JPH09324055A - 湿式摩擦材の製造方法 - Google Patents

湿式摩擦材の製造方法

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JPH09324055A
JPH09324055A JP8165398A JP16539896A JPH09324055A JP H09324055 A JPH09324055 A JP H09324055A JP 8165398 A JP8165398 A JP 8165398A JP 16539896 A JP16539896 A JP 16539896A JP H09324055 A JPH09324055 A JP H09324055A
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friction
carbon fiber
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friction material
resin
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Toyomi Fujimori
豊美 藤森
Akihiko Kasai
昭彦 葛西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた摩擦係数ならびに耐摩耗性をバランス
よく兼備する炭素系湿式摩擦材の製造方法を提供する。 【解決手段】 クロスピッチ幅が0.7〜3.0mmの炭
素繊維平織クロスに熱硬化性樹脂溶液を含浸して35〜
50%の樹脂分を被着させ、加熱硬化して得られた細孔
直径0.1〜300μm における気孔率が0.5〜35
%の硬化シートを所定形状に裁断加工した後、金属支持
板に接合する。好ましくは気孔率を0.5〜20%に制
御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】相対する摩擦面間に潤滑油な
どの油液が介在する状態で使用される湿式摩擦材は、ブ
レーキライニング、ディスクパッドやクラッチフェーシ
ングとして有用されており、従来からペーパー系、ゴム
系、焼結金属系、炭素系など各種の摩擦材が知られてい
る。
【0002】本発明は、湿式で使用される炭素系の摩擦
材を製造するための方法に係り、特にブレーキライニン
グあるいはクラッチフェーシングとして好適な摩擦性能
をバランスよく具備する炭素繊維を主成分とする湿式摩
擦材の製造方法に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、炭素繊維を主成分とする摩擦材と
しては、炭素繊維基材を樹脂結合材または炭素結合材で
結合した複合組織の材料が開発されている。特に冷却油
中で使用される湿式摩擦材として、例えば1つの支持材
料、および、有機樹脂バインダーを含浸した炭素繊維ウ
エブを含む1つの摩擦層、から成る、可動部分間の力の
伝達用油中運転用摩擦要素(特開昭50−72050 号公
報)、炭素繊維のような繊維状物質および結合剤を含む
組成物を加圧加熱成形後、350〜1000℃で非酸化
性雰囲気中で加熱する摩擦材の製造法(特開昭62−2152
8 号公報)、炭素繊維織物をフラン樹脂等で固めた成形
物を焼成して得られる炭素材に、コールタールまたはコ
ールタールおよび/またはピッチとフラン樹脂とを含浸
させたのち焼成し、含浸、焼成を繰り返し、且つ少なく
とも1回は2300℃以上で焼成して得られた動的摩擦
係数が0.1〜0.40、摩耗量が100×10-4mm/
面/停止以下である炭素繊維強化炭素摩擦材(特公昭60
−54270 号公報)等がこの種の炭素系摩擦材に該当す
る。
【0004】このほか、特公平2−37492号公報に
は、連続多孔度を有する炭素繊維の支持体に熱分解炭素
の被膜を形成して前記連続多孔度が15〜85%の範囲
にあるエネルギー吸収用摩擦アセンブリーが、特公平2
−40890号公報には、炭素繊維で織って形成される
網目状織布と、化学的蒸着(CVD) 処理によって前記炭素
繊維の表面にのみ炭素被膜を施し、炭素被膜形成後も網
目状織布が多孔性を保持している湿式摩擦材料が開示さ
れている。また、特開平7−12158号公報には摩擦
調整剤および結合剤を主成分とする混和物を含有する連
続ヤーンと、主として結合剤を含有する連続ヤーンとを
所定の本数ずつ撚り合わせた撚糸からなり、主として結
合剤を含有する連続ヤーンが多数の微細な空隙を有する
摩擦材が提案されているが、湿式摩擦材ではないため油
状成分の吸蔵保持性については検討されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】湿式摩擦材は、使用時
に潤滑油などの油状成分が常に摩擦面間に介在すること
が要求される関係で、摩擦材自体が有する油液の保持能
力が耐焼付け性および耐摩耗性に大きな影響を与える。
このため、摩擦材の組織内部に油液を吸蔵保持するため
の適度の気孔や空隙を保有させることが必要となる。と
ころが、従来技術のように炭素繊維基材に炭化性の樹脂
類やピッチなどの結合材を被着成形したのち非酸化性雰
囲気中で焼成炭化する方法で得られるC/C材(炭素繊
維強化炭素複合材)は、結合材成分が揮散した後の気孔
が多くなり過ぎて油液を吸蔵保持する能力が減退し、同
時に炭素繊維の弾性率が増大することにより組織が脆弱
化してハンドリング性を損ねたり、摩擦特性を変動させ
るため、湿式摩擦材としては改善の余地が残されてい
る。
【0006】また、C/C複合系の摩擦材は製造工程の
加熱硬化および焼成炭化段階で結合材成分から発生する
縮合水や分解ガスがマトリックス組織中に吸蔵されて発
泡現象を生じ、この状態で炭化が進行する関係で炭化過
程で材質組織に亀裂や破損が発生したり、得られる摩擦
材の強度が極端に低下して正常な摩擦特性の付与が困難
となる問題がある。この問題は、特公平2−37492
号公報や特公平2−40890号公報に記載されている
ように炭素繊維面にCVDによって直接炭素被膜を形成
する方法を採れば生じることはないが、CVD操作には
高価な処理設備と煩雑な条件設定が必要となるため、工
業的な摩擦材の製造手段としては有利性に乏しい。
【0007】本出願人は、炭素繊維を基材として油状成
分の吸蔵保持性に優れる湿式炭素系摩擦材を製造する方
法につき鋭意研究を重ねた結果、特定のクロスピッチ幅
を有する炭素繊維平織クロスにカーボンブラックを炭化
性の熱硬化性樹脂液に配合した組成の混練物を被着した
CFRP材、あるいはこれを炭化処理したC/C材であ
っても再度前記と同一組成の混練物を被着した材料は極
めて優れた油保持能力を有し、摩擦特性を効果的に改善
し得ることを確認して、特願平7−251768号とし
て提案した。
【0008】本発明者らは、引き続き研究を進めた結
果、炭素繊維の平織クロスのトウの部分を樹脂成分によ
り緻密化して基材を強固にすることにより、形成される
トウ−トウ間の凹凸部や空隙部には油状物質が充分に保
持され、気孔率を低位にしても充分な冷却効果が発揮さ
れ、また摩耗が大幅に低減できることを見い出した。
【0009】本発明は、上記の知見に基づいて開発され
たもので、その目的とするところは高度の摩擦係数なら
びに耐摩耗性をバランスよく兼備する炭素系湿式摩擦材
の工業的な製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による炭素質湿式摩擦材の製造方法は、クロ
スピッチ幅が0.7〜3.0mmの炭素繊維平織クロスに
熱硬化性樹脂溶液を含浸して35〜50%の樹脂分を被
着させ、加熱硬化して得られた細孔直径0.1〜300
μm における気孔率が0.5〜35%の硬化シートを所
定形状に裁断加工した後、金属支持板に接合することを
構成上の特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の摩擦材を構成する炭素繊
維基材としては、ポリアクリロニトリル系、レーヨン
系、ピッチ系等の各種原料から製造されたものが用いら
れるが、特にクロスピッチ幅が0.7〜3.0mmの平織
クロスが選択的に使用される。本発明で特定する炭素繊
維平織クロスのクロスピッチ幅とは、炭素繊維フィラメ
ントのトウを平織り編組した布地における隣合う経糸同
士または緯糸同士の間隙を意味する。更に、炭素繊維基
材は、トウに撚りを与えて編組した前記性状の平織クロ
スを用いると一層油状成分の保持機能を向上させること
ができる。なお、用いる炭素繊維平織クロスは、濡れ性
を改善するための表面処理を施したものであってもよ
い。
【0012】クロスピッチ幅を0.7〜3.0mmの範囲
に限定するのは、油状成分を充分に吸蔵保持し、かつそ
の流れを円滑化するために重要な要件で、該クロスピッ
チ幅が0.7mmを下回ると油の流れが妨げられて冷却効
果が低下し、他方、3.0mmを越えると油の流れは円滑
となるが、吸蔵保持能力が低下して局部的な発熱に対し
て冷却し難くなる。より好ましいクロスピッチ幅は1.
5〜2.5mmで、この範囲に設定することにより高摩擦
係数と低摩耗量とを一層バランスよく確保することが可
能となる。
【0013】炭素繊維平織クロスに含浸する熱硬化性樹
脂溶液としては、例えばフェノール系樹脂、フラン系樹
脂、エポキシ系樹脂あるいはこれらの混合樹脂等の炭化
性の熱硬化性樹脂液をメタノール、エタノール、エーテ
ル、アセトン等の適宜な有機溶媒に溶解した溶液が用い
られる。熱硬化性樹脂溶液の濃度は炭素繊維平織クロス
に被着させる樹脂量との関係で調整されるが、均一に含
浸させるためには低粘度であることが好ましく、粘度8
00cp以下、乾燥硬化後の不揮発分(JIS K-6833)が4
0〜70重量%の範囲に調整する。
【0014】熱硬化性樹脂溶液を炭素繊維平織クロスに
含浸する方法としては、塗布、浸漬などの常用の手段が
適用される。この場合、炭素繊維平織クロスに被着する
樹脂量としては、〔(被着樹脂体積)/(被着樹脂体積
+炭素繊維体積)×100〕で表される樹脂分が35〜
50%の範囲になるように制御することが必要である。
被着樹脂分が35%未満では気孔率が高くなり、摩擦材
として使用時に摩擦面の摩耗が増大する。また被着樹脂
分が50%を越えると油状物質を保持する空隙部や凹凸
部が減少し摩擦係数が増大するためである。被着樹脂分
を35〜50%の範囲に調整することにより硬化シート
の細孔直径0.1〜300μm における気孔率を0.5
〜35%に制御することが可能となる。
【0015】所定量の樹脂分を被着した炭素繊維平織ク
ロスは100〜140℃で風乾して有機溶媒を揮散除去
しプリプレグシートを得たのち、加熱硬化する。加熱硬
化はプリプレグを耐熱性の金属板、セラミック等の平板
に挟持して5〜40gf/cm2の加圧下に保持しながら加熱
炉内に設置し、10℃/hr以下の昇温速度で200〜3
00℃の温度に加熱し、適宜時間保持することにより行
われる。5gf/cm2未満の加圧力ではクロスの変形が大き
くなって平板が得難く、また加圧力が40gf/cm2を越え
ると炭素繊維の織り目の凹凸が失われるためである。こ
の場合、炭素繊維トウのフィラメント数、クロスピッチ
幅、熱硬化性樹脂溶液濃度などを変えて被着樹脂分を所
定値に調整することにより硬化シート(CFRPシー
ト)の細孔直径0.1〜300μm における気孔率を
0.5〜35%の範囲に制御することが可能となる。気
孔率が35%を越えると摩耗量が増大して、摩擦係数と
耐摩耗性をバランス良く付与することができない。な
お、好ましくは細孔直径0.1〜300μm における気
孔率を0.5〜20%に制御する。
【0016】硬化シートは摩擦材用途により厚さ0.3
〜1.5mmのドーナツ状やセグメントなどの所定の形状
に打ち抜き裁断加工する。裁断加工したCFRPの硬化
シートは、例えば鉄板のような金属支持板に一体に接合
される。接合は樹脂質の接着材を介して熱圧する方法で
行われるが、予め金属支持板の表面をショットブラスト
して粗面化したのちマトリックス結合材と同一の熱硬化
性樹脂液を被覆しておき、これに硬化シートを熱圧接合
する方法を採ることが好ましい。接合後は乾燥処理して
湿式摩擦材が製造される。
【0017】本発明により製造された湿式摩擦材は単層
のCFRP複合組織の摩擦面を備え、炭素繊維のトウの
部分は熱硬化性樹脂により緻密、強固に結合されてい
る。また、経糸と緯糸により形成されたトウ−トウ間の
凹凸部や空隙部は冷却用の油の保持および油の円滑な流
れを確保するために機能する。そして、細孔直径0.1
〜300μm における気孔率を0.5〜35%の範囲に
設定制御することにより強度特性が向上し、摩耗量を大
幅に低減化することが可能となる。
【0018】このように、本発明の炭素系湿式摩擦材の
製造方法によれば、炭素繊維平織クロスのトウの部分は
熱硬化性樹脂の硬化物により緻密、強固に結合され、ま
たトウ−トウ間に形成される空隙部や凹凸部には冷却用
の油状物質が安定保有されるので摩擦面には常に油状成
分が円滑に供給保持され、摩擦面のCFRP組織の気孔
率を低位に設定しても優れた摩擦性能が付与され、また
摩擦面の摩耗量を大幅に低減化することが可能となる。
したがって、摩擦面の異常発熱が防止され、高度の摩擦
性能および耐摩耗性がバランス良く付与することが可能
となる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を比較例と対比して具
体的に説明する。
【0020】実施例1〜6、比較例1〜5 炭素繊維平織クロスにはクロスピッチ幅の異なるポリア
クリロニトリル系高強度高弾性率タイプの炭素繊維を編
組した平織クロスを用いた。熱硬化性樹脂溶液としては
フェノール樹脂初期縮合物をエタノールに溶解した溶液
を用い、樹脂濃度を変えて塗布し、炭素繊維に充分に含
浸させたのち24時間風乾して予備硬化した。このよう
にして作成した被着樹脂分の異なるプリプレグシートを
黒鉛質平板に挟持して10gf/cm2の加圧力を掛けながら
電気炉内に設置して、5℃/hr の昇温速度で250℃に
加熱して2時間保持して硬化し、次いで硬化シートを打
ち抜き裁断して外径80mm、内径50mm、平均厚さ0.
5mmのリング状に加工した。得られたCFRP複合組織
のシートを、予め結合材に用いたと同一のフェノール樹
脂初期縮合物を塗布被覆した鉄製の支持板に重ね合わ
せ、60kgf/cm2 の圧力下に220℃の温度に加熱し、
2.5分間保持して熱圧接合して試験用の湿式摩擦材を
製造した。
【0021】各摩擦板についてき下記の条件で定速型試
験機により湿式摩擦試験を行い、得られた摩擦係数およ
び摩耗量を用いた炭素繊維基材のクロスピッチ幅、被着
樹脂分、硬化シートの気孔率などと対比させて表1に示
した。なお、湿式摩擦試験条件としては、摩擦材の相手
面;鋼材SK5(直径80mm) 、回転数;20rpm 、押付
け圧力;20kgf/cm2 、潤滑油;ハイポイドギア油(75W
-90)とし、5時間連続摩擦する方法で行った。摩擦係数
は30分毎の値の平均値として、また摩耗量は摩擦板の
厚み(90°毎の4点)をマイクロメーターで測定し、4
点の平均値を試験前後の厚みの差で示した。また、気孔
率は水銀ポロシメータを用いて細孔直径0.1〜300
μm の範囲の細孔量を測定して算出した。
【0022】
【表1】
【0023】表1の結果から、実施例による摩擦材は良
好な摩擦係数を保持するとともに摩耗量が少なく、特に
細孔直径0.1〜300μm における気孔率が0.5〜
20%の実施例1〜4では摩擦係数および耐摩耗性がバ
ランス良く付与されていることが判る。これに対して気
孔率が35%を越える比較例4では摩耗量が多く、摩擦
係数と耐摩耗性とをバランス良く付与することができな
い。
【0024】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば特定のク
ロスピッチ幅を有する炭素繊維平織クロスを基材とし、
この基材に特定量の熱硬化性樹脂分を被着させて硬化処
理することにより得られる細孔直径0.1〜300μm
における気孔率が0.5〜35%の炭素繊維複合組織の
硬化シート(CFRPシート)を摩擦面とするので、優
れた摩擦係数ならびに耐摩耗性をバランスよく備えた高
性能の炭素系湿式摩擦材を製造することができる。した
がって、高度の摩擦性能が要求されるブレーキライニン
グあるいはクラッチフェーシングの製造方法として極め
て有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16D 69/00 C08K 7/06 KCJ // C08K 7/06 KCJ C08L 101/00 C08L 101/00 C04B 35/52

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロスピッチ幅が0.7〜3.0mmの炭
    素繊維平織クロスに熱硬化性樹脂溶液を含浸して35〜
    50%の樹脂分を被着させ、加熱硬化して得られた細孔
    直径0.1〜300μm における気孔率が0.5〜35
    %の硬化シートを所定形状に裁断加工した後、金属支持
    板に接合することを特徴とする湿式摩擦材の製造方法。
  2. 【請求項2】 硬化シートの気孔率が0.5〜20%で
    ある、請求項1記載の湿式摩擦材の製造方法。
JP16539896A 1996-06-05 1996-06-05 湿式摩擦材の製造方法 Expired - Lifetime JP3439922B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002179811A (ja) * 2000-12-08 2002-06-26 Tokai Carbon Co Ltd 炭素質湿式摩擦材

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