JPH0929562A - 部品組立装置 - Google Patents
部品組立装置Info
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- JPH0929562A JPH0929562A JP7187546A JP18754695A JPH0929562A JP H0929562 A JPH0929562 A JP H0929562A JP 7187546 A JP7187546 A JP 7187546A JP 18754695 A JP18754695 A JP 18754695A JP H0929562 A JPH0929562 A JP H0929562A
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- driving
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 打ち込み時の位置ずれを防止し、傷をつけな
い打ち込み作業を行うことができる部品組立装置を提供
すること。 【解決手段】 振動アクチュエータ261、圧入治具2
62、押し棒263で構成された昇降部26は、エアシ
リンダ24によって一体的に昇降する。振動アクチュエ
ータ261は、押し棒263及び圧入治具262を介し
て、保持棒262bを振動させる。保持棒262bは、
その先端でピンを保持し、振動アクチュエータ261に
よって振動しながらエアシリンダ24によって所定量降
下することで、振動するピンを治具盤38上に載置され
た地板Wに押し込む。
い打ち込み作業を行うことができる部品組立装置を提供
すること。 【解決手段】 振動アクチュエータ261、圧入治具2
62、押し棒263で構成された昇降部26は、エアシ
リンダ24によって一体的に昇降する。振動アクチュエ
ータ261は、押し棒263及び圧入治具262を介し
て、保持棒262bを振動させる。保持棒262bは、
その先端でピンを保持し、振動アクチュエータ261に
よって振動しながらエアシリンダ24によって所定量降
下することで、振動するピンを治具盤38上に載置され
た地板Wに押し込む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、部品組立装置に係り、
例えば、時計のベース部品にピンを打ち込む部品組立装
置に関する。
例えば、時計のベース部品にピンを打ち込む部品組立装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】時計の組み立てラインにおいては、歯車
等を取付けるためのピンを時計のベース部品(地板)に
打ち込む工程がある。この工程では、まず、エアシリン
ダ等によって上下動する治具で、ピンを地板に形成され
た打ち込み用の穴に押し込む。但し、この押し込み動作
のみでは、打ち込み摩擦が大きいため、例えば、±10
μmといった精度で所望の高さにピンを打ち込むことが
難しく、高さにばらつきが生じる。このため、従来で
は、押し込み動作の後に、例えば、エアシリンダ上に重
量物を落下させて、このときの衝撃力により強制的にピ
ンを地板に叩き込んでいた。
等を取付けるためのピンを時計のベース部品(地板)に
打ち込む工程がある。この工程では、まず、エアシリン
ダ等によって上下動する治具で、ピンを地板に形成され
た打ち込み用の穴に押し込む。但し、この押し込み動作
のみでは、打ち込み摩擦が大きいため、例えば、±10
μmといった精度で所望の高さにピンを打ち込むことが
難しく、高さにばらつきが生じる。このため、従来で
は、押し込み動作の後に、例えば、エアシリンダ上に重
量物を落下させて、このときの衝撃力により強制的にピ
ンを地板に叩き込んでいた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来では、叩
き込みによってピンを打ち込んでいたため、ピンや地板
に打根が残ってしまうことがあった。また、叩いたとき
の衝撃で打ち込み位置がずれてしまい、正確な打ち込み
ができないことがあった。
き込みによってピンを打ち込んでいたため、ピンや地板
に打根が残ってしまうことがあった。また、叩いたとき
の衝撃で打ち込み位置がずれてしまい、正確な打ち込み
ができないことがあった。
【0004】更に、ピンの径や材質が変わる度に、打ち
込む強さを変えなければならないため、例えば、叩き込
むための重量物の重さを変える等の機械構造の変更が必
要であった。従って、ツーリングの変更に時間や手間が
かかり、作業効率が悪った。また、ピンの種類毎に専用
機化することで、ツーリングの変更を不要にすることが
できるが、この場合には、装置の製造コストが高くなっ
てしまう。
込む強さを変えなければならないため、例えば、叩き込
むための重量物の重さを変える等の機械構造の変更が必
要であった。従って、ツーリングの変更に時間や手間が
かかり、作業効率が悪った。また、ピンの種類毎に専用
機化することで、ツーリングの変更を不要にすることが
できるが、この場合には、装置の製造コストが高くなっ
てしまう。
【0005】そこで、本発明は、打ち込み時の位置ずれ
を防止し、傷をつけない打ち込み作業を行うことができ
る部品組立装置を提供することを第1の目的とする。ま
た、本発明は、被打ち込み部品の種類に対して、製造コ
ストを上昇させることなく対応することができる部品組
立装置を提供することを第2の目的とする。
を防止し、傷をつけない打ち込み作業を行うことができ
る部品組立装置を提供することを第1の目的とする。ま
た、本発明は、被打ち込み部品の種類に対して、製造コ
ストを上昇させることなく対応することができる部品組
立装置を提供することを第2の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、ベース部品に被打ち込み部品を打ち込む部品組立装
置に、前記被打ち込み部品を振動させる振動手段と、こ
の振動手段によって振動した前記被打ち込み部品を前記
ベース部品内に押し込む押し込み手段とを具備させて前
記第1の目的を達成する。
は、ベース部品に被打ち込み部品を打ち込む部品組立装
置に、前記被打ち込み部品を振動させる振動手段と、こ
の振動手段によって振動した前記被打ち込み部品を前記
ベース部品内に押し込む押し込み手段とを具備させて前
記第1の目的を達成する。
【0007】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
部品組立装置において、前記振動手段が前記被打ち込み
部品を振動させる強さを可変にしたことで前記第2の目
的を達成する。請求項3記載の発明では、請求項2記載
の部品組立装置において、前記振動手段が、振動源とし
て圧電素子を有していることで前記第2の目的を達成す
る。
部品組立装置において、前記振動手段が前記被打ち込み
部品を振動させる強さを可変にしたことで前記第2の目
的を達成する。請求項3記載の発明では、請求項2記載
の部品組立装置において、前記振動手段が、振動源とし
て圧電素子を有していることで前記第2の目的を達成す
る。
【0008】請求項4記載の発明では、請求項1記載の
部品組立装置において、前記振動手段が、数100Hz
以上の振動数で前記被打ち込み部品を振動させることで
前記第1の目的を達成する。請求項5記載の発明では、
請求項1記載の部品組立装置において、前記押し込み手
段が、前記被打ち込み部品を保持する保持機構を有して
いることで前記第1の目的を達成する。
部品組立装置において、前記振動手段が、数100Hz
以上の振動数で前記被打ち込み部品を振動させることで
前記第1の目的を達成する。請求項5記載の発明では、
請求項1記載の部品組立装置において、前記押し込み手
段が、前記被打ち込み部品を保持する保持機構を有して
いることで前記第1の目的を達成する。
【0009】
【作用】請求項1記載の部品組立装置では、振動手段が
被打ち込み部品を振動させる。押し込み手段は、振動手
段によって振動した前記被打ち込み部品をベース部品内
に押し込む。
被打ち込み部品を振動させる。押し込み手段は、振動手
段によって振動した前記被打ち込み部品をベース部品内
に押し込む。
【0010】請求項2記載の部品組立装置では、前記振
動手段が前記被打ち込み部品を振動させる強さを変化さ
せる。請求項3記載の部品組立装置では、圧電素子が振
動し、これが前記被打ち込み部品に伝達される。
動手段が前記被打ち込み部品を振動させる強さを変化さ
せる。請求項3記載の部品組立装置では、圧電素子が振
動し、これが前記被打ち込み部品に伝達される。
【0011】請求項4記載の部品組立装置では、前記振
動手段が、100Hz〜10kHzの振動数で前記被打
ち込み部品を振動させる。請求項5記載の部品組立装置
では、前記押し込み手段の保持機構が前記被打ち込み部
品を保持する。
動手段が、100Hz〜10kHzの振動数で前記被打
ち込み部品を振動させる。請求項5記載の部品組立装置
では、前記押し込み手段の保持機構が前記被打ち込み部
品を保持する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の部品組立装置における一実施
例を図1ないし図3を参照して詳細に説明する。図1
は、本実施例による部品組立装置を表したものであり、
図2は、図1におけるC−C線方向の断面を、一部拡大
して表したものである。
例を図1ないし図3を参照して詳細に説明する。図1
は、本実施例による部品組立装置を表したものであり、
図2は、図1におけるC−C線方向の断面を、一部拡大
して表したものである。
【0013】本実施例の部品組立装置10は、例えば、
時計の組み立てラインにおいて設けられ、ベース部品で
ある地板へのピンの打ち込み作業を行うようになってい
る。図1に示すように、部品組立装置10は、被打ち込
み部品であるピン(図示せず)の搬送や打ち込み作業等
を行う打ち込み作業部Aと、地板が載置されるワーク載
置部Bとを備えている。
時計の組み立てラインにおいて設けられ、ベース部品で
ある地板へのピンの打ち込み作業を行うようになってい
る。図1に示すように、部品組立装置10は、被打ち込
み部品であるピン(図示せず)の搬送や打ち込み作業等
を行う打ち込み作業部Aと、地板が載置されるワーク載
置部Bとを備えている。
【0014】打ち込み作業部Aは、ピンの保持や打ち込
み動作等を行う3つの打ち込みユニット12、12、1
2と、ワーク載置部Bに載置された地板を直上方から撮
像して、地板の姿勢等を検査する上側撮像ユニット14
と、これら上側撮像ユニット14と打ち込みユニット1
2を図1において左右方向、すなわち水平方向に移動さ
せるX軸テーブル機構16(図2)とで主に構成されて
いる。なお、図では、図1及び図2においてそれぞれ左
右方向となる水平面内にX軸及びY軸がとられ、鉛直方
向には、Z軸がとられている。
み動作等を行う3つの打ち込みユニット12、12、1
2と、ワーク載置部Bに載置された地板を直上方から撮
像して、地板の姿勢等を検査する上側撮像ユニット14
と、これら上側撮像ユニット14と打ち込みユニット1
2を図1において左右方向、すなわち水平方向に移動さ
せるX軸テーブル機構16(図2)とで主に構成されて
いる。なお、図では、図1及び図2においてそれぞれ左
右方向となる水平面内にX軸及びY軸がとられ、鉛直方
向には、Z軸がとられている。
【0015】図2に示すように、X軸テーブル機構16
は、打ち込みユニット12や上側撮像ユニット14が固
定された可動テーブル20と、この可動テーブル20を
ガイドレール22による案内でX軸方向に移動させるボ
ールねじやサーボモータ等の図示しない駆動機構とを有
している。
は、打ち込みユニット12や上側撮像ユニット14が固
定された可動テーブル20と、この可動テーブル20を
ガイドレール22による案内でX軸方向に移動させるボ
ールねじやサーボモータ等の図示しない駆動機構とを有
している。
【0016】打ち込みユニット12は、エアシリンダ2
4と、このエアシリンダ24によってZ軸方向に昇降す
る昇降部26とを有している。昇降部26には、その上
部に振動アクチュエータ261が、下端部に、ピンを地
板に押し込むための圧入治具262がそれぞれ設けられ
ている。また、振動アクチュエータ261と圧入治具2
62との間には、下側で幅を広くした筒状の押し棒26
3が設けられている。振動アクチュエータ261は、押
し棒263の上部と固定関係にあり、また、圧入治具2
62は、押し棒263の内部に設けられたクランプ機構
263aで保持されることによって、押し棒263と固
定関係にある。すなわち、前述したエアシリンダ24に
よる昇降動作は、これらが打ち込みユニット12のフレ
ーム部分12aに対して一体的に摺動することで行われ
るようになっている。
4と、このエアシリンダ24によってZ軸方向に昇降す
る昇降部26とを有している。昇降部26には、その上
部に振動アクチュエータ261が、下端部に、ピンを地
板に押し込むための圧入治具262がそれぞれ設けられ
ている。また、振動アクチュエータ261と圧入治具2
62との間には、下側で幅を広くした筒状の押し棒26
3が設けられている。振動アクチュエータ261は、押
し棒263の上部と固定関係にあり、また、圧入治具2
62は、押し棒263の内部に設けられたクランプ機構
263aで保持されることによって、押し棒263と固
定関係にある。すなわち、前述したエアシリンダ24に
よる昇降動作は、これらが打ち込みユニット12のフレ
ーム部分12aに対して一体的に摺動することで行われ
るようになっている。
【0017】圧入治具262は、下端面がXY平面(水
平面)と平行な板形状を有する係止部材262aと、こ
の係止部材262aの下端面から突出した保持棒262
bとで主に構成されている。保持棒262bは、中心部
に貫通孔が形成されており、この貫通孔を介して空気吸
引が行われることで、貫通孔が開口した先端(下端)部
分でピンを保持するようになっている。
平面)と平行な板形状を有する係止部材262aと、こ
の係止部材262aの下端面から突出した保持棒262
bとで主に構成されている。保持棒262bは、中心部
に貫通孔が形成されており、この貫通孔を介して空気吸
引が行われることで、貫通孔が開口した先端(下端)部
分でピンを保持するようになっている。
【0018】振動アクチュエータ261は、高周波、例
えば、数100Hz〜10kHzの振動数の振動を発生
させるもので、発生した振動が押し棒263やクランプ
機構263aの一部を介して圧入治具262に伝達され
ることで保持棒262bに保持されたピンを振動させる
ようになっている。本実施例では、振動源として圧電素
子を使用し、印加する電圧を変化させることで、振動数
が変化するようになっている。振動アクチュエータ26
1による振動の方向は、Z軸方向、すなわち昇降部26
が昇降する方向である。
えば、数100Hz〜10kHzの振動数の振動を発生
させるもので、発生した振動が押し棒263やクランプ
機構263aの一部を介して圧入治具262に伝達され
ることで保持棒262bに保持されたピンを振動させる
ようになっている。本実施例では、振動源として圧電素
子を使用し、印加する電圧を変化させることで、振動数
が変化するようになっている。振動アクチュエータ26
1による振動の方向は、Z軸方向、すなわち昇降部26
が昇降する方向である。
【0019】一方、図1に示すように、ワーク載置部B
は、ピンの打ち込み作業が行われる打ち込み作業台30
と、一端が打ち込み作業台30の上面よりも上方に突出
した棒状の可変ストッパ32と、この可変ストッパ32
を上下動させる上下動機構34と、これら上下動機構3
4や打ち込み作業台30等が固定された可動テーブル3
5と、この可動テーブル35を図示しないボールねじ機
構等によってY軸方向(図2参照)に移動させるY軸テ
ーブル機構36とを備えている。
は、ピンの打ち込み作業が行われる打ち込み作業台30
と、一端が打ち込み作業台30の上面よりも上方に突出
した棒状の可変ストッパ32と、この可変ストッパ32
を上下動させる上下動機構34と、これら上下動機構3
4や打ち込み作業台30等が固定された可動テーブル3
5と、この可動テーブル35を図示しないボールねじ機
構等によってY軸方向(図2参照)に移動させるY軸テ
ーブル機構36とを備えている。
【0020】図2に示すように、打ち込み作業台30に
は、地板Wが載置される治具盤38が配設されている。
図2では、治具盤38の左側のみに地板Wのみが示され
ているが、右側にも地板Wが載置されるようになってい
る。可変ストッパ32は、打ち込みユニット12による
ピンの打ち込み時に、係止部材262aの下端面と当接
することで、保持棒262bの下端位置を規制するもの
であり、この可変ストッパ32の突出量によって、打ち
込まれるピンの深さが決定されるようになっている。ま
た、図示しないが、上下動機構34は、可変ストッパ3
2の一部に形成された雄ねじと螺合するねじ部を有し、
可変ストッパ32を回転させることで、これを、例えば
ミクロン単位で上下動させるようになっている。可変ス
トッパ32の回転は、図示しないモータ(例えばパルス
モータ等)によって行われ、可変ストッパ32の上端位
置、すなわち、打ち込まれるピンの深さ(高さ)は、こ
の図示しないモータの駆動を制御することで調整される
ようになっている。
は、地板Wが載置される治具盤38が配設されている。
図2では、治具盤38の左側のみに地板Wのみが示され
ているが、右側にも地板Wが載置されるようになってい
る。可変ストッパ32は、打ち込みユニット12による
ピンの打ち込み時に、係止部材262aの下端面と当接
することで、保持棒262bの下端位置を規制するもの
であり、この可変ストッパ32の突出量によって、打ち
込まれるピンの深さが決定されるようになっている。ま
た、図示しないが、上下動機構34は、可変ストッパ3
2の一部に形成された雄ねじと螺合するねじ部を有し、
可変ストッパ32を回転させることで、これを、例えば
ミクロン単位で上下動させるようになっている。可変ス
トッパ32の回転は、図示しないモータ(例えばパルス
モータ等)によって行われ、可変ストッパ32の上端位
置、すなわち、打ち込まれるピンの深さ(高さ)は、こ
の図示しないモータの駆動を制御することで調整される
ようになっている。
【0021】また、治具盤38の両側には、可変ストッ
パ32と並んで2本の支持バー40、40が設けられて
いる。これら支持バー40は、その下部において、例え
ば油圧式のショックアブソーバ等により上下動可能に支
持されており、下方に所定以上の押圧力が加わることで
降下し、打ち込み作業台30からの突出量が変化するよ
うになっている。
パ32と並んで2本の支持バー40、40が設けられて
いる。これら支持バー40は、その下部において、例え
ば油圧式のショックアブソーバ等により上下動可能に支
持されており、下方に所定以上の押圧力が加わることで
降下し、打ち込み作業台30からの突出量が変化するよ
うになっている。
【0022】また、ワーク載置部Bには、下側撮像ユニ
ット42が設けられている。この下側撮像ユニット42
は、その直上方に、X軸テーブル機構16によって打ち
込みユニット12が移動されることで、圧入治具262
の保持棒262bに保持されたピンを下側から撮像し
て、ピンの姿勢等を検査するためのものである。
ット42が設けられている。この下側撮像ユニット42
は、その直上方に、X軸テーブル機構16によって打ち
込みユニット12が移動されることで、圧入治具262
の保持棒262bに保持されたピンを下側から撮像し
て、ピンの姿勢等を検査するためのものである。
【0023】なお、本実施例では、打ち込みユニット1
2の移動範囲内に、ピン等の部品を供給するパーツフィ
ーダ等が設置されている。また、部品組立装置10と隣
接した位置には、組み立て前の地板Wを打ち込み作業台
30上に載置したり、ピンの打ち込み等の作業が終了し
た地板Wを打ち込み作業台30上から次工程へと搬送し
たりする搬送ロボット等も配置されている。
2の移動範囲内に、ピン等の部品を供給するパーツフィ
ーダ等が設置されている。また、部品組立装置10と隣
接した位置には、組み立て前の地板Wを打ち込み作業台
30上に載置したり、ピンの打ち込み等の作業が終了し
た地板Wを打ち込み作業台30上から次工程へと搬送し
たりする搬送ロボット等も配置されている。
【0024】図3は、部品組立装置10の制御系の一部
を表したものである。この図に示すように、部品組立装
置10は、例えばNC装置(数値制御装置)等の制御装
置50を備えている。この制御装置50は、所定のプロ
グラムに従って各駆動部の制御を行うものであり、振動
アクチュエータ駆動部52と、X軸モータ駆動部54
と、Y軸モータ駆動部56と、エアシリンダ駆動部57
と、ストッパ用モータ駆動部59が接続されている。
を表したものである。この図に示すように、部品組立装
置10は、例えばNC装置(数値制御装置)等の制御装
置50を備えている。この制御装置50は、所定のプロ
グラムに従って各駆動部の制御を行うものであり、振動
アクチュエータ駆動部52と、X軸モータ駆動部54
と、Y軸モータ駆動部56と、エアシリンダ駆動部57
と、ストッパ用モータ駆動部59が接続されている。
【0025】振動アクチュエータ駆動部52は、振動ア
クチュエータ261を駆動するものであり、制御装置5
0からの指令に基づいて圧電素子に印加する電圧を変化
させることで、振動アクチュエータ261によって生じ
る振動の強さを制御するようになっている。
クチュエータ261を駆動するものであり、制御装置5
0からの指令に基づいて圧電素子に印加する電圧を変化
させることで、振動アクチュエータ261によって生じ
る振動の強さを制御するようになっている。
【0026】X軸モータ駆動部54は、X軸テーブル機
構16の図示しないボールねじ機構におけるX軸モータ
58を駆動させるものであり、制御装置50からの指令
に基づいてX軸モータ58の駆動を制御することで、可
動テーブル20を所定の位置に移動させるようになって
いる。
構16の図示しないボールねじ機構におけるX軸モータ
58を駆動させるものであり、制御装置50からの指令
に基づいてX軸モータ58の駆動を制御することで、可
動テーブル20を所定の位置に移動させるようになって
いる。
【0027】また、Y軸モータ駆動部56は、Y軸テー
ブル機構36の図示しないボールねじ機構におけるY軸
モータ60を駆動させるものである。このY軸モータ駆
動部56も制御装置50の指令に基づいてY軸モータ6
0を駆動させることで、可動テーブル35を所定の位置
に移動させるようになっている。
ブル機構36の図示しないボールねじ機構におけるY軸
モータ60を駆動させるものである。このY軸モータ駆
動部56も制御装置50の指令に基づいてY軸モータ6
0を駆動させることで、可動テーブル35を所定の位置
に移動させるようになっている。
【0028】エアシリンダ駆動部57は、各打ち込みユ
ニット12のエアシリンダ24のエア圧を制御装置50
からの指令に基づいて制御するもので、例えば、図示し
ない弁機構やポンプ等を駆動させることで、エア圧の制
御を行うようになっている。また、ストッパ用モータ駆
動部59は、上下動機構34において可変ストッパ32
を回転させるストッパ用モータ61を駆動させるもの
で、制御装置50の制御に基づいてストッパ用モータ6
1を駆動することで、可変ストッパ32の上端を所定の
位置にするようになっている。
ニット12のエアシリンダ24のエア圧を制御装置50
からの指令に基づいて制御するもので、例えば、図示し
ない弁機構やポンプ等を駆動させることで、エア圧の制
御を行うようになっている。また、ストッパ用モータ駆
動部59は、上下動機構34において可変ストッパ32
を回転させるストッパ用モータ61を駆動させるもの
で、制御装置50の制御に基づいてストッパ用モータ6
1を駆動することで、可変ストッパ32の上端を所定の
位置にするようになっている。
【0029】なお、制御装置50は、各部の駆動状態を
認識するようになっており、例えば、可動テーブル2
0、35等の位置を測定する位置センサの出力に基づい
て、X軸モータ駆動部54やY軸モータ駆動部56の駆
動をフィードバック制御するようになっている。また、
図示しないが、制御装置50は、上側撮像ユニット14
や下側撮像ユニット42で捉えた画像を解析する画像処
理装置52と接続されており、画像処理装置52での解
析結果をモニタすることで、地板Wの姿勢や打ち込まれ
たピンの位置、及び保持棒262bに保持されているピ
ンの姿勢等を検証するようになっている。
認識するようになっており、例えば、可動テーブル2
0、35等の位置を測定する位置センサの出力に基づい
て、X軸モータ駆動部54やY軸モータ駆動部56の駆
動をフィードバック制御するようになっている。また、
図示しないが、制御装置50は、上側撮像ユニット14
や下側撮像ユニット42で捉えた画像を解析する画像処
理装置52と接続されており、画像処理装置52での解
析結果をモニタすることで、地板Wの姿勢や打ち込まれ
たピンの位置、及び保持棒262bに保持されているピ
ンの姿勢等を検証するようになっている。
【0030】次に、このように構成された実施例の動作
について説明する。まず、部品組立装置10では、図示
しない搬送ロボット等によって、打ち込み作業台30上
に、図2に示すように地板Wが載置される。地板Wの載
置が完了したら、制御装置50はX軸テーブル機構16
によって可動テーブル20をX軸方向に移動させ、上側
撮像ユニット14を治具盤38の直上方に位置させる。
そして、上側撮像ユニット14で地板Wを撮像し、その
画像データを図示しない画像処理装置で解析すること
で、制御装置50は、解析結果から地板Wの位置や姿勢
を検証する。
について説明する。まず、部品組立装置10では、図示
しない搬送ロボット等によって、打ち込み作業台30上
に、図2に示すように地板Wが載置される。地板Wの載
置が完了したら、制御装置50はX軸テーブル機構16
によって可動テーブル20をX軸方向に移動させ、上側
撮像ユニット14を治具盤38の直上方に位置させる。
そして、上側撮像ユニット14で地板Wを撮像し、その
画像データを図示しない画像処理装置で解析すること
で、制御装置50は、解析結果から地板Wの位置や姿勢
を検証する。
【0031】地板Wが所定の位置及び姿勢で載置されて
いなかった場合等には、例えば、表示ランプを点灯させ
たり、あるいは、アラームを鳴らす等して、作業者に不
良状態を知らせる。一方、地板Wが所定の状態で載置さ
れていた場合には、制御装置50が可動テーブル20を
X軸方向に移動させ、図示しないパーツフィーダ等によ
ってピンが供給される位置の直上方まで打ち込みユニッ
ト12を移動させる。そして、エアシリンダ24によっ
て圧入治具262の保持棒262bを、ピンの供給高さ
まで降下させて、保持棒262bでピンを保持し、再び
図示する高さまで上昇させる。この動作を3つの打ち込
みユニット12について順次行うことで、打ち込み作業
部Aとしては、計3つのピンがそれぞれの保持棒262
bに保持される。なお、保持するピンの数は、打ち込ま
なければならないピンの総数や作業効率等を考慮して変
えてもよく、例えば、打ち込みユニット12のいずれか
1つを駆動して1つのピンだけを保持してもよい。ま
た、可動テーブル20に更に多くの打ち込みユニットを
設けることで、4つ以上のピンを保持できるようにして
もよい。
いなかった場合等には、例えば、表示ランプを点灯させ
たり、あるいは、アラームを鳴らす等して、作業者に不
良状態を知らせる。一方、地板Wが所定の状態で載置さ
れていた場合には、制御装置50が可動テーブル20を
X軸方向に移動させ、図示しないパーツフィーダ等によ
ってピンが供給される位置の直上方まで打ち込みユニッ
ト12を移動させる。そして、エアシリンダ24によっ
て圧入治具262の保持棒262bを、ピンの供給高さ
まで降下させて、保持棒262bでピンを保持し、再び
図示する高さまで上昇させる。この動作を3つの打ち込
みユニット12について順次行うことで、打ち込み作業
部Aとしては、計3つのピンがそれぞれの保持棒262
bに保持される。なお、保持するピンの数は、打ち込ま
なければならないピンの総数や作業効率等を考慮して変
えてもよく、例えば、打ち込みユニット12のいずれか
1つを駆動して1つのピンだけを保持してもよい。ま
た、可動テーブル20に更に多くの打ち込みユニットを
設けることで、4つ以上のピンを保持できるようにして
もよい。
【0032】次に、制御装置50は、保持棒262bで
ピンを保持した打ち込みユニット12をX軸テーブル機
構16によって下側撮像ユニット42の直上方に移動さ
せ、保持棒262bに保持されたピンを下から撮像させ
る。そして、この画像データを図示しない画像処理装置
で解析することで、制御装置50は、その解析結果から
ピンの有無や姿勢を判断する。
ピンを保持した打ち込みユニット12をX軸テーブル機
構16によって下側撮像ユニット42の直上方に移動さ
せ、保持棒262bに保持されたピンを下から撮像させ
る。そして、この画像データを図示しない画像処理装置
で解析することで、制御装置50は、その解析結果から
ピンの有無や姿勢を判断する。
【0033】ピンが傾いていたり、あるいはずれていた
りして、正確に保持棒262bに保持されていなかった
場合には、例えば、表示ランプを点灯させる等して作業
者に不良状態を知らせる。一方、正確に保持されていた
場合には、X軸テーブル機構16によって打ち込み作業
台30の直上方に打ち込みユニット12を移動させる。
そして、地板Wへのピンの打ち込みを行う。
りして、正確に保持棒262bに保持されていなかった
場合には、例えば、表示ランプを点灯させる等して作業
者に不良状態を知らせる。一方、正確に保持されていた
場合には、X軸テーブル機構16によって打ち込み作業
台30の直上方に打ち込みユニット12を移動させる。
そして、地板Wへのピンの打ち込みを行う。
【0034】打ち込み作業では、まず、上下動機構34
により可変ストッパ32の先端を所定の高さにする。こ
のときの高さは、ピンを地板Wに打ち込む深さに対応し
て決定する。そして、X軸テーブル機構16とY軸テー
ブル機構36の駆動を制御することで、所定のピンの打
ち込み箇所、すなわち打ち込み用の穴が形成された位置
に保持棒262bの位置を合わせる。
により可変ストッパ32の先端を所定の高さにする。こ
のときの高さは、ピンを地板Wに打ち込む深さに対応し
て決定する。そして、X軸テーブル機構16とY軸テー
ブル機構36の駆動を制御することで、所定のピンの打
ち込み箇所、すなわち打ち込み用の穴が形成された位置
に保持棒262bの位置を合わせる。
【0035】保持棒262bをピンの打ち込み位置に合
わせたら、制御装置50は、振動アクチュエータ駆動部
52に所定の制御信号を供給することで、所定の振幅や
振動数等で、振動アクチュエータ261を振動させる。
この振動は、押し棒263、及びクランプ機構263a
の一部を介して圧入治具262の保持棒262bに伝達
され、先端に保持されたピン(図示せず)を振動させ
る。
わせたら、制御装置50は、振動アクチュエータ駆動部
52に所定の制御信号を供給することで、所定の振幅や
振動数等で、振動アクチュエータ261を振動させる。
この振動は、押し棒263、及びクランプ機構263a
の一部を介して圧入治具262の保持棒262bに伝達
され、先端に保持されたピン(図示せず)を振動させ
る。
【0036】なお、本実施例では、このときの振動を、
振動数が数100Hz〜10kHzの高周波とする。ま
た、振動の強さは、ピンの大きさ(径)や材質等に応じ
て決定され、これは予め制御装置50に設定されてい
る。次に、制御装置50は、エアシリンダ24によっ
て、圧入治具262の係止部材262aが可変ストッパ
32の先端に当接する位置まで昇降部26を降下させ
る。
振動数が数100Hz〜10kHzの高周波とする。ま
た、振動の強さは、ピンの大きさ(径)や材質等に応じ
て決定され、これは予め制御装置50に設定されてい
る。次に、制御装置50は、エアシリンダ24によっ
て、圧入治具262の係止部材262aが可変ストッパ
32の先端に当接する位置まで昇降部26を降下させ
る。
【0037】この昇降部26の降下においては、まず、
係止部材262aの下端面が支持バー40と当接し、保
持棒262bに保持されたピンが地板Wの上面と当接す
る。そして、係止部材262aが支持バー40を押し下
げながらゆっくりと降下することで、ピンが振動しなが
ら地板Wの打ち込み用穴に押し込まれる。
係止部材262aの下端面が支持バー40と当接し、保
持棒262bに保持されたピンが地板Wの上面と当接す
る。そして、係止部材262aが支持バー40を押し下
げながらゆっくりと降下することで、ピンが振動しなが
ら地板Wの打ち込み用穴に押し込まれる。
【0038】但し、このときの打ち込み摩擦は、ピンの
振動によって低減しているので、係止部材262aは、
エアシリンダ24による押圧力のみで、可変ストッパ3
2と当接する下端高さまで降下する。これにより、ピン
は、可変ストッパ32の高さに対応した深さだけ、正確
に地板W内に押し込まれる。
振動によって低減しているので、係止部材262aは、
エアシリンダ24による押圧力のみで、可変ストッパ3
2と当接する下端高さまで降下する。これにより、ピン
は、可変ストッパ32の高さに対応した深さだけ、正確
に地板W内に押し込まれる。
【0039】エアシリンダ24によって係止部材262
aが可変ストッパ32と当接する高さまで降下したら、
制御装置50は、昇降部26の降下を停止し、保持棒2
62bによるエア吸引を停止させると共に、エアシリン
ダ24のエア圧を変化させることで昇降部26を上昇さ
せる。これにより、地板W内に下端部が押し込まれたピ
ンは、圧入治具262から離脱され、1本のピンについ
ての打ち込み作業が終了する。
aが可変ストッパ32と当接する高さまで降下したら、
制御装置50は、昇降部26の降下を停止し、保持棒2
62bによるエア吸引を停止させると共に、エアシリン
ダ24のエア圧を変化させることで昇降部26を上昇さ
せる。これにより、地板W内に下端部が押し込まれたピ
ンは、圧入治具262から離脱され、1本のピンについ
ての打ち込み作業が終了する。
【0040】以上のピンの保持、搬送、及び地板Wの打
ち込み等は、1枚の地板Wについて打ち込む必要のある
全てのピンについてそれぞれ行われる。例えば、15本
のピンを打ち込む必要がある場合には、3つの打ち込み
ユニット12、12、12で3つづつピンの搬送や打ち
込み等をするとして、以上の動作を5回繰り返す。
ち込み等は、1枚の地板Wについて打ち込む必要のある
全てのピンについてそれぞれ行われる。例えば、15本
のピンを打ち込む必要がある場合には、3つの打ち込み
ユニット12、12、12で3つづつピンの搬送や打ち
込み等をするとして、以上の動作を5回繰り返す。
【0041】また、本実施例では、振動アクチュエータ
261によって振動するピンの振幅が、要求されるピン
の高さ(深さ)精度の許容範囲より十分小さくなるよう
に、振動アクチュエータ261の駆動が制御される。例
えば、ピンの高さ精度が目標高さに対して±10μmの
範囲で求められる場合は、10μmより十分小さい振幅
値でピンを振動させる。これにより、エアシリンダ24
による押し込み量に応じた正確なピンの高さ制御が可能
となる。
261によって振動するピンの振幅が、要求されるピン
の高さ(深さ)精度の許容範囲より十分小さくなるよう
に、振動アクチュエータ261の駆動が制御される。例
えば、ピンの高さ精度が目標高さに対して±10μmの
範囲で求められる場合は、10μmより十分小さい振幅
値でピンを振動させる。これにより、エアシリンダ24
による押し込み量に応じた正確なピンの高さ制御が可能
となる。
【0042】以上説明したように、本実施例では、ピン
を振動させながら地板Wに打ち込むので、従来のような
叩き込みを行わずに、エアシリンダ24による押し込み
動作のみで、目標高さまでピンを打ち込むことができ
る。従って、叩き込みによる位置ずれやピンや地板Wの
損傷を防止することができる。
を振動させながら地板Wに打ち込むので、従来のような
叩き込みを行わずに、エアシリンダ24による押し込み
動作のみで、目標高さまでピンを打ち込むことができ
る。従って、叩き込みによる位置ずれやピンや地板Wの
損傷を防止することができる。
【0043】また、本実施例では、振動アクチュエータ
261の振動源として、外部からの制御により振動の強
さを変えることが可能な圧電素子を使用しているので、
ピンの大きさ(径)や材質等が変わっても、圧電素子に
加える電圧を変化させればよい。すなわち、ピンの種類
に応じたツーリング変更が容易である。また、ピンの種
類毎に専用機化する必要がないため、装置の製造コスト
を低くすることができる。
261の振動源として、外部からの制御により振動の強
さを変えることが可能な圧電素子を使用しているので、
ピンの大きさ(径)や材質等が変わっても、圧電素子に
加える電圧を変化させればよい。すなわち、ピンの種類
に応じたツーリング変更が容易である。また、ピンの種
類毎に専用機化する必要がないため、装置の製造コスト
を低くすることができる。
【0044】更に、振動源を構造が簡単な圧電素子とし
ているので、打ち込みユニット12aの機械的構造が簡
易であり、装置の製造コストを低くすることができる。
なお、以上の実施例では、振動アクチュエータ261の
振動源として圧電素子を使用したが、他の振動源を用い
てもよい。例えば、電磁石と板ばねによって振動を発生
させるもの、あるいは、重心から偏心した回転中心を持
つアンバランスウエイトを回転させることで振動を発生
させるもの等を使用してもよい。
ているので、打ち込みユニット12aの機械的構造が簡
易であり、装置の製造コストを低くすることができる。
なお、以上の実施例では、振動アクチュエータ261の
振動源として圧電素子を使用したが、他の振動源を用い
てもよい。例えば、電磁石と板ばねによって振動を発生
させるもの、あるいは、重心から偏心した回転中心を持
つアンバランスウエイトを回転させることで振動を発生
させるもの等を使用してもよい。
【0045】また、振動アクチュエータ261は、10
0Hz前後の振動や、10kHz以上の振動を発生させ
るものであってもよい。例えば、80Hz、20kH、
50kHz、1MHz以上の高周波を発生させるもので
あってもよい。以上の実施例では、部品組立装置10
が、時計の地板Wにピンを打ち込む作業を行うものであ
ったが、本発明は、時計以外の組み立て作業、例えば、
他の計器類の組み立て作業を行う部品組立装置において
も適用することができる。
0Hz前後の振動や、10kHz以上の振動を発生させ
るものであってもよい。例えば、80Hz、20kH、
50kHz、1MHz以上の高周波を発生させるもので
あってもよい。以上の実施例では、部品組立装置10
が、時計の地板Wにピンを打ち込む作業を行うものであ
ったが、本発明は、時計以外の組み立て作業、例えば、
他の計器類の組み立て作業を行う部品組立装置において
も適用することができる。
【0046】また、押し込み動作をするための駆動源と
しては、エアシリンダ24以外に、オイルシリンダや、
モータやボールねじ等で構成された駆動機構を使用して
もよい。
しては、エアシリンダ24以外に、オイルシリンダや、
モータやボールねじ等で構成された駆動機構を使用して
もよい。
【0047】
【発明の効果】請求項1、4、及び5記載の発明によれ
ば、打ち込み時の位置ずれを防止し、傷をつけない打ち
込み作業を行うことができる。請求項2、及び3記載の
発明によれば、打ち込み部品の種類に対して、製造コス
トを上昇させることなく対応することができる。
ば、打ち込み時の位置ずれを防止し、傷をつけない打ち
込み作業を行うことができる。請求項2、及び3記載の
発明によれば、打ち込み部品の種類に対して、製造コス
トを上昇させることなく対応することができる。
【図1】本発明の一実施例による部品組立装置を示した
正面図である。
正面図である。
【図2】同装置の一部を示した側面図である。
【図3】同装置の制御系の一部を示したブロック図であ
る。
る。
10 部品組立装置 12 打ち込みユニット 14 上側撮像ユニット 16 X軸テーブル機構 20 可動テーブル 24 エアシリンダ 26 昇降部 261 振動アクチュエータ 262 圧入治具 262a 係止部材 262b 保持棒 263 押し棒 30 打ち込み作業台 32 可変ストッパ 34 上下動機構 36 Y軸テーブル機構 38 治具盤 40 支持バー 42 下側撮像ユニット 52 振動アクチュエータ駆動部 54 X軸モータ駆動部 56 Y軸モータ駆動部 57 エアシリンダ駆動部 58 X軸モータ 59 ストッパ用モータ駆動部 60 Y軸モータ 61 ストッパ用モータ A 打ち込み作業部 B ワーク載置部 W 地板
Claims (5)
- 【請求項1】 ベース部品に被打ち込み部品を打ち込む
部品組立装置であって、 前記被打ち込み部品を振動させる振動手段と、 この振動手段によって振動した前記被打ち込み部品を前
記ベース部品内に押し込む押し込み手段とを具備するこ
とを特徴とする部品組立装置。 - 【請求項2】 前記振動手段が前記被打ち込み部品を振
動させる強さを可変にしたことを特徴とする請求項1記
載の部品組立装置。 - 【請求項3】 前記振動手段は、振動源として圧電素子
を有していることを特徴とする請求項2記載の部品組立
装置。 - 【請求項4】 前記振動手段は、100Hz以上の振動
数で前記被打ち込み部品を振動させることを特徴とする
請求項1記載の部品組立装置。 - 【請求項5】 前記押し込み手段は、前記被打ち込み部
品を保持する保持機構を有していることを特徴とする請
求項1記載の部品組立装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7187546A JPH0929562A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 部品組立装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7187546A JPH0929562A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 部品組立装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0929562A true JPH0929562A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16207978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7187546A Pending JPH0929562A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 部品組立装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0929562A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102319996A (zh) * | 2011-08-16 | 2012-01-18 | 达航工业股份有限公司 | 植销设备及植销方法 |
CN102825446A (zh) * | 2012-09-07 | 2012-12-19 | 达航工业股份有限公司 | 用于上销加工机的控制器 |
CN104827272A (zh) * | 2015-05-20 | 2015-08-12 | 航天科技控股集团股份有限公司 | 汽车仪表装饰圈安装装置 |
JP2018521867A (ja) * | 2015-06-25 | 2018-08-09 | エコール・ポリテクニーク・フェデラル・ドゥ・ローザンヌ (ウ・ペ・エフ・エル)Ecole Polytechnique Federale De Lausanne (Epfl) | 超音波圧入方法 |
-
1995
- 1995-07-24 JP JP7187546A patent/JPH0929562A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102319996A (zh) * | 2011-08-16 | 2012-01-18 | 达航工业股份有限公司 | 植销设备及植销方法 |
CN102825446A (zh) * | 2012-09-07 | 2012-12-19 | 达航工业股份有限公司 | 用于上销加工机的控制器 |
CN104827272A (zh) * | 2015-05-20 | 2015-08-12 | 航天科技控股集团股份有限公司 | 汽车仪表装饰圈安装装置 |
JP2018521867A (ja) * | 2015-06-25 | 2018-08-09 | エコール・ポリテクニーク・フェデラル・ドゥ・ローザンヌ (ウ・ペ・エフ・エル)Ecole Polytechnique Federale De Lausanne (Epfl) | 超音波圧入方法 |
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