JPH09294375A - 電力変換器のコンデンサ容量判定装置 - Google Patents
電力変換器のコンデンサ容量判定装置Info
- Publication number
- JPH09294375A JPH09294375A JP8106823A JP10682396A JPH09294375A JP H09294375 A JPH09294375 A JP H09294375A JP 8106823 A JP8106823 A JP 8106823A JP 10682396 A JP10682396 A JP 10682396A JP H09294375 A JPH09294375 A JP H09294375A
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- voltage
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Abstract
(57)【要約】
【課題】単相交流を直流に変換し、この直流を交流に変
換する電力変換器で、外部回路条件に左右されることな
く、安定的かつ高精度にコンデンサ容量の低下を判定可
能とする。 【解決手段】単相交流を直流に変換し、この直流を交流
に変換する電力変換器で、直流中間回路のコンデンサ4
の交流電圧変動を検出81し、この検出結果と基準値
1,2とを比較83,84することにより分圧コンデン
サ4の容量低下を判定する手段8を備える。
換する電力変換器で、外部回路条件に左右されることな
く、安定的かつ高精度にコンデンサ容量の低下を判定可
能とする。 【解決手段】単相交流を直流に変換し、この直流を交流
に変換する電力変換器で、直流中間回路のコンデンサ4
の交流電圧変動を検出81し、この検出結果と基準値
1,2とを比較83,84することにより分圧コンデン
サ4の容量低下を判定する手段8を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電力変換器のコンデ
ンサ容量判定装置に関する。
ンサ容量判定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電力変換器に備えられた直流側コンデン
サの容量を検出する技術として、直流中間回路の初期充
電時の波形を利用して、その時定数の測定によって容量
値を推定する技術がある。
サの容量を検出する技術として、直流中間回路の初期充
電時の波形を利用して、その時定数の測定によって容量
値を推定する技術がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、電
源電圧や充電用抵抗等によってコンデンサの充電時間が
左右されるため、コンデンサ容量の高精度な検出には外
部回路条件の正確な検出が前提となる。
源電圧や充電用抵抗等によってコンデンサの充電時間が
左右されるため、コンデンサ容量の高精度な検出には外
部回路条件の正確な検出が前提となる。
【0004】本発明の目的は、単相交流を直流に変換
し、この直流を交流に変換する電力変換器において、外
部回路条件に左右されることなく、安定的かつ高精度に
コンデンサ容量の低下を判定可能な装置を提供すること
にある。
し、この直流を交流に変換する電力変換器において、外
部回路条件に左右されることなく、安定的かつ高精度に
コンデンサ容量の低下を判定可能な装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は単相交流を直流に変換し、この直流を交流
に変換する電力変換器において、直流中間回路のコンデ
ンサの交流電圧変動を検出し、この検出結果と基準値と
を比較する手段を備える。
め、本発明は単相交流を直流に変換し、この直流を交流
に変換する電力変換器において、直流中間回路のコンデ
ンサの交流電圧変動を検出し、この検出結果と基準値と
を比較する手段を備える。
【0006】外部回路条件の影響を受けない直流中間回
路のコンデンサの交流電圧変動成分を検出し、この振幅
値が所定の基準値を越えたときコンデンサ容量が低下し
たと判定するように動作する。
路のコンデンサの交流電圧変動成分を検出し、この振幅
値が所定の基準値を越えたときコンデンサ容量が低下し
たと判定するように動作する。
【0007】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施例を示す。
図1は電気車駆動用のPWMコンバータ・インバータシ
ステムに適用した場合の例である。
図1は電気車駆動用のPWMコンバータ・インバータシ
ステムに適用した場合の例である。
【0008】図1で、1は単相交流電圧源である架線、
2は架線電圧をコンバータに適した入力電圧に変換する
単相変圧器、3a及び3bは第一の変換器であるコンバ
ータを構成するスイッチングアーム、4は直流中間回路
に設置したコンデンサ、5a〜5cは第二の電力変換器
であるインバータを構成するスイッチングアーム、6は
負荷装置である誘導電動機である。ここで、3aにおけ
る31及び32は、フリーホイール用の整流素子を備え
た自己消弧可能なスイッチング素子であり、オン・オフ
制御により交流電圧をパルス幅変調(PWM)制御す
る。この例ではIGBTとしたが、GTO,トランジス
タ等でも良い。また、3a,3b及び5a〜5cは同一
の構成である。
2は架線電圧をコンバータに適した入力電圧に変換する
単相変圧器、3a及び3bは第一の変換器であるコンバ
ータを構成するスイッチングアーム、4は直流中間回路
に設置したコンデンサ、5a〜5cは第二の電力変換器
であるインバータを構成するスイッチングアーム、6は
負荷装置である誘導電動機である。ここで、3aにおけ
る31及び32は、フリーホイール用の整流素子を備え
た自己消弧可能なスイッチング素子であり、オン・オフ
制御により交流電圧をパルス幅変調(PWM)制御す
る。この例ではIGBTとしたが、GTO,トランジス
タ等でも良い。また、3a,3b及び5a〜5cは同一
の構成である。
【0009】図1における7は電力変換器の制御回路で
あり、メイン制御部71,コンバータPWM制御部72
及びインバータPWM制御部73からなる。メイン制御
部71は、コンバータPWM制御部72に直流電圧指令
Ed*,ゲートスタート/ストップ信号GS1* 等を入
力し、インバータPWM制御部73にインバータ周波数
指令Fi*,出力電圧指令E*、及びゲートスタート/ス
トップ信号GS2*等を入力し、コンバータPWM制御
部72とインバータPWM制御部73はゲート信号(オ
ン・オフ信号)を出力する。ここで、電圧edは直流中
間回路のコンデンサ4の電圧であり、その平均電圧をコ
ンバータの出力電圧制御のフィードバック信号として利
用するほか、単相交流電源に接続されたコンバータ特有
の直流中間回路電圧の交流変動に起因して発生するイン
バータ出力電流のビートを抑制するための信号としても
利用している。
あり、メイン制御部71,コンバータPWM制御部72
及びインバータPWM制御部73からなる。メイン制御
部71は、コンバータPWM制御部72に直流電圧指令
Ed*,ゲートスタート/ストップ信号GS1* 等を入
力し、インバータPWM制御部73にインバータ周波数
指令Fi*,出力電圧指令E*、及びゲートスタート/ス
トップ信号GS2*等を入力し、コンバータPWM制御
部72とインバータPWM制御部73はゲート信号(オ
ン・オフ信号)を出力する。ここで、電圧edは直流中
間回路のコンデンサ4の電圧であり、その平均電圧をコ
ンバータの出力電圧制御のフィードバック信号として利
用するほか、単相交流電源に接続されたコンバータ特有
の直流中間回路電圧の交流変動に起因して発生するイン
バータ出力電流のビートを抑制するための信号としても
利用している。
【0010】一方、8は本発明の特徴部分に相当するコ
ンデンサ容量判定回路である。このコンデンサ容量判定
回路8は、直流中間回路のコンデンサ電圧から交流変動
成分を検出する交流成分検出器81,検出された交流成
分の振幅値(大きさ)を検出する最大値検出器82,第
一の比較器83,第二の比較器84、及び交流電圧の振
幅値及びこれに関連する制御変数あるいはフィードバッ
ク信号の履歴を記録するメモリ85から構成される。9
1は第一の比較器によって判定されるコンデンサ容量の
低下を警告するための外部表示器である。92はメモリ
85の記録データを読み出すための回路である。当然な
がら、表示器91やモニタ92はコンデンサ容量判定回
路8や電力変換器制御回路7などの内部にあっても良
い。
ンデンサ容量判定回路である。このコンデンサ容量判定
回路8は、直流中間回路のコンデンサ電圧から交流変動
成分を検出する交流成分検出器81,検出された交流成
分の振幅値(大きさ)を検出する最大値検出器82,第
一の比較器83,第二の比較器84、及び交流電圧の振
幅値及びこれに関連する制御変数あるいはフィードバッ
ク信号の履歴を記録するメモリ85から構成される。9
1は第一の比較器によって判定されるコンデンサ容量の
低下を警告するための外部表示器である。92はメモリ
85の記録データを読み出すための回路である。当然な
がら、表示器91やモニタ92はコンデンサ容量判定回
路8や電力変換器制御回路7などの内部にあっても良
い。
【0011】以下、図1から図3を用いて動作を説明す
る。
る。
【0012】図2に主回路構成を示す。単相交流を電源
とするPWMコンバータでは、運転時に単相電源周波数
の2倍の周波数の交流的変動が直流中間回路のコンデン
サに発生する。図3に動作波形の一例を示す。図3は、
電源電圧esに対してコンバータ入力電流is(電源電
流に等しい)を同相(電源力率1)に制御した場合の例
である。ここで、コンバータ入力電圧ecは電源電圧e
sに対して制御角θsで運転される。実際には、コンバ
ータ入力電圧ecはPWM制御された電圧パルスからな
る交流電圧であるが、ここでは基本波を示した。この時
のコンバータ出力電流idは、コンバータ入力電圧ec
が正弦波であると仮定すると、図3(b)に示すように、
平均電流Idと電源電圧の2倍周波数成分の和となる。
交流成分ΔIdは、
とするPWMコンバータでは、運転時に単相電源周波数
の2倍の周波数の交流的変動が直流中間回路のコンデン
サに発生する。図3に動作波形の一例を示す。図3は、
電源電圧esに対してコンバータ入力電流is(電源電
流に等しい)を同相(電源力率1)に制御した場合の例
である。ここで、コンバータ入力電圧ecは電源電圧e
sに対して制御角θsで運転される。実際には、コンバ
ータ入力電圧ecはPWM制御された電圧パルスからな
る交流電圧であるが、ここでは基本波を示した。この時
のコンバータ出力電流idは、コンバータ入力電圧ec
が正弦波であると仮定すると、図3(b)に示すように、
平均電流Idと電源電圧の2倍周波数成分の和となる。
交流成分ΔIdは、
【0013】
【数1】
【0014】ここに、a:コンバータ変調率 Is:コンバータ入力電流(基本波実効値) で近似的に求められる。一方、インバータ入力電流iin
v は、スイッチングに起因した高調波成分を無視すれ
ば、インバータのビートレス制御を実施した場合には、
ほぼ直流電流と見なすことができる。
v は、スイッチングに起因した高調波成分を無視すれ
ば、インバータのビートレス制御を実施した場合には、
ほぼ直流電流と見なすことができる。
【0015】したがって、コンデンサ電圧edは、
(c)に示すような波形となり、この時の電圧変動の振
幅をΔEとすると、次式で与えられる。
(c)に示すような波形となり、この時の電圧変動の振
幅をΔEとすると、次式で与えられる。
【0016】
【数2】
【0017】ここに、ω:電源角周波数 C:コンデンサ容量 ΔEはコンバータ変調率(コンバータ入力電圧基本波振
幅をコンデンサ平均電圧で規格化した値),コンバータ
入力電流等の制御変数とコンデンサ容量から一義的に定
まり、電源電圧やコンデンサ容量以外の外部回路定数に
依存しない。ΔEが求まれば、コンデンサ容量Cは直ち
に求められる。
幅をコンデンサ平均電圧で規格化した値),コンバータ
入力電流等の制御変数とコンデンサ容量から一義的に定
まり、電源電圧やコンデンサ容量以外の外部回路定数に
依存しない。ΔEが求まれば、コンデンサ容量Cは直ち
に求められる。
【0018】本発明は、この単相コンバータ特有の性質
を利用したものである。すなわち、図1で、交流成分検
出器81によりコンデンサ電圧の交流成分を検出し、そ
の振幅値を最大値検出器82で検出する。この最大値検
出器82は交流成分の振幅値を検出するだけでなく、時
々刻々と変化する運転状態のもとでの最大の電圧振幅を
検出する役割を果たすこともできる。第一の比較器83
は数2の関係から定まるΔEの許容値である基準値1と
検出結果とを比較して、ΔEが基準値1よりも大きいと
きには出力CC1に“1”を出力する(通常は“0”を
出力)。ここで、基準値1はΔE+α1に設定する(α
1は所定値)。または、基準値1をΔEmax+α1に設
定しても良い(ΔEmaxは通常の運転で想定されるΔE
の最大値)。表示器91は、CC1が“1”となったと
きコンデンサ容量が低下したことを示す表示を出力す
る。この実施例では、外部回路条件に左右されることな
く、安定的かつ高精度にコンデンサ容量の低下を検出で
きる。
を利用したものである。すなわち、図1で、交流成分検
出器81によりコンデンサ電圧の交流成分を検出し、そ
の振幅値を最大値検出器82で検出する。この最大値検
出器82は交流成分の振幅値を検出するだけでなく、時
々刻々と変化する運転状態のもとでの最大の電圧振幅を
検出する役割を果たすこともできる。第一の比較器83
は数2の関係から定まるΔEの許容値である基準値1と
検出結果とを比較して、ΔEが基準値1よりも大きいと
きには出力CC1に“1”を出力する(通常は“0”を
出力)。ここで、基準値1はΔE+α1に設定する(α
1は所定値)。または、基準値1をΔEmax+α1に設
定しても良い(ΔEmaxは通常の運転で想定されるΔE
の最大値)。表示器91は、CC1が“1”となったと
きコンデンサ容量が低下したことを示す表示を出力す
る。この実施例では、外部回路条件に左右されることな
く、安定的かつ高精度にコンデンサ容量の低下を検出で
きる。
【0019】さらに、第二の比較器84は、最大値検出
器82の出力が基準値2を越えたとき出力CC2に
“1”を出力する(通常は“0”を出力)。ここで、基
準値2はΔE+α2か(α2は所定値、α2>α1)、
または、ΔEmax +α2に設定される。その結果、メイ
ン制御部71はゲートスタート/ストップ条件をゲート
ストップに固定し、コンバータPWM制御部とインバー
タPWM制御部の働きによりコンバータ及びインバータ
の運転を停止する。これにより、コンデンサ容量が異常
に低下した際に、それに伴うコンバータ及びインバータ
の異常動作を未然に防止することが可能となる。
器82の出力が基準値2を越えたとき出力CC2に
“1”を出力する(通常は“0”を出力)。ここで、基
準値2はΔE+α2か(α2は所定値、α2>α1)、
または、ΔEmax +α2に設定される。その結果、メイ
ン制御部71はゲートスタート/ストップ条件をゲート
ストップに固定し、コンバータPWM制御部とインバー
タPWM制御部の働きによりコンバータ及びインバータ
の運転を停止する。これにより、コンデンサ容量が異常
に低下した際に、それに伴うコンバータ及びインバータ
の異常動作を未然に防止することが可能となる。
【0020】一方、直流中間回路のコンデンサの交流電
圧変動の履歴をこの電圧変動に関連する制御変数やフィ
ードバック値とともに記録するメモリ85を設けること
により、コンデンサ容量の経年変化の様子を知ることが
可能となる。ここで、コンデンサの交流電圧変動に関連
する制御変数は、例えば数2に示す変調率aやコンバー
タ入力電流Is等である。また、検出したコンデンサ交
流電圧変動とΔEの比を記録すれば、より少ないメモリ
量でデータを記録可能である。これにより、容量低下の
恐れのあるコンデンサを容易に見つけることができるよ
うになり、特に、保守作業の軽減や寿命予測に有効とな
る。
圧変動の履歴をこの電圧変動に関連する制御変数やフィ
ードバック値とともに記録するメモリ85を設けること
により、コンデンサ容量の経年変化の様子を知ることが
可能となる。ここで、コンデンサの交流電圧変動に関連
する制御変数は、例えば数2に示す変調率aやコンバー
タ入力電流Is等である。また、検出したコンデンサ交
流電圧変動とΔEの比を記録すれば、より少ないメモリ
量でデータを記録可能である。これにより、容量低下の
恐れのあるコンデンサを容易に見つけることができるよ
うになり、特に、保守作業の軽減や寿命予測に有効とな
る。
【0021】以上の実施例は誘導電動機を駆動するPW
Mコンバータ・インバータシステムに適用した例である
が、定周波の交流を出力する電源装置であっても同様の
効果が期待できる。
Mコンバータ・インバータシステムに適用した例である
が、定周波の交流を出力する電源装置であっても同様の
効果が期待できる。
【0022】図4に第二の実施例を示す。交流成分検出
器81の入力信号がメイン制御部71内のビートレス制
御部711の操作量ΔFiとなっている以外は、図1に
示した実施例と同様である。ビートレス制御部711
は、コンデンサ電圧edに基づいて周波数補正量ΔFi
を演算出力する。インバータPWM制御部73に与える
インバータ周波数指令Fi*は、ΔFiと通常の周波数
指令Fio*の和となる。通常、この周波数補正量ΔFi
はコンデンサ電圧の交流変動成分にほぼ比例しており、
ΔFiをedの代わりに用いることができる。本実施例
では、よりシンプルな構成で図1の実施例と同様の効果
を実現できる。
器81の入力信号がメイン制御部71内のビートレス制
御部711の操作量ΔFiとなっている以外は、図1に
示した実施例と同様である。ビートレス制御部711
は、コンデンサ電圧edに基づいて周波数補正量ΔFi
を演算出力する。インバータPWM制御部73に与える
インバータ周波数指令Fi*は、ΔFiと通常の周波数
指令Fio*の和となる。通常、この周波数補正量ΔFi
はコンデンサ電圧の交流変動成分にほぼ比例しており、
ΔFiをedの代わりに用いることができる。本実施例
では、よりシンプルな構成で図1の実施例と同様の効果
を実現できる。
【0023】当然ながら、この技術は電力変換器の交流
側電圧レベル数(2レベル,3レベル、あるいはそれ以
上)に関係なく適用可能である。
側電圧レベル数(2レベル,3レベル、あるいはそれ以
上)に関係なく適用可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、単相交流を直流に変換
し、この直流を交流に変換する電力変換器で、外部回路
条件に左右されることなく、安定的かつ高精度にコンデ
ンサ容量を判定できる。
し、この直流を交流に変換する電力変換器で、外部回路
条件に左右されることなく、安定的かつ高精度にコンデ
ンサ容量を判定できる。
【図1】第一の実施例を示すブロック図。
【図2】主回路構成の説明図。
【図3】動作波形の説明図。
【図4】第二の実施例の説明図。
1…架線、2…変圧器、3a,3b,5a〜5c…スイ
ッチングアーム、4…コンデンサ、6…誘導電動機、7
…制御回路、8…コンデンサ容量判定回路、30〜33
…スイッチング素子、71…メイン制御部、72…コン
バータ制御部、73…インバータ制御部、91…表示
器、92…モニタ。
ッチングアーム、4…コンデンサ、6…誘導電動機、7
…制御回路、8…コンデンサ容量判定回路、30〜33
…スイッチング素子、71…メイン制御部、72…コン
バータ制御部、73…インバータ制御部、91…表示
器、92…モニタ。
Claims (3)
- 【請求項1】単相交流を直流に変換する第一の電力変換
器と、直流を交流に変換し、負荷に電力を供給する第二
の電力変換器と、前記第一と第二の電力変換器の直流側
に並列接続したコンデンサからなる直流中間回路を備え
た電力変換器において、前記単相交流電源電圧周波数の
2倍の周波数の前記コンデンサの交流電圧変動の大きさ
が所定の基準値より大きくなったとき、前記コンデンサ
の容量が低下したものと判断する手段を備えたことを特
徴とする電力変換器のコンデンサ容量判定装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記直流中間回路の前
記コンデンサの交流電圧変動の大きさが第一の基準値を
超えたとき外部に信号を出力し、第一の基準値より大き
な第二の基準値を超えたとき前記第一及び第二の電力変
換器を停止する手段を備えた電力変換器のコンデンサ容
量判定装置。 - 【請求項3】請求項1において、前記直流中間回路の前
記コンデンサの交流電圧変動の大きさを定期的に記憶す
る手段を備えた電力変換器のコンデンサ容量判定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8106823A JPH09294375A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 電力変換器のコンデンサ容量判定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8106823A JPH09294375A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 電力変換器のコンデンサ容量判定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09294375A true JPH09294375A (ja) | 1997-11-11 |
Family
ID=14443511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8106823A Pending JPH09294375A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 電力変換器のコンデンサ容量判定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09294375A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0924120A2 (de) * | 1997-12-17 | 1999-06-23 | Siemens Aktiengesellschaft | Einspeiseschaltung für ein Mehrsystem-Triebfahrzeug |
JP2009011107A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Toshiba Techno Network Kk | 補修情報報知装置 |
-
1996
- 1996-04-26 JP JP8106823A patent/JPH09294375A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0924120A2 (de) * | 1997-12-17 | 1999-06-23 | Siemens Aktiengesellschaft | Einspeiseschaltung für ein Mehrsystem-Triebfahrzeug |
JP2009011107A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Toshiba Techno Network Kk | 補修情報報知装置 |
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