JPH09325821A - 恒温液循環供給装置における流量の自動制御方法 - Google Patents

恒温液循環供給装置における流量の自動制御方法

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JPH09325821A
JPH09325821A JP18430996A JP18430996A JPH09325821A JP H09325821 A JPH09325821 A JP H09325821A JP 18430996 A JP18430996 A JP 18430996A JP 18430996 A JP18430996 A JP 18430996A JP H09325821 A JPH09325821 A JP H09325821A
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JP
Japan
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flow rate
pump
pipe
pressure
calculated
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Application number
JP18430996A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Taniguchi
啓旨 谷口
Sho Cho
翔 張
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TAITETSUKU KK
Taiyo Kagaku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
TAITETSUKU KK
Taiyo Kagaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は恒温液供給循環装置における循環流
量を自動的に設定流量に制御する方法を新規に提供する
ことを目的とするものである。 【構成】 本発明は一定の実働条件下にて恒温液を循環
供給したときの測定値より循環管路内の圧力損失特性を
演算算出し、該圧力損失特性の数値に照合してポンプの
運転周波数を変更制御することにより該ポンプの出力を
増減して恒温液の循環供給流量を設定された流量に自動
制御するようにしたことを特徴とする恒温液供給循環装
置における流量の自動制御方法にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は外部の機器に恒温液を
循環供給する恒温液循環供給装置において、供給する恒
温液の流量を自動的に設定した流量に制御する方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の装置では搭載したポンプ能
力と、外部機器内の密閉型配管路および両者を接続する
接続管路の条件とによって循環流量の最大値は一義的に
決まってしまい、流量の調整はリリーフ回路を設けたり
主回路(管路)のバルブを閉じたりすることにより専ら
最大流量から減少してゆく方向にしか調節することがで
きなかった。また、この循環流量を増量するためにはポ
ンプ能力をアップする必要があることから、ポンプその
ものを大きなものに載せかえる方法がとられてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】いずれにしても従来の
方法では、恒温液の循環供給流量を自動的に制御するこ
とができないという課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は熱交換器とポン
プを中間に備えた管路と該管路の入口部と出口部に各別
に接続する接続管路にて外部の機器の密閉型配管路と接
続して循環管路を形成し、設定温度に調節された恒温液
を前記外部の機器に循環供給するようにした恒温液循環
供給装置において、一定の実働条件下にて恒温液を循環
供給したときの測定値より前記循環管路内の圧力損失特
性を演算算出し、該算出した圧力損失特性の数値に照合
して前記ポンプの運転周波数を変更制御することにより
該ポンプの出力を増減して恒温液の循環供給流量を設定
された流量に自動制御するようにして、かかる課題を解
決しようとするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて説明する。
【0006】図1は本発明の第1の実施形態を示すもの
で、恒温液循環供給装置1は入口部2と出口部3を外面
に設ける管路4を備え、管路4の中間に循環させる液を
制御部5の指示により設定温度に調節する熱交換器6と
液を送出するためのポンプ7を設ける。ポンプ7は周波
数変更装置(インバーター)8を介して運転されるモー
ター9を備え、制御部5の指示する周波数の変更に応じ
てモーター9の回転数を増減してポンプ出力を高低する
ようになっている。ポンプ7の吐出側近傍に管路4から
分岐する細管(キャピラリーチューブ)10を介して管路
4内の圧力を測定する圧力センサー11を取付ける。細管
(キャピラリーチューブ)を介して距離を置くことによ
り管路内の恒温液の温度がいかに高くまたは低くても圧
力センサー11には全く影響がないものとなる。圧力セン
サー11の測定値の信号は増幅部12を経て接続する制御部
5に送信される。
【0007】恒温液循環供給装置1の入口部2と出口部
3に各別の接続管路13a,13bを接続し、接続管路13a,1
3bの各他端を恒温液の循環供給を要する外部の機器14の
密閉型配管路14aの引込口14bと排出口14cのそれぞれに
連結することによって恒温液の循環管路15を形成するの
である。
【0008】循環管路15内の恒温液の流量は図3に示す
ようにポンプ7の能力と循環管路15内の圧力損失(ポン
プの能力曲線と循環管路の圧力損失曲線の交点)とで決
まることから、先づ例えば50Hzの周波数でモーター
9を運転しポンプ7を稼働して恒温水を循環させ、この
ときの管路4内の圧力を圧力センサー11によって測定す
るのである。
【0009】この圧力測定値の信号は制御部5に送信さ
れ、制御部5にてあらかじめインプットされているポン
プ7固有の能力曲線との比較演算にて50Hz周波数に
よりモーター9を運転しポンプ7を稼働した時における
循環管路15内の流量が求められる。
【0010】このときの流量と圧力測定値の関係は、同
じ流量を循環管路15内に流したときの流量と圧力の関係
に等しいことから、実際には接続,分岐,曲折等の複雑
な要素から構成されている循環管路15をストレート管な
どの単純なモデル例に置き換え、置き換えたモデル例に
沿って循環管路15内の圧力損失特性を演算して求め、こ
の圧力損失特性に照合して設定流量時における圧力損失
を算出し、該圧力損失の数値に基づいてモーター9の運
転周波数を変更しポンプ7の能力を調節して恒温液の流
量を設定された流量に自動制御することができるのであ
る。
【0011】図2は第2の実施形態を示すもので、圧力
センサー11にかえて流量センサー16を取付け、直接的に
循環管路15内の流量を測定するようにしたほかは第1の
実施形態に同じである。
【0012】
【発明の効果】本発明は以上のようにして、一定の実働
条件下にて恒温液を循環供給したときの測定値より循環
管路内における圧力損失を演算算出し、この算出した圧
力損失に応じてモーターの運転周波数を変更制御してポ
ンプ能力を増減するようにしたので、視認して把握する
ことのできない循環管路がいかなる条件下にあっても恒
温液の循環流量を迅速且つ正確に設定された流量に自動
制御することができるという効果を生ずる。
【0013】細管(キャピラリーチューブ)を介した圧
力センサーにて循環管路内の圧力を測定してこの測定圧
力値より圧力損失を演算算出するようにしたときは、圧
力センサーが循環管路の障害とならず、また圧力センサ
ーが恒温液の温度による影響を受けることがないので、
使用する液の設定温度に制限を受けることなくして広範
に使用することができるという効果を生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施形態を示す回路図である。
【図2】 第2の実施形態を示す回路図である。
【図3】 ポンプの能力曲線、圧力損失曲線および流量
との相関関係を示すグラフ図である。
【符号の説明】
1は恒温液循環供給装置 2は入口部 3は出口部 4は管路 5は制御部 6は熱交換器 7はポンプ 8は周波数変更装置(インバーター) 9はモーター 10は細管(キャピラリーチューブ) 11は圧力センサー 12は増幅部 13a,13bは接続管路 14は外部の機器 14aは密閉型配管路 14bは引込口 14cは排出口 15は循環管路 16は流量センサー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換器とポンプを中間に備えた管路と
    該管路の入口部と出口部に各別に接続する接続管路にて
    外部の機器の密閉型配管路と接続して循環管路を形成
    し、設定温度に調節された恒温液を前記外部の機器に循
    環供給するようにした恒温液循環供給装置において、一
    定の実働条件下にて恒温液を循環供給したときの測定値
    より前記循環管路内の圧力損失特性を演算算出し、該算
    出した圧力損失特性の数値に照合して前記ポンプの運転
    周波数を変更制御することにより該ポンプの出力を増減
    して恒温液の循環供給流量を設定された流量に自動制御
    するようにしたことを特徴とする恒温液供給循環装置に
    おける流量の自動制御方法。
  2. 【請求項2】 管路に分岐して設ける圧力センサーにて
    該管路内の圧力を測定し、この圧力測定値とポンプ能力
    とからの比較演算により前記循環管路内の圧力損失特性
    を算出するようにした請求項1記載の自動制御方法。
  3. 【請求項3】 管路中に設ける流量センサーにて恒温液
    の流量を測定し、この流量の測定値からの演算により前
    記循環管路内の圧力損失特性を算出するようにした請求
    項1記載の自動制御方法。
JP18430996A 1996-06-05 1996-06-05 恒温液循環供給装置における流量の自動制御方法 Pending JPH09325821A (ja)

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