JPH09323656A - キャブオーバ車における衝突検出センサの取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、キャブオーバ車における衝突検出
センサの取付構造に関し、衝突検出センサの１カ所だけ
の装着でも、正確に衝突を感知し、衝突検出センサの信
頼性を高することを目的とする。 【解決手段】 キャブの前面側に固設されたステアリン
グコラムサポート部材にステアリングコラムが支持さ
れ、ステアリングコラムサポート部材に衝突検出センサ
が装着されている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆるキャブオ
ーバ型の貨物自動車（以下、「キャブオーバ車」とい
う）における衝突検出センサの取付構造に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、乗用車には、衝突時の乗員の安全
性の確保のためエアバッグシステムが導入されている。
エアバッグシステムは衝突時の衝撃（減速度）を、車体
に取り付けた衝突検出センサで検出し、コントロールユ
ニットでエアバッグを展開すべきか否を判定し、必要な
場合には電気信号をステアリングホイール内に装着され
たインフレータに送り、ガス発生剤を燃焼させてエアバ
ッグを膨張するものである。

【０００３】かかる乗用車のエアバッグシステムは、例
えば実開平２−３４３８０号公報に示すように知られて
いる（図５に図示）。図において、符号１０１は乗用車
で、乗用車１０１においては、ステアリングコラム１０
２はセンタメンバ１０３に取り付けられたドローバ１０
４に支持されており、水平角度に近い取付角θ１で傾斜
している。ステアリングコラム１０２の先端にステアリ
ングホイール１０５が装着されている。

【０００４】そして、ステアリングホイール１０５に衝
突検出センサ（図示せず）が装着され、運転者に最も近
い位置で衝突を検知している。従って、乗用車１０１の
発進，ブレーキ等の衝突時以外の加減速時に、ステアリ
ングコラム１０２は略水平方向に動き、加減速の状態が
ステアリングホイール１０５内の衝突検出センサにその
まま伝達され、衝突検出センサは正確に加減速の状態を
感知する。

【０００５】一方、乗用車１０１の衝突時にも、発進，
ブレーキ等の加減速時と同様に、衝突検出センサは正確
に加減速の状態を感知する。そこで、乗用車１０１にお
ける衝突検出センサの取付構造をキャブオーバ車に適用
することが例えば図６に示すように考えられる。図にお
いて、キャブオーバ車２０１のキャブ２０１Ａでは、ス
テアリングコラム２０２が配置され、ステアリングコラ
ム２０２の先端に取り付けたステアリングホイール２０
３に衝突検出センサ２０４を装着することが考えられ
る。ここで、ステアリングコラム２０２の取付角θ２は
図５の乗用車１０１のステアリングコラム１０２の取付
角θ１に比して急角度であり、ほぼ鉛直に近い角度で立
った状態になっている。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】ところが、キャブオー
バ車２０１において、図５の乗用車１０１と同様にステ
アリングホイール２０３に衝突検出センサ２０４を装着
した場合に、キャブオーバ車２０１のステアリングコラ
ム２０２は乗用車１０１のステアリングコラム１０２に
比して急角度で立っているので、衝突時の衝撃力はステ
アリングコラム２０２に対して、その軸方向に沿ってと
いうよりも、その軸方向に直角に作用する。そのため、
ステアリングホイール２０３が衝突時以外の発進，ブレ
ーキ等の加減速時にも首を振って衝突検出センサ２０４
が衝突を感知してしまい、衝突以外のノイズを検出する
ことから衝突の検出が不正確になり、ステアリングホイ
ール２０３以外のフロアアッセンブリ部２０５等にも衝
突検出センサを装着して複数の箇所で衝突を感知するこ
とを余儀なくされるという問題がある。

【０００７】要するに、キャブオーバ車２０１におい
て、図５の乗用車１０１と同様にステアリングホイール
２０３に衝突検出センサ２０４を装着した場合に、正確
に衝突を感知することが困難で、ステアリングホイール
２０３の１カ所だけに衝突検出センサ２０４を装着して
も、衝突検出センサ２０４の信頼性が低くなる。本発明
は、上述の問題点を解決するためになされたもので、そ
の目的は、衝突検出センサの１カ所だけの装着でも、正
確に衝突を感知し、衝突検出センサの信頼性を高くでき
るキャブオーバ車における衝突検出センサの取付構造を
提供することである。

【０００８】

【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
キャブの前面側に固設されたステアリングコラムサポー
ト部材にステアリングコラムが支持され、ステアリング
コラムサポート部材に衝突検出センサが装着されている
ことを特徴とする。請求項２記載の発明は、キャブの構
造部材に固設されたステアリングコラムにブラケットが
設けられ、ブラケットに衝突検出センサが装着されてい
ることを特徴とする。

【０００９】請求項３記載の発明は、請求項２記載のキ
ャブオーバ車における衝突検出センサの取付構造におい
て、キャブの構造部材はフロアであることを特徴とす
る。

【００１０】（作用）請求項１記載の発明においては、
衝突検出センサはステアリングコラムサポート部材を介
してステアリングコラムに一体になっているので、衝突
時以外の減速度が小さい場合には、ステアリングコラム
は首を振ることなく、衝突検出センサは減速度の小さい
ステアリングコラムに対応して変位し、衝突を感知する
ことはない。

【００１１】衝突時には、ステアリングコラムの減速度
が大きく、衝突検出センサは減速度の大きいステアリン
グコラムに対応して変位し、衝突を感知する。要する
に、ステアリングコラムは衝突時に首を振ることなく、
ステアリングコラムの減速度に衝突検出センサの減速度
が対応され、ステアリングコラムの減速度が衝突検出セ
ンサにより正確に捕捉される。

【００１２】請求項２記載の発明においては、キャブの
構造部材にステアリングコラムが固設されているので、
衝突時以外の減速度が小さい場合には、ステアリングコ
ラムは首を振ることなく、ブラケットを介してステアリ
ングコラムに一体の衝突検出センサは減速度の小さいス
テアリングコラムに対応して変位し、衝突を感知するこ
とはない。

【００１３】衝突時には、ステアリングコラムの減速度
が大きく、衝突検出センサは減速度の大きいステアリン
グコラムに対応して変位し、衝突を感知する。要する
に、ステアリングコラムはキャブの構造部材に固設され
ているので、衝突時に首を振ることなく、ステアリング
コラムの減速度に衝突検出センサの減速度が対応され、
ステアリングコラムの減速度が衝突検出センサにより正
確に捕捉される。

【００１４】請求項３記載の発明においては、請求項２
記載の発明と同様の作用を生じる。

【００１５】

【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態について説明する。図１，図２により、請求項１記
載の発明の実施の形態に係わるキャブオーバ車における
衝突検出センサの取付構造について説明する。

【００１６】図において、符号１はキャブオーバ車で、
このキャブオーバ車１はフレーム２を有し、フレーム２
の上にキャブ３が搭載されている。キャブ３は、フレー
ム２の前端側のブラケット２Ａにティルト自在に軸着さ
れ、キャブ３の後端はフレーム２に設けられたマウンテ
ィングブラケット４に支持されている。

【００１７】フレーム２の前端にはバンパ５が装着され
ている。バンパ５より若干後方にキャブ３の前面側３Ａ
が位置している。キャブ３は、金属製の薄板を材料とし
た多数のパネルからなり、全体として一体の立体シェル
構造を構成しており、フロントアッセンブリ部７を有し
ている。フロントアッセンブリ部７は、フロントアッパ
レインフォースからなる第１の横骨部材８と、フロント
クロスメンバからなる第２の横骨部材９と、第１の横骨
部材８の後方に配置されたインストメンバからなる第３
の横骨部材１０と、フロントリッド１１と、フロントメ
ンバ１２とを有している。

【００１８】第１の横骨部材８は、金属製の薄板を材料
として構成され、断面が５角形状に閉じて形成された骨
部材である。第１の横骨部材８の両端は左右の前側柱部
材（図示せず）にスポット溶接で結合されている。かか
る「結合」により、第１の横骨部材８と前側柱部材は一
体となって、剛構造を形成している。第２の横骨部材９
は、金属製の薄板を材料として構成され、前方に向けて
開く断面略Ｃ字状の骨部材である。第２の横骨部材９の
両端は左右の前側柱部材（図示せず）にスポット溶接で
結合されている。ここで、かかる「結合」により、第２
の横骨部材９と前側柱部材は一体となって、剛構造を形
成している。

【００１９】第３の横骨部材１０は、金属製の薄板を材
料として構成され、上方に向けて開く断面略コ字状の骨
部材である。第３の横骨部材１０の両端は左右の前側柱
部材にスポット溶接で結合されている。ここで、かかる
「結合」により、第３の横骨部材１０と前側柱部材は一
体となって、剛構造を形成している。第１の横骨部材８
の上フランジ部８Ａには、ウェザーストリップ１３を介
してフロントウインドウ１４の下縁が取り付られてい
る。

【００２０】第１の横骨部材８の下フランジ部８Ｂにフ
ロントメンバ１２の上縁１２Ａがスポット溶接で結合さ
れている。フロントメンバ１２の下縁１２Ｂがスポット
溶接で第２の横骨部材９の上フランジ部９Ａに結合され
ている。第２の横骨部材９の底面部９Ｂはフロアパネル
１５にスポット溶接で結合されている。

【００２１】フロントリッド１１とフロントメンバ１２
はブラケット１６を介してスポット溶接で結合されてい
る。そして、ステアリングコラムサポート部材１７が、
第１の横骨部材８，第２の横骨部材９，第３の横骨部材
１０の３つの横骨部材に亘って架け渡されて結合されて
いる。従って、ステアリングコラムサポート部材１７は
キャブ３の前面側に固設されている。

【００２２】ここで、「結合」の態様として、スポット
溶接，炭酸ガスアーク溶接，ボルト，ナット等による締
付手段等があり、かかる「結合」により、３つの横骨部
材にステアリングコラムサポート部材１７が一体となっ
て、剛構造を形成している。ステアリングコラムサポー
ト部材１７は、略３角形状の金属製の薄板１８と、薄板
１８の後縁に結合された小片１９，２０とを有してい
る。小片１９，２０に、それぞれ取付孔１９Ａ，２０Ａ
が形成されている。

【００２３】ステアリングコラムサポート部材１７の薄
板１８に、衝突検出センサ２１が図示しないボルトで取
り付けられている。衝突検出センサ２１は所定の減速度
より大きい車両前後方向における減速度で感知するよう
になっている。この衝突検出センサ２１により従来例で
述べたエアバッグシステムが作動するようになってい
る。

【００２４】そして、符号２２はステアリングコラム
で、ステアリングコラム２２に取付部２３，２４が一定
の間隔をおいて設けられている。取付部２３の長孔部２
３Ａ，ステアリングコラムサポート部材１７の小片１９
の取付孔１９Ａに図示しないボルトが貫通し、取付部２
４の孔部２４Ａ，ステアリングコラムサポート部材１７
の小片２０の取付孔２０Ａに図示しないボルトが貫通
し、前記ボルトがそれぞれナット（図示せず）で締め付
けられることにより、ステアリングコラムサポート部材
１７にステアリングコラム２２が支持されている。な
お、ステアリングコラム２２は鉄製のパイプを材料と
し、ステアリングコラム２２の内部にはステアリングシ
ャフト（図示せず）が貫通しており、このステアリング
シャフトの先端にはステアリングホイール２２Ａが取り
付られている。

【００２５】しかして、本実施の形態においては、ステ
アリングホイール２２Ａは衝突時以外の減速度が小さい
場合にも首を振るが、衝突検出センサ２１はステアリン
グコラムサポート部材１７を介してステアリングコラム
２２に一体になっているので、衝突時以外のステアリン
グコラム２２の減速度が小さい場合には、ステアリング
コラム２２は首を振ることなく、衝突検出センサ２１は
減速度の小さいステアリングコラム２２に対応して減速
し、衝突を感知することはない。

【００２６】衝突時にキャブ３がクラツシュすると、キ
ャブ３の減速度に対応してステアリングコラム４１が減
速する。従って、ステアリングコラム２２の減速度が大
きく、衝突検出センサ２１は減速度の大きいステアリン
グコラム２２に対応して減速し、ステアリングホイール
２２Ａの首振りに関係なく、衝突を感知する。以上の如
き構成によれば、キャブ３の前面側に固設されたステア
リングコラムサポート部材１７にステアリングコラム２
２が強固に支持され、ステアリングコラムサポート部材
１７に衝突検出センサ２１が装着されているので、衝突
時以外の減速時にステアリングコラム２２は首を振るこ
となく、衝突検出センサ２１の減速度とステアリングコ
ラム２２の減速度が対応され、ステアリングコラム２２
の減速度を衝突検出センサ２１により正確に捕捉でき
る。

【００２７】従って、ステアリングコラム２２に係わる
１カ所だけの衝突検出センサ２１のみにより、運転者に
近い位置にあるステアリングコラム２２の衝突を検出で
き、衝突の際におけるステアリングコラム２２の減速度
を正確に感知し、信頼性を高くできる。この結果、乗用
車と同様にステアリングホイール２２Ａに衝突検出セン
サ２１を装着した場合にステアリングホイール２２Ａが
衝突時以外の場合にも首を振って衝突として誤作動する
不具合が無くなり、複数の箇所に衝突検出センサを配置
しなくても済む。

【００２８】なお、本実施の形態においては、ステアリ
ングコラム２２を支持するステアリングコラムサポート
部材１７が、第１の横骨部材８，第２の横骨部材９，第
３の横骨部材１０の３つの横骨部材に亘って架け渡され
て結合されているが、図３に示すように、ステアリング
コラム２２を支持するためのステアリングコラムサポー
ト部材３１をフロントリッド１１と第３の横骨部材１０
に亘って架け渡すことにより、キャブ３の前面側にステ
アリングコラムサポート部材３１を固設し、ステアリン
グコラムサポート部材３１でステアリングコラム２２を
支持し、ステアリングコラムサポート部材３１に衝突検
出センサ２１を装着することもできる。

【００２９】次に、請求項２，請求項３記載の発明の実
施の形態に係わるキャブオーバ車における衝突検出セン
サの取付構造について図４により説明する。図におい
て、符号４１は図示しないキャブのフロア４０からなる
構造部材に固設されたステアリングコラムで、ステアリ
ングコラム４１の取付角θ３は図５の乗用車１０１のス
テアリングコラム１０２の取付角θ１に比して急角度で
あり、ほぼ鉛直に近い角度で立った状態になっている。
ステアリングコラム４１は鉄製のパイプを材料とし、ス
テアリングコラム４１の内部にはステアリングシャフト
（図示せず）が貫通しており、ステアリングシャフトの
先端にはステアリングホイール４２が取り付られてい
る。

【００３０】ステアリングコラム４１の途中にブラケッ
ト４３が固設されている。このブラケット４３は、ステ
アリングコラム４１に溶接またはボルト，ナット等の締
付手段で固定される取付部４４と、取付部４４に直角で
ステアリングコラム４１に平行な板部４５とで構成され
ている。ブラケット４３の板部４５に衝突検出センサ４
６が装着されている。

【００３１】本実施の形態においては、キャブのフロア
４０からなる構造部材にステアリングコラム４１が固設
されているので、衝突時以外の減速度が小さい場合に
は、ステアリングコラム４１は首を振ることなく、ブラ
ケット４３を介してステアリングコラム４１に一体の衝
突検出センサ４６は減速度の小さいステアリングコラム
４１に対応して変位し、衝突を感知することはない。

【００３２】衝突時にキャブがクラツシュすると、キャ
ブの構造部材の減速度に対応してステアリングコラム４
１が減速する。従って、ステアリングコラム４１の減速
度が大きく、衝突検出センサ４６は減速度の大きいステ
アリングコラム４１に対応して変位し、衝突を感知す
る。以上の如き構成によれば、キャブのフロア４０から
なる構造部材にステアリングコラム４１が強固に支持さ
れ、ブラケット４３に衝突検出センサ４６が装着されて
いるので、衝突時以外の減速時にステアリングコラム４
１は首を振ることなく、衝突検出センサ４６の減速度と
ステアリングコラム４１の減速度が対応され、ステアリ
ングコラム４１の減速度を衝突検出センサ４６により正
確に捕捉できる。

【００３３】従って、ステアリングコラム４１に係わる
１カ所だけの衝突検出センサ４６のみにより、運転者に
近い位置にあるステアリングコラム４１の衝突を検出で
き、衝突の際におけるステアリングコラム４１の減速度
を正確に感知し、信頼性を高くできる。なお、本実施の
形態においては、キャブの構造部材としてフロア４０を
挙げているが、これに限定されることなく、例えば、フ
ロア４０にステアリングシャフトが貫通する円筒ブラケ
ットを設け、この円筒ブラケットをキャブの構造部材と
することもできる。

【００３４】

【発明の効果】請求項１記載の発明によれば、ステアリ
ングコラムサポート部材にステアリングコラムが強固に
支持され、ステアリングコラムサポート部材に衝突検出
センサが装着されているので、衝突時以外の減速時にス
テアリングコラムは首を振ることなく、衝突検出センサ
の減速度とステアリングコラムの減速度が対応され、ス
テアリングコラムの減速度を衝突検出センサにより正確
に捕捉できる。

【００３５】従って、ステアリングコラムに係わる１カ
所だけの衝突検出センサのみにより、運転者に近い位置
にあるステアリングコラムの衝突を検出でき、衝突の際
におけるステアリングコラムの減速度を正確に感知し、
信頼性を高くできる。請求項２記載の発明によれば、キ
ャブの構造部材にステアリングコラムが強固に支持さ
れ、ブラケットに衝突検出センサが装着されているの
で、衝突時以外の減速時にステアリングコラムは首を振
ることなく、衝突検出センサの減速度とステアリングコ
ラムの減速度が対応され、ステアリングコラムの減速度
を衝突検出センサにより正確に捕捉できる。

【００３６】従って、ステアリングコラムに係わる１カ
所だけの衝突検出センサのみにより、運転者に近い位置
にあるステアリングコラムの衝突を検出でき、衝突の際
におけるステアリングコラムの減速度を正確に感知し、
信頼性を高くできる。請求項３記載の発明によれば、請
求項２記載の発明と同様な効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】請求項１記載の発明の実施の形態に係わるキャ
ブオーバ車における衝突検出センサの取付構造を示す側
面断面図である。

【図２】キャブオーバ車におけるキャブを示す側面断面
図である。

【図３】同衝突検出センサの取付構造の変形例を示す側
面断面図である。

【図４】請求項２，請求項３記載の発明の実施の形態に
係わるキャブオーバ車における衝突検出センサの取付構
造を示す斜視図である。

【図５】乗用車における衝突検出センサの取付構造を示
す側面説明図である。

【図６】キャブオーバ車の側面説明図である。

【符号の説明】

２１ 衝突検出センサ １７ ステアリングコラムサポート部材 ２２ ステアリングコラム

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 キャブの前面側に固設されたステアリン
   グコラムサポート部材にステアリングコラムが支持さ
   れ、 ステアリングコラムサポート部材に衝突検出センサが装
   着されていることを特徴とする衝突検出センサの取付構
   造。
2. 【請求項２】 キャブの構造部材に固設されたステアリ
   ングコラムにブラケットが設けられ、 ブラケットに衝突検出センサが装着されていることを特
   徴とする衝突検出センサの取付構造。
3. 【請求項３】 キャブの構造部材はフロアであることを
   特徴とする請求項２記載のキャブオーバ車における衝突
   検出センサの取付構造。