JPH09312710A - チップを備えた仮想支払いカード - Google Patents

チップを備えた仮想支払いカード

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JPH09312710A
JPH09312710A JP1575297A JP1575297A JPH09312710A JP H09312710 A JPH09312710 A JP H09312710A JP 1575297 A JP1575297 A JP 1575297A JP 1575297 A JP1575297 A JP 1575297A JP H09312710 A JPH09312710 A JP H09312710A
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JP
Japan
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chip
card
bits
horn
user
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JP1575297A
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Hassan Salman Abou
サルマン・アブー・ハッサン
Jean Claude Pailles
ジャン−クロード・パイーユ
Jacky Bouvier
ジャッキー・ブヴィエール
Freddy Balestro
フレディ・バレストロ
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CENTRE NAT ETD TELECOMM
Orange SA
France Telecom R&D SA
Original Assignee
CENTRE NAT ETD TELECOMM
France Telecom SA
Centre National dEtudes des Telecommunications CNET
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    • G07F7/08Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus by coded identity card or credit card or other personal identification means
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    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくともカードの識別番号またはサーバの
電話番号を格納することができるチップを有する仮想ホ
ーンカードを提供すること。 【解決手段】 この発明は、電話ネットワークからポー
リングすることができるサーバによって管理された口座
にアクセスすることができる仮想型支払いカードに関係
し、少なくとも1つのカードまたは使用者の識別番号、
もしくは、電話ネットワークを介してサーバを呼び出
し、送信する電話番号を形成する複数の数字を格納する
ことができるチップを具備している。また、電話通信の
分野に適用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、1つまたはいく
つかの番号を格納したメモリを有するチップが取り付け
られたデビットまたは「仮想カード」による支払い用の
仮想型カードに関する。仮想カードと呼ばれるカード
は、支払いを可能とし、その額は、サーバセンタによっ
て管理された口座に記録される。この発明は、仮想カー
ドによる支払いを可能とする技術的な分野、特に、電話
通信の分野に応用される。
【0002】
【従来の技術】電話通信の分野において、電話通信代の
支払いに支払いカードを使用することが知られている。
現在、テレホンカードには次の2つの大きな系統があ
る。
【0003】1つは、記名式のものであり、秘密のコー
ドを要求するクレジットカードである。このクレジット
カードは、請求総額が記録される銀行預金口座あるいは
電話口座と密接に結びつけられるので、本質的な金額
(value)を持たない。もう1つは匿名式のものであ
り、その金額がカードの券面に表示された額面表示額に
一般に相当するデビットカードである。電話をかける場
合、金額は電話の度数(telephone units)に相当す
る。このカードは、固定された金額を持っており、その
電話の度数のクレジットが使い尽くされるまで、1回ま
たは数回使用することができる。また、このカードは再
充填可能(rechargeable)ではなく、その正味のコスト
は低い。
【0004】さらに「ホーンカード(phonecard)」と
も呼ばれるデビットカード中で、あるものは次のように
識別することができる。すなわち、ホーンカードの金額
が、電子的なチップ、磁気ストリップまたは光学式のト
ラックによってカードそれ自身に格納されるものであ
る。格納された金額を有するこれらのホーンカードの読
み取りは、使用された記憶手段(チップ,磁気ストリッ
プ…)の種類に合ったリーダを用いて行われる。このリ
ーダは、通信を確立する前に残高を読み取り、その後、
通信の終わりに前述のカードで消費された度数(the nu
mber of units)を減らす。
【0005】この場合、それは例えば、このカードの出
所をチェックし、また、そのカードが不正のものである
か否か等をチェックして、ホーンカードの有効性の確認
を実行し、管理システムによって制御されるカードリー
ダである。さらに、カードリーダは、残りのクレジット
を処理する。したがって、それは、カードが使い尽くさ
れていないことを事前にチェックし、使い尽くされてい
ない場合は、カードに残っている度数から通信中に使用
された度数を取り除く。
【0006】格納された金額を有するそのようなホーン
カードには、使用者は単にホーンカードをリーダに挿入
するだけで、その後は、リーダが全て処理するので、使
用者にとって使い易いという長所がある。さらに、この
ホーンカードは、それらを発行する運営者によって管理
することが簡単であるという長所も持っている。しかし
ながら、その内容を読み取るために備えられる適切なリ
ーダを使用する必要があり、その設置は高価である。
【0007】一方、仮想式と呼ばれるホーンカードは、
その金額がサーバによって管理された口座に格納され
る。サーバにおける口座番号は、各ホーンカードに相当
する。この口座には、ホーンカードの表面に示された金
額が供給され、各通信中に消費された度数は借方に記入
される。クレジットの度数が使い尽くされると、最終的
に口座は閉じられる。
【0008】クレジットカード、および、金額が格納さ
れたホーンカードとは対照的に、これらの仮想ホーンカ
ードは、任意の音声周波数電話から使用することがで
き、特定のカードリーダを使用する必要が全くないとい
う長所を持っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うなホーンカードを使用するためには、使用者は、ホー
ンカード口座用の総合施設の役割をするサーバにアクセ
スする電話番号を、最初にダイヤルしなければならな
い。次に使用者は、一般にカード自身に記されているホ
ーンカードの識別番号をダイヤルしなければならず、そ
して、ホーンカードに対応する口座が閉じられていなけ
れば、すなわち、クレジットが使い尽くされていなけれ
ば、使用者は電話回線にアクセスし、その後、かけたい
電話加入者の番号をダイヤルすることができる。
【0010】しかしながら、カードの識別番号は、一般
に、少なくとも10桁の数字からなる。同様に、サーバ
を呼ぶための番号は、8から10桁からなる。このた
め、使用者は、かけたい電話加入者の番号をダイヤルす
ることができるようになる前に、電話で約18から20
桁の数字をダイヤルしなければならない。したがって、
使用者が電話のキーパッドのキーを押している時に、1
つまたはいくつかの数字を押し間違える可能性が高くな
るので、このホーンカードは、あまり使い勝手がよくな
い。
【0011】さらに、発行することができるホーンカー
ドの枚数は比較的制限される。要するに、カードの識別
番号は特定数のビットでコード化される。さらに、シス
テムのセキュリティの程度を保証するために、すなわ
ち、不正手段を制限するために、冗長システムを使用す
ることが必要である。この冗長はさらにビットを使用す
る。一般に、カードの識別番号をコード化し、冗長を提
供するために使用されるビットの合計数は、33であ
る。この冗長が、セキュリティの程度を最少限保証する
5ビットを使用する場合、28ビット(10桁の10進
数に対応する)でコード化されるにとどまることを意味
する。つまりカードの識別番号は、わずかに228の数、
すなわち、発行できるホーンカードの枚数が268,435,45
6枚であることを意味する。
【0012】しかしながら、フランスにおける1年当た
りのホーンカードの消費は、1億2千万枚程度である。
したがって、発行できるホーンカードの枚数、および、
任意に冗長に使用されるビット数を増加させることがで
きるようにするために、ホーンカードの使い勝手を犠牲
にしてカード識別番号の桁数を増やすことが必要であ
る。
【0013】この発明の目的は、前述したホーンカード
の欠点を改善することにある。この目的のために、少な
くともカードの識別番号またはサーバの電話番号を格納
することができるチップを有する仮想ホーンカードを提
供する。
【0014】
【課題を解決するための手段】より正確にいうと、この
発明は、電話ネットワークからポーリングすることがで
きるサーバによって管理された口座へのアクセスを可能
とする、仮想型支払いカードに関する。この仮想支払い
カードは、接触および非接触で読み取り、少なくとも1
つの番号を形成する複数の数字を格納することができる
と共に、その番号を電話ネットワークを介してサーバに
送信することができるチップを備えていることを特徴と
する。
【0015】好ましくは、チップに格納された番号は、
nビットの番号にコード化され、このnビットのうちk
ビットは冗長ビットである。ここで、kは、厳密にはn
未満である。この発明の一実施形態によれば、このチッ
プは、カード識別番号である第1の番号と、使用者の個
人識別番号である第2の番号とを格納することができ
る。
【0016】この発明の他の実施形態によれば、このチ
ップは、サーバを呼び出すための電話番号を構成する第
3の番号を格納することができる。この発明の、チップ
が非接触で読み取られる場合の実施形態によれば、仮想
支払いカードは、チップが埋め込まれているカード本体
を有し、さらに、このカードの本体にアンテナが埋め込
まれ、チップに遠隔電源を供給する。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、この発明によるチップを
備えた仮想ホーンカードの外観を示す図である。図2
は、この発明の仮想ホーンカードのチップに備えられ
た、異なるモジュールの機能ダイアグラムを示す。この
発明は、1つまたはいくつかの番号を形成する複数の数
字を格納するチップが取り付けられた仮想ホーンカード
に関する。カード識別番号をチップに格納することは、
事実上、使用者がキーパッドで押さなければならない数
字を減らすことができる。さらに、使用者は、その番号
をキーパッドでダイヤルする必要がないので、カードの
識別番号を作成する桁数を増加させることが可能であ
る。製造されるカードの枚数を非常に増加させることが
できると同時に、より使い勝手のよいカードを作成する
ことができる。この場合、カードの識別番号は、既知の
仮想支払いカードよりも多いビット数nでコード化する
ことができる。例えば、特定のビット数kの冗長ビット
を伴う64ビットでコード化することができる。
【0018】例えば、番号が8ビットの冗長と共に56
ビットでコード化された場合、7.2×1016枚のホー
ンカードを製造することができる。他の実施形態によれ
ば、これらのカードの使用においてセキュリティを増す
ために、カード識別番号を、16ビットの冗長を伴う4
8ビットでコード化した場合でも、2.8×1014枚の
ホーンカードを発行することができる。
【0019】同様の方法で、チップは、例えば使用者の
個人識別番号のような、カードの識別番号以外の番号を
格納することができる。また、呼び出す電話番号、特に
サーバを呼び出すための電話番号も格納することができ
る。チップに記録される番号に関係のあるデータはすべ
て、メモリ内に、当業者によく知られたチップのテスト
プログラムの終わりに続けて書かれる。従って、カード
および使用者の各識別番号、ならびに、サーバを呼び出
すための番号がチップに格納される場合、使用者は、呼
び出す電話加入者の番号を除いて、キーパッドでいかな
る番号ももはやダイヤルする必要がないので、カードの
使用は使用者にとってより容易になる。
【0020】逆に、チップがカードおよび/または使用
者の識別番号をのみを有し、上記電話番号を持たない実
施形態では、カードをより大きな規模で使用することが
できる。すなわち、使用者自身が接続したいサーバの電
話番号を伝送するので、異なるサーバへのアクセスを可
能とする。したがって、全く同一の使用者は、いくつか
のサービス、すなわち、異なるサーバによって使用され
る単一の口座に、全く同一の仮想ホーンカードを使用す
ることができる。
【0021】したがって、そのような仮想カードには、
丁度、使用者の個人識別番号のように、カードの識別番
号がコード化されずにカードに記入されることがないと
いう長所がある。これらの番号は、サーバが呼び出され
た時に、システムによって認識される。これにより、チ
ップのプログラミングを単に変更しただけで、製造され
たホーンカードがすべて似たものになり得るので、ホー
ンカードの容易な製造が可能となる。
【0022】上記の実施形態と異なる実施形態では、例
えば、クレジットカード用に適したリーダによって、接
触により読み取られるタイプばかりでなく、非接触で読
み取られるタイプの仮想カードにも適用することができ
る。図1は、カード本体1およびチップ2を有し、非接
触で読み取られる仮想ホーンカードの正面図を示す。さ
らに、このチップ2において、このチップのプログラミ
ングを可能とする異なる入力および出力接続が図示され
ている。
【0023】より正確にいうと、端子3は、チップにプ
ログラミング電圧(Vp)を供給する端子である。端子
4は、接地電位(Vss)が接続された端子である。端子
5は、プログラミング入力端子である。すなわち、チッ
プはこの接続端子を通してプログラムされる。したがっ
て、端子5を介して格納される番号がチップに記入され
る。端子6および端子7は、使用モード時(後述する)
において、データを送受信し、かつ、遠隔電源を供給す
るためのアンテナ8への2つの接続端子である。
【0024】図1に示した実施形態によれば、このアン
テナ8は、カード本体に組み込まれ、接続端子6および
7に接続される。したがって、このアンテナ8は、図1
において点線で表わされる。他の実施形態によれば、ア
ンテナは、直接チップに組み込まれる。どちらの実施形
態が用いられても、このアンテナはチップに遠隔電源を
供給し、電話ネットワークを介して、サーバへのデータ
送信を保証する。
【0025】図1において、チップ2は、仮想ホーンカ
ードに組み込まれた状態で示されている。しかしなが
ら、チップ2の端子3,4および5は、チップをプログ
ラムする時にのみ、すなわち、チップ2がカードの本体
に組み込まれる前に、使用されることが解る。
【0026】通常のチップカードのように、チップ2は
カード本体1に埋め込まれた単一体のコンポーネントか
ら成り、これにより仮想ホーンカードを形成している。
カードの本体は、プラスチックまたはPVC、もしく
は、チップカードの製造に通常用いられる任意の材料で
作られている。一実施形態によれば、チップは、カード
1の本体にあけられた凹所に収容され、一種の樹脂で密
閉される。他の実施形態によれば、ホーンカードは、互
いに重ねられ、例えば接着剤によって固着された材料の
3つの層からなる。この場合、チップは中央の層に収容
される。
【0027】アンテナがチップに直接組み込まれない場
合における図1に示される実施形態では、アンテナは金
属ワイヤのコイル、または、プリント回路の導電路によ
って作成され、チップと同じ方法でカード本体1に埋め
込まれる。他方で、接触型の仮想カードは、アンテナ
も、遠隔電源およびクロックリカバリの手段も必要とし
ない。非接触で読み取る仮想カードよりも単純なので、
図を単純化する必要から図1では図示していない。
【0028】図2は、プログラミングしている間、すな
わちプログラミングモード、または、サーバにデータを
送信している間、すなわち使用モードのいずれか一方に
おいて、非接触で読み取る仮想ホーンカードのチップに
より実行される動作を説明するための機能ダイヤグラム
を表わしている。
【0029】これにより、この発明のホーンカードは、
以下の2つのモードによって動作することが解る。 −ホーンカードの個人化段階であるプログラミングモー
ド− この段階は、カードそれ自身、運営者、もしくは、使用
者に関するデータ(すなわち、カードの識別番号、使用
者の識別番号、運営者の番号または呼び出す番号)、す
なわち、チップに格納されなければならない全ての固定
データのプログラミングからなる。プログラミングは、
メモリ内の、チップをテストするためのプログラムの後
に書き込むことによってなされる。メモリがEPROM
タイプであるため、データは電気的に一度に、かつ、す
べてプログラムされる。
【0030】−使用モード− この使用モードにおいて、ホーンカードの扱い方は使用
者にとって全く明白である。要するに、使用者は、受話
機を取り上げ、送受話器に接続されたリーダにカードを
挿入する。その後、ホーンカードは、サーバセンタの呼
び出しを行うか、または、呼び出す番号が格納されてい
ない場合は、使用者が電話機のキーパッドでこの番号を
ダイヤルする。いずれの場合も、サーバは、ホーンカー
ドの残りのクレジットに関する音声情報メッセージを使
用者に送り返す。もし、クレジットが0でない場合、使
用者は、被呼者の番号をダイヤルすることができる。逆
に、クレジットが0である場合、電話回線は切断され
る。
【0031】図2のダイアグラムの説明を容易にするた
めに、このユニットの動作は、一方ではチップの使用モ
ードで、他方ではチップのプログラミングモードで記述
する。使用モードで要求されるチップのユニット間の接
続は、図2の点線で示される。これに対して、プログラ
ミングモードで要求されるチップのユニット間の接続
は、図2の破線で示される。双方の動作モードで要求さ
れる接続は、実線で示される。
【0032】チップの使用モードにおいて、ユニット1
0はチップの遠隔電源を示す。すなわち、エネルギー
は、アンテナ8から来る無線周波数信号からチップへ供
給される。この例の方法では、アンテナ8によって受信
された無線周波数信号は、4.9メガヘルツである。さ
らに、ホーンカードが使用モードで動作している場合、
ユニット10は、チップのユニット14から18の、V
dd動作のために電圧供給を行う(後述する)。
【0033】プログラミングモードにおいて、処理に要
するエネルギーは、外部電源(単純化のため図2には示
されていない)によって供給される。この外部電源は、
チップの接続端子3を介してチップに接続され、接続端
子4(Vss)は接地されるが、図示を簡略化するため
に、図2には示されていない。これにより、プログラミ
ング電圧Vpが、チップのユニット12,14および1
6に供給される。
【0034】他方では、アンテナ8から来る無線周波数
信号は、クロックリカバリユニット12にも供給され
る。要するにこのユニット12は、アンテナ8から来る
無線周波数信号を回復し、そして、他のユニット、特に
チップ管理ユニット14により実行される処理の同期を
保証するクロック信号CLKを発生する。また、このユ
ニット12は、チップ管理ユニット14による変調ユニ
ット18へのデータ転送の同期を保証する、送信タイマ
H-TRANSを発生する。
【0035】プログラミングモードにおいて、チップの
管理ユニット14は、チップのメモリ16へのデータの
プログラミングを管理する。使用モードにおいて、この
ユニット14は、メモリ内のデータの読み取り、そのデ
ータを送信する。さらに、このユニット14は、送信タ
イマH-TRANSの速度で、連続信号の形態によりメモリ内
で利用可能なnビットのコード化を行う。プログラミン
グ入力端子(ENT)5は、このユニット14上に位置す
る。
【0036】ユニット16は、チップのメモリを示して
いる。このメモリ16は、nビットのデータのプログラ
ミングが可能なEPROMタイプの不揮発性プログラマ
ブルメモリである。例えば、nは96となりうる。プロ
グラミングモードにおいて、クロックリカバリユニット
12は、プログラミングクロックCLK−Pと名付けら
れた外部クロックで動作する。このプログラミングクロ
ックCLK−Pは、使用モードにおいてアンテナによっ
て回復されたクロックを取り替え、チップ管理ユニット
14に送出するクロック信号CLKとH-TRANSとを発生
する。これは、端子5で受信されたデータをメモリ16
に書き込む。チッププログラミング動作中に、ユニット
12,14および16には、端子3からのプログラミン
グ電圧Vpが供給される。
【0037】使用モードにおいて、アンテナ8から来る
信号は、一方ではクロックリカバリユニット12によっ
て、他方では、カードの各使用期間中に、変調ユニット
18と同様に、ユニット12,14および16に供給す
る電圧Vddを発生する遠隔電源ユニット10によって受
信される。使用モードにおいて、クロック信号CLKお
よびH-TRANSは、メモリ16内のデータを読み取り、そ
の送信を行うチップ管理ユニット14に送られる。メモ
リに格納されたデータ(カード識別番号,…)がユニッ
ト14によって読み取られると、これらのデータは、ア
ンテナ8によってサーバに送信することができる無線周
波数信号の形態に変調する変調ユニット18に送信され
る。
【0038】したがって、この発明のこれら仮想のホー
ンカードは、チップがカード本体へ導入される前にプロ
グラムされ、そして、冗長ビットのためにシステムの使
い勝手およびセキュリティが保証されるので、製造の視
点から低コストであるという長所がある。さらに、接触
読み取りの仮想ホーンカードには、チップクレジットカ
ードの任意のリーダから読み取ることができるという長
所がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるチップを備えた仮想ホーンカ
ードの外観を示す図である。
【図2】 この発明の仮想ホーンカードのチップに備え
られた、異なるモジュールの機能ダイアグラムである。
【符号の説明】
1 カード本体 2 チップ 3,4,5,6,7 接続端子 8 アンテナ 10 遠隔電源ユニット 12 クロックリカバリユニット 14 チップ管理ユニット 16 メモリ 18 変調ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G07F 7/08 G06K 19/00 N H04M 17/02 G07F 7/08 Z (72)発明者 ジャッキー・ブヴィエール フランス・38240・メイラン・リュ・シャ ン・ノヤール・23 (72)発明者 フレディ・バレストロ フランス・38700・ラ・トロンシュ・シュ マン・ドゥ・ラ・バスティーユ・8

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話ネットワークからポーリングするこ
    とができるサーバーによって管理された口座に、アクセ
    スすることができると共に、 少なくとも1つの番号を形成する複数の数字を格納し、
    その番号を電話ネットワークを介してサーバーに送信す
    る接触および非接触読み取りのチップ(2)を備えた仮
    想型支払いカードにおいて、 前記チップに格納された前記番号は、nビットの数にコ
    ード化され、該nビットのうち、kビットが冗長ビット
    であり、該kは該nよりも小さいことを特徴とする仮想
    型支払いカード。
  2. 【請求項2】 前記チップは、第1および第2の番号を
    格納し、該第1の番号はカード識別番号であり、該第2
    の番号は使用者の個人識別番号であることを特徴とする
    請求項1に記載の仮想型支払いカード。
  3. 【請求項3】 前記チップが、サーバーを呼び出すため
    の電話番号を構成する第3の番号を格納していることを
    特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の仮想型
    支払いカード。
  4. 【請求項4】 チップ(2)が埋め込まれたカード本体
    (1)を有してなり、 前記カード本体は、カード(1)の本体に埋め込まれた
    アンテナ(8)をも具備し、前記チップに遠隔電源を供
    給することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1
    つに記載の非接触読み取りの仮想型支払いカード。
  5. 【請求項5】 チップ(2)が埋め込まれたカード本体
    (1)を有してなり、 前記カード本体は、前記チップに組み込まれたアンテナ
    を具備し、前記チップに遠隔電源を供給することを特徴
    とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の接触読
    み取りの仮想型支払いカード。
JP1575297A 1996-01-29 1997-01-29 チップを備えた仮想支払いカード Pending JPH09312710A (ja)

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