JPH09313037A - 植物の栽培方法 - Google Patents

植物の栽培方法

Info

Publication number
JPH09313037A
JPH09313037A JP13636296A JP13636296A JPH09313037A JP H09313037 A JPH09313037 A JP H09313037A JP 13636296 A JP13636296 A JP 13636296A JP 13636296 A JP13636296 A JP 13636296A JP H09313037 A JPH09313037 A JP H09313037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plant
roots
root
container
cultivated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13636296A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Ogawa
眞 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANSAI SOGO KANKYO CENTER KK
Kansai Environmental Engineering Center Co Ltd
Original Assignee
KANSAI SOGO KANKYO CENTER KK
Kansai Environmental Engineering Center Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KANSAI SOGO KANKYO CENTER KK, Kansai Environmental Engineering Center Co Ltd filed Critical KANSAI SOGO KANKYO CENTER KK
Priority to JP13636296A priority Critical patent/JPH09313037A/ja
Publication of JPH09313037A publication Critical patent/JPH09313037A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Fertilizing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 植物の根に有用な菌根菌や根粒菌が共生でき
る自然な状態で栽培すると共に、必要量の養水分を効率
よく吸収させて、病害虫に対する抵抗性を高め、しかも
生産性および品質の良好なものが得られる植物の栽培方
法とすることである。 【解決手段】 陸生の被栽培植物Aが支持されている土
壌に、水耕液6および多孔質性の炭材8などを入れた容
器1を埋設し、容器1に形成した孔4に被栽培植物Aの
直径2〜10mmの根5の先端部分一部を挿入し、根5
を養水分に浸して栽培する植物の栽培方法とする。被栽
培植物の根系の大部分が土壌中で生育してVA菌根や外
生菌根などの有用微生物と共生し、同時に水耕栽培され
た根系の一部から有用成分を効率よく吸収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、根を有する陸生
の植物の栽培方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、根を有する陸生の植物を栽培す
る方法としては、植物体の支持および水・栄養分(養水
分)の吸収のために土壌を利用する土壌栽培方法と、植
物体を人為的な手段で支持し、かつ生育に必要な成分を
水に溶かして植物の根に供給する水耕栽培方法の2つに
大別される。
【0003】土壌栽培を採用する果樹園、農地、庭園ま
たは緑地では、樹木や作物を栽培した後、水や肥料を土
壌の表面に散水または散布するが、目的の植物に吸収さ
れる前に蒸散したり、肥料成分の大半が流失するかまた
は雑草に吸収されるという非効率さがある。
【0004】特に、砂漠や半砂漠地域で植物を育成する
には、養水分を土壌表面に滴下または散布する方法が採
られるが、蒸散速度が速く、地表に塩類集積が起こる事
例もある。
【0005】散布した肥料を効率よく目的の植物に吸収
させるためには、肥料と共に除草剤を散布して雑草を除
く手法が採られるが、樹木や作物の根も除草剤の影響を
受け易く、土壌中の有用な菌根菌や根粒菌も死滅する可
能性が高い。
【0006】一方、蔬菜(野菜、青物)類の水耕栽培方
法では、植物体の地上部を枠体などで支持し、根系を水
耕液中に浸し、病原菌や害虫に感染しない衛生的な状態
で栽培する方法が採られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の水耕栽培方法では、根系を全て水耕液に浸すので、根
に有用な内生菌根を形成するVA菌根菌などの一般に土
壌に存する有用菌が定着せず、このために植物の病害虫
に対する抵抗性が弱まったり、作物の品質が低下すると
いう問題がある。
【0008】近年、土壌栽培法のリンゴ、ナシ、ウメな
どの果樹に、多肥と多農薬に起因する根の病害が蔓延し
ていることからも、土壌栽培における施肥や農薬散布の
非効率性が伺える。砂漠や半砂漠の乾燥地、または塩類
集積地帯を緑化する場合にも効率よく農薬および養水分
を吸収させる有効な手段がないのは同様である。
【0009】また、自然に対する抵抗性を備えている土
壌栽培の庭園木や緑化樹であっても異常乾燥の気候では
枯死する例が多く、特に農作物や施設園芸作物について
は、連作による土壌病害が発生している。
【0010】このように水耕栽培または土壌栽培のいず
れの方法でも弊害があり、根を自然に近い状態で有用な
菌類と共生させて病害虫に対する抵抗性を獲得させなが
ら、所要量の養分を根に供給できる栽培方法が要望され
ていた。
【0011】そこで、この発明の課題は、上記した問題
点を解決して、植物の根に有用な菌根菌や根粒菌を共生
できる自然な状態で栽培すると共に、必要量の養水分を
効率よく吸収させて、病害虫に対する抵抗性を高め、し
かも生産性および品質の良好なものが得られる植物の栽
培方法とすることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明においては、陸生植物が支持される土壌
に、養水分を入れた容器を埋設し、この容器に形成した
孔に前記植物の根の一部を挿入し、この根を養水分に浸
して栽培する植物の栽培方法としたのである。
【0013】この場合、前記した容器の孔に挿入されて
養水分に浸される植物の根が、根の先端部分であること
が好ましく、容器内の養水分中に、多孔質性の炭材を浸
漬することが好ましい。
【0014】さらに、前記した容器の孔に挿入される根
の先端部分は、被栽培植物が樹木である場合には直径2
〜10mmの根を切った先の部分であることが好まし
く、被栽培植物が草本植物である場合は、吸収根の先端
部分であることが好ましい。
【0015】この発明に係る植物の栽培方法は、本願の
発明者が、以下のような原理を発見したことに基づいて
いる。すなわち、植物体が養水分を吸収するのは、殆ど
根の先端の吸収根と呼ばれる細根部分に限られており、
植物体が吸収した養水分は維管束を通じて全体にゆきわ
たり成長を支える。したがって、根系の大部分が多少乾
燥したり、貧栄養状態に置かれても、根の一部が養分を
含んだ水に浸されていると充分に成長できるのである。
【0016】なお、植物の根の全体のうち、容器に挿入
される根は直径2〜10mm程度のものが数本あれば、
そこから数多くの吸収根が発生するため、良好な結果が
得られることが判明しており、容器に挿入されない大部
分の根は、VA菌根や外生菌根を有する自然な状態の根
であることが好ましい。
【0017】このようなVA菌根や外生菌根は、植物の
根にカビ類(接合菌)やキノコ(担子菌)の菌糸が着生
したものであり、VA菌根ではカビの菌糸が根の細胞内
に入って嚢状体(Vesicule) や樹脂状体(Arbuscule) を
形成し、土壌中に伸びた菌糸を通じて養水分を吸収し、
植物細胞と物質の交換を行なって植物の成長を助けてい
る。このようなVA菌根が形成されると、植物体の成長
が促進されるだけでなく、土壌病害に対する抵抗性も高
まる。
【0018】一方、きのこの菌糸が樹木の根を包み、細
胞の間に入って共生した状態を外生菌根というが、外生
菌根の作用は、前記したVA菌根の作用とほぼ同様であ
る。
【0019】植物に有用なその他の共生微生物として
は、マメ科植物や、ハンノキ、ヤマモモ、モクマオウ等
の樹木の根にも細菌や放線菌が共生して根粒を作り、空
中窒素を固定する。ただし、これらの共生微生物は、い
ずれも水中では根に定着せず、各種の農薬や硝酸、亜硝
酸などに対して弱い性質を持っている。
【0020】この発明の栽培方法では、植物の大部分の
根を支持する自然の土壌中に有機物を分解したり、ミネ
ラルを無機化する有用な微生物が生息しているので、植
物の根は常にこれらの微生物群に接する環境で栽培され
る。
【0021】すなわち、この発明の植物の栽培方法で
は、被栽培植物の根系の大部分を土壌中で、VA菌根や
外生菌根などが発生しやすい自然の状態で微生物と共生
させ、同時に根系の一部を水耕栽培することによって、
ここから所要の養分と水分を集中的に補給し、さらに病
害虫に対処する場合には必要に応じて薬剤やホルモンを
養水分と共に吸収させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】この発明に用いる植物体は、根を
有する陸生植物であれば、特に種類を限定することなく
採用することができる。一例としては、ヒメリンゴ、夏
ミカン、ウメなどを挙げることができる。
【0023】このような植物を土壌に植えるとき、また
は既に成育している植物に対しては、その根元に穴を掘
り、図1(a)に示したようなバケツや図2示したよう
な枡などの定量の容器1、2を埋設する。
【0024】この発明に用いる容器は、耐候性などにつ
いての耐久性があり、基材から酸、アルカリや金属成分
が溶出しない材料からなるものであればよく、例えば、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル等の合
成樹脂製のバケツ状容器、陶器またはステンレス鋼製の
容器などが挙げられる。
【0025】図1(a)、(b)、(c)に示すように
第1実施形態では、蓋3を有するバケツ状の容器1の大
きさを植物体の大きさに合わせて通常1〜20リットル
程度の定量の容器から選択した。このような容器1の上
部には、根を挿入するための孔径5〜15mm程度の孔
4を3カ所に形成した。
【0026】孔4に挿入する根5は、被栽培植物Aの種
類によって異なるが、樹木の場合は1mm以下の細根で
はなく、若い吸収根が再生しやすい2〜10mmの中程
度の根系を採用した。その場合、まず根5に付着してい
るゴミや土壌を取り除き、細根を切って剪定した。次
に、この根5の要所をウレタン樹脂やシリコーン樹脂な
どの根を傷つけないシール材で包んで孔4に挿入し、孔
4と根5の隙間から土が入ることを防止した。
【0027】培養液は、特に被栽培植物に適当な水耕栽
培用の培養液を選択すればよく、例えばヒメリンゴ、ナ
ツミカン、ウメなどの果樹に適当なものとしては、ホー
クランド社製の水耕液用栄養粉末であるクノップまたは
クローンなどが挙げられる。以下にその含有成分を示し
た。
【0028】ホークランド社製:クノップ Ca(NO3 2 、KH2 PO4 、0.05%Tartanic
Fe、A−Z-mineral液 ホークランド社製:クローン KNO3 、Ca(PO4 2 、CaSO4 ・2H2 O、
Fe3 (PO4 2 ・8H2 O、MgSO4 ・7H2 O このような市販の水耕液を利用する場合は、その原液ま
たは粉末を通常使用量から半分の量すなわち、1〜1/
2程度の水耕液濃度で使用して好ましい結果を得てい
る。
【0029】図1(b)に示すように、水耕液6の量
は、根を挿入する孔4の直下に液面が位置するように入
れ、少なくとも根の先端を浸す。このようにすると、図
1(c)に示すように、細根7が水耕液中で充分に再生
できる。なお、被栽培植物Aに障害が出ており、病原菌
の明らかなものについては、水耕液6に抗生物質などの
薬剤を添加して治療することもでき、また、開花結実を
促進するホルモン剤などを添加することもできる。
【0030】また、図1(b)、(c)に示すように、
水耕液6に多孔質性の炭材8を浸漬すると、水かびの発
生による根の腐敗を防止することができる。このような
炭材8は、木炭またはこれに類似した多孔質構造を有す
る炭化物または活性炭を特に限定することなく採用でき
る。
【0031】例えば木炭(黒炭または白炭)を使用する
場合は、容器1に入れる前に2〜3日水に浸した後、数
回洗流してアルカリや灰分を除く必要がある。この処理
をすると炭が底に沈むようになるので、その効果も高ま
る。このように炭材8を入れた水耕液は、1年以上経過
しても水が腐敗せず透明な状態を維持した。
【0032】また、容器1を埋設する際には、容器1に
蓋3をし、その上からビニールシート等で覆って土を厚
くかける。これによって根の生育環境としての暗黒条件
が保たれ、水耕液が蒸発せず、温度も一定に保たれ、病
原菌の侵入もない。原則として注水は1年に1回でよ
い。
【0033】このように栽培法では、自然の土壌中で生
育する根には、VA菌根または外生菌根などの菌根aが
形成されるが、土壌中または被栽培植物Aの根に積極的
に有用微生物を接種してVA菌根や外生菌根を発生させ
てもよい。
【0034】単独の植物を栽培する場合には、上記した
第1実施形態のようなバケツまたは枡形の容器を使用で
きるが、多数の木本植物を対象とする果樹園や緑地など
では下記のような第2、第3の実施形態の栽培方法を採
用することが好ましい。
【0035】すなわち、図2に示す第2の実施形態は、
複数個の枡形の容器2を被栽培植物Aの配置に合わせて
配置し、各容器2の上部をパイプ9で連結した栽培方法
である。この栽培方法では、パイプ9の端部を地上に突
出させてここから栄養分を供給したり、一定の流れ方向
に水を循環または補給して多くの植物体を育てることが
できる。
【0036】なお、図示した容器2は、上縁に方形状に
切り欠き10を形成し、蓋(図示せず)を閉めた際に、
孔となるものを示したが、前記した円形の孔であっても
よく、その他の栽培条件については第1の実施形態と同
様に行なうこともできる。因みに、容器2やパイプ9の
上は完全に土で覆い、水耕液の蒸散を防いで温度を一定
に保つようにした。
【0037】また、上記の第2の実施形態では、パイプ
9の端末の一方を生活排水などの下水道に接続し、この
ような水に含有されている窒素やリンを植物に吸収さ
せ、かつ炭材の働きで微生物によって汚物を分解して、
汚水を浄化することもできる。
【0038】図3に示した第3の実施形態は、施設栽培
などで作物を育てる場合に適した方法であり、U字状の
溝形の容器11または桶形の容器(図示せず)を土中に
埋設し、底には炭材8を敷いて水耕液6を循環させ、容
器11の上部に間隔を開けて形成した孔12に被栽培植
物Bの根13の一部を挿入して水耕液6に浸して栽培す
る方法である。
【0039】この場合、容器11の上面に蓋(図示せ
ず)をし、土砂やゴミが容器内に入らないようにビニー
ルシートで覆い、さらに土をかけて水耕液の蒸散を防い
で温度を一定に保つようにした。そして、土壌中の根1
4については、VA菌根菌などの有用微生物を接種し
た。
【0040】
【実施例】
〔実施例1〕ヒメリンゴの5年生苗およびナツミカンの
3年生苗を庭園に定植した後、2年目の11月に根元を
掘って若い根(直径2〜3mm)を数本取り出し、細根
を除いて水道水で洗浄し、鋏で長さ10〜12cmにな
るように切り揃えた。
【0041】この根の下に穴を堀り、図1に示したよう
な上部に3か所の孔4を開けた容積10リットルのプラ
スチック製バケツからなる容器1を前記の穴に入れ、孔
4から根を挿入した。次いで、容器1に10リットルの
水を入れ、水洗した炭材(備長炭、直径2cm、長さ1
0〜12cm)を5個沈め、ホークランド水耕液粉末を
125mg/lとなるように加えて溶解した。容器1に
蓋3をした後、上表面をビニールシートで覆い、5〜7
cmの厚みで土をかけて覆った。
【0042】この状態で栽培すると、発根が12月に始
まり、5〜7月にかけて水耕液中で白い根が増加した。
根の形態は、土の中のものと異なって白く、真っ直ぐに
伸びた。6月から8月にかけて成長差が現れ、部分的に
水耕した木では着花数が多く、葉量も増加した。果実数
も対照に比べて5個多く、ほぼ2倍となった。夏の乾燥
時も生育良好で、秋には新梢が6本発生し、順調に成長
した。1ケ年で吸収された水の量は、7.5リットルで
あった。古い根を11月に切断し、再び先端を液に浸し
ておくと、翌年の1〜2月にかけて根が再生した。
【0043】ナツミカンの場合も全く同様の条件で栽培
したが、常緑広葉樹の場合は発根時期が異なり、6〜8
月にかけて旺盛な発根が見られた。この場合、水耕液中
の根の量は少ないが、地上部の成長に対する影響は大き
く、対照に比して葉量が1.5倍となり、新芽の数も増
加した。
【0044】〔実施例2〕ウメの2年生苗を定植する際
に、その根の一部を上記と同様の処理を行ない、4個の
枡形の容器(20×20×20cm)を用いて水耕栽培
した。すなわち、図2に示すように、各容器2の間を塩
化ビニル樹脂製のパイプ(直径3cm)9で連結し、水
耕液が循環できるようにした。ただし、この場合には、
根を充分に水耕液に浸すために、パイプ9の下よりも深
く根を位置させるようにした。
【0045】このようにして栽培すると、11月に定植
して1月から発根が始まり、6〜7月にかけて根が順調
に増加し、成長した。そして、土壌中の根と水耕液中の
根は形態が全く異なり、前者にはVA菌根の形成が見ら
れた。
【0046】種々の水耕液を用いた試験区として、水だ
けのもの、水耕液だけのもの、または炭を入れたものな
どを調べたが、水耕液中に炭を入れたものが最も成長が
よく、葉量、花芽が共に多かった。
【0047】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように、根を
有する陸生の植物が支持される土壌に、養水分を入れた
容器を埋設し、この容器に形成した孔に前記植物の根の
一部を挿入し、この根を養水分に浸して栽培する植物の
栽培方法としたので、植物の根に有用な菌根菌や根粒菌
を共生できる自然な状態で栽培できると共に、必要量の
養水分が効率よく吸収され、病害虫に対する抵抗性が高
く、しかも生産性および品質の良好なものが得られる植
物の栽培方法となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の栽培方法の第1実施形態の説明図
【図2】この発明の栽培方法の第2実施形態の説明図
【図3】この発明の栽培方法の第3実施形態の説明図
【符号の説明】
1、2、11 容器 3 蓋 4、12 孔 5、13 根 6 水耕液 7 細根 8 炭材 9 パイプ 10 切り欠き A、B 被栽培植物 a 菌根

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陸生の植物が支持されている土壌に、養
    水分を入れた容器を埋設し、この容器に形成した孔に前
    記植物の根の一部を挿入し、この根を養水分に浸して栽
    培することからなる植物の栽培方法。
  2. 【請求項2】 容器の孔に挿入されて養水分に浸される
    植物の根が、根の先端部分である請求項1に記載の植物
    の栽培方法。
  3. 【請求項3】 容器内の養水分中に、多孔質性の炭材を
    浸漬する請求項1または2に記載の植物の栽培方法。
JP13636296A 1996-05-30 1996-05-30 植物の栽培方法 Pending JPH09313037A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13636296A JPH09313037A (ja) 1996-05-30 1996-05-30 植物の栽培方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13636296A JPH09313037A (ja) 1996-05-30 1996-05-30 植物の栽培方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09313037A true JPH09313037A (ja) 1997-12-09

Family

ID=15173405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13636296A Pending JPH09313037A (ja) 1996-05-30 1996-05-30 植物の栽培方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09313037A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200027721A (ko) * 2018-09-05 2020-03-13 대한민국(농촌진흥청장) 뿌리 내생균을 이용한 배추과 채소의 글루코나스튜틴 함량증진 방법 및 이 방법으로 재배된 배추과 채소

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200027721A (ko) * 2018-09-05 2020-03-13 대한민국(농촌진흥청장) 뿌리 내생균을 이용한 배추과 채소의 글루코나스튜틴 함량증진 방법 및 이 방법으로 재배된 배추과 채소

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107646607B (zh) 一种园林苗木移植方法
Wang et al. Characteristics of growing media mixes and application for open-field production of strawberry (Fragaria ananassa)
RU2605759C2 (ru) Способ и система орошаемого земледелия в гумидной зоне
Kim et al. Plant propagation for successful hydroponic production
FI129168B (fi) Menetelmä taudinaiheuttajien poistamiseksi kasvien kasvatuksessa ja vastaava järjestelmä
Klock-Moore et al. Effect of four growing substrates on growth of ornamental plants in two irrigation systems
KR20210084151A (ko) 양액을 흡수하여 식물재배를 하는 식물 수경재배장치
JP2019080587A (ja) 山林樹木挿し木苗の育苗方法
McCreary et al. The effects of different sizes of tree shelters on blue oak (Quercus douglasii) growth
JPH09313037A (ja) 植物の栽培方法
FI112319B (fi) Biologinen sammalten, levien ja rikkakasvien torjuntamenetelmä
JPH01137924A (ja) 培地改良法
CN111226687A (zh) 一种野外松茸菌塘的培育方法
Chalker-Scott The informed gardener blooms again
Singh et al. Horticultural crops
SU852250A1 (ru) Способ выращивани саженцев плодовыхКульТуР и ВиНОгРАдА
KR20010088703A (ko) 식생매트의 배합토 조성방법과 식생매트 제조방법
WO2000067581A1 (en) Biological control method against pathogenic heterobasidion annosum and the ballet transplant manufactured by the method
CN116018976A (zh) 一种景观银杏树的栽培方法
Verma Soilless Cultivation Techniques in Protected Structures
Lin et al. Plant propagation for successful hydroponic production©
Utkhede Influence of cultural practices on the growth and yield of young apple trees planted in replant disease soil
Usman et al. Nursery sanitation in Citrus and Guava: A way forward
Runia et al. Distribution and emission of oxamyl in a rockwool cultivation system with open drainage of the nutrient solution
Singh et al. Plant Propagation and Nursery Management