JPH09299954A - 水の電気処理用電極ユニット - Google Patents
水の電気処理用電極ユニットInfo
- Publication number
- JPH09299954A JPH09299954A JP11470396A JP11470396A JPH09299954A JP H09299954 A JPH09299954 A JP H09299954A JP 11470396 A JP11470396 A JP 11470396A JP 11470396 A JP11470396 A JP 11470396A JP H09299954 A JPH09299954 A JP H09299954A
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- Japan
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- electrode
- outer cylinder
- water
- electrode unit
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- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンパクトで水差し等の容器への装着が容易
であり、しかも安全性の高い水の電気処理用電極ユニッ
トの提供。 【解決手段】 電極固定板１の下面に絶縁性の網状材を
もって細筒状に形成された籠状外筒２を固定し、その外
筒２内に軸方向に向けて絶縁性の仕切板１２を挿入し
て、外筒２内を縦向きの二つの電極収容室１３Ａ，１３
Ｂに区分けし、その各電極収容室内にコイル状をした電
極４をそれぞれ挿入する。
であり、しかも安全性の高い水の電気処理用電極ユニッ
トの提供。 【解決手段】 電極固定板１の下面に絶縁性の網状材を
もって細筒状に形成された籠状外筒２を固定し、その外
筒２内に軸方向に向けて絶縁性の仕切板１２を挿入し
て、外筒２内を縦向きの二つの電極収容室１３Ａ，１３
Ｂに区分けし、その各電極収容室内にコイル状をした電
極４をそれぞれ挿入する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として飲料とし
て使用する水の電気処理装置に用いる電極ユニットに関
する。
て使用する水の電気処理装置に用いる電極ユニットに関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、水を電気処理することにより、水
道水の塩素臭等の臭気の除去や、酸化防止、味の変化等
の効果があることが知られており、各種の装置が開発さ
れている。
道水の塩素臭等の臭気の除去や、酸化防止、味の変化等
の効果があることが知られており、各種の装置が開発さ
れている。
【０００３】この種の従来の水の電気処理装置の電極と
しては、従来、棒状もしくは板状の電極を容器に固定す
る構造もしくは容器の開口部から挿入する構造のものが
一般的であった。
しては、従来、棒状もしくは板状の電極を容器に固定す
る構造もしくは容器の開口部から挿入する構造のものが
一般的であった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の装置
では一対の電極が別々にむき出しの状態にあり、コンパ
クトさに欠け、取り扱いが不便であるとともに、被処理
水容器から外した状態のときに誤って通電されると、他
の導電体に触れてショートしたり、手に直接触れて感電
する等の問題があった。
では一対の電極が別々にむき出しの状態にあり、コンパ
クトさに欠け、取り扱いが不便であるとともに、被処理
水容器から外した状態のときに誤って通電されると、他
の導電体に触れてショートしたり、手に直接触れて感電
する等の問題があった。
【０００５】本発明はこのような問題に鑑み、コンパク
トで水差し等の容器への装着が容易であり、しかも安全
性の高い水の電気処理用電極ユニットの提供を目的とし
たものである。
トで水差し等の容器への装着が容易であり、しかも安全
性の高い水の電気処理用電極ユニットの提供を目的とし
たものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題を
解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、
電極固定板の下面に絶縁性の網状材をもって細筒状に形
成された籠状外筒を固定し、該籠状外筒内に、前記固定
板下に垂下させた電極を挿入してなる水の電極処理用電
極ユニットにある。尚１個の電極固定板の下面に一対の
籠状外筒を固定し、その各外筒内にそれぞれ電極を挿入
してもよく、また１個の電極固定板の下面に１個の籠状
外筒を固定し、該外筒内に軸方向に向けて絶縁性の仕切
板を挿入して、該外筒内を縦向きの二つの電極収容室に
区分けし、その各電極収容室内にそれぞれの電極を挿入
してもよい。
解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、
電極固定板の下面に絶縁性の網状材をもって細筒状に形
成された籠状外筒を固定し、該籠状外筒内に、前記固定
板下に垂下させた電極を挿入してなる水の電極処理用電
極ユニットにある。尚１個の電極固定板の下面に一対の
籠状外筒を固定し、その各外筒内にそれぞれ電極を挿入
してもよく、また１個の電極固定板の下面に１個の籠状
外筒を固定し、該外筒内に軸方向に向けて絶縁性の仕切
板を挿入して、該外筒内を縦向きの二つの電極収容室に
区分けし、その各電極収容室内にそれぞれの電極を挿入
してもよい。
【０００７】更に電極は導電性金属線材を螺旋状に成形
したコイル状電極であることが好ましく、また１個の籠
状筒を使用したものにあっては外筒の上端部外周に被処
理水容器の開口部に蓋状に装着される固定具を備えるこ
とが好ましい。
したコイル状電極であることが好ましく、また１個の籠
状筒を使用したものにあっては外筒の上端部外周に被処
理水容器の開口部に蓋状に装着される固定具を備えるこ
とが好ましい。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１〜図２は本発明の第一の実施
の形態の電極ユニットＡを示しており、図において、１
は電極固定板である。この電極固定板１の下面には一対
の籠状外筒２，２が垂下状態に固定されている。
の形態の電極ユニットＡを示しており、図において、１
は電極固定板である。この電極固定板１の下面には一対
の籠状外筒２，２が垂下状態に固定されている。
【０００９】各籠状外筒２は、絶縁性の網状材をもって
細筒状に成形されたものであり、この網状材は合成樹脂
線材を網状に編成したものでもよく、合成樹脂材を成形
型にて多孔状に一体成形したものでもよい。
細筒状に成形されたものであり、この網状材は合成樹脂
線材を網状に編成したものでもよく、合成樹脂材を成形
型にて多孔状に一体成形したものでもよい。
【００１０】各籠状外筒２，２内にはそれぞれ、下端が
底蓋３によって閉鎖され、内部には電極４，４が挿入さ
れている。各電極４，４には、導電性金属線材を螺旋状
に成形したコイル状電極が使用されており、その上端が
電極固定板１内に通した通電用コード５のリード線６，
６に電気接続されて吊り下げられている。
底蓋３によって閉鎖され、内部には電極４，４が挿入さ
れている。各電極４，４には、導電性金属線材を螺旋状
に成形したコイル状電極が使用されており、その上端が
電極固定板１内に通した通電用コード５のリード線６，
６に電気接続されて吊り下げられている。
【００１１】この電極ユニットＡの使用に際しては、図
１に示すように、被処理水収容容器７内に所要量の水を
注入し、その開口部より外筒２，２を挿入し、電極固定
板１の下面を容器５の開口縁部に当接させる。この状態
で電極４，４に通電し、水の電気処理を行わせる。
１に示すように、被処理水収容容器７内に所要量の水を
注入し、その開口部より外筒２，２を挿入し、電極固定
板１の下面を容器５の開口縁部に当接させる。この状態
で電極４，４に通電し、水の電気処理を行わせる。
【００１２】図３〜図４は本発明の第二の実施の形態の
電極ユニットＢを示しており、この実施の形態では、円
形をした電極固定板１１下に一本の籠状外筒２の上端が
固定されている。外筒２の材質及び形状は第一の実施の
形態と同じであり、下端は底蓋３によって閉鎖されてい
る。
電極ユニットＢを示しており、この実施の形態では、円
形をした電極固定板１１下に一本の籠状外筒２の上端が
固定されている。外筒２の材質及び形状は第一の実施の
形態と同じであり、下端は底蓋３によって閉鎖されてい
る。
【００１３】外筒２の中心には長手方向に向けて仕切板
１２が挿入されている。この仕切板１２は外筒２の内径
と略同じ幅の絶縁性板材が使用され、これによって外筒
２内を二つの電極収容室１３Ａ，１３Ｂに区分けしてい
る。
１２が挿入されている。この仕切板１２は外筒２の内径
と略同じ幅の絶縁性板材が使用され、これによって外筒
２内を二つの電極収容室１３Ａ，１３Ｂに区分けしてい
る。
【００１４】各電極収容室１３Ａ，１３Ｂ内にはそれぞ
れ電極４，４が挿入され、その上端が電極固定板１１内
に通した通電用コード５のリード線６，６に電気接続さ
れて吊り下げられている。
れ電極４，４が挿入され、その上端が電極固定板１１内
に通した通電用コード５のリード線６，６に電気接続さ
れて吊り下げられている。
【００１５】尚電極４，４は第一の実施の形態と同じコ
イル状電極が使用されている。
イル状電極が使用されている。
【００１６】外筒２の上端部外周にはストッパー１４が
上下に移動可能に嵌合されている。
上下に移動可能に嵌合されている。
【００１７】この電極ユニットＢの使用に際しては、図
３に示すように、家庭用として通常使用されている水差
し等の容器１５に所要量の水を注入し、開口部から外筒
２を容器１５内に挿入し、ストッパー１４を開口縁部に
当接させた状態で両電極２，２に通電し、水の電気処理
を行わせる。
３に示すように、家庭用として通常使用されている水差
し等の容器１５に所要量の水を注入し、開口部から外筒
２を容器１５内に挿入し、ストッパー１４を開口縁部に
当接させた状態で両電極２，２に通電し、水の電気処理
を行わせる。
【００１８】
【発明の効果】本発明の水の電気処理用電極ユニットで
は電極が絶縁性の籠状外筒にて覆われているため、直接
電極が手に触れることがなく、また誤って通電状態で導
電性材料の上に置いてもショートすることがなく、安全
性が高い。
は電極が絶縁性の籠状外筒にて覆われているため、直接
電極が手に触れることがなく、また誤って通電状態で導
電性材料の上に置いてもショートすることがなく、安全
性が高い。
【００１９】また、電極を収容した籠状外筒を容器の上
方開放部から挿入する形式のものであるため、特に専用
の容器を必要とぜす、容器の水洗いも容易にできる。
方開放部から挿入する形式のものであるため、特に専用
の容器を必要とぜす、容器の水洗いも容易にできる。
【００２０】また、一本の籠状外筒内を仕切板にて仕切
り、その両側に電極を収容したことにより、全体がコン
パクトになり、扱いが容易になり、通常、家庭にて使用
されている水差し等、口に小さい容器にも容易に使用す
ることができることとなり、更にストッパーを移動可能
に設けることにより、容器の深さに簡単に対応させるこ
とができるまた、電極にコイル状電極を使用することに
より、小型でも水との接触面積が大きくなり、水洗いも
簡単にできる。
り、その両側に電極を収容したことにより、全体がコン
パクトになり、扱いが容易になり、通常、家庭にて使用
されている水差し等、口に小さい容器にも容易に使用す
ることができることとなり、更にストッパーを移動可能
に設けることにより、容器の深さに簡単に対応させるこ
とができるまた、電極にコイル状電極を使用することに
より、小型でも水との接触面積が大きくなり、水洗いも
簡単にできる。
【図１】本発明の第一の実施の形態を示す縦断面図であ
る。
る。
【図２】図１中のＡ−Ａ線拡大断面図である。
【図３】本発明の第二の実施の形態を示す縦断面図であ
る。
る。
【図４】図３中のＢ−Ｂ線拡大断面図である。
Ａ 電極ユニット Ｂ 電極ユニット １ 電極固定板 ２ 籠状外筒 ３ 底蓋 ４ 電極 ５ 通電用コード ６ リード線 ７ 被処理水収容容器 １１ 電極固定板 １２ 仕切板 １３Ａ，１３Ｂ 電極収容室 １４ ストッパー １５ 容器
Claims (5)
- 【請求項１】 電極固定板の下面に絶縁性の網状材をも
って細筒状に形成された籠状外筒を固定し、該籠状外筒
内に、前記固定板下に垂下させた電極を挿入してなる水
の電極処理用電極ユニット。 - 【請求項２】 電極固定板の下面に一対の籠状外筒を固
定し、その各外筒内にそれぞれ電極を挿入してなる請求
項１に記載の電気処理用電極ユニット - 【請求項３】 電極固定板の下面に１個の籠状外筒を固
定し、該外筒内に軸方向に向けて絶縁性の仕切板を挿入
して、該外筒内を縦向きの二つの電極収容室に区分け
し、その各電極収容室内にそれぞれの電極を挿入してな
る請求項１に記載の水の電気処理用電極ユニット。 - 【請求項４】 電極が導電性金属線材を螺旋状に成形し
たコイル状電極である請求項１，２もしくは３に記載の
水の電気処理用電極ユニット。 - 【請求項５】 外筒の上端部外周に被処理水容器の開口
部に蓋状に装着される固定具を備えてなる請求項３に記
載の水の電気処理用電極ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11470396A JP2759169B2 (ja) | 1996-05-09 | 1996-05-09 | 水の電気処理用電極ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11470396A JP2759169B2 (ja) | 1996-05-09 | 1996-05-09 | 水の電気処理用電極ユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09299954A true JPH09299954A (ja) | 1997-11-25 |
| JP2759169B2 JP2759169B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=14644515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11470396A Expired - Lifetime JP2759169B2 (ja) | 1996-05-09 | 1996-05-09 | 水の電気処理用電極ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2759169B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2011096503A1 (ja) * | 2010-02-08 | 2013-06-13 | 義久 石井 | 次亜塩素酸水等の生成装置の電極構造体 |
| JP2015033694A (ja) * | 2012-07-24 | 2015-02-19 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 液体処理装置及び液体処理方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6385399B2 (ja) * | 2016-08-04 | 2018-09-05 | 株式会社 東亜産業 | 水素生成機能付き電気ケトル |
-
1996
- 1996-05-09 JP JP11470396A patent/JP2759169B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2011096503A1 (ja) * | 2010-02-08 | 2013-06-13 | 義久 石井 | 次亜塩素酸水等の生成装置の電極構造体 |
| JP2015033694A (ja) * | 2012-07-24 | 2015-02-19 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 液体処理装置及び液体処理方法 |
| JP5796174B2 (ja) * | 2012-07-24 | 2015-10-21 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 液体処理装置及び液体処理方法 |
| JPWO2014017020A1 (ja) * | 2012-07-24 | 2016-07-07 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 液体処理装置及び液体処理方法 |
| US9688549B2 (en) | 2012-07-24 | 2017-06-27 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Liquid treatment device and liquid treatment method |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2759169B2 (ja) | 1998-05-28 |
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