JPH09297392A - フォトマスク及びその製法、及びレジスト材層の配列及びパターン化された層の配列を形成する方法 - Google Patents

フォトマスク及びその製法、及びレジスト材層の配列及びパターン化された層の配列を形成する方法

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JPH09297392A
JPH09297392A JP13573996A JP13573996A JPH09297392A JP H09297392 A JPH09297392 A JP H09297392A JP 13573996 A JP13573996 A JP 13573996A JP 13573996 A JP13573996 A JP 13573996A JP H09297392 A JPH09297392 A JP H09297392A
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Masami Tokumitsu
雅美 徳光
Shinji Aoyama
真二 青山
Kiyomitsu Onodera
清光 小野寺
Kimiyoshi Yamazaki
王義 山崎
Toshibumi Watanabe
俊文 渡辺
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の領域上に、互に同じ複数の、互に同じ
幅を有する多数のパターン化された層の配列を、感光性
レジスト材層を用いたフォトリソグラフィ法を用いて形
成するために、感光性レジスト材層の複数の領域にそれ
ぞれ対応した複数の領域に、順次に、同じ露光処理を行
うのに用いる、多数のパターン化された層にそれぞれ対
応し且つそれらのパターンに対応したパターンをそれぞ
れ有する多数の遮光部または透光部の、多数のパターン
化された層の配列に対応した配列を有するフォトマスク
において、それを用いて、互に同じ複数の、多数のパタ
ーン化されたレジスト材層の配列を、それらのそれぞれ
における多数のレジスト材層が、それらの配列上の位置
に関せず、許容値以下の幅の設計値からの差しか有しな
いものとして、形成する。 【解決手段】 多数のフォトマスクの配列における多数
の遮光部または透光部が、多数の遮光部または透光部の
配列上の位置に応じた幅をそれぞれ有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の領域上に、
互に同じ複数の、互に同じ幅を有する多数のパターン化
された層の配列を、感光性レジスト材層を用いたフォト
リソグラフィ法を用いて形成するために、感光性レジス
ト材層の上記複数の領域に対応した複数の領域に、順次
に、露光処理を行うのに用いる、多数のパターン化され
た層にそれぞれ対応し且つそれらのパターンに対応した
パターンをそれぞれ有する多数の遮光部または透光部
の、多数のパターン化された層の配列に対応した配列を
有するフォトマスク及びその製法;互に同じ複数の、互
に同じ幅を有する多数のパターン化されたレジスト材層
の配列になることを予定している感光性レジスト材層か
ら、その感光性レジスト材層の複数の領域に対する、フ
ォトマスクを用いた同じ露光処理を順次とって、互に同
じ複数の、多数のパターン化されたレジスト材層の配列
を、それらのそれぞれにおける多数のレジスト材層が、
それらの配列上の位置に関せず、許容値以下の幅の設計
値からの差しか有しないものとして、形成する方法;及
び複数の領域において、互に同じ複数の、互に同じ幅を
有する多数のパターン化された層の配列になることを予
定している層から、その層上に感光性レジスト材層を形
成し、その感光性レジスト材層に対する、フォトマスク
を用いた同じ露光処理を順次とって、互に同じ複数の、
多数のパターン化された層の配列を、それらのそれぞれ
における多数のパターン化された層が、それらの配列上
の位置に関せず、許容値以下の幅の設計値からの差しか
有しないものとして、形成する方法に関し、とくに、電
界効果トランジスタ集積回路の製法における、互に同じ
複数の、多数の電界効果トランジスタのゲート電極の配
列を、それらのそれぞれにおける多数のゲート電極がそ
れらの配列上の位置に関せず、許容値以下の幅の設計値
からの差しか有しないものとして形成する場合に適用し
て好適な、フォトマスク及びその製法、及びレジスト材
層の配列及びパターン化された層配列を形成する方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、次に述べる、電界効果トランジス
タ集積回路の製法における、互に同じ複数の、多数の電
界効果トランジスタのゲート電極の配列を形成する方法
に適用された、レジスト材層の配列を形成する方法、及
びパターン化された層の配列を形成する方法が提案され
ている。
【0003】すなわち、図1に、実際上は例えば直径3
インチの円形を有するが簡単のため模式的に方形で示さ
れている、予め用意された半導体ウェハ1上に、図1A
及び図2に示すように、爾後、半導体ウェハ1の複数
の領域(以下、簡単のため、半導体ウェハ1が上述した
ように方形であるとして、互に同じパターンで、3×3
=9個の方形領域に区分して得られた領域A1、A2、
A3、A4、A5、A6、A7、A8及びA9とする)
上において、互に同じ複数9個の、互に同じ幅(ゲート
長になるもので、例えば0.15μmの設計値を有す
る)を有する多数の電界効果トランジスタのゲート電極
21(パターン化された層)の配列(それら配列をG
1、G2………G9とする)にそれぞれなることを予定
している、例えばWSiNでなるゲート電極用層2(互
に同じ複数の、互に同じ幅を有する多数のパターン化さ
れた層の配列になることを予定している層)と、互に
同じ複数の、互に同じ幅を有する多数のパターン化され
たマスク層の配列になることを予定している例えばSi
2 でなるマスク用層3と、互に同じ複数の、互に同
じ幅を有する多数のパターン化されたレジスト材層の配
列になることを予定している感光性レジスト材層4と
を、それらの順に積層して形成する。なお、図2におい
て、Biは、感光性レジスト材層4の、半導体ウェハ1
の領域Ai(i=1、2………9)上の領域を示し、一
方、その領域Biが、図7を伴って後述するのに準じ
て、複数の領域に区画されているとして示されている。
【0004】次に、感光性レジスト材層4の半導体ウェ
ハ1の複数9個の領域A1、A2、A3、A4、A5、
A6、A7、A8及びA9のそれぞれ上の複数9個の領
域B1、B2、B3、B4、B5、B6、B7、B8及
びB9に対する、フォトマスクを用いた、複数の多数の
ゲート電極21の配列のそれぞれにおける多数のゲート
電極21の配列のパターンに対応したパターンでの、同
じ露光処理を、順次行い、次で、感光性レジスト材層4
の複数9個の領域B1〜B9の全てに対し、同時に現像
処理を行うことによって、感光性レジスト材層4から、
図3に示すように、互に同じ複数9個の、複数9個の多
数のゲート電極21の配列G1、G2………G9のそれ
ぞれにおける多数のゲート電極21にそれぞれ対応し且
つそれら多数のゲート電極21のパターンに対応したパ
ターンをそれぞれ有する多数のレジスト材層41の、複
数9個の多数のゲート電極21の配列G1、G2………
G9のそれぞれにおける多数のゲート電極21の配列に
対応した配列R1、R2………R9を形成する。なお、
図3において、Ciは、マスク用層3の、半導体ウェハ
1の領域Ai上の領域を示し、一方、その領域Ciが、
領域Biと同様に複数の領域に区画されていることを示
している。
【0005】この場合、フォトマスクとして、複数9個
の多数のゲート電極21の配列G1、G2………G9の
それぞれにおける多数のゲート電極21にそれぞれ対応
し且つそれら多数のゲート電極21のパターンに対応し
たパターンをそれぞれ有する多数の遮光部または透光部
(感光性レジスト材層4が、露光された部をして、現像
処理によって、溶去されるかされないかに応じた)の、
複数9個の多数のゲート電極21の配列G1、G2……
…G9のそれぞれにおける多数のゲート電極21の配列
に対応した配列を有するとともに、多数の遮光部または
透光部が、それらの配列上の位置に関せず、互に同じ幅
を有するフォトマスクを用いている。
【0006】次に、複数9個の、多数のレジスト材層4
1の配列R1、R2………R9を同時に用いた、マスク
用層3に対するエッチング処理によって、マスク用層3
から、図4に示すように、互に同じ複数9個の、複数9
個の多数のゲート電極21の配列G1、G2………G9
のそれぞれにおける多数のゲート電極21にそれぞれ対
応し且つそれらのパターンに対応したパターンをそれぞ
れ有する多数のマスク層31の、複数9個の多数のゲー
ト電極21の配列G1、G2………G9のそれぞれにお
ける多数のゲート電極21の配列に対応した配列M1、
M2………M9を形成する。なお、図4において、Di
は、ゲート電極用層2の、半導体ウェハ1の領域Ai上
の領域を示し、一方、その領域Diが、領域Ciと同様
に複数の領域に区画されていることを示している。
【0007】次に、複数9個の多数のレジスト材層41
の配列R1、R2………R9を、図5に示すように、複
数9個の多数のマスク層31の配列M1、M2………M
9上から、除去する。なお、図5において、Diは、図
4におけると同様の領域を示し、また、その領域Di
が、領域Ciと同様に複数の領域に区画されていること
を示している。
【0008】次に、複数9個の多数のマスク層31の配
列M1、M2………M9を同時に用いた、ゲート電極用
層2に対するエッチング処理によって、ゲート電極用層
2から、図6に示すように、互に同じ複数9個の、多数
の電界効果トランジスタのゲート電極21の配列G1、
G2………G9を形成する。なお、図6において、Di
は、図4におけると同様の領域を示し、また、その領域
Diが、領域Ciと同様に複数の領域に区画されている
ことを示している。
【0009】以上が、従来提案されている、電界効果ト
ランジスタ集積回路の製法における、互に同じ複数の、
多数の電界効果トランジスタのゲート電極の配列を形成
する方法に適用された、レジスト材層の配列を形成する
方法(図1〜図3を伴って述べている)、及びパターン
化された層を形成する方法(図1〜図6を伴って述べて
いる)である。
【0010】図1〜図3を伴って述べた、従来提案され
ている、電界効果トランジスタ集積回路の製法におけ
る、互に同じ複数の、多数の電界効果トランジスタのゲ
ート電極の配列を形成する方法に適用された、レジスト
材層の配列を形成する方法によれば、感光性レジスト材
層4から、互に同じ複数9個の、多数のパターン化され
たレジスト材層41の配列R1、R2………R9を、そ
れら複数9個の多数のレジスト材層41の配列R1、R
2………R9に対して共通のフォトマスクを用いて、容
易に形成することができる。
【0011】また、図1〜図6を伴って述べた、従来提
案されている、電界効果トランジスタ集積回路の製法に
おける、互に同じ複数の、多数の電界効果トランジスタ
のゲート電極の配列を形成する方法に適用された、パタ
ーン化された層(ゲート電極21)の配列を形成する方
法によれば、互に同じ複数9個の多数のゲート電極21
の配列G1〜G7を、マスク用層3から、互に同じ複数
9個の多数のレジスト材層41の配列R1〜R9を用い
たエッチング処理により形成された、互に同じ複数9個
の多数のマスク層31の配列M1〜M9を用いたエッチ
ング処理によって、ゲート用電極層2から、形成するよ
うにしており、そして、この場合、マスク層31とゲー
ト用電極層2とのエッチング比率を、複数9個の多数の
ゲート電極21の配列G1〜G9を複数9個の多数のマ
スク層31の配列M1〜M9を用いずに複数9個の多数
のレジスト材層41の配列R1〜R9を用いて形成する
とした場合に比し、高くすることができるので、複数9
個の多数のゲート電極21の配列G1〜G9を、複数9
個の多数のゲート電極21の配列G1〜G9を複数9個
の多数のマスク層31の配列M1〜M9を用いずに複数
9個の多数のレジスト材層41の配列R1〜R9を用い
て形成するとした場合に比し、高い寸法精度で容易に形
成することができ、また、ゲート電極用層2の表面が、
複数9個の多数のゲート電極21の配列G1〜G9を複
数9個の多数のマスク層31の配列M1〜M9を用いず
に複数9個の多数のレジスト材層41の配列R1〜R9
を用いて形成するとした場合において同様の表面に生ず
るおそれのあるエッチャントによる損傷を、有効に回避
することができ、さらに、複数9個の多数のゲート電極
21の配列のそれぞれにおける多数のゲート電極21上
に、複数9個の多数のゲート電極21の配列G1〜G9
を複数9個の多数のマスク層31の配列M1〜M9を用
いずに複数9個の多数のレジスト材層41の配列R1〜
R9を用いて形成するとした場合において、複数9個の
多数のレジスト材層41の配列R1〜R9を除去したと
きに生ずるおそれのあるレジスト材層41の残渣物が残
るのを、有効に回避することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】図1〜図3を伴って述
べた、従来提案されている、電界効果トランジスタ集積
回路の製法における、互に同じ複数の、多数の電界効果
トランジスタのゲート電極の配列を形成する方法に適用
された、レジスト材層の配列を形成する方法の場合、互
に同じ複数9個の多数のレジスト材層41の配列R1〜
R9を、それらのそれぞれにおける多数のレジスト材層
41が、それらの配列上の位置に関せず同じ幅を有する
ものとして形成されるとして、フォトマスクとして、上
述したように、複数9個の多数のゲート電極21の配列
G1、G2………G9のそれぞれにおける多数のゲート
電極21にそれぞれ対応し且つそれら多数のゲート電極
21のパターンに対応したパターンをそれぞれ有する多
数の遮光部または透光部の、多数のゲート電極21の配
列に対応した配列を有するとともに、多数の遮光部また
は透光部が、それらの配列上の位置に関せず互に同じ幅
を有するフォトマスクを用いていた。
【0013】このため、及び複数9個の多数のレジスト
材層41の配列R1〜R9を、感光性レジスト材層4か
ら形成する過程における、感光性レジスト材層4の複数
9個の領域B1〜B9に対する、フォトマスクを用い
た、同じ露光処理を順次行うのに用いる露光手段におけ
る光学系に歪があると考えられるという主な理由で、互
に同じ複数9個の多数のレジスト材層41の配列R1〜
R9のそれぞれにおける多数のレジスト材層41が、子
細にみるに、それら多数のレジスト材層41の配列上の
位置に応じた幅をそれぞれ有するものとして形成され
る、という欠点を有していた。
【0014】このことは、感光性レジスト材層4とし
て、表面にヘキストジャパン製のTARと称されている
反射防止膜を65nmの厚さで設けている東京応化製の
ip−3100でなる厚さ1.05μmの感光性レジス
ト材層を用い、また、感光性レジスト材層4の複数の領
域B1、B2………B9に対する順次の露光処理を、1
/5倍に縮小された365nmの波長を有するi線のパ
ターン像(多数の遮光部または透光部のパターン(それ
ぞれの幅は、多数のゲート電極21の幅が0.15μm
の設計値で得られるとする値を有する)による)を、開
口数NAが0.6のレンズを用いて、感光性レジスト材
層41に投影する処理とし、現像処理を、テトラメチル
アンモニウムハイドロオキサイト(TSMR)の2.3
8%水溶液を現像液として用いた、パドル方式(感光性
レジスト材層4上に現像液を盛る)による処理として、
複数9個の多数のレジスト材層41の配列R1〜R9の
それぞれにおける多数のレジスト材層41の幅(その幅
は、多数のゲート電極21の幅が0.15μmの設計値
で得られるとする0.2μm程度の値を有する)を、走
査型電子顕微鏡式測長装置を用いて測定し、その幅の、
多数のレジスト材層41の配列上の位置の分布を測定し
たところ、図7に示す結果が得られたことからも明らか
であろう。なお、図7Aは、多数のレジスト材層41
が、それらの幅をとる方向をして、Y軸方向(上下方
向)であるように形成されている場合の、その幅の、多
数のレジスト材層41の配列上の位置の分布を示し、ま
た、図7Bは、多数のレジスト材層41が、それらの幅
をとる方向をして、X軸方向(左右方向)であるように
形成されている場合の、その幅の多数のレジスト材層4
1の配列上の位置の分布を示している。
【0015】よって、本発明は、電界効果トランジスタ
集積回路の製法における、互に同じ複数の、多数の電界
効果トランジスタのゲート電極21の配列をそれぞれ形
成するのに適用した場合でみて、その複数の多数のゲー
ト電極21の配列を、それらのそれぞれにおける多数の
ゲート電極21が、それらの配列上の位置に関せず、許
容値以下の幅の設計値からの差しか有しないものとして
形成することができる、新規なフォトマスク及びその製
法、及びレジスト材層の配列及びパターン化された層の
配列を形成する方法を提案せんとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によるフォトマス
クは、(i)複数の領域上に、互に同じ複数の、互に同
じ幅を有する多数のパターン化された層の配列を、感光
性レジスト材層を用いたフォトリソグラフィ法を用いて
形成するために、上記感光性レジスト材層の上記複数の
領域にそれぞれ対応した複数の領域に、順次に、同じ露
光処理を行うのに用いる、上記多数のパターン化された
層にそれぞれ対応し且つそれらのパターンに対応したパ
ターンをそれぞれ有する多数の遮光部または透光部の、
上記多数のパターン化された層の配列に対応した配列を
有するフォトマスクにおいて、(ii)上記多数のフォ
トマスクの配列における多数の遮光部または透光部が、
上記多数の遮光部または透光部の配列上の位置に応じた
幅をそれぞれ有する。
【0017】また、本発明によるフォトマスクの製法
は、(i)複数の領域上に、互に同じ複数の、互に同じ
幅を有する多数のパターン化された層の配列を、感光性
レジスト材層を用いたフォトリソグラフィ法を用いて形
成するために、上記感光性レジスト材層の上記複数の領
域にそれぞれ対応した複数の領域に、順次に、同じ露光
処理を行うのに用いる、上記多数のパターン化された層
にそれぞれ対応し且つそれらのパターンに対応したパタ
ーンをそれぞれ有する多数の遮光部または透光部の、上
記多数のパターン化された層の配列に対応した配列を有
するフォトマスクの製法において、(ii)上記多数
の遮光部または透光部の配列における多数の遮光部また
は透光部にそれぞれ対応し且つそれらのパターンに対応
したパターンをそれぞれ有する多数の遮光部または透光
部の、上記多数の遮光部または透光部の配列に対応した
配列を有するとともに、上記多数の遮光部または透光
部の幅の、上記多数の遮光部または透光部の配列上の位
置の分布が、上記フォトマスクと同様の方法で予め製造
された、上記多数の遮光部または透光部にそれぞれ対応
し且つそれらのパターンに対応したパターンをそれぞれ
有するとともに互いに同じ幅を有する多数の測定用遮光
部または測定用透光部の、上記多数の遮光部または透光
部の配列に対応した配列を有する測定用フォトマスクに
おける、上記多数の測定用遮光部または測定用透光部の
予め測定された幅の、上記多数の測定用遮光部または測
定用透光部の配列上の位置の分布に応じているマスク
を、上記フォトマスクと同様の方法で、上記フォトマス
クとして製造する。
【0018】さらに、本発明によるレジスト材層の配列
を形成する方法は、(i)互に同じ複数の、互に同じ幅
を有する多数のパターン化されたレジスト材層の配列に
なることを予定している感光性レジスト材層の複数の領
域に対し、フォトマスクを用いた同じ露光処理を順次行
い、次で、上記感光性レジスト材層の複数の領域の全て
に対し、同時に現像処理を行うことによって、上記感光
性レジスト材層から、互に同じ複数の、多数のパターン
化されたレジスト材層の配列を、それらのそれぞれにお
ける多数のパターン化されたレジスト材層が、それらの
配列上の位置に関せず、許容値以下の幅の設計値からの
差しか有しないものとして、形成する方法において、
(ii)上記フォトマスクとして、上記多数のレジス
ト材層にそれぞれ対応し且つそれらのパターンに対応し
たパターンをそれぞれ有する多数の遮光部または透光部
の、上記多数のレジスト材層の配列に対応した配列を有
するとともに、上記多数の遮光部または透光部がそれら
の配列上の位置に応じた幅をそれぞれ有するフォトマス
クを用いる。
【0019】また、本発明によるパターン化された層の
配列を形成する方法は、(イ)(i)爾後、複数の領域
上において、互に同じ複数の、互に同じ幅を有する多数
のパターン化された層の配列になることを予定している
層と、マスク用層と、感光性レジスト材層をそれらの順
に積層して形成する工程と、(ii)上記感光性レジス
ト材層の上記複数の領域にそれぞれ対応した複数の領域
に対し、フォトマスクを用いた同じ露光処理を、順次行
い、次で、上記感光性レジスト材層の複数の領域の全て
に対し、同時に現像処理を行うことによって、上記感光
性レジスト材層から、互に同じ複数の、上記複数の多数
のパターン化された層の配列のそれぞれにおける多数の
パターン化された層にそれぞれ対応し且つそれらのパタ
ーンに対応したパターンをそれぞれ有する多数のレジス
ト材層の、上記複数の多数のパターン化された層の配列
のそれぞれにおける多数のパターン化された層の配列に
対応した配列を形成する工程と、(iii)上記複数
の、多数のレジスト材層の配列を形成する工程後、それ
ら複数の、多数のレジスト材層の配列を同時に用いた、
上記マスク用層に対するエッチング処理によって、上記
マスク用層から、互に同じ複数の、上記多数のレジスト
材層にそれぞれ対応し且つそれのパターンに対応したパ
ターンをそれぞれ有する多数のマスク層の、上記多数の
レジスト材層の配列に対応した配列を形成する工程と、
(iv)上記複数の、多数のマスク層の配列を形成する
工程後、上記複数の、多数のレジスト材層の配列を同時
に除去する工程と、(v)上記複数の、多数のレジスト
材層の配列を除去する工程後、上記複数の、多数のマス
ク層の配列を同時に用いた、上記互に同じ複数の、多数
のパターン化された層の配列になる層に対するエッチン
グ処理によって、上記互に同じ複数の、多数のパターン
化された層の配列になる層から、上記互に同じ複数の、
多数のパターン化された層の配列を形成する工程とを有
するパターン化された層の配列を、それらのそれぞれに
おける多数のパターン化された層が、それらの配列上の
位置に関せず、許容値以下の幅の設計値からの差しか有
しないものとして、形成する方法において、(ロ)上記
フォトマスクとして、上記多数のパターン化された層
にそれぞれ対応し且つそれらのパターンに対応したパタ
ーンをそれぞれ有する多数の遮光部または透光部の、上
記多数のパターン化された層の配列に対応した配列を有
するとともに、上記多数の遮光部がそれらの配列上の
位置に応じた幅をそれぞれ有するフォトマスクを用い
る。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明による、電界効果ト
ランジスタ集積回路の製法における、互に同じ複数の、
多数の電界効果トランジスタのゲート電極の配列を形成
する方法に適用された、パターン化された層の配列を形
成する方法の実施の形態例を、フォトマスクの実施の形
態例、フォトマスクの製法の実施の形態例、及びレジス
ト材層の配列を形成する方法の実施の形態例とともに述
べよう。
【0021】まず、「従来の技術」で述べたと同様に、
図1に、実際上は例えば直径3インチの円形を有するが
簡単のため模式的に、方形で示されている、予め用意さ
れた半導体ウェハ1上に、図1A及び図2に示すよう
に、爾後、半導体ウェハ1の複数の領域A1、A2、
A3、A4、A5、A6、A7、A8及びA9上におい
て、互に同じ複数9個の、互に同じ幅(例えば0.15
μmの設計値を有する)を有する多数の電界効果トラン
ジスタのゲート電極21(パターン化された層)の配列
G1、G2………G9にそれぞれなることを予定してい
るゲート電極用層2(互に同じ複数の、互に同じ幅を有
する多数のパターン化された層の配列になることを予定
している層)と、互に同じ複数の、互に同じ幅を有す
る多数のパターン化されたレジスト材層の配列になるこ
とを予定している例えばSiO2 でなるマスク用層3
と、互に同じ複数の、互に同じ幅を有する多数のパタ
ーン化されたマスク層の配列になることを予定している
感光性レジスト材層4とを、それらの順に積層して形成
する。
【0022】次に、「従来の技術」で述べたと同様に、
感光性レジスト材層4の半導体ウェハ1の複数9個の領
域A1、A2、A3、A4、A5、A6、A7、A8及
びA9のそれぞれ上の複数9個の領域B1、B2、B
3、B4、B5、B6、B7、B8及びB9に対する、
フォトマスクを用いた、複数の多数のゲート電極21の
配列のそれぞれにおける多数のゲート電極21の配列の
パターンに対応したパターンでの、同じ露光処理を、順
次行い、次で、感光性レジスト材層4の複数9個の領域
B1〜B9の全てに対し、同時に現像処理を行うことに
よって、感光性レジスト材層4から、図3に示すよう
に、互に同じ複数9個の、複数9個の多数のゲート電極
21の配列G1、G2………G9のそれぞれにおける多
数のゲート電極21にそれぞれ対応し且つそれら多数の
ゲート電極21のパターンに対応したパターンをそれぞ
れ有する多数のレジスト材層41の、複数9個の多数の
ゲート電極21の配列G1、G2………G9のそれぞれ
における多数のゲート電極21の配列に対応した配列R
1、R2………R9を形成する。
【0023】この場合、フォトマスクとして、「従来の
技術」で述べたと同様に、複数9個の多数のゲート電極
21の配列G1、G2………G9のそれぞれにおける多
数のゲート電極21にそれぞれ対応し且つそれら多数の
ゲート電極21のパターンに対応したパターンをそれぞ
れ有する多数の遮光部または透光部(感光性レジスト材
層4が、露光された部をして、現像処理によって、溶去
されるかされないかに応じた)の、複数9個の多数のゲ
ート電極21の配列G1、G2………G9のそれぞれに
おける多数のゲート電極21の配列に対応した配列を有
するフォトマスクを用いるが、そのフォトマスクは、多
数の遮光部または透光部が、それらの配列上の位置に関
せず互に同じ幅を有する、という「従来の技術」で述べ
た場合とは異なり、多数の遮光部または透光部の配列上
の位置に応じた幅をそれぞれ有している。
【0024】いま、フォトマスクの多数の遮光部または
透光部がそれらの配列上の位置に応じた幅をそれぞれ有
していることについて、さらに述べるに、フォトマスク
として、「従来の技術」で述べたフォトマスクを用い
て、複数9個の多数のレジスト材層41の配列R1〜R
2を形成した場合において、複数9個の多数のレジスト
材層41の配列R1〜R9のそれぞれにおける多数のレ
ジスト材層41の幅の、多数のレジスト材層41の配列
上の位置の分布の測定結果が、「発明が解決しようとす
る課題」で述べたように且つ図7に示すように得られる
とする場合、その測定結果に応じて、マスク用層3上の
領域Ciにおいて、図8に示すように、複数(図8Aに
おいては、25個)の領域に区画し、それら複数の区画
領域のそれぞれにおける多数のレジスト材層41の幅の
設計値からの平均的な偏差値(0.0、+0.1、+
0.2μmで表示されている)を測定し、そして、フォ
トマスクを、上述した領域Ciにおける複数の区画領域
に対応する複数の区画領域のそれぞれにおける多数の遮
光部または透光部の幅が、設計値から、上述したレジス
ト材層41の幅の設計値からの平均的な偏差値に応じた
分、補正された値を有するものとして用意する。
【0025】なお、そのようなフォトマスクは、多数の
遮光部または透光部の配列における多数の遮光部または
透光部にそれぞれ対応し且つそれらのパターンに対応し
たパターンをそれぞれ有する多数の遮光部または透光部
の、多数の遮光部または透光部の配列に対応した配列を
有するとともに、多数の遮光部または透光部の幅の、多
数の遮光部または透光部の配列上の位置の分布が、「従
来の技術」で述べたフォトマスクと同様の方法で予め製
造された、多数の遮光部または透光部にそれぞれ対応し
且つそれらのパターンに対応したパターンをそれぞれ有
するとともに互いに同じ幅を有する多数の測定用遮光部
または測定用透光部の、多数の遮光部または透光部の配
列に対応した配列を有する測定用フォトマスク(「従来
の技術」で述べたフォトマスクと同様のフォトマスク)
における、多数の測定用遮光部または測定用透光部の予
め測定された多数の測定用遮光部または測定用透光部の
配列上の位置の分布に応じているマスクを、「従来の技
術」で述べたフォトマスクと同様の方法で、この場合の
フォトマスクとして製造する。
【0026】次に、「従来の技術」で述べたと同様に、
複数9個の、多数のレジスト材層41の配列R1、R2
………R9を同時に用いた、マスク用層3に対するエッ
チング処理によって、マスク用層3から、図4に示すよ
うに、互に同じ複数9個の、複数9個の多数のゲート電
極21の配列G1、G2………G9のそれぞれにおける
多数のゲート電極21にそれぞれ対応し且つそれらのパ
ターンに対応したパターンをそれぞれ有する多数のマス
ク層31の、複数9個の多数のゲート電極21の配列G
1、G2………G9のそれぞれにおける多数のゲート電
極21の配列に対応した配列M1、M2………M9を形
成する。
【0027】次に、「従来の技術」で述べたと同様に、
複数9個の多数のレジスト材層41の配列R1、R2…
……R9を、図5に示すように、複数9個の多数のマス
ク層31の配列M1、M2………M9上から、除去す
る。
【0028】次に、「従来の技術」で述べたと同様に、
複数9個の多数のマスク層31の配列M1、M2………
M9を同時に用いた、ゲート電極用層2に対するエッチ
ング処理によって、ゲート電極用層2から、図6に示す
ように、互に同じ複数9個の、多数の電界効果トランジ
スタのゲート電極21の配列G1、G2………G9を形
成する。
【0029】以上が、本発明による電界効果トランジス
タ集積回路の製法における、互に同じ複数の、多数の電
界効果トランジスタのゲート電極の配列を形成する方法
に適用された、フォトマスク及びその製法(図7及び図
8を伴って、図3に示す複数9個の多数のレジスト材層
41の配列R1〜R9を形成する場合で述べている)、
レジスト材層の配列を形成する方法(図1〜図3を伴っ
て述べている)、及びパターン化された層の配列を形成
する方法(図1〜図6を伴って述べている)である。
【0030】図7及び図8を伴って、図3に示す複数9
個の多数のレジスト材層41の配列R1〜R9を形成す
る場合で述べている、本発明による電界効果トランジス
タ集積回路の製法における、互に同じ複数の、多数の電
界効果トランジスタのゲート電極の配列を形成する方法
に適用された、フォトマスクによれば、上述したよう
に、複数9個の多数のゲート電極21の配列G1、G2
………G9のそれぞれにおける多数のゲート電極21に
それぞれ対応し且つそれら多数のゲート電極21のパタ
ーンに対応したパターンをそれぞれ有する多数の遮光部
または透光部の、多数のゲート電極21の配列に対応し
た配列を有するとともに、多数の遮光部または透光部
が、それらの配列上の位置に応じた幅を有するので、そ
れを用いて、互に同じ複数9個の、多数のパターン化さ
れたレジスト材層41の配列R1、R2………R9を、
それらのそれぞれにおける多数のレジスト材層41が、
それらの配列上の位置に関せず、許容値以下の幅の設計
値からの差しか有しないものとして、容易に形成するこ
とができる。
【0031】また、図7及び図8を伴って、図3に示す
複数9個の多数のレジスト材層41の配列R1〜R9を
形成する場合で述べている、本発明による電界効果トラ
ンジスタ集積回路の製法における、互に同じ複数の、多
数の電界効果トランジスタのゲート電極の配列を形成す
る方法に適用された、フォトマスクの製法によれば、互
に同じ複数9個の、多数のパターン化されたレジスト材
層41の配列R1、R2………R9のそれぞれにおける
多数のレジスト材層41を、それらの配列上の位置に関
せず、許容値以下の幅の設計値からの差しか有しないも
のとして容易に形成することができるフォトマスクを、
容易に製造することができる。
【0032】さらに、図1〜図3を伴って述べた、本発
明による電界効果トランジスタ集積回路の製法におけ
る、互に同じ複数の、多数の電界効果トランジスタのゲ
ート電極の配列を形成する方法に適用された、レジスト
材層の配列を形成する方法によれば、「従来の技術」で
述べたと同様に、感光性レジスト材層4から、互に同じ
複数9個の、多数のパターン化されたレジスト材層41
の配列R1、R2………R9を、それら複数9個の多数
のレジスト材層41の配列R1、R2………R9に対し
て共通のフォトマスクを用いて、容易に形成することが
できる。
【0033】また、図1〜図3を伴って述べた、本発明
による電界効果トランジスタ集積回路の製法における、
互に同じ複数の、多数の電界効果トランジスタのゲート
電極の配列を形成する方法に適用された、レジスト材層
の配列を形成する方法の場合、用いるフォトマスクが、
上述したように、複数9個の多数のゲート電極21の配
列G1、G2………G9のそれぞれにおける多数のゲー
ト電極21にそれぞれ対応し且つそれら多数のゲート電
極21のパターンに対応したパターンをそれぞれ有する
多数の遮光部または透光部の、多数のゲート電極21の
配列に対応した配列を有するとともに、多数の遮光部ま
たは透光部が、それらの配列上の位置に応じた幅を有す
るフォトマスクであるので、複数9個の多数のレジスト
材層41の配列R1〜R9を、感光性レジスト材層4の
複数9個の領域B1〜B9から形成する過程における、
感光性レジスト材層4の複数9個の領域B1〜B9に対
する、フォトマスクを用いた、同じ露光処理を順次行う
のに用いる露光手段における光学系に、歪があるとして
も、互に同じ複数9個の、多数のレジスト材層41の配
列R1〜R9を、それらのそれぞれにおける多数のレジ
スト材層41が、それらの配列上の位置に関せず、許容
値(例えば0.01μm程度)以下の幅の設計値からの
差しか有しないものとして、容易に形成することができ
る。
【0034】さらに、図1〜図6を伴って述べた、本発
明による電界効果トランジスタ集積回路の製法におけ
る、互に同じ複数の、多数の電界効果トランジスタのゲ
ート電極の配列を形成する方法に適用された、パターン
化された層(ゲート電極21)の配列を形成する方法に
よれば、「従来の技術」で述べたと同様に、互に同じ複
数9個の多数のゲート電極21の配列G1〜G7を、マ
スク用層3から、互に同じ複数9個の多数のレジスト材
層41の配列R1〜R9を用いたエッチング処理により
形成された、互に同じ複数9個の多数のマスク層31の
配列M1〜M9を用いたエッチング処理によって、ゲー
ト用電極層2から、形成するようにしており、そして、
この場合、マスク層31とゲート用電極層2とのエッチ
ング比率を、複数9個の多数のゲート電極21の配列G
1〜G9を複数9個の多数のマスク層31の配列M1〜
M9を用いずに複数9個の多数のレジスト材層41の配
列R1〜R9を用いて形成するとした場合に比し、高く
することができるので、複数9個の多数のゲート電極2
1の配列G1〜G9を、複数9個の多数のゲート電極2
1の配列G1〜G9を複数9個の多数のマスク層31の
配列M1〜M9を用いずに複数9個の多数のレジスト材
層41の配列R1〜R9を用いて形成するとした場合に
比し、高い寸法精度で容易に形成することができ、ま
た、ゲート電極用層2の表面が、複数9個の多数のゲー
ト電極21の配列G1〜G9を複数9個の多数のマスク
層31の配列M1〜M9を用いずに複数9個の多数のレ
ジスト材層41の配列R1〜R9を用いて形成するとし
た場合において同様の表面に生ずるおそれのあるエッチ
ャントによる損傷を、有効に回避することができ、さら
に、複数9個の多数のゲート電極21の配列のそれぞれ
における多数のゲート電極21上に、複数9個の多数の
ゲート電極21の配列G1〜G9を複数9個の多数のマ
スク層31の配列M1〜M9を用いずに複数9個の多数
のレジスト材層41の配列R1〜R9を用いて形成する
とした場合において、複数9個の多数のレジスト材層4
1の配列R1〜R9を除去したときに生ずるおそれのあ
るレジスト材層41の残渣物が残るのを、有効に回避す
ることができる。
【0035】また、図1〜図6を伴って述べた、本発明
による電界効果トランジスタ集積回路の製法における、
互に同じ複数の、多数の電界効果トランジスタのゲート
電極の配列を形成する方法に適用された、パターン化さ
れた層の配列を形成する方法の場合、互に同じ複数の、
多数のゲート電極21の配列を形成するのに用いる、互
に同じ複数の、多数のマスク層31を形成するために、
感光性レジスト材層4から、互に同じ複数の、多数のレ
ジスト材層41の配列を用いて、形成するのに用いるフ
ォトマスクが、上述したように、複数9個の多数のゲー
ト電極21の配列G1、G2………G9のそれぞれにお
ける多数のゲート電極21にそれぞれ対応し且つそれら
多数のゲート電極21のパターンに対応したパターンを
それぞれ有する多数の遮光部または透光部の、多数のゲ
ート電極21の配列に対応した配列を有するとともに、
多数の遮光部または透光部が、それらの配列上の位置に
応じた幅を有するフォトマスクであるので、複数9個の
多数のゲート電極21の配列G1〜G9を、感光性レジ
スト材層4から形成する過程における、感光性レジスト
材層4の複数9個の領域B1〜B9に対する、フォトマ
スクを用いた、同じ露光処理を順次行うのに用いる露光
手段における光学系に、歪があるとしても、互に同じ複
数9個の、多数のレジスト材層41の配列R1〜R9
を、それらのそれぞれにおける多数のレジスト材層41
が、それらの配列上の位置に関せず、許容値以下の幅の
設計値からの差しか有しないものとして、容易に形成す
ることができる。
【0036】なお、上述においては、本発明によるフォ
トマスク及びその製法、及びレジスト材層の配列及びパ
ターン化された層の配列を形成する方法のそれぞれにつ
いて、1つの例を述べたに過ぎず、本発明の精神を脱す
ることなしに、種々の変型変更をなし得るであろう。
【0037】
【発明の効果】本発明によるフォトマスクによれば、そ
れを用いて、互に同じ複数の、多数のパターン化された
レジスト材層の配列を、それらのそれぞれにおける多数
のレジスト材層が、その配列上の位置に関せず、許容値
以下の幅の設計値からの差しか有しないものとして、容
易に形成することができる。
【0038】本発明によるフォトマスクの製法によれ
ば、上述した特徴ある本発明によるフォトマスクを容易
に形成することができる。
【0039】本発明によるレジスト材層の配列を形成す
る方法によれば、互に同じ複数の、多数のレジスト材層
の配列を、それらのそれぞれにおける多数のレジスト材
層が、それらの配列上の位置に関せず、許容値以下の幅
の設計値からの差しか有しないものとして、容易に形成
することができる。
【0040】本発明によるパターン化された層の配列を
形成する方法によれば、互に同じ複数の、多数のパター
ン化された層の配列を、それらのそれぞれにおける多数
のパターン化された層が、それらの配列上の位置に関せ
ず、許容値以下の幅の設計値からの差しか有しないもの
として、容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電界効果トランジスタ集積回路の製法におけ
る、互に同じ複数の、多数の電界効果トランジスタのゲ
ート電極の配列を形成する場合に適用された、レジスト
材層の配列を形成する方法及びパターン化された層を形
成する方法の説明に供する、半導体ウェハを模式的に示
す平面図(図1A)及びその横断面図(図1B)であ
る。
【図2】電界効果トランジスタ集積回路の製法におけ
る、互に同じ複数の、多数の電界効果トランジスタのゲ
ート電極の配列を形成する場合に適用された、レジスト
材層の配列を形成する方法及びパターン化された層を形
成する方法の説明に供する、図1に示す半導体ウェハ上
にゲート電極用層、マスク用層及び感光性レジスト材層
をそれらの順に積層して形成した状態を模式的に示す平
面図(図2A)及びその縦断面図(図2B)である。
【図3】電界効果トランジスタ集積回路の製法におけ
る、互に同じ複数の、多数の電界効果トランジスタのゲ
ート電極の配列を形成する場合に適用された、レジスト
材層の配列を形成する方法及びパターン化された層を形
成する方法の説明に供する、図2に示す状態から、マス
ク用層の複数の領域上に、互に同じ複数の、多数のレジ
スト材層の配列をそれぞれ形成した状態を模式的に示す
平面図(図3A)及びその縦断面図(図3B)である。
【図4】電界効果トランジスタ集積回路の製法におけ
る、互に同じ複数の、多数の電界効果トランジスタのゲ
ート電極の配列を形成する場合に適用された、レジスト
材層の配列を形成する方法及びパターン化された層を形
成する方法の説明に供する、図3に示す状態から、ゲー
ト電極用層の複数の領域上に、互に同じ複数の、多数の
マスク層の配列をそれぞれ形成した状態を模式的に示す
平面図(図4A)及びその縦断面図(図4B)である。
【図5】電界効果トランジスタ集積回路の製法におけ
る、互に同じ複数の、多数の電界効果トランジスタのゲ
ート電極の配列を形成する場合に適用された、レジスト
材層の配列を形成する方法及びパターン化された層を形
成する方法の説明に供する、図4に示す状態から、互に
同じ複数の、多数のマスク層の配列を除去した状態を模
式的に示す、平面図(図5A)及びその縦断面図(図5
B)である。
【図6】電界効果トランジスタ集積回路の製法におけ
る、互に同じ複数の、多数の電界効果トランジスタのゲ
ート電極の配列を形成する場合に適用された、レジスト
材層の配列を形成する方法及びパターン化された層を形
成する方法の説明に供する、図4に示す状態から、半導
体ウェハの複数の領域上に、互に同じ複数の、多数のゲ
ート電極の配列をそれぞれ形成した状態を模式的に示
す、平面図(図6A)及びその縦断面図(図6B)であ
る。
【図7】電界効果トランジスタ集積回路の製法におけ
る、互に同じ複数の、多数の電界効果トランジスタのゲ
ート電極の配列を形成する場合に適用された、レジスト
材層の配列を形成する方法及びパターン化された層を形
成する方法の説明に供する、互に同じ複数の、多数のレ
ジスト材層の配列のそれぞれにおける多数のレジスト材
層の幅の、多数のレジスト材層の配列上の位置の分布の
例を示す図である。
【図8】電界効果トランジスタ集積回路の製法におけ
る、互に同じ複数の、多数の電界効果トランジスタのゲ
ート電極の配列を形成する場合に適用された、レジスト
材層の配列を形成する方法及びパターン化された層を形
成する方法の説明に供する、フォトマスクの多数の透光
部または遮光部の幅の、多数の遮光部または透光部の配
列上の位置に応じた補正量を示す図である。
【符号の説明】
1 半導体ウェハ 2 ゲート電極用層 21 ゲート電極 3 マスク用層 31 マスク層 4 感光性レジスト材層 41 レジスト材層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 王義 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 渡辺 俊文 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の領域上に、互に同じ複数の、互に同
    じ幅を有する多数のパターン化された層の配列を、感光
    性レジスト材層を用いたフォトリソグラフィ法を用いて
    形成するために、上記感光性レジスト材層の上記複数の
    領域にそれぞれ対応した複数の領域に、順次に、同じ露
    光処理を行うのに用いる、上記多数のパターン化された
    層にそれぞれ対応し且つそれらのパターンに対応したパ
    ターンをそれぞれ有する多数の遮光部または透光部の、
    上記多数のパターン化された層の配列に対応した配列を
    有するフォトマスクにおいて、 上記多数のフォトマスクの配列における多数の遮光部ま
    たは透光部が、上記多数の遮光部または透光部の配列上
    の位置に応じた幅をそれぞれ有することを特徴とするフ
    ォトマスク。
  2. 【請求項2】複数の領域上に、互に同じ複数の、互に同
    じ幅を有する多数のパターン化された層の配列を、感光
    性レジスト材層を用いたフォトリソグラフィ法を用いて
    形成するために、上記感光性レジスト材層の上記複数の
    領域にそれぞれ対応した複数の領域に、順次に、同じ露
    光処理を行うのに用いる、上記多数のパターン化された
    層にそれぞれ対応し且つそれらのパターンに対応したパ
    ターンをそれぞれ有する多数の遮光部または透光部の、
    上記多数のパターン化された層の配列に対応した配列を
    有するフォトマスクの製法において、 上記多数の遮光部または透光部の配列における多数の
    遮光部または透光部にそれぞれ対応し且つそれらのパタ
    ーンに対応したパターンをそれぞれ有する多数の遮光部
    または透光部の、上記多数の遮光部または透光部の配列
    に対応した配列を有するとともに、上記多数の遮光部
    または透光部の幅の、上記多数の遮光部または透光部の
    配列上の位置の分布が、上記フォトマスクと同様の方法
    で予め製造された、上記多数の遮光部または透光部にそ
    れぞれ対応し且つそれらのパターンに対応したパターン
    をそれぞれ有するとともに互いに同じ幅を有する多数の
    測定用遮光部または測定用透光部の、上記多数の遮光部
    または透光部の配列に対応した配列を有する測定用フォ
    トマスクにおける、上記多数の測定用遮光部または測定
    用透光部の予め測定された幅の、上記多数の測定用遮光
    部または測定用透光部の配列上の位置の分布に応じてい
    るマスクを、上記フォトマスクと同様の方法で、上記フ
    ォトマスクとして製造することを特徴とするフォトマス
    クの製法。
  3. 【請求項3】互に同じ複数の、互に同じ幅を有する多数
    のパターン化されたレジスト材層の配列になることを予
    定している感光性レジスト材層の複数の領域に対し、フ
    ォトマスクを用いた同じ露光処理を順次行い、次で、上
    記感光性レジスト材層の複数の領域の全てに対し、同時
    に現像処理を行うことによって、上記感光性レジスト材
    層から、互に同じ複数の、多数のパターン化されたレジ
    スト材層の配列をそれらのそれぞれにおける多数のパタ
    ーン化されたレジスト材層が、それらの配列上の位置に
    関せず、許容値以下の幅の設計値からの差しか有しない
    ものとして、形成する方法において、 上記フォトマスクとして、上記多数のレジスト材層に
    それぞれ対応し且つそれらのパターンに対応したパター
    ンをそれぞれ有する多数の遮光部または透光部の、上記
    多数のレジスト材層の配列に対応した配列を有するとと
    もに、上記多数の遮光部または透光部がそれらの配列上
    の位置に応じた幅をそれぞれ有するフォトマスクを用い
    ることを特徴とするレジスト材層の配列を形成する方
    法。
  4. 【請求項4】爾後、複数の領域上において、互に同じ複
    数の、互に同じ幅を有する多数のパターン化された層の
    配列になることを予定している層と、マスク用層と、感
    光性レジスト材層をそれらの順に積層して形成する工程
    と、 上記感光性レジスト材層の上記複数の領域にそれぞれ対
    応した複数の領域に対し、フォトマスクを用いた同じ露
    光処理を、順次行い、次で、上記感光性レジスト材層の
    複数の領域の全てに対し、同時に現像処理を行うことに
    よって、上記感光性レジスト材層から、互に同じ複数
    の、上記複数の多数のパターン化された層の配列のそれ
    ぞれにおける多数のパターン化された層にそれぞれ対応
    し且つそれらのパターンに対応したパターンをそれぞれ
    有する多数のレジスト材層の、上記複数の多数のパター
    ン化された層の配列のそれぞれにおける多数のパターン
    化された層の配列に対応した配列を形成する工程と、 上記複数の、多数のレジスト材層の配列を形成する工程
    後、それら複数の、多数のレジスト材層の配列を同時に
    用いた、上記マスク用層に対するエッチング処理によっ
    て、上記マスク用層から、互に同じ複数の、上記多数の
    レジスト材層にそれぞれ対応し且つそれのパターンに対
    応したパターンをそれぞれ有する多数のマスク層の、上
    記多数のレジスト材層の配列に対応した配列を形成する
    工程と、 上記複数の、多数のマスク層の配列を形成する工程後、
    上記複数の、多数のレジスト材層の配列を同時に除去す
    る工程と、 上記複数の、多数のレジスト材層の配列を除去する工程
    後、上記複数の、多数のマスク層の配列を同時に用い
    た、上記互に同じ複数の、多数のパターン化された層の
    配列になる層に対するエッチング処理によって、上記互
    に同じ複数の、多数のパターン化された層の配列になる
    層から、互に同じ複数の、多数のパターン化された層の
    配列を、それらのそれぞれにおける多数のパターン化さ
    れた層が、それらの配列上の位置に関せず、許容値以下
    の幅の設計値からの差しか有しないものとして、形成す
    る工程とを有するパターン化された層の配列を形成する
    方法において、 上記フォトマスクとして、上記多数のパターン化され
    た層にそれぞれ対応し且つそれらのパターンに対応した
    パターンをそれぞれ有する多数の遮光部または透光部
    の、上記多数のパターン化された層の配列に対応した配
    列を有するとともに、上記多数の遮光部がそれらの配
    列上の位置に応じた幅をそれぞれ有するフォトマスクを
    用いることを特徴とするパターン化された層の配列を形
    成する方法。
JP13573996A 1996-05-02 1996-05-02 フォトマスク及びその製法、及びレジスト材層の配列及びパターン化された層の配列を形成する方法 Pending JPH09297392A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100429879B1 (ko) * 2001-09-19 2004-05-03 삼성전자주식회사 포토마스크 제조시 현상 단계에서 발생하는 선폭 변화를보정하여 노광하는 방법 및 이를 기록한 기록매체

Cited By (3)

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US6775815B2 (en) 2001-09-19 2004-08-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Exposure method for correcting line width variation in a photomask
US7185312B2 (en) 2001-09-19 2007-02-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Exposure method for correcting line width variation in a photomask

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