JPH09300250A - 紙片つまみ具 - Google Patents

紙片つまみ具

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JPH09300250A
JPH09300250A JP16227096A JP16227096A JPH09300250A JP H09300250 A JPH09300250 A JP H09300250A JP 16227096 A JP16227096 A JP 16227096A JP 16227096 A JP16227096 A JP 16227096A JP H09300250 A JPH09300250 A JP H09300250A
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JP
Japan
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piece
lid
base
suction cup
cover
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JP16227096A
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English (en)
Inventor
Katsumi Takizawa
克己 滝沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明においては、通行券や紙幣等の紙片
が風に飛ばされること無く、授受が簡単である紙片つま
み具を提供しようとするものである。 【解決手段】 吸盤(2)を具備し両端を立ち上げた
台(1)と、半球形(4)を具備した蓋(3)を上下方
向に回動自在に回転軸(5)により軸支し、バネ(1
1)を介在して蓋(3)が閉まる状態を維持し、台
(1)と蓋(3)の間に摺動棒(6)の先端の膨らみ
(7)を挿入し、この摺動棒(6)は案内溝(9)を有
する適当長の空洞筒(8)の内側に遊嵌し、空洞筒
(8)の外側に摺動筒(10)を外嵌して、摺動筒(1
0)と摺動棒(6)とを案内溝(9)を介在して連結
し、摺動棒(6)にバネ(12)を設けて摺動棒(6)
を前方に送り、摺動筒(10)を引くと、摺動棒(6)
の先端の膨らみ(7)が台(1)と蓋(3)の間隙を広
げる方式である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は紙幣や通行券の授
受の際に利用する道具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特別に紙片つまみ具として有料道
路の通行券や紙幣の授受用として使用されている道具は
無い。つまみ具としては、左右のアームを合わせてつま
む、親指と人差し指の動きに似た方式の、腕の長さ程度
のつまみ具があり、有料道路の通行券や紙幣の授受に使
用している人もいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】自動車で有料道路の料
金所において、自動車を上手に料金所に幅寄せ出来ない
ときや、ハンドルの位置が左側であり料金所が右手のと
き、後部座席の人が料金支払いや通行券授受をするとき
等料金所の係員に手が届きにくいときがある。そこで、
従来のつまみ具を使用して通行券や紙幣の授受をしてい
る人もいる。しかし、従来のつまみ具は有料道路の通行
券や紙幣の授受用として開発されていないため、通行券
や紙幣を安全につまむ点で問題が生ずる。指でつまむよ
うなアームの動きのため、確り紙片を押さえて、風に飛
ばされる事が無いような対策が取られていない。
【0004】料金所においては、迅速に通行券や料金の
授受が行わなければならない。屋外で授受され、運転者
は車から降りることが無く、料金所の係員はボックスか
ら出ることが無いため、安全に通行券や料金の授受が行
われることが必要である。そこで、紙片つまみ具として
は、紙片が風に飛ばされることが無く、授受が簡単であ
る方式が要求される。
【0005】
【課題を解決するための手段】吸盤は通常、壁面に物を
掛ける際に、クギを打つ代わりに吸盤の吸着性を利用し
て壁面に密着させている。完全に密着させると剥がしに
くくなるため、この発明においては、紙片を挟むのに吸
盤の柔らかさと特性を生かして、紙片を吸盤に置き、吸
盤の真上から半球体で押すと、吸盤の周囲に紙片が当た
り、蓋の平面で紙片を押圧する。このため、紙片は動か
なくなる。
【0006】風による影響を防ぎ、使用時の安心感を増
すために、吸盤の付いた台の両端を立ち上げて置く。
【0007】挟み込んだ紙片が常時挟んだ状態にあり、
紙片を挟むときと、紙片を取り外す時にこの発明になる
紙片つまみ具の蓋が開くようにするために、台と蓋の間
に摺動棒の先端を挿入し、先端の膨らみが移動すること
で、蓋の開閉を行うようにバネ機構を付ける。又、摺動
棒が前後に移動するように、摺動棒を適当な長さの空洞
筒に納め、空洞筒の外側に摺動筒を付けて案内溝を介在
して摺動棒を移動するようにする。
【0008】
【発明実施の形態】両端を立ち上げた台1の中央より少
々前方位置に吸盤2を設ける。通常、吸盤2は1個使用
するが、小型の吸盤や蛸足吸盤等の場合は数個使用す
る。この台1に上下方向に回動自在な蓋3を根元で回転
軸5により軸支し、バネ11を介在して蓋3が台1に圧
着する状態を維持する。蓋3の前部で台1に具備された
吸盤2の中心に合致した位置に、半球形状の突起4を設
け、蓋3を閉じた際に、半球形状の突起4の先端が吸盤
2の凹みに合わせて吸盤2の空間に位置するようにす
る。台1と蓋3の間に紙片15を挟み、蓋3を閉める
と、蓋3に設置した半球形状の突起4が紙片15の一部
を押圧し、台1に具備した吸盤2の周囲に紙片15を押
し付ける。台1の吸盤2と蓋3の平面及び半球形状の突
起4に押圧された紙片15は一部が凹み、その凹みの回
りが吸盤2に蓋3の平面により押圧されているため固定
される。蓋3に設置する半球形状の突起4は吸盤2の数
に合わせることも出来る。蓋3はバネ11により常に台
1に圧着して閉じた状態になっている。このため、一度
挟んだ紙片15は簡単に落ちない。
【0009】蓋3を開くために、台1に空洞筒8を固着
させ、空洞筒8の先端には握り13が付いている。この
空洞筒8の内側に摺動棒6を遊嵌し、摺動棒6の先端の
膨らみ7を台1と蓋3の間に挿入する。台1と蓋3の間
隙は根元の回転軸5方向に向かい狭まっているため、摺
動棒6の先端の膨らみ7を根元に近づけると台1と蓋3
の間隙は広がる。このようにして、蓋3を開き、台1の
吸盤2と蓋3の平面及び半球形状の突起4の間に紙片1
5を挟んだり、挟んだ紙片15を取り出すことが出来
る。
【0010】台1と蓋3の間に挿入した摺動棒6の先端
の膨らみ7を移動するために、案内溝9を有する適当長
の空洞筒8の内側に遊嵌した摺動棒6を、空洞筒8の外
側に外嵌した摺動筒10と案内溝9を介在して連結す
る。このため、摺動筒10を手前に引くと、摺動筒10
に案内溝9を介在して連結した摺動棒6が手前に引かれ
て摺動棒6の先端の膨らみ7が台1と蓋3の間隙を広げ
る。
【0011】蓋3を常時閉鎖状態に置くため、摺動棒6
の先端の膨らみ7が台1と蓋3の間で、前方に位置する
状態を保つ必要がある。そこで、空洞筒8内にバネ12
を設けて摺動棒6を前方に送り出した状態に置く。バネ
12の位置は空洞筒8のどの位置でも差し支えない。
【0012】
【実施例】図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は本発明の全体図を示す断面図である。図2は本発
明の全体の状態を表す斜視図である。図3、図4は部分
的構成を示し、図5、図6は本発明の実施状態を示す。
各構成とも合成樹脂、軽金属、木材などで形成する。
【0013】図1に示す本発明の紙片つまみ具は台1、
蓋3、摺動棒6、空洞筒8、摺動筒10、バネ11、1
2、握り13より構成される。台1の両端は立ち上がっ
ていて、内部に吸盤2を具備している。蓋3には半球形
状の突起4が具備し、台1は空洞筒8と固着している。
摺動棒6の先端には膨らみ7が付いていて、台1と蓋3
の間に挿入されている。空洞筒8には案内溝9があっ
て、外嵌の摺動筒10と摺動棒6が連結されている。空
洞筒8の先端に握り13が付いている。バネ11は台1
と蓋3を軸支する部分に取り付けられ、蓋3を台1に押
圧する役目を果たす。バネ12は空洞筒8の手元握り1
3部分内部にはめ込まれ、摺動棒6が前方に送り出され
た状態を維持する役目を果たす。
【0014】図2は全体の斜視図であり、吸盤2を具備
した台1と空洞筒8が固着し、半球形状の突起4を具備
した蓋3を軸支する回転軸5の状態と摺動棒6の先端の
膨らみ7により、紙片つまみ具の先端が構成され、手元
の握り13に接した案内溝9を介在して摺動筒10が空
洞筒8に外嵌している状態を表す。吸盤2はゴムやシリ
コンゴムなどで構成される。
【0015】図3は握り13、空洞筒8、摺動筒10の
構成を示すもので、中空で適当な肉厚をもった柱状の空
洞筒8の下端に、台1を固着し、この空洞筒8に若干径
の大きい摺動筒10を上下に摺動可能に嵌装させた後、
空洞筒8の上端には外径が一回り大きい握り13を嵌合
させる。空洞筒8の上方には縦に切り欠いた案内溝9を
形成する。次に図4に示すように摺動筒10に設けた丸
穴10aに止めネジ14を差し込んで前記案内溝9に貫
入させ、案内溝9内を上下に摺動するように構成する。
【0016】図4に示すように摺動筒10に設けた丸穴
10aに止めネジ14を差し込んで前記案内溝9に貫入
させ、案内溝9内を上下に摺動するように構成する。
【0017】図5は本発明の実施状態を示す断面図であ
り、半球形状の突起4を具備した蓋3を開き、紙片15
を台1の吸盤2の上に乗せた状態を断面で示している。
【0018】図6は本発明の実施状態を示す断面図であ
り、台1の吸盤2の上に乗せた紙片15を、蓋3の半球
形状の突起4が押圧している状態を断面で示している。
【0019】
【発明の効果】紙片を吸盤に置き、吸盤の真上から半球
体で押すと、吸盤の周囲に紙片が当たり、蓋の平面で紙
片を押圧するため、紙片は動かなくなる。このことによ
り、風の影響を防ぎ、通行券や紙幣の受け渡しが容易に
なり、使用時の安心感を増す。高い場所や、離れた場所
にいる人に伝票や他の用紙を渡したり、受け取ったりす
る用途に使用できるので、汎用性が高い。手元で蓋の開
閉ができ、紙片の授受を料金所で迅速に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体図を示す断面図である。
【図2】本発明の全体の状態を表す斜視図である。
【図3】本発明の部分的構成を示す部分透視斜視図であ
る。
【図4】本発明の部分的構成を示す部分透視斜視図であ
る。
【図5】本発明の実施状態を示す前面から見た断面図で
ある。
【図6】本発明の実施状態を示す前面から見た断面図で
ある。
【符号の説明】
1 : 台 2 : 吸盤 3 : 蓋 4 : 半球形状の突起 5 : 回転軸 6 : 摺動棒 7 : 膨らみ 8 : 空洞筒 9 : 案内溝 10 : 摺動筒 11 : バネ 12 : バネ 13 : 握り 14 : 止めネジ 15 : 紙片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸盤(2)を具備し両端を立ち上げた台
    (1)と、半球形状の突起(4)を具備した蓋(3)を
    上下方向に回動自在に回転軸(5)により軸支し、バネ
    (11)を介在して蓋(3)が閉まる状態を維持し、台
    (1)と蓋(3)の間に摺動棒(6)の先端の膨らみ
    (7)を挿入し、この摺動棒(6)は案内溝(9)を有
    する適当長の空洞筒(8)の内側に遊嵌し、空洞筒
    (8)の外側に摺動筒(10)を外嵌して、摺動筒(1
    0)と摺動棒(6)とを案内溝(9)を介在して連結
    し、摺動棒(6)にバネ(12)を設けて摺動棒(6)
    を前方に送り、摺動筒(10)を引くと、摺動棒(6)
    の先端の膨らみ(7)が台(1)と蓋(3)の間隙を広
    げる構成になる紙片つまみ具。
JP16227096A 1996-05-20 1996-05-20 紙片つまみ具 Pending JPH09300250A (ja)

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JP16227096A JPH09300250A (ja) 1996-05-20 1996-05-20 紙片つまみ具

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ID=15751275

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JP16227096A Pending JPH09300250A (ja) 1996-05-20 1996-05-20 紙片つまみ具

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019202369A (ja) * 2018-05-22 2019-11-28 日本金銭機械株式会社 ロボットハンド
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