JPH09294394A - リラクタンスモータの駆動回路 - Google Patents

リラクタンスモータの駆動回路

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JPH09294394A
JPH09294394A JP8129020A JP12902096A JPH09294394A JP H09294394 A JPH09294394 A JP H09294394A JP 8129020 A JP8129020 A JP 8129020A JP 12902096 A JP12902096 A JP 12902096A JP H09294394 A JPH09294394 A JP H09294394A
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JP
Japan
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stator coil
semiconductor switching
diode
switching element
stator
Prior art date
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Application number
JP8129020A
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English (en)
Inventor
Morihiro Saito
守弘 斎藤
Masaaki Aoyama
公明 青山
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Nippon Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成部品数の削除とエネルギー効率の向上。 【解決手段】 ダイオード、ステータコイル、半導体ス
イッチング素子を順次接続した直列回路を直流電源のプ
ラス端子とマイナス端子との間に複数並列接続した複数
相のステータコイルより成る主回路と、前記ダイオード
とステータコイルとの接続点と隣接するステータコイル
と半導体スイッチング素子との接続点との間にコンデン
サを交叉接続した複数の並列回路とによってリラクタン
スモータの駆動回路を構成し、前記主回路における半導
体スイッチング素子を順次オン・オフ制御することによ
って前記ステータコイルに直流電流を順次供給すると共
に、前記半導体スイッチング素子がオフした時に前記ス
テータコイルに発生したエネルギーを隣接する他相のス
テータコイルに転送させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポンプやファン、
自動車関連設備機器等において使用するリラクタンスモ
ータの駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術によるリラクタンスモータの駆
動回路は、図3に示す通りである。ダイオード105、
半導体スイッチング素子101、ステータコイル10
7、半導体スイッチング素子102は直列接続してあ
り、ダイオード105のアノード端子と半導体スイッチ
ング素子102のエミッタ端子はそれぞれ直流電源のプ
ラス端子とマイナス端子に接続してある。また、ダイオ
ード106、半導体スイッチング素子103、ステータ
コイル108、半導体スイッチング素子104も直列接
続してあって、ダイオード106のアノード端子と半導
体スイッチング素子104のエミッタ端子はそれぞれ直
流電源のプラス端子とマイナス端子に接続してあり、リ
ラクタンスモータの駆動回路における主回路を構成して
いる。
【0003】ステータコイル107と半導体スイッチン
グ素子102の直列回路の両端にはダイオード109が
並列接続してあり、ステータコイル108と半導体スイ
ッチング素子104の直列回路の両端にもダイオード1
10が並列接続してある。また、ダイオード105のカ
ソード端子と半導体スイッチング素子101のコレクタ
端子との接続点はコンデンサ113を介して直流電源の
マイナス端子と接続してあり、ステータコイル107と
半導体スイッチング素子102のコレクタ端子との接続
点はダイオード111を介してダイオード105と半導
体スイッチング素子101のコレクタ端子との接続点と
接続してある。同様にして、ダイオード106のカソー
ド端子と半導体スイッチング素子103のコレクタ端子
との接続点はコンデンサ114を介して直流電源のマイ
ナス端子と接続してあり、ステータコイル108と半導
体スイッチング素子104のコレクタ端子との接続点は
ダイオード112を介してダイオード106と半導体ス
イッチング素子103のコレクタ端子との接続点と接続
してある。
【0004】従来技術によるリラクタンスモータの動作
特性を、図4に示す波形図によって説明する。ステータ
コイルの前後に直列接続された2つの半導体スイッチン
グ素子101と102および103と104はそれぞれ
交互にオン・オフ制御され、その動作特性は図4の
(1)に示す通りである。半導体スイッチング素子10
1と102が同時にオンとなった時におけるステータコ
イル107を流れる電流は、「直流電源のプラス端子〜
ダイオード105〜半導体スイッチング素子101〜ス
テータコイル107〜半導体スイッチング素子102〜
直流電源のマイナス端子」となり、ダイオード105と
ステータコイル107を流れる電流波形は図4の(2)
に示すi10,i12となる。このとき、コンデンサ113
に充電されていたエネルギーも放出され、図4の(2)
に示すi11となる。
【0005】次に、半導体スイッチング素子101と1
02が同時にオフとなると、「ステータコイル107〜
ダイオード111〜コンデンサ113〜ダイオード10
9」のループ回路により、ステータコイル107のエネ
ルギーはコンデンサ113に充電される。この時、ダイ
オード111、コンデンサ113、ダイオード109を
流れる電流i13,i14,i15は図4の(2)に示すよう
になる。以上の説明はステータコイル107の前後に直
列接続してある2つの半導体スイッチング素子101と
102のオン・オフ時の電流特性に関するものである
が、ステータコイル108の前後に直列接続してある2
つの半導体スイッチング素子103と104のオン・オ
フ時の電流特性も同様に説明でき、電流波形は図4の
(3)に示す通りである。従ってステータコイル107
と108には交互に直流電源から直流電流が供給され、
磁化されたステータに接近しているロータを順次吸引さ
せて回転を継続させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来技術におけるリラクタンスモータの駆動回路は構成
部品数が多く、1相当り3個のダイオードと1個のコン
デンサ、および高価な2個の半導体スイッチング素子を
必要としている。なお、直列接続してある半導体スイッ
チング素子がオフの時にステータコイルからコンデンサ
に充電されたエネルギーは、半導体スイッチング素子が
次にオンとなる時の電流の立上り特性を改善しているが
その効果は僅かなものである。この発明は、従来技術に
よるリラクタンスモータの駆動回路の欠点を解消するた
めになされたものであって、構成部品数を減少させると
共に、ステータコイルのエネルギーを次相に注入させる
ことによって動作特性を改善しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】凸極構造のロータ位置を
センサーにより検出しておき、適当なタイミングによっ
て凸極構造のステータにおける複数相のコイルに順次直
流電流を供給し、電流供給を受けたステータコイルに接
近しているロータを順次吸引させて回転を継続するリラ
クタンスモータの駆動回路において、ダイオードとステ
ータコイルおよび半導体スイッチング素子より成る複数
の直列回路を直流電源のプラス端子とマイナス端子との
間に並列接続した複数相のステータコイルより成る主回
路と、前記ダイオードと前記ステータコイルとの接続点
と隣接する他相のステータコイルと半導体スイッチング
素子との接続点との間をコンデンサによって交叉接続さ
せた複数の並列回路と、によってリラクタンスモータの
駆動回路を構成し、前記複数相の半導体スイッチング素
子を順次オン・オフ制御することによって前記ステータ
コイルに順次直流電流を供給すると共に、前記半導体ス
イッチング素子がオフした時に前記ステータコイルに発
生したエネルギーを隣接する他相の前記ステータコイル
に転送するようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例を図面を
参照しながら説明する。図1はこの発明によるリラクタ
ンスモータの駆動回路の構成を示すブロック図である。
図1において、ダイオード5、ステータコイル3、半導
体スイッチング素子1より成る直列回路は直流電源のプ
ラス端子とマイナス端子の間に接続してあり、同様にし
て、ダイオード6、ステータコイル4、半導体スイッチ
ング素子2より成る直列回路も前記直列回路に並列接続
してあって、複数相のステータコイルより成るリラクタ
ンスモータの駆動回路における主回路を構成している。
また、ダイオード5とステータコイル3の接続点と隣接
するステータコイル4と半導体スイッチング素子2との
接続点との間にはコンデンサ8が交叉して接続してあ
り、また、ダイオード6とステータコイル4の接続点と
隣接するステータコイル3と半導体スイッチング素子1
との接続点との間にもコンデンサ7が交叉して接続して
ある。
【0009】この発明によるリラクタンスモータの動作
特性を図2に示す波形図によって説明する。半導体スイ
ッチング素子1と2は交互にオン・オフ制御され、図2
の(1)に示すように変化する。半導体スイッチング素
子1がオン、半導体スイッチング素子2がオフのときに
は、「直流電源のプラス端子〜ダイオード5〜ステータ
コイル3〜半導体スイッチング素子1〜直流電源のマイ
ナス端子」より成る回路と、「直流電源のプラス端子〜
ダイオード6〜コンデンサ7〜半導体スイッチング素子
1〜直流電源のマイナス端子」より成る回路が形成さ
れ、また、コンデンサ8に蓄積されていたエネルギーも
ステータコイル3と半導体スイッチング素子1を介して
直流電源のマイナス端子に放出される。
【0010】次に、半導体スイッチング素子1がオフ、
半導体スイッチング素子2がオンとなった瞬間には、ス
テータコイル3のエネルギーは、「ステータコイル3〜
コンデンサ7〜ステータコイル4〜半導体スイッチング
素子2〜直流電源のマイナス端子」より成る回路と、直
流電源のプラス端子からダイオード5を介してステータ
コイル3へ流れる電流回路が形成され、それぞれの構成
要素を流れる電流波形は図2の(2),(3)に示すよ
うになる。上述した過渡状態経過後におけるステータコ
イル4を流れる電流は「直流電源のプラス端子〜ダイオ
ード6〜ステータコイル4〜半導体スイッチング素子2
〜直流電源のマイナス端子」より成る回路を流れる。ま
た、半導体スイッチング素子2がオフ、半導体スイッチ
ング素子1がオンとなった瞬間におけるステータコイル
4からのエネルギー放出も、ステータコイル3からのエ
ネルギー放出と同様に説明できる。
【0011】上述したように、半導体スイッチング素子
1と2を交互にオン・オフ制御することによって、ステ
ータコイル3と4には交互に直流電流が供給されるので
それぞれのステータは交互に磁化され、接近しているロ
ータを交互に吸引してロータの回転を継続させる。ま
た、隣接するステータコイル間に交互接続してあるコン
デンサを介して、半導体スイッチング素子がオフする瞬
間におけるステータコイルのエネルギーを他相に転送さ
せるので、エネルギー効率の向上に役立つ。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によるリ
ラクタンスモータの駆動回路は、ダイオードとステータ
コイルおよび半導体スイッチング素子より成る直列回路
を直流電源のプラス端子とマイナス端子との間に複数並
列接続した複数相のステータコイルより成る主回路と、
隣接する前記直列回路間をコンデンサによって交叉接続
した複数の並列回路と、によってリラクタンスモータの
駆動回路を構成した。従って、回路構成が簡素化されて
部品数も半減し、高価な半導体スイッチング素子も1個
でよいのでローコストの駆動回路を実現できる。また、
半導体スイッチング素子がオフとなる時におけるステー
タコイルのエネルギーを活用できるのでエネルギー効率
の向上となり、かつ、電流の立上りも早くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるリラクタンスモータの駆動回路
の構成を示すブロック図。
【図2】波形図。
【図3】従来技術によるりリラクタンスモータの駆動回
路の構成を示すブロック図。
【図4】波形図。
【符号の説明】 1,2 半導体スイッチング素子 3,4 ステータコイル 5,6 ダイオード 7,8 コンデンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凸極構造のロータ位置をセンサーにより
    検出しておき、適当なタイミングによって凸極構造のス
    テータにおける複数相のコイルに直流電流を順次供給
    し、前記ステータに接近しているロータを順次吸引させ
    て回転を継続するリラクタンスモータの駆動回路におい
    て、 ダイオード、前記ステータコイル、半導体スイッチング
    素子を順次接続した直列回路を直流電源のプラス端子と
    マイナス端子の間に複数並列接続した複数相のステータ
    コイルより成る主回路と、前記ダイオードと前記ステー
    タコイルとの接続点と隣接する他相のステータコイルと
    半導体スイッチング素子との接続点との間をコンデンサ
    によって交叉接続した複数の並列回路と、によってリラ
    クタンスモータの駆動回路を構成し、 前記主回路における半導体スイッチング素子を順次オン
    ・オフ制御することによって前記ステータコイルに順次
    直流電流を供給すると共に、半導体スイッチング素子が
    オフした時に前記ステータコイルに発生したエネルギー
    を隣接する他相の前記ステータコイルに転送するように
    したことを特徴とするリラクタンスモータの駆動回路。
JP8129020A 1996-04-24 1996-04-24 リラクタンスモータの駆動回路 Pending JPH09294394A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6388417B1 (en) 1999-12-06 2002-05-14 Macrosonix Corporation High stability dynamic force motor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001024