JP3213719U - 転動する止り木の鳥害排除機器 - Google Patents
転動する止り木の鳥害排除機器 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】鳩や鴉の鳥害排除を簡便に対応出来る鳥害排除機器を提供する。【解決手段】鳥害を齎す鳩や鴉等(以下鳥類と呼称)を追っ払う鳥害排除機器であって、手摺等に対向させ設置する一対の支持体2、3と、一対の支持体2,3を縦軸とし、両端を一対の支持体2、3に横軸として支持され門型を成形する止り木1を備え、止り木1は一対の支持体2、3に固定され、自在に転動可能である。止り木1の転動に電動モーターを使用し、転動速度を制御可能とする。【選択図】図1
Description
本考案は鳥類がもたらす鳥害を排除する機器に関する。
従来、この種の鳥害の排除装置として多くの機器類が考案実用化され特に鳩や鴉等(以下鳥と呼称)の飛来を防除する機器として剣山やネット類の使用又は電波や音波等を利用する方式などが見受けられる。
普段に鳥が飛来して止る建築物や建造物(鉄塔等も含む)又はマンションや個人住宅に於いてベランダや欄干又は塀の上などで見かける鳥の糞の排除には可なり手を焼いている。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、マンションや一般の個人住宅に手軽に設置出来、景観に於いても支障のない鳥害排除機器(以下機器と呼称)を提供し且つ、神社や仏閣での鳥害排除に於いても役立機器として提供する事を目的とする。
上記課題を解決し上記目的を達成するために第1の態様によるものは手軽に達成可能な機器である、本考案では飛来した鳥が考案の機器の転動するプラスチック又は金属製の竿状パイプ(以下止り木と呼称)に止まれば止り木の重心の移転で止り木が転動することになり転動する止り木の違和感や危機感で鳥が止り木に留まり辛くなり飛散する事を利用した構成で止り木に止る鳥が止り木を転動させる鳥転型機器と飛来する鳥が多い場所での対応策として飛来した鳥を直ちに飛散させる為に飛来した鳥を機器に設けたセンサーで感知し電動モーターで止り木を転動させ強制的に鳥を追い払う電動型機器とを使用目的に応じて選択使用出来る機器として提供する。
上記の機器は同じタイトルで同一構成であり且つ共通部品を使用するが一個の組み立て部品ブロックの相違と使用方法の違いで電動型と鳥転型に分かれている。即ち、電動型では止り木の一端に図3の部品ブロックと他端に図4の部品ブロックを使用し電動モーターで止り木を転動させるが鳥転型では止り木の両端に図3の部品ブロックを使用し止り木の転動を鳥に任せ電動モーターを使用しない型式で有る。
両機器には前記の如く夫々特徴が有りその特徴を有効に利用する事で飛来する鳥を追い払ったり、糞害を抑えることが可能である
両機器の構成は前記の如くで以下詳しく説明する即ち、機器は転動する止り木とその両端を支える一対の支持体とで止り木を横軸とし水平に転動出来る様に構成し、鳥転型では止り木の両端に図3に示すネジ付片軸ベアリング5を内設した違径接続管4を嵌合させ止り木の両端から固定軸を外出した状態で横軸とし一対の対峙する支持体を縦軸とした門型を形成し固定軸51を支持体の貫通孔を通しナット締めで固定する機構であり、電動型は止り木の一端に前記片軸付ベアリング5を内設した違径接続管4と、他端にモーター駆動の回転軸受け7を内設した違径接続管6を接合し支持体に組付けたモーターの回転軸を前記軸受7に嵌合して止り木を転動する機構である。従って、電動型と鳥転型の相違は前記の如くモーター部分を除けば止り木の両端に一対の固定軸を使うか或は前記の固定軸51とモーター回転軸受け7を使用するかの違い部分だけである考案の機器を提供する。
モーター回転仕様では止り木の転動スピードの変換が出来、高所に設置した機器に鳥が咥えて來た枯れ枝などを振り払う清掃が遠隔操作で可能となり又、止り木の転動スピード調節で鳥の性癖に合わせた転動スピードで止り木を転動させ鳥を効率よく飛散させる事が可能な機器の提供である。
本考案のうち第2の態様によるものは止り木の中空部分に転動によって発音する複数の球体を封入し止り木の転動で音を出し、相互の触れ合いでも合成音を出させて止り木に飛来した鳥を驚かす付加が可能な機器の提供である。
第3の態様によるものは止り木の支持台である即ち標準型としての物と設置場所に依って対応する型が異なるもの即ち、既設の柱や壁などに設置する場合と対応する支持体では相手に合わせた部品が良い場合が有る、止り木を使用し水平に転動をさせるものは何れの場合でも本考案機器の範囲とする機器である。
本考案は実験に基き鳥の学習能力を利用した機器を提供するもので止り木の中空部分に封入した複数個の球体は相互の接触での發音も鳥を飛散させる加勢になり又、考案の機器は電動モーターを使用する電動型式と使用しない鳥転型が有るので用途により使い分けが出来る。以上の本考案の機器は個人の住宅やマンションなどの集合住宅に設置使用しても生活環境の妨げにならず大きな音声も出さず景観を損なう事のない鳥害排除機器として提供するものである。
1 止り木。
2及び3 支持体。
4 違径接続管。
5 片軸付きベアリング。
51仝上ベアリング固定軸。
52モーター回転軸組み付け用穴。
7 モーター回転軸受け
10電動モーター
11違径接続管固定用ねじ。
12モーター回転軸固定ネジ。
2及び3 支持体。
4 違径接続管。
5 片軸付きベアリング。
51仝上ベアリング固定軸。
52モーター回転軸組み付け用穴。
7 モーター回転軸受け
10電動モーター
11違径接続管固定用ねじ。
12モーター回転軸固定ネジ。
図1は、本考案の実施の形態による機器の構成を概略示す正面断面図である。
この機器は、転動する止り木1と支持体2と3を有している。止り木1は両端に図3の如く片軸付ベアリングを組込んだ違径接続管4を嵌合した鳥転型と、止り木1の一端に前記片軸付ベアリングを組込み他端に図4に示すモーター回転軸受け7を嵌合した違径接続管6を組み付けた電動型の2型式を同一タイトルで共通部品を使用し提供するものである。即ち、前記の如く鳥転型では止り木の両端に図3の片軸付ベアリング5を接合し、飛来する鳥が止り木1を転動させ止り木の転動で居つかず飛散する機器で、電動型では同じ止り木をモーターで転動させ鳥を追い払う機器となっているも図3と図4とでに示す用にモーターを別にすれば組付け部品1個の違いだけである。
図2は斜視図で電動モーター10の大略の組付け位置を示す。
図3と図4は止り木の端部に嵌合する接合部品で、違径接続管4と6は同一である。
図3に於いて5は片軸付ベアリング、51は同固定軸。 11は1と4の固定ネジ。
図4に於いて7はモーター回転軸受け。12は嵌合したモーター軸固定ネジ。
この機器は、転動する止り木1と支持体2と3を有している。止り木1は両端に図3の如く片軸付ベアリングを組込んだ違径接続管4を嵌合した鳥転型と、止り木1の一端に前記片軸付ベアリングを組込み他端に図4に示すモーター回転軸受け7を嵌合した違径接続管6を組み付けた電動型の2型式を同一タイトルで共通部品を使用し提供するものである。即ち、前記の如く鳥転型では止り木の両端に図3の片軸付ベアリング5を接合し、飛来する鳥が止り木1を転動させ止り木の転動で居つかず飛散する機器で、電動型では同じ止り木をモーターで転動させ鳥を追い払う機器となっているも図3と図4とでに示す用にモーターを別にすれば組付け部品1個の違いだけである。
図2は斜視図で電動モーター10の大略の組付け位置を示す。
図3と図4は止り木の端部に嵌合する接合部品で、違径接続管4と6は同一である。
図3に於いて5は片軸付ベアリング、51は同固定軸。 11は1と4の固定ネジ。
図4に於いて7はモーター回転軸受け。12は嵌合したモーター軸固定ネジ。
電動型機器では支持体に組付ける止り木の一端に図3で5を嵌合した違径接続管4を接合し、他端に図4でモーター回転軸受け7を嵌合した違径接続管6を接合し水平横軸とし支持体を縦軸とする門型を構成し、持体に止り木1を転動させる電動モーター10とセンサーを組み付け電動モーターの回転軸を軸受7に嵌合させ止り木を水平横軸とし対峙する一対の支持体2と3とで門型を構成し片側の支持体に前記のベアリングの片軸を通し他方の支持体の外側面にモーターを組み付け外側から内側に貫通する電動モーターの回転軸を前記止り木の軸受7に組付けモーター本体を支持体外側に固定させ止り木がモーター駆動で水平に転動する事が可能な門型を成形構成する機器に於いて、飛来した鳥が止り木に止ればセンサーが感知しモーターがONとなり止り木1が転動する。鳥の飛散をセンサーが感知すればモーターがOFFとなり止り木の転動が止まる。
止り木の転動速度をコントロールする事で鳥の飛散を付加でき且つ、咥えてきた巣作りの枯れ枝などを払い落とすことも可能となる。又、鳥が飛散する条件の探索も可能となり効率の良い機器となる。神社や仏閣などの高所における鳥害排除及び電力関連の鉄塔における巣作り材の排除などが安全な遠隔作業として期待される機器を提供する。
止り木の転動速度をコントロールする事で鳥の飛散を付加でき且つ、咥えてきた巣作りの枯れ枝などを払い落とすことも可能となる。又、鳥が飛散する条件の探索も可能となり効率の良い機器となる。神社や仏閣などの高所における鳥害排除及び電力関連の鉄塔における巣作り材の排除などが安全な遠隔作業として期待される機器を提供する。
Claims (4)
- プラスチック又は金属製竿状パイプ(以下止り木と呼称)と該止り木を支持する一対の支持体及び止り木を転動させる電動モーターを備え前記止り木の両開口部一端の内側にネジ付片軸ベアリング又はカムフィロアの軸を外側に向け接合内接し他端の内側に電動モーターの回転軸受を何れも違径接続管を介して嵌合組付け止り木を水平横軸とし対峙する一対の支持体とで門型を成形構成しモーター軸組み付け支持体側の外側面に電動モーターを組み付けた止り木の転動可能な門型構成の鳥害排除機器(以下機器と呼称)に於いて支持体に組み付けたセンサーが飛来し止り木に止った鳩や鴉(以下鳥と呼称)を感知すればモーターがONとなり止り木が転動し鳥が驚き飛散すればモーターがOFFとなり止り木の転動が止る電動モーター使用で止り木を自動的に転動させ鳥を飛散させる機器。
- 請求項1に記載の機器に於いて止り木の一端内側に組付けの違径接続管に内設する電動モーターの回転軸受け部品を接合管共に他端に組み付けの片軸付ベアリング組込部品同等品と交換し止り木両端外側夫々に固定軸を吐出した一対の支持体を横軸として組み付け門型を構成した機器の止り木はベアリング組込みで自在転動を付加され飛来した鳥が止り木に止まれば重心の移転で鳥が止り木を転動させる事に成り結果として止り木の転動を忌避する飛来した鳥を飛散させる動力不要の鳥転型に変換可能な機器。
- 請求項1及び請求項2に記載の止り木に於いて図3及び図4にて示すネジ付片軸付ベアリング又はカムフィロア及びモーター回転軸受けを嵌合する違径接続管を組付けた部品を止り木を構成する部品とする機器構成の方法及び部品相互の互換性を可能とする部品構成を有する機器。
- 特定の支持体に限らず既設の柱や壁又はドアなどに組付け部品として転動する止り木を横軸として構成し使用する場合に支持体は設置場所に対応出来る組み付け部品として使用するも止り木を横軸としての構成で使用する正立及び倒立の何れでも設置使用を可能とする機器に於いて請求各項に記載の止り木の使用とし尚中空部分に回転に依って音を発し且つ相互の接触でも合成音を発する複数個の球体を封入した転動で発音する機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017003260U JP3213719U (ja) | 2017-06-30 | 2017-06-30 | 転動する止り木の鳥害排除機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017003260U JP3213719U (ja) | 2017-06-30 | 2017-06-30 | 転動する止り木の鳥害排除機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3213719U true JP3213719U (ja) | 2017-11-30 |
Family
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
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JP (1) | JP3213719U (ja) |
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2017
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