JPH09303036A - 扉開閉装置 - Google Patents

扉開閉装置

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Publication number
JPH09303036A
JPH09303036A JP11632196A JP11632196A JPH09303036A JP H09303036 A JPH09303036 A JP H09303036A JP 11632196 A JP11632196 A JP 11632196A JP 11632196 A JP11632196 A JP 11632196A JP H09303036 A JPH09303036 A JP H09303036A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hinge
door
door body
fixed
closing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11632196A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiichirou Hirata
貴一郎 平田
Sumio Nakazawa
澄雄 中澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP11632196A priority Critical patent/JPH09303036A/ja
Publication of JPH09303036A publication Critical patent/JPH09303036A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開放した扉が自動的に閉止する簡単で安価な
扉開閉装置を提供する。 【解決手段】 固定体2に固着された蝶番片5aと扉体
3に固着された蝶番片6aとがヒンジ軸7に軸支されて
回転自在に係止した蝶番4を有した扉開閉装置1であっ
て、扉体3に固着された蝶番片6の軸受部6aは固定体
2に固着された蝶番片5の軸受部5aの上方に配置され
ていて、固定体2に固着された蝶番片5aと扉体3に固
着された蝶番片6のそれぞれの軸受部5a、6aの接合
面5b、6bが同方向に所定の角度傾斜した接合面とな
っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は扉開閉装置に関する
もので、さらに詳しくは開放した扉が自動的に閉止する
扉開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】開放した扉が自動的に閉止する扉開閉装
置として、図4に示すような蝶番10を用いたものが知
られている。この蝶番10は蝶番片11a、11bに係
止するようにコイルバネ14がヒンジ軸7に軸支された
ものである。蝶番10の一方の蝶番片11aが例えば固
定側の柱12に、他方の蝶番片11bがドア13の側縁
に固着されて使用される。この扉開閉装置は、コイルバ
ネ14の復元力を利用して開放した扉が自動的に閉止位
置に戻るようにしたもので、構造的には通常の蝶番にコ
イルバネ14を付加した程度のものであるから、簡単で
安価な自動扉開閉装置として使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このコイル
バネを有する蝶番を用いた扉開閉装置は、繰り返し使
用すると閉止位置がズレてくる。繰り返し使用すると
開閉速度が変化する。繰り返し使用すると構成部品が
消耗、破断する。使用始めは開放操作に大きな力を必
要とし、かつ閉止時の反動が強く、素早く通り抜けない
と人体が挟まれる等の問題を有していた。上記の問題を
解決するものとして、クランク軸に油圧を用いたものや
電気を使用したもの等種々の自動扉開閉装置が提案され
ているが、いずれのものも構造が複雑になり部品点数も
多いために、複雑で高価なものとなっている。
【0004】本発明は上記の課題を解決し、開放した扉
が自動的に閉止する簡単で安価な扉開閉装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために以下のような手段を有している。
【0006】本発明の扉開閉装置は、固定体に固着され
た蝶番片と扉体に固着された蝶番片とがヒンジ軸に軸支
されて回転自在に係止した蝶番を有した扉開閉装置であ
って、前記扉体に固着された蝶番片の軸受部は固定体に
固着された蝶番片の軸受部の上方に配置されていて、前
記固定体に固着された蝶番片と扉体に固着された蝶番片
のそれぞれの軸受部の接合面が同方向に所定の角度傾斜
した接合面となっていることを特徴とする。
【0007】本発明の扉開閉装置によれば、扉体に固着
された蝶番片の軸受部は固定体に固着された蝶番片の軸
受部の上方に配置されていて、固定体に固着された蝶番
片と扉体に固着された蝶番片のそれぞれの軸受部の接合
面が同方向に所定の角度傾斜した接合面となっているの
で、扉体を回転させるとヒンジ軸を中心として軸受部の
接合面が傾斜した角度にしたがって傾斜面に沿って移動
しながらズレ上がる。扉体に固着された蝶番片が上方
に、すなわち扉体が上方にズレ上がる。
【0008】なお、扉体が上方にズレ上がる最上位は固
定体に固着された蝶番片と扉体に固着された蝶番片とが
180°回転したときとなるが、通常蝶番はその取付体
との関係において120°程度しか開放しないので18
0°回転して最上位に上がりきることはない。扉体に固
着された蝶番が、例えば90°回転して扉体がその分上
方にズレ上がった状態で扉体を開放すると、蝶番には扉
体の自重が加わる。扉体からの加重は蝶番に対して下方
への回転力を与えるので扉体はその回転力により自動的
に元の位置に戻るように回転して閉止することになる。
扉体を元の位置に戻るように回転する回転力は軸受部の
接合面の傾斜角度と扉体の自重によって適宜最良の回転
力を得るようにすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る扉開閉装置の
実施の形態について図1ないし図3を参照してより詳細
に説明する。本発明に係る扉開閉装置1は図1に示すよ
うに壁等の固定体2と扉体3に固着された一対の蝶番4
を備えている。蝶番4は、固定体2に固着された蝶番片
5の軸受部5aと扉体3に固着された蝶番片6の軸受部
6aとがヒンジ軸7に軸支されて回転自在に係止されて
いる。扉体3に固着された蝶番片6の軸受部6aは固定
体2に固着された蝶番片5の軸受部5aの上方に配置さ
れている。また、蝶番片5の軸受部5aと蝶番片6の軸
受部6aとのそれぞれの接合面5b、6bは扉体3が閉
止状態のときに同方向に所定の角度傾斜して接した状態
となっている
【0010】上記の扉開閉装置1は次のように作用す
る。扉体3が固定体2に閉止している状態から扉体3を
所定の角度開放すると図3に示すように、扉体3に固着
された蝶番6がヒンジ軸7を中心として軸受部6aの接
合面6bが傾斜した角度にしたがって接合面5bに沿っ
て移動しながらズレ上がる。すなわち、蝶番片6がヒン
ジ軸7を中心にして回転しながら上方にズレ上がり、軸
受部5aの接合面5bと軸受部6aの接合面6bとの間
に隙間Sを形成する。なお、図3は表示の関係で固定体
2、扉体3、蝶番片5は省略してある。蝶番片6が上方
にズレ上がるとともに蝶番片6が取付られた扉体3も上
方にズレ上がる。扉体3が上方にズレ上がった状態で扉
体3を開放すると、蝶番4には扉体3の自重が加わる。
扉体3からの荷重は蝶番4に対して下方への回転力を与
えるので、扉体3はその回転力により自動的に元の位置
に戻るように回転して軸受部5aの接合面5bと軸受部
6aの接合面6bが接した状態に戻って閉止する。
【0011】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の扉開閉装
置によれば、開放した扉が自動的に閉止するようにする
ために、特別な部品や装置を設けることなく、固定体と
扉体を開閉自在に連結する蝶番の軸受部の接合面が同方
向に所定の角度傾斜した接合面となっているだけなの
で、その構造は簡単であり、したがって装置そのものも
従来の扉開閉装置に比べて安価となっている。また、蝶
番は蝶番片とヒンジ軸のみで構成されたものであるの
で、構成部品が少ない分、部品の消耗や破断の機会が少
ない。
【0012】さらに、本発明の扉開閉装置によれば、扉
体に固着された蝶番片の軸受部は固定体に固着された蝶
番片の軸受部の上方に配置されていて、固定体に固着さ
れた蝶番片と扉体に固着された蝶番片のそれぞれの軸受
部の接合面が同方向に所定の角度傾斜した接合面となっ
ているので、扉体を回転させるとヒンジ軸を中心として
軸受部の接合面が傾斜した角度にしたがって傾斜面に沿
って移動しながらズレ上がる。従って、扉体に固着され
た蝶番片が上方に、すなわち扉体が上方にズレ上がる。
扉体が上方にズレ上がった状態から扉体を開放すると、
蝶番には扉体の自重が加わる。その結果、扉体からの荷
重は蝶番に対して下方への回転力を与えるので、扉体は
その回転力により自動的に元の位置に戻るように回転し
て自動的に閉止することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の扉開閉装置の一実施の形態を示す正面
図である。
【図2】図1の扉開閉装置に使用される蝶番を分解した
状態を示す斜視図である。
【図3】図1に係る扉開閉装置の蝶番の使用状態を示す
斜視図である。
【図4】従来の扉開閉装置の一例の主要部を示す正面図
である。
【符号の説明】
1 扉開閉装置 2 固定体 3 扉体 4 蝶番 5 蝶番片 5a 軸受部 5b 軸受部の接合面 6 蝶番片 6a 軸受部 6b 軸受部の接合面 7 ヒンジ軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定体に固着された蝶番片と扉体に固着
    された蝶番片とがヒンジ軸に軸支されて回転自在に係止
    した蝶番を有した扉開閉装置であって、前記扉体に固着
    された蝶番片の軸受部は固定体に固着された蝶番片の軸
    受部の上方に配置されていて、前記固定体に固着された
    蝶番片と扉体に固着された蝶番片のそれぞれの軸受部の
    接合面が同方向に所定の角度傾斜した接合面となってい
    ることを特徴とする扉開閉装置。
JP11632196A 1996-05-10 1996-05-10 扉開閉装置 Pending JPH09303036A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11632196A JPH09303036A (ja) 1996-05-10 1996-05-10 扉開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11632196A JPH09303036A (ja) 1996-05-10 1996-05-10 扉開閉装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09303036A true JPH09303036A (ja) 1997-11-25

Family

ID=14684094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11632196A Pending JPH09303036A (ja) 1996-05-10 1996-05-10 扉開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09303036A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011042947A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Shinwa Kk 足場用扉
JP2018159207A (ja) * 2017-03-22 2018-10-11 Ykk Ap株式会社 換気装置及び建具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011042947A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Shinwa Kk 足場用扉
JP2018159207A (ja) * 2017-03-22 2018-10-11 Ykk Ap株式会社 換気装置及び建具

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