JPH09294526A - 回転式動物用防護柵 - Google Patents
回転式動物用防護柵Info
- Publication number
- JPH09294526A JPH09294526A JP13758896A JP13758896A JPH09294526A JP H09294526 A JPH09294526 A JP H09294526A JP 13758896 A JP13758896 A JP 13758896A JP 13758896 A JP13758896 A JP 13758896A JP H09294526 A JPH09294526 A JP H09294526A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fence
- vertical roller
- diameter horizontal
- diameter
- animal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 野性動物例えば野性猿が柵を乗り越え農作物
を食い荒らし被害を防ぐことを目的とした防護柵を得
る。 【解決手段】 軸受に支持された大径水平ローラーの外
周に有刺鉄線を囲繞したことを特徴とする回転式動物用
防護柵。
を食い荒らし被害を防ぐことを目的とした防護柵を得
る。 【解決手段】 軸受に支持された大径水平ローラーの外
周に有刺鉄線を囲繞したことを特徴とする回転式動物用
防護柵。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は野生動物例えば、野
性猿が農作物を食い荒らす被害を防ぐ目的で開発された
回転式動物用防護柵に関するものである。
性猿が農作物を食い荒らす被害を防ぐ目的で開発された
回転式動物用防護柵に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の猿用防護柵は、例えば特開平5−
29286号公報で紹介された防護柵を図3で示すよう
に、柵本体(イ)の上端に沿って横長に回転可能に設け
た上端部材(ロ)を野性猿が握ると回転し乗り越えを防
ぐものが発明されている。この他いろいろな対策が行じ
られてきたが、今だに解決に至らず、現在は猟銃による
殺害が行なわれている。
29286号公報で紹介された防護柵を図3で示すよう
に、柵本体(イ)の上端に沿って横長に回転可能に設け
た上端部材(ロ)を野性猿が握ると回転し乗り越えを防
ぐものが発明されている。この他いろいろな対策が行じ
られてきたが、今だに解決に至らず、現在は猟銃による
殺害が行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにおいて柵本体上端部材が小径(60mm〜100m
m)のため手をつき体を柵内に移動する事により柵を乗
り越え問題点を有している。
のにおいて柵本体上端部材が小径(60mm〜100m
m)のため手をつき体を柵内に移動する事により柵を乗
り越え問題点を有している。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこの様な問
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、野性動物例えば野性猿の進入を確実に防ぐための
大径水平ローラーを使用した防護柵を提供しようとする
ものである。
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、野性動物例えば野性猿の進入を確実に防ぐための
大径水平ローラーを使用した防護柵を提供しようとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するもの
で、この発明は軸受に支持された大径水平ローラーの外
周に有刺鉄線を囲繞した回転式動物用防護柵である。
で、この発明は軸受に支持された大径水平ローラーの外
周に有刺鉄線を囲繞した回転式動物用防護柵である。
【0006】また軸受に支持されかつ狭隘な間隙を設け
て上方向に2個以上の大径水平ローラーを配列すると共
に少なくとも最上位置の大径水平ローラーの外周に有刺
鉄線を囲繞した回転式動物用防護柵である。
て上方向に2個以上の大径水平ローラーを配列すると共
に少なくとも最上位置の大径水平ローラーの外周に有刺
鉄線を囲繞した回転式動物用防護柵である。
【0007】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
づき図面を参照して説明する。図1において軸受(1)
に支持された大径水平ローラー(2)の外周に有刺鉄線
(3)を囲繞し軸回りに回転可能となり柵(4)の上端
部材(5)に支柱(6)が固着している。また軸(7)
は大径水平ローラー(2)の中心部に設けられている。
づき図面を参照して説明する。図1において軸受(1)
に支持された大径水平ローラー(2)の外周に有刺鉄線
(3)を囲繞し軸回りに回転可能となり柵(4)の上端
部材(5)に支柱(6)が固着している。また軸(7)
は大径水平ローラー(2)の中心部に設けられている。
【0008】大径水平ローラー(2)は中空又は中実か
らなり材質は、例えば硬質ポリエチレンのような軽量か
つ衝撃に強いものがよいが、鋼板、鋼線又は軽合金でも
よく、表面は平滑でも網状のようなものでもよい。また
直径は大きいものほど効果を発するが野性動物例えば野
性猿や小動物の場合握る事が出来ない大きさとし直径3
00mm〜500mm程度が望ましい。
らなり材質は、例えば硬質ポリエチレンのような軽量か
つ衝撃に強いものがよいが、鋼板、鋼線又は軽合金でも
よく、表面は平滑でも網状のようなものでもよい。また
直径は大きいものほど効果を発するが野性動物例えば野
性猿や小動物の場合握る事が出来ない大きさとし直径3
00mm〜500mm程度が望ましい。
【0009】大径水平ローラー(2)の外周に囲繞した
有刺鉄線(3)は螺旋状又は短線を数ケ所円周上あるい
は軸方向に巻きつけてある。支柱(6)は柵上部又はブ
ロック塀の上部あるいは、地上に設置され材質はさびに
くいものがよく、また取り付け角度調整可能とし柵
(4)の外側に傾ける事により、一層の効果を有する。
また野性猿がさく(4)を登り大径水平ローラー(2)
にふれる事により痛みを感じ上下に回転するため乗り越
える事が出来なくなる。
有刺鉄線(3)は螺旋状又は短線を数ケ所円周上あるい
は軸方向に巻きつけてある。支柱(6)は柵上部又はブ
ロック塀の上部あるいは、地上に設置され材質はさびに
くいものがよく、また取り付け角度調整可能とし柵
(4)の外側に傾ける事により、一層の効果を有する。
また野性猿がさく(4)を登り大径水平ローラー(2)
にふれる事により痛みを感じ上下に回転するため乗り越
える事が出来なくなる。
【0010】図2において本発明のほかの一実施例を示
したものであり、軸受(1)に支持され、かつ狭隘な間
隙(a)を設けて上方向に2個以上の大径水平ローラー
(2)を配列し、最上位置又は全ての大径水平ローラー
(2)の外周に有刺鉄線(3)を囲繞し、軸回りに回転
可能となる。地上に設置した支柱(6)には大径水平ロ
ーラー(2)の中心部に設けた軸(7)を固着する軸受
(1)が設けてある。大径水平ローラー(2)が数段配
列されているため登る事が出来ずより一層の防護効果を
有する。
したものであり、軸受(1)に支持され、かつ狭隘な間
隙(a)を設けて上方向に2個以上の大径水平ローラー
(2)を配列し、最上位置又は全ての大径水平ローラー
(2)の外周に有刺鉄線(3)を囲繞し、軸回りに回転
可能となる。地上に設置した支柱(6)には大径水平ロ
ーラー(2)の中心部に設けた軸(7)を固着する軸受
(1)が設けてある。大径水平ローラー(2)が数段配
列されているため登る事が出来ずより一層の防護効果を
有する。
【0011】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので以下に記載されるような効果を奏する。
ているので以下に記載されるような効果を奏する。
【0012】本発明は野性動物例えば野性猿が柵を登り
周囲に有刺鉄線を囲繞した大径水平ローラーにふれる事
により痛みを感じ、また軸を中心に上下に回転し乗り越
える事が出来なくなる。また地上から数段の大径水平ロ
ーラーを配列した防護柵においては、野性猿が手足とも
かける事が出来ない回転式動物用防護柵である。
周囲に有刺鉄線を囲繞した大径水平ローラーにふれる事
により痛みを感じ、また軸を中心に上下に回転し乗り越
える事が出来なくなる。また地上から数段の大径水平ロ
ーラーを配列した防護柵においては、野性猿が手足とも
かける事が出来ない回転式動物用防護柵である。
【0013】本発明は、農作物の周囲に連続して設ける
ことにより将来に渡り防護柵として使用する効果を奏す
る。
ことにより将来に渡り防護柵として使用する効果を奏す
る。
【図1】回転式動物用防護柵の断面図
【図2】回転式動物用防護柵の斜視図
【図3】従来の猿用防護柵の立面図
1 軸受 2 大径水平ローラー 3 有刺鉄線 4 柵 5 上端部材 6 支柱 7 軸
Claims (2)
- 【請求項1】 軸受に指示された大径水平ローラーの外
周に有刺鉄線を囲繞した事を特徴とする回転式動物用防
護柵。 - 【請求項2】 軸受に支持されかつ挟隘な間隙を設けて
上方向に二個以上の大径水平ローラーを配列すると共
に、少なくとも最上位置の大径水平ローラーの外周に、
有刺鉄線を囲繞した事を特徴とする回転式動物用防護
柵。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13758896A JPH09294526A (ja) | 1996-05-07 | 1996-05-07 | 回転式動物用防護柵 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13758896A JPH09294526A (ja) | 1996-05-07 | 1996-05-07 | 回転式動物用防護柵 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09294526A true JPH09294526A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=15202227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13758896A Pending JPH09294526A (ja) | 1996-05-07 | 1996-05-07 | 回転式動物用防護柵 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09294526A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2413472A (en) * | 2004-04-29 | 2005-11-02 | Andrew Farmer | Animal barrier device |
JP2008000057A (ja) * | 2006-06-22 | 2008-01-10 | ▲高▼橋 弘和 | 野獣退避器具 |
JP2012115148A (ja) * | 2010-11-29 | 2012-06-21 | Ryusuke Nishide | スロープ台及び獣捕獲装置 |
JP2012162902A (ja) * | 2011-02-07 | 2012-08-30 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 侵入防止装置 |
CN103636595A (zh) * | 2013-11-28 | 2014-03-19 | 中安(天津)航空设备有限公司 | 一种机场针毯驱鸟装置 |
JP2016123413A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | 有限会社 佐藤住研 | 歩行動物若しくは鳥類の侵入防止装置 |
CN108271769A (zh) * | 2018-02-14 | 2018-07-13 | 国网湖北省电力公司宜昌供电公司 | 一种电力线路拉线防蛇装置 |
-
1996
- 1996-05-07 JP JP13758896A patent/JPH09294526A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2413472A (en) * | 2004-04-29 | 2005-11-02 | Andrew Farmer | Animal barrier device |
GB2413472B (en) * | 2004-04-29 | 2006-05-10 | Andrew Farmer | Animal barrier device |
JP2008000057A (ja) * | 2006-06-22 | 2008-01-10 | ▲高▼橋 弘和 | 野獣退避器具 |
JP2012115148A (ja) * | 2010-11-29 | 2012-06-21 | Ryusuke Nishide | スロープ台及び獣捕獲装置 |
JP2012162902A (ja) * | 2011-02-07 | 2012-08-30 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 侵入防止装置 |
CN103636595A (zh) * | 2013-11-28 | 2014-03-19 | 中安(天津)航空设备有限公司 | 一种机场针毯驱鸟装置 |
JP2016123413A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | 有限会社 佐藤住研 | 歩行動物若しくは鳥類の侵入防止装置 |
CN108271769A (zh) * | 2018-02-14 | 2018-07-13 | 国网湖北省电力公司宜昌供电公司 | 一种电力线路拉线防蛇装置 |
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