JPH0931504A - 金属繊維焼結多孔体の連続製造法およびその設備 - Google Patents
金属繊維焼結多孔体の連続製造法およびその設備Info
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- JPH0931504A JPH0931504A JP7207586A JP20758695A JPH0931504A JP H0931504 A JPH0931504 A JP H0931504A JP 7207586 A JP7207586 A JP 7207586A JP 20758695 A JP20758695 A JP 20758695A JP H0931504 A JPH0931504 A JP H0931504A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- web
- rolls
- lower rolls
- metal fiber
- porous body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
- B22F3/00—Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the manner of compacting or sintering; Apparatus specially adapted therefor ; Presses and furnaces
- B22F3/18—Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the manner of compacting or sintering; Apparatus specially adapted therefor ; Presses and furnaces by using pressure rollers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
- B22F3/00—Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the manner of compacting or sintering; Apparatus specially adapted therefor ; Presses and furnaces
- B22F3/002—Manufacture of articles essentially made from metallic fibres
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
- B22F2998/00—Supplementary information concerning processes or compositions relating to powder metallurgy
Abstract
(57)【要約】
【目的】 金属繊維を加圧成形するとともに加熱焼結し
て金属繊維焼結多孔体を連続的に製造する方法におい
て、ウェブの金属繊維が上・下ロールに溶着したりせ
ず、しかも、ウェブに作用する電流の密度および負荷を
均一にすることができる方法および設備を提供すること
を目的とする。 【構成】 少なくとも一方の表面を黒鉛で構成した回転
する一対の導電性ロール間に、ウェブを連続的に挿入す
るとともに、前記一対のロール間に所要大きさの電気量
を有する電源を供給して前記ウェブを介して電流を流
し、もって、前記ウェブを加圧成形するとともに加熱焼
結することを特徴とする。
て金属繊維焼結多孔体を連続的に製造する方法におい
て、ウェブの金属繊維が上・下ロールに溶着したりせ
ず、しかも、ウェブに作用する電流の密度および負荷を
均一にすることができる方法および設備を提供すること
を目的とする。 【構成】 少なくとも一方の表面を黒鉛で構成した回転
する一対の導電性ロール間に、ウェブを連続的に挿入す
るとともに、前記一対のロール間に所要大きさの電気量
を有する電源を供給して前記ウェブを介して電流を流
し、もって、前記ウェブを加圧成形するとともに加熱焼
結することを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、金属繊維のウェブを加
圧成形するとともに加熱焼結して金属繊維焼結多孔体を
連続的に製造する方法およびその設備に関する。
圧成形するとともに加熱焼結して金属繊維焼結多孔体を
連続的に製造する方法およびその設備に関する。
【０００２】
【従来技術と課題】従来、金属繊維焼結多孔体を連続的
に製造する方法としては、特開平１ー２１５，９０９号
公報で開示されるように、金属繊維のウェブを一対の上
・下ロールで加圧成形するとともに、上・下ロール間に
電源を供給してウェブを介し電流を流してウェブを加熱
焼結するようにしたものがあるが、この方法では、ウェ
ブの金属繊維が上・下ロールに溶着したりする上に、電
流の負荷がウェブに均一に作用しないために金属繊維が
部分的に加熱されて溶着したりして、空隙率が著しく低
下するなどの問題があった。本発明は、上記の事情に鑑
みてなされたもので、ウェブの金属繊維が上・下ロール
に溶着したりせず、しかも、ウェブに作用する電流の密
度および負荷を均一にすることができる方法および設備
を提供することを目的とする。
に製造する方法としては、特開平１ー２１５，９０９号
公報で開示されるように、金属繊維のウェブを一対の上
・下ロールで加圧成形するとともに、上・下ロール間に
電源を供給してウェブを介し電流を流してウェブを加熱
焼結するようにしたものがあるが、この方法では、ウェ
ブの金属繊維が上・下ロールに溶着したりする上に、電
流の負荷がウェブに均一に作用しないために金属繊維が
部分的に加熱されて溶着したりして、空隙率が著しく低
下するなどの問題があった。本発明は、上記の事情に鑑
みてなされたもので、ウェブの金属繊維が上・下ロール
に溶着したりせず、しかも、ウェブに作用する電流の密
度および負荷を均一にすることができる方法および設備
を提供することを目的とする。
【０００３】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第１発明における金属繊維焼結多孔体の連続製造法
は、金属繊維のウェブを加圧成形するとともに加熱焼結
して金属繊維焼結多孔体を連続的に製造する方法であっ
て、少なくとも一方の表面を黒鉛で構成した回転する一
対の導電性ロール間に、前記ウェブを連続的に挿入する
とともに、前記一対のロール間に所要大きさの電気量を
有する電源を供給して前記ウェブを介して電流を流し、
もって、前記ウェブを加圧成形するとともに加熱焼結す
ることを特徴とする。
に第１発明における金属繊維焼結多孔体の連続製造法
は、金属繊維のウェブを加圧成形するとともに加熱焼結
して金属繊維焼結多孔体を連続的に製造する方法であっ
て、少なくとも一方の表面を黒鉛で構成した回転する一
対の導電性ロール間に、前記ウェブを連続的に挿入する
とともに、前記一対のロール間に所要大きさの電気量を
有する電源を供給して前記ウェブを介して電流を流し、
もって、前記ウェブを加圧成形するとともに加熱焼結す
ることを特徴とする。
【０００４】
【作用】製造後の金属繊維焼結多孔体が所望の厚さと空
隙率を構成することができるように、一対のロールの間
隔を設定した後、一対のロールを所定方向へ所定のロー
ルスピードで回転させ、かつウェブの金属繊維を焼結可
能な電気量を有する電源をロール間に供給する。この条
件のもとに、このロール間に所定の厚さと空隙率を有す
るウェブを連続的に挿入すると、ウェブは、ロールの表
面が黒鉛であるためにロールへの付着を防止されながら
加圧成形されると同時に、ロールを介して電流を流され
て加熱焼結される。この結果、所望の空隙率を有する金
属繊維焼結多孔体が連続的に製造されることとなる。
隙率を構成することができるように、一対のロールの間
隔を設定した後、一対のロールを所定方向へ所定のロー
ルスピードで回転させ、かつウェブの金属繊維を焼結可
能な電気量を有する電源をロール間に供給する。この条
件のもとに、このロール間に所定の厚さと空隙率を有す
るウェブを連続的に挿入すると、ウェブは、ロールの表
面が黒鉛であるためにロールへの付着を防止されながら
加圧成形されると同時に、ロールを介して電流を流され
て加熱焼結される。この結果、所望の空隙率を有する金
属繊維焼結多孔体が連続的に製造されることとなる。
【０００５】ここで、金属繊維とは、各種の慣用の方法
により導電性の金属材料から製作された繊維であって、
表面が安定した酸化膜に覆われ、断面積が１０μｍ2〜
１０，０００μｍ2であるものをいう。断面積が１０μ
ｍ2未満になるとウェブ成形が困難となり、また１０，
０００μｍ2を越えると可縮性がなくなるためである。
により導電性の金属材料から製作された繊維であって、
表面が安定した酸化膜に覆われ、断面積が１０μｍ2〜
１０，０００μｍ2であるものをいう。断面積が１０μ
ｍ2未満になるとウェブ成形が困難となり、また１０，
０００μｍ2を越えると可縮性がなくなるためである。
【０００６】また、ロールは、表面を黒鉛で構成したほ
うがよいが、導電性を有するなら、少なくとも一方の表
面を黒鉛で被覆するとともに他方をクロム銅、タングス
テン、ベリリウムー銅合金等で製作したものでもよい。
この場合、ウェブとロールとの間にはステンレス製金網
を配置する。また、ロール間には所要の大きさの電気量
を有する電源が供給されるようになっている。
うがよいが、導電性を有するなら、少なくとも一方の表
面を黒鉛で被覆するとともに他方をクロム銅、タングス
テン、ベリリウムー銅合金等で製作したものでもよい。
この場合、ウェブとロールとの間にはステンレス製金網
を配置する。また、ロール間には所要の大きさの電気量
を有する電源が供給されるようになっている。
【０００７】また、ロール間に供給する電源の大きさ
は、主として製造する焼結体材料のサイズにより決定さ
れ、金属繊維を焼結することが可能か、否かにより決定
される。そのため、その電気量としては電流値４，００
０〜２０，０００Ａ／８ｃｍ（ロール長さ）が好まし
く、６，５００〜１０，０００Ａ／８ｃｍ（ロール長
さ）が最適である。電流値が４，０００Ａ／８ｃｍ（ロ
ール長さ）未満では金属繊維を相互に接着することがで
きず、また２０，０００Ａ／８ｃｍ（ロール長さ）を越
えると金属繊維は相互に溶融してしまう。
は、主として製造する焼結体材料のサイズにより決定さ
れ、金属繊維を焼結することが可能か、否かにより決定
される。そのため、その電気量としては電流値４，００
０〜２０，０００Ａ／８ｃｍ（ロール長さ）が好まし
く、６，５００〜１０，０００Ａ／８ｃｍ（ロール長
さ）が最適である。電流値が４，０００Ａ／８ｃｍ（ロ
ール長さ）未満では金属繊維を相互に接着することがで
きず、また２０，０００Ａ／８ｃｍ（ロール長さ）を越
えると金属繊維は相互に溶融してしまう。
【０００８】また、ウェブにかける加圧力は、金属繊維
のウェブの空隙率と、製造される焼結多孔体の空隙率と
の相関関係により決定されるが、通常はロール長さ１ｃ
ｍ当たり１０〜１３０ｋｇｆが好ましく、１０ｋｇｆ／
ｃｍ未満では焼結多孔体は、気孔が大きくスポンジ状と
なり、また、１３０ｋｇｆ／ｃｍを越えると、焼結多孔
体は部分的に融合する。一般には６０ｋｇｆ／ｃｍ前後
が最適である。
のウェブの空隙率と、製造される焼結多孔体の空隙率と
の相関関係により決定されるが、通常はロール長さ１ｃ
ｍ当たり１０〜１３０ｋｇｆが好ましく、１０ｋｇｆ／
ｃｍ未満では焼結多孔体は、気孔が大きくスポンジ状と
なり、また、１３０ｋｇｆ／ｃｍを越えると、焼結多孔
体は部分的に融合する。一般には６０ｋｇｆ／ｃｍ前後
が最適である。
【０００９】
【実施例１】本発明の実施例１について図面に基づき説
明すると、上・下ロール１、２がそれぞれ垂直面内で回
転可能にして配設してあり、上ロール１は昇降装置とし
ての下向きのシリンダ３をもって昇降可能にしてある。
そして、上・下ロール１、２は、幅８０ｍｍ、直径２５
４ｍｍの寸法を有し、クロム銅で成る母体の表面を黒鉛
で被覆した構成にしてあり、しかも、冷却水が貫流でき
るようになっており、その上、上・下ロール１、２には
回転駆動用ロール４、５がそれぞれ装着してある。ま
た、上・下ロール１、２間には電源として、インバータ
電源を備えた株式会社電元社製作所製のシーム溶接機６
が電気的に接続してある。
明すると、上・下ロール１、２がそれぞれ垂直面内で回
転可能にして配設してあり、上ロール１は昇降装置とし
ての下向きのシリンダ３をもって昇降可能にしてある。
そして、上・下ロール１、２は、幅８０ｍｍ、直径２５
４ｍｍの寸法を有し、クロム銅で成る母体の表面を黒鉛
で被覆した構成にしてあり、しかも、冷却水が貫流でき
るようになっており、その上、上・下ロール１、２には
回転駆動用ロール４、５がそれぞれ装着してある。ま
た、上・下ロール１、２間には電源として、インバータ
電源を備えた株式会社電元社製作所製のシーム溶接機６
が電気的に接続してある。
【００１０】そこで、コイル材切削法によって作製され
た公称３５μｍ（板厚５０μｍの薄板を切り込み２０μ
ｍ／ｒｅｖで切削したもの）の耐熱ステンレス（川崎製
鉄株式会社製のリバーライト、レジスタロイ株式会社製
のヘクラロイ等のＣｒ−Ａｌ希土類成分のフェライト系
のもの）を、ロール切断法を用い板状にして、目付け量
９００ｇ／ｍ2、サイズ８０ｍｍ×５００ｍｍ、厚さ５
０ｍｍの金属繊維ウェブ７を作製する。
た公称３５μｍ（板厚５０μｍの薄板を切り込み２０μ
ｍ／ｒｅｖで切削したもの）の耐熱ステンレス（川崎製
鉄株式会社製のリバーライト、レジスタロイ株式会社製
のヘクラロイ等のＣｒ−Ａｌ希土類成分のフェライト系
のもの）を、ロール切断法を用い板状にして、目付け量
９００ｇ／ｍ2、サイズ８０ｍｍ×５００ｍｍ、厚さ５
０ｍｍの金属繊維ウェブ７を作製する。
【００１１】そして、前記シリンダ３による加圧力を６
０ｋｇｆ／ｃｍに、上・下ロール１、２におけるロール
スピードを２ｍ／ｍｉｎにそれぞれセットする。この条
件のもとに、回転駆動ロール４、５を駆動して上・下ロ
ール１、２を所定方向へ回転させるとともに、上・下ロ
ール１、２に冷却水を貫流させて上・下ロール１、２内
を冷却しながら、前記ウェブ７を上・下ローラ１、２間
に連続的に挿入し、さらに、前記シーム溶接機６を電流
負荷サイクル２０ｍｓでＯＮ、電流負荷サイクル２０ｍ
ｓでＯＦＦして、上・下ロール１、２間に電源を供給す
る。この電源からの供給電流値を１０，０００〜１８，
０００Ａの間で変化させてウェブ７の焼結テストを行な
った。この条件のもとでは、ウェブ７が上・下ロール
１、２の表面に付着することなく、比較的良好な焼結多
孔体が得られた。なお、前記シーム溶接機６を電流負荷
サイクル４０ｍｓでＯＮ、電流負荷サイクル２０ｍｓで
ＯＦＦして、上・下ロール１、２間に電源を供給する
と、上・下ロール１、２の端面で火花放電が発生し、こ
れに伴ってウェブは部分的に溶融した。
０ｋｇｆ／ｃｍに、上・下ロール１、２におけるロール
スピードを２ｍ／ｍｉｎにそれぞれセットする。この条
件のもとに、回転駆動ロール４、５を駆動して上・下ロ
ール１、２を所定方向へ回転させるとともに、上・下ロ
ール１、２に冷却水を貫流させて上・下ロール１、２内
を冷却しながら、前記ウェブ７を上・下ローラ１、２間
に連続的に挿入し、さらに、前記シーム溶接機６を電流
負荷サイクル２０ｍｓでＯＮ、電流負荷サイクル２０ｍ
ｓでＯＦＦして、上・下ロール１、２間に電源を供給す
る。この電源からの供給電流値を１０，０００〜１８，
０００Ａの間で変化させてウェブ７の焼結テストを行な
った。この条件のもとでは、ウェブ７が上・下ロール
１、２の表面に付着することなく、比較的良好な焼結多
孔体が得られた。なお、前記シーム溶接機６を電流負荷
サイクル４０ｍｓでＯＮ、電流負荷サイクル２０ｍｓで
ＯＦＦして、上・下ロール１、２間に電源を供給する
と、上・下ロール１、２の端面で火花放電が発生し、こ
れに伴ってウェブは部分的に溶融した。
【００１２】
【実施例２】本発明の実施例２について説明する。な
お、設備としては前述した実施例１の設備を使用した。
ところで、コイル材切削法によって作製された耐熱ステ
ンレス（川崎製鉄株式会社製のリバーライト、レジスタ
ロイ株式会社製のヘクラロイ等のＣｒ−Ａｌ希土類成分
のフェライト系のもの）製金属繊維をロール切断法を用
い板状にして、目付け量６００、９００、１２００ｇ／
ｍ2、サイズ８０ｍｍ×５００ｍｍ、厚さ６０ｍｍのウ
ェブ７をそれぞれ作製する。そして、前記シリンダ３に
よる加圧力を６０ｋｇｆ／ｃｍに、上・下ロール１、２
におけるロールスピードを２ｍ／ｍｉｎにそれぞれセッ
トする。
お、設備としては前述した実施例１の設備を使用した。
ところで、コイル材切削法によって作製された耐熱ステ
ンレス（川崎製鉄株式会社製のリバーライト、レジスタ
ロイ株式会社製のヘクラロイ等のＣｒ−Ａｌ希土類成分
のフェライト系のもの）製金属繊維をロール切断法を用
い板状にして、目付け量６００、９００、１２００ｇ／
ｍ2、サイズ８０ｍｍ×５００ｍｍ、厚さ６０ｍｍのウ
ェブ７をそれぞれ作製する。そして、前記シリンダ３に
よる加圧力を６０ｋｇｆ／ｃｍに、上・下ロール１、２
におけるロールスピードを２ｍ／ｍｉｎにそれぞれセッ
トする。
【００１３】この条件のもとに、回転駆動ロール４、５
を駆動して上・下ロール１、２を所定方向へ回転させる
とともに、前記各ウェブ７を上・下ロール１、２間に連
続的に挿入し、さらに、前記シーム溶接機６を電流負荷
サイクル２０ｍｓでＯＮ、電流負荷サイクル２０ｍｓで
ＯＦＦする。そして、上・下ロール１、２間に電源を供
給し、この供給電流値を９，０００〜１８，０００Ａの
間で変化させて、ウェブ７の焼結テストを行なった。こ
の条件のもとでは、ウェブ７が上・下ロール１、２の表
面に付着することなく、比較的良好な焼結多孔体が得ら
れた。
を駆動して上・下ロール１、２を所定方向へ回転させる
とともに、前記各ウェブ７を上・下ロール１、２間に連
続的に挿入し、さらに、前記シーム溶接機６を電流負荷
サイクル２０ｍｓでＯＮ、電流負荷サイクル２０ｍｓで
ＯＦＦする。そして、上・下ロール１、２間に電源を供
給し、この供給電流値を９，０００〜１８，０００Ａの
間で変化させて、ウェブ７の焼結テストを行なった。こ
の条件のもとでは、ウェブ７が上・下ロール１、２の表
面に付着することなく、比較的良好な焼結多孔体が得ら
れた。
【００１４】
【実施例３】本発明の実施例２について説明する。な
お、設備としては前述した実施例１の設備において上・
下ロール１、２のうち一方の表面を黒鉛で構成した。こ
の場合、すなわち、一方をクロム銅のままとした場合に
は、ウェブにおけるクロム銅のロールと接触する面にＳ
ＵＳ３０４ステンレス製金網（＃２９）を配置して成形
したところ、その面は金網でバックアップ保持されて良
好な焼結多孔体が得られた。
お、設備としては前述した実施例１の設備において上・
下ロール１、２のうち一方の表面を黒鉛で構成した。こ
の場合、すなわち、一方をクロム銅のままとした場合に
は、ウェブにおけるクロム銅のロールと接触する面にＳ
ＵＳ３０４ステンレス製金網（＃２９）を配置して成形
したところ、その面は金網でバックアップ保持されて良
好な焼結多孔体が得られた。
【００１５】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、少なくとも一方の表面を黒鉛製で構成した回転する
一対の導電性ロール間に、ウェブを連続的に挿入すると
ともに、前記一対のロール間に所要大きさの電気量を有
する電源を供給して前記ウェブを介して電流を流し、も
って、前記ウェブを加圧成形するとともに加熱焼結する
ようにしたから、ウェブの金属繊維がロールに付着した
りすることはなく、しかも、ウェブに作用する電流の密
度および負荷を均一にすることができるなどの優れた効
果を奏する。
は、少なくとも一方の表面を黒鉛製で構成した回転する
一対の導電性ロール間に、ウェブを連続的に挿入すると
ともに、前記一対のロール間に所要大きさの電気量を有
する電源を供給して前記ウェブを介して電流を流し、も
って、前記ウェブを加圧成形するとともに加熱焼結する
ようにしたから、ウェブの金属繊維がロールに付着した
りすることはなく、しかも、ウェブに作用する電流の密
度および負荷を均一にすることができるなどの優れた効
果を奏する。
【図１】本発明の第１実施例を示す一部切欠き断面正面
図である。
図である。
１ 上ロール ２ 下ロール ３ シリンダ ４ ５ 回転駆動装置 ６ シーム溶接機 ７ ウェブ
Claims (2)
- 【請求項１】 金属繊維のウェブを加圧成形するととも
に加熱焼結して金属繊維焼結多孔体を連続的に製造する
方法であって、少なくとも一方の表面を黒鉛で構成した
回転する一対の導電性ロール間に、前記ウェブを連続的
に挿入するとともに、前記一対のロール間に所要大きさ
の電気量を有する電源を供給して前記ウェブを介して電
流を流し、もって、前記ウェブを加圧成形するとともに
加熱焼結することを特徴とする金属繊維焼結多孔体の連
続製造法。 - 【請求項２】 金属繊維のウェブを加圧成形するととも
に加熱焼結して金属繊維焼結多孔体を連続的に製造する
設備であって、相互に対向して垂直面内で回転可能に配
設され少なくとも一方が昇降可能にされかつ少なくとも
一方の表面が黒鉛で構成された一対の上・下ロール１、
２と、これら上・下ロール１、２のうち少なくとも一方
を昇降させる昇降装置３と、前記上・下ロール１、２を
回転駆動する回転駆動装置４、５と、前記上・下ロール
１、２間に電源を供給する電源供給手段６と、を具備し
たことを特徴とする金属繊維焼結多孔体の連続製造設
備。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7207586A JPH0931504A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 金属繊維焼結多孔体の連続製造法およびその設備 |
| EP96111620A EP0754516A2 (en) | 1995-07-21 | 1996-07-18 | Apparatus and method for continuously producing sintered metal fiber porous body |
| KR1019960029528A KR970005464A (ko) | 1995-07-21 | 1996-07-22 | 금속섬유 소결 다공체의 연속 제조 방법 및 장치. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7207586A JPH0931504A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 金属繊維焼結多孔体の連続製造法およびその設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0931504A true JPH0931504A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16542225
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7207586A Pending JPH0931504A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 金属繊維焼結多孔体の連続製造法およびその設備 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0754516A2 (ja) |
| JP (1) | JPH0931504A (ja) |
| KR (1) | KR970005464A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8828325B2 (en) | 2007-08-31 | 2014-09-09 | Caterpillar Inc. | Exhaust system having catalytically active particulate filter |
| DE102007042494B4 (de) * | 2007-09-03 | 2009-09-24 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Bauteil sowie seine Verwendung |
| CN102211191B (zh) * | 2011-05-19 | 2013-02-27 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种布气用吹扫器的制备方法 |
| KR102199185B1 (ko) * | 2019-06-24 | 2021-01-06 | 한국에너지기술연구원 | 산 염기 기반 연료전지 시스템 |
| KR102328131B1 (ko) * | 2020-04-02 | 2021-11-18 | 한국에너지기술연구원 | 고농도 이온용액을 이용한 수소생산 장치 |
| CN112157264B (zh) * | 2020-09-30 | 2022-12-06 | 西部金属材料股份有限公司 | 一种辊轧式连续电阻烧结制备金属纤维多孔材料的方法及设备 |
| CN112157265B (zh) * | 2020-09-30 | 2022-12-06 | 西部金属材料股份有限公司 | 一种电阻烧结制备金属纤维多孔材料的方法及设备 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2355954A (en) * | 1942-03-04 | 1944-08-15 | Hardy Metallurg Company | Powder metallurgy |
| JPS4825849B1 (ja) * | 1966-02-10 | 1973-08-01 | ||
| DE1533024A1 (de) * | 1966-11-12 | 1969-09-11 | Rhein Westfael Elect Werk Ag | Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von faserporoesen Platten |
| BE1006452A3 (nl) * | 1992-12-18 | 1994-08-30 | Bekaert Sa Nv | Poreus gesinterd laminaat omvattende metaalvezels. |
-
1995
- 1995-07-21 JP JP7207586A patent/JPH0931504A/ja active Pending
-
1996
- 1996-07-18 EP EP96111620A patent/EP0754516A2/en not_active Withdrawn
- 1996-07-22 KR KR1019960029528A patent/KR970005464A/ko not_active Application Discontinuation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR970005464A (ko) | 1997-02-19 |
| EP0754516A3 (ja) | 1997-01-29 |
| EP0754516A2 (en) | 1997-01-22 |
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