JPH09313652A - パタークラブ - Google Patents
パタークラブInfo
- Publication number
- JPH09313652A JPH09313652A JP8154729A JP15472996A JPH09313652A JP H09313652 A JPH09313652 A JP H09313652A JP 8154729 A JP8154729 A JP 8154729A JP 15472996 A JP15472996 A JP 15472996A JP H09313652 A JPH09313652 A JP H09313652A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- golfer
- head
- eye
- eyes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ゴルファーのストローク姿勢に合った「球と
目の位置」を正確に確認することができる、即ち「アド
レスのチェック」を確実に行うことができるティークラ
ブの提供。 【解決手段】 パタークラブ1のヘッド2には、アドレ
スしているゴルファーPの目3と、その鉛直線V上にあ
るヘッド2とを結ぶ視線に対し、略平行して貫通させた
円柱状の孔20が設けられている。そのアドレスから、
前記ヘッド2の孔20を見た場合に、その孔20が略真
円に映るならば、孔20の真上にゴルファーPの目3が
あることになる。仮にこの位置がゴルファーPの自己の
ストローク姿勢に合ったアドレスであるとすると、下側
に三ヶ月状の内面がゴルファーPの目に映る場合には、
「球のアウトサイドに目がある」アドレス姿勢となって
おり、このように孔20の様子により「アドレスのチェ
ック」を確実に行うことができる。
目の位置」を正確に確認することができる、即ち「アド
レスのチェック」を確実に行うことができるティークラ
ブの提供。 【解決手段】 パタークラブ1のヘッド2には、アドレ
スしているゴルファーPの目3と、その鉛直線V上にあ
るヘッド2とを結ぶ視線に対し、略平行して貫通させた
円柱状の孔20が設けられている。そのアドレスから、
前記ヘッド2の孔20を見た場合に、その孔20が略真
円に映るならば、孔20の真上にゴルファーPの目3が
あることになる。仮にこの位置がゴルファーPの自己の
ストローク姿勢に合ったアドレスであるとすると、下側
に三ヶ月状の内面がゴルファーPの目に映る場合には、
「球のアウトサイドに目がある」アドレス姿勢となって
おり、このように孔20の様子により「アドレスのチェ
ック」を確実に行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はゴルフ用パターク
ラブのヘッドの構造に関するものである。
ラブのヘッドの構造に関するものである。
【0002】パッテンググリーン上でホールカップに向
けて打球するパッテングは、微妙な距離感と正確なスト
ロークの方向性が求められる。前者はどのくらいの強さ
で球に触れるかの問題、即ち、打球の感触の問題であり
るが、後者はゴルファー各自のストロークをしっかり身
につけることで解決できるゴルフ技術であり、ストロー
クをしっかり身につけるためには、各自がそのストロー
クにあったアドレスを研究することが重要である。
けて打球するパッテングは、微妙な距離感と正確なスト
ロークの方向性が求められる。前者はどのくらいの強さ
で球に触れるかの問題、即ち、打球の感触の問題であり
るが、後者はゴルファー各自のストロークをしっかり身
につけることで解決できるゴルフ技術であり、ストロー
クをしっかり身につけるためには、各自がそのストロー
クにあったアドレスを研究することが重要である。
【0003】
【従来の技術】アドレスの際にはゴルファー各自のスト
ローク姿勢に合った「球と目の位置」を常に維持してパ
ッテングする必要があり、そのため従来から各ゴルファ
ーはパターを目の下に垂らして「球と目の位置」を確認
したりして、「アドレスのチェック」をしていた。
ローク姿勢に合った「球と目の位置」を常に維持してパ
ッテングする必要があり、そのため従来から各ゴルファ
ーはパターを目の下に垂らして「球と目の位置」を確認
したりして、「アドレスのチェック」をしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の方法では、アドレスからスムースに移行すべきスト
ロークに精神が集中せずに中断されることになるし、ま
た「球と目の位置」の正確性に欠けることなる。
来の方法では、アドレスからスムースに移行すべきスト
ロークに精神が集中せずに中断されることになるし、ま
た「球と目の位置」の正確性に欠けることなる。
【0005】そこで、本発明はゴルファーのストローク
姿勢に合った「球と目の位置」を正確に確認することが
できる、即ち「アドレスのチェック」を確実に行うこと
ができ、かつ、アドレスからストロークに移行する際に
プレーに精神が集中できるゴルフ用パタークラブを提供
することにある。
姿勢に合った「球と目の位置」を正確に確認することが
できる、即ち「アドレスのチェック」を確実に行うこと
ができ、かつ、アドレスからストロークに移行する際に
プレーに精神が集中できるゴルフ用パタークラブを提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明は請求項1に記載のように、ヘッドと
その鉛直線上にあるゴルファーの目とを結ぶ視線に対し
略平行な孔を前記ヘッドに設けたことを特徴とするパタ
ークラブである。このパタークラブは、ヘッドの孔に対
するゴルファーの目の位置に応じて(ゴルファーの目か
ら言えばゴルファーの目に対する孔の位置に応じて)目
に映る孔の様子が変化することに着目し、その目に映る
孔の様子を「ヘッドと目の位置」の情報、ひいては「球
と目の位置」の情報として活用せんとしたものである。
ために、この発明は請求項1に記載のように、ヘッドと
その鉛直線上にあるゴルファーの目とを結ぶ視線に対し
略平行な孔を前記ヘッドに設けたことを特徴とするパタ
ークラブである。このパタークラブは、ヘッドの孔に対
するゴルファーの目の位置に応じて(ゴルファーの目か
ら言えばゴルファーの目に対する孔の位置に応じて)目
に映る孔の様子が変化することに着目し、その目に映る
孔の様子を「ヘッドと目の位置」の情報、ひいては「球
と目の位置」の情報として活用せんとしたものである。
【0007】上記発明において、前記孔はどのような種
類でもよく、例えば請求項2に記載のように、前記孔は
円柱状である。円柱状であれば「ヘッドと目の位置」の
情報として、ゴルファーの目に映る孔の様子は次のよう
になる。即ち、孔がゴルファーの目の真下に位置すれ
ば、孔は略真円に映る。孔がゴルファーの目の真下にな
く、ヘッドとその鉛直線上にあるゴルファーの目とを結
ぶ視線に対しずれると、ゴルファーの目に孔の内面が所
定方向に三ヶ月状に映ることになる。その結果、ゴルフ
ァーの目に映る孔の様子によって「ヘッドと目の位置」
を認識することができる。従って、一旦、ゴルファーの
ストローク姿勢に合った「ヘッドと目の位置」の情報と
して孔の様子を記憶していれば、いつも同じ位置でヘッ
ドを見ることができ、このへッドに球をセットすること
により、ゴルファーの目に映る孔の様子を「球と目の位
置」の情報として活用することができる。前記孔は円柱
状に限定されることはなく三角柱、四角柱、多角柱状で
もよく、円錐台状でもよい。また、前記孔はヘッドを上
下方向に貫通する貫通孔でもよいし、所定深さの穴でも
よい。
類でもよく、例えば請求項2に記載のように、前記孔は
円柱状である。円柱状であれば「ヘッドと目の位置」の
情報として、ゴルファーの目に映る孔の様子は次のよう
になる。即ち、孔がゴルファーの目の真下に位置すれ
ば、孔は略真円に映る。孔がゴルファーの目の真下にな
く、ヘッドとその鉛直線上にあるゴルファーの目とを結
ぶ視線に対しずれると、ゴルファーの目に孔の内面が所
定方向に三ヶ月状に映ることになる。その結果、ゴルフ
ァーの目に映る孔の様子によって「ヘッドと目の位置」
を認識することができる。従って、一旦、ゴルファーの
ストローク姿勢に合った「ヘッドと目の位置」の情報と
して孔の様子を記憶していれば、いつも同じ位置でヘッ
ドを見ることができ、このへッドに球をセットすること
により、ゴルファーの目に映る孔の様子を「球と目の位
置」の情報として活用することができる。前記孔は円柱
状に限定されることはなく三角柱、四角柱、多角柱状で
もよく、円錐台状でもよい。また、前記孔はヘッドを上
下方向に貫通する貫通孔でもよいし、所定深さの穴でも
よい。
【0008】請求項3に記載のように、前記孔は、前記
ヘッドのフェイスに存在するスウィートスポットを通る
垂直軸に対し略平行かつフェイスに対し略直角な位置で
あって、前記フェイスに近接して設けられていることを
特徴とする。この構成によれば、孔の様子を「ヘッドと
目の位置」の情報として活用し、いつも同じ目の位置で
スウィートスポットにセットした球を見れることにな
る。また、球を中心に言えば、目が球に対してどの位置
にあるか正確に認識できる。
ヘッドのフェイスに存在するスウィートスポットを通る
垂直軸に対し略平行かつフェイスに対し略直角な位置で
あって、前記フェイスに近接して設けられていることを
特徴とする。この構成によれば、孔の様子を「ヘッドと
目の位置」の情報として活用し、いつも同じ目の位置で
スウィートスポットにセットした球を見れることにな
る。また、球を中心に言えば、目が球に対してどの位置
にあるか正確に認識できる。
【0009】上記各発明において、請求項4に記載のよ
うに、前記孔の内面には、ヘッドのソールが接する接地
場所の色に対して、その色と感覚的な差が大きな色を施
してもよい。接地場所の色に対して、感覚的な差が大き
な色とは、接地場所の色と反対色の関係にある色、即
ち、色相環を用いれば略180度対向する位置にある
色、或いは色差値が大きな色ということになる。ヘッド
のソールは、通常、グリーン上に接するので、孔の内面
をそのグリーンの反対色である「赤」に塗装してもよ
い。このようにすればゴルファーの目に映る孔の様子を
「ヘッドと目の位置」の情報として明確に認識でき、ひ
いては「球と目の位置」の情報として活用できる。
うに、前記孔の内面には、ヘッドのソールが接する接地
場所の色に対して、その色と感覚的な差が大きな色を施
してもよい。接地場所の色に対して、感覚的な差が大き
な色とは、接地場所の色と反対色の関係にある色、即
ち、色相環を用いれば略180度対向する位置にある
色、或いは色差値が大きな色ということになる。ヘッド
のソールは、通常、グリーン上に接するので、孔の内面
をそのグリーンの反対色である「赤」に塗装してもよ
い。このようにすればゴルファーの目に映る孔の様子を
「ヘッドと目の位置」の情報として明確に認識でき、ひ
いては「球と目の位置」の情報として活用できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図1
乃至図4に基づいて詳細に説明する。図1は、請求項1
及び請求項2に対応する第1実施形態のパタークラブの
概要図、図2は同パタークラブの要部正面図、図3はフ
ェイスに平行に切った場合のヘッドの断面図、図4は請
求項3に対応する第2実施形態のパタークラブの要部斜
視図である。
乃至図4に基づいて詳細に説明する。図1は、請求項1
及び請求項2に対応する第1実施形態のパタークラブの
概要図、図2は同パタークラブの要部正面図、図3はフ
ェイスに平行に切った場合のヘッドの断面図、図4は請
求項3に対応する第2実施形態のパタークラブの要部斜
視図である。
【0011】図1乃至図3に示すように、パタークラブ
1のヘッド2には、アドレスしているゴルファーPの目
3と、その鉛直線V上にあるヘッド2とを結ぶ視線に対
し、略平行して貫通させた円柱状の孔20が設けられて
いる。孔20の内径は、孔20がゴルファーPの目3の
真下にあるときに、上開口24と下開口25とで二重映
りにならずに、略円形に見える程度であればよい。具体
的には、例えば約1cm程度であればよい。このような
孔20は、アドレス時にゴルファーの目の真下に位置す
るように、ゴルファーのストローク姿勢に対応させてヘ
ッド2の上面の任意の場所に設けることができる。
1のヘッド2には、アドレスしているゴルファーPの目
3と、その鉛直線V上にあるヘッド2とを結ぶ視線に対
し、略平行して貫通させた円柱状の孔20が設けられて
いる。孔20の内径は、孔20がゴルファーPの目3の
真下にあるときに、上開口24と下開口25とで二重映
りにならずに、略円形に見える程度であればよい。具体
的には、例えば約1cm程度であればよい。このような
孔20は、アドレス時にゴルファーの目の真下に位置す
るように、ゴルファーのストローク姿勢に対応させてヘ
ッド2の上面の任意の場所に設けることができる。
【0012】前記孔20は円柱状に穿設されているが、
本発明の係る孔はゴルファーの目に映る孔の様子を「球
と目の位置」の情報として活用せんとしたものであるか
ら、孔20の形状は円柱状に限定されるものではなく、
また、貫通孔に限定されるものではない。例えば三角柱
状、四角柱状、多角柱状、円錐台状でもよいし、また貫
通孔ではなく所定深さの「穴」でもよい。
本発明の係る孔はゴルファーの目に映る孔の様子を「球
と目の位置」の情報として活用せんとしたものであるか
ら、孔20の形状は円柱状に限定されるものではなく、
また、貫通孔に限定されるものではない。例えば三角柱
状、四角柱状、多角柱状、円錐台状でもよいし、また貫
通孔ではなく所定深さの「穴」でもよい。
【0013】また、前記孔20を設けるパタークラブ1
の種類は、D型(マレットタイプ)のみならず、T型
(キャッシュインタイプ)、L型(ブレイドタイプ)或
いはヒール&トウ型でもよく、このような従来のタイプ
に含まれないタイプでもよい。また、孔20はヘッド2
0を鋳造する際に成形してもよいし、成形したヘッド2
0に穿設してもよい。
の種類は、D型(マレットタイプ)のみならず、T型
(キャッシュインタイプ)、L型(ブレイドタイプ)或
いはヒール&トウ型でもよく、このような従来のタイプ
に含まれないタイプでもよい。また、孔20はヘッド2
0を鋳造する際に成形してもよいし、成形したヘッド2
0に穿設してもよい。
【0014】図4に示した第2実施形態のパタークラブ
1Aは、前記孔20を前記ヘッド2のフェイス21に存
在するスウィートスポット22(G)を通る垂直軸Sに
対し略平行かつフェイス21に対し略直角な位置であっ
て、前記フェイス21に近接して設けている。このよう
な構成のパタークラブ1Aによれば、孔20の様子を
「ヘッドと目の位置」の情報として活用し、いつも同じ
目の位置でスウィートスポット22にセットした球を見
れることになるし、球を中心に言えば、目がどの位置に
あるか正確に認識できる。またフェイス21のスウィー
トスポット22にセットした球を、パッテングの目標線
(ライン)に容易に合わせることができる。
1Aは、前記孔20を前記ヘッド2のフェイス21に存
在するスウィートスポット22(G)を通る垂直軸Sに
対し略平行かつフェイス21に対し略直角な位置であっ
て、前記フェイス21に近接して設けている。このよう
な構成のパタークラブ1Aによれば、孔20の様子を
「ヘッドと目の位置」の情報として活用し、いつも同じ
目の位置でスウィートスポット22にセットした球を見
れることになるし、球を中心に言えば、目がどの位置に
あるか正確に認識できる。またフェイス21のスウィー
トスポット22にセットした球を、パッテングの目標線
(ライン)に容易に合わせることができる。
【0015】上記パタークラブ1,1Aの使用例を図5
及び図6に基づいて説明する。ゴルファーPが自己のス
トローク姿勢に合わせるアドレスから、前記ヘッド2の
孔20を見た場合に、その孔20が図6(a)のように
略真円に映るならば、孔20の真上にゴルファーPの目
3があることになる。この場合、ヘッド2のフェイス2
1にセットした球Bはゴルファーの両目3,3の中間よ
り、若干(球Bの中心と孔20の中心間の距離だけ)左
側に位置することをゴルファーが認識できる。仮にこの
位置がゴルファーPの自己のストローク姿勢に合ったア
ドレスであるとすると、図6(b)のように、下側に三
ヶ月状の内面26(図3参照)がゴルファーPの目に映
る場合には、「球のアウトサイドに目がある」アドレス
姿勢となっており、逆に言えば「目の内側に球がある」
アドレス姿勢となっている。一方、図6(c)のよう
に、上側に三ヶ月状の内面26がゴルファーPの目に映
る場合には、「球のインサイドに目がある」アドレス姿
勢となっており、逆に言えば「目の外側に球がある」ア
ドレス姿勢となっている。
及び図6に基づいて説明する。ゴルファーPが自己のス
トローク姿勢に合わせるアドレスから、前記ヘッド2の
孔20を見た場合に、その孔20が図6(a)のように
略真円に映るならば、孔20の真上にゴルファーPの目
3があることになる。この場合、ヘッド2のフェイス2
1にセットした球Bはゴルファーの両目3,3の中間よ
り、若干(球Bの中心と孔20の中心間の距離だけ)左
側に位置することをゴルファーが認識できる。仮にこの
位置がゴルファーPの自己のストローク姿勢に合ったア
ドレスであるとすると、図6(b)のように、下側に三
ヶ月状の内面26(図3参照)がゴルファーPの目に映
る場合には、「球のアウトサイドに目がある」アドレス
姿勢となっており、逆に言えば「目の内側に球がある」
アドレス姿勢となっている。一方、図6(c)のよう
に、上側に三ヶ月状の内面26がゴルファーPの目に映
る場合には、「球のインサイドに目がある」アドレス姿
勢となっており、逆に言えば「目の外側に球がある」ア
ドレス姿勢となっている。
【0016】以上が目に対する前後方向の球Bの位置で
あったが、目に対する左右方向の球Bの位置も重要であ
る。例えば、図6(d)のように、三ヶ月状の内面26
が左側にあるようにゴルファーPの目3に映れば、球B
は目3に対して左側(目は球Bに対して右側)にあるこ
とになる。一方、図6(e)がゴルファーPの目3に映
る孔20の様子であれば、球Bは目に対して右側(目は
球Bに対して左側)にあることになる。
あったが、目に対する左右方向の球Bの位置も重要であ
る。例えば、図6(d)のように、三ヶ月状の内面26
が左側にあるようにゴルファーPの目3に映れば、球B
は目3に対して左側(目は球Bに対して右側)にあるこ
とになる。一方、図6(e)がゴルファーPの目3に映
る孔20の様子であれば、球Bは目に対して右側(目は
球Bに対して左側)にあることになる。
【0017】しかして、一旦、ゴルファーのストローク
姿勢に合った「ヘッドと目の位置」の情報としてゴルフ
ァーの目に映る孔の様子を記憶していれば、自己のアド
レスを容易にチェックして、修正することができ、いつ
も同じ位置でヘッド2を見ることになり、またこのヘッ
ド2にセットした球Bを見れることになる。また、球B
を中心に言えば、ゴルファーの目がどの位置にあるか正
確に認識できる。
姿勢に合った「ヘッドと目の位置」の情報としてゴルフ
ァーの目に映る孔の様子を記憶していれば、自己のアド
レスを容易にチェックして、修正することができ、いつ
も同じ位置でヘッド2を見ることになり、またこのヘッ
ド2にセットした球Bを見れることになる。また、球B
を中心に言えば、ゴルファーの目がどの位置にあるか正
確に認識できる。
【0018】因みに、ハンドファーストに構えるゴルフ
ァーにとって、自分のアドレスを図6(d)のように孔
20が見える位置に決めれば、この位置を基準にして自
己のアドレス姿勢をチェックできることなる。
ァーにとって、自分のアドレスを図6(d)のように孔
20が見える位置に決めれば、この位置を基準にして自
己のアドレス姿勢をチェックできることなる。
【0019】なお、ヘッド2のソール23は、通常、グ
リーン上に接するので、グリーンと色差の大きな「赤」
色を孔20の内面26に塗装してもよい。このようにす
ればゴルファーの目に映る孔の様子を「ヘッドと目の位
置」の情報として明確に認識でき、ひいては「球と目の
位置」の情報として活用できる。この場合塗装する色は
「赤」に限定されるものではなく、何色でもよい。
リーン上に接するので、グリーンと色差の大きな「赤」
色を孔20の内面26に塗装してもよい。このようにす
ればゴルファーの目に映る孔の様子を「ヘッドと目の位
置」の情報として明確に認識でき、ひいては「球と目の
位置」の情報として活用できる。この場合塗装する色は
「赤」に限定されるものではなく、何色でもよい。
【0020】なお、ロフトがついたパタークラブの場合
に、前記孔20の様子により、ロフトがゼロになるハン
ドファーストの構えを確認することができるし、そのロ
フトの角度と同一の角度に傾斜させた孔をヘッド2に設
ければ、その孔が図6(a)のように見えたときがロフ
トがゼロになったことを認識することができる。
に、前記孔20の様子により、ロフトがゼロになるハン
ドファーストの構えを確認することができるし、そのロ
フトの角度と同一の角度に傾斜させた孔をヘッド2に設
ければ、その孔が図6(a)のように見えたときがロフ
トがゼロになったことを認識することができる。
【0021】
【発明の効果】請求項1に記載の発明に係るパタークラ
ブによれば、ヘッドの孔に対するゴルファーの目の位置
に応じて(ゴルファーの目から言えば、ゴルファーの目
に対する孔の位置に応じて)、目に映る孔の様子が変化
するので、その目に映る孔の様子を「ヘッドと目の位
置」の情報、ひいては「球と目の位置」の情報として活
用することができる。従って、ゴルファーのストローク
姿勢に合った「球と目の位置」を正確に確認することが
できて、「アドレスのチェック」を確実に行うことがで
き、かつ、アドレスからストロークに移行する際にプレ
ーに精神が集中できるゴルフ用ティークラブヘッドを提
供することができる。
ブによれば、ヘッドの孔に対するゴルファーの目の位置
に応じて(ゴルファーの目から言えば、ゴルファーの目
に対する孔の位置に応じて)、目に映る孔の様子が変化
するので、その目に映る孔の様子を「ヘッドと目の位
置」の情報、ひいては「球と目の位置」の情報として活
用することができる。従って、ゴルファーのストローク
姿勢に合った「球と目の位置」を正確に確認することが
できて、「アドレスのチェック」を確実に行うことがで
き、かつ、アドレスからストロークに移行する際にプレ
ーに精神が集中できるゴルフ用ティークラブヘッドを提
供することができる。
【0022】請求項2に記載のよれば、「ヘッドと目の
位置」の情報として、ゴルファーの目に映る孔の様子は
次のようになる。即ち、孔がゴルファーの目の真下に位
置すれば、孔は略真円に映る。孔がゴルファーの目の真
下になく、ヘッドとその鉛直線上にあるゴルファーの目
とを結ぶ視線に対しずれると、ゴルファーの目に孔の内
面が所定方向に三ヶ月状に映ることになる。その結果、
ゴルファーの目に映る孔の様子によって「ヘッドと目の
位置」を認識することができる。従って、一旦、ゴルフ
ァーのストローク姿勢に合った「ヘッドと目の位置」の
情報として孔の様子を記憶していれば、いつも同じ位置
でヘッドを見ることができ、このへッドに球をセットす
ることにより、ゴルファーの目に映る孔の様子を「球と
目の位置」の情報として活用することができる。
位置」の情報として、ゴルファーの目に映る孔の様子は
次のようになる。即ち、孔がゴルファーの目の真下に位
置すれば、孔は略真円に映る。孔がゴルファーの目の真
下になく、ヘッドとその鉛直線上にあるゴルファーの目
とを結ぶ視線に対しずれると、ゴルファーの目に孔の内
面が所定方向に三ヶ月状に映ることになる。その結果、
ゴルファーの目に映る孔の様子によって「ヘッドと目の
位置」を認識することができる。従って、一旦、ゴルフ
ァーのストローク姿勢に合った「ヘッドと目の位置」の
情報として孔の様子を記憶していれば、いつも同じ位置
でヘッドを見ることができ、このへッドに球をセットす
ることにより、ゴルファーの目に映る孔の様子を「球と
目の位置」の情報として活用することができる。
【0023】請求項3に記載の発明によれば、孔の様子
を「ヘッドと目の位置」の情報として活用し、いつも同
じ目の位置でスウィートスポットにセットした球を見れ
ることになる。また、球を中心に言えば、目がどの位置
にあるか正確に認識できる。
を「ヘッドと目の位置」の情報として活用し、いつも同
じ目の位置でスウィートスポットにセットした球を見れ
ることになる。また、球を中心に言えば、目がどの位置
にあるか正確に認識できる。
【0024】請求項4に記載の発明によれば、ゴルファ
ーの目に映る孔の様子を「ヘッドと目の位置」の情報と
して明確に認識でき、ひいては「球と目の位置」の情報
として活用できる。
ーの目に映る孔の様子を「ヘッドと目の位置」の情報と
して明確に認識でき、ひいては「球と目の位置」の情報
として活用できる。
【図1】 第1実施形態のパタークラブの概要図、
【図2】 同パタークラブの要部正面図、
【図3】 同パタークラブのヘッドをフェイスの平行な
面で切った場合の断面図、
面で切った場合の断面図、
【図4】 第2実施形態のパタークラブの要部斜視図、
【図5】 第1又は第2実施形態のパタークラブの作用
を説明する説明図、
を説明する説明図、
【図6】 (a)乃至(e)は、第1又は第2実施形態
のパタークラブの作用を説明する説明図。
のパタークラブの作用を説明する説明図。
1・・・パタークラブ、2・・・ヘッド、
20・・・孔、21・・・フェイス、 22
・・・スウィートスポット、23・・・ソール、
24・・・上開口、25・・・下開口、
26・・・内面、3・・・目、V・・・鉛直線、
S・・・垂直軸、P・・・ゴルファー、
B・・・球。
20・・・孔、21・・・フェイス、 22
・・・スウィートスポット、23・・・ソール、
24・・・上開口、25・・・下開口、
26・・・内面、3・・・目、V・・・鉛直線、
S・・・垂直軸、P・・・ゴルファー、
B・・・球。
Claims (4)
- 【請求項1】 ヘッドとその鉛直線上にあるゴルファー
の目とを結ぶ視線に対し、略平行な孔を前記ヘッドに設
けたことを特徴とするパタークラブ。 - 【請求項2】 前記孔は、円柱状であることを特徴とす
る請求項1に記載のパタークラブ。 - 【請求項3】 前記孔は、前記ヘッドのフェイスに存在
するスウィートスポットを通る垂直軸に対し略平行かつ
フェイスに対し略直角な位置であって、前記フェイスに
近接して設けられていることを特徴とする請求項1又は
請求項2に記載のパタークラブ。 - 【請求項4】 前記孔の内面には、ヘッドのソールが接
する接地場所の色に対して、その色と感覚的な差が大き
な色を施したことを特徴とする請求項1乃至請求項3の
何れかに記載のパタークラブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8154729A JPH09313652A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | パタークラブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8154729A JPH09313652A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | パタークラブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09313652A true JPH09313652A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15590678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8154729A Pending JPH09313652A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | パタークラブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09313652A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004105892A1 (ja) * | 2003-05-29 | 2004-12-09 | Hideaki Koiwai | 距離計測機能付パター |
JP2006326216A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Hiroaki Ogawa | ゴルフ用パタークラブ |
CN1329096C (zh) * | 2003-05-29 | 2007-08-01 | 小祝秀明 | 具有距离计量功能的推杆 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0727633B2 (ja) * | 1983-11-08 | 1995-03-29 | 大日本印刷株式会社 | 磁気転写シート |
-
1996
- 1996-05-28 JP JP8154729A patent/JPH09313652A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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