JPH09313226A - 発光傘 - Google Patents

発光傘

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JPH09313226A
JPH09313226A JP16816696A JP16816696A JPH09313226A JP H09313226 A JPH09313226 A JP H09313226A JP 16816696 A JP16816696 A JP 16816696A JP 16816696 A JP16816696 A JP 16816696A JP H09313226 A JPH09313226 A JP H09313226A
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JP
Japan
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light
lamp
emitted
umbrella
grip
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JP16816696A
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English (en)
Inventor
Kozo Oshio
宏三 大塩
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PENII WAIZU KK
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PENII WAIZU KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 光透過性部材を利用して発光させる傘の提
供。 【解決手段】 握り5と、上ろくろと、該上ろくろの側
部に放射方向に軸支した親骨3と、該親骨の各先端に嵌
合するつゆ先2とを構成の部分要素とする傘1におい
て、親骨に光透過性部材6を付設して、その光透過性部
材の一方を親骨の先端部まで通し、もう一方を支柱4の
上部から内側に挿入してその端面を支柱内下方に向けて
設け、握りにランプ7と挿脱可能な電池8と開閉器9と
を接続し、開閉器の開閉操作で発光するランプの光を前
記支柱内に設けた光透過性部材の一方の端面に入射さ
せ、その入射する光を光透過性部材内を透過させながら
もう一方の端面から放射させ、その放射の光によって透
光性のつゆ先を光らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、光透過性部材(光ファ
イバー)を利用して、傘のつゆ先を発光させるようにし
た発光傘に関するものである。
【従来の技術】傘を構成する部位を光らせるものとし
て、光ファイバーを利用したものがあり、実開昭63−
187914号公報が提案されており、また本発明者が
出願した特願平7−228474号公報がある。実開昭
63−187914号公報については、傘を構成する支
柱の上部に電球を設け、電球から放射される光を光ファ
イバーの一端から入射させ、その他端からその光を放射
させて親骨の先端を光らせるものである。また本発明者
出願の特願平7−228474号公報は、親骨に付設す
る光透過性部材自体を同様な方法で光らせるものであ
る。ここで本発明者は、両公報発明を実際に試作して試
行実験を試みた結果、次のようなことが明らかになっ
た。すなわち実際に光源を1個の電球で構成して、その
電球に対向する光ファイバーの端面に入射した光で理論
上は親骨の先端を光らせることができるのであるが、実
際には電池で光らせられるランプの光量は限界があっ
て、しかも1個の電球から四方八方に放射した光はかな
り弱くなっており、また光ファイバー内でも減衰するた
め、この構成では親骨の先端をほとんど光らすことがで
きない視覚できないものであることがわかった。これで
は夜間に実際に使用しても注視されずほとんど役立たな
いものである。このため親骨の先端を肉眼で十分に視覚
できる程度に光らせるためには、本発明者が出願した特
願平7−228474号公報の第2実施例で示す構成に
して、各光透過性部材の端面に各1個の電球又はLED
を設ける必要がある。こうすることで、親骨の先端を十
分に光らせることができるのであるが、しかしながらこ
の構成では8本の親骨に付設する8本の光透過性部材に
対して、各光を入射させる8個の電球又はLEDが必要
であり、しかもそれらを全て並列に回路接続する配線も
必要である。このためこの構成にあっては構成が複雑化
するのと、その部品コストや製造コストがかなり高くな
ってしまう欠点がある。またこの構成では8個の電球又
はLEDを点灯させるため電池の消耗も早い。さらに両
公報発明の次の欠点として、支柱の上部に設けた電球又
はLEDを点灯及び消灯させるON/OFF操作は、握
り(手元)で行うのが手が雨に濡れずとても実用的であ
る。ところがこのような構成にするには握り(手元)に
設けた開閉スイッチと前記支柱の上部に設けた電球又は
LEDとを接続する少なくとも1本のリード線の配線が
支柱内に必要である。従ってこのリード線の部品コスト
とそれを配線する製作コストがかかるのと、致命的なの
は折畳み傘においてはリード線が折畳み時干渉してしま
うため、実施できないという欠点があった。
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述したよう
に、本発明者が実際の試作試行の結果に基づいて確かめ
た前記問題点に鑑みてなされたものである。そしてその
解決する課題とするところは、光透過性部材を利用して
発光させる傘において、従来公知と比べてその光源とな
る電球又はLED、それを点灯させるための回路接続す
る配線、これらを最も簡単な構成にして、最も部品コス
トと製作コストのかからない構成によって、かつその構
成でも親骨の先端へ十分な視覚できる光量を伝送して、
つゆ先を光らせるようにすることである。また、従来で
きなかった折畳み傘においても実施できる構成にするこ
とでもある。
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、中空構造の支柱(4)の下部に設けた握
り(5)と、該支柱(4)の上部に嵌設した上ろくろ
(11)と、該上ろくろ(11)の側部に放射方向に軸
支した親骨(3)(3)・・・(3)と、該親骨(3)
(3)・・・(3)の各先端に嵌合するつゆ先(2)と
を構成の部分要素とする傘(1)において、親骨(3)
に光透過性部材(6)を付設して、その光透過性部材
(6)の一方を親骨(3)の先端部まで通し、もう一方
を支柱(4)の上部から内側に挿入してその端面を支柱
(4)内下方に向けて設け、握り(5)にランプ(7)
と挿脱可能な電池(8)と開閉器(9)とを回路接続し
て設け、該開閉器(9)の開閉操作で発光するランプ
(7)の光を前記支柱(4)内に設けた光透過性部材
(6)の一方の端面に入射させ、その入射する光を光透
過性部材(6)内を透過させながらもう一方の端面から
放射させ、その放射の光によって透光性のつゆ先(2)
を光らせる構成である。また前記握り(5)を中空状に
形成し、その中空の空間にペンライト(10)を挿脱可
能に設け、挿入した状態においてペンライト(10)の
開閉スイッチ(10a)の開閉操作で、ペンライト(1
0)から発光するランプ(7)の光を、前記支柱(4)
内に設けた光透過性部材(6)の一方の端面に入射させ
るようにした構成である。
【発明の実施の形態】本発明が実施する形態を以下に列
挙し、詳細については実施例で説明する。 *光らせるつゆ先は、全部であってもよいし、選択した
各部であってもよい。 *ランプは電球で構成しても、LEDで構成してもよ
い。 *ペンライトは懐中電灯も含めて携帯できるライトで構
成してよい。 *ランプの光を狭指向性に集光するため、ランプをレン
ズ付きランプで構成してもよく、またランプ下面に反射
鏡を設けて構成してもよい。 *支柱の内面は光の減衰を極力少なくするため、鏡面処
理して構成してもよい。 *光透過性部材は末端を一体成形し、各先端を枝分かれ
した構造で構成してもよい。 *つゆ先を光透過性部材の先端と一体成形した構造にし
てもよい。
【実施例】図面を基に本発明の実施例を詳細に説明す
る。まず従来の傘の基本構成を図2を参考に説明する
と、支柱4の上端に石突き12が螺設又は嵌設され、そ
の下方に上ろくろ11が支柱4と嵌合固定され、その上
ろくろ11の側壁に8本の親骨3、3・・・3の一端が
軸支されており、各放射方向に開閉自在になっている。
そして親骨3、3・・・3の先端にはつゆ先2がそれぞ
れ嵌合している。円形状のシート9の中央部分の丸穴
を、支柱4の上端から貫通させて固定し、シート9の周
縁は前記8個のつゆ先2、2・・・2の貫通孔に通した
糸で結わえて固定し、シート9の中腹は親骨3の適所で
縫着して、各親骨3、3・・・3上に展着されている。
下ろくろ13と各親骨3の中央部分とで軸支連結する受
骨14を介在し、親骨3、3・・・3はその下ろくろ1
3の上下の動きに連動して放射方向に開閉するようにな
っている。図1は本発明の実施例1を示すものであり、
通常の開閉式傘に実施したものである。図1は(a)は
傘1全体の正面断面図であり、図1(b)は下から見た
底断面図である。そして図1(d)は握り5部分の断面
図であり、図1(c)は親骨3とつゆ先2との構成を示
す斜視図である。ここで図1及び図2、図3を参照しな
がら本発明の実施例を説明する。光透過性部材6とし
て、直径1.5mm位のポリカーボネイトでなる光ファ
イバー6を採用し、図1(c)に図示するように各光フ
ァイバー6を各親骨3内に引き回し、その一端を親骨3
の先端部に形成した筒状部に嵌合し固定する。ここで親
骨3の形状が全長に渡って筒形状に形成されていれば、
各光ファイバー6の引き回しは、その筒内に貫通させる
のみでよいが、図1(c)のように親骨3の先端部を除
く部分がU字形状に形成されていれば、各光ファイバー
6の適所を接着剤で固定する。次に同各光ファイバー6
の他端は支柱4の上部から内側へ適当な長さ挿入し、そ
の端面が支柱4内の下方に向くように固定する。各光フ
ァイバー6の支柱4内への挿入の仕方は、図2に示すよ
うに上ろくろ11面上に沿って引き回し、支柱4に設け
た開口4aから挿入してもよいし、図3に示すように上
ろくろ11内に貫通孔11aを形成しておき、この貫通
孔11aと連通する開口4aを支柱4に設けておいて挿
入してもよい。支柱4内に挿入する各光ファイバー6の
長さは、図1(d)に示すようにその末端がランプ7の
直上で至近距離の位置までもってき、その端面がランプ
7に直面するように設ける。このような構成にすること
でランプ7から発する光は拡散する前に、各光ファイバ
ー6の端面に入射され、その入射した光は各光ファイバ
ー6内を透過していき、親骨3内に引き回した同各光フ
ァイバー6へと透過してその末端面から放射される。そ
してその光は親骨3の先端に嵌合した透光性のつゆ先2
へと照射され、透光によってつゆ先2を光らせることが
できる。透光性のつゆ先2はアクリル等の合成樹脂で形
成できる。次に図1(d)に基づいて本実施例の握り5
部分の構成について説明する。握り5を円筒状の樹脂で
形成し、その内壁面の上部を螺刻し、その下部に同心輪
状の段部5bを突設する。そしてその段部5bの面まで
支柱4の下側面に螺刻した部分と螺合させて固定する。
段部5bの内周面にはランプ7を螺入して接続するソケ
ット端子5cを嵌合させ、このソケット端子5cと十極
側の接続電極5dとを接触させ、+極側と−極側の接続
電極5d、5dの両電極を図示のように樹脂内にモール
ドして埋設する。そしてその両電極の両端は露出させ
て、互いに接離操作させて開閉する開閉部5eを設け
る。開閉部5eは可撓性の一方の接続電極5dを、もう
一方の接続電極5dに押しつけたり離したりするボタン
開閉操作で構成できる。次に前記段部5bの下方は単5
の乾電池8が2本直列に遊嵌できる空隙を形成し、握り
5の下端の開口は螺入して蓋をするキャップ5aを設け
る。キャップ5aの上面には螺旋状の電極を設け、前記
の−極側の接触電極5dとキャップ5aを螺入して蓋を
する際接触する構造にする。このような構成で、ランプ
7は支柱4を握り5から外した際、差し替えて取り替え
ることができ、またこの構成でリード線の配線と結線が
全く無いため、製作が非常に簡単であり、製作において
も握り5のみを別体に製作して、支柱4に螺着し組み立
てることができるため、アッセイ時の製作コストも非常
に安価にすることができる。本実施例で実際の使用は、
開閉部5eを親指で押す操作によって、接触電極5d、
5dが互いに接触されて回路が閉じられ、ランプ7が点
灯する。そしてその光は前述のように各光ファイバー
6、6・・・6内を透過伝送し、親骨3の先端に嵌設し
た8個の透光性のつゆ先2を透光して光らせることがで
きる。また親指で周期的に押せばランプ7は点滅し、8
個のつゆ先2、2・・・2も同時に点滅して光らせるこ
とができ、周囲に注意をよりいっそう促すことができ
る。図4は本発明の実施例2を示すもので、折畳み傘に
実施したものである。折畳み傘1の構成として、支柱4
が上支柱4−1と下支柱4−2が互いに嵌合して上下に
摺動するようになっている。そして親骨3は2カ所又は
3カ所で折り畳める構造になっている。本実施例では、
各光ファイバー6、6・・・6の先端が上支柱4−1内
の上部に位置するように設けている。ランプ7からの光
は支柱4から外へ漏れることが無いため、支柱4内で乱
反射し前記各光ファイバー6、6・・・6の先端面に到
達して、実施例1と同様につゆ先2を光らせることがで
きる。本実施例の構成にすれば、上支柱4−1を摺動し
て下支柱4−2内へ完全に収納しても、前記光ファイバ
ー6、6・・・6は摺動部位から全く干渉されることが
ないため、本構成で折畳み傘に実施が可能である。ここ
で各光ファイバー6、6・・・6の先端は上支柱4−1
内であれば、どの位置で設けても干渉されることがない
ため実施可能であるが、なるべく上支柱4−1内の下方
位置に設けることで、ランプ7に近づきその光を多く入
射させることができるため、その分つゆ先2を明るく光
らせることができる。光ファイバー6は折り畳んで収納
する親骨3に付設させるため、柔らかく屈曲する素材で
形成するのがよい。図5は、ランプ7から発する光を可
能な限り拡散減衰させず、各光ファイバー6、6・・・
6の端面に入射させる実施例を示すものであり、ランプ
7を支えるソケット端子5cの上周縁を放物線形状の反
射鏡5fで構成したものである。この構成によって、ラ
ンプ7から側方向に発した光は反射鏡5fで反射し、そ
の光路はすべて支柱内4を直進する。これによりランプ
7からの光を可能な限り拡散減衰せず、各光ファイバー
6、6・・・6の端面に到達させることができる。その
他の実施構成としては、ランプ7の前方或いはランプ7
自体に放射光を狭指向性に集光するレンズを設けてもよ
く、また支柱4内での減衰を極力少なくするよう内面を
鏡面処理してもよい。このような構成にすることで、各
光ファイバー6、6・・・6の端面をランプ7から離し
て設けることができ、その離した距離分の長さに相当す
る分光ファイバー6、6・・・6を短く構成できるた
め、さらに安価に製作して実施が可能である。図6は本
発明の実施例3を示すものである。本構成は握り5の段
部5bの下方を中空に形成し、握り5の側面に下端から
上方へ垂直な縦溝5gを形成して、握り5の下開口部に
螺合するキャップ5aを設ける。そして前記握り5内に
形成した中空な空間に、傘1とは別体のペンライト10
を遊嵌させて挿脱可能に構成したものである。ペンライ
ト10を握り5内に収納する際は、その操作スイッチ部
10aを前記縦溝5g内に挿入摺動して嵌装させる。こ
の状態でキャップ5aで握り5の開口部を螺合して蓋を
することで、ペンライト10は握り5内に嵌装したまま
で操作スイッチ部10aの開閉操作ができ、この状態で
ランプ7を点灯/消灯する操作が可能である。ここでペ
ンライト10としては、懐中電灯と呼ばれるものも含め
て携帯できる大きさのもので、前記中空の空間内に嵌装
できるものであればよい。またペンライト10の操作ス
イッチ部10aをその底面に設け、キャップ5aにその
操作のできる開口を設けて構成してもよい。またキャッ
プ5aは特別に設けずに、ペンライト10の筐体が前記
中空の空間内に嵌合や螺合その他の方法によって、固定
する構成にしてもよい。このような実施例3の構成にす
ることで、生産上次のような利点がある。発光を目的に
しない一般の傘と発光を目的にした発光傘との両方の傘
の生産を、相互に共通設計構造にして生産することがで
きる。そのため発光する傘をあとから光ファイバー6、
6・・・6を組み込み、オプションとして生産すること
も可能である。すなわち最初から支柱4又は支柱4と上
ろくろ11双方に光ファイバー6を通す開口4a、及び
貫通孔11aを形成しておき、握り5を本実施例のよう
に中空構造にしておくことで、発光を目的としない普通
の傘もこの構成で生産しておき、発光傘にする場合には
後工程で光ファイバー6、6・・・6を組み込み、別体
のペンライト10を嵌装させることで発光傘にすること
ができる。このように需要に応じて一般傘、発光傘の両
生産が簡単にできると共に、共通設計構造にして生産す
ることで、構成部品や生産工程も共通化でき、生産コス
トを最小限に抑えることができる。また別体のペンライ
ト10も既製の商品を採用することもでき、そうするこ
とでさらに生産コストを低く抑えることが可能である。
図7はつゆ先2を反射構造にしたものである。つゆ先2
の内表面に連続した凹凸部2aを形成したもので、光フ
ァイバー6からの光をつゆ先2内で拡散させると共に、
車のヘッドライト等の光を凹凸部2aで集光して反射さ
せることができる。本発明の構成として、光ファイバー
6の構造を図8に示すように、各光ファイバー6、6・
・・6の端部を一体成形にする構造にしてもよい。この
構造にすることで、一体成形した部分に入射した光は拡
散して、枝分かれした各光ファイバー6、6・・・6内
に均一な光量で光が透過伝送しやすくなり、各つゆ先2
も均一に光らせやすくなる。また図9に示すように、つ
ゆ先2と光ファイバー6の先端を一体成形にした構造に
してもよい。この構造にすることで、光ファイバー6内
に透過伝送した光がつゆ先2内で無駄なく拡散し、効率
よく光らせることができる。石突き12は、支柱4内に
通した光ファイバー6、6・・・6との間にできる間隙
を抜けた光で、光らすことができるが、石突き12も同
様に光ファイバー6と一体成形にして構成すればさらに
明るく光らすことができる。また、つゆ先2及び光ファ
イバー6を蛍光剤を含有させた透光性の蛍光部材で形成
してもよく、こうすることで蛍光色に光らせることがで
きる。本発明において、ランプ7は電球で構成してもよ
く、LED(発光ダイオード)で構成してもよい。ここ
で電球にあっては狭指向性のレンズ付き電球が光を集光
できて望ましく、またLEDにあっては光輝度の赤いL
EDにすれば、光が減衰しにくく好適である。そしてそ
の光量は直列に接続する抵抗素子の値で適当に設定で
き、可変することができる。図10は、ランプ7を点灯
/点滅させる回路例を示すものである。この点灯/点滅
回路15を回路接続することで、その場の状況に応じて
点灯又は点滅に切り換えて光らせることができ、視覚に
最も訴えたい時は点滅させるとよい。
【発明の効果】本発明は上述したような構成によって、
次のような効果をもたらすことができる。すなわち光透
過性部材(光ファイバー)を利用して発光させる傘にお
いて、その傘のつゆ先を発光させるのに、最も簡単でか
つ最もコストのかからない構成で生産実施でき、しかも
その構成でも、光源から発する光を前記つゆ先に十分視
覚できる光量で透過伝送して光らせることができる。こ
のため実際に実施しても効果のある発光傘を提供でき、
この発光傘を実際の雨の夜道で使用すれば、十分に視覚
に訴えることができ、かなりの安全効果をもたらすこと
ができる。また、本発明はリード線の配線接続が全くな
い構成で実施できるため、折畳み傘においても実施で
き、その操作も握り部分で点灯/消灯があるため、非常
に実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の1実施例の正面断面図 (b)本発明の1実施例の底面断面図 (c)本発明の1部分の斜視図 (d)本発明の1部分の断面図
【図2】本発明の1実施例の正面断面図
【図3】本発明の1実施例の正面断面図
【図4】本発明の1実施例の正面断面図
【図5】本発明の1部分の断面図
【図6】本発明の1実施例の正面断面図と握り部分の側
面図
【図7】本発明の1実施例(つゆ先)の断面図
【図8】本発明の1実施例(光ファイバー)の斜視図
【図9】本発明の1実施例(光ファイバーとつゆ先)の
断面図
【図10】本発明の1実施例の回路構成図
【符号の説明】
1 : 傘 2 : つゆ先 3 : 親骨 4 : 支柱 5 : 握り 6 : 光透過性部材(光ファイバー) 7 : ランプ 10: ペンライト 11: 上ろくろ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空構造の支柱(4)の下部に設けた握
    り(5)と、該支柱(4)の上部に嵌設した上ろくろ
    (11)と、該上ろくろ(11)の側部に放射方向に軸
    支した親骨(3)(3)・・・(3)と、該親骨(3)
    (3)・・・(3)の各先端に嵌合するつゆ先(2)と
    を構成の部分要素とする傘(1)において、親骨(3)
    に光透過性部材(6)を付設して、その光透過性部材
    (6)の一方を親骨(3)の先端部まで通し、もう一方
    を支柱(4)の上部から内側に挿入してその端面を支柱
    (4)内下方に向けて設け、握り(5)にランプ(7)
    と挿脱可能な電池(8)と開閉器(9)とを回路接続し
    て設け、該開閉器(9)の開閉操作で発光するランプ
    (7)の光を前記支柱(4)内に設けた光透過性部材
    (6)の一方の端面に入射させ、その入射する光を光透
    過性部材(6)内を透過させながらもう一方の端面から
    放射させ、その放射の光によって透光性のつゆ先(2)
    を光らせることを特徴とする発光傘。
  2. 【請求項2】 前記握り(5)を中空状に形成し、その
    中空の空間にペンライト(10)を挿脱可能に設け、挿
    入した状態においてペンライト(10)の開閉スイッチ
    (10a)の開閉操作で、ペンライト(10)から発光
    するランプ(7)の光を、前記支柱(4)内に設けた光
    透過性部材(6)の一方の端面に入射させるようにした
    請求項1記載の発光傘。
  3. 【請求項3】 前記回路にランプ(7)を点滅させる点
    灯/点滅回路(15)を具備した請求項1又は2記載の
    発光傘。
  4. 【請求項4】 前記つゆ先(2)の内面に複数の凹凸部
    (2a)を形成し、外から入射する光を反射する構造に
    した請求項1,2又は3記載の発光傘。
JP16816696A 1996-05-24 1996-05-24 発光傘 Pending JPH09313226A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200446114Y1 (ko) * 2007-10-12 2009-09-25 안일영 안전사고 예방 우산
CN105992907A (zh) * 2016-04-13 2016-10-05 汤美 一种校园带紧急避雨功能的路灯

Cited By (2)

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KR200446114Y1 (ko) * 2007-10-12 2009-09-25 안일영 안전사고 예방 우산
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