JPH09324309A - 手術用スーツ - Google Patents
手術用スーツInfo
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- JPH09324309A JPH09324309A JP9037983A JP3798397A JPH09324309A JP H09324309 A JPH09324309 A JP H09324309A JP 9037983 A JP9037983 A JP 9037983A JP 3798397 A JP3798397 A JP 3798397A JP H09324309 A JPH09324309 A JP H09324309A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41D—OUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
- A41D13/00—Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches
- A41D13/12—Surgeons' or patients' gowns or dresses
- A41D13/1209—Surgeons' gowns or dresses
- A41D13/1218—Surgeons' gowns or dresses with head or face protection
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41D—OUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
- A41D13/00—Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches
- A41D13/05—Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches protecting only a particular body part
- A41D13/11—Protective face masks, e.g. for surgical use, or for use in foul atmospheres
- A41D13/1107—Protective face masks, e.g. for surgical use, or for use in foul atmospheres characterised by their shape
- A41D13/1153—Protective face masks, e.g. for surgical use, or for use in foul atmospheres characterised by their shape with a hood
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A42—HEADWEAR
- A42B—HATS; HEAD COVERINGS
- A42B3/00—Helmets; Helmet covers ; Other protective head coverings
- A42B3/04—Parts, details or accessories of helmets
- A42B3/28—Ventilating arrangements
- A42B3/286—Ventilating arrangements with forced flow, e.g. by a fan
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S2/00—Apparel
- Y10S2/905—Electric
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10S2/905—Electric
- Y10S2/906—Head covering or protector
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】高度の無菌性を確保するとともに、着用者に快
適性を保証することができる手術用スーツを提供する。 【解決手段】この手術用スーツ10は、使用者の頭部の
周囲に緩く装着されるフード14と、使用者の身体の周
囲に緩く装着されるガウン12とを備えている。フード
14には、使用者が外を見ることができる大きなバイザ
ー16が設けられている。ハウジング20が使用者の頭
部の上方に離隔して配置されている。ハウジング20
は、後部パックに連結された垂直方向に延びる支持ロッ
ド100,102により使用者の頭部の上方に支持され
ている。ハウジング20の内部にファンが配置されてい
るとともに、熱電モジュールもハウジング20の内部に
任意に配設することができる。
適性を保証することができる手術用スーツを提供する。 【解決手段】この手術用スーツ10は、使用者の頭部の
周囲に緩く装着されるフード14と、使用者の身体の周
囲に緩く装着されるガウン12とを備えている。フード
14には、使用者が外を見ることができる大きなバイザ
ー16が設けられている。ハウジング20が使用者の頭
部の上方に離隔して配置されている。ハウジング20
は、後部パックに連結された垂直方向に延びる支持ロッ
ド100,102により使用者の頭部の上方に支持され
ている。ハウジング20の内部にファンが配置されてい
るとともに、熱電モジュールもハウジング20の内部に
任意に配設することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手術用スーツ(su
rgical suit )、より詳細に云うと、高度の無菌性を確
保するとともに、着用者に快適性を提供することができ
る手術用スーツに関する。
rgical suit )、より詳細に云うと、高度の無菌性を確
保するとともに、着用者に快適性を提供することができ
る手術用スーツに関する。
【0002】
【従来の技術】作業者が、不快な環境において長時間作
業を行わなければならない種々の状況がある。例えば、
手術室にいる外科医その他の職員は、可能な限り最高度
の無菌性を必要とすると同時に、周囲光を高レベルに保
持する環境において長時間を費やさなければならない。
手術室は通常空調が行われているが、頭上のライトが発
生する熱により、ライト自身の領域が高温になる。その
ため手術台に近接して長時間立っていることが要求され
る外科医その他の職員は、下半身は楽であっても、上半
身は手術室のライトからの強い熱に曝されることにな
る。
業を行わなければならない種々の状況がある。例えば、
手術室にいる外科医その他の職員は、可能な限り最高度
の無菌性を必要とすると同時に、周囲光を高レベルに保
持する環境において長時間を費やさなければならない。
手術室は通常空調が行われているが、頭上のライトが発
生する熱により、ライト自身の領域が高温になる。その
ため手術台に近接して長時間立っていることが要求され
る外科医その他の職員は、下半身は楽であっても、上半
身は手術室のライトからの強い熱に曝されることにな
る。
【0003】外科医その他の手術室の職員の不快性を軽
減することを試みるために種々の技術が使用されてき
た。手術室の状況以外の領域において試みられている一
の方法として、ヘルメットに、電池を動力としあるいは
太陽エネルギを動力とするファンを配設する方法があ
る。このファンは、空気が着用者の顔と頭部の周りを下
方へ向けて流れるようにヘルメットに対して配置され
る。かかるヘルメットの代表例がウォーターズ(Wat
ers)の米国特許第4,893,356号に開示され
ている。
減することを試みるために種々の技術が使用されてき
た。手術室の状況以外の領域において試みられている一
の方法として、ヘルメットに、電池を動力としあるいは
太陽エネルギを動力とするファンを配設する方法があ
る。このファンは、空気が着用者の顔と頭部の周りを下
方へ向けて流れるようにヘルメットに対して配置され
る。かかるヘルメットの代表例がウォーターズ(Wat
ers)の米国特許第4,893,356号に開示され
ている。
【0004】別の方法として、作業者に保護スーツを提
供するものがある。この保護スーツでは、加圧空気源
が、空気を作業者とスーツの内面との間に流すことがで
きる供給ホースによりスーツに接続されている。この装
置は、ブラックバーン(Blackburn)の米国特
許第5,005,216号に開示されている。
供するものがある。この保護スーツでは、加圧空気源
が、空気を作業者とスーツの内面との間に流すことがで
きる供給ホースによりスーツに接続されている。この装
置は、ブラックバーン(Blackburn)の米国特
許第5,005,216号に開示されている。
【0005】特に暑い環境において作業しなければなら
ない人の快適性を高めるために、空調能力をヘルメット
とスーツに提供することが行われてきた。例えば、アピ
スドルフ(Apisdorf)の米国特許第5,19
3,347号には、ヘルメット取付ハウジングの一部と
して内蔵される、熱電モジュール(thermoelectric mod
ule )(TEM)とも呼ばれる熱電ヒートポンプが開示
されている。この熱電モジュールは、熱吸収側(abstra
ction side)と放熱側(dissipation side)とを有する
いわゆるペルチェ(Peltier)素子である。空気
は、ファンにより放熱側を通って流れ、次いで、使用者
の顔面を通って下方へ流れて使用者の顔を冷却する。レ
ホベック(Lehovec)等の米国特許第4,47
0,263号に開示の技術は、ペルチェの原理に基づい
て動作する装置を使用して使用者を冷やすという点でア
ピスドルフの特許と類似している。レホベックの特許に
おいては、ペルチェ素子は使用者の皮膚と直接接触す
る。
ない人の快適性を高めるために、空調能力をヘルメット
とスーツに提供することが行われてきた。例えば、アピ
スドルフ(Apisdorf)の米国特許第5,19
3,347号には、ヘルメット取付ハウジングの一部と
して内蔵される、熱電モジュール(thermoelectric mod
ule )(TEM)とも呼ばれる熱電ヒートポンプが開示
されている。この熱電モジュールは、熱吸収側(abstra
ction side)と放熱側(dissipation side)とを有する
いわゆるペルチェ(Peltier)素子である。空気
は、ファンにより放熱側を通って流れ、次いで、使用者
の顔面を通って下方へ流れて使用者の顔を冷却する。レ
ホベック(Lehovec)等の米国特許第4,47
0,263号に開示の技術は、ペルチェの原理に基づい
て動作する装置を使用して使用者を冷やすという点でア
ピスドルフの特許と類似している。レホベックの特許に
おいては、ペルチェ素子は使用者の皮膚と直接接触す
る。
【0006】フランティ(Frantti)の米国特許
第3,085,405号とガルバン等の米国特許第5,
197,294号には、空調能力を有する保護ボディー
スーツが開示されている。フランティとガルバン等の特
許のいずれにも、ペルチェ素子を使用して着用者を冷や
す技術が開示されている。フランティの特許において
は、ペルチェ素子はスーツの後ろ側に直接取付られ、空
気が幾つかのダクト通ってスーツの中に吹き込まれる。
同様の構成がガルバン等の特許により提供されており、
この特許においては、ペルチェ素子と、ファンと、管路
とがスーツの外側に配置されている。
第3,085,405号とガルバン等の米国特許第5,
197,294号には、空調能力を有する保護ボディー
スーツが開示されている。フランティとガルバン等の特
許のいずれにも、ペルチェ素子を使用して着用者を冷や
す技術が開示されている。フランティの特許において
は、ペルチェ素子はスーツの後ろ側に直接取付られ、空
気が幾つかのダクト通ってスーツの中に吹き込まれる。
同様の構成がガルバン等の特許により提供されており、
この特許においては、ペルチェ素子と、ファンと、管路
とがスーツの外側に配置されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した装置によって
は対処されない課題により、着用者を快適な態様で冷や
すことと併せて、高度の無菌性を保証するのに有効な技
術の提供が待望されている。手術室その他の清浄な室環
境において使用する場合には、作業者は保護衣服により
できるだけ完全に包まれるのが望ましいが、作業者を保
護衣服で覆うと、作業者を冷やすのが困難になるととも
に、作業者は必要な作業を行うことができなくなる。例
えば、密着して装着するフードが着用者の頭部を覆う場
合には特に、作業者の視野が損なわれる可能性がある。
先行技術の装置が遭遇する別の課題として、つなぎなわ
(tethering)の問題、即ち、作業者が電気コ
ードまたは空気ホースにより室内の所定の場所に接続さ
れてしまうという問題がある。
は対処されない課題により、着用者を快適な態様で冷や
すことと併せて、高度の無菌性を保証するのに有効な技
術の提供が待望されている。手術室その他の清浄な室環
境において使用する場合には、作業者は保護衣服により
できるだけ完全に包まれるのが望ましいが、作業者を保
護衣服で覆うと、作業者を冷やすのが困難になるととも
に、作業者は必要な作業を行うことができなくなる。例
えば、密着して装着するフードが着用者の頭部を覆う場
合には特に、作業者の視野が損なわれる可能性がある。
先行技術の装置が遭遇する別の課題として、つなぎなわ
(tethering)の問題、即ち、作業者が電気コ
ードまたは空気ホースにより室内の所定の場所に接続さ
れてしまうという問題がある。
【0008】着用者を冷やすとともに高度の無菌性を確
保するのに有効な技術は、作業者がコードまたはホース
によりつながれることなく動き回ることができるように
するのが望ましい。かかる技術はまた、ヘルメットのよ
うな重量があってぴったり装着する装置により着用者が
こうむる不快さを極力なくすようにすべきである。更
に、作業者を冷やすのに有効な技術はまた、使用者が作
業を常に効率よく行うことができるように、最大程度の
融通性と制御とを提供することができるようにすべきで
ある。
保するのに有効な技術は、作業者がコードまたはホース
によりつながれることなく動き回ることができるように
するのが望ましい。かかる技術はまた、ヘルメットのよ
うな重量があってぴったり装着する装置により着用者が
こうむる不快さを極力なくすようにすべきである。更
に、作業者を冷やすのに有効な技術はまた、使用者が作
業を常に効率よく行うことができるように、最大程度の
融通性と制御とを提供することができるようにすべきで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によれば、高度の無菌性を保証するととも
に、作業者を冷やす空気の流れを確保することができる
新規かつ改良された手術用スーツが提供される。以下図
面に示した実施例に付した符号を理解を容易にする目的
で付加して本発明を説明する。即ち、本発明は、使用者
の頭部と上半身に空気流を供給することができる手術用
スーツ10(または保護用スーツ)を改良の対象とす
る。使用者の顔の前方に配置される透明なバイザー16
を備え、使用者の頭部の周囲に緩く装着されるフード1
4を用いる。また使用者の身体の周囲に緩く装着されか
つフード14との間に略一体的な接続を形成するように
フード14に接続されるガウン12を用いる。そして使
用者の頭部の上方でかつフード14の下に離隔して配設
され、使用の際にはフード14とバイザー16の重量の
実質的な部分を支持し、取り入れダクト66によりフー
ド14の外側の雰囲気と流体連通し、しかもフード14
内で空気を下方に放出する放出ベント70を備えるハウ
ジング20を用いる。
に、本発明によれば、高度の無菌性を保証するととも
に、作業者を冷やす空気の流れを確保することができる
新規かつ改良された手術用スーツが提供される。以下図
面に示した実施例に付した符号を理解を容易にする目的
で付加して本発明を説明する。即ち、本発明は、使用者
の頭部と上半身に空気流を供給することができる手術用
スーツ10(または保護用スーツ)を改良の対象とす
る。使用者の顔の前方に配置される透明なバイザー16
を備え、使用者の頭部の周囲に緩く装着されるフード1
4を用いる。また使用者の身体の周囲に緩く装着されか
つフード14との間に略一体的な接続を形成するように
フード14に接続されるガウン12を用いる。そして使
用者の頭部の上方でかつフード14の下に離隔して配設
され、使用の際にはフード14とバイザー16の重量の
実質的な部分を支持し、取り入れダクト66によりフー
ド14の外側の雰囲気と流体連通し、しかもフード14
内で空気を下方に放出する放出ベント70を備えるハウ
ジング20を用いる。
【0010】ハウジング20内には、取り入れダクト6
6および放出ベント70を通して空気を流すようにファ
ン76を配置する。そして使用者が制限を受けることな
く使用者の頭部を動かすことができるように使用者の頭
部の周囲で離隔した関係でハウジング20を支持するよ
うに使用者の胴に接続された支持手段22(18,10
0,102…)を用いる。そしてこの支持手段22にフ
ァン76に電気的に接続された電源42を担持させる。
電源42とファン76との間に電気的に接続され、所望
の場合にファン76を起動させあるいはファン76の作
動を停止させるファン制御器(134等)を備える。
6および放出ベント70を通して空気を流すようにファ
ン76を配置する。そして使用者が制限を受けることな
く使用者の頭部を動かすことができるように使用者の頭
部の周囲で離隔した関係でハウジング20を支持するよ
うに使用者の胴に接続された支持手段22(18,10
0,102…)を用いる。そしてこの支持手段22にフ
ァン76に電気的に接続された電源42を担持させる。
電源42とファン76との間に電気的に接続され、所望
の場合にファン76を起動させあるいはファン76の作
動を停止させるファン制御器(134等)を備える。
【0011】上記構成の本発明に係る手術用スーツは、
空調を行うことができる。即ち、本発明は未冷却の周囲
空気の流れを形成することができる。本発明は、最も基
本的な形態においては、使用者の頭部に緩く装着される
ヘルメット(ハウジング20)を使用する。フード14
は、使用者の顔の前に配置される大きな透明のバイザー
16を有している。ガウン12が使用者の身体に緩く装
着され、フード14に接続されて実質上一体的な接続体
を提供している。
空調を行うことができる。即ち、本発明は未冷却の周囲
空気の流れを形成することができる。本発明は、最も基
本的な形態においては、使用者の頭部に緩く装着される
ヘルメット(ハウジング20)を使用する。フード14
は、使用者の顔の前に配置される大きな透明のバイザー
16を有している。ガウン12が使用者の身体に緩く装
着され、フード14に接続されて実質上一体的な接続体
を提供している。
【0012】ハウジング20が使用者の頭部の上方でか
つフード14の下方に離隔して配設されている。ハウジ
ング20は、フード14とバイザー16の重量の実質的
な部分を支えている。ハウジング20は、使用者の胴に
接続される支持手段22により使用者の頭部の上方の所
定の位置に保持される。支持手段22は、ベルト30お
よび肩帯34,36により使用者に接続されるシェル2
4を有している。シェル24はブラケット106を有し
ており、このブラケット106からは、1つ以上の垂直
に延びる支持ロッド100,102がハウジング20ま
で延びている。ブラケット106と支持ロッド100,
102は、使用者の頭部の上方のハウジング20の高さ
および使用者の頭部に対するハウジング20の縦方向の
(fore−and−aft)位置を調整することがで
きるように調整自在となっている。
つフード14の下方に離隔して配設されている。ハウジ
ング20は、フード14とバイザー16の重量の実質的
な部分を支えている。ハウジング20は、使用者の胴に
接続される支持手段22により使用者の頭部の上方の所
定の位置に保持される。支持手段22は、ベルト30お
よび肩帯34,36により使用者に接続されるシェル2
4を有している。シェル24はブラケット106を有し
ており、このブラケット106からは、1つ以上の垂直
に延びる支持ロッド100,102がハウジング20ま
で延びている。ブラケット106と支持ロッド100,
102は、使用者の頭部の上方のハウジング20の高さ
および使用者の頭部に対するハウジング20の縦方向の
(fore−and−aft)位置を調整することがで
きるように調整自在となっている。
【0013】使用者に供給される空気を冷却することが
所望される場合には、熱電モジュール(TEM)78が
ハウジング20に対して配設される。熱電モジュール7
8は、放熱側と熱吸収(heat abstracti
on)側とを有している。熱吸収側は、ハウジング20
の一部として設けられる取り入れダクト66内に配置さ
れる。取り入れダクト66内にはファン76が配設され
るが、このファン76は周囲空気を熱電モジュール78
の熱吸収側へ引き入れ、次いで空気を使用者の顔を通し
て下方へ放出する。放出ファン54がシェル24の一部
として設けられている。放出ファン54は空気をフード
14およびガウン12の上部領域から下方へ引き出し、
ガウン12の外側の雰囲気へ放出する。取り入れダクト
66および放出ファン54に対して適宜のフィルタ15
0および156を設けることにより、密閉系が提供され
る。従って、最高度の無菌性を確保することができると
同時に、使用者は快適な環境において作業を行うことが
できる。ハウジング20は使用者の頭部と接触しないの
で、使用者は制限を極力受けることなく作業を行うこと
ができる。装置の重量の全ては、シェル24によって支
えられており、シェル24は使用者の背中および肩によ
り担持されているので、本発明の装置は長時間に亘って
快適に使用することができる。
所望される場合には、熱電モジュール(TEM)78が
ハウジング20に対して配設される。熱電モジュール7
8は、放熱側と熱吸収(heat abstracti
on)側とを有している。熱吸収側は、ハウジング20
の一部として設けられる取り入れダクト66内に配置さ
れる。取り入れダクト66内にはファン76が配設され
るが、このファン76は周囲空気を熱電モジュール78
の熱吸収側へ引き入れ、次いで空気を使用者の顔を通し
て下方へ放出する。放出ファン54がシェル24の一部
として設けられている。放出ファン54は空気をフード
14およびガウン12の上部領域から下方へ引き出し、
ガウン12の外側の雰囲気へ放出する。取り入れダクト
66および放出ファン54に対して適宜のフィルタ15
0および156を設けることにより、密閉系が提供され
る。従って、最高度の無菌性を確保することができると
同時に、使用者は快適な環境において作業を行うことが
できる。ハウジング20は使用者の頭部と接触しないの
で、使用者は制限を極力受けることなく作業を行うこと
ができる。装置の重量の全ては、シェル24によって支
えられており、シェル24は使用者の背中および肩によ
り担持されているので、本発明の装置は長時間に亘って
快適に使用することができる。
【0014】なおファン制御器はファン76の速度を変
える電気回路を含んでいる。この電気回路は、例えばハ
ウジング20の内部に配置することができる。
える電気回路を含んでいる。この電気回路は、例えばハ
ウジング20の内部に配置することができる。
【0015】また2つ以上のベント70…を配設して、
これら2つ以上のベント70…をベントから放出される
空気流が使用者の前記顔へ向かうように配置されかつ配
向する。
これら2つ以上のベント70…をベントから放出される
空気流が使用者の前記顔へ向かうように配置されかつ配
向する。
【0016】ハウジング20は空気がファン76により
吹き込まれかつ空気がベント70を通して放出されるプ
レナム72を有している。
吹き込まれかつ空気がベント70を通して放出されるプ
レナム72を有している。
【0017】またハウジング20により担持され、放熱
側と熱吸収側とを有し、熱吸収側は取り入れダクト66
内に配置されかつ取り入れダクト66を通して流れる空
気と熱伝導関係にある熱電モジュール78を設けること
ができる。この場合には、電源42と熱電モジュール7
8との間を電気接続(リード線)で接続する。所望の場
合には、ファン76と熱電モジュール78の双方を起動
させるようにファン制御器の制御回路を構成する。
側と熱吸収側とを有し、熱吸収側は取り入れダクト66
内に配置されかつ取り入れダクト66を通して流れる空
気と熱伝導関係にある熱電モジュール78を設けること
ができる。この場合には、電源42と熱電モジュール7
8との間を電気接続(リード線)で接続する。所望の場
合には、ファン76と熱電モジュール78の双方を起動
させるようにファン制御器の制御回路を構成する。
【0018】熱電モジュール78の放熱側はハウジング
20の外側に配置する。この場合、ハウジング20に装
着されるカバー64を用いる。熱電モジュール78の放
熱側はこのカバー64の下に配置され、カバー64は周
囲の空気を引き入れることができる入口開口86と加熱
された空気を排出する出口開口88とを有している。更
にカバー64の下に第2のファン90を配置する。この
第2のファン90は電源42とファン制御器に電気的に
接続されているとともに、起動されると空気を入口開口
86内に引き入れかつ出口開口88を通して放出する。
20の外側に配置する。この場合、ハウジング20に装
着されるカバー64を用いる。熱電モジュール78の放
熱側はこのカバー64の下に配置され、カバー64は周
囲の空気を引き入れることができる入口開口86と加熱
された空気を排出する出口開口88とを有している。更
にカバー64の下に第2のファン90を配置する。この
第2のファン90は電源42とファン制御器に電気的に
接続されているとともに、起動されると空気を入口開口
86内に引き入れかつ出口開口88を通して放出する。
【0019】支持手段22は使用者の背中の形状に略一
致するシェル24と、シェル24から略垂直に延びるよ
うにシェルに接続されるとともにハウジング20に接続
された支持ロッド100,102とを備えている。シェ
ル24にはブラケット106が連結される。支持ロッド
100,102はブラケット106に連結され、ブラケ
ット106は支持ロッド100,102を垂直方向に調
整することができるとともに水平軸線(108)を中心
に回動させることができる調整機構を有する。支持ロッ
ド100,102の垂直方向の調整は、支持ロッド10
0,102が延びるフレキシブルなクランプ110と、
このクランプ110に連結されたアクチュエータアーム
114,114と、アクチュエータに連結され、クラン
プ110が支持ロッド100,102にきつく係合する
ロック位置とクランプ110が支持ロッドと緩く係合す
る非ロック位置との間で動くことができる制御ノブ11
2とにより行われる。
致するシェル24と、シェル24から略垂直に延びるよ
うにシェルに接続されるとともにハウジング20に接続
された支持ロッド100,102とを備えている。シェ
ル24にはブラケット106が連結される。支持ロッド
100,102はブラケット106に連結され、ブラケ
ット106は支持ロッド100,102を垂直方向に調
整することができるとともに水平軸線(108)を中心
に回動させることができる調整機構を有する。支持ロッ
ド100,102の垂直方向の調整は、支持ロッド10
0,102が延びるフレキシブルなクランプ110と、
このクランプ110に連結されたアクチュエータアーム
114,114と、アクチュエータに連結され、クラン
プ110が支持ロッド100,102にきつく係合する
ロック位置とクランプ110が支持ロッドと緩く係合す
る非ロック位置との間で動くことができる制御ノブ11
2とにより行われる。
【0020】ブラケット106の回動調整は、シェル2
4に連結され、ブラケット106の開口120を通して
延びるねじ付きボルト116と、ブラケット106とシ
ェル24との間に配設されてブラケット106をシェル
24から離れるように付勢するばね126と、ボルト1
16に螺装され、ブラケット106と係合しかつばね1
26を圧縮するナット128とにより行われる。
4に連結され、ブラケット106の開口120を通して
延びるねじ付きボルト116と、ブラケット106とシ
ェル24との間に配設されてブラケット106をシェル
24から離れるように付勢するばね126と、ボルト1
16に螺装され、ブラケット106と係合しかつばね1
26を圧縮するナット128とにより行われる。
【0021】支持手段22は、使用者の腰部の周囲に取
着されるようになっている詰め物がされたベルト30
と、使用者の肩の上を延び、ベルト30の前部に接続さ
れ、かつ、ベルトに対して調整自在となっている肩帯3
4,36と、肩帯を接続し、長さが調整自在の側方へ延
びる引張帯38とを有する。
着されるようになっている詰め物がされたベルト30
と、使用者の肩の上を延び、ベルト30の前部に接続さ
れ、かつ、ベルトに対して調整自在となっている肩帯3
4,36と、肩帯を接続し、長さが調整自在の側方へ延
びる引張帯38とを有する。
【0022】支持手段22により担持されかつガウン1
2の下に配置されたファン54を更に備えている。この
ファン54は電源42に電気的に接続されかつ動作する
と空気をガウン12とフード内14へ引き入れるととも
にガウン12の外側へ放出する。
2の下に配置されたファン54を更に備えている。この
ファン54は電源42に電気的に接続されかつ動作する
と空気をガウン12とフード内14へ引き入れるととも
にガウン12の外側へ放出する。
【0023】ファン54の領域内のシェル24と使用者
の背中の中間においてシェル24の両側に接続された通
気性スペーサ32を更に設けることができる。このスペ
ーサ32は空気がシェル24と使用者の背中との間を常
時流れるように使用者の背中から十分にシェル24を離
隔するように配置する。
の背中の中間においてシェル24の両側に接続された通
気性スペーサ32を更に設けることができる。このスペ
ーサ32は空気がシェル24と使用者の背中との間を常
時流れるように使用者の背中から十分にシェル24を離
隔するように配置する。
【0024】またハウジング20の最前方部により形成
されるロケータ面(138)と、バイザー16の領域に
おいてフード14の内部とロケータ面とに取付けられた
インターロック圧力応答性ファスナ140,142とを
設ける。このファスナ140,142はハウジング20
に対する所望の位置においてフード14をハウジング2
0に取り外し自在に取り付ける。
されるロケータ面(138)と、バイザー16の領域に
おいてフード14の内部とロケータ面とに取付けられた
インターロック圧力応答性ファスナ140,142とを
設ける。このファスナ140,142はハウジング20
に対する所望の位置においてフード14をハウジング2
0に取り外し自在に取り付ける。
【0025】本発明の上記したおよび他の特徴と利点
は、明細書の下記の説明および特許請求の範囲に記載さ
れ、かつ、添付図面に示されている。
は、明細書の下記の説明および特許請求の範囲に記載さ
れ、かつ、添付図面に示されている。
【0026】
【発明の実施の形態】図1,図2,図5および図6につ
いて説明すると、本発明に係る手術用スーツは参照番号
10で全体が示されている。本実施例では、スーツ10
は手術室において使用されるように特に構成されている
が、使用者を周囲の環境から長時間に亘って隔離しなけ
ればならない「清浄室」のような他の場所においても使
用することができる。スーツ10は、ガウン12と、フ
ード14と、フード14のバイザー(visor )16とを
有している。スーツ10は、使用者の胴に接続される後
部パック(backpack)18を有している。スー
ツ10はまた、使用者の頭部の上方に離隔して配置され
たハウジング20と、後部パック18およびハウジング
20を接続しかつこれらを互いに対して所望の固定位置
に保持する支持手段22とを備えている。
いて説明すると、本発明に係る手術用スーツは参照番号
10で全体が示されている。本実施例では、スーツ10
は手術室において使用されるように特に構成されている
が、使用者を周囲の環境から長時間に亘って隔離しなけ
ればならない「清浄室」のような他の場所においても使
用することができる。スーツ10は、ガウン12と、フ
ード14と、フード14のバイザー(visor )16とを
有している。スーツ10は、使用者の胴に接続される後
部パック(backpack)18を有している。スー
ツ10はまた、使用者の頭部の上方に離隔して配置され
たハウジング20と、後部パック18およびハウジング
20を接続しかつこれらを互いに対して所望の固定位置
に保持する支持手段22とを備えている。
【0027】後部パック18について説明する。図2,
図3,図5および図6に示すように、後部パック18
は、使用者の背中の形状に略一致するシェル24を有し
ている。シェル24は、ABSのような硬質プラスチッ
ク材料から形成されている。詰め物がされた下方後部ク
ッション26がシェル24の下部に取付けられている。
一対のウイング部即ちヒップパッド28が、使用者の腰
部を包囲するようにクッション26から延びている。ベ
ルト30が、対向する一対のパッド28を接続するとと
もに、クッション26およびパッド28を所望の限りに
おいて使用者によって圧縮されるように配設されてい
る。
図3,図5および図6に示すように、後部パック18
は、使用者の背中の形状に略一致するシェル24を有し
ている。シェル24は、ABSのような硬質プラスチッ
ク材料から形成されている。詰め物がされた下方後部ク
ッション26がシェル24の下部に取付けられている。
一対のウイング部即ちヒップパッド28が、使用者の腰
部を包囲するようにクッション26から延びている。ベ
ルト30が、対向する一対のパッド28を接続するとと
もに、クッション26およびパッド28を所望の限りに
おいて使用者によって圧縮されるように配設されてい
る。
【0028】空気透過性または通気性(air-permeable
)のあるスペーサ32がシェル24の両側部に接続さ
れている。このスペーサ32は、ナイロンメッシュのパ
ネルの形態をなしている。このスペーサ32により、シ
ェル24は使用者の背中の上部から離隔されている。
)のあるスペーサ32がシェル24の両側部に接続さ
れている。このスペーサ32は、ナイロンメッシュのパ
ネルの形態をなしている。このスペーサ32により、シ
ェル24は使用者の背中の上部から離隔されている。
【0029】後部パック18はまた、詰め物がされた肩
帯34と、詰め物がされた肩帯36と、肩帯34および
36を接続する引張帯38とを有している。ベルト30
および肩帯34,肩帯36,引張帯38はそれぞれ、帯
の端部が挿通するリングを有している。ベルト30およ
び肩帯34,肩帯36,引張帯38は、これらのベルト
と帯を所望の長さに好都合に調整することができる、V
ELCROファスナのようなインターロック圧力応答性
ファスナ(interlocking,pressure-responsivefasner
s)を有している。
帯34と、詰め物がされた肩帯36と、肩帯34および
36を接続する引張帯38とを有している。ベルト30
および肩帯34,肩帯36,引張帯38はそれぞれ、帯
の端部が挿通するリングを有している。ベルト30およ
び肩帯34,肩帯36,引張帯38は、これらのベルト
と帯を所望の長さに好都合に調整することができる、V
ELCROファスナのようなインターロック圧力応答性
ファスナ(interlocking,pressure-responsivefasner
s)を有している。
【0030】12ボルトの電池42の形態をなす電源
が、シェル24の一部に含まれる開口44内に配設され
ている。棚即ちシェルフ46が電池42を支持するよう
にシェル24に設けられている。ベルト48が、電池4
2を所定の場所に保持するように開口44をまたいで延
びている。ベルト30および肩帯34,肩帯36,引張
帯38と同様に、ベルト48もまた、このベルトを素早
く緩めかつ素早く締めることができるインターロック圧
力応答性ファスナを有している。このような調整自在の
ベルト48を使用することにより、電池42を所要の場
合に素早く交換することができる。
が、シェル24の一部に含まれる開口44内に配設され
ている。棚即ちシェルフ46が電池42を支持するよう
にシェル24に設けられている。ベルト48が、電池4
2を所定の場所に保持するように開口44をまたいで延
びている。ベルト30および肩帯34,肩帯36,引張
帯38と同様に、ベルト48もまた、このベルトを素早
く緩めかつ素早く締めることができるインターロック圧
力応答性ファスナを有している。このような調整自在の
ベルト48を使用することにより、電池42を所要の場
合に素早く交換することができる。
【0031】矩形のハウジング50がシェル24の略中
間位置においてシェル24から後方へ突出している。ハ
ウジング50はダクト52を形成している。ファン54
がダクト52内に配置されている。シェル24の形状と
スペーサ32の圧力とにより、ファン54とダクト52
は使用者の背中から、使用者の背中とシェル24の内面
との間の空間を空気が流れることができるように十分な
距離に亘って離隔される。
間位置においてシェル24から後方へ突出している。ハ
ウジング50はダクト52を形成している。ファン54
がダクト52内に配置されている。シェル24の形状と
スペーサ32の圧力とにより、ファン54とダクト52
は使用者の背中から、使用者の背中とシェル24の内面
との間の空間を空気が流れることができるように十分な
距離に亘って離隔される。
【0032】次に、ハウジング20を図4を参照して説
明すると、ハウジング20は下部形成部60と上部形成
部62とを有している。そしてカバー64が上部形成部
62に取付けられている。下部形成部60および上部形
成部62は互いに連結して取り入れダクト(intake duc
t )66を形成している。環状の溝68がこの取り入れ
ダクト66の周囲を延びるように形成されている。そし
て複数の放出ベント70が、下部形成部60の下方前部
の周囲に配置されている。これらのベント70は、使用
者の顔へ向けて空気を放出するように後方にわずかに角
度が付されて配置されている。下部形成部60および上
部形成部62の前方部はプレナム(plenum)72を有し
ている。このプレナム72は、一部が、垂直な壁74お
よび傾斜壁75により形成されている。そしてファン7
6が傾斜壁75に形成された開口内に取付けられてい
る。図4からわかるように、ファン76を起動させる
と、空気は取り入れダクト66に引き入れられ、プレナ
ム72において加圧されて複数のベント70を通って放
出される。
明すると、ハウジング20は下部形成部60と上部形成
部62とを有している。そしてカバー64が上部形成部
62に取付けられている。下部形成部60および上部形
成部62は互いに連結して取り入れダクト(intake duc
t )66を形成している。環状の溝68がこの取り入れ
ダクト66の周囲を延びるように形成されている。そし
て複数の放出ベント70が、下部形成部60の下方前部
の周囲に配置されている。これらのベント70は、使用
者の顔へ向けて空気を放出するように後方にわずかに角
度が付されて配置されている。下部形成部60および上
部形成部62の前方部はプレナム(plenum)72を有し
ている。このプレナム72は、一部が、垂直な壁74お
よび傾斜壁75により形成されている。そしてファン7
6が傾斜壁75に形成された開口内に取付けられてい
る。図4からわかるように、ファン76を起動させる
と、空気は取り入れダクト66に引き入れられ、プレナ
ム72において加圧されて複数のベント70を通って放
出される。
【0033】空調が所望される場合には、熱電モジュー
ル(TEM)(thermoelectric module )とも呼ばれる
熱電ヒートポンプ(thermoelectric heat pump)78
が、ハウジング20内に配設される。この熱電モジュー
ル78は、取り入れダクト66内に配置された複数の大
きな金属製の熱吸収プレート(heat abstraction plate
s )80…を有している。これらの複数の熱吸収プレー
ト80…は平行に配置されている。そして熱電モジュー
ルチップ82が上部形成部62に形成された開口内に配
置されている。許容することができる熱電モジュールチ
ップ82としては、メルコール(Melcor)により
製造されているモデル番号CP1.4−127ー10L
がある。複数の平行に配置された金属製の放熱プレート
(heat dissipating plates )84が上部形成部62の
外側でかつカバー64の下に配設されている。図5に明
瞭に示すように、複数の熱吸収プレート80…は前方か
ら後方に向かう方向に配置されている。また図4に明瞭
に示すように、複数の放熱プレート84…は一方の側方
から他方の側方に向かう方向に整列して配置されてい
る。上記したアピスドルフの米国特許第5,193,3
47号には、適宜の熱電モジュール78とその構成およ
び動作が、回路,空気流の速度および温度降下性能とと
もに記載されている。
ル(TEM)(thermoelectric module )とも呼ばれる
熱電ヒートポンプ(thermoelectric heat pump)78
が、ハウジング20内に配設される。この熱電モジュー
ル78は、取り入れダクト66内に配置された複数の大
きな金属製の熱吸収プレート(heat abstraction plate
s )80…を有している。これらの複数の熱吸収プレー
ト80…は平行に配置されている。そして熱電モジュー
ルチップ82が上部形成部62に形成された開口内に配
置されている。許容することができる熱電モジュールチ
ップ82としては、メルコール(Melcor)により
製造されているモデル番号CP1.4−127ー10L
がある。複数の平行に配置された金属製の放熱プレート
(heat dissipating plates )84が上部形成部62の
外側でかつカバー64の下に配設されている。図5に明
瞭に示すように、複数の熱吸収プレート80…は前方か
ら後方に向かう方向に配置されている。また図4に明瞭
に示すように、複数の放熱プレート84…は一方の側方
から他方の側方に向かう方向に整列して配置されてい
る。上記したアピスドルフの米国特許第5,193,3
47号には、適宜の熱電モジュール78とその構成およ
び動作が、回路,空気流の速度および温度降下性能とと
もに記載されている。
【0034】一対の取り入れ開口86(図5)が、カバ
ー64の上方後部に形成されている。また一対の出口開
口88(図1)がカバー64の上部の両側に配設されて
いる。ファン90が、複数の放熱プレート84のすぐ上
でカバー64に配置されている。発泡絶縁ブラケット
(図示せず)が上部形成部62の上でかつカバー64の
下に設けらている。この絶縁ブラケットは、取り入れダ
クト66を通って流れる空気とカバー64の下を流れる
空気との間に大きな温度差を保持するのを容易にする作
用を行う。
ー64の上方後部に形成されている。また一対の出口開
口88(図1)がカバー64の上部の両側に配設されて
いる。ファン90が、複数の放熱プレート84のすぐ上
でカバー64に配置されている。発泡絶縁ブラケット
(図示せず)が上部形成部62の上でかつカバー64の
下に設けらている。この絶縁ブラケットは、取り入れダ
クト66を通って流れる空気とカバー64の下を流れる
空気との間に大きな温度差を保持するのを容易にする作
用を行う。
【0035】次に、支持手段22について説明する。支
持手段22の一部が図2,図3および図5乃至図11に
示されている。図5および図11に示すように支持手段
22は、使用者の脊椎の右側に配置される垂直方向に延
びる支持ロッド100と、使用者の脊椎の左側に配置さ
れる垂直方向に延びる支持ロッド102とを有してい
る。これらの支持ロッド100,102は、互いに略平
行に整列され、図2および図5に示すように後部パック
18とハウジング20とを接続している。支持ロッド1
00と支持ロッド102の上部は上方に延び、図4に示
すように下部形成部60の一部として組み込まれている
リセプタクル104に嵌挿されている。支持ロッド10
0および102は、両者間で相対的な動きをしないリセ
プタクル104内に堅固に取付けられている。
持手段22の一部が図2,図3および図5乃至図11に
示されている。図5および図11に示すように支持手段
22は、使用者の脊椎の右側に配置される垂直方向に延
びる支持ロッド100と、使用者の脊椎の左側に配置さ
れる垂直方向に延びる支持ロッド102とを有してい
る。これらの支持ロッド100,102は、互いに略平
行に整列され、図2および図5に示すように後部パック
18とハウジング20とを接続している。支持ロッド1
00と支持ロッド102の上部は上方に延び、図4に示
すように下部形成部60の一部として組み込まれている
リセプタクル104に嵌挿されている。支持ロッド10
0および102は、両者間で相対的な動きをしないリセ
プタクル104内に堅固に取付けられている。
【0036】1本の支持ロッドが十分な強度を有してい
る場合には、一本の支持ロッドだけを使用することがで
きる。更に、この支持ロッドの横断面は、丸以外の形
状、例えば、方形または三角形あるいはHビームまたは
Iビームの形状にすることもできる。
る場合には、一本の支持ロッドだけを使用することがで
きる。更に、この支持ロッドの横断面は、丸以外の形
状、例えば、方形または三角形あるいはHビームまたは
Iビームの形状にすることもできる。
【0037】図3に示すように略矩形のブラケット10
6が、図7および図8に示すように対向するように配置
された2つのタブ109を通って延びる1本のヒンジピ
ン108によりシェル24に回動可能に接続されてい
る。図10および図11に示すように柔軟な材料のクラ
ンプまたはブロック110がブラケット106の上部内
に配設され、このブロック110は支持ロッド100お
よび102が延びる一対のスロット111を有してい
る。制御ノブ112がブラケット106の外側に配置さ
れている。一対のアクチュエータリンク114,114
が制御ノブ112に接続され、ブロック110の両側に
延びている。図10および図11からわかるように、制
御ノブ112が時計廻り方向の位置まで廻されると、リ
ンク114,114によりスロット111,111は締
め付けられるので、支持ロッド100および102を圧
縮してロッドの垂直方向の動きを阻止する。制御ノブ1
12を反時計廻り方向へ廻すと、リンク114,114
はスロット111,111に加えられている力を解放す
るので、支持ロッド100および102を垂直方向へ動
かすことが可能になる。
6が、図7および図8に示すように対向するように配置
された2つのタブ109を通って延びる1本のヒンジピ
ン108によりシェル24に回動可能に接続されてい
る。図10および図11に示すように柔軟な材料のクラ
ンプまたはブロック110がブラケット106の上部内
に配設され、このブロック110は支持ロッド100お
よび102が延びる一対のスロット111を有してい
る。制御ノブ112がブラケット106の外側に配置さ
れている。一対のアクチュエータリンク114,114
が制御ノブ112に接続され、ブロック110の両側に
延びている。図10および図11からわかるように、制
御ノブ112が時計廻り方向の位置まで廻されると、リ
ンク114,114によりスロット111,111は締
め付けられるので、支持ロッド100および102を圧
縮してロッドの垂直方向の動きを阻止する。制御ノブ1
12を反時計廻り方向へ廻すと、リンク114,114
はスロット111,111に加えられている力を解放す
るので、支持ロッド100および102を垂直方向へ動
かすことが可能になる。
【0038】図7乃至図9について詳細に説明すると、
後部パック18はヒンジピン108を中心として回動調
整することができる機構を有している。この調整機構
は、シェル24から後方へ突出するねじ付きボルト11
6を有している。このボルト116は、プレート118
に形成された孔を通って延びている。そしてプレート1
18は、ブラケット106に形成されて垂直方向に延び
るスロット120内に配置されている。一対のレース1
22,122がスロット120の両側に形成されてお
り、プレート118の両側から突出するピン124を受
け入れている。ばね126が、シェル24とブラケット
106との間においてボルト116に巻装されている。
そして調整ナット128がボルト116に螺着されてい
る。
後部パック18はヒンジピン108を中心として回動調
整することができる機構を有している。この調整機構
は、シェル24から後方へ突出するねじ付きボルト11
6を有している。このボルト116は、プレート118
に形成された孔を通って延びている。そしてプレート1
18は、ブラケット106に形成されて垂直方向に延び
るスロット120内に配置されている。一対のレース1
22,122がスロット120の両側に形成されてお
り、プレート118の両側から突出するピン124を受
け入れている。ばね126が、シェル24とブラケット
106との間においてボルト116に巻装されている。
そして調整ナット128がボルト116に螺着されてい
る。
【0039】図7から分かるように、調整ナット128
が締められると、プレート118はばね126を圧縮
し、ブラケット106は連結されている支持ロッド10
0および102とともに、シェル24と平行する位置ま
で動かされる。調整ナット128が緩められると、ばね
126がプレート118をシェル24から離れる方向に
押すことにより、ブラケット106の下部をシェル24
から離隔するように回動させる。ばね126はブラケッ
ト106をシェル24から離隔するように常に付勢して
いるので、ブラケット106はシェル24に対して安定
な位置に保持される。
が締められると、プレート118はばね126を圧縮
し、ブラケット106は連結されている支持ロッド10
0および102とともに、シェル24と平行する位置ま
で動かされる。調整ナット128が緩められると、ばね
126がプレート118をシェル24から離れる方向に
押すことにより、ブラケット106の下部をシェル24
から離隔するように回動させる。ばね126はブラケッ
ト106をシェル24から離隔するように常に付勢して
いるので、ブラケット106はシェル24に対して安定
な位置に保持される。
【0040】図5に示すようにスペーサ130が、ブラ
ケット106の上部とハウジング20の下部との間の略
中間位置において支持ロッド100および102に連結
されている。このスペーサ130は、使用者の頭部の両
側で支持ロッド100および102から前方へ延びる一
対の突出部132,132を有している。これらの突出
部132はフード14の内面およびバイザー16の内面
と係合することにより、これらを使用者の顔から適正に
離隔保持するとともに、適宜の空気流を形成することが
できるようにしている。
ケット106の上部とハウジング20の下部との間の略
中間位置において支持ロッド100および102に連結
されている。このスペーサ130は、使用者の頭部の両
側で支持ロッド100および102から前方へ延びる一
対の突出部132,132を有している。これらの突出
部132はフード14の内面およびバイザー16の内面
と係合することにより、これらを使用者の顔から適正に
離隔保持するとともに、適宜の空気流を形成することが
できるようにしている。
【0041】電気スナップコネクタ(図示せず)が、シ
ェル24の外面に取付けられている。電気リード線(図
示せず)が、電池42を電気スナップコネクタの一方に
接続している。延長自在の電気リード線(図示せず)
が、スナップコネクタ、従って、電池42をファン5
0,76,90および熱電モジュールチップ82に接続
している。図4に示すように、スライドスイッチ134
がカバー64に取付けられ、かつ、前述の電気リード線
に接続されている。このスライドスイッチ134と電気
リード線は、ファンだけの作動、ファン作動による空調
を行わせるとともに、オフ位置を得るように接続されて
いる。所望の場合には、ポテンショメータまたは同様の
装置を回路に接続して、ファンの速度および/または空
調能力を可変自在とすることができる。
ェル24の外面に取付けられている。電気リード線(図
示せず)が、電池42を電気スナップコネクタの一方に
接続している。延長自在の電気リード線(図示せず)
が、スナップコネクタ、従って、電池42をファン5
0,76,90および熱電モジュールチップ82に接続
している。図4に示すように、スライドスイッチ134
がカバー64に取付けられ、かつ、前述の電気リード線
に接続されている。このスライドスイッチ134と電気
リード線は、ファンだけの作動、ファン作動による空調
を行わせるとともに、オフ位置を得るように接続されて
いる。所望の場合には、ポテンショメータまたは同様の
装置を回路に接続して、ファンの速度および/または空
調能力を可変自在とすることができる。
【0042】次にガウン12およびフード14について
説明する。図1および図4に示すように、ハウジング2
0の最前方にある前縁部が参照番号138で示されてい
る。VELCROファスナのようなインターロック圧力
応答性ファスナの対向するストリップ140,142
が、前縁部138とバイザー16の上方内縁部にそれぞ
れ取付けられている。かくして、前縁部138は、フー
ド14がハウジング20に対して正しく位置決めされる
ようにするロケータ面(locator surface )を提供す
る。インターロックファスナのストリップ140,14
2を用いることにより、フード16をハウジング20に
迅速かつ確実に連結させることができる。
説明する。図1および図4に示すように、ハウジング2
0の最前方にある前縁部が参照番号138で示されてい
る。VELCROファスナのようなインターロック圧力
応答性ファスナの対向するストリップ140,142
が、前縁部138とバイザー16の上方内縁部にそれぞ
れ取付けられている。かくして、前縁部138は、フー
ド14がハウジング20に対して正しく位置決めされる
ようにするロケータ面(locator surface )を提供す
る。インターロックファスナのストリップ140,14
2を用いることにより、フード16をハウジング20に
迅速かつ確実に連結させることができる。
【0043】図4に示すように略矩形のフラップ144
がフード14の一部として含まれている。VELCRO
ファスナのようなインターロック圧力応答性ファスナ1
46、148は、フラップ144の後部と、カバー64
の上方後部とに取付けられている。フラップ144は、
側方へ延びる出口開口88(図1)を覆うが、取り入れ
開口86は閉止しない。ファン90が動作すると、出口
開口88を通して外方へ流れる空気により、フラップ1
44は出口開口88から離隔するように持ち上げられ
る。
がフード14の一部として含まれている。VELCRO
ファスナのようなインターロック圧力応答性ファスナ1
46、148は、フラップ144の後部と、カバー64
の上方後部とに取付けられている。フラップ144は、
側方へ延びる出口開口88(図1)を覆うが、取り入れ
開口86は閉止しない。ファン90が動作すると、出口
開口88を通して外方へ流れる空気により、フラップ1
44は出口開口88から離隔するように持ち上げられ
る。
【0044】図4に示すようにフード14の後部は、矩
形のフィルタ部150を有している。このフィルタ部1
50は、環状の溝68に嵌挿されているゴムバンド15
2により、取り入れダクト66の周囲に取付けられるよ
うになっている。同様に、ゴムバンド154が、取り入
れ開口86および出口開口88の下方位置においてフー
ド14の上部をカバー64に保持している。図3につい
て特に説明すると、矩形のフィルタ部156がガウン1
2の後部の一部として組み込まれている。このフィルタ
部156はダクト52の上方に装着され、ゴムバンド1
58により所定の位置に保持されている。
形のフィルタ部150を有している。このフィルタ部1
50は、環状の溝68に嵌挿されているゴムバンド15
2により、取り入れダクト66の周囲に取付けられるよ
うになっている。同様に、ゴムバンド154が、取り入
れ開口86および出口開口88の下方位置においてフー
ド14の上部をカバー64に保持している。図3につい
て特に説明すると、矩形のフィルタ部156がガウン1
2の後部の一部として組み込まれている。このフィルタ
部156はダクト52の上方に装着され、ゴムバンド1
58により所定の位置に保持されている。
【0045】ガウン12およびフード14に使用される
材料は、ストライカ(Stryker)およびデ・ピュ
ーイ(De Puy)のような会社から商業的に入手す
ることができる。フィルタ150,156の材料も同様
に、商業的に入手することができる。フィルタ150,
156は、かかるフィルタに関して選択される材料の如
何に拘わらず、約0.1ミクロンのろ過能力を有するよ
うにすべきである。
材料は、ストライカ(Stryker)およびデ・ピュ
ーイ(De Puy)のような会社から商業的に入手す
ることができる。フィルタ150,156の材料も同様
に、商業的に入手することができる。フィルタ150,
156は、かかるフィルタに関して選択される材料の如
何に拘わらず、約0.1ミクロンのろ過能力を有するよ
うにすべきである。
【0046】スーツ10は、所定の場所にハウジング2
0がある場合にも、あるいはない場合にも、使用者が着
用することができる。いずれの場合にも、後部パック1
8は、図1および図2に示すように配置され、ベルト3
0は締められる。肩帯34および36は快適な位置に調
整され、帯38は肩帯34および36のたるみをなくす
ように締め付けられる。制御ノブ112を緩め次いで締
めることにより支持ロッド100,102を垂直方向に
調整してから、ハウジング20の下部形成部60を使用
者の頭部の上方の快適な位置、例えば、約2.5cm
(約1インチ)程度の距離離隔して配置すべきである。
図4に示す下部形成部60の垂直位置は、使用者の頭部
の妨害とならず、しかも複数のベント70が使用者の顔
に接近して配置されるように調整すべきである。ハウジ
ング20が垂直方向に調整された後は、図7〜図9に示
したナット128を時計廻り方向または反時計廻り方向
に回転してブラケット106をピン108を中心に回動
させる。ブラケット106は、使用者の頭部の上部の略
中央位置にハウジング20を位置決めするように、必要
に応じて回動させるべきである。
0がある場合にも、あるいはない場合にも、使用者が着
用することができる。いずれの場合にも、後部パック1
8は、図1および図2に示すように配置され、ベルト3
0は締められる。肩帯34および36は快適な位置に調
整され、帯38は肩帯34および36のたるみをなくす
ように締め付けられる。制御ノブ112を緩め次いで締
めることにより支持ロッド100,102を垂直方向に
調整してから、ハウジング20の下部形成部60を使用
者の頭部の上方の快適な位置、例えば、約2.5cm
(約1インチ)程度の距離離隔して配置すべきである。
図4に示す下部形成部60の垂直位置は、使用者の頭部
の妨害とならず、しかも複数のベント70が使用者の顔
に接近して配置されるように調整すべきである。ハウジ
ング20が垂直方向に調整された後は、図7〜図9に示
したナット128を時計廻り方向または反時計廻り方向
に回転してブラケット106をピン108を中心に回動
させる。ブラケット106は、使用者の頭部の上部の略
中央位置にハウジング20を位置決めするように、必要
に応じて回動させるべきである。
【0047】フード14は、インターロックファスナ1
40および142(図4)を連結することができるよう
に内側に廻される。次に、フード14は、ゴムバンド1
52、154がフィルタ部150およびフード14の上
部をそれぞれハウジング20に固着することができるよ
うに、ハウジング20の上方に配置される。そして図4
に示すフラップ144がカバー64の上部に配置され、
インターロックファスナ146,148が連結される。
40および142(図4)を連結することができるよう
に内側に廻される。次に、フード14は、ゴムバンド1
52、154がフィルタ部150およびフード14の上
部をそれぞれハウジング20に固着することができるよ
うに、ハウジング20の上方に配置される。そして図4
に示すフラップ144がカバー64の上部に配置され、
インターロックファスナ146,148が連結される。
【0048】ガウン12の後部のジッパー(図示せず)
を閉じて、使用者の身体の周囲にガウン12を装着す
る。図3に示すようにフィルタ部156はハウジング5
0の周囲に装着され、ゴムバンド158により所定位置
に保持される。次に、図4に示したスライドスイッチ1
34を、上記したように、「ファンだけ」の作動または
空調作動を行う位置に動かすことができる。
を閉じて、使用者の身体の周囲にガウン12を装着す
る。図3に示すようにフィルタ部156はハウジング5
0の周囲に装着され、ゴムバンド158により所定位置
に保持される。次に、図4に示したスライドスイッチ1
34を、上記したように、「ファンだけ」の作動または
空調作動を行う位置に動かすことができる。
【0049】図1および図2から明らかなように、バイ
ザー16は使用者の顔が損傷を受けないように著しく大
きく形成されている。バイザーは、使用者の耳の後方お
よび使用者の顎の下まで十分に延びている。
ザー16は使用者の顔が損傷を受けないように著しく大
きく形成されている。バイザーは、使用者の耳の後方お
よび使用者の顎の下まで十分に延びている。
【0050】本発明を好ましい形態においてある程度詳
細に説明したが、好ましい実施例についてのかかる説明
は、単なる例示であって、本発明の製品と範囲とから逸
脱することなく種々の変更を行うことができるものであ
る。
細に説明したが、好ましい実施例についてのかかる説明
は、単なる例示であって、本発明の製品と範囲とから逸
脱することなく種々の変更を行うことができるものであ
る。
【0051】本発明の有意の特徴は、使用者に対して最
高度の快適性を確保した無菌手術用スーツを提供するこ
とができることにある。頭部取付ヘルメットを使用する
先行技術の装置とは異なり、本発明は、空気流装置およ
び使用者の頭部との接触をなくすことにより使用者が感
じる不快感を完全になくすることができる。装置全体の
重量を後部パック、特に、使用者の腰部領域に係合する
詰め物がされた部分を有しかつ詰め物がされた肩帯を使
用する後部パックで支持することにより、本発明の装置
は、不快感を与えることなく長時間に亘って装着するこ
とができる。
高度の快適性を確保した無菌手術用スーツを提供するこ
とができることにある。頭部取付ヘルメットを使用する
先行技術の装置とは異なり、本発明は、空気流装置およ
び使用者の頭部との接触をなくすことにより使用者が感
じる不快感を完全になくすることができる。装置全体の
重量を後部パック、特に、使用者の腰部領域に係合する
詰め物がされた部分を有しかつ詰め物がされた肩帯を使
用する後部パックで支持することにより、本発明の装置
は、不快感を与えることなく長時間に亘って装着するこ
とができる。
【0052】本発明の別の重要な特徴は、空気をフード
14およびガウン12を通して流す態様にある。スペー
サ130の突出部132により、フード14とバイザー
16を常時使用者の頭部および首から離隔させておくこ
とができる。フード14とガウン12は使用者の肩の領
域に緩く装着されるので、複数のベント70を通して放
出される空気は使用者の顔および頭部を通りかつ使用者
の上半身の周囲を通って下方向へ容易に流れる。図3か
ら分かるように、スペーサ32は、シェル24を使用者
の背中から離隔させることにより、空気がシェル24と
使用者の背中との間を流れることができる通路が容易に
得られるので、使用者の胴の上部を有効に冷却すること
ができる。
14およびガウン12を通して流す態様にある。スペー
サ130の突出部132により、フード14とバイザー
16を常時使用者の頭部および首から離隔させておくこ
とができる。フード14とガウン12は使用者の肩の領
域に緩く装着されるので、複数のベント70を通して放
出される空気は使用者の顔および頭部を通りかつ使用者
の上半身の周囲を通って下方向へ容易に流れる。図3か
ら分かるように、スペーサ32は、シェル24を使用者
の背中から離隔させることにより、空気がシェル24と
使用者の背中との間を流れることができる通路が容易に
得られるので、使用者の胴の上部を有効に冷却すること
ができる。
【0053】本発明は、図4に示すようにスーツ10に
取り込んだ周囲の空気を取り入れダクト66の上流側に
配置されたフィルタ150を通して引き入れるという点
において、「隔離」系(isolated system )を提供する
ものである。空気が使用者の顔および上半身を通った後
は、図3に示すダクト52の下流に配置されたフィルタ
156を通して放出される。従って、使用者の頭部およ
び上半身は周囲雰囲気から完全に隔離される。
取り込んだ周囲の空気を取り入れダクト66の上流側に
配置されたフィルタ150を通して引き入れるという点
において、「隔離」系(isolated system )を提供する
ものである。空気が使用者の顔および上半身を通った後
は、図3に示すダクト52の下流に配置されたフィルタ
156を通して放出される。従って、使用者の頭部およ
び上半身は周囲雰囲気から完全に隔離される。
【0054】本発明は、周囲の空気の温度を下げるうえ
で極めて有効であることがわかった。例えば、周囲の温
度が約22.7℃(73°F)である場合には、ファン
のすぐ上流側の温度を測定したところ約14.8℃(5
8.8°F)であり、ファンのすぐ下流側の測定温度は
約16.0℃(63.0°F)であった。流量は、平均
約4.49SCFMであった。周囲と比べて約6.7℃
(約10°F)の温度降下は、使用者の顔および上半身
を通る約3ー15SCFMの空気流と組み合わされる
と、使用者にとって快適な環境を提供するうえで有意の
ファクタを構成する。熱電モジュール78が全出力で動
作する場合には、約9.1℃(16°F)以上の温度降
下を得ることができるものと考えられる。より低い出力
レベルでの連続動作の場合には、約4.5℃(約8°
F)程度の温度降下を得ることができるものと考えられ
る。
で極めて有効であることがわかった。例えば、周囲の温
度が約22.7℃(73°F)である場合には、ファン
のすぐ上流側の温度を測定したところ約14.8℃(5
8.8°F)であり、ファンのすぐ下流側の測定温度は
約16.0℃(63.0°F)であった。流量は、平均
約4.49SCFMであった。周囲と比べて約6.7℃
(約10°F)の温度降下は、使用者の顔および上半身
を通る約3ー15SCFMの空気流と組み合わされる
と、使用者にとって快適な環境を提供するうえで有意の
ファクタを構成する。熱電モジュール78が全出力で動
作する場合には、約9.1℃(16°F)以上の温度降
下を得ることができるものと考えられる。より低い出力
レベルでの連続動作の場合には、約4.5℃(約8°
F)程度の温度降下を得ることができるものと考えられ
る。
【0055】本例の手術用スーツ10は、使用者の頭部
の周囲に緩く装着されるフード14と、使用者の身体の
周囲に緩く装着されるガウン12とを備えている。フー
ドには、使用者が外を見ることができる大きなバイザー
16が設けられている。ハウジング20が使用者の頭部
の上方とフードの下方へ離隔して配置されている。ハウ
ジングは、後部パック18に連結された垂直方向に延び
る支持ロッド100および102により使用者の頭部の
上方に支持されている。ファン76がハウジング内に配
置されているとともに、熱電モジュール78を任意に配
設することができる。放出ファン54が後部パック18
の一部として組み込まれている。ハウジング20内のフ
ァン76は、空気をフィルタ150を介して引き入れ
て、使用者の顔に通す。後部パック18内のファン54
は空気を使用者の上半身から下方向へ導き、ガウン12
からフィルタ156を介して排出する。
の周囲に緩く装着されるフード14と、使用者の身体の
周囲に緩く装着されるガウン12とを備えている。フー
ドには、使用者が外を見ることができる大きなバイザー
16が設けられている。ハウジング20が使用者の頭部
の上方とフードの下方へ離隔して配置されている。ハウ
ジングは、後部パック18に連結された垂直方向に延び
る支持ロッド100および102により使用者の頭部の
上方に支持されている。ファン76がハウジング内に配
置されているとともに、熱電モジュール78を任意に配
設することができる。放出ファン54が後部パック18
の一部として組み込まれている。ハウジング20内のフ
ァン76は、空気をフィルタ150を介して引き入れ
て、使用者の顔に通す。後部パック18内のファン54
は空気を使用者の上半身から下方向へ導き、ガウン12
からフィルタ156を介して排出する。
【0056】
【発明の効果】空気流装置および使用者の頭部との接触
をなくすことにより使用者が感じる不快感を完全になく
することができるとともに、装置全体の重量を後部パッ
クで支持することにより、スーツは不快感を与えること
なく長時間に亘って装着することができる。また、スー
ツは隔離系を構成しているので、フィルタを介して取り
込んだ空気は、空気が使用者の顔および上半身を通った
後は、ダクトの下流に配置されたフィルタを介して放出
される。従って、使用者の頭部および上半身は周囲雰囲
気から完全に隔離され、着用者に無菌性を提供すること
ができる。
をなくすことにより使用者が感じる不快感を完全になく
することができるとともに、装置全体の重量を後部パッ
クで支持することにより、スーツは不快感を与えること
なく長時間に亘って装着することができる。また、スー
ツは隔離系を構成しているので、フィルタを介して取り
込んだ空気は、空気が使用者の顔および上半身を通った
後は、ダクトの下流に配置されたフィルタを介して放出
される。従って、使用者の頭部および上半身は周囲雰囲
気から完全に隔離され、着用者に無菌性を提供すること
ができる。
【図1】本発明に係る手術用スーツの斜視図である。
【図2】本発明の手術用スーツの側面図である。
【図3】ハウジング支持手段と排気ファンの部分断面拡
大側面図である。
大側面図である。
【図4】内蔵された熱電モジュールを示す、ハウジング
の拡大横断面図である。
の拡大横断面図である。
【図5】本発明の手術用スーツの背面図である。
【図6】本発明の手術用スーツの正面図である。
【図7】ハウジングの前方位置に対応する位置にあるブ
ラケットを示す、支持手段の一部としての調整自在のブ
ラケットの拡大横断面図である。
ラケットを示す、支持手段の一部としての調整自在のブ
ラケットの拡大横断面図である。
【図8】ハウジングの後方位置に対応する位置にあるブ
ラケットを示す図7と同様の拡大横断面図である。
ラケットを示す図7と同様の拡大横断面図である。
【図9】図7の9−9線の面に沿って見たブラケットの
部分の拡大図である。
部分の拡大図である。
【図10】支持ロッドを垂直方向の調整する機構を示
す、図7の10−10線の面に沿って見た横断面図であ
る。
す、図7の10−10線の面に沿って見た横断面図であ
る。
【図11】図7の11−11線の面に沿って見た支持ロ
ッド調整機構を示す横断面図である。
ッド調整機構を示す横断面図である。
10 手術用スーツ 12 ガウン 14 フード 16 バイザー 18 後部パック 20 ハウジング 22 支持手段 24 シェル 26 クッション 28 ヒップパッド 30 ベルト 32 スペーサ 34 肩帯 36 肩帯 38 引張帯 42 電源 44 開口 46 棚 48 ベルト 50 ハウジング 52 ダクト 54 ファン 60 下部形成部 62 上部形成部 64 カバー 66 取り入れダクト 68 周辺溝 70 放出ベント 72 プレナム 74 垂直壁 75 傾斜壁 76 ファン 78 熱電ヒートポンプ 80 熱抽出プレート 82 熱電モジュールチップ 84 放熱プレート 86 取り入れ開口 88 出口開口 90 ファン 100 支持ロッド 102 支持ロッド 104 リセプタクル 106 ブラケット 108 ヒンジピン 109 タブ 110 ブロック 111 スロット 112 制御ノブ 114 アクチュエータリンク 116 ねじ付きボルト 118 プレート 120 スロット 122 レース 124 ピン 126 ばね 128 調整ナット 130 スペーサ 132 突出部 134 スライドスイッチ 138 前縁部 140 ストリップ 142 ストリップ 144 フラップ 146 ファスナ 148 ファスナ 150 フィルタ部 152 ゴムバンド 154 ゴムバンド 156 フィルタ部 158 ゴムバンド
フロントページの続き (72)発明者 ジェフリ エム コールマン アメリカ合衆国、オハイオ州44118、クリ ーヴランド ハイツ、カドウェル アヴェ ニュー1849 (72)発明者 リチャード オー マッカーシー アメリカ合衆国、オハイオ州44136、スト ロングスヴィル、スプリングフィールド サークル20742
Claims (20)
- 【請求項1】 使用者の頭部と上半身に空気流を供給す
ることができる手術用スーツであって、 前記使用者の顔の前方に配置される透明なバイザーを備
え、前記使用者の前記頭部の周囲に緩く装着されるフー
ドと、 前記使用者の身体の周囲に緩く装着されかつ前記フード
との間に略一体的な接続を形成するように前記フードに
接続されるガウンと、 前記使用者の前記頭部の上方でかつ前記フードの下に離
隔して配設され、使用の際には前記フードと前記バイザ
ーの重量の実質的な部分を支持し、取り入れダクトによ
り前記フードの外側の雰囲気と流体連通し、しかも前記
フード内で空気を下方に放出する放出ベントを備えるハ
ウジングと、 前記取り入れダクトおよび前記放出ベントを通して空気
を流すように前記ハウジング内に配置されたファンと、 前記使用者が制限を受けることなく前記使用者の前記頭
部を動かすことができるように前記使用者の前記頭部の
周囲で離隔した関係で前記ハウジングを支持するように
前記使用者の胴に接続された支持手段と、 前記支持手段により担持されかつ前記ファンに電気的に
接続された電源と、 前記電源と前記ファンとの間に電気的に接続され、所望
の場合に前記ファンを起動させあるいは前記ファンの作
動を停止させるファン制御器とを備えることを特徴とす
る手術用スーツ。 - 【請求項2】 前記ファン制御器は前記ファンの速度を
変える電気回路を含んでいることを特徴とする請求項1
に記載の手術用スーツ。 - 【請求項3】 2つ以上のベントが配設され、前記2つ
以上のベントは前記ベントから放出される空気流が前記
使用者の前記顔へ向かうように配置されかつ配向されて
いることを特徴とする請求項1に記載の手術用スーツ。 - 【請求項4】 前記ハウジングは空気が前記ファンによ
り吹き込まれかつ空気が前記ベントを通して放出される
プレナムを有することを特徴とする請求項1に記載の手
術用スーツ。 - 【請求項5】 前記ハウジングにより担持され、放熱側
と熱吸収側とを有し、前記熱吸収側は前記取り入れダク
ト内に配置されかつ前記取り入れダクトを通して流れる
空気と熱伝導関係にある熱電モジュールと、 前記電源と前記熱電モジュールとの間に配置された電気
接続と、 所望の場合に前記ファンと前記熱電モジュールの双方を
起動させるように前記ファン制御器の一部として含まれ
る制御回路とを更に備えることを特徴とする請求項1に
記載の手術用スーツ。 - 【請求項6】 前記熱電モジュールの前記放熱側は前記
ハウジングの外側に配置され、前記手術用スーツは更
に、 前記ハウジングに装着されたカバーを備え、前記熱電モ
ジュールの前記放熱側は前記カバーの下に配置され、前
記カバーは周囲の空気を引き入れることができる入口開
口と加熱された空気を排出する出口開口とを有してお
り、更に前記カバーの下に配置された第2のファンを備
え、前記第2のファンは前記電源と前記ファン制御器に
電気的に接続されているとともに、起動されると空気を
前記入口開口内に引き入れかつ前記出口開口を通して放
出することを特徴とする請求項5に記載の手術用スー
ツ。 - 【請求項7】 前記支持手段は前記使用者の背中の形状
に略一致するシェルと、 前記シェルから略垂直に延びるように前記シェルに接続
されるとともに前記ハウジングに接続された支持ロッド
とを備えることを特徴とする請求項1に記載の手術用ス
ーツ。 - 【請求項8】 2つの支持ロッドが配設され、第1の支
持ロッドは前記使用者の脊椎の一方の側に配置されかつ
第2の支持ロッドは使用者の脊椎の他方の側に配置さ
れ、前記第1と第2の支持ロッドは互いに略平行に配置
されていることを特徴とする請求項7に記載の手術用ス
ーツ。 - 【請求項9】 前記シェルに連結されたブラケットを更
に備え、前記支持ロッドは前記ブラケットに連結され、
前記ブラケットは前記支持ロッドを垂直方向に調整する
ことができるとともに水平軸線を中心に回動させること
ができる調整機構を有することを特徴とする請求項7に
記載の手術用スーツ。 - 【請求項10】 前記垂直方向の調整は、 前記支持ロッドが延びるフレキシブルなクランプと、 前記クランプに連結されたアクチュエータアームと、 前記アクチュエータに連結され、前記クランプが前記支
持ロッドにきつく係合するロック位置と前記クランプが
前記支持ロッドと緩く係合する非ロック位置との間で動
くことができる制御ノブとにより行われることを特徴と
する請求項9に記載の手術用スーツ。 - 【請求項11】 回動調整は、 前記シェルに連結され、前記ブラケットの開口を通して
延びるねじ付きボルトと、 前記ブラケットと前記シェルとの間に配設されて前記ブ
ラケットを前記シェルから離れるように付勢するばね
と、 前記ボルトに螺装され、前記ブラケットと係合しかつ前
記ばねを圧縮するナットとにより行われることを特徴と
する請求項9に記載の手術用スーツ。 - 【請求項12】 前記支持手段は、 前記使用者の腰部の周囲に取着されるようになっている
詰め物がされたベルトと、 前記使用者の肩の上を延び、前記ベルトの前部に接続さ
れ、かつ、前記ベルトに対して調整自在となっている肩
帯と、 前記肩帯を接続し、長さが調整自在の側方へ延びる引張
帯とを有することを特徴とする請求項1に記載の手術用
スーツ。 - 【請求項13】 前記支持手段により担持されかつ前記
ガウンの下に配置されたファンを更に備え、該ファンは
前記電源に電気的に接続されかつ動作すると空気を前記
ガウンと前記フード内へ引き入れるとともに前記ガウン
の外側へ放出することを特徴とする請求項1に記載の手
術用スーツ。 - 【請求項14】 前記ファンの領域内の前記シェルと前
記使用者の背中の中間において前記シェルの両側に接続
された通気性スペーサを更に備え、前記スペーサは空気
が前記シェルと前記使用者の背中との間を常時流れるよ
うに前記使用者の背中から十分に前記シェルを離隔する
ように配置されていることを特徴とする請求項13に記
載の手術用スーツ。 - 【請求項15】 前記スペーサはナイロンメッシュのパ
ネルであることを特徴とする請求項14に記載の手術用
スーツ。 - 【請求項16】 前記ハウジングの最前方部により形成
されるロケータ面と、 前記バイザーの領域において前記フードの内部と前記ロ
ケータ面とに取付けられたインターロック圧力応答性フ
ァスナとを備え、前記ファスナは前記ハウジングに対す
る所望の位置において前記フードを前記ハウジングに取
り外し自在に取り付けることを特徴とする請求項1に記
載の手術用スーツ。 - 【請求項17】 前記ガウンと前記フードは空気が前記
使用者の頭部の周囲から前記使用者の胴の周囲へ下方へ
流れることができるように前記使用者の首と肩に対して
十分に緩められていることを特徴とする請求項1に記載
の手術用スーツ。 - 【請求項18】 フィルタ材料から形成され、かつ、前
記フードの後部の一部として含まれかつ使用の際に前記
取り入れダクトの周囲に緊密に装着される第1のパネル
を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の手術用
スーツ。 - 【請求項19】 前記使用者の胴の領域において前記支
持手段から延びるダクト形成ファン支持ハウジングおよ
び前記ハウジング内に配置された第2のファンと、 前記ガウンの一部として組み込まれかつ使用の際には前
記ファン支持ハウジングの周囲に緊密に装着されるフィ
ルタ材料からなる第2のパネルとを更に備えることを特
徴とする請求項1に記載の手術用スーツ。 - 【請求項20】 使用者の頭部および上半身に空調され
た空気流を供給することができる手術用スーツであっ
て、 前記使用者の前記頭部に緩く装着されかつ前記使用者の
顔の前方に配置された透明なバイザーを有するフード
と、 前記使用者の身体の周囲に緩く装着されかつ略一体的な
接続を形成するように前記フードに接続されたガウン
と、 前記使用者の前記頭部の上方でかつ前記フードの下に離
隔して配設され、使用の際には前記フードと前記バイザ
ーの重量の実質的な部分を支持し、取り入れダクトによ
り前記フードの外側の雰囲気と流体連通し、しかも前記
フード内で空気を下方に放出する放出ベントを有するハ
ウジングと、 前記取り入れダクトおよび前記放出ベントを通して空気
を流すようにハウジング内に配置された第1のファン
と、 前記ハウジングにより担持され、放熱側と熱吸収側とを
有し、前記熱吸収側は前記取り入れダクト内に配置され
かつ取り入れダクトを通して流れる空気と熱伝導関係に
ある熱電モジュールと、 前記ハウジングに装着されたカバーとを備え、前記熱電
モジュールの前記放熱側は前記ハウジングの外側でかつ
前記カバーの下の配置され、前記カバーは周囲の空気を
引き入れることができる入口開口と加熱された空気を放
出する出口開口とを有しており、更に前記カバーの下の
配置され、起動されると空気を前記入口開口内に引き入
れかつ前記出口開口を通して放出する第2のファンと、 前記使用者が制限を受けることなく前記使用者の前記頭
部を動かすことができるように前記使用者の前記頭部の
周囲で離隔した関係で前記ハウジングを支持するように
前記使用者の胴に接続された支持手段と、 前記支持手段により担持されかつ前記第1のファン,前
記第2のファンおよび前記熱電モジュールに電気的に接
続された電源と、 前記電源と前記第1のファン,前記第2のファンおよび
前記熱電モジュールとの間に電気的に接続され、所望の
場合に前記第1および第2のファンまたは前記第1のフ
ァン,前記第2のファンおよび前記熱電モジュールを選
択的に起動させあるいは前記ファンの作動を停止させる
ファン制御器とを備えることを特徴とする手術用スー
ツ。
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