JPH09315426A - ラップフィルム収納箱 - Google Patents
ラップフィルム収納箱Info
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- JPH09315426A JPH09315426A JP13524796A JP13524796A JPH09315426A JP H09315426 A JPH09315426 A JP H09315426A JP 13524796 A JP13524796 A JP 13524796A JP 13524796 A JP13524796 A JP 13524796A JP H09315426 A JPH09315426 A JP H09315426A
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- JP
- Japan
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- film
- wrap film
- cutter
- guide plate
- box
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D83/00—Containers or packages with special means for dispensing contents
- B65D83/08—Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing thin flat articles in succession
- B65D83/0847—Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing thin flat articles in succession through an aperture at the junction of two walls
- B65D83/0852—Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing thin flat articles in succession through an aperture at the junction of two walls with means for assisting dispensing
- B65D83/0882—Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing thin flat articles in succession through an aperture at the junction of two walls with means for assisting dispensing and for cutting interconnected articles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H35/00—Delivering articles from cutting or line-perforating machines; Article or web delivery apparatus incorporating cutting or line-perforating devices, e.g. adhesive tape dispensers
- B65H35/0006—Article or web delivery apparatus incorporating cutting or line-perforating devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/10—Handled articles or webs
- B65H2701/17—Nature of material
- B65H2701/175—Plastic
- B65H2701/1752—Polymer film
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cartons (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】未使用のフィルムの端部が箱内に引き戻される
ことがなく、使い勝手のよいラップフィルム収納箱を提
供する。 【解決手段】フィルム巻体から引き出されたフィルム
(21)をカッター(41)へ向けて案内するフィルム
ガイド板(10)のカッターが設けられている縁辺とは
反対側の縁辺の所定幅の領域(10a)を高粗度とす
る。 【効果】カッターで切断後のラップフィルムの端部とフ
ィルムガイド板との摩擦が大きくなり、ラップフィルム
の端部が箱体内へ引き込まれることがないので、次に使
用するとき当該端部を容易に掴み取ることができる。
ことがなく、使い勝手のよいラップフィルム収納箱を提
供する。 【解決手段】フィルム巻体から引き出されたフィルム
(21)をカッター(41)へ向けて案内するフィルム
ガイド板(10)のカッターが設けられている縁辺とは
反対側の縁辺の所定幅の領域(10a)を高粗度とす
る。 【効果】カッターで切断後のラップフィルムの端部とフ
ィルムガイド板との摩擦が大きくなり、ラップフィルム
の端部が箱体内へ引き込まれることがないので、次に使
用するとき当該端部を容易に掴み取ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラップフィルム巻
体を箱内で回転自在に収納し、ラップフィルムを収納箱
内に設けたフィルムガイド板に沿って必要な長さだけ引
き出し、開口部に設けたカッターにより切断して使用す
るラップフィルム収納箱の改良に関し、特に、フィルム
の端部が箱内に引き戻されるのを防止し得るようにした
ラップフィルム収納箱に関する。
体を箱内で回転自在に収納し、ラップフィルムを収納箱
内に設けたフィルムガイド板に沿って必要な長さだけ引
き出し、開口部に設けたカッターにより切断して使用す
るラップフィルム収納箱の改良に関し、特に、フィルム
の端部が箱内に引き戻されるのを防止し得るようにした
ラップフィルム収納箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来広く用いられているラップフィルム
収納箱においては、フィルム巻体から引き出されたフィ
ルムをフィルム巻体に再接触させることなくカッターへ
向けて案内するため収納箱内にフィルムガイド板が設け
られている。そのフィルムガイド板の表面は、ある程度
平滑とされているが、フィルムを捕捉できるようにはな
っておらず、そのため、必要な長さのフィルムをカット
した後、箱側に残ったフィルムの端部が箱内に引き戻さ
れることがある。フィルムの端部が箱内に引き戻され、
フィルム巻体の表面に再接触すると、フィルムの端部を
見つけ出すのが困難となるばかりでなく、フィルムには
フィルム同士の密着性を向上させるための物質が含ませ
てあるため、フィルム端部を巻体から容易に引き剥がす
ことができず、裂けたり、ちぎれたりして大変面倒であ
った。特に、巻芯に100m以上もの長尺のラップフィ
ルムを巻き付けた巻体では、巻体の慣性が大きいため、
箱を動かしたりした時、フィルムの端部が巻体側へ引き
戻されることが多く、不便であった。このような問題を
解決しようとして、フィルムガイド板の表面を全面的に
ラップフィルムが強く付着するような平滑面とすれば、
ラップフィルムを引き出す際、カッターが設けられてい
るのとは反対側の縁辺でラップフィルムがフィルムガイ
ド板に密着したまま強く引かれることがあり、ラップフ
ィルムの引き出しが円滑に行われなくなるという問題を
生じる。
収納箱においては、フィルム巻体から引き出されたフィ
ルムをフィルム巻体に再接触させることなくカッターへ
向けて案内するため収納箱内にフィルムガイド板が設け
られている。そのフィルムガイド板の表面は、ある程度
平滑とされているが、フィルムを捕捉できるようにはな
っておらず、そのため、必要な長さのフィルムをカット
した後、箱側に残ったフィルムの端部が箱内に引き戻さ
れることがある。フィルムの端部が箱内に引き戻され、
フィルム巻体の表面に再接触すると、フィルムの端部を
見つけ出すのが困難となるばかりでなく、フィルムには
フィルム同士の密着性を向上させるための物質が含ませ
てあるため、フィルム端部を巻体から容易に引き剥がす
ことができず、裂けたり、ちぎれたりして大変面倒であ
った。特に、巻芯に100m以上もの長尺のラップフィ
ルムを巻き付けた巻体では、巻体の慣性が大きいため、
箱を動かしたりした時、フィルムの端部が巻体側へ引き
戻されることが多く、不便であった。このような問題を
解決しようとして、フィルムガイド板の表面を全面的に
ラップフィルムが強く付着するような平滑面とすれば、
ラップフィルムを引き出す際、カッターが設けられてい
るのとは反対側の縁辺でラップフィルムがフィルムガイ
ド板に密着したまま強く引かれることがあり、ラップフ
ィルムの引き出しが円滑に行われなくなるという問題を
生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
を解決するためなされたものであり、その目的とすると
ころは、未使用のフィルムの端部が箱内に引き戻される
ことがなく、次に使用するときも簡単に端部を引き剥が
し得る使い勝手のよいラップフィルム収納箱を提供する
ことにある。
を解決するためなされたものであり、その目的とすると
ころは、未使用のフィルムの端部が箱内に引き戻される
ことがなく、次に使用するときも簡単に端部を引き剥が
し得る使い勝手のよいラップフィルム収納箱を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、フィルム
巻体から引き出されたフィルムをカッターへ向けて案内
するフィルムガイド板の外表面のカッターが設けられた
縁辺とは反対側の縁辺に沿って高粗度加工面からなる高
摩擦領域を設けることによって達成できる。上記の如き
構成であると、カッターで切断後の未使用のラップフィ
ルムの端部とフィルムガイド板との摩擦が大きくなり、
そのためその端部が箱体内へ引き込まれることがなくな
る。また、ラップフィルムの端部がフィルムガイド板に
強く吸着されることもなく、そのため、次に使用すると
き当該端部を容易に掴み取ることができ、従来のような
不便さを解消することができる。
巻体から引き出されたフィルムをカッターへ向けて案内
するフィルムガイド板の外表面のカッターが設けられた
縁辺とは反対側の縁辺に沿って高粗度加工面からなる高
摩擦領域を設けることによって達成できる。上記の如き
構成であると、カッターで切断後の未使用のラップフィ
ルムの端部とフィルムガイド板との摩擦が大きくなり、
そのためその端部が箱体内へ引き込まれることがなくな
る。また、ラップフィルムの端部がフィルムガイド板に
強く吸着されることもなく、そのため、次に使用すると
き当該端部を容易に掴み取ることができ、従来のような
不便さを解消することができる。
【0005】上記の目的は、更に上記の高摩擦領域以外
の領域の少なくとも一部に表面の平滑なコーティングを
施すことにより一層確実に達成できる。このようにカッ
ターに近い部分に表面の平滑なコーティング領域を設け
ておくと、ラップフィルムの端部がコーティング面に密
着するので、より一層確実にラップフィルムの端部を保
持することができ、端部の箱体内への引き込みがより一
層確実に防止できるものである。
の領域の少なくとも一部に表面の平滑なコーティングを
施すことにより一層確実に達成できる。このようにカッ
ターに近い部分に表面の平滑なコーティング領域を設け
ておくと、ラップフィルムの端部がコーティング面に密
着するので、より一層確実にラップフィルムの端部を保
持することができ、端部の箱体内への引き込みがより一
層確実に防止できるものである。
【0006】なお、上記フィルムガイド板は、箱体と一
体的に設けたり若しくは別途取り付けるようにしてもよ
いが、ラップフィルム巻体を箱体内で回転可能に保持す
るフィルム巻体の支持具の一部をフィルムガイド板とし
て利用することも推奨される。
体的に設けたり若しくは別途取り付けるようにしてもよ
いが、ラップフィルム巻体を箱体内で回転可能に保持す
るフィルム巻体の支持具の一部をフィルムガイド板とし
て利用することも推奨される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつゝ本発明を
具体的に説明する。図1は、本発明に係るラップフィル
ム収納箱の一実施例を示す斜視図、図2は、図1に示し
た収納箱からフィルムを引き出して切断する状態を示す
斜視図、図3は、フィルムを切断した後の未使用のフィ
ルム端部の状態を示す斜視図、図4は、図1に示したラ
ップフィルム収納箱に用いるラップフィルム巻体支持具
の一例の展開図、図5は、これを折り畳んで支持具を形
成した状態を示す斜視図、図6は、図5に示した支持具
にラップフィルム巻体を装着したものを箱体内に収容す
る状態を示す斜視図である。
具体的に説明する。図1は、本発明に係るラップフィル
ム収納箱の一実施例を示す斜視図、図2は、図1に示し
た収納箱からフィルムを引き出して切断する状態を示す
斜視図、図3は、フィルムを切断した後の未使用のフィ
ルム端部の状態を示す斜視図、図4は、図1に示したラ
ップフィルム収納箱に用いるラップフィルム巻体支持具
の一例の展開図、図5は、これを折り畳んで支持具を形
成した状態を示す斜視図、図6は、図5に示した支持具
にラップフィルム巻体を装着したものを箱体内に収容す
る状態を示す斜視図である。
【0008】図1に示す如く、本発明に係るラップフィ
ルム収納箱は、箱体3内にラップフィルム巻体を収納
し、ラップフィルムガイド板10に沿って必要な長さだ
け引き出したラップフィルム21を、開口部に設けたカ
ッター41により切断して使用するようになっている点
では通常のラップフィルム収納箱と同様である。然しな
がら、本発明においては、フィルム巻体から引き出され
たフィルム21をカッター41へ向けて案内するフィル
ムガイド板10のカッター取付部とは反対側の縁辺に沿
って所定の幅の領域10aを設け、その部分の紙面を高
粗度加工面とするものである。この高粗度加工は、紙面
にエンボス加工を施したり、適宜のざら紙を貼り付けた
り、あるいはまた適宜の固形粒子を含む塗料を塗布した
りすることにより行なわれる。又、本実施例において
は、フィルムガイド板10のカッターが設けられた側の
縁辺に沿って所定幅の領域10bを設け、この領域10
b内に表面の平滑なコーティングを施すものである。
ルム収納箱は、箱体3内にラップフィルム巻体を収納
し、ラップフィルムガイド板10に沿って必要な長さだ
け引き出したラップフィルム21を、開口部に設けたカ
ッター41により切断して使用するようになっている点
では通常のラップフィルム収納箱と同様である。然しな
がら、本発明においては、フィルム巻体から引き出され
たフィルム21をカッター41へ向けて案内するフィル
ムガイド板10のカッター取付部とは反対側の縁辺に沿
って所定の幅の領域10aを設け、その部分の紙面を高
粗度加工面とするものである。この高粗度加工は、紙面
にエンボス加工を施したり、適宜のざら紙を貼り付けた
り、あるいはまた適宜の固形粒子を含む塗料を塗布した
りすることにより行なわれる。又、本実施例において
は、フィルムガイド板10のカッターが設けられた側の
縁辺に沿って所定幅の領域10bを設け、この領域10
b内に表面の平滑なコーティングを施すものである。
【0009】この高粗度領域10aの表面は、通常のざ
ら紙と同程度の粗度とすることが望ましい。このため、
エンボス加工を施したり、適宜のざら紙を貼着したり、
特殊インキで印刷を施したりする。又のコーティングが
施される領域10bは、ラップフィルムと同種の塩化ビ
ニル樹脂等によることが推奨されるが、必ずしもこれに
限定されるものではない。また、その表面の粗度は使用
するラップフィルムが軽く貼り付く程度であればよく、
その厚みも特に限定されることがなく、要するに平滑な
表面が安価にに形成できれば良いものである。
ら紙と同程度の粗度とすることが望ましい。このため、
エンボス加工を施したり、適宜のざら紙を貼着したり、
特殊インキで印刷を施したりする。又のコーティングが
施される領域10bは、ラップフィルムと同種の塩化ビ
ニル樹脂等によることが推奨されるが、必ずしもこれに
限定されるものではない。また、その表面の粗度は使用
するラップフィルムが軽く貼り付く程度であればよく、
その厚みも特に限定されることがなく、要するに平滑な
表面が安価にに形成できれば良いものである。
【0010】そこで、図2に示すようにフィルム21を
必要な長さだけ引き出してカッター41で切断する際に
は、フィルム21の端部がコーティング領域10bに接
触、付着するのでフィルムを切断した後も図3に示す如
くコーティング10bに付着したままの状態で保持され
る。そのため、フィルムの端部が箱体内へ引き込まれる
ことがなく、次に使用するときその端部を容易に掴み取
ることが可能となる。又、コーティング10bが設けら
れていない場合でも、フィルム21の端部は高粗度領域
10aの表面摩擦に抗して滑ることはないから、フィル
ムの端部が箱体内へ引き込まれることがない。
必要な長さだけ引き出してカッター41で切断する際に
は、フィルム21の端部がコーティング領域10bに接
触、付着するのでフィルムを切断した後も図3に示す如
くコーティング10bに付着したままの状態で保持され
る。そのため、フィルムの端部が箱体内へ引き込まれる
ことがなく、次に使用するときその端部を容易に掴み取
ることが可能となる。又、コーティング10bが設けら
れていない場合でも、フィルム21の端部は高粗度領域
10aの表面摩擦に抗して滑ることはないから、フィル
ムの端部が箱体内へ引き込まれることがない。
【0011】而して、上記フィルムガイド板10は、箱
体3の一部として箱体3の厚紙を折り曲げて一体的に形
成したり、或いは、別途取り付けるようにしてもよい
が、図示した実施例においては、図5及び図6に示すよ
うにラップフィルム巻体2を箱体内で回転可能に保持す
るフィルム巻体の支持具1の一部がフィルムガイド板1
0として利用できるようになっている。
体3の一部として箱体3の厚紙を折り曲げて一体的に形
成したり、或いは、別途取り付けるようにしてもよい
が、図示した実施例においては、図5及び図6に示すよ
うにラップフィルム巻体2を箱体内で回転可能に保持す
るフィルム巻体の支持具1の一部がフィルムガイド板1
0として利用できるようになっている。
【0012】即ち、図5及び図6に示すような支持具1
は、厚紙を図4の展開図に示す如く切断し、そのA面な
いしF面の各面間の境界線に沿って山折り、谷折りにし
て作成されたものであり、組み立てられたときは、この
A面がフィルムガイド板10として利用されるものであ
る。ここで、A面は、その長辺がラップフィルムの幅よ
り長く、巻芯の長さよりは短く設定され、その短辺は所
定の強度が得られる適宜の長さに設定された長方形に形
成され、指掛け孔11及び12が明けられている(図4
参照)。B面は、A面の一方の短辺に連接し、中央にラ
ップフィルムの巻芯の一端を挿通する円形開口13が形
成されると共に、収納箱の軸直角断面形状とA面の短辺
長に対応する一角隅部17が切除された略正方形状に形
成されている。C面は、B面のA面と連接する短辺とは
反対側の短辺に連接し、その形状がB面と鏡映対称に形
成され、中央に円形開口14が形成されている。D面
は、A面のもう一方の短辺に連接し、その形状がB面と
鏡映対称に形成され、中央に円形開口15が形成されて
いる。E面は、D面のA面と連接する短辺とは反対側の
短辺に連接し、その形状がD面と鏡映対称に形成され、
中央に円形開口16が形成されている。F面は、A面の
一方の長辺に連接し、その長辺はA面の長辺と略同等の
長さに設定され、その短辺は所定の強度が得られる適宜
の長さに設定された長方形に形成されている。
は、厚紙を図4の展開図に示す如く切断し、そのA面な
いしF面の各面間の境界線に沿って山折り、谷折りにし
て作成されたものであり、組み立てられたときは、この
A面がフィルムガイド板10として利用されるものであ
る。ここで、A面は、その長辺がラップフィルムの幅よ
り長く、巻芯の長さよりは短く設定され、その短辺は所
定の強度が得られる適宜の長さに設定された長方形に形
成され、指掛け孔11及び12が明けられている(図4
参照)。B面は、A面の一方の短辺に連接し、中央にラ
ップフィルムの巻芯の一端を挿通する円形開口13が形
成されると共に、収納箱の軸直角断面形状とA面の短辺
長に対応する一角隅部17が切除された略正方形状に形
成されている。C面は、B面のA面と連接する短辺とは
反対側の短辺に連接し、その形状がB面と鏡映対称に形
成され、中央に円形開口14が形成されている。D面
は、A面のもう一方の短辺に連接し、その形状がB面と
鏡映対称に形成され、中央に円形開口15が形成されて
いる。E面は、D面のA面と連接する短辺とは反対側の
短辺に連接し、その形状がD面と鏡映対称に形成され、
中央に円形開口16が形成されている。F面は、A面の
一方の長辺に連接し、その長辺はA面の長辺と略同等の
長さに設定され、その短辺は所定の強度が得られる適宜
の長さに設定された長方形に形成されている。
【0013】このように裁断された厚紙を、A面とB面
の境界線に沿って略90°の山折りとし、B面とC面の
境界線に沿って略0°の谷折りとし、A面とD面の境界
線に沿って略90°の山折りとし、D面とE面の境界線
に沿って略0°の谷折りとし、A面とF面の境界線に沿
って略90°の山折りとすることによって、図5に示す
ようなラップフィルム巻体支持具1が組み立てられる。
なお、「山折り」、「谷折り」とは、支持具の使用時に
厚紙のA面がラップフィルム巻体に臨む面を厚紙の内
面、その反対側の面を外面としたとき、折り目線を挟ん
で内面同士が接近する折り方を「山折り」、折り目線を
挟んで外面同士が接近する折り方を「谷折り」と称し、
又、その角度は、折られたことによって接近する両面間
に形成される角度を指すものとする。
の境界線に沿って略90°の山折りとし、B面とC面の
境界線に沿って略0°の谷折りとし、A面とD面の境界
線に沿って略90°の山折りとし、D面とE面の境界線
に沿って略0°の谷折りとし、A面とF面の境界線に沿
って略90°の山折りとすることによって、図5に示す
ようなラップフィルム巻体支持具1が組み立てられる。
なお、「山折り」、「谷折り」とは、支持具の使用時に
厚紙のA面がラップフィルム巻体に臨む面を厚紙の内
面、その反対側の面を外面としたとき、折り目線を挟ん
で内面同士が接近する折り方を「山折り」、折り目線を
挟んで外面同士が接近する折り方を「谷折り」と称し、
又、その角度は、折られたことによって接近する両面間
に形成される角度を指すものとする。
【0014】なお、上記A面(フィルムガイド板10)
の表面に高粗度加工及びコーティングを施す時期として
は、厚紙を図4に示すように裁断した後、図5の如く組
み立てる前にコーティングを行なうのが、作業性の点で
有利である。
の表面に高粗度加工及びコーティングを施す時期として
は、厚紙を図4に示すように裁断した後、図5の如く組
み立てる前にコーティングを行なうのが、作業性の点で
有利である。
【0015】この支持具1にラップフィルム巻体2を装
着する場合、図6に示すように、ラップフィルムを巻き
付けた巻芯22の一端をB面及びC面の円形開口13及
び14に挿通し、巻芯22の他端をD面及びE面の円形
開口15及び16に挿通するようにする。これにより、
巻体2は支持具1に回転可能なように保持される。
着する場合、図6に示すように、ラップフィルムを巻き
付けた巻芯22の一端をB面及びC面の円形開口13及
び14に挿通し、巻芯22の他端をD面及びE面の円形
開口15及び16に挿通するようにする。これにより、
巻体2は支持具1に回転可能なように保持される。
【0016】このようにラップフィルム巻体2を装着し
た支持具1を、箱体3内に収容する。図示した実施例に
おいては、フィルム切断用のカッター41として鋸刃カ
ッターを用い、これを箱体3自体には固着せず、厚紙製
のカッター取付板42に鋸刃カッター41を取り付け、
これを箱体3内に嵌め込むようにしてある。支持具1
は、そのA面とF面の境界線の折り目が箱体3のカッタ
ー41に臨むように箱体内に収容する。なお、カッター
としては、上記の如き鋸刃カッターに限らず、スライド
カッターその他各種形態のものを利用し得る。
た支持具1を、箱体3内に収容する。図示した実施例に
おいては、フィルム切断用のカッター41として鋸刃カ
ッターを用い、これを箱体3自体には固着せず、厚紙製
のカッター取付板42に鋸刃カッター41を取り付け、
これを箱体3内に嵌め込むようにしてある。支持具1
は、そのA面とF面の境界線の折り目が箱体3のカッタ
ー41に臨むように箱体内に収容する。なお、カッター
としては、上記の如き鋸刃カッターに限らず、スライド
カッターその他各種形態のものを利用し得る。
【0017】
【発明の効果】本発明は、上記の如く構成されるから、
本発明によるときは、カッターで切断後の未使用のラッ
プフィルムの端部がフィルムガイド板のコーティング面
に付着して箱体内へ引き込まれることがないので、次に
使用するとき当該端部を容易に掴み取ることができ、従
来のような不便さのない使い勝手のよいラップフィルム
収納箱を提供し得るものである。
本発明によるときは、カッターで切断後の未使用のラッ
プフィルムの端部がフィルムガイド板のコーティング面
に付着して箱体内へ引き込まれることがないので、次に
使用するとき当該端部を容易に掴み取ることができ、従
来のような不便さのない使い勝手のよいラップフィルム
収納箱を提供し得るものである。
【0018】なお、本発明は叙上の実施例に限定される
ものでなく、本発明の目的の範囲内において上記の説明
から当業者が容易に想到し得るすべての変更実施例を包
摂するものである。
ものでなく、本発明の目的の範囲内において上記の説明
から当業者が容易に想到し得るすべての変更実施例を包
摂するものである。
【図1】本発明に係るラップフィルム収納箱の一実施例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】図1に示した収納箱からフィルムを引き出して
切断する状態を示す斜視図である。
切断する状態を示す斜視図である。
【図3】フィルムを切断した後の未使用のフィルム端部
の状態を示す斜視図である。
の状態を示す斜視図である。
【図4】図1に示したラップフィルム収納箱に用いるラ
ップフィルム巻体支持具の一例の展開図である。
ップフィルム巻体支持具の一例の展開図である。
【図5】図4に示したものを折り畳んで支持具を形成し
た状態を示す斜視図である。
た状態を示す斜視図である。
【図6】図5に示した支持具にラップフィルム巻体を装
着したものを箱体内に収容する状態を示す斜視図であ
る。
着したものを箱体内に収容する状態を示す斜視図であ
る。
1 支持具 10 フィルムガイド板 10a 高粗度領域 10b コーティングを施した領域 11,12 指掛け孔 13〜16 円形開口 2 ラップフィルム巻体 21 ラップフィルム 22 巻芯端部 3 箱体 41 カッター取付板 42 カッター
Claims (3)
- 【請求項1】ラップフィルム巻体(2)を回転自在に収
納し、ラップフィルム(21)をフィルムガイド板(1
0)に沿って必要な長さだけ引き出し、開口部に設けた
カッター(41)により切断して使用するラップフィル
ム収納箱において、 フィルムガイド板(10)の表面のカッター(41)が
設けられた縁辺とは反対側の縁辺に沿って設けられた所
定幅の領域(10a)を高粗度加工面としたことを特徴
とする上記のラップフィルム収納箱。 - 【請求項2】フィルムガイド板(10)のカッターが設
けられた側の縁辺に沿って設けられた所定幅の領域(1
0b)の表面に、ラップフィルム(21)が張り付き得
る平滑なコーティングを施した請求項1に記載のラップ
フィルム収納箱。 - 【請求項3】上記フィルムガイド板(10)が、ラップ
フィルム巻体の支持具(1)の一部である請求項1又は
2に記載のラップフィルム収納箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13524796A JPH09315426A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | ラップフィルム収納箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13524796A JPH09315426A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | ラップフィルム収納箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09315426A true JPH09315426A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15147253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13524796A Pending JPH09315426A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | ラップフィルム収納箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09315426A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006206110A (ja) * | 2005-01-28 | 2006-08-10 | Hitachi Chemical Filtec Inc | ラップフィルムの格納用化粧箱 |
-
1996
- 1996-05-29 JP JP13524796A patent/JPH09315426A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006206110A (ja) * | 2005-01-28 | 2006-08-10 | Hitachi Chemical Filtec Inc | ラップフィルムの格納用化粧箱 |
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