JPH09327520A - 電気刺激装置用の電極 - Google Patents

電気刺激装置用の電極

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JPH09327520A
JPH09327520A JP8171893A JP17189396A JPH09327520A JP H09327520 A JPH09327520 A JP H09327520A JP 8171893 A JP8171893 A JP 8171893A JP 17189396 A JP17189396 A JP 17189396A JP H09327520 A JPH09327520 A JP H09327520A
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JP
Japan
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electrode sheet
wire
electrode
conductor
core wire
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Application number
JP8171893A
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English (en)
Inventor
Masaji Takii
正司 滝井
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SYST HOUSE TERA KK
Original Assignee
SYST HOUSE TERA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極シートと導線とを容易かつ強固に接合で
き、導線の芯線が露出する虞のない電極を提供する。 【解決手段】 導電性を有するシリコンゴムで形成され
た電極シート1と、複数本の金属線を撚って形成された
芯線3の外周をシリコンゴムで形成された絶縁被覆4に
より被覆した導線2とから成る。前記導線2には、先端
部分の絶縁被覆4aを残して絶縁被覆4を所定長さだけ
剥ぐことにより、芯線3を露出させた導通部5が形成さ
れており、この導通部5を型穴内へ挿入した状態で電極
シート1を型成形することにより、導線2の芯線3と電
極シート1とが導通部5で導通し、また導線2の絶縁被
覆4と電極シート1とが一体化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、人体に電気的な刺激
を付与して、美容や健康を増進する電気刺激装置に関連
し、特にこの発明は、人体に接触させて直流電圧パルス
のような電気信号を印加するのに用いられる電気刺激装
置用の電極に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気刺激装置として、人
体が横臥できる大きさのマットの表面に、人体の複数の
部位に対応させて、帯状をなす複数の電極を並列して貼
付したものが提案されている。各電極は、電極シートに
導線の一端が接続されて成り、各導線の他端は接続端子
を介して外部のコントローラに接続される。前記電極シ
ートとして、アルミニウムのような金属箔または金属薄
板が用いてあり、各電極シートにコネクタを取り付け、
一方、導線にプラグを取り付けて、プラグをコネクタへ
結合することにより、電極シートと導線とを接続してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の電極では、電極シートとしてアルミニウムのような
金属箔や金属薄板が用いられているから、肌触りが悪
く、また人体との馴染みが悪いという問題がある。
【0004】また電極シートと導線とは、コネクタとプ
ラグとの結合により接続しているので、電極シートや導
線へのコネクタやプラグの取付けに手数を要し、使用中
にプラグが抜けたり、コネクタが電極シートから脱落し
たりし易く、トラブル発生の要因となる。
【0005】この発明は、上記問題に着目してなされた
もので、電極シートとして導電性を有するシリコンゴム
を用いることにより、肌触りや人体との馴染みが良好な
電気刺激装置用の電極を提供することを目的とする。
【0006】またこの発明が他に目的とするところは、
電極シートと導線との接続方法を工夫することにより、
電極シートと導線とを容易かつ強固に結合でき、しかも
導線の芯線が露出する虞がない電極を提供する点にあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の電極は、導電
性を有するシリコンゴムで形成された電極シートと、複
数の金属線より成る芯線の外周が絶縁性を有するシリコ
ンゴムで形成された絶縁被覆により被覆された導線とか
ら成る。前記導線は、先端部分に絶縁被覆を残して芯線
を露出させて成る導通部を有しており、前記導通部を電
極シートの内部に埋設することにより、導線の芯線と電
極シートとを前記導通部で導通させると共に、導線の絶
縁被覆と電極シートとを一体化して成る。
【0008】
【作用】電極シートとして導電性を有するシリコンゴム
を用いるので、電極シートに人体が接触したとき、肌触
りが良く、人体との馴染みも良い。また導線は、絶縁被
覆に同じシリコンゴムを用いてあり、電極シートと絶縁
被覆とを一体化させて接続するので、電極シートと導線
とは強固に結合し、また電極シートの型成形時に電極シ
ートに導線を接続し得る。しかも導線は、先端部分に絶
縁被覆を残して芯線を露出させて成る導通部を形成し
て、この導通部を電極シートの内部に埋設することによ
り、導線の芯線と電極シートとを導通部で導通させてい
るので、導線の芯線が先端よりばらけて電極シートの表
面より露出することがない。
【0009】
【実施例】図1および図2は、この発明の一実施例であ
る電気刺激装置用の電極を示しており、帯状をなす電極
シート1の一端部に導線2の一端が接続されて成る。前
記電極シート1は導電性を有しており、カーボンが混入
されたシリコンゴムを原料として型成形される。一方、
前記導線2は、複数本の金属線を撚って形成された芯線
3の外周を、シリコンゴムで形成された絶縁被覆4によ
り被覆したものであり、前記電極シート1を型成形する
際に、型穴内へ導線2の一端部を挿入しておくことによ
り、電極シート1の成形と同時に電極シート1と導線2
とを接続する。
【0010】導線2の型穴内への挿入に先立ち、先端部
分の絶縁被覆4aを残して絶縁被覆4を所定長さだけ剥
ぐことにより、芯線3を露出させて導通部5を形成して
おく。この導通部5を型穴内へ挿入した状態で電極シー
ト1の成形を行うとき、この導通部5は電極シート1の
一部をなす接続部6の内部に埋設される。これにより導
線2の芯線3と電極シート1とが前記導通部5で導通
し、また導線2の絶縁被覆4と電極シート1とが一体化
される。
【0011】以上のように、電極シート1として導電性
を有するシリコンゴムを用いているので、電極シート1
に人体が接触したとき、肌触りが良く、人体との馴染み
も良い。また導線2についても、絶縁被覆4は同じシリ
コンゴムが用いてあり、電極シート1と絶縁被覆4とを
一体化させて接続するので、電極シート1と導線2とは
強固に結合し、また電極シート1の型成形時に電極シー
ト1に導線2を接続し得る。しかも導線2は、先端部分
の絶縁被覆4aを残して芯線3を露出させて成る導通部
5を形成し、この導通部5を電極シート1の内部に埋設
することにより、導線2の芯線3と電極シート1とを導
通部5で導通させるので、導線2の芯線3が先端よりば
らけて電極シート1の表面より露出することはない。
【0012】図3は、上記構成の電極が用いられた電気
刺激装置の構成を示す。この電気刺激装置は、人体に対
して着脱可能な着衣10と、電気信号発生源を有するコ
ントローラ40とで構成されており、主としてリンパ系
を刺激して脚痩せなどの効果を得る目的で使用される。
【0013】前記着衣10は、図4および図5に示すよ
うに、内面の決められた複数の部位に、この発明にかか
る正電極シート1Aおよび負電極シート1Bがそれぞれ
貼付されて成る。
【0014】前記着衣10は、表面に撥水加工が施され
た伸縮性素材を縫製することにより、人体の腰が挿入さ
れる腰部10Aに人体の左右の脚が個別に挿入される左
右一対の脚部10B,10Cが、また前記腰部10Aに
人体の上半身を覆う上体部10Dが、それぞれ一連に形
成されて成る。前記上端部10Dには、人体の両肩に引
っ掛けられる肩掛部10E,10Fが一体に設けられ
る。
【0015】図4は着衣10の前面を、図5は着衣10
の背面を、それぞれ示しており、図中、a1,a2は左
右の脚部10B,10Cにおける膝下部であり、またb
1,b2は大腿部である。cは腰部10Aにおける臀部
であり、またdは腹部である。左右の膝下部a1,a2
および大腿部b1,b2には、それぞれ下部位置に1個
の正電極シート1Aが、上部位置に1個の負電極シート
1Bが、それぞれ水平方向に設けられる。臀部cには、
外側位置に2個の正電極シート1Aが、内側位置に2個
の負電極シート1Bが、それぞれ垂直方向に設けられ
る。腹部dには、上部位置に1個の正電極シート1A
が、下部位置に1個の負電極シート1Bが、それぞれ水
平に設けられる。なお、正電極シート1Aおよび負電極
シート1Bを着衣10へ貼付するには、シリコン系の接
着剤を用いるが、これに限らず、面ファスナーを用いて
着脱可能に貼付することもできる。
【0016】各電極シート1A,1Bの一端部には導線
2が接続されており、各導線2は、着衣10の両脚部1
0B,10Cの外側縁と腰部10Aの上端部に、生地の
一部をパイプ状に縫着して形成されたガイド孔11,1
2へ導入されている。各導線2は、腰部10Aの前面に
形成された導線引出孔13まで導かれて外部へ引き出さ
れる。
【0017】前記導線引出孔13より引き出された導線
2の束には絶縁チューブ21が被せてあり、各導線2の
先端には、コネクタ20が取り付けてある。このコネク
タ20はコントローラ40のソケット52に差し込まれ
る。前記着衣10の腰部10Aにはベルト15が装着さ
れ、このベルト15に袋状部16を取り付け、この袋状
部16に前記コントローラ40を収容して保持する。
【0018】前記コントローラ40は、ケースの内部
に、電気信号発生回路や制御回路などが組み込まれてお
り、制御回路の制御の下で、電気信号発生回路が発生し
た直流電圧パルスは、各導線2を介して正電極シート1
Aや負電極シート1Bへ印加される。なお、図示してい
ないが、コントローラ40には、始動釦や各種の表示部
が設けられている。
【0019】電気刺激装置を用いるために、まず衣服を
着る要領で人体に着衣10を装着すると、着衣10の伸
縮性により、着衣10の内面に貼付された各部位の正電
極シート1Aおよび負電極シート1Bは人体に押し付け
られて等しく接触する。この場合、各電極シート1A,
1Bは、シリコンゴムにより形成されているので、電極
シート1A,1Bに人体が接触したとき、肌触りが良
く、人体との馴染みも良好である。
【0020】コントローラ40の始動釦が押されると、
電気信号発生回路は直流電圧パルスを出力し、この出力
パルスは、設定された部位の正電極シート1Aと負電極
シート1Bとの間に、設定された強度で印加され、設定
時間だけリンパ系に対する電気的な刺激が継続される。
【0021】なお、この発明の電極は、ベッドタイプの
電気刺激装置にも用いることができることはいうまでも
ない。
【0022】
【発明の効果】この発明は上記の如く、電極シートとし
て導電性を有するシリコンゴムを用いたから、電極シー
トに人体が接触したとき、肌触りが良く、人体との馴染
みも良好である。また導線は、絶縁被覆に同じシリコン
ゴムを用いてあり、電極シートと絶縁被覆とを一体化さ
せて接続するから、電極シートと導線とは強固に結合
し、断線や分離などによるトラブルの発生がない。また
電極シートの型成形時に電極シートに導線を接続できる
から、電極シートと導線との接続に手数を要しない。し
かも導線は、先端部分に絶縁被覆を残して芯線を露出さ
せて成る導通部を形成して、この導通部を電極シートの
内部に埋設することにより、導線の芯線と電極シートと
を導通部で導通させるから、導線の芯線がばらけて電極
シートの表面より露出することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である電気刺激装置用の電
極を示す平面図である。
【図2】図1の電極の側面図である。
【図3】この発明の電極が用いられた電気刺激装置の全
体構成を示す正面図である。
【図4】電極シートの貼付位置を示す着衣の正面図であ
る。
【図5】電極シートの貼付位置を示す着衣の背面図であ
る。
【符号の説明】
1 電極シート 1A 正電極シート 1B 負電極シート 2 導線 3 芯線 4 絶縁被覆 5 導通部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性を有するシリコンゴムで形成され
    た電極シートと、複数の金属線より成る芯線の外周が絶
    縁性を有するシリコンゴムで形成された絶縁被覆により
    被覆された導線とから成り、 前記導線は、先端部分に絶縁被覆を残して芯線を露出さ
    せて成る導通部を有しており、 前記導通部を電極シートの内部に埋設することにより、
    導線の芯線と電極シートとを前記導通部で導通させると
    共に、導線の絶縁被覆と電極シートとを一体化して成る
    電気刺激装置用の電極。
JP8171893A 1996-06-10 1996-06-10 電気刺激装置用の電極 Pending JPH09327520A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000237332A (ja) * 1999-02-16 2000-09-05 Ya Man Ltd パルス美容器
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US10987508B2 (en) 2012-06-26 2021-04-27 Inerventions Ab Medical therapy arrangement for applying an electrical stimulation to a human or animal subject
US11771888B2 (en) 2012-06-26 2023-10-03 Exoneural Network Ab Medical therapy arrangement for applying an electrical stimulation to a human or animal subject

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