JPH09311021A - 光波測距儀を用いた3次元形状測定方法 - Google Patents

光波測距儀を用いた3次元形状測定方法

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JPH09311021A
JPH09311021A JP12999096A JP12999096A JPH09311021A JP H09311021 A JPH09311021 A JP H09311021A JP 12999096 A JP12999096 A JP 12999096A JP 12999096 A JP12999096 A JP 12999096A JP H09311021 A JPH09311021 A JP H09311021A
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target
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coordinate system
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Hiroyuki Matsumoto
博幸 松本
Shigeji Inoue
茂司 井上
Hiroyuki Nishizono
広之 西園
Kenji Hayashi
健治 林
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Topy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度で測定が自動化された光波測距儀を用
いた3次元形状の測定方法の提供。 【解決手段】 ターゲットPnの設計座標を抽出し、タ
ーゲットPnのうちの一部について計測して計測座標系
の計測座標を作成し設計座標とから座標変換定数を作成
し、該座標変換定数を用いて全ターゲットPnの設計座
標を座標変換し、各ターゲットを画像処理機器にて撮像
して画像処理機器に取込み、画像処理機器にて取り込ん
だ画像のセンタリングを行って各ターゲットの計測座標
系での座標値を求め、求めた座標値を上記の座標変換定
数の逆数を用いて設計座標に変換し、これを基のPnの
設計座標と比べることにより計測対象物の製作誤差を評
価する、光波測距儀を用いた3次元形状測定方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光波測距儀を用い
た3次元形状の自動測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、図6に示すように、手動方式の
光波測距儀1を用い、計測対象物2に取りつけられた複
数(たとえば、200個)のターゲット3を目視により
視準し、光波測距儀に付随する角度読取り装置から得ら
れる角度データと、光波から得られた距離データ(光波
測距儀とターゲットとの間の距離のデータ)から3次元
の座標(測定座標)をすべてのターゲットに対して作成
し、それと各ターゲットの設計座標(理論座標)とを計
算機などを用いることによって比較し、計測対象物2の
製造誤差の評価、形状の管理などを行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、光波測距儀を
用いた、従来の手動による計測には、つぎの問題があっ
た。 計測者のスキルにより計測データに差が生じ、高精
度な計測、形状管理を行うことが困難である。 繰返し計測を行っても、毎回の計測にばらつきが生
じる。 正確な3次元形状を把握するためには計測点数(タ
ーゲットの数)を増やす必要があり(たとえば、橋梁の
一部分についてターゲットの数が200個必要になるな
ど)、計測点数の増加は作業者への負荷の増加と、測定
時間のロング化を招く。 本発明の目的は、高精度で、測定が自動化された、光波
測距儀を用いた3次元形状の測定方法を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の方法はつぎの方法からなる。設計データを基に、計
測対象物に固定の設計座標系における、計測対象物に固
定の複数のターゲットPnの設計座標(Xn,Yn,Z
n)を抽出する工程と、前記複数のターゲットPnのう
ち一部の、少なくとも3個の、ターゲットを基準点用タ
ーゲットPiとして、該基準点用ターゲットの計測座標
系における座標を計測座標系に固定の光波測距儀を用い
て実際に計測し、該基準点用ターゲットPiの計測座標
系での測定座標(xi,yi,zi)を求める工程と、
前記基準点用ターゲットPiの、前記設計座標(Xi,
Yi,Zi)と前記測定座標(xi,yi,zi)とか
ら、設計座標系を計測座標系に変換するための座標変換
マトリクスMを求める工程と、該座標変換マトリクスM
を用いて全ターゲットPnの設計座標(Xn,Yn,Z
n)を設計座標系から計測座標系に座標変換して、全タ
ーゲットPnの計測座標系における理論座標(xn,y
n,zn)を求める工程と、各ターゲットPnを計測座
標系に固定の撮像機器により撮像して画像処理機器に取
込み、撮像したターゲットPnの中心と、撮像機器中心
との面内方向のずれ(dx,dy)が小さくなるように
撮像機器中心の角度を調整することを少なくとも1回実
行して、取り込んだターゲットPnの画像のセンタリン
グを行うことにより、各ターゲットPnの計測座標系で
の測定座標(xn’,yn’,zn’)を所定の精度以
上の精度で求める工程と、前記各ターゲットPnの計測
座標系での測定座標(xn’,yn’,zn’)を前記
座標変換マトリクスの逆マトリクスを用いて各ターゲッ
トPn近傍の設計座標系に座標変換して設計座標での測
定座標(Xn’,Yn’,Zn’)を求める工程と、前
記各ターゲットの設計座標での測定座標(Xn’,Y
n’,Zn’)と前記設計座標(Xn,Yn,Zn)と
を設計座標系で比較して計測対象物の各ターゲット位置
における製作誤差を評価する工程と、からなる光波測距
儀を用いた3次元形状測定方法。
【0005】上記方法では、手動(または自動)による
実際の計測は少なくとも3点の基準点用ターゲットだけ
で済み、残りの多数のターゲットの測定は、撮像装置と
画像処理装置によって自動計測される。したがって、作
業者のスキルに影響去れない安定した測定が可能にな
り、かつ高速でしかも自動計測によって省人化、時間短
縮が可能になる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明実施例の光波測距儀を用い
た3次元形状測定方法を、図1〜図5を参照して説明す
る。図1に示すように、設計データ(たとえば、CAD
データ)を基に、計測対象物(たとえば、橋梁の一構成
部分)10に固定の設計座標系(図1のX,Y,Z座標
系)における、計測対象物10に固定の複数のターゲッ
トPnの設計座標(Xn,Yn,Zn)を抽出する。タ
ーゲットPnには、たとえば鏡に十字(十字の交点がタ
ーゲットの中心)と丸の印を描いた、反射ターゲットを
用いる。ターゲットPnの数は、場合場合で異なるが、
たとえば橋梁の一構成部分の場合には、100〜200
点程度ある。ターゲットPnの設計座標(Xn,Yn,
Zn)は、設計データからの理論座標であって、実際に
測定した測定座標ではない。ターゲットPnの設計座標
(Xn,Yn,Zn)をパソコン11に一時格納してお
く。
【0007】つぎに、図2に示すように、前記複数のタ
ーゲットPnのうち一部の、少なくとも3個の、ターゲ
ットを基準点用ターゲットPi(たとえば、P1
2 、P 3 の3点)として選定して、該基準点用ターゲ
ットPiの計測座標系(図2のx,y,z座標系)にお
ける座標を計測座標系に固定の光波測距儀12(図では
2台ある場合を示したが、少なくとも1台あればよい)
を用いて実際に計測し(この計測は手動による計測であ
り、この基準点用ターゲットPiだけは従来通りの手動
計測により計測する)、該基準点用ターゲットPiの計
測座標系での測定座標(xi,yi,zi)を求める。
計測座標系は、たとえば計測対象物10が設置された工
場の床に固定の座標であり、上記の計測対象物に固定の
設計座標系とは異なる。設計座標系は計測座標系に対し
て平行移動可能でかつ傾動可能の座標系である。基準点
用ターゲットPiとして3個より多い点を選定した場合
には、最小二乗法などの演算を行ってつぎに述べる座標
変換定数が最小になるようにする。
【0008】つぎに、少なくとも3点の前記基準点用タ
ーゲットPiの、前記設計座標(Xi,Yi,Zi)と
前記測定座標(xi,yi,zi)とから、設計座標系
を計測座標系に変換するための座標変換マトリクスMを
求める。このマトリクスは、3×3のマトリクスであ
る。基準点用ターゲットPiとして3個より多い点を選
定した場合には、最小二乗法(最小二乗法自体は公知の
方法)などの演算を行って座標変換定数が最小になるよ
うにする(誤差を最小にする座標変換マトリクスMを求
める)。
【0009】ついで、座標変換マトリクスMを用いて全
ターゲットPnの設計座標(Xn,Yn,Zn)を設計
座標系から計測座標系に座標変換して、全ターゲットP
nの計測座標系における理論座標(xn,yn,zn)
を求める。これは、パソコン11に格納しておいた全タ
ーゲットPnの設計座標(Xn,Yn,Zn)を用いて
パソコン11にてM・Pnから自動的にかつ短時間のう
ちに演算される。
【0010】ついで、図2にて、各ターゲットPnを計
測座標系に固定の撮像機器13(たとえば、光波測距儀
12に付随したCCDカメラなど)により撮像して画像
処理機器(たとえば、パソコン11)に取込む。そし
て、図3、図4に示すように、撮像したターゲットPn
の中心14と、撮像機器中心15(画面の中心で、各タ
ーゲットPnの計測座標系における理論座標(xn,y
n,zn)と一致する)との画像の面内方向のずれ(d
x,dy)が小さくなるように撮像機器中心の角度を調
整することを少なくとも1回実行して、取り込んだター
ゲットPnの画像のセンタリングを行う(図3から図4
の状態にする)ことにより、各ターゲットPnの計測座
標系での測定座標(xn’,yn’,zn’)を所定の
精度以上の精度で求める。この計測は自動計測で行われ
る。
【0011】上記の各ターゲットPnの計測座標系での
測定座標(xn’,yn’,zn’)を所定の精度以上
の精度で求める工程を、さらに以下に説明する。各ター
ゲットPnを、計測座標系に固定され水平/垂直方向に
撮像機器13および測距機器の位置決め機構を有した光
波測距儀を演算処理装置にて制御を行うことにより自動
計測を行う。測定方法は、計測座標系の理論座標値(x
n,yn,zn)より、光波測距儀の制御に必要なデー
タ(α、β、L)を演算処理装置(パソコン11)を利
用し算出する。ここで、 α:水平方向の角度 β:垂直方向の角度 L:光波測距儀中心と理論値座標までの距離 である。演算処理装置の指示によりα、βを光波測距儀
に送信することにより、光波測距儀は理論座標値の位置
に撮像機器13を指向させることができる。ここで、演
算処理装置により光波測距儀に計測指示を送信すること
で、 画像処理機器に、理論座標値近傍にあるターゲット
Pnの画像 演算処理機器にターゲットまでの距離(L´)、光
波測距儀の現在指示方向(α´,β´)を取り込むこと
ができる。光波測距儀12から距離の情報が正しく返信
されない場合には、理論値座標近傍に目的とするターゲ
ットPnが存在しないと判断し、以下の処理を行う。距
離情報が正しく返信された場合には理論値座標近傍に目
的とするターゲットPnが存在すると判断し、位置決め
処理に移行する。
【0012】理論値座標近傍に目的とするターゲットP
nが存在しないと判断した場合(計測対象物10に所定
量以上の製作誤差がある場合や、計測対象物の自重によ
る静的な変形などが要因で生じる)、演算処理装置と画
像処理装置は、以下の方法に従って設定値範囲内を検索
し、目的とするターゲットPnを抽出する。 画像処理装置は撮像装置を用いて理論値近傍の画像
を取り込む。 理論値近傍に垂直な仮想平面を作成し、で取り込
んだ画像を写像する。 写像された画像から理論値座標を中心とし設定範囲
の画像を抽出する。 演算処理装置は抽出された設定範囲の画像に対し、
目的とするターゲット色の重心を求める。(ターゲット
の丸印は色がつけられていてその色の領域の重心を求め
ることで、ターゲットの画像の中心を自動で求める)。 で求められた重心の位置に撮像機器・測距機器の
ターゲット中心を合わせる。 演算処理装置は光波測距儀に距離の計測開始を送信
する。 光波測距儀より距離の情報が正しく返信されれば、
重心中心近傍に目的とするターゲットは存在することと
なるので、位置決め処理に移行する。 光波測距儀より距離の情報が返信されない場合に
は、重心中心近傍には目的とするターゲットが存在しな
いこととなり、演算処理装置は計測エラーとしてその測
点を処理する。この場合、図5に示すように、計測可能
な点のみ計測を行い(点線は計測不可能な点を示す)、
そこから得られた座標変換データを基に再度設計座標に
座標変換をかけ、より実体に近い計測座標を再度求める
ことにより、計測不可能な点数を減らすことができるの
で、そのようにしてもよい。
【0013】位置決め処理では、目的とする計測ターゲ
ットPnの中心と光波測距儀の中心の誤差量を小さくす
るために演算処理装置と画像処理装置では以下の手法を
用いて光波測距儀を制御する。位置決め手法はつぎの通
りである。 A:撮像した画像情報からターゲット中心と光波測距儀
画像中心との面内方向のズレ量(dx,dy)を、つぎ
の補正法 1. 重心法 2. エッジ検出法 3. 最小二乗円法 4. パターンマッチング法 の何れかまたはそれらの組み合わせにより、求める。 B:演算処理装置を利用し、L´、dx、dyからター
ゲット中心位置を指向する新たなαh、βzを算出す
る。 C:演算処理装置の指示により光波測距儀にαh、βz
を送信することにより計測すべきターゲットの更に近傍
に光波測距儀を指向させることができる。αh、βzが
所定の精度に収まるまでA〜Cを繰り返すことで、計測
すべきターゲットの中心の座標を高精度で求めることが
できる。
【0014】ついで、上記の工程で求めた各ターゲット
Pnの計測座標系での測定座標(xn’,yn’,z
n’)を、座標変換マトリクスMの逆マトリクスを用い
て各ターゲットPn近傍の設計座標系に座標変換して設
計座標での測定座標(Xn’,Yn’,Zn’)を求め
る。設計座標に変換する理由は、つぎの工程において測
定値と設計値との比較、評価、管理するときに、計測座
標系で行うよりも設計座標系で行う方が比較、評価、管
理し易いためである。
【0015】ついで、各ターゲットPnの設計座標での
測定座標(Xn’,Yn’,Zn’)と前記設計座標
(Xn,Yn,Zn)とを設計座標系で比較して計測対
象物10の各ターゲット位置における製作誤差を評価す
る。この工程において、測定座標(Xn’,Yn’,Z
n’)と設計座標(Xn,Yn,Zn)とを比較するこ
とにより、計測対象物10の製作誤差量(たとえば、溶
接などの熱変形による誤差)を把握することが可能にな
り、誤差量がある規定値を超えた場合には、警告、矯正
(熱などを局所的にかけて誤差が少なくなるように変形
させるなど)、再製作などの手段を講じることが可能で
ある。また、計測対象物10が複数組み合わさる場合
(たとえば、橋梁の各部分を別々に作製しておいて、出
荷前に工場において組み合わせ全体を仮組立して製作誤
差が所定値以下であることを確認する工程の場合)、各
部分の計測対象物10の測定座標(Xn’,Yn’,Z
n’)を用いて、コンピュータ上で仮組立のシミュレー
ションを実施するなどして、計測対象物単体と組み合わ
せた状態での全体の、3次元での形状評価、管理を行う
ことができる。コンピュータ上でのシミュレーションに
より、実際の工場での全体組立てに比べて、作業量が大
幅に低減され、時間も大幅に短縮される。
【0016】つぎに、作用を説明する。手動(または自
動)による実際の計測は、基準点用ターゲットPi(少
なくとも3点)のみであり、残りのターゲットPnの測
定、位置決めは自動となるので、従来の全点(たとえ
ば、200点全点)の手動測定に比較して、測定作業量
が数十分の一に低減されている。残りのターゲットPn
の測定は、中心位置決め、精度出し、測定は全てコンピ
ュウター(たとえば、パソコン)による自動位置決め、
測定である。したがって、人力を必要とせず、かつ短時
間で行われる。しかも、高精度測定であり、作業者のス
キルによって測定精度が左右されない。また、ターゲッ
ト取付け点を計測対象物に固定の座標で選択しておくだ
けで(設計図面上で測定したい点を選択しておくだけ
で)、製作後の計測対象物の、図面上で選択した点に対
応する点の測定結果をコンピュータが自動で計測、演算
してくれ、しかもそれを設計座標で出してくれるので、
製作誤差の評価が極めて容易であり、矯正などの対策が
とりやすい(どこを、どれだけ、どの方向に、矯正すれ
ばよいかが分かるため)。また、測定データが、コンピ
ュータデータであるため、計測対象物の単体は勿論のこ
と、複数組み合わせた状態での管理も容易に行うことが
できるようになり、場合によっては、全体の組み合わせ
テストを省略することもできる。
【0017】
【発明の効果】本発明の光波測距儀を用いた3次元形状
の自動測定方法によれば、基準点用ターゲット以外の点
の測定が位置決め装置、画像処理装置を用いた測定、位
置決めで行われるので、測定は高精度で、かつ自動化さ
れる。(ただし、基準点用ターゲットの測定も自動化し
てもよい。)
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の光波測距儀を用いた3次元形状
の自動測定方法の計測ターゲットの設計座標系での抽出
工程にある装置の斜視図である。
【図2】本発明実施例の光波測距儀を用いた3次元形状
の自動測定方法の計測対象物の計測ターゲットの計測、
座標変換工程にある装置の斜視図である。
【図3】本発明実施例の光波測距儀を用いた3次元形状
の自動測定方法の画像取り込み工程にある画像の正面図
である。
【図4】本発明実施例の光波測距儀を用いた3次元形状
の自動測定方法の画像センタリング工程にある画面の正
面図である。
【図5】本発明実施例の光波測距儀を用いた3次元形状
の自動測定方法で画像取込みができない場合の計測対象
物の側面図である。
【図6】従来の光波測距儀を用いた3次元形状の手動測
定方法を実施している状態の斜視図である。
【符号の説明】
10 計測対象物 11 パソコン 12 光波測距儀 13 撮像機器 14 ターゲットPnの測定画像の中心 15 画面の中心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 健治 東京都千代田区四番町5番地9 トピー工 業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設計データを基に、計測対象物に固定の
    設計座標系における、計測対象物に固定の複数のターゲ
    ットPnの設計座標(Xn,Yn,Zn)を抽出する工
    程と、 前記複数のターゲットPnのうち一部の、少なくとも3
    個の、ターゲットを基準点用ターゲットPiとして、該
    基準点用ターゲットの計測座標系における座標を計測座
    標系に固定の光波測距儀を用いて実際に計測し、該基準
    点用ターゲットPiの計測座標系での測定座標(xi,
    yi,zi)を求める工程と、 前記基準点用ターゲットPiの、前記設計座標(Xi,
    Yi,Zi)と前記測定座標(xi,yi,zi)とか
    ら、設計座標系を計測座標系に変換するための座標変換
    マトリクスMを求める工程と、 該座標変換マトリクスMを用いて全ターゲットPnの設
    計座標(Xn,Yn,Zn)を設計座標系から計測座標
    系に座標変換して、全ターゲットPnの計測座標系にお
    ける理論座標(xn,yn,zn)を求める工程と、 各ターゲットPnを計測座標系に固定の撮像機器により
    撮像して画像処理機器に取込み、撮像したターゲットP
    nの中心と、撮像機器中心との面内方向のずれ(dx,
    dy)が小さくなるように撮像機器中心の角度を調整す
    ることを少なくとも1回実行して、取り込んだターゲッ
    トPnの画像のセンタリングを行うことにより、各ター
    ゲットPnの計測座標系での測定座標(xn’,y
    n’,zn’)を所定の精度以上の精度で求める工程
    と、 前記各ターゲットPnの計測座標系での測定座標(x
    n’,yn’,zn’)を前記座標変換マトリクスの逆
    マトリクスを用いて各ターゲットPn近傍の設計座標系
    に座標変換して設計座標での測定座標(Xn’,Y
    n’,Zn’)を求める工程と、 前記各ターゲットの設計座標での測定座標(Xn’,Y
    n’,Zn’)と前記設計座標(Xn,Yn,Zn)と
    を設計座標系で比較して計測対象物の各ターゲット位置
    における製作誤差を評価する工程と、 からなる光波測距儀を用いた3次元形状測定方法。
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