JPH0929520A - 管内加工装置 - Google Patents

管内加工装置

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JPH0929520A
JPH0929520A JP18018595A JP18018595A JPH0929520A JP H0929520 A JPH0929520 A JP H0929520A JP 18018595 A JP18018595 A JP 18018595A JP 18018595 A JP18018595 A JP 18018595A JP H0929520 A JPH0929520 A JP H0929520A
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JP
Japan
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pipe
processing unit
processing
tubular body
tool
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Application number
JP18018595A
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English (en)
Inventor
Tadao Minuma
忠雄 三沼
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Publication of JPH0929520A publication Critical patent/JPH0929520A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/18Appliances for use in repairing pipes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 上下方向に延びる管体から分岐された複数の
各枝管の管内開口部の切削加工や研削加工を機械的に行
い得る管内加工装置を提供する。 【解決手段】 先端に切削バイト16や研削ブラシ97
を回転可能に装備し且つ基端に反力受け部22を装備し
て管体1の直径方向に伸縮し得るよう構成された加工ユ
ニット4A,4Bと、該加工ユニット4A,4Bを昇降
可能に且つ管体1周方向に回転可能に保持して管体1内
に吊り降ろし得るよう構成された管内位置決め装置とに
より管内加工装置を構成する。作業員が侵入することが
実質的に不可能な管体1に対し、加工ユニット4A,4
Bを管内位置決め装置に保持させて管体1内に吊り降ろ
し、位置決めした上で伸長して反力受け部22により反
力を管体1に受けさせながら切削や研削を機械的に行わ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管内加工装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば縦置式のシェル・アンド・チュー
ブ形熱交換器のセンタパイプ等の如く複数の枝管を分岐
した管体では、各枝管のうちの何本かに減肉やクラック
等の損傷が発見された場合に、損傷した枝管の管内開口
部にプラグを詰めて溶接することにより流路を塞ぐとい
う補修手段がとられており、斯かる補修手段を施す前処
理として、前記損傷した枝管の管内開口部をプラグの形
状に対応するよう切削加工し、更に切削面のばり等を除
去する為に研削加工する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上下方
向に長尺で且つ内径が比較的小さな管体では、作業員が
管体内に侵入して切削加工や研削加工を行うことが実質
的に不可能であるケースが多いという不具合があった。
【0004】本発明は、上述の実情に鑑みて成したもの
で、上下方向に延びる管体から分岐された複数の各枝管
の管内開口部の切削加工や研削加工を機械的に行い得る
管内加工装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上下方向に延
びる管体から分岐された複数の枝管の管内開口部を切削
又は研削する管内加工装置であって、先端に加工具を回
転可能に装備し且つ基端に反力受け部を装備して前記管
体の直径方向に伸縮し得るよう構成された加工ユニット
と、該加工ユニットを昇降可能に且つ前記管体周方向に
回転可能に保持して前記管体内に吊り降ろし得るよう構
成された管内位置決め装置とを備えたことを特徴とする
ものである。
【0006】また、前記加工ユニットの伸長速度を加工
具が所定位置まで進出した段階で低減する減速機構を備
えることが好ましい。
【0007】更に、前記加工ユニットの先端には、加工
具周囲を包囲して削り粉を捕集する為の防塵カバーを備
えると良い。
【0008】また、前記管内位置決め装置の上下方向に
複数の加工ユニットを多段に配置し、各加工ユニットを
個別に伸縮作動し得るよう構成すると共に、各加工ユニ
ットの加工具を共通の駆動装置により連動回転し得るよ
う構成することも可能である。
【0009】更に、前記加工ユニットの加工具は、切削
バイトであっても研削ブラシであっても良い。
【0010】従って本発明では、作業員が侵入して切削
加工や研削加工を行うことが実質的に不可能な管体に対
し、加工ユニットを管内位置決め装置に保持させて管体
内に吊り降ろし、管内位置決め装置によって加工ユニッ
トを上下方向及び管内周方向に移動して各枝管の管内開
口部に対し位置決めし、加工ユニットを管体の直径方向
に伸張して基端側の反力受け部により反力を受けさせな
がら先端側の加工具により前記各枝管の管内開口部に対
し切削加工や研削加工を機械的に行わせる。
【0011】また、加工ユニットの伸長速度を加工具が
所定位置まで進出した段階で低減する減速機構を備えた
場合には、加工ユニットを速やかに伸長し且つ枝管の管
内開口部に対しては衝撃を与えることなく減速して加工
具を到達させることが可能となる。
【0012】更に、加工ユニットの先端に、加工具周囲
を包囲して削り粉を捕集する為の防塵カバーを備えた場
合には、切削や研削により生じた削り粉が防塵カバーに
より捕集されるので、管体内に削り粉が飛散しない。
【0013】また、管内位置決め装置の上下方向に複数
の加工ユニットを多段に配置し、各加工ユニットを個別
に伸縮作動し得るよう構成すると共に、各加工ユニット
の加工具を共通の駆動装置により連動回転し得るよう構
成した場合には、個々の加工ユニットに駆動装置を備え
る場合と比較して各加工ユニットの周辺構造の大幅なコ
ンパクト化が図られる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照しつつ説明する。
【0015】図1〜図11は本発明を実施する形態の一
例を示すもので、図中1は切削加工や研削加工を行う対
象である上下方向に延びる管体を示し、本形態例におい
ては、縦置式のシェル・アンド・チューブ形熱交換器の
センタパイプの場合を例示しており、前記管体1の下方
位置からは多数の枝管2(伝熱管)が分岐されている。
【0016】前記管体1の内部には、切削加工又は研削
加工を機械的に行い得る加工ユニット4A,4Bを保持
し且つ両加工ユニット4A,4Bと前記各枝管2の管内
開口部3との上下方向及び管体1周方向における位置決
めを行う管内位置決め装置5が吊り降ろされている。
【0017】ここで、前記加工ユニット4A,4Bにつ
いて詳述する前に、前記管内位置決め装置5について以
下に詳述すると、この管内位置決め装置5は、上下方向
位置決めブロック6と、周方向位置決めブロック7と、
回動基準ブロック8とにより構成されている。
【0018】前記上下方向位置決めブロック6は、加工
ユニット4A,4Bを担持した昇降体9を備えており、
この昇降体9は、上部ベース10と下部ベース11との
間に配設された複数本(図中四本)の昇降ガイド軸12
によって上下方向に案内されるようになっている。
【0019】また、前記上部ベース10の上側位置に
は、回転自在に保持したナット13を回転駆動すること
により該ナット13に螺合されているスクリューロッド
14を下向きに出没し得るように構成した上下方向位置
決めモータ15が配設されており、前記スクリューロッ
ド14の下端は、前記上部ベース10の中心部を貫通し
て昇降体9の上端に連結されている。
【0020】更に、前記上部ベース10には、上下方向
位置決めブロック6全体を管体1の内周面に位置固定す
る為のクランプ機構25が設けられており、このクラン
プ機構25は、上部ベース10の相反する半径方向に向
け開口した一対のシリンダ26と、両シリンダ26内に
摺動自在に嵌合したピストン27と、両ピストン27の
外側面に取付けたゴムシュー28とにより構成され、前
記ピストン27を空気圧によって出没作動し得るように
してある。
【0021】また、前記下部ベース11下面の中心部に
は、回動軸29が下向きに突設されており、該回動軸2
9の上下方向中途部における周方向複数箇所及び下端に
は、鋼球30,31が夫々転動自在に備えられている。
【0022】ここで、前記回動軸29は、上下方向位置
決めブロック6の下部に配置した回動基準ブロック8の
軸ホルダ32に対し抜脱自在に嵌挿されて回動自在に軸
支されているが、本形態例においては、前記回動基準ブ
ロック8の軸ホルダ32に対し回動軸29を一体に固定
する為のロック機構33が以下に詳述する如く設けられ
ている。
【0023】即ち、前記回動軸29は、前記鋼球30,
31を備えた外筒34と、下部ベース11側に装備した
エアシリンダ35により前記外筒34内で昇降作動され
るロック軸42とから成る二重構造となっており、前記
ロック軸42の上下方向中途部及び下端には小径部3
6,37が夫々形成され、且つ前記外筒34側における
前記ロック軸42の各小径部36,37に対応する位置
には、該各小径部36,37を取り囲むように複数の鋼
球38,39が半径方向外側に移動自在に保持されてお
り、しかも、前記回動基準ブロック8の軸ホルダ32内
周面における前記各鋼球38,39と対峙する位置に
は、各鋼球38,39を嵌合し得るよう複数の垂直溝4
0と環状の水平溝41とが形成されていて、前記エアシ
リンダ35によりロック軸42を押し下げて各鋼球3
8,39を前記軸ホルダ32内周面の垂直溝40と水平
溝41とに夫々嵌め込むことにより、前記回動基準ブロ
ック8の軸ホルダ32に対し回動軸29を一体に固定で
きるようにしてある。
【0024】また、前記回動基準ブロック8の軸ホルダ
32は、キー43を介して垂直ガイド溝44と係合され
ており、該垂直ガイド溝44により規定される範囲内で
昇降し得るようにしてある。
【0025】更に、前記回動基準ブロック8には、回動
基準ブロック8全体を管体1の内周面に位置固定する為
のクランプ機構45が設けられており、このクランプ機
構45は、軸ホルダ32を中心とする放射方向三方に向
け開口した摺動孔46と、各摺動孔46に摺動自在に収
容された摺動部材47と、各摺動部材47の外側端に取
付けたゴムシュー48と、前記各摺動部材47の内側端
に取付けたガイドローラ49と、前記各摺動部材47を
前記軸ホルダ32側に向け付勢する板バネ50と、前記
軸ホルダ32の下部に形成したカム凹部51とにより構
成され、前記軸ホルダ32の回動基準ブロック8に対す
る昇降によって前記各ゴムシュー48を出没作動し得る
ようにしてある。
【0026】また、回動基準ブロック8上面の周方向適
宜位置には、回動原点52が設けられ、上下方向位置決
めブロック6下面の周方向適宜位置には、前記回動原点
52に対峙したことを検出し得る回動原点センサ53が
設けられており、これら回動原点52と回動原点センサ
53とにより構成される回動原点検出機構54によっ
て、回動基準ブロック8に対する上下方向位置決めブロ
ック6の相対的な回動原点位置を検出し得るようになっ
ている。
【0027】更に、回動基準ブロック8の適宜位置に
は、上下方向に貫通する覗き孔55が穿設されており、
且つ上下方向位置決めブロック6の下部ベース11に
は、前記回動原点52と回動原点センサ53とが対峙し
た状態となった際に前記覗き孔55を通して管体1底部
の周方向適宜位置に予め形成しておいた基準線56を撮
影し得るよう基準線確認カメラ57が備えられている。
【0028】また、上下方向位置決めブロック6の上部
に配置される周方向位置決めブロック7の上下方向中間
部には、前記上下方向位置決めブロック6の上端に連結
された回動シャフト58を減速機59を介して回転し得
るように構成した周方向位置決めモータ60が固定設置
されており、前記周方向位置決めブロック7の上端に
は、図示しない上方のクレーン等から吊り降ろしたワイ
ヤを固縛する為の吊具61が装備されている。
【0029】更に、前記周方向位置決めブロック7にお
ける周方向位置決めモータ60の上側位置には、周方向
位置決めブロック7全体を管体1の内周面に位置固定す
る為のクランプ機構62が設けられており、このクラン
プ機構62は、エアシリンダ63により中間ベース64
の軸心部で昇降作動されるカム部材65と、該カム部材
65を中心とする放射方向三方に向け開口した摺動孔6
6と、各摺動孔66に摺動自在に収容された摺動部材6
7と、各摺動部材67の外側端に取付けたゴムシュー6
8と、前記各摺動部材67の内側端に取付けたガイドロ
ーラ69と、前記各摺動部材67を前記カム部材65側
に向け付勢する板バネ70とにより構成され、前記カム
部材65の中間ベース64に対する昇降によって前記各
ゴムシュー68を摺動孔66から出没作動し得るように
してある。
【0030】また、上下方向位置決めブロック6上面の
周方向適宜位置には、回動原点71が設けられ、周方向
位置決めブロック7下面の周方向適宜位置には、前記回
動原点71に対峙したことを検出し得る回動原点センサ
72が設けられており、これら回動原点71と回動原点
センサ72とにより構成される回動原点検出機構73に
よって、上下方向位置決めブロック6に対する周方向位
置決めブロック7の相対的な回動原点位置を検出し得る
ようになっている。
【0031】尚、図中74は各エアシリンダ63,35
や上下方向位置決めブロック6のクランプ機構25等で
使用する作動用空気のホース継手、75は動力系や信号
系のケーブル継手、76,77は各種系統の電磁弁、7
8は相対的に回動する周方向位置決めブロック7側と上
下方向位置決めブロック6側との電気的な接続を行う為
の電力接続機構、79は相対的に回動する周方向位置決
めブロック7側と上下方向位置決めブロック6側とにお
ける作動用空気等の接続を行う為のロータリ継手、80
は信号線削減装置を示す。
【0032】続いて、以上の如く構成された管内位置決
め装置5により保持されて切削加工又は研削加工を機械
的に行う加工ユニット4A,4Bについて以下に詳述す
る。
【0033】本形態例において、昇降体9内で上下二段
に配置されている加工ユニット4A,4Bのうちの下段
側に配置された加工ユニット4Aは、各枝管2の管内開
口部3の切削作業を行うものであり、先端に加工具であ
る切削バイト16を具備して管体1の直径方向に延びる
スピンドル17が、筒型のピストンロッド部材18内に
回転自在に抱持されており、該ピストンロッド部材18
における切削バイト16に対して反対側の端部には、ピ
ストン部材19が固着されている。
【0034】更に、前記ピストンロッド部材18のピス
トン部材19側部分は、前記スピンドル17と同心状に
延びる筒型のシリンダ部材20によって摺動自在に抱持
されており、このシリンダ部材20は、長手方向の一端
部のみを前記ピストンロッド部材18の中間部外周に摺
動自在に外嵌し且つ他端部側の残りの部分を拡径して前
記ピストン部材19の外側まで延ばした形状となってお
り、前記シリンダ部材20の拡径された部分の内周とピ
ストンロッド部材18の外周との間に油室21が形成さ
れるようになっている。
【0035】また、前記シリンダ部材20の他端部は、
管体1の内周面に沿う円弧形状を外側面に付した反力受
け部22により閉塞されており、該反力受け部22とピ
ストン部材19とシリンダ部材20とにより画定される
空間に空気室23が形成されるようになっている。
【0036】ここで、前記空気室23には、シリンダ部
材20等を穿設して形成した空気流路24(図7参照)
を介して作動用空気が導入されるようになっており、こ
の作動用空気の圧力によって前記シリンダ部材20及び
反力受け部22に対しピストン部材19及びピストンロ
ッド部材18を相対的に進出させて加工ユニット4A全
体を管体1の直径方向に伸長作動し得るようにしてあ
る。
【0037】一方、前記油室21には、ピストンロッド
部材18等を穿設して形成した油流路81(図8参照)
を介して作動油が給排されるようになっており、この油
流路81は、三次元的に穿設されている為に図8におい
ては途中までしか図示されていないが、図8のIX−I
X方向から見た油流路81の断面図である図9を参照す
れば判る通り、前記油流路81は二系統に分岐されてお
り、分岐された一方の系統81aでは、前記油室21か
ら排出される作動油の流れを閉塞する逆止弁82が設け
られ、他方の系統81bでは、前記油室21から排出さ
れる作動油の流れを絞り込むニードル弁83が設けられ
ている。
【0038】ここで、前記逆止弁82の弁体であるボー
ル84は、ピストンロッド部材18と一体に移動するレ
バー85(図8参照)によりピン86を介して弁座87
から離脱されるようになっており、前記ボール84が弁
座87から離脱されている状態では、前記油室21から
の作動油が前記一方の系統81aを通って円滑に流れ出
るようにしてある。
【0039】また、図8に示されている如く、前記レバ
ー85は回転軸88を中心として傾動自在に備えられ、
その一端部が前記ピン86に対する押し込みを行うよう
になっており、他端部は回動自在なガイドローラ89を
介して昇降体9側に固定されているカム部材90に沿う
ようにしてある。
【0040】即ち、前記空気室23に作動用空気を導入
して加工ユニット4A全体を管体1の直径方向に伸長作
動する際に、加工ユニット4Aの伸長速度を加工具であ
る切削バイト16が所定位置まで進出した段階で低減す
る減速機構91が、前述した油流路81における逆止弁
82を備えた系統81a及びニードル弁83を備えた系
統81bと、前記逆止弁82の弁体であるボール84を
ピン86を介して弁座87から離脱させるレバー85
と、該レバー85を傾動操作せしめるカム部材90とに
よって構成されているのである。
【0041】尚、前記油流路81の何れの系統も油タン
ク92(図7参照)に連通しており、該油タンク92内
には、作動油を前記油室21に向け送給する為の自由ピ
ストン93が昇降自在に配設され、該自由ピストン93
自体は上部側に供給される作動用空気の圧力で駆動され
るようになっている。
【0042】また、前記ピストンロッド部材18におけ
る切削バイト16側の端部には、該切削バイト16の向
けられた方向に開口するカップ型の防塵カバー94が、
前記スピンドル17の軸心方向に摺動自在に取り付けら
れており、且つコイルバネ95によって所定の進出位置
に弾性保持されている。
【0043】ここで、前記スピンドル17の先端側は、
前記防塵カバー94の中央部を摺動自在に且つ回転自在
に貫通しており、前記防塵カバー94の先端側に装着さ
れた比較的偏平なノズル形状のシールリップ96により
画定される前記防塵カバー94の内部空間に、前記スピ
ンドル17の切削バイト16が収容されるようにしてあ
る。
【0044】また、加工ユニット4Aの上段側に配置さ
れた加工ユニット4Bは、各枝管2の管内開口部3の研
削作業を行うものであり、スピンドル17の先端に切削
バイト16に換えて研削ブラシ97が具備されている点
を除いて、先に説明した加工ユニット4Aと同様の構成
となっているので、構成上同じ物に同一の符号を付すこ
とにより説明を省略する。
【0045】更に、前記両加工ユニット4A,4Bのス
ピンドル17には、固定ギヤ98が夫々一体に外嵌され
ており、下段側の加工ユニット4Aにおいて固定ギヤ9
8は、ピストン部材19の上側に回動自在に備えられて
いるアイドラギヤ99と噛合しており、上段側の加工ユ
ニット4Bにおいて固定ギヤ98は、ピストン部材19
の下側及び上側に回動自在に備えられているアイドラギ
ヤ100,101と夫々噛合されている。
【0046】また、前記両加工ユニット4A,4Bの間
には、両スピンドル17と平行に延びる回動自在な中間
ギヤ102が昇降体9側に軸支されて配設され、この中
間ギヤ102に対し、下段側の加工ユニット4Bのアイ
ドラギヤ99と、上段側の加工ユニット4Bの下側のア
イドラギヤ100とが夫々噛合されており、両加工ユニ
ット4A,4Bが夫々伸縮作動しても前記各アイドラギ
ヤ99,100が常に中間ギヤ102に噛合し続けて両
加工ユニット4A,4Bのスピンドル17が互いに連動
して回転するよう構成されている。
【0047】一方、上段側の加工ユニット4Bの上方位
置においても、両スピンドル17と平行に延びる回動自
在な中間ギヤ103が昇降体9側に軸支されて配設され
ており、この中間ギヤ103に対しては、上段側の加工
ユニット4Bの上側のアイドラギヤ101が噛合されて
いる。
【0048】更に、前記中間ギヤ103の上方位置に
は、該中間ギヤ103と平行に延びる回動自在な水平シ
ャフト104が昇降体9側に軸支されて配設され、この
水平シャフト104の一端部に一体に外嵌された固定ギ
ヤ105が前記中間ギヤ103と噛合しており、前記水
平シャフト104の他端部に一体に外嵌されている傘歯
車106は、前記水平シャフト104の上方位置に回動
自在に配置された垂直シャフト107下端の傘歯車10
8と噛合されている。
【0049】また、前記垂直シャフト107上方の昇降
体9内には、加工具駆動モータ109(加工具駆動装
置)が配設されており、該加工具駆動モータ109のト
ルクが平歯車110,111を介して前記垂直シャフト
107に伝達されるようにしてある。
【0050】尚、図中112は作業監視カメラ、113
は反力受け部22の下端部に突設されたストッパ、11
4,115はピストンロッド部材18の前進限度位置及
び後退限度位置を夫々検出するリミットスイッチ、11
6は各枝管2の管内開口部3に嵌合し得るよう切削バイ
ト16の先端に形成されたガイドヘッドを示す。
【0051】而して、管体1内の下方位置における複数
の枝管2との管内開口部3について切削や研削を行う場
合には、回動基準ブロック8及び上下方向位置決めブロ
ック6における回動原点52と回動原点センサ53とを
対峙させた状態とし、エアシリンダ35によりロック軸
42を押し下げて各鋼球38,39を前記軸ホルダ32
内周面の垂直溝40と水平溝41とに夫々嵌め込むこと
により、前記回動基準ブロック8の軸ホルダ32に対し
回動軸29を一体に固定しておき、斯かる状態で管内位
置決め装置5を図示しないクレーン等により管体1上方
に吊り上げる。
【0052】このとき、回動基準ブロック8は、前記回
動軸29と一体に固定された軸ホルダ32に対し自重に
より相対的に下降した状態となり、該軸ホルダ32下部
のカム凹部51に対し各摺動部材47のガイドローラ4
9が嵌め込まれて各摺動部材47が内側に引き込まれ、
各ゴムシュー48は管体1内周面に当接しない状態とな
るので、下段のクランプ機構45はクランプ解除の状態
となる。
【0053】更に、上下方向位置決めブロック6に備え
た中段のクランプ機構25については、各ピストン27
を空気圧によりシリンダ26内に引き込んで各ゴムシュ
ー28が管体1内周面に当接しないクランプ解除の状態
としておき、また、周方向位置決めブロック7に備えた
上段のクランプ機構62については、エアシリンダ63
によりカム部材65を引き上げて各摺動部材67を内側
に引き込み、各ゴムシュー68が管体1内周面に当接し
ないクランプ解除の状態としておく。
【0054】次いで、管内位置決め装置5を管体1内に
吊り降ろし、回動基準ブロック8が管体1の底部に近接
した位置で吊り降ろしを一旦停止し、上段のクランプ機
構62におけるエアシリンダ63によりカム部材65を
引き下げて各摺動部材67を外側に張り出し、各ゴムシ
ュー68を管体1内周面に押し付けて周方向位置決めブ
ロック7を管体1の内周面に位置固定する。
【0055】更に、前記周方向位置決めブロック7に備
えた周方向位置決めモータ60を駆動して周方向位置決
めブロック7及び回動基準ブロック8を回動し、上下方
向位置決めブロック6に備えた基準線確認カメラ57に
より管体1底部の基準線56が回動基準ブロック8の覗
き孔55を通して確認された位置で回動を停止し、前記
上段のクランプ機構62を再びクランプ解除の状態とし
て管内位置決め装置5の吊り降ろしを再開し、回動基準
ブロック8を管体1底部に着床させる。
【0056】このとき、回動基準ブロック8の軸ホルダ
32は、周方向位置決めブロック7及び上下方向位置決
めブロック6の重量により押し下げられ、軸ホルダ32
下部のカム凹部51から各摺動部材47のガイドローラ
49が押し出されて各摺動部材47が外側に張り出さ
れ、各ゴムシュー48は管体1内周面に押し付けられて
回動基準ブロック8が管体1内周面に位置固定される。
【0057】次いで、中段のクランプ機構25における
各ピストン27を空気圧によりシリンダ26内から張り
出して各ゴムシュー28を管体1内周面に押し付け、上
下方向位置決めブロック6を管体1内周面に位置固定し
て周方向位置決めモータ60を駆動し、位置固定された
上下方向位置決めブロック6に対し周方向位置決めブロ
ック7側を相対的に回動して回動原点71と回動原点セ
ンサ72とが対峙する位置で回動を停止し、上段のクラ
ンプ機構62により周方向位置決めブロック7を管体1
内周面に位置固定する。
【0058】斯かる管内位置決め装置5の状態は、周方
向位置決めブロック7、上下方向位置決めブロック6、
回動基準ブロック8の夫々が、互いに相対的な回動原点
位置(回動原点71,52と回動原点センサ72,53
が夫々対峙する位置)に合わされた状態であると共に、
管体1に対しても所定の回動原点位置(基準線56位
置)に合わされた状態であり、言わば管体1内における
各枝管2の管内開口部3と加工ユニット4A,4Bとの
上下方向及び管体1周方向における位置決めを行う際の
基準姿勢である。
【0059】次いで、エアシリンダ35によりロック軸
42を引き上げて軸ホルダ32内周面の垂直溝40と水
平溝41とから各鋼球38,39を離脱させることによ
り前記回動基準ブロック8の軸ホルダ32に対する回動
軸29の回動を自在とすると共に、中段のクランプ機構
25をクランプ解除の状態とし、周方向位置決めモータ
60を駆動することにより上下方向位置決めブロック6
を回動して加工ユニット4Aの管体1周方向の位置決め
を行い、且つ上下方向位置決めモータ15を駆動するこ
とにより昇降体9を昇降して加工ユニット4Aの上下方
向の位置決めを行う。
【0060】以上の如くして加工ユニット4Aの位置決
めが完了した後に、該加工ユニット4Aの空気室23に
作動用空気を導入して該加工ユニット4Aを管体1の直
径方向に伸長作動すると、前記加工ユニット4Aの基端
側において反力受け部22が管体1の内周面に当接する
と共に、前記加工ユニット4Aの先端側において切削バ
イト16先端のガイドヘッド116が所定の枝管2の管
内開口部3に侵入し且つ防塵カバー94先端のシールリ
ップ96が管体1の内周面に当接するが、ピストンロッ
ド部材18は、前記管体1の内周面に当接した反力受け
部22に反力を受けさせながらコイルバネ95の弾撥力
に抗して切削バイト16が前記枝管2の管内開口部3に
到達するまで進出し続けるので、防塵カバー94が前記
コイルバネ95の弾撥力により管体1の内周面に押し付
けられる。
【0061】このとき、前記加工ユニット4Aの伸長作
動の初期段階では、油流路81の一方の系統81aにお
ける逆止弁82のボール84がレバー85によりピン8
6を介して弁座87から離脱されているので、前記加工
ユニット4Aの伸長に応じて縮小される油室21内の作
動油は円滑に排出されることになり、前記加工ユニット
4Aは速やかに伸長するが、加工具である切削バイト1
6が所定位置まで進出した段階でカム部材90の段差に
よりレバー85が傾動されて前記逆止弁82のボール8
4が弁座87に着床し、油流路81の他方の系統81b
におけるニードル弁83を経由しなければ油室21内の
作動油が排出されなくなるので、加工ユニット4Aの伸
長速度が低減されることになり、前記切削バイト16が
枝管2の管内開口部3に対し衝撃を与えることなく良好
に到達する。
【0062】次いで、加工具駆動モータ109を駆動す
ると、前述した各種のギヤ機構を介して加工ユニット4
Aのスピンドル17にトルクが伝達されて切削バイト1
6が回転され、前記枝管2の管内開口部3の切削作業が
行われる。
【0063】このとき、他方の加工ユニット4Bの研削
ブラシ97も回転されてしまうことになるが、この加工
ユニット4Bは昇降体9内に収容されているので何ら支
障はない。
【0064】また、切削により生じた削り粉は防塵カバ
ー94により捕集されるので、管体1内に削り粉が飛散
することがなく、更に切削バイト16の先端にガイドヘ
ッド116を形成しておけば、管体1内への削り粉の侵
入も防止される。
【0065】そして、所定の枝管2の管内開口部3に対
する切削作業が完了したら、加工具駆動モータ109を
停止すると共に、空気室23への作動用空気の供給を停
止して油タンク92から油室21に向け作動油を供給
し、加工ユニット4Aを収縮して昇降体9内に収容す
る。
【0066】このとき、油タンク92から油室21に向
かう作動油の流れに対しては、レバー85の傾動状態と
は無関係に逆止弁82が解放状態となるので、前記加工
ユニット4Bは速やかに収縮作動される。
【0067】次いで、前記切削加工された枝管2の管内
開口部3に対し、今度は加工ユニット4Bを前述と同様
にして管内位置決め装置5により位置決めし、前記加工
ユニット4Bの切削作業の場合と同様にして研削作業を
行う。
【0068】このようにして、加工すべき全ての枝管2
の管内開口部3について順次作業を行ったら、管内位置
決め装置5の上段及び中段のクランプ機構62,25を
クランプ解除の状態とすると共に、ロック機構33によ
り回動基準ブロック8の軸ホルダ32に対し回動軸29
を一体に固定し、斯かるロック状態で周方向位置決めブ
ロック7及び上下方向位置決めブロック6を吊り上げる
と、クランプ機構45により位置固定されている回動基
準ブロック8に対し軸ホルダ32が相対的に上昇した状
態となり、該軸ホルダ32下部のカム凹部51に対し各
摺動部材47のガイドローラ49が嵌め込まれて各摺動
部材47が内側に引き込まれ、各ゴムシュー48は管体
1内周面に当接しない状態となるので、下段のクランプ
機構45はクランプ解除の状態となって回動基準ブロッ
ク8が周方向位置決めブロック7及び上下方向位置決め
ブロック6と一緒に管体1内から抜き出される。
【0069】従って上記形態例によれば、作業員が侵入
して切削加工や研削加工を行うことが実質的に不可能な
管体1に対しても、加工ユニット4A,4Bを管内位置
決め装置5に保持させて管体1内に吊り降ろし、各枝管
2の管内開口部3の切削加工や研削加工を機械的に行わ
せることができる。
【0070】更に、加工ユニット4A,4Bを管体1の
直径方向に伸張して基端側の反力受け部22により反力
を受けさせながら先端側の切削バイト16や研削ブラシ
97により加工作業を行うことができるので、管内位置
決め装置5に対し強度的な負担がかかることを回避する
ことができる。
【0071】また、本形態例の如く、加工ユニット4
A,4Bの伸長速度を加工具である切削バイト16や研
削ブラシ97が所定位置まで進出した段階で低減する減
速機構91を備えた場合には、加工ユニット4A,4B
を速やかに伸長し且つ枝管2の管内開口部3に対しては
衝撃を与えることなく減速して加工具である切削バイト
16や研削ブラシ97を到達させることができるので、
加工作業に要するサイクルタイムを著しく削減すること
ができ、作業能率を大幅に向上することができる。
【0072】更に、本形態例の如く、加工ユニット4
A,4Bの先端に、加工具である切削バイト16や研削
ブラシ97周囲を包囲して削り粉を捕集する為の防塵カ
バー94を備えた場合には、切削や研削により生じた削
り粉を防塵カバー94により捕集することができるの
で、管体1内に削り粉が飛散することを防止することが
できる。
【0073】また、本形態例の如く、前記管内位置決め
装置5の上下方向に複数の加工ユニット4A,4Bを多
段に配置し、各加工ユニット4A,4Bを個別に伸縮作
動し得るよう構成すると共に、各加工ユニット4A,4
Bの加工具である切削バイト16や研削ブラシ97を共
通の加工具駆動モータ109により連動回転し得るよう
構成すれば、個々の加工ユニット4A,4Bに駆動装置
を備える場合と比較して各加工ユニット4A,4Bの周
辺構造の大幅なコンパクト化を図ることができるので、
各加工ユニット4A,4Bの周辺に空間的な余裕ができ
て位置決めの為の十分な移動スペースを容易に確保する
ことができる。
【0074】尚、本発明の管内加工装置は、上述の形態
例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論で
ある。
【0075】
【発明の効果】上記した本発明の管内加工装置によれ
ば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
【0076】(I)作業員が侵入して切削加工や研削加
工を行うことが実質的に不可能な管体に対しても、加工
ユニットを管内位置決め装置に保持させて管体内に吊り
降ろし、各枝管の管内開口部の切削加工や研削加工を機
械的に行わせることができる。
【0077】(II)加工ユニットを管体の直径方向に
伸張して基端側の反力受け部により反力を受けさせなが
ら先端側の加工具により加工作業を行うことができるの
で、管内位置決め装置に対し強度的な負担がかかること
を回避することができる。
【0078】(III)加工ユニットの伸長速度を加工
具が所定位置まで進出した段階で低減する減速機構を備
えた場合には、加工ユニットを速やかに伸長し且つ枝管
の管内開口部に対しては衝撃を与えることなく減速して
加工具を到達させることができるので、加工作業に要す
るサイクルタイムを著しく削減することができ、作業能
率を大幅に向上することができる。
【0079】(IV)加工ユニットの先端に、加工具周
囲を包囲して削り粉を捕集する為の防塵カバーを備えた
場合には、切削や研削により生じた削り粉を防塵カバー
により捕集することができるので、管体内に削り粉が飛
散することを防止できる。
【0080】(V)管内位置決め装置の上下方向に複数
の加工ユニットを多段に配置し、各加工ユニットを個別
に伸縮作動し得るよう構成すると共に、各加工ユニット
の加工具を共通の駆動装置により連動回転し得るよう構
成した場合には、個々の加工ユニットに駆動装置を備え
る場合と比較して各加工ユニットの周辺構造の大幅なコ
ンパクト化を図ることができるので、各加工ユニットの
周辺に空間的な余裕ができて位置決めの為の十分な移動
スペースを容易に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態例における下側部分を示
す断面図である。
【図2】本発明を実施する形態例における上側部分を示
す断面図である。
【図3】図1のIII−III方向の矢視図である。
【図4】図1のIV−IV方向の矢視図である。
【図5】図2のV−V方向の矢視図である。
【図6】図1の部分拡大図である。
【図7】図1の加工ユニットの詳細を示す断面図であ
る。
【図8】図7のVIII−VIII方向の矢視図であ
る。
【図9】図8のIX−IX方向から見た油流路の断面図
である。
【図10】図7のX−X方向の矢視図である。
【図11】本発明を実施する形態例における下側部分を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 管体 2 枝管 3 管内開口部 4A 加工ユニット 4B 加工ユニット 5 管内位置決め装置 16 切削バイト(加工具) 22 反力受け部 91 減速機構 94 防塵カバー 97 研削ブラシ(加工具) 109 加工具駆動モータ(加工具駆動装置)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に延びる管体から分岐された複
    数の枝管の管内開口部を切削又は研削する管内加工装置
    であって、先端に加工具を回転可能に装備し且つ基端に
    反力受け部を装備して前記管体の直径方向に伸縮し得る
    よう構成された加工ユニットと、該加工ユニットを昇降
    可能に且つ前記管体周方向に回転可能に保持して前記管
    体内に吊り降ろし得るよう構成された管内位置決め装置
    とを備えたことを特徴とする管内加工装置。
  2. 【請求項2】 加工ユニットの伸長速度を加工具が所定
    位置まで進出した段階で低減する減速機構を備えたこと
    を特徴とする請求項1に記載の管内加工装置。
  3. 【請求項3】 加工ユニットの先端に加工具周囲を包囲
    して削り粉を捕集する為の防塵カバーを備えたことを特
    徴とする請求項1又は2に記載の管内加工装置。
  4. 【請求項4】 管内位置決め装置の上下方向に複数の加
    工ユニットを多段に配置し、各加工ユニットを個別に伸
    縮作動し得るよう構成すると共に、各加工ユニットの加
    工具を共通の駆動装置により連動回転し得るよう構成し
    たことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の管内加
    工装置。
  5. 【請求項5】 加工ユニットの加工具が切削バイトであ
    ることを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の管
    内加工装置。
  6. 【請求項6】 加工ユニットの加工具が研削ブラシであ
    ることを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の管
    内加工装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002530210A (ja) * 1998-11-19 2002-09-17 ヴィーニガー,ゲルハルト パイプの清掃および再生技術のためのフライス装置
JP2012130981A (ja) * 2010-12-21 2012-07-12 Yoshika Engineering Kk 管内加工装置及び管内加工工法
CN110315426A (zh) * 2019-08-15 2019-10-11 永康市凌城达机械设备制造有限公司 杯体夹紧机构
CN110394718A (zh) * 2019-08-15 2019-11-01 永康市凌城达机械设备制造有限公司 一种高效率的杯体砂带抛光装置

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CN110315426B (zh) * 2019-08-15 2024-06-04 南京聚之益信息科技有限公司 杯体夹紧机构
CN110394718B (zh) * 2019-08-15 2024-06-04 南京源之耀智能科技有限公司 一种高效率的杯体砂带抛光装置

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