JPH09311993A - センサ信号処理モジュール - Google Patents

センサ信号処理モジュール

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JPH09311993A
JPH09311993A JP8151529A JP15152996A JPH09311993A JP H09311993 A JPH09311993 A JP H09311993A JP 8151529 A JP8151529 A JP 8151529A JP 15152996 A JP15152996 A JP 15152996A JP H09311993 A JPH09311993 A JP H09311993A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 RS422形式の伝送ケーブル、RS485
形式の伝送ケーブル、RS232C形式の伝送ケーブル
のいずれが接続されているときでも、各観測点に設置さ
れた各種センサから出力される測定結果をデジタル化し
て、共通コネクタに接続されている伝送ケーブルを介し
てパソコン装置などに送信する。 【解決手段】 共通コネクタ11にRS485形式の伝
送ケーブル9、RS422形式の伝送ケーブル8、RS
232C形式の伝送ケーブル10のいずれかが接続され
ているとき、CPU回路5によって伝送ケーブルの種類
を判定して、センサ2から出力される測定信号をデジタ
ル化し、これを分散記憶した後、前記伝送ケーブルの種
類に応じた信号形式の信号に変換し、この信号を前記伝
送ケーブルを介し、パソコン装置25に伝送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大規模な土木工事
現場、橋梁などの大型構造物、自動車内などに設けられ
た振動センサ、温度センサなどから出力される測定信号
をデジタル化して、パソコンなどのデータ処理装置に渡
すセンサ信号処理モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】大規模な土木工事現場、橋梁などの大型
構造物などでは、品質管理、施工管理などの問題から、
各種のセンサを埋設施工して、大量に、かつ大規模に使
用するようになってきている。また、近年、アメリカな
どで見られるように、パソコン装置で使用される計測用
ソフトウェアの進歩も目覚ましいことから、各種センサ
で得られた計測結果をパソコン装置を使用して、処理す
るようになるものと思われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、今現
在、このような土木工事現場などに設けられた各種セン
サによって測定された各種の測定結果を監視室などに配
置されたデータ処理装置に効率的に伝送するLANなど
は提供されていない。このため、データロガーなどを携
帯して、各種センサの近くに行き、各種センサで得られ
た計測信号をデジタル信号に変換した後、前記データロ
ガーを監視室に持って行き、この監視室などに配置され
たデータ処理装置に渡すという方法で、計測結果をデー
タ処理装置に渡さなければならず、計測結果の収集に手
間がかかり過ぎるという問題があった。
【0004】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、請求項1では、各観測点に設置された各種セン
サから出力される測定結果をデジタル化して、各観測点
側で分散記憶させた後、RS485形式の信号、RS4
22形式の信号、RS232C形式信号などのうち、指
定された信号形式の信号に変換し、これを1つの共通コ
ネクタによってパソコン装置などに送信することがで
き、これによって計測信号の収集効率を大幅に向上させ
て、ほぼリアルタイムで計測信号の処理を行なわせるこ
とができるセンサ信号処理モジュールを提供することを
目的としている。また、請求項2では、パソコン装置か
ら送信される信号の種類を判別し、この判別結果に基づ
き、各種センサから出力される測定結果をRS485形
式の信号、RS422形式の信号、RS232C形式信
号のいずれかに変換することができ、これによってパソ
コン装置側の信号形式がどのような形式であっても、1
種類のモジュールでセンサとパソコン装置とを接続する
ことができるセンサ信号処理モジュールを提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、請求項1では、各観測点毎に設けられた
センサの近傍に配置され、このセンサから出力される信
号を処理して、蓄積したり、タイミングを図ってそのま
ま、指定された形式の信号に変換して送信するセンサ信
号処理モジュールにおいて、前記センサから出力される
信号を取り込んで、各種デジタル信号形式のうち、指定
された信号形式のデジタル信号に変換する信号変換部
と、この信号変換部と外部機器とを予め設定されている
ピン配置で接続し、前記信号変換部から出力されるデジ
タル信号を前記外部機器に送信する1つ以上の共通コネ
クタとを備えことを特徴としている。また、請求項2で
は、請求項1に記載のセンサ信号処理モジュールにおい
て、前記信号変換部は前記共通コネクタに設けられた識
別ピンの信号内容または前記共通コネクタに設けられた
各種信号用のピンを介して供給される信号に基づき、信
号形式を判定して、前記センサから出力される信号を各
種デジタル信号形式のうち、指定された信号形式の信号
に変換することを特徴としている。
【0006】上記の構成により、請求項1では、各観測
点毎に設けられたセンサの近傍に配置され、このセンサ
から出力される信号を処理して、蓄積したり、タイミン
グを図ってそのまま、指定された形式の信号に変換して
送信するセンサ信号処理モジュールにおいて、信号変換
部によって、前記センサから出力される信号を取り込ん
で、各種デジタル信号形式のうち、指定された信号形式
のデジタル信号に変換するとともに、この信号変換部と
外部機器とを予め設定されているピン配置で接続する、
1つ以上の共通コネクタによって、前記信号変換部から
出力されるデジタル信号を前記外部機器に送信すること
により、各観測点に設置された各種センサから出力され
る測定結果をデジタル化して、各観測点側で分散記憶さ
せた後、RS485形式の信号、RS422形式の信
号、RS232C形式信号などのうち、指定された信号
形式の信号に変換し、これを1つの共通コネクタによっ
てパソコン装置などに送信し、これによって計測信号の
収集効率を大幅に向上させて、ほぼリアルタイムで計測
信号の処理を行なわせる。また、請求項2では、請求項
1に記載のセンサ信号処理モジュールにおいて、前記共
通コネクタに設けられた識別ピンの信号内容または前記
共通コネクタに設けられた各種信号用のピンを介して供
給される信号に基づき、前記信号変換部によって、信号
形式を判定して、前記センサから出力される信号を各種
デジタル信号形式のうち、指定された信号形式の信号に
変換することにより、パソコン装置から送信される信号
の種類を判別し、この判別結果に基づき、各種センサか
ら出力される測定結果をRS485形式の信号、RS4
22形式の信号、RS232C形式信号のいずれかに変
換し、これによってパソコン装置側の信号形式がどのよ
うな形式であっても、1種類のモジュールでセンサとパ
ソコン装置とを接続する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した形態
例に基づいて詳細に説明する。 <形態例の構成>図1は本発明によるセンサ信号処理モ
ジュールの一形態例を示すブロック図である。この図に
示すセンサ信号処理モジュール1は、観測点の振動、温
度などを測定するセンサ2から出力される測定信号を増
幅するアンプ回路3と、指定されたサンプリング周期
で、前記アンプ回路3から出力される測定信号をサンプ
リングして、A/D変換するA/D変換回路4と、パソ
コン装置25(図4参照)側で指定された動作設定条件
に基づくサンプリング周期で、前記A/D変換回路4を
動作させながら、このA/D変換回路4から出力される
測定データを取り込んで、記憶させる処理、前記パソコ
ン装置25から送信されたコマンドを解析する処理、前
記パソコン装置25側から送信指示信号が出力されたと
き、記憶している測定データを前記動作設定条件で指定
され信号形式、例えばRS485形式の信号、RS42
2形式の信号、RS232C形式信号のうち、指定され
た信号形式の信号に変換する処理、この処理で得られた
信号を送信する処理などを行なうCPU回路5とを備え
ている。
【0008】さらに、センサ信号処理モジュール1は、
前記CPU回路5の動作を規定するプログラムや各種定
数データなどが格納されているROM回路6と、前記C
PU回路5の作業エリアや測定データ格納エリアなどと
して使用されるRAM回路7と、RS485形式の伝送
ケーブル9(図4〜図6参照)、RS422形式の伝送
ケーブル8(図7参照)、RS232C形式の伝送ケー
ブル10(図8参照)のいずれかが接続される2つの共
通コネクタ11と、これら共通コネクタ11のいずれか
にRS485形式の伝送ケーブル9、RS422形式の
伝送ケーブル8、RS232C形式の伝送ケーブル10
のいずれかが接続されているとき、この伝送ケーブルを
介して供給される信号を取り込んで、前記CPU回路5
に供給するレシーバ回路12と、前記CPU回路5から
出力される信号、例えばRS485形式の信号、RS4
22形式の信号、RS232C形式信号を取り込んで、
前記共通コネクタ11に接続されている伝送ケーブル上
に送出し、この伝送ケーブルに接続されているパソコン
装置25に供給するトランスミッタ回路13と、バッテ
リィや乾電池などを持ち、前記アンプ回路3〜トランス
ミッタ回路13に給電する電源回路14とを備えてい
る。
【0009】この場合、前記各共通コネクタ11は、図
2に示す如くRS485形式の信号を送受信するのに必
要な複数のピン30と、RS422形式の信号を送受信
するのに必要な複数のピン31と、RS232C形式信
号を送受信するのに必要な複数のピン32と、接続され
ている伝送ケーブルの種類を識別するのに必要な複数の
識別ピン33とを備えており、RS485形式の伝送ケ
ーブル9の一端側に設けられた共通コネクタ17(図4
〜図6参照)、RS422形式の伝送ケーブル8の一端
側に設けられた共通コネクタ18(図7参照)、RS2
32C形式の伝送ケーブル10の一端側に設けられた共
通コネクタ19(図8参照)のいずれかが共通コネクタ
11に接続されたとき、識別ピン33によってどの伝送
ケーブルが接続されているのかを識別する。そして、前
記伝送ケーブル8〜10の他端に設けられたコネクタ3
6、38、41(図4〜図8参照)のいずれかがパソコ
ン装置25に接続されている状態で、パソコン装置25
から動作設定条件を変更するコマンドが出力されたと
き、このコマンドに基づき、動作設定条件を更新し、以
後この動作設定条件で指定されているサンプリングタイ
ミングが到来する毎に、センサ2から出力される測定信
号をA/D変換して、これを記憶しながら、前記パソコ
ン装置25から送信指示信号が出力されたとき、記憶し
ている測定データを読み出し、前記伝送ケーブルの形式
に応じて、前記測定データをRS485形式の信号、R
S422形式の信号、RS232C形式信号のいずれか
に変換した後、伝送ケーブルを介し、前記パソコン装置
25に送信する。
【0010】<形態例の動作説明>次に、図1に示すブ
ロック図、図2に示す正面図を参照しながら、この形態
例の動作を説明する。 《センサ2とセンサ信号処理モジュール1との接続》ま
ず、このセンサ信号処理モジュール1を使用する際に
は、図3(a)に示す如くこのセンサ信号処理モジュー
ル1が接続対象となるセンサ2の近傍まで運ばれて設置
された後、図3(b)に示す如くこのセンサ2から出て
いる出力線の端子16がセンサ信号処理モジュール1の
入力端子15に接続される。 《パソコン装置25がRS485形式の通信ボードを備
えているとき》また、この動作と平行して、パソコン装
置25側がRS485形式の通信ボードを備えていると
きには、次に述べる2つの方法のいずれかにより、セン
サ信号処理モジュール1と、パソコン装置25とが接続
される。1つ目の接続方法は、図4、図5に示す如く、
複数のセンサ信号処理モジュール1と、1つのパソコン
装置25とを一括して接続する方法であり、この方法で
は、複数個用意されたRS485形式の伝送ケーブル3
5により、複数のセンサ信号処理モジュール1がディジ
ー・チェーン形式で接続されるとともに、最も上端(図
4、図5において上端)にあるセンサ信号処理モジュー
ル1の共通コネクタ11の1つに、RS485形式の伝
送ケーブル9の共通コネクタ17が接続され、この伝送
ケーブル9の他端に設けられたRS485形式のコネク
タ36がパソコン装置25に内蔵されたRS485形式
の通信ボード34のコネクタ37に接続される。
【0011】この場合、最も下端(図4、図5において
下端)にあるセンサ信号処理モジュール1については、
必要に応じて、開いている方の共通コネクタ11にター
ミネータ(図示は省略する)が接続される。また、2つ
の目の接続方法は、図6(a)、(b)に示す如く1つ
のセンサ信号処理モジュール1と、1つのパソコン装置
25とを1対1で接続する方法であり、この方法では、
センサ信号処理モジュール1の共通コネクタ11に、R
S485形式の伝送ケーブル9の共通コネクタ17が接
続され、この伝送ケーブル9の他端に設けられたRS4
85形式のコネクタ37がパソコン装置25に内蔵され
たRS485形式の通信ボード34のコネクタ37に接
続される。こらの接続方法によって、センサ信号処理モ
ジュール1と、パソコン装置25との接続が完了したと
き、各センサ信号処理モジュール1のCPU回路5によ
って共通コネクタ11に設けられた識別ピン33の接続
内容が識別されて、共通コネクタ11にRS485形式
の伝送ケーブル9が接続されていると判定される。
【0012】《パソコン装置25がRS422形式の通
信ボードを備えているとき》また、パソコン装置25側
がRS422形式の通信ボードを備えているときには、
図7(a)、(b)に示す如く1つのセンサ信号処理モ
ジュール1の共通コネクタ11に、RS422形式の伝
送ケーブル8に設けられている共通コネクタ18が接続
され、この伝送ケーブル8の他端に設けられたRS42
2形式のコネクタ38がパソコン装置25に内蔵された
RS422形式の通信ボード40のコネクタ39に接続
される。このとき、センサ信号処理モジュール1のCP
U回路5によって共通コネクタ11に設けられた識別ピ
ン33の接続内容が識別されて、共通コネクタ11にR
S422形式の伝送ケーブル8が接続されていると判定
される。
【0013】《パソコン装置25がRS232Cのコネ
クタしか持たないとき》また、パソコン装置25がRS
485形式の通信ボード34やRS422形式の通信ボ
ード40のいずれをも内蔵していないときには、図8
(a)、(b)に示す如く1つのセンサ信号処理モジュ
ール1の共通コネクタ11に、RS232C形式の伝送
ケーブル10に設けられている共通コネクタ19が接続
され、この伝送ケーブル10の他端に設けられたRS2
32C形式のコネクタ41がパソコン装置25に一般的
に設けられているRS232C形式のコネクタ42に接
続される。このとき、センサ信号処理モジュール1のC
PU回路5によって共通コネクタに設けられている識別
ピン33の接続内容が識別されて、共通コネクタ11に
RS232C形式の伝送ケーブル10が接続されている
と判定される。
【0014】《動作設定条件、通信動作》この後、前記
伝送ケーブル8、9、10のいずれか、例えばRS48
5形式の伝送ケーブル9の他端側に設けられたコネクタ
36がパソコン装置25側のコネクタ37に接続されて
いる状態で、パソコン装置25から動作設定条件の変更
を示すコマンドが出力されれば、このコマンドに基づ
き、CPU回路5によってRAM回路7内に記憶されて
いる動作設定条件が更新される。さらに、信号形式が強
制的に設定されたときには、共通コネクタ11に接続さ
れている伝送ケーブル9の種類と異なる信号形式であっ
ても、強制的に設定された信号形式が記憶される。次い
で、前記パソコン装置25から送信された最新の動作設
定条件で設定されたサンプリングタイミングになる毎
に、CPU回路5によって電源回路14が起動されてモ
ジュール各部に対する給電が行われ、前記動作設定条件
で指定された内容で、センサ2で得られた測定信号がサ
ンプリングされて、測定データが生成され、これがRA
M回路7に記憶される。
【0015】この後、このサンプリング動作が終了すれ
ば、CPU回路5によって前記電源回路14が停止させ
られて、モジュール各部に対する給電がシャットダウン
され、余分な電力消費が防止される。また、この状態
で、前記伝送ケーブル8を介してコマンドが供給されれ
ば、このコマンドに基づき、CPU回路5によってRA
M回路7に記憶されている前記動作設定条件が変更さ
れ、変更済みの動作設定条件で、測定動作、サンプリン
グ動作、記憶動作が継続される。そして、前記伝送ケー
ブル8を介して、送信指示信号が供給されたとき、CP
U回路5によってRAM回路7に記憶されている測定デ
ータが伝送ケーブルの種類や前記パソコン装置25で指
定されている信号形式の信号に変換されて、伝送ケーブ
ル9上に送出され、前記パソコン装置25に伝送され
て、市販のDBソフトウェア、表示ソフトウェアで処理
される。
【0016】<形態例の効果>このようにこの形態例に
おいては、RS485形式の伝送ケーブル9、RS42
2形式の伝送ケーブル8、RS232C形式の伝送ケー
ブル10のいずれかの一端が共通コネクタ11に接続さ
れ、前記伝送ケーブルの他端がパソコン装置25に接続
されている状態で、パソコン装置25からコマンドが出
力されたとき、このコマンドに基づき、動作設定条件を
更新し、以後この動作設定条件で指定されているサンプ
リングタイミングが到来する毎に、センサ2から出力さ
れる測定信号をA/D変換して、これを記憶しながら、
前記パソコン装置25から送信指示信号が出力されたと
き、記憶している測定データを読み出し、前記伝送ケー
ブルの形式やパソコン装置25の設定内容に応じて、前
記測定データをRS485形式の信号、RS422形式
の信号、RS232C形式信号のいずれかに変換し、こ
れを伝送ケーブルを介し、前記パソコン装置25に送信
するようにしたので、次に述べる効果を得ることができ
る。
【0017】まず、特殊な工具などを使用することな
く、センサ2と、センサ信号処理モジュール1とを接続
することができ、これによって施工を容易にすることが
できるとともに、各センサ2毎に測定動作を分散させ
て、データの保存を行なうことができる。また、出力信
号の形式などを含めて、全ての計測条件をパソコン装置
25側で設定することができるので、現場側でのパラメ
ータ設定作業などを不要にし、これによって特別な専門
知識が無い人でも、センサ信号処理モジュール1を簡単
に設置させることができる。また、RS485形式の伝
送ケーブル9、RS422形式の伝送ケーブル8、RS
232C形式の伝送ケーブル10のいずれが使用された
場合にも、共通コネクタ11によって、これに自動的に
対処することができるので、パソコン装置25側で送受
信される信号の形式がRS485形式、RS422形
式、RS232C形式のいずれであっても、1種類のセ
ンサ信号処理モジュール1によってセンサ2と、パソコ
ン装置25とを接続することができる。
【0018】<他の形態例>また、上述した形態例にお
いては、パソコン装置25にRS485形式の通信ボー
ド34を内蔵しているとき、図4、図5、図6に示す如
く伝送ケーブル9の一端に設けられたRS485形式の
コネクタ36をパソコン装置25に内蔵されたRS48
5形式の通信ボード34のコネクタ37に直接、接続す
るようにしているが、パソコン装置25にRS485形
式の通信ボード34が内蔵されていない状態で、センサ
信号処理モジュール1とパソコン装置25とをRS48
5形式の信号で接続するときには、図9に示す如くケー
ブルの途中にRS485形式のコンバータ45を設けた
伝送ケーブル46を使用し、この伝送ケーブル46の他
端に設けられたRS232C形式のコネクタ41をパソ
コン装置25に設けられたRS232C形式のコネクタ
42に接続するようにしても良い。このようにすること
により、パソコン装置25側にRS485形式の通信ボ
ード34が設けられていない場合でも、センサ信号処理
モジュール1と、パソコン装置25とをRS485形式
の信号で接続することができる。
【0019】同様に、上述した形態例においては、パソ
コン装置25にRS422形式の通信ボード40を内蔵
しているとき、図7に示す如く伝送ケーブル8の一端に
設けられたRS422形式のコネクタ38をパソコン装
置25に内蔵されたRS422形式の通信ボード40に
設けられたコネクタ39に直接、接続するようにしてい
るが、パソコン装置25にRS422形式の通信ボード
40が内蔵されていない状態で、センサ信号処理モジュ
ール1とパソコン装置25とをRS422形式の信号で
接続するときには、図10に示す如くケーブルの途中に
RS422形式のコンバータ47を設けた伝送ケーブル
48を使用し、この伝送ケーブル46の他端に設けられ
たRS232C形式のコネクタ41をパソコン装置25
に設けられたRS232C形式のコネクタ42に接続す
るようにしても良い。このようにすることにより、パソ
コン装置25側にRS422形式の通信ボード40が設
けられていない場合でも、センサ信号処理モジュール1
とパソコン装置25とをRS422形式の信号で接続す
ることができる。また、上述した形態例においては、セ
ンサ信号処理モジュール1と、パソコン装置25とを接
続する信号の形式として、RS485形式、RS422
形式、RS232C形式のいずれかを用いるようにして
いるが、基本的には、シリアル信号であれば、どのよう
な形式の信号でも、送受信することができることから、
他の形式のシリアル信号やLANなどのネットワークを
介して、センサ信号処理モジュール1と、パソコン装置
25とを接続するようにしても良い。また、このような
シリアル信号の代わりに、パラレル信号などを使用する
ようにしても、良い。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、請
求項1では、各観測点に設置された各種センサから出力
される測定結果をデジタル化して、各観測点側で分散記
憶させた後、RS485形式の信号、RS422形式の
信号、RS232C形式信号などのうち、指定された信
号形式の信号に変換し、これを1つの共通コネクタによ
ってパソコン装置などに送信することができ、これによ
って計測信号の収集効率を大幅に向上させて、ほぼリア
ルタイムで計測信号の処理を行なわせることができる。
また、請求項2では、パソコン装置から送信される信号
の種類を判別し、この判別結果に基づき、各種センサか
ら出力される測定結果をRS485形式の信号、RS4
22形式の信号、RS232C形式信号のいずれかに変
換することができ、これによってパソコン装置側の信号
形式がどのような形式であっても、1種類のモジュール
でセンサとパソコン装置とを接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるセンサ信号処理モジュールの一形
態例を示すブロック図である。
【図2】図1に示すセンサ信号処理モジュールに設けら
れている共通コネクタの詳細な構成例を示す正面図であ
る。
【図3】(a)及び(b)は図1に示すセンサ信号処理
モジュールと、センサとの接続例を示すブロック図であ
る。
【図4】図1に示すセンサ信号処理モジュールと、パソ
コン装置とをRS485形式の伝送ケーブルで接続する
際の第1接続例を示すブロック図である。
【図5】図1に示すセンサ信号処理モジュールと、パソ
コン装置とをRS485形式の伝送ケーブルで接続する
際の第1接続例を示すブロック図である。
【図6】(a)及び(b)は図1に示すセンサ信号処理
モジュールと、パソコン装置とをRS485形式の伝送
ケーブルで接続する際の第2接続例を示すブロック図で
ある。
【図7】(a)及び(b)は図1に示すセンサ信号処理
モジュールと、パソコン装置とをRS422形式の伝送
ケーブルで接続する際の接続例を示すブロック図であ
る。
【図8】(a)(b)図1に示すセンサ信号処理モジュ
ールと、パソコン装置とをRS232C形式の伝送ケー
ブルで接続する際の接続例を示すブロック図である。
【図9】(a)及び(b)は図1に示すセンサ信号処理
モジュールと、パソコン装置とをRS485形式の伝送
ケーブルで接続する際の他の接続例を示すブロック図で
ある。
【図10】(a)及び(b)は図1に示すセンサ信号処
理モジュールと、パソコン装置とをRS422形式の伝
送ケーブルで接続する際の他の接続例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1…センサ信号処理モジュール、2…センサ、3…アン
プ回路、4…A/D変換回路、5…CPU回路、6…R
OM回路、7…RAM回路、8…RS422形式の伝送
ケーブル、9…RS485形式の伝送ケーブル、10…
RS232C形式の伝送ケーブル、11…共通コネク
タ、12…レシーバ回路、13…トランスミッタ回路、
14…電源回路、15…入力端子、16…端子、17…
共通コネクタ、18…共通コネクタ、19…共通コネク
タ、25…パソコン装置、34…RS485形式の通信
ボード、35…RS485形式の伝送ケーブル、36…
コネクタ、37…コネクタ、38…コネクタ、39…コ
ネクタ、40…RS422形式の通信ボード、41…コ
ネクタ、42…コネクタ、45…RS485形式のコン
バータ、46…RS485形式の伝送ケーブル、47…
RS422形式のコンバータ、48…RS422形式の
伝送ケーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各観測点毎に設けられたセンサの近傍に
    配置され、このセンサから出力される信号を処理して、
    蓄積したり、タイミングを図ってそのまま、指定された
    形式の信号に変換して送信するセンサ信号処理モジュー
    ルにおいて、 前記センサから出力される信号を取り込んで、各種デジ
    タル信号形式のうち、指定された信号形式のデジタル信
    号に変換する信号変換部と、 この信号変換部と外部機器とを予め設定されているピン
    配置で接続し、前記信号変換部から出力されるデジタル
    信号を前記外部機器に送信する1つ以上の共通コネクタ
    と、 を備えことを特徴とするセンサ信号処理モジュール。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のセンサ信号処理モジュ
    ールにおいて、 前記信号変換部は前記共通コネクタに設けられた識別ピ
    ンの信号内容または前記共通コネクタに設けられた各種
    信号用のピンを介して供給される信号に基づき、信号形
    式を判定して、前記センサから出力される信号を各種デ
    ジタル信号形式のうち、指定された信号形式の信号に変
    換する、 ことを特徴とするセンサ信号処理モジュール。
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