JPH09303800A - 配管パネル - Google Patents

配管パネル

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JPH09303800A
JPH09303800A JP11366296A JP11366296A JPH09303800A JP H09303800 A JPH09303800 A JP H09303800A JP 11366296 A JP11366296 A JP 11366296A JP 11366296 A JP11366296 A JP 11366296A JP H09303800 A JPH09303800 A JP H09303800A
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groove
groove portion
panel
pipe
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JP11366296A
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Hideaki Sakata
秀昭 坂田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱伸縮するパイプを例えば適宜の曲げ角度、
折り返し状態に配管することができて、しかも、そのパ
イプを熱伸縮時でも溝部内に収容し続けることが可能な
配管パネルを提供すること。 【解決手段】 パネル本体の表面にパイプを配管可能な
溝部を形成すると共に、この溝部におけるパイプの長手
方向の熱伸縮力が作用するアール状溝部分の溝幅を前記
熱伸縮量に対応可能な広幅状に形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は屋内の床、屋外の階
段、道路等の路面の冷暖施工用に好適な配管パネルに関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、出願人が提案している「配管パ
ネル」(特願平6−275245号参照)があり、この
パネルの構成は、パネル本体の表面にパイプを配管可能
な溝部を、平行状の複数本の直線状主溝部分と、各主溝
部分から同側に分岐して、主溝部分の溝中心線と直交す
る線対称状で且つ各溝先端が前記対称線に対して45度角
の線上に直角状に位置している態様の左右の1/8 円状副
溝部分とで構成してあるもので、パイプを直線状または
90度角の折り曲げ状態に確実且つ容易に配管可能である
と共に、敷設面の形態に対応できて、しかも屋内および
屋外を問わず共用可能で経済性に優れているものであ
る。
【0003】ところで、溝部内に配管されるパイプが冷
暖時に熱伸縮しやすい材質のものである場合に、その伸
縮力が溝部におけるコーナー部分や折り返し部分に負荷
される結果として、同コーナー部分や折り返し部分の溝
部分からパイプが飛び出して動き、パネル上面のマット
が持ち上げられることにより、突出したり捲れ上がって
しまうことが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、熱伸縮するパイプを例えば適宜の曲げ角度、折り返
し状態に配管することができて、しかも、そのパイプを
熱伸縮時でも溝部内に収容し続けることが可能な配管パ
ネルを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の課題を解
決するため、パネル本体の表面にパイプを配管可能な溝
部を形成すると共に、この溝部におけるパイプの長手方
向の熱伸縮力が作用するアール状溝部分の溝幅を前記熱
伸縮量に対応可能な広幅状に形成してあることを特徴と
する。また本発明では、前記パネル本体がチップの集合
物で、各チップ間の隙間を経てパネルの表面側と裏面側
を結ぶ通水系路を有していることを特徴とする。また本
発明では、前記パネル本体が網状または多孔状の補強部
材を埋設していることを特徴とする。
【0006】本発明におけるパネルのチップとしては、
ゴム、樹脂、木、石、金属等のいずれか又は複合物であ
り、伸縮性、強度、熱効率、通水性を考慮して適宜決定
される。各チップは間に隙間を有していて通水性が損な
われないように相互に結合している。この結合手段とし
ては、チップがゴム製、樹脂製である場合は熱融着が適
当であり、他は材質に応じて公知の各種糊材が用いられ
る。特に、ゴムチップ製のものであれば、そのチップを
古タイヤの破砕物で有効利用可能である。また、補強部
材には繊維またはワイヤ製の網、樹脂または金属製の多
孔板等が挙げられる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1乃至図4には本発明の配管パ
ネルの実施の一形態を例示しており、パネル本体1はゴ
ムチップの集合体で、各ゴムチップ間の隙間cを経てパ
ネルの表面側と裏面側を結ぶ通水系路dを形成してあ
る。このパネル本体1は長さと幅が2:1の比の横長の
長方形状で、表面には左縁部1a側から右縁部1b側まで直
線状の第1主溝部分2a、第2主溝部分2b、第3主溝部分
2c、第4主溝部分2d、第5主溝部分2e、第6主溝部分2
f、第7主溝部分2g、第8主溝部分2h、第9主溝部分2
i、第10主溝部分2jを等間隔に並列状に配設していて、
パネルを長手方向に連接した場合に、各パネルにおける
第1〜第10主溝部分2a〜2jがそれぞれ一直線状に連続す
るようにしてある。
【0008】そして、10本の第1〜第10主溝部分2a〜2j
には、この各主溝部分2a〜2jからそれぞれ前縁部1c側に
分岐している左右の1/8 円状第1副溝部分3と、各主溝
部分2a〜2jから後縁部1d側に分岐している左右の1/8 円
状第2副溝部分4を、それぞれの溝先端が、後縁部1d中
央と前縁部1c両角部を結ぶ線a上に位置するように配設
して左右対称状に形成してある。
【0009】前縁部1c側の第1主溝部分2aにおける左側
の第1副溝部分3はその先端を前縁部1cまで同心円状に
延ばして、全体として1/4 円状の第3副溝部分5を形成
すると共に、後縁部1d側の第10主溝部分2jには同主溝部
分の左縁部1a端から後縁部1dまでそれぞれ分岐して伸び
る1/4 円状第4副溝部分6を前記第3副溝部分5と同一
半径状に形成し、且つ第3副溝部分5における前縁部1c
の溝端と第4副溝部分6における後縁部1dの溝端を直線
で結ぶ第5副溝部分7を形成してある。
【0010】第1主溝部分2aおよび第2主溝部分2bにお
ける左縁部1a側の第2副溝部分4と第1副溝部分3はそ
れぞれ溝端を伸ばして、第5副溝部分7および同副溝部
分と平行状の第6副溝部分8にも連続している全体とし
て円状の第7副溝部分9を形成すると共に、同径状の円
状第8副溝部分10を第5および第6主溝部分2e,2f と第
5および第6副溝部分7,8に、同径状の円状第9副溝
部分11を第9および第10主溝部分2i,2j と第5および第
6副溝部分7,8に、それぞれ連続させて形成してあ
る。
【0011】第5副溝部分7の内側には、1/2 円状第10
副溝部分12を第3および第4主溝部分2c,2d と第5副溝
部分7に、1/2 円状第11副溝部分13を第7および第8主
溝部分2g,2h と第5副溝部分7に、それぞれ連続させて
形成すると共に、第6副溝部分8の内側には、1/2 円状
第12副溝部分14を第2および第3主溝部分2g,2h と第6
副溝部分8に、1/2 円状第13副溝部分15を第4および第
5主溝部分2d,2e と第6副溝部分8に、1/2 円状第14副
溝部分16を第6および第7主溝部分2f,2g と第6副溝部
分8に、1/2 円状第15副溝部分17を第8および第9主溝
部分2h,2i と第6副溝部分8に、それぞれ連続させて形
成してある。
【0012】第12副溝部分14の外側には同溝部分の3倍
の半径の1/2 円状第16副溝部分18を第1および第4主溝
部分2a,2d と第5副溝部分7に、第13副溝部分15の外側
には同径の1/2 円状第17副溝部分19を第3および第6主
溝部分2c,2f と第5副溝部分7に、第14副溝部分16の外
側には同径の1/2 円状第18副溝部分20を第5および第8
主溝部分2e,2h と第5副溝部分7に、第15副溝部分17の
外側には同径の1/2 円状第19副溝部分21を第7および第
10主溝部分2g,2j と第5副溝部分7に、それぞれ連続さ
せて形成してある。
【0013】第6副溝部分8の内側には、この第6副溝
部分8における前縁側1cの溝端と第1主溝部分2aに亘る
1/4 円状第20副溝部分22を、また、同第6副溝部分8に
おける後縁側1dの溝端と第10主溝部分2jに亘る1/4 円状
第21副溝部分23を、それぞれ連続させて形成してある。
【0014】左縁部1a側の前記した第3副溝部分5、第
4副溝部分6、第5副溝部分7、第6副溝部分8、第7
副溝部分9、第8副溝部分10、第9副溝部分11、第10副
溝部分12、第11副溝部分13、第12副溝部分14、第13副溝
部分15、第14副溝部分16、第15副溝部分17、第16副溝部
分18、第17副溝部分19、第18副溝部分20、第19副溝部分
21、第20副溝部分22、第21副溝部分23は、右縁部1b側に
左右対称状に形成してある。
【0015】各主溝部分2a〜2jおよび各副溝部分3〜23
の断面形状は、表面の開口側が狭くて内部が広い態様に
成形してあり、これらの溝部分に対して、折り曲げ且つ
潰し可能な合成樹脂製のパイプを潰して狭い開口から内
部に押し込めるようにすると共に、内部でパイプがパイ
プ自体の弾性回復力によって復元して嵌合状に収まった
際に、溝内から飛び出さないような関係に形成してあ
る。そして、アール状の各副溝部分3〜6,9〜23の断
面形状は、表面の開口側よりも広い内部幅をパイプの長
手方向の熱伸縮量(長さ)に対応可能な広幅状に形成し
てあり、熱伸縮するパイプの熱伸縮量すなわち増減がア
ール状の各副溝部分3〜6,9〜23において自由に行わ
れて、パイプ全体が溝から飛び出ないように熱伸縮可能
にしてある。
【0016】またパネル本体1には、表面側から裏面側
に貫通状の孔部24を各溝部分と重ならないように適宜数
配設してある。この各孔部24の表面開口側には凹部25を
それぞれ形成してあり、この凹部25に樹脂または金属製
の固定板26を収めて釘その他の固定具27で下地材28に固
定可能にしてある。
【0017】これにより、パネルPは、左右の線aと対
称線bに沿い切断して4枚の三角形状パネル部分A1,A2,
A3,A4 に4分割可能であり、左右の線aに沿いに切断し
てパネル部分A1,A4 と一体のパネル部分A2,A3 とに3分
割可能であり、左側の線aに沿い切断してパネル部分A1
と一体のパネル部分A2,A3,A4とに2分割可能である。そ
して、この分割したパネル部分A1〜A4を適宜組み合わせ
て、その切断面を合わせることによって、左右の1/8 円
状副溝部分が1/4 円状に連接するので、主溝部分2a〜2j
間における90度角のコーナーが、第1副溝部分3,3ま
たは第2副溝部分4,4または第1および第2副溝部分
3,4からなる1/4 円状の連続アール状であるコーナー
用パネル面を形成できる。パネル部分A1とパネル部分A4
と一体のパネル部分A2,A3 とに3分割して組み合わせる
ことにより、主溝部分2a〜2jと副溝部分3,4のアール
部と主溝部分2a〜2jと副溝部分4,3のアール部と主溝
部分2a〜2jとの順で連続する折り返し溝部からなるパネ
ル面を形成することができる。さらに1枚のパネルから
4分割したパネル部分A1〜A4で、2組のコーナー用パネ
ル部分を形成することができる。パネルPを長手方向に
連接して、各主溝部分2a〜2jが一直線状に連続した直線
用パネル面を形成でき、またパネルPを幅方向に連接し
て、隣り合う第5副溝部分7,7、第6副溝部分8,
8、第20副溝部分22,22 を経て連続した広幅直線用パネ
ル面を形成できる。また、第3副溝部分5、第4副溝部
分6、第5副溝部分7、第6副溝部分8、第7副溝部分
9、第8副溝部分10、第9副溝部分11、第10副溝部分1
2、第11副溝部分13、第12副溝部分14、第13副溝部分1
5、第14副溝部分16、第15副溝部分17、第16副溝部分1
8、第17副溝部分19、第18副溝部分20、第19副溝部分2
1、第20副溝部分22、第21副溝部分23を適宜活用して、
パネルP単体あるいは複数枚のパネルPを組み合わせる
ことにより様々な配管が可能である。主副の各溝部分2a
〜2j、3〜23の溝断面形状を、表面の開口側が狭くて内
部が広い態様に成形してあるため、折り曲げ且つ潰し可
能な合成樹脂製のパイプを潰して狭い開口から内部に押
し込めると共に、内部でパイプがパイプ自体の弾性回復
力によって復元した際に飛び出さないようにでき、配管
作業が容易である。さらに、パイプを溝内に保護して外
圧で潰れないようできる。パネル本体1に、表面側から
裏面側に貫通状の孔部24を適宜数配設してあるため、こ
の孔部24に下地材28の一部が挿入して且つ同状態に固定
具27で下地材28側と一体的に固定されて施工強度が高
い。
【0018】したがって、パネルを、各副溝部分の溝先
端を結ぶライン、さらには左右の副溝部分の対称線に沿
い切断し、分割したパネル部分を適宜組み合わせて、そ
の切断面を合わせることにより、左右の1/8 円状副溝部
分が1/4 円状に連接して主溝部分間をアールで連続する
ため、直線状の主溝部分から1/4 円状の副溝部分を経て
主溝部分に納めてパイプを90度の折り曲げ状態に確実且
つ容易に配管することができる。直線用およびコーナー
用のいずれにも使えるので、パネルを主溝部分が一直線
状に連続するように並べたり、コーナー用に切断したパ
ネル部分と適宜組み合わせて、所望の配管パネル面を形
成できる。直線用およびコーナー用のいずれにも使える
ので、パネルを適宜幅および長さに切断して、敷設面の
大きさと形に対応でき、床暖用、屋内外の階段用、道路
等の路面用、その他に、屋内および屋外を問わず共用す
ることができる。同一形状のパネルで、敷設面の大きさ
と形に対応する配管パネル面を形成できる。しかも、パ
ネルと切断したパネル部分を適宜組み合わせて隣接状に
並べることにより、主溝部分が副溝部分を経て90度角に
曲りそして折り返して連続し、この連続する溝部にパイ
プをその長さ分について、連続溝系路の途中で継ぎ足し
せずに連続配管して施工することができ、継ぎ部分がで
きないから同部分の漏水、破損も生じない。また、主副
各溝部分にパイプを納めるだけの簡単な作業で施工で
き、施工費などの面からも経済性に優れている。左右の
各副溝部分の溝先端を結ぶライン沿って切断して3分割
したパネル部分を適宜組み合わせることによって、主溝
部分と副溝部分のアール部と主溝部分と副溝部分のアー
ル部と主溝部分との順で連続する折り返し溝部を形成す
ることができ、この折り返し溝部に納めてパイプを折り
返し状態に確実且つ容易に配管することができる。
【0019】図5には本発明の配管パネルの実施の他の
一形態を例示しており、第1副溝部分3、第2副溝部分
4、第7副溝部分9、第8副溝部分10、第9副溝部分1
1、第10副溝部分12、第11副溝部分13を構成から外した
点を除いて、前記した図1の態様のものと同一であるた
め、説明を省略する。
【0020】図6には本発明の配管パネルの実施の他の
一形態を例示しており、構成は前記した図1の態様のも
のと基本的に同一であるため、共通している構成の説明
を省略して、相違する構成について説明する。パネル本
体1には網状の樹脂製補強部材29を埋設して、パネル強
度を強化してある。
【0021】図7乃至図10には本発明の配管パネルPの
使用態様の第1例として、パネルPを屋外の階段におけ
る各段の幅、奥行、高さに切断して、階段に配設した態
様を例示しており、下地材28にパネルPを敷設して固定
し、このパネルPにパイプを配管した後、マット部材30
を覆着すると共にパネルPおよびマット部材30の左右側
縁に沿い倒L形状第1縁止め部材31とL形状第2縁止め
部材32を交互に配設して覆着して、各溝部分端を閉じ且
つ側縁を強化・縁取りしてある。マット部材30および第
1縁止め部材31と第2縁止め部材32はパネル本体1と同
様にゴムチップの集合体で、各ゴムチップ間の隙間cを
経てパネルの表面側と裏面側を結ぶ通水系路dを形成し
てある。
【0022】図11には本発明の配管パネルPの使用態様
の第2例として、階段が壁際にある階段に配設した態様
を例示しており、第1および第2の縁止め部材31,32 を
各段の外側にのみ配設してある点を除いて、前記した図
6のものと同一であるから説明を省略する。
【0023】図12には本発明の配管パネルPの使用態様
の第3例として、階段に配設した態様を例示しており、
マット部材30と第1および第2の縁止め部材31,32 を同
一面状に揃えて構成している点を除いて、前記した図6
または図10のものと同一であるから説明を省略する。
【0024】図13には本発明の配管パネルPの使用態様
の第4例として、地面に配設した態様を例示しており、
地面33にパネルPを敷設して固定し、このパネルPにパ
イプを配管した後、マット部材30を覆着すると共にパネ
ルPおよびマット部材30の側縁に沿いスロープ部材34を
覆着して、各溝部分端を閉じ且つ側縁を強化・縁取り
し、そして、地面33とマット部材30との間の移動をスム
ーズにしてある。マット部材30およびスロープ部材34は
パネル本体1と同様にゴムチップの集合体で、各ゴムチ
ップ間の隙間cを経てパネルの表面側と裏面側を結ぶ通
水系路dを形成してある。
【0025】図14には本発明の配管パネルPの使用態様
の第5例として、地面に配設した態様を例示しており、
マット部材30とスロープ部材34を同一面状に揃えて構成
している点を除いて、前記した図12のものと同一である
から説明を省略する。
【0026】図15には本発明の配管パネルPの使用態様
の第6例として、地面に配設した態様を例示しており、
パネルPとマット部材30をそのマット部材30と地面33が
同一面状になるように敷設してある。
【0027】前記した各使用態様におけるマット部材30
の他の材質としては、屋外用ではコンクリート、タイ
ル、アスファルト、ブロック、インターロッキング等が
挙げられ、屋内用では絨毯、カーペット、ゴムマット、
木板等が挙げられる。
【0028】
【発明の効果】
A.請求項1により、パネル本体の表面にパイプを配管
可能な溝部を形成すると共に、この溝部におけるパイプ
の長手方向の熱伸縮力が作用するアール状溝部分の溝幅
を前記熱伸縮量に対応可能な広幅状に形成してあるた
め、パイプをその熱伸縮時でも溝部分内に収容し続ける
ことができ、パネル上面のマットが持ち上がったり、捲
れ上がってしまうようなことを未然に阻止できる。 B.請求項2により、パネル本体がチップの集合物で、
各チップ間の隙間を経てパネルの表面側と裏面側を結ぶ
通水系路を有しているため、融雪水や雨水を地面側に浸
透させることができる。 C.請求項3により、パネル本体が網状または多孔状の
補強部材を埋設しているため、パネル強度が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の配管パネルの実施の一形態を例示し
た平面図。
【図2】 要部の部分拡大平面図。
【図3】 図1の(A)−(A)拡大縦断面図。
【図4】 図2の(B)−(B)拡大縦断面図。
【図5】 本発明の配管パネルの実施の他の一形態を例
示した平面図。
【図6】 本発明の配管パネルの実施の他の一形態を例
示した部分拡大縦断面図。
【図7】 本発明の配管パネルの使用態様の第1例を例
示した斜視図。
【図8】 図7の部分拡大縦断面図。
【図9】 (A)は図7の使用態様における第1縁止め
部材の正面側拡大斜視図。(B)は同裏面側拡大斜視
図。
【図10】 (A)は図7の使用態様における第2縁止め
部材の正面側拡大斜視図。(B)は同裏面側拡大斜視
図。
【図11】 本発明の配管パネルの使用態様の第2例を例
示した斜視図。
【図12】 本発明の配管パネルの使用態様の第3例を例
示した斜視図。
【図13】 本発明の配管パネルの使用態様の第4例を例
示した斜視図。
【図14】 本発明の配管パネルの使用態様の第5例を例
示した斜視図。
【図15】 本発明の配管パネルの使用態様の第6例を例
示した斜視図。
【符号の説明】
P 配管パネル a 線 b 対称線 c 隙間 d 通水系路 1 パネル本体 1a パネル本体の
左縁部 1b パネル本体の右縁部 1c パネル本体の
前縁部 1d パネル本体の後縁部 A1 第1パネル部
分 A2 第1パネル部分 A3 第1パネル部
分 A4 第1パネル部分 2a 第1主溝部分 2b 第2主溝部分 2c 第3主溝部分 2d 第4主溝部分 2e 第5主溝部分 2f 第6主溝部分 2g 第7主溝部分 2h 第8主溝部分 2i 第9主溝部分 2j 第10主溝部分 3 第1副溝部分 4 第2副溝部分 5 第3副溝部分 6 第4副溝部分 7 第5副溝部分 8 第6副溝部分 9 第7副溝部分 10 第8副溝部分 11 第9副溝部分 12 第10副溝部分 13 第11副溝部分 14 第12副溝部分 15 第13副溝部分 16 第14副溝部分 17 第15副溝部分 18 第16副溝部分 19 第17副溝部分 20 第18副溝部分 21 第19副溝部分 22 第20副溝部分 23 第21副溝部分 24 孔部 25 凹部 26 固定板 27 固定具 28 下地材 29 補強部材 30 マット部材 31 第1縁止め部
材 31 第2縁止め部材 33 地面 34 スロープ部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル本体の表面にパイプを配管可能な
    溝部を形成すると共に、この溝部におけるパイプの長手
    方向の熱伸縮力が作用するアール状溝部分の溝幅を前記
    熱伸縮量に対応可能な広幅状に形成してあることを特徴
    とする配管パネル。
  2. 【請求項2】 前記パネル本体がチップの集合物で、各
    チップ間の隙間を経てパネルの表面側と裏面側を結ぶ通
    水系路を有していることを特徴とする請求項1記載の配
    管パネル。
  3. 【請求項3】 前記パネル本体が網状または多孔状の補
    強部材を埋設していることを特徴とする請求項1または
    2記載の配管パネル。
JP11366296A 1996-05-08 1996-05-08 配管パネル Pending JPH09303800A (ja)

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