JPH09317646A - 圧力発生装置 - Google Patents
圧力発生装置Info
- Publication number
- JPH09317646A JPH09317646A JP13631496A JP13631496A JPH09317646A JP H09317646 A JPH09317646 A JP H09317646A JP 13631496 A JP13631496 A JP 13631496A JP 13631496 A JP13631496 A JP 13631496A JP H09317646 A JPH09317646 A JP H09317646A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- compressor
- pressurizing
- air
- power source
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 小型・軽量で、交流電源等の動力源のない場
所でも短時間で校正作業を行うことができる圧力発生装
置を実現する。 【解決手段】 電動エアコンプレッサと、このコンプレ
ッサの吐出圧力を増幅する増圧弁と、この増圧弁で増圧
された空気圧を調整する出力圧微調整手段と、前記空気
圧を測定する圧力計と、前記空気圧の減圧速度を可変可
能な減圧速度調節手段と、前記コンプレッサを駆動する
蓄電可能な電源と、該電源へ充電を行うための充電用接
続端子と、上記機器の全てを一体として収納する容器を
備えている。
所でも短時間で校正作業を行うことができる圧力発生装
置を実現する。 【解決手段】 電動エアコンプレッサと、このコンプレ
ッサの吐出圧力を増幅する増圧弁と、この増圧弁で増圧
された空気圧を調整する出力圧微調整手段と、前記空気
圧を測定する圧力計と、前記空気圧の減圧速度を可変可
能な減圧速度調節手段と、前記コンプレッサを駆動する
蓄電可能な電源と、該電源へ充電を行うための充電用接
続端子と、上記機器の全てを一体として収納する容器を
備えている。
Description
【発明の属する技術分野】本発明は２Ｍｐａ程度の空気
圧力を発生することが可能な圧力発生装置に関し、例え
ばプラントに設置されている差圧伝送器，圧力伝送器，
圧力センサ，圧力スイッチ，配管等において加圧試験を
行う際に用いて好適な圧力発生装置に関するものであ
る。
圧力を発生することが可能な圧力発生装置に関し、例え
ばプラントに設置されている差圧伝送器，圧力伝送器，
圧力センサ，圧力スイッチ，配管等において加圧試験を
行う際に用いて好適な圧力発生装置に関するものであ
る。
【０００１】
【従来の技術】プラントに設置された最大２Ｍｐａ程度
の圧力機器の校正や検査等における加圧装置としては次
の様な装置が用いられていた。 ハンドポンプ 高圧ガスボンベ 重錘式圧力計試験機
の圧力機器の校正や検査等における加圧装置としては次
の様な装置が用いられていた。 ハンドポンプ 高圧ガスボンベ 重錘式圧力計試験機
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ハ
ンドポンプを用いる方法は２Ｍｐａまで加圧可能なもの
があるが相当な握力を必要とするため、一般的には１Ｍ
ｐａ程度までしか使用できず、また、減圧速度の調整が
難しい。高圧ガスボンベを用いる方法は５Ｍｐａ程度ま
での加圧に使用できるが、高圧ガスを使用するため取り
扱いに注意が必要である。また、ボンベが重たくて運搬
が困難なことや、圧力の調整が難しいため、規定の圧力
に合わせるのに時間がかかる。また、重錘式圧力計試験
機を用いる方法は導管に油を注入する必要があるので、
エアー抜きや試験後のフラッシング洗浄を行う必要があ
り、使用前後の処理に時間がかかる。また、禁油設備に
は使用できず、重量物なので運搬が困難。等の問題があ
った。
ンドポンプを用いる方法は２Ｍｐａまで加圧可能なもの
があるが相当な握力を必要とするため、一般的には１Ｍ
ｐａ程度までしか使用できず、また、減圧速度の調整が
難しい。高圧ガスボンベを用いる方法は５Ｍｐａ程度ま
での加圧に使用できるが、高圧ガスを使用するため取り
扱いに注意が必要である。また、ボンベが重たくて運搬
が困難なことや、圧力の調整が難しいため、規定の圧力
に合わせるのに時間がかかる。また、重錘式圧力計試験
機を用いる方法は導管に油を注入する必要があるので、
エアー抜きや試験後のフラッシング洗浄を行う必要があ
り、使用前後の処理に時間がかかる。また、禁油設備に
は使用できず、重量物なので運搬が困難。等の問題があ
った。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するためになされたもので、電動エアコンプレッサ
と、このコンプレッサの吐出圧力を増幅する増圧弁と、
この増圧弁で増圧された空気圧を調整する出力圧微調整
手段と、前記空気圧を測定する圧力計と、前記空気圧の
減圧速度を可変可能な減圧速度調節手段と、前記コンプ
レッサを駆動する蓄電可能な電源と、該電源へ充電を行
うための充電用接続端子と、上記機器の全てを一体とし
て収納する容器からなることを特徴とするものである。
解決するためになされたもので、電動エアコンプレッサ
と、このコンプレッサの吐出圧力を増幅する増圧弁と、
この増圧弁で増圧された空気圧を調整する出力圧微調整
手段と、前記空気圧を測定する圧力計と、前記空気圧の
減圧速度を可変可能な減圧速度調節手段と、前記コンプ
レッサを駆動する蓄電可能な電源と、該電源へ充電を行
うための充電用接続端子と、上記機器の全てを一体とし
て収納する容器からなることを特徴とするものである。
【０００４】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態の一例を説明する。図１は本発明の実施の形態を
示す構成図である。図において、１は小型電動エアコン
プレッサであり、２はコンプレッサ１の吐出圧力を増幅
する増圧弁である。３は逆止弁、４は配管の途中に設け
られた圧力計である。５は圧力微調整シリンダ、６は２
ポートバルブ６ａ及び排気絞り弁６ｂからなる減圧調整
手段、７は出力接続口、８はこれらの機器を一体として
収納する容器である。ここで増圧弁２は面積比により空
気圧を増圧するもので一次側に入力した圧力を２〜４倍
に増圧する。また、圧力微調整シリンダ５は容積を変化
させることにより圧力を調整するものである。
の形態の一例を説明する。図１は本発明の実施の形態を
示す構成図である。図において、１は小型電動エアコン
プレッサであり、２はコンプレッサ１の吐出圧力を増幅
する増圧弁である。３は逆止弁、４は配管の途中に設け
られた圧力計である。５は圧力微調整シリンダ、６は２
ポートバルブ６ａ及び排気絞り弁６ｂからなる減圧調整
手段、７は出力接続口、８はこれらの機器を一体として
収納する容器である。ここで増圧弁２は面積比により空
気圧を増圧するもので一次側に入力した圧力を２〜４倍
に増圧する。また、圧力微調整シリンダ５は容積を変化
させることにより圧力を調整するものである。
【０００５】図２はコンプレッサ１と蓄電池１０及び充
電器接続端子１３の接続関係を示すもので、蓄電池１０
は加圧／充電スイッチ１１を介してコンプレッサ１若し
くは充電器接続端子１３側に切換えられる。１２はスイ
ッチ１１と蓄電池１０の間に配置されたヒューズであ
り、コンプレッサ１の故障や充電器接続端子１３の短絡
等による蓄電池１０の保護を行う。また、ここでは、蓄
電池１０として小型シール鉛蓄電池等の充電式電池を使
用している。従って、外部電源を必要とせず、電源のな
い場所でも比較的長時間使用することが可能であり、蓄
電池１０の充電もスイッチ１１を切換えることにより簡
単に行うことができる。
電器接続端子１３の接続関係を示すもので、蓄電池１０
は加圧／充電スイッチ１１を介してコンプレッサ１若し
くは充電器接続端子１３側に切換えられる。１２はスイ
ッチ１１と蓄電池１０の間に配置されたヒューズであ
り、コンプレッサ１の故障や充電器接続端子１３の短絡
等による蓄電池１０の保護を行う。また、ここでは、蓄
電池１０として小型シール鉛蓄電池等の充電式電池を使
用している。従って、外部電源を必要とせず、電源のな
い場所でも比較的長時間使用することが可能であり、蓄
電池１０の充電もスイッチ１１を切換えることにより簡
単に行うことができる。
【０００６】上記の構成において、コンプレッサ１から
吐出される圧縮エアは通常およそ０．６〜１．５Ｍｐａ
である。この圧縮エアを増圧弁２に加えることにより２
〜４倍に増圧し最大２Ｍｐａまで増圧する。増圧弁２の
後段に設けられた逆止弁３は出力の安定に寄与する。
吐出される圧縮エアは通常およそ０．６〜１．５Ｍｐａ
である。この圧縮エアを増圧弁２に加えることにより２
〜４倍に増圧し最大２Ｍｐａまで増圧する。増圧弁２の
後段に設けられた逆止弁３は出力の安定に寄与する。
【０００７】圧力微調整シリンダ５はねじ（図示せず）
を回してシリンダの容積を変化させることにより微細な
圧力の調整を行う。ポートバルブ６ａ及び排気絞り弁６
ｂは減圧手段を構成し、排気絞り弁６ｂの絞りを調節す
ることより減圧速度を調節する。なお、この減圧手段は
速度調節弁（スピードバルブ）としてもよい。
を回してシリンダの容積を変化させることにより微細な
圧力の調整を行う。ポートバルブ６ａ及び排気絞り弁６
ｂは減圧手段を構成し、排気絞り弁６ｂの絞りを調節す
ることより減圧速度を調節する。なお、この減圧手段は
速度調節弁（スピードバルブ）としてもよい。
【０００８】図３は本発明の圧力発生装置を用いて被校
正対象機器（圧力伝送器等）１５の校正作業を行う場合
の配管状態を示すもので、３方継手１６を用いて圧力発
生装置８０の出力をデジタル圧力計１７に分岐し正確な
圧力を監視している。先ずスイッチ１１を加圧側に接続
してエアーコンプレッサ１を作動させて圧縮空気を出力
する。この空気が増圧弁２の一次側に供給されると増圧
作用により二次側の圧力も次第に上昇する。この圧力は
そのまま外部出力となり校正対象機器に圧力を加えるこ
とができる。
正対象機器（圧力伝送器等）１５の校正作業を行う場合
の配管状態を示すもので、３方継手１６を用いて圧力発
生装置８０の出力をデジタル圧力計１７に分岐し正確な
圧力を監視している。先ずスイッチ１１を加圧側に接続
してエアーコンプレッサ１を作動させて圧縮空気を出力
する。この空気が増圧弁２の一次側に供給されると増圧
作用により二次側の圧力も次第に上昇する。この圧力は
そのまま外部出力となり校正対象機器に圧力を加えるこ
とができる。
【０００９】通常の圧力機器の校正作業では、圧力計４
の指示を見ながら目的の圧力付近で加圧を中断し、細か
な設定は圧力微調整シリンダ５のノブを回転し、デジタ
ル圧力計１７の指示を見ながら目的圧力に合わせ込む。
減圧および作業終了時の圧力解放は減圧手段６により行
う。このときの減圧速度は減圧調整摘み（図示せず）に
より調整することができる。
の指示を見ながら目的の圧力付近で加圧を中断し、細か
な設定は圧力微調整シリンダ５のノブを回転し、デジタ
ル圧力計１７の指示を見ながら目的圧力に合わせ込む。
減圧および作業終了時の圧力解放は減圧手段６により行
う。このときの減圧速度は減圧調整摘み（図示せず）に
より調整することができる。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電動エアコンプレッサと、このコンプレッサの吐出圧力
を増幅する増圧弁と、この増圧弁で増圧された空気圧を
調整する出力圧微調整手段と、前記空気圧を測定する圧
力計と、前記空気圧の減圧速度を可変可能な減圧速度調
節手段と、前記コンプレッサを駆動する蓄電可能な電源
と、該電源へ充電を行うための充電用接続端子と、上記
機器の全てを一体として収納したので、小型・軽量の圧
力発生装置を実現することができ、交流電源等の動力源
のない場所でも短時間で校正作業を行うことができる。
電動エアコンプレッサと、このコンプレッサの吐出圧力
を増幅する増圧弁と、この増圧弁で増圧された空気圧を
調整する出力圧微調整手段と、前記空気圧を測定する圧
力計と、前記空気圧の減圧速度を可変可能な減圧速度調
節手段と、前記コンプレッサを駆動する蓄電可能な電源
と、該電源へ充電を行うための充電用接続端子と、上記
機器の全てを一体として収納したので、小型・軽量の圧
力発生装置を実現することができ、交流電源等の動力源
のない場所でも短時間で校正作業を行うことができる。
【図１】本発明の実施の形態の一例を示す圧力発生装置
の構成図である。
の構成図である。
【図２】コンプレッサと蓄電池及び充電器接続端子の接
続関係を示す図である。
続関係を示す図である。
【図３】本発明の圧力発生装置を用いて被校正対象機器
の校正作業を行う場合の配管状態を示す図である。
の校正作業を行う場合の配管状態を示す図である。
１ エアコンプレッサ ２ 増圧弁 ３ 逆止弁 ４ 圧力計 ５ 圧力微調整シリンダ ６ 減圧手段 ７ 出力接続口 ８ 容器 １０ 蓄電池 １１ スイッチ １２ ヒューズ １３ 充電器接続端子 １５ 被校正対象機器 １６ ３方継手 １７ デジタル圧力計 ８０ 圧力測定装置
Claims (1)
- 【請求項１】電動エアコンプレッサと、このコンプレッ
サの吐出圧力を増幅する増圧弁と、この増圧弁で増圧さ
れた空気圧を調整する出力圧微調整手段と、前記空気圧
を測定する圧力計と、前記空気圧の減圧速度を可変可能
な減圧速度調節手段と、前記コンプレッサを駆動する蓄
電可能な電源と、該電源へ充電を行うための充電用接続
端子と、上記機器の全てを一体として収納する容器から
なることを特徴とする圧力発生装置。 【００００】
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13631496A JPH09317646A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | 圧力発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13631496A JPH09317646A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | 圧力発生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09317646A true JPH09317646A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15172317
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13631496A Pending JPH09317646A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | 圧力発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09317646A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001066211A (ja) * | 1999-08-30 | 2001-03-16 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 伝送器自動校正方法及び伝送器自動校正装置 |
| US7481627B2 (en) | 2004-08-30 | 2009-01-27 | Mat Industries Llc | Air compressor tools that communicate with an air compressor |
| US7789102B2 (en) | 2004-08-30 | 2010-09-07 | Mat Industries Llc | Air compressor having a pneumatic controller for controlling output air pressure |
| JP2011242290A (ja) * | 2010-05-19 | 2011-12-01 | Kyosan Denki Co Ltd | 圧力印加方法および圧力印加装置 |
| CN112268654A (zh) * | 2020-10-19 | 2021-01-26 | 浙江工业大学 | 一种用于气动阀应力测试校准的方法 |
-
1996
- 1996-05-30 JP JP13631496A patent/JPH09317646A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001066211A (ja) * | 1999-08-30 | 2001-03-16 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 伝送器自動校正方法及び伝送器自動校正装置 |
| US7481627B2 (en) | 2004-08-30 | 2009-01-27 | Mat Industries Llc | Air compressor tools that communicate with an air compressor |
| US7789102B2 (en) | 2004-08-30 | 2010-09-07 | Mat Industries Llc | Air compressor having a pneumatic controller for controlling output air pressure |
| JP2011242290A (ja) * | 2010-05-19 | 2011-12-01 | Kyosan Denki Co Ltd | 圧力印加方法および圧力印加装置 |
| CN112268654A (zh) * | 2020-10-19 | 2021-01-26 | 浙江工业大学 | 一种用于气动阀应力测试校准的方法 |
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