問題がある。一
方、バンド部材11を使用する構造のものは、構造が複
雑で安価には製造できないバンド部材11が必要である
うえ、該バンド部材11は缶体12の口縁部12bより
大径でなければならず、嵩張って取扱に不便であるばか
りか、缶体の大きさが変わるごとに、それぞれの缶体の
口径に合わせて作られなければならないという問題があ
るうえ、この構造のものでは蓋体は縁部溝条によって缶
体縁部に浅くずれないように載置されるだけであり、バ
ンド部材なしには覆蓋状態が安定せず、ひいては使用済
みの缶体を他の用途分野に転用し再利用に供しにくいと
いう問題も抱えていた。
利用する分野においては、該茶筒型缶体の周側にビード
と呼ばれる缶体補強用のリブを設けるものは見受けられ
ても、本発明のような係止突状を設けたものはなく、従
ってこれらの茶筒型缶体においては、蓋体と缶体間にク
リップを掛け渡すこと自体ができない。一方、塗料等の
液状物やオイル、薬品類を密閉状に収納する缶体におい
ては、茶筒型の缶体形状を採るもの自体が見当たらな
い。すなわち、茶筒型缶体に有効な係止構造がなかった
ことが、この分野において該形状缶が利用されない一因
であった。そこで、缶体側に係止突状を半田付け等で別
途設けることが考えられる。ところがこのようにする
と、係止用の別部材が別途必要となり、部品点数が増加
する。しかも、この係止部は、少なくとも複数個必要で
あり部品点数が増えるばかりか固定作業もそれぞれに必
要となり、作業工程が煩雑になるという問題がある。一
方、バンド部材11を使用する構造のものは、構造が複
雑で安価には製造できないバンド部材11が必要である
うえ、該バンド部材11は缶体12の口縁部12bより
大径でなければならず、嵩張って取扱に不便であるばか
りか、缶体の大きさが変わるごとに、それぞれの缶体の
口径に合わせて作られなければならないという問題があ
るうえ、この構造のものでは蓋体は縁部溝条によって缶
体縁部に浅くずれないように載置されるだけであり、バ
ンド部材なしには覆蓋状態が安定せず、ひいては使用済
みの缶体を他の用途分野に転用し再利用に供しにくいと
いう問題も抱えていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
事情に鑑み、これらの問題点を一掃することができる缶
体の蓋係止構造とその係止突条の形成方法を提供するこ
とを目的として創作されたものであって、有底筒状缶体
の開口を有底筒状蓋体によって外嵌状に覆蓋するものに
おいて、前記蓋体はクリップを係脱自在に係止するため
の係止部が形成されたものとし、缶体筒部には、外径側
に突出して前記クリップが係脱自在に係止する係止突条
を、缶体筒部自体を曲げ加工して周回り方向に連続して
設けたものとしたことを特徴とする缶体の蓋係止構造を
提供するものである。すなわち、本発明は、このように
構成することにより、他の部材を使用することなく缶体
に一体化した係止突条を設けることができ、この係止突
条と蓋体係止部間に、係止用のクリップを、必要とされ
る係止強度に応じ、複数個を任意の位置で掛け渡すこと
によって、手早く蓋体を係止できながら、製造が容易で
安価な小型クリップの利用により、製造工程が複雑で価
格も高く大きく扱いにくく、しかも缶体の口径が替わる
ごとに用意しなければならないという欠点を有するバン
ド部材を不要にし、缶体の口径の大小に関わらず繰り返
して使用でき、簡易に蓋体の脱落防止を図ることができ
るという利点を有するのである。また本発明において
は、係止部材であるクリップが繰り返し利用でき、その
缶体も安定した覆蓋状態を保つことのできる茶筒型で、
塗料やオイル、薬品類に限らず、食品分野等幅広い用途
分野において利用性を有するばかりか、空き缶の再利用
にも供しやすく、資源の有効活用に貢献する。
事情に鑑み、これらの問題点を一掃することができる缶
体の蓋係止構造とその係止突条の形成方法を提供するこ
とを目的として創作されたものであって、有底筒状缶体
の開口を有底筒状蓋体によって外嵌状に覆蓋するものに
おいて、前記蓋体はクリップを係脱自在に係止するため
の係止部が形成されたものとし、缶体筒部には、外径側
に突出して前記クリップが係脱自在に係止する係止突条
を、缶体筒部自体を曲げ加工して周回り方向に連続して
設けたものとしたことを特徴とする缶体の蓋係止構造を
提供するものである。すなわち、本発明は、このように
構成することにより、他の部材を使用することなく缶体
に一体化した係止突条を設けることができ、この係止突
条と蓋体係止部間に、係止用のクリップを、必要とされ
る係止強度に応じ、複数個を任意の位置で掛け渡すこと
によって、手早く蓋体を係止できながら、製造が容易で
安価な小型クリップの利用により、製造工程が複雑で価
格も高く大きく扱いにくく、しかも缶体の口径が替わる
ごとに用意しなければならないという欠点を有するバン
ド部材を不要にし、缶体の口径の大小に関わらず繰り返
して使用でき、簡易に蓋体の脱落防止を図ることができ
るという利点を有するのである。また本発明において
は、係止部材であるクリップが繰り返し利用でき、その
缶体も安定した覆蓋状態を保つことのできる茶筒型で、
塗料やオイル、薬品類に限らず、食品分野等幅広い用途
分野において利用性を有するばかりか、空き缶の再利用
にも供しやすく、資源の有効活用に貢献する。
【0005】この場合、蓋体側係止部は、蓋体筒部の先
端部を湾曲状に折返して形成したものとすれば、金属製
の缶体において通常なされている端部処理がそのまま係
止突条部として利用できることとなり、蓋体の製造工程
を何ら変更する必要が無く合理的である。
端部を湾曲状に折返して形成したものとすれば、金属製
の缶体において通常なされている端部処理がそのまま係
止突条部として利用できることとなり、蓋体の製造工程
を何ら変更する必要が無く合理的である。
【0006】また、缶体筒部の係止突条は、突条の先端
部を湾曲状に折り返して形成したものとすれば、金属製
の缶体において通常なされている缶体周側部のビード部
形成の工程を利用して、ビード部を特に深く形成し、さ
らにビード部の先端を次の工程で湾曲状に折り返すだけ
でよく、簡易に係止部を形成することができ、合理的で
ある。
部を湾曲状に折り返して形成したものとすれば、金属製
の缶体において通常なされている缶体周側部のビード部
形成の工程を利用して、ビード部を特に深く形成し、さ
らにビード部の先端を次の工程で湾曲状に折り返すだけ
でよく、簡易に係止部を形成することができ、合理的で
ある。
【0007】また、缶体と蓋体の両係止部は近接対向し
ている構造とすれば、通常この種缶体において、該位置
に設けられることの多いビード部の位置において、該ビ
ード部に若干の加工を加えれば良いこととなり合理的で
あるばかりか、両係止部が近接しているため、掛け渡す
クリップの長さも短いものとでき、合理的である。
ている構造とすれば、通常この種缶体において、該位置
に設けられることの多いビード部の位置において、該ビ
ード部に若干の加工を加えれば良いこととなり合理的で
あるばかりか、両係止部が近接しているため、掛け渡す
クリップの長さも短いものとでき、合理的である。
【0008】さらに、クリップの一端に係脱操作用の舌
片を形成しておけば、クリップの脱着は、ドライバー等
の棒状工具を利用し、該部位を支点にして軽い力で行う
ことができる。
片を形成しておけば、クリップの脱着は、ドライバー等
の棒状工具を利用し、該部位を支点にして軽い力で行う
ことができる。
【0009】上記係止突条を形成する方法については、
先端側に開口を有した有底筒状の缶体筒部に、該開口を
覆蓋すべく缶体に外嵌した有底筒状の蓋体をクリップを
介して係脱自在に係止するための係止突条を形成するに
あたり、該係止突条は、缶体筒部に外径方向に折り返し
状に突出する断面U字状の突条を形成する第一の行程、
前記突条を缶体の先底方向に押しつぶす第二の行程、前
記押しつぶした突条の先端部を缶底方向に屈曲させて係
止部を形成する第三の行程により形成するように構成す
ることができ、これによって、通常金属製の缶体の製造
において使用されるロール成形、プレス成形により容易
に係止突条を形成することができる。なお、本発明が実
施される缶体は、ブリキ板、トタン板等の金属製板材の
ものが好適であるが、プラスチック材等の素材のもので
実施できる場合にはこれによっても良い。また筒形状と
しては、係止に好適な係止突条が形成できる限り、円筒
状のものに限らず、四角筒等の角筒状、楕円筒状等、適
宜の筒形状のものに実施することができる。因みに、金
属製板材を用いて角筒状にする場合、隅部の曲率は凡そ
半径30mm以上ある場合においては、筒体の形状に関
わらず好適な係止突条を形成することができるが、加工
ができる場合にはこれに限定されるものではない。缶体
の板厚についても特に限定はされないが、一般的な缶
(直径100mm以上の缶)において好適な係止突条を
形成するためには、凡そ0.21mmから0.5mm程
度の板厚が、加工性と形成後の強度確保の両面から見て
好適である。
先端側に開口を有した有底筒状の缶体筒部に、該開口を
覆蓋すべく缶体に外嵌した有底筒状の蓋体をクリップを
介して係脱自在に係止するための係止突条を形成するに
あたり、該係止突条は、缶体筒部に外径方向に折り返し
状に突出する断面U字状の突条を形成する第一の行程、
前記突条を缶体の先底方向に押しつぶす第二の行程、前
記押しつぶした突条の先端部を缶底方向に屈曲させて係
止部を形成する第三の行程により形成するように構成す
ることができ、これによって、通常金属製の缶体の製造
において使用されるロール成形、プレス成形により容易
に係止突条を形成することができる。なお、本発明が実
施される缶体は、ブリキ板、トタン板等の金属製板材の
ものが好適であるが、プラスチック材等の素材のもので
実施できる場合にはこれによっても良い。また筒形状と
しては、係止に好適な係止突条が形成できる限り、円筒
状のものに限らず、四角筒等の角筒状、楕円筒状等、適
宜の筒形状のものに実施することができる。因みに、金
属製板材を用いて角筒状にする場合、隅部の曲率は凡そ
半径30mm以上ある場合においては、筒体の形状に関
わらず好適な係止突条を形成することができるが、加工
ができる場合にはこれに限定されるものではない。缶体
の板厚についても特に限定はされないが、一般的な缶
(直径100mm以上の缶)において好適な係止突条を
形成するためには、凡そ0.21mmから0.5mm程
度の板厚が、加工性と形成後の強度確保の両面から見て
好適である。
【0010】クリップは、例えば鋼材に焼き入れを施し
てバネ状弾性を付与したものや、バネ状弾性を有する樹
脂材料によって成形することととすれば、脱着を繰り返
しても機能が損なわれにくく、それぞれに幅広い用途分
野の容器の蓋体係止構造として適合するが、この場合、
用途分野に応じて、係止突条の材料や形状、係止部の深
さや幅、クリップの形状及び長さ、厚みを様々に変更し
て組み合わせることによって、蓋体の係止強度や脱着容
易性を種々に調整できるものであることはもちろんであ
る。また、クリップの板厚についても特に限定はされな
いが、前記一般的な缶に使用する際に、好適なバネ質弾
性を得るためには、0.4mmから1.0mm程度のも
のが適当である。
てバネ状弾性を付与したものや、バネ状弾性を有する樹
脂材料によって成形することととすれば、脱着を繰り返
しても機能が損なわれにくく、それぞれに幅広い用途分
野の容器の蓋体係止構造として適合するが、この場合、
用途分野に応じて、係止突条の材料や形状、係止部の深
さや幅、クリップの形状及び長さ、厚みを様々に変更し
て組み合わせることによって、蓋体の係止強度や脱着容
易性を種々に調整できるものであることはもちろんであ
る。また、クリップの板厚についても特に限定はされな
いが、前記一般的な缶に使用する際に、好適なバネ質弾
性を得るためには、0.4mmから1.0mm程度のも
のが適当である。
【0011】
【本発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図
3に基づいて説明する。図面において、1は缶体、2は
蓋体であって、これらはブリキ等の金属板材で形成され
るものであるが、缶体1は有底円筒形状をなし、その筒
部周側部には、外方に突出し、底方向に湾曲して折り返
されることで外側辺1bと内側辺1cとを形成する缶体
係止突条1aが設けられている。
3に基づいて説明する。図面において、1は缶体、2は
蓋体であって、これらはブリキ等の金属板材で形成され
るものであるが、缶体1は有底円筒形状をなし、その筒
部周側部には、外方に突出し、底方向に湾曲して折り返
されることで外側辺1bと内側辺1cとを形成する缶体
係止突条1aが設けられている。
【0012】かかる係止突条1aは、次のような行程を
経て形成することができる。まず、図8に示す第一の行
程では、凹溝部5aを有した割型5を、缶体1の筒部外
周の適宜位置を囲繞するようにあてがった状態で、固定
された缶体1の筒部内周面の凹溝部5aに対向する位置
に回転する回転駒6を押し当てて、缶体1の筒部に、外
径方向に折り返し状に突出する断面略U字状の突条1a
−1を押し出し成形する。この場合、回転駒6は、テー
パー状のピストン5bを突入させて外径方向に徐々に移
動させる構成とすることで、突条1a−1の突出量を、
通常的に設けられるビード(補強用リブ)よりは長いもの
にすることができる。なお、図7は回転駒と割型と缶体
の相互関係を示す概念図である。
経て形成することができる。まず、図8に示す第一の行
程では、凹溝部5aを有した割型5を、缶体1の筒部外
周の適宜位置を囲繞するようにあてがった状態で、固定
された缶体1の筒部内周面の凹溝部5aに対向する位置
に回転する回転駒6を押し当てて、缶体1の筒部に、外
径方向に折り返し状に突出する断面略U字状の突条1a
−1を押し出し成形する。この場合、回転駒6は、テー
パー状のピストン5bを突入させて外径方向に徐々に移
動させる構成とすることで、突条1a−1の突出量を、
通常的に設けられるビード(補強用リブ)よりは長いもの
にすることができる。なお、図7は回転駒と割型と缶体
の相互関係を示す概念図である。
【0013】次に、図9の(I)に示す第二の行程で
は、缶体1の開口部1dを固定する受け座10aに缶体
1を保持し、筒底方向からピストン9により押し型10
bを介して缶体1を押圧し、図9の(II)に示すよう
に突条1a−1を押しつぶし突条1a−2となす。ここ
では内外側辺1c、1bどうしを当接させた事例につい
て示すが、必ずしも当接させる必要はなく、要は、以下
に述べる第三の行程での作業ができる程度に押しつぶし
てあれば問題はない。
は、缶体1の開口部1dを固定する受け座10aに缶体
1を保持し、筒底方向からピストン9により押し型10
bを介して缶体1を押圧し、図9の(II)に示すよう
に突条1a−1を押しつぶし突条1a−2となす。ここ
では内外側辺1c、1bどうしを当接させた事例につい
て示すが、必ずしも当接させる必要はなく、要は、以下
に述べる第三の行程での作業ができる程度に押しつぶし
てあれば問題はない。
【0014】次に、図10に示す第三の行程では、前記
突条1a−2の先端側を缶底方向に屈曲させて、後述す
るクリップ3の係止部1aを形成することとなるが、そ
のため巻き締め駒7を用いている。この巻き締め駒7
は、缶体開口側の円柱部7aと載頭円錐部7bとからな
り、そして、円柱部7aと載頭円錐部7bとの境界部位
に、円柱部7a側の方が急で、載頭円錐部7bが緩い状
態になるよう湾曲した溝型面7cが形成されている。そ
して、この巻き締め駒7を溝型面7cに前記突条1a−
2の外側面が内嵌するように押し当てていくことで、突
条1a−2の先端部は、前記円柱部7a側が急になって
いることで該側には屈曲することなく、緩い載頭円錐部
7b側、つまり缶底方向に屈曲変形するモーメントを受
けることになり、このようにして係止突条1aが形成さ
れる。この行程は製缶用巻き締め機による鼻曲作業とし
て的確になされ得る。すなわち、円筒缶体にあっては缶
体側を回転させて作業を行うセミトロシーマを用い、角
形等変形缶体にあっては缶体側を固定して作業を行うア
ドリアンシーマを用いれば好適な鼻曲が達成される。
突条1a−2の先端側を缶底方向に屈曲させて、後述す
るクリップ3の係止部1aを形成することとなるが、そ
のため巻き締め駒7を用いている。この巻き締め駒7
は、缶体開口側の円柱部7aと載頭円錐部7bとからな
り、そして、円柱部7aと載頭円錐部7bとの境界部位
に、円柱部7a側の方が急で、載頭円錐部7bが緩い状
態になるよう湾曲した溝型面7cが形成されている。そ
して、この巻き締め駒7を溝型面7cに前記突条1a−
2の外側面が内嵌するように押し当てていくことで、突
条1a−2の先端部は、前記円柱部7a側が急になって
いることで該側には屈曲することなく、緩い載頭円錐部
7b側、つまり缶底方向に屈曲変形するモーメントを受
けることになり、このようにして係止突条1aが形成さ
れる。この行程は製缶用巻き締め機による鼻曲作業とし
て的確になされ得る。すなわち、円筒缶体にあっては缶
体側を回転させて作業を行うセミトロシーマを用い、角
形等変形缶体にあっては缶体側を固定して作業を行うア
ドリアンシーマを用いれば好適な鼻曲が達成される。
【0015】なお、この缶体係止突条1aは、覆蓋時に
おいて蓋体2の先端部と当接する位置で形成されてお
り、通常缶体周側に設けられるビードよりも外方に突出
し且つ缶底方向に湾曲しているため、缶体の変形を防ぐ
補強リブとしての効果は格段に高いものであるほか、該
部位は缶体を運搬する際の手掛け部としても充分に機能
し得るものである。
おいて蓋体2の先端部と当接する位置で形成されてお
り、通常缶体周側に設けられるビードよりも外方に突出
し且つ缶底方向に湾曲しているため、缶体の変形を防ぐ
補強リブとしての効果は格段に高いものであるほか、該
部位は缶体を運搬する際の手掛け部としても充分に機能
し得るものである。
【0016】また、蓋体2は、缶体1に対応した有底円
筒形状をなし、蓋体の先端部には、湾曲状に折返して形
成した蓋体係止突条2aが形成されている。この場合に
おいて、蓋体係止突条2aは、通常、金属製の蓋体口縁
部に形成される折り返し部の形状と同様のものでよい
が、外側辺2bは、先端部がさらに連続して湾曲状に折
り返されているものでなければならない。なお、本実施
の形態のものは、蓋体2を缶体1に覆蓋する場合におい
て、蓋体2が缶体1の開口部に外嵌し、全閉状態で、蓋
体係止突条2aが缶体係止突条1aに当接し、内側辺2
cが外側辺1bに接触する設定になっている。
筒形状をなし、蓋体の先端部には、湾曲状に折返して形
成した蓋体係止突条2aが形成されている。この場合に
おいて、蓋体係止突条2aは、通常、金属製の蓋体口縁
部に形成される折り返し部の形状と同様のものでよい
が、外側辺2bは、先端部がさらに連続して湾曲状に折
り返されているものでなければならない。なお、本実施
の形態のものは、蓋体2を缶体1に覆蓋する場合におい
て、蓋体2が缶体1の開口部に外嵌し、全閉状態で、蓋
体係止突条2aが缶体係止突条1aに当接し、内側辺2
cが外側辺1bに接触する設定になっている。
【0017】クリップ3はバネ質弾性材からなり、係止
状態において、蓋体側内面3aが、蓋体係止突条2aの
外側辺2bに面接触し、缶体側内面3bが缶体係止突条
1aの内側辺1cに面接触する構成とされており、蓋体
側先端部には舌辺3dが設けられている。この舌片3d
は、クリップを取り外す際の梃子の支点として設けら
れ、係止時において缶体方向に傾斜する角度Wを備えて
いる。これは缶体を取り扱う際に、作業者が該舌片3d
に接触して指先等を痛めないための配慮である。該クリ
ップの使用方法は、缶体側先端部3cを缶体側内側辺1
cに当ててのち、係脱用の梃子部として設けられている
舌辺3dを蓋体係止突条2aの外側辺2bにあてがい、
クリップ3を手で押圧することで、クリップ3内側面が
適宜拡開し、蓋体係止突条2aの外側辺2bにパチリと
覆着する。このものは、クリップの形状を缶体係止突条
1aと蓋体係止突条2aに可能な限り密着して添うよう
に形成したものであり、このように形成することによ
り、外力がクリップの側方に加えられた場合にクリップ
が脱落する恐れは最小限に抑えることができる。一方、
クリップ3を取り外す際には、ドライバー等適宜寸法の
棒状工具を舌辺3dの内方にあてがい、これを梃子とし
て取り外す。
状態において、蓋体側内面3aが、蓋体係止突条2aの
外側辺2bに面接触し、缶体側内面3bが缶体係止突条
1aの内側辺1cに面接触する構成とされており、蓋体
側先端部には舌辺3dが設けられている。この舌片3d
は、クリップを取り外す際の梃子の支点として設けら
れ、係止時において缶体方向に傾斜する角度Wを備えて
いる。これは缶体を取り扱う際に、作業者が該舌片3d
に接触して指先等を痛めないための配慮である。該クリ
ップの使用方法は、缶体側先端部3cを缶体側内側辺1
cに当ててのち、係脱用の梃子部として設けられている
舌辺3dを蓋体係止突条2aの外側辺2bにあてがい、
クリップ3を手で押圧することで、クリップ3内側面が
適宜拡開し、蓋体係止突条2aの外側辺2bにパチリと
覆着する。このものは、クリップの形状を缶体係止突条
1aと蓋体係止突条2aに可能な限り密着して添うよう
に形成したものであり、このように形成することによ
り、外力がクリップの側方に加えられた場合にクリップ
が脱落する恐れは最小限に抑えることができる。一方、
クリップ3を取り外す際には、ドライバー等適宜寸法の
棒状工具を舌辺3dの内方にあてがい、これを梃子とし
て取り外す。
【0018】すなわち本実施の形態によれば、蓋体2に
おいて通常形成される折り返し部において蓋体係止突条
2aの役割を兼ねさせ、さらに缶体1において通常形成
されるビード部の形状に若干手を加えることによって、
このものに缶体係止突条1aとしての機能を付加し、こ
の両者間にクリップ3を掛け渡すことによって蓋体を係
止することができるのであり、この構成により、蓋体2
と缶体1とに設けられた係止突条2a、1a上の適宜の
位置に、係止用のクリップ3を、必要とされる係止強度
に応じ、間隔をとって複数個掛け渡し、手早く蓋体2を
缶体1に係止できながら、クリップ3の利用によって、
大きく扱いにくいバンド部材を不要とするととともに、
缶体1の口径の大小に関わらず、容易に蓋体2の脱落防
止を図ることができるのである。
おいて通常形成される折り返し部において蓋体係止突条
2aの役割を兼ねさせ、さらに缶体1において通常形成
されるビード部の形状に若干手を加えることによって、
このものに缶体係止突条1aとしての機能を付加し、こ
の両者間にクリップ3を掛け渡すことによって蓋体を係
止することができるのであり、この構成により、蓋体2
と缶体1とに設けられた係止突条2a、1a上の適宜の
位置に、係止用のクリップ3を、必要とされる係止強度
に応じ、間隔をとって複数個掛け渡し、手早く蓋体2を
缶体1に係止できながら、クリップ3の利用によって、
大きく扱いにくいバンド部材を不要とするととともに、
缶体1の口径の大小に関わらず、容易に蓋体2の脱落防
止を図ることができるのである。
【0019】図5の(I)はクリップの他の実施の形態
を示すものである。このものは、図5の(II)に示さ
れる前記第一の実施の形態で用いられたクリップ3に対
して、中間部をストレート形状にしたものであり、この
ようにしても問題なく実施することができる。
を示すものである。このものは、図5の(II)に示さ
れる前記第一の実施の形態で用いられたクリップ3に対
して、中間部をストレート形状にしたものであり、この
ようにしても問題なく実施することができる。
【0020】図6は缶体係止突条1aの実施の形態を示
すものである。(I)は本発明の缶体係止突条1aの第
一の実施の形態を示すものである。このものは、缶体係
止突条1aの内外両側辺1c、1bが密着する状態に構
成されているが、これは、例えば、缶体に収納される内
容物が液状物であった場合等において、この液状物が缶
体係止突条1a内に侵入し、滞留して変質したり残留す
ることを防ぐためである。(II)は本発明の缶体係止
突条1aの第二の実施の形態を示すものである。このも
のは、缶体係止突条1aの内外両側辺1c、1bが相互
に離間する状態に構成されているが、これは、例えば、
缶体収納物が気体である場合等においては、このような
構成であっても何ら問題は生じない。このように構成す
ることは、内外両側辺1c、1bを密着形成する場合に
比較して遥かに容易である。なお、内外両側辺1c、1
bを相互に離間させて形成する場合において、相互の間
隔が任意であることは言うまでもない。
すものである。(I)は本発明の缶体係止突条1aの第
一の実施の形態を示すものである。このものは、缶体係
止突条1aの内外両側辺1c、1bが密着する状態に構
成されているが、これは、例えば、缶体に収納される内
容物が液状物であった場合等において、この液状物が缶
体係止突条1a内に侵入し、滞留して変質したり残留す
ることを防ぐためである。(II)は本発明の缶体係止
突条1aの第二の実施の形態を示すものである。このも
のは、缶体係止突条1aの内外両側辺1c、1bが相互
に離間する状態に構成されているが、これは、例えば、
缶体収納物が気体である場合等においては、このような
構成であっても何ら問題は生じない。このように構成す
ることは、内外両側辺1c、1bを密着形成する場合に
比較して遥かに容易である。なお、内外両側辺1c、1
bを相互に離間させて形成する場合において、相互の間
隔が任意であることは言うまでもない。
【図1】蓋体係止構造の従来例に使用されるバンド部材
を示す斜視図。
を示す斜視図。
【図2】(I)は蓋体係止構造の従来例を示す断面図、
(II)はバンド部材による係止状態を示す断面図。
(II)はバンド部材による係止状態を示す断面図。
【図3】本発明の実施の形態を示す断面図。
【図4】係止部を拡大して示す断面図。
【図5】クリップの実施の形態(I),(II)を示す
斜視図。
斜視図。
【図6】缶体係止突条の実施の形態(I)、(II)を
示す断面図。
示す断面図。
【図7】第一の行程の実施の形態を示す概念図。
【図8】第一の行程の実施の形態を示す断面図。
【図9】(I)は第二の行程の実施の形態を示す断面
図、(II)は突条を押しつぶす過程を示す断面図。
図、(II)は突条を押しつぶす過程を示す断面図。
【図10】第三の行程の実施の形態を示す断面図。
1 缶体 1a 係止突条 1a−1第一の行程で形成される突条 1a−2第二の行程で形成される突条 1b 外側辺 1c 内側辺 2 蓋体 2a 係止部 2b 外側辺 2c 内側辺 3 クリップ 3a 蓋体側内面 3b 缶体側内面 3c 缶体側先端部 3d 舌辺 5 割型 5a 凹溝 5b ピストン 6 回転駒 7 巻き締め駒 7a 円柱部 7b 載頭円錐部 7c 溝型面 8 回転板 9 エアシリンダー 10a 固定押さえ型 10b 押し型 11 バンド部材 12 缶体 12a 開口部 12b 缶体口縁部 13 蓋体 13b 蓋体口縁部 13c パッキン材
Claims (5)
- 【請求項1】有底筒状缶体の開口を有底筒状蓋体によっ
て外嵌状に覆蓋するものにおいて、前記蓋体はクリップ
を係脱自在に係止するための係止部が形成されたものと
し、缶体筒部には、外径側に突出して前記クリップが係
脱自在に係止する係止突条を、缶体筒部自体を曲げ加工
して周回り方向に連続して設けた缶体の蓋体係止構造。 - 【請求項2】請求項1の記載において、缶体筒部の係止
突条は、突条の先端部を湾曲状に折り返して形成した缶
体の蓋体係止構造。 - 【請求項3】請求項1ないし2の記載において、缶体と
蓋体の両係止部は、近接対向している缶体の蓋体係止構
造。 - 【請求項4】請求項1ないし3の記載において、クリッ
プには、一端側に係脱操作用の舌片が形成されている缶
体の蓋体係止構造。 - 【請求項5】先端側に開口を有した有底筒状の缶体筒部
に、該開口を覆蓋すべく缶体に外嵌した有底筒状の蓋体
をクリップを介して係脱自在に係止するための係止突条
を形成するにあたり、該係止突条は、缶体筒部に外径方
向に折り返し状に突出する断面U字状の突条を形成する
第一の行程、前記突条を缶体の先底方向に押しつぶす第
二の行程、前記押しつぶした突条の先端部を缶底方向に
屈曲させて係止部を形成する第三の行程により形成する
ようにした缶体の係止突条の形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8171655A JPH09327736A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | 缶体の蓋体係止構造と係止突条の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8171655A JPH09327736A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | 缶体の蓋体係止構造と係止突条の形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09327736A true JPH09327736A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15927246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8171655A Pending JPH09327736A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | 缶体の蓋体係止構造と係止突条の形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09327736A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030064084A (ko) * | 2002-01-25 | 2003-07-31 | 김진희 | 용기 뚜껑 밀폐용 클립 |
-
1996
- 1996-06-12 JP JP8171655A patent/JPH09327736A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030064084A (ko) * | 2002-01-25 | 2003-07-31 | 김진희 | 용기 뚜껑 밀폐용 클립 |
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