JPH09294124A - Atm網対応型無線システム - Google Patents
Atm網対応型無線システムInfo
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- JPH09294124A JPH09294124A JP8103093A JP10309396A JPH09294124A JP H09294124 A JPH09294124 A JP H09294124A JP 8103093 A JP8103093 A JP 8103093A JP 10309396 A JP10309396 A JP 10309396A JP H09294124 A JPH09294124 A JP H09294124A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は無線区間での伝送が影響する受信AT
Mセルの揺らぎ(CDV)を抑制することができるAT
M網対応型無線システムを提供することを目的とする。 【解決手段】ATMセルを伝送するATM網100の経
路の一部にバースト割当が行われたフレームによる無線
伝送を行う無線子局13と無線基地局11とを介装した
ATM網対応型無線システムにあって、無線基地局11
に、無線子局13から送信されてきたATMセルに対応
する固定ビットレート呼データを、呼データの回線速度
に応じて1フレーム周期をバースト割当数で除した値の
周期間隔とする等間隔制御装置30を具備し、受信呼デ
ータの配置間隔を等間隔とすることによって、無線フレ
ームのバースト割当による呼データの配置が起因する受
信呼データの配置ズレ、即ちCDVを防止できるように
構成する。
Mセルの揺らぎ(CDV)を抑制することができるAT
M網対応型無線システムを提供することを目的とする。 【解決手段】ATMセルを伝送するATM網100の経
路の一部にバースト割当が行われたフレームによる無線
伝送を行う無線子局13と無線基地局11とを介装した
ATM網対応型無線システムにあって、無線基地局11
に、無線子局13から送信されてきたATMセルに対応
する固定ビットレート呼データを、呼データの回線速度
に応じて1フレーム周期をバースト割当数で除した値の
周期間隔とする等間隔制御装置30を具備し、受信呼デ
ータの配置間隔を等間隔とすることによって、無線フレ
ームのバースト割当による呼データの配置が起因する受
信呼データの配置ズレ、即ちCDVを防止できるように
構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はATM(Asynchronou
s Transfer Mode)網の加入者通信区間を無線で通信する
ためのATM網対応型無線システムに関する。
s Transfer Mode)網の加入者通信区間を無線で通信する
ためのATM網対応型無線システムに関する。
【0002】近年のマルチメディアの発展に伴い、利用
者に要求されるニーズが音声通信からより高速表示が可
能な画像通信等に移行しつつある。また、移動通信の発
展に伴い、パソコン等の端末機の移動性の確保はユーザ
に強く要求されるものであり、このような要求の実現で
従来とは異なった新規な市場が開拓されつつある。
者に要求されるニーズが音声通信からより高速表示が可
能な画像通信等に移行しつつある。また、移動通信の発
展に伴い、パソコン等の端末機の移動性の確保はユーザ
に強く要求されるものであり、このような要求の実現で
従来とは異なった新規な市場が開拓されつつある。
【0003】このような通信の高速化と移動性を兼ね備
えた通信手段として、ATM網の加入者通信区間を無線
通信化する案が非常に有効である。しかし、無線通信の
場合、その周波数資源に限りがあるため、ATM網のよ
うに高速回線をATMセル(以下セルとよぶ)の生起に
任せて使用するような無駄は許されない。このため、回
線を低速にして無線周波数帯域の削減を図り、TDMA
(Time Division Multiple Access) 化して回線速度に応
じてスロットを割り当てるなど、帯域の有効利用を図る
必要がある。このような無線区間に要求されるフレーム
/スロット割当ては従来のSTM(Synchronous Transfe
r Mode) 方式の概念であり、ATM網に無線を移植する
にはATM−STM変換が容易でない。このような難解
な技術を解消してATM網に無線を導入することが可能
なシステムが要望されている。
えた通信手段として、ATM網の加入者通信区間を無線
通信化する案が非常に有効である。しかし、無線通信の
場合、その周波数資源に限りがあるため、ATM網のよ
うに高速回線をATMセル(以下セルとよぶ)の生起に
任せて使用するような無駄は許されない。このため、回
線を低速にして無線周波数帯域の削減を図り、TDMA
(Time Division Multiple Access) 化して回線速度に応
じてスロットを割り当てるなど、帯域の有効利用を図る
必要がある。このような無線区間に要求されるフレーム
/スロット割当ては従来のSTM(Synchronous Transfe
r Mode) 方式の概念であり、ATM網に無線を移植する
にはATM−STM変換が容易でない。このような難解
な技術を解消してATM網に無線を導入することが可能
なシステムが要望されている。
【0004】
【従来の技術】最初に図9に既存のATM網に送信端末
機及び受信端末機を接続した場合の構成を示し、その説
明を行う。
機及び受信端末機を接続した場合の構成を示し、その説
明を行う。
【0005】図9において、符号1は送信端末機、2,
3はATM交換機を含むATMノード、4は受信端末機
である。各ATMノード2,3は、多数の光ファイバ5
で接続され、また送信端末機1はATMノード2にAT
M網接続用のユーザーネットワークインタフェースであ
る光ファイバ6で接続され、受信端末機4はATMノー
ド3にユーザーネットワークインタフェースである光フ
ァイバ7で接続されている。また、各ATM網2,3が
多数の光ファイバ5で接続された構成がATM網であ
る。
3はATM交換機を含むATMノード、4は受信端末機
である。各ATMノード2,3は、多数の光ファイバ5
で接続され、また送信端末機1はATMノード2にAT
M網接続用のユーザーネットワークインタフェースであ
る光ファイバ6で接続され、受信端末機4はATMノー
ド3にユーザーネットワークインタフェースである光フ
ァイバ7で接続されている。また、各ATM網2,3が
多数の光ファイバ5で接続された構成がATM網であ
る。
【0006】このような構成のATM網においてはフレ
ーム/スロットの概念が無いため、送信端末機1及び受
信端末機4間において通信の要求が発生する都度、生起
データをセル化して伝送するようになっている。
ーム/スロットの概念が無いため、送信端末機1及び受
信端末機4間において通信の要求が発生する都度、生起
データをセル化して伝送するようになっている。
【0007】送信端末機1から送信されたセル、例えば
図10に「A」,「B」,「C」,「D」で示すセル
は、ATM網の中でセルヘッダのアドレスによって行き
先を区別され、非同期に伝送されて行くが、非同期であ
るためその過程で他のセルとの衝突を避けるために待ち
合わせバッファが挿入される場合がある。
図10に「A」,「B」,「C」,「D」で示すセル
は、ATM網の中でセルヘッダのアドレスによって行き
先を区別され、非同期に伝送されて行くが、非同期であ
るためその過程で他のセルとの衝突を避けるために待ち
合わせバッファが挿入される場合がある。
【0008】このため、ATM網の伝送時間はセル毎に
異なってくる。図10に示す例では、セルA,Dは受信
端末機4に時刻t1,t2で示すように正規の伝送時間
で伝送されているが、セルBは本来t2で伝送されるは
ずがt3で伝送され、セルCはt4で伝送されるはずが
t5で伝送される。このようなATM網内のセル遅延時
間をCDV(セルディレーバリュー)と言う。
異なってくる。図10に示す例では、セルA,Dは受信
端末機4に時刻t1,t2で示すように正規の伝送時間
で伝送されているが、セルBは本来t2で伝送されるは
ずがt3で伝送され、セルCはt4で伝送されるはずが
t5で伝送される。このようなATM網内のセル遅延時
間をCDV(セルディレーバリュー)と言う。
【0009】ATM網で扱う通信呼データ(以降、呼デ
ータを単に呼と呼ぶ)にはパケット転送のような可変ビ
ットレートの呼と、音声/画像伝送のような固定ビット
レートのものがある。CDVに関しては、パケット転送
では影響が無いが、固定ビットレートのものは例えば図
10に周期tで示すように一定周期でセルの到達を期待
している。このためセルB,Cに例を示したCDV分の
揺らぎを吸収するバッファが受信端末機4に設けられて
いる。そのバッファによってATM網で発生するセルの
揺らぎは一定量(例えば1ms)以下に抑えられてい
る。
ータを単に呼と呼ぶ)にはパケット転送のような可変ビ
ットレートの呼と、音声/画像伝送のような固定ビット
レートのものがある。CDVに関しては、パケット転送
では影響が無いが、固定ビットレートのものは例えば図
10に周期tで示すように一定周期でセルの到達を期待
している。このためセルB,Cに例を示したCDV分の
揺らぎを吸収するバッファが受信端末機4に設けられて
いる。そのバッファによってATM網で発生するセルの
揺らぎは一定量(例えば1ms)以下に抑えられてい
る。
【0010】このような構成のATM網システムに無線
区間を導入した従来のATM網対応型無線システムの構
成を図11に示し、その説明を行う。但し、図11にお
いて図9の各部に対応する部分には同一符号を付し、そ
の説明を省略する。
区間を導入した従来のATM網対応型無線システムの構
成を図11に示し、その説明を行う。但し、図11にお
いて図9の各部に対応する部分には同一符号を付し、そ
の説明を省略する。
【0011】図11において、11は無線基地局、1
2,13は無線子局、14は他の送信端末機である。無
線基地局11は、光ファイバ15によってATMノード
2に接続され、また、無線子局12には光ファイバ16
によって送信端末機14が任意に接続され、無線子局1
3には光ファイバ17によって送信端末機1が任意に接
続されるようになっている。
2,13は無線子局、14は他の送信端末機である。無
線基地局11は、光ファイバ15によってATMノード
2に接続され、また、無線子局12には光ファイバ16
によって送信端末機14が任意に接続され、無線子局1
3には光ファイバ17によって送信端末機1が任意に接
続されるようになっている。
【0012】このような構成において、図12に示すよ
うに送信端末機1,14から送信されるセルA〜Dを用
いた固定ビットレート呼を、例えば矢印区間で示す周期
TのTDMAフレーム(無線フレーム)の2スロット、
即ち符号19と20で示すバースト信号AとB、符号2
1と22で示すバースト信号CとDに割当てをして無線
子局12,13から送信するようになっている。この例
ではTDMAフレーム内の前半の2スロットに各セルが
割り当てられるようになっている。
うに送信端末機1,14から送信されるセルA〜Dを用
いた固定ビットレート呼を、例えば矢印区間で示す周期
TのTDMAフレーム(無線フレーム)の2スロット、
即ち符号19と20で示すバースト信号AとB、符号2
1と22で示すバースト信号CとDに割当てをして無線
子局12,13から送信するようになっている。この例
ではTDMAフレーム内の前半の2スロットに各セルが
割り当てられるようになっている。
【0013】このようなTDMAフレームを無線基地局
11で受信し、この受信順序のまま読み出しを行ってい
る。
11で受信し、この受信順序のまま読み出しを行ってい
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のATM網対応型無線システムにおいては、上述した
ように無線基地局11で受信され、ATMノード2へ出
力されるセルの間隔は、無線区間のスロット配置に対応
するので、図12に符号23,24で示すように不均等
となり、例えば本来符号25で示す位置で受信される符
号24で示すセルBにおいては大きな揺らぎ(CDV)
が生じる。
来のATM網対応型無線システムにおいては、上述した
ように無線基地局11で受信され、ATMノード2へ出
力されるセルの間隔は、無線区間のスロット配置に対応
するので、図12に符号23,24で示すように不均等
となり、例えば本来符号25で示す位置で受信される符
号24で示すセルBにおいては大きな揺らぎ(CDV)
が生じる。
【0015】即ち、セルの揺らぎは無線フレーム上のス
ロットの割当て位置を反映しており、無線フレームの端
に集中して割当てされた場合には最悪値はTDMAフレ
ーム周期Tに近いものとなる。
ロットの割当て位置を反映しており、無線フレームの端
に集中して割当てされた場合には最悪値はTDMAフレ
ーム周期Tに近いものとなる。
【0016】TDMAフレーム周期Tを短くすれば、揺
らぎを抑えることができるが、周期の短縮化はスロット
当たりの回線速度が速くなり、割り当てられるスロット
数が減少してしまうので有効手段とは言えない。
らぎを抑えることができるが、周期の短縮化はスロット
当たりの回線速度が速くなり、割り当てられるスロット
数が減少してしまうので有効手段とは言えない。
【0017】このように従来のATM網対応型無線シス
テムにおいては無線フレームでのスロット配置がそのま
ま受信セルの位置に影響を与えるため、揺らぎが大きく
なる問題があった。
テムにおいては無線フレームでのスロット配置がそのま
ま受信セルの位置に影響を与えるため、揺らぎが大きく
なる問題があった。
【0018】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、無線区間での伝送が影響する受信ATMセ
ルの揺らぎ(CDV)を抑制することができるATM網
対応型無線システムを提供することを目的としている。
ものであり、無線区間での伝送が影響する受信ATMセ
ルの揺らぎ(CDV)を抑制することができるATM網
対応型無線システムを提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理図を
示す。この図1に示すATM網対応型無線システムは、
ATMセルを伝送するATM網100にバースト割当が
行われたフレームによる無線伝送を行う無線子局13と
無線基地局11とを介装したものであり、本発明の特徴
は無線基地局11に、無線子局13から送信されてきた
ATMセルに対応する固定ビットレート呼データを、呼
データの回線速度に応じて1フレーム周期をバースト割
当数で除した値の周期間隔とする等間隔制御装置30を
具備して構成したことにある。
示す。この図1に示すATM網対応型無線システムは、
ATMセルを伝送するATM網100にバースト割当が
行われたフレームによる無線伝送を行う無線子局13と
無線基地局11とを介装したものであり、本発明の特徴
は無線基地局11に、無線子局13から送信されてきた
ATMセルに対応する固定ビットレート呼データを、呼
データの回線速度に応じて1フレーム周期をバースト割
当数で除した値の周期間隔とする等間隔制御装置30を
具備して構成したことにある。
【0020】このような構成によれば、受信呼データの
配置間隔を等間隔とすることができるので、無線フレー
ムのバースト割当による呼データの配置が起因する受信
呼データの配置ズレ、即ち揺らぎ(CDV)を防止する
ことがきる。
配置間隔を等間隔とすることができるので、無線フレー
ムのバースト割当による呼データの配置が起因する受信
呼データの配置ズレ、即ち揺らぎ(CDV)を防止する
ことがきる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態について説明する。図2は本発明の一実施形
態によるATM網対応型無線システムのブロック構成図
である。この図に示す一実施形態において図11に示し
た従来例の各部に対応する部分には同一符号を付し、そ
の説明を省略する。
実施の形態について説明する。図2は本発明の一実施形
態によるATM網対応型無線システムのブロック構成図
である。この図に示す一実施形態において図11に示し
た従来例の各部に対応する部分には同一符号を付し、そ
の説明を省略する。
【0022】図2に示す一実施形態のATM網対応型無
線システムが図11に示した従来例と異なる点は、無線
基地局11に符号30で示す等間隔制御装置を設けたこ
とにある。
線システムが図11に示した従来例と異なる点は、無線
基地局11に符号30で示す等間隔制御装置を設けたこ
とにある。
【0023】等間隔制御装置30の構成を、図3の無線
基地局11の内部ブロック構成図に示す。図3におい
て、31はRF(Radio Frequency) 部、32は変復調
部、33はTDMA制御部、34はSTM化バッファ
部、35はATMインタフェース部であり、TDMA制
御部33を除いては従来と同機能のものである。
基地局11の内部ブロック構成図に示す。図3におい
て、31はRF(Radio Frequency) 部、32は変復調
部、33はTDMA制御部、34はSTM化バッファ
部、35はATMインタフェース部であり、TDMA制
御部33を除いては従来と同機能のものである。
【0024】TDMA制御部33は、等間隔制御装置3
0の構成要素の一部となる呼種類判断部37、書込制御
部38及び等間隔アドレステーブル39を具備してい
る。また等間隔制御装置30は、その他、分配部40
と、ATM化バッファ部41と、等間隔バッファ部42
と、合成部43とを具備して成る。
0の構成要素の一部となる呼種類判断部37、書込制御
部38及び等間隔アドレステーブル39を具備してい
る。また等間隔制御装置30は、その他、分配部40
と、ATM化バッファ部41と、等間隔バッファ部42
と、合成部43とを具備して成る。
【0025】更に、等間隔バッファ部42は、図4に示
すように、2面RAM45及びシリアルカウンタ46を
具備して成る。図3に示すRF部31は、送信端末機1
又は14から受信端末機4へ向かう上り方向において、
受信信号を中間周波数帯に変換すると共に、その逆方向
の送信信号を無線周波数帯に変換するものである。
すように、2面RAM45及びシリアルカウンタ46を
具備して成る。図3に示すRF部31は、送信端末機1
又は14から受信端末機4へ向かう上り方向において、
受信信号を中間周波数帯に変換すると共に、その逆方向
の送信信号を無線周波数帯に変換するものである。
【0026】変復調部32は、RF部31を介して受信
された信号のデータへの復調を行うと共に、送信データ
の変調を行うものである。TDMA制御部33は、受信
データの同期受信処理及び送信データのTDMAフレー
ム化送信処理を行うものである。STM化バッファ34
は、ATMインタフェース部35を介してきたセルデー
タをバースト割当に従って並べ替えを行うためのもので
ある。
された信号のデータへの復調を行うと共に、送信データ
の変調を行うものである。TDMA制御部33は、受信
データの同期受信処理及び送信データのTDMAフレー
ム化送信処理を行うものである。STM化バッファ34
は、ATMインタフェース部35を介してきたセルデー
タをバースト割当に従って並べ替えを行うためのもので
ある。
【0027】等間隔制御装置30は、TDMA制御部3
3での受信バーストデータを等間隔に配列してATMイ
ンタフェース部35へ出力するものである。以降、この
等間隔制御装置30の詳細を、無線区間において、固定
ビットレート回線で2ユーザの信号、バリアブルビット
レート回線で1ユーザの信号が伝送されているものとし
て説明する。
3での受信バーストデータを等間隔に配列してATMイ
ンタフェース部35へ出力するものである。以降、この
等間隔制御装置30の詳細を、無線区間において、固定
ビットレート回線で2ユーザの信号、バリアブルビット
レート回線で1ユーザの信号が伝送されているものとし
て説明する。
【0028】図5の(a)に示す「A」〜「F」が固定
ビットレート回線の呼接続番号に相当するATMセルの
宛て先情報を示すVCI(Virtual Channel Identifier)
=1の信号(ここでは第1呼という)、「1」〜「8」
が第1呼と異なる回線速度を有するVCI=2の信号
(第2呼という)、「X」がバリアブルビットレート回
線のVCI=3の信号(第3呼という)である。
ビットレート回線の呼接続番号に相当するATMセルの
宛て先情報を示すVCI(Virtual Channel Identifier)
=1の信号(ここでは第1呼という)、「1」〜「8」
が第1呼と異なる回線速度を有するVCI=2の信号
(第2呼という)、「X」がバリアブルビットレート回
線のVCI=3の信号(第3呼という)である。
【0029】第1〜第3呼は、最初のTDMAフレーム
周期Tに、第1呼の「A」及び「B」、第2呼の
「1」、「2」及び「3」、第3呼の「X」が、
「A」、「B」、「X」、「1」、「2」、「X」、
「3」の順で配列されている。
周期Tに、第1呼の「A」及び「B」、第2呼の
「1」、「2」及び「3」、第3呼の「X」が、
「A」、「B」、「X」、「1」、「2」、「X」、
「3」の順で配列されている。
【0030】次のTDMAフレーム周期Tに、第1呼の
「C」及び「D」、第2呼の「4」、「5」及び
「6」、第3呼の「X」が、「C」、「D」、「X」、
「4」、「5」、「X」、「6」の順で配列されてお
り、その次のTDMAフレーム周期Tに、先頭から
「E」、「F」、「7」、「8」…の順で配列されてい
る。
「C」及び「D」、第2呼の「4」、「5」及び
「6」、第3呼の「X」が、「C」、「D」、「X」、
「4」、「5」、「X」、「6」の順で配列されてお
り、その次のTDMAフレーム周期Tに、先頭から
「E」、「F」、「7」、「8」…の順で配列されてい
る。
【0031】このような配列の各呼が無線基地局11で
受信され、TDMA制御部33へ入力される。TDMA
制御部33は、各呼を受け取ると、呼種類判断部37に
よって、それらの呼が固定ビットレートのものか、バリ
アブルビットレートのものかをVCIより判定し、呼の
種類を示す呼種類信号50を分配部40へ出力する。
受信され、TDMA制御部33へ入力される。TDMA
制御部33は、各呼を受け取ると、呼種類判断部37に
よって、それらの呼が固定ビットレートのものか、バリ
アブルビットレートのものかをVCIより判定し、呼の
種類を示す呼種類信号50を分配部40へ出力する。
【0032】分配部40は、呼種類信号50に応じてT
DMA制御部33から順次送られてくる呼(符号51,
52で示す)をATM化バッファ部41又は等間隔バッ
ファ部42へ送出する。この内、バリアブルビットレー
ト呼51は、順次ATM化バッファ部41に入力されて
保持される。
DMA制御部33から順次送られてくる呼(符号51,
52で示す)をATM化バッファ部41又は等間隔バッ
ファ部42へ送出する。この内、バリアブルビットレー
ト呼51は、順次ATM化バッファ部41に入力されて
保持される。
【0033】一方、固定ビットレート呼(図4では受信
DBデータ)52は、等間隔バッファ部42へ入力さ
れ、ここで順次入力される個々の呼を等間隔にする処理
が施される。
DBデータ)52は、等間隔バッファ部42へ入力さ
れ、ここで順次入力される個々の呼を等間隔にする処理
が施される。
【0034】この処理は、まずTDMA制御部33の図
4に示す書込制御部38が、呼の固有番号である受信デ
ータバーストナンバー(受信DBNo)54に応じた等
間隔アドレス55を等間隔アドレステーブル39に書き
込む。
4に示す書込制御部38が、呼の固有番号である受信デ
ータバーストナンバー(受信DBNo)54に応じた等
間隔アドレス55を等間隔アドレステーブル39に書き
込む。
【0035】この書き込み制御は、最初に各々のTDM
Aフレーム区間における各固定ビットレート呼の回線速
度に応じた種別、種別毎のスロット数及び受信DBNo
を認識する。例えば図5の(a)に示した先頭のフレー
ム区間の各固定ビットレート呼においては、呼の種別
が、第1呼「A」及び「B」と第2呼「1」、「2」及
び「3」とであることが認識され、スロット数が、第1
呼が2個、第3呼が3個であることが認識され、またD
BNoが、「A」がDB1、「B」がDB2、「1」が
DB4、「2」がDB5、「3」がDB7であることが
認識される。
Aフレーム区間における各固定ビットレート呼の回線速
度に応じた種別、種別毎のスロット数及び受信DBNo
を認識する。例えば図5の(a)に示した先頭のフレー
ム区間の各固定ビットレート呼においては、呼の種別
が、第1呼「A」及び「B」と第2呼「1」、「2」及
び「3」とであることが認識され、スロット数が、第1
呼が2個、第3呼が3個であることが認識され、またD
BNoが、「A」がDB1、「B」がDB2、「1」が
DB4、「2」がDB5、「3」がDB7であることが
認識される。
【0036】また、書込制御部38は、等間隔バッファ
部42の2面RAM45に記憶される受信DBデータ5
2の記憶領域のアドレス数を認識している。アドレス数
はTDMAフレーム周期Tに対応したものであり、ここ
ではアドレス数が150であるとする。
部42の2面RAM45に記憶される受信DBデータ5
2の記憶領域のアドレス数を認識している。アドレス数
はTDMAフレーム周期Tに対応したものであり、ここ
ではアドレス数が150であるとする。
【0037】ここで等間隔アドレステーブル39は、図
6に示すように先のアドレス数に対応した数のDB1〜
DB150で示す受信DBNoに対応付けられたアドレ
ス記憶領域を有している。
6に示すように先のアドレス数に対応した数のDB1〜
DB150で示す受信DBNoに対応付けられたアドレ
ス記憶領域を有している。
【0038】次に、書込制御部38は、TDMAフレー
ム周期(アドレス数)T÷スロット数nの計算を行うこ
とによって受信DBデータ52を書き込む2面RAM4
5のアドレスを求める。
ム周期(アドレス数)T÷スロット数nの計算を行うこ
とによって受信DBデータ52を書き込む2面RAM4
5のアドレスを求める。
【0039】即ち、第1呼「A」及び「B」はスロット
数が2なので、150÷2=75となり、T/2周期の
セル間隔となる。これによって書込制御部38は、図6
に示すように、等間隔アドレステーブル39の呼「A」
のDBNoであるDB1のアドレス記憶領域に、2面R
AM45のアドレス番号に対応する等間隔アドレス1を
書き込み、1に75を加算して得られる等間隔アドレス
76を「B」のDBNoであるDB2のアドレス記憶領
域に書き込む。
数が2なので、150÷2=75となり、T/2周期の
セル間隔となる。これによって書込制御部38は、図6
に示すように、等間隔アドレステーブル39の呼「A」
のDBNoであるDB1のアドレス記憶領域に、2面R
AM45のアドレス番号に対応する等間隔アドレス1を
書き込み、1に75を加算して得られる等間隔アドレス
76を「B」のDBNoであるDB2のアドレス記憶領
域に書き込む。
【0040】第2呼「1」、「2」及び「3」はスロッ
ト数が3なので、150÷3=50の計算結果から、等
間隔アドレステーブル39の「1」のDBNoであるD
B4のアドレス記憶領域にアドレス3を書き込み、3に
50を加算して得られる53を「2」のDBNoである
DB5のアドレス記憶領域に書き込み、53に50を加
算して得られる103を「3」のDBNoであるDB7
のアドレス記憶領域に書き込む。
ト数が3なので、150÷3=50の計算結果から、等
間隔アドレステーブル39の「1」のDBNoであるD
B4のアドレス記憶領域にアドレス3を書き込み、3に
50を加算して得られる53を「2」のDBNoである
DB5のアドレス記憶領域に書き込み、53に50を加
算して得られる103を「3」のDBNoであるDB7
のアドレス記憶領域に書き込む。
【0041】このように等間隔アドレステーブル39に
各等間隔アドレスが書き込まれた後、図7に符号60で
示す受信DBNo54のDB1がテーブル39に入力さ
れると、テーブル39のDB1に対応付けられた符号6
1で示す等間隔アドレス1が読みだされて2面RAM4
5へ入力され、この入力アドレス1の2面RAM45の
記憶領域に受信DBデータ52のDB1に対応する呼
「A」が書き込まれて記憶される。
各等間隔アドレスが書き込まれた後、図7に符号60で
示す受信DBNo54のDB1がテーブル39に入力さ
れると、テーブル39のDB1に対応付けられた符号6
1で示す等間隔アドレス1が読みだされて2面RAM4
5へ入力され、この入力アドレス1の2面RAM45の
記憶領域に受信DBデータ52のDB1に対応する呼
「A」が書き込まれて記憶される。
【0042】以降順次、符号62で示すDB2に対応付
けられた符号63で示す等間隔アドレス76が読みださ
れ、このアドレス76の2面RAM45の記憶領域にD
B2に対応する呼「B」が書き込まれ、符号64で示す
DB4に対応付けられた符号64で示す等間隔アドレス
3が読みだされ、このアドレス3の2面RAM45の記
憶領域にDB4に対応する呼「1」が書き込まれ、符号
66で示すDB5に対応付けられた符号67で示す等間
隔アドレス53が読みだされ、このアドレス53の2面
RAM45の記憶領域にDB5に対応する呼「2」が書
き込まれ、符号68で示すDB7に対応付けられた符号
69で示す等間隔アドレス69が読みだされ、このアド
レス69の2面RAM45の記憶領域にDB7に対応す
る呼「3」が書き込まれる。
けられた符号63で示す等間隔アドレス76が読みださ
れ、このアドレス76の2面RAM45の記憶領域にD
B2に対応する呼「B」が書き込まれ、符号64で示す
DB4に対応付けられた符号64で示す等間隔アドレス
3が読みだされ、このアドレス3の2面RAM45の記
憶領域にDB4に対応する呼「1」が書き込まれ、符号
66で示すDB5に対応付けられた符号67で示す等間
隔アドレス53が読みだされ、このアドレス53の2面
RAM45の記憶領域にDB5に対応する呼「2」が書
き込まれ、符号68で示すDB7に対応付けられた符号
69で示す等間隔アドレス69が読みだされ、このアド
レス69の2面RAM45の記憶領域にDB7に対応す
る呼「3」が書き込まれる。
【0043】このように2面RAM45に固定ビットレ
ート呼が記憶されると、図4に示すシリアルカウンタ4
6が、カウント動作により1から順にインクリメントさ
れるシリアルアドレス70を2面RAM45へ出力する
ことによって、記憶された受信DBデータ52、即ち固
定ビットレート呼を図7に符号72〜76で示すように
順次読み出す。
ート呼が記憶されると、図4に示すシリアルカウンタ4
6が、カウント動作により1から順にインクリメントさ
れるシリアルアドレス70を2面RAM45へ出力する
ことによって、記憶された受信DBデータ52、即ち固
定ビットレート呼を図7に符号72〜76で示すように
順次読み出す。
【0044】また、シリアルカウンタ46は、TDMA
フレーム周期Tに対応する間隔でリセットがかかるよう
になっており、これによって1〜150までのシルアル
アドレスを繰り返し出力するようになっている。またシ
ルアルアドレスは図3に示したATMインタフェース部
35と同期したクロック信号を用いたものである。
フレーム周期Tに対応する間隔でリセットがかかるよう
になっており、これによって1〜150までのシルアル
アドレスを繰り返し出力するようになっている。またシ
ルアルアドレスは図3に示したATMインタフェース部
35と同期したクロック信号を用いたものである。
【0045】2面RAM45から読みだされる各呼は、
第1呼であれば、図5(b)に示すようにT/2周期間
隔、第2呼であれば(c)に示すようにT/3周期間隔
で読みだされる。第3呼は、バリアブルビットレート呼
なので前述したようにATM化バッファ部41から
(d)に示すように受信後そのまま読みだされる。
第1呼であれば、図5(b)に示すようにT/2周期間
隔、第2呼であれば(c)に示すようにT/3周期間隔
で読みだされる。第3呼は、バリアブルビットレート呼
なので前述したようにATM化バッファ部41から
(d)に示すように受信後そのまま読みだされる。
【0046】このように読みだされた各呼は、図2に示
す合成部43へ入力され、ここで例えば図5に符号77
及び78で示すように固定ビットレート呼「3」が、バ
リアブルビットレート呼「X」と同一タイミングで入力
された場合は、符号79及び80で示すように固定ビッ
トレート呼「3」の直後にバリアブルビットレート呼
「X」が配置されるようにATMインタフェース部35
へ出力する制御が行われる。
す合成部43へ入力され、ここで例えば図5に符号77
及び78で示すように固定ビットレート呼「3」が、バ
リアブルビットレート呼「X」と同一タイミングで入力
された場合は、符号79及び80で示すように固定ビッ
トレート呼「3」の直後にバリアブルビットレート呼
「X」が配置されるようにATMインタフェース部35
へ出力する制御が行われる。
【0047】従って、ATMインタフェース部35から
図2に示すATMノード2へは、図5の(e)に示すよ
うに各呼「A」、「1」、「X」…が出力されることに
なる。
図2に示すATMノード2へは、図5の(e)に示すよ
うに各呼「A」、「1」、「X」…が出力されることに
なる。
【0048】最後に、前述した書込制御部38が、T÷
nによって求めた等間隔アドレスを等間隔アドレステー
ブル39に設定する際のアルゴリズムを図8を参照して
説明する。
nによって求めた等間隔アドレスを等間隔アドレステー
ブル39に設定する際のアルゴリズムを図8を参照して
説明する。
【0049】最初に、図6に示すテーブル39に、前述
同様、最初に先頭TDMAフレーム区間の第1呼を記憶
する場合に、呼「A」のDB1に対応する記憶領域に、
150÷2=75の演算を行うことによりまず等間隔ア
ドレス1を記憶し、次に「B」のDB2に対応する記憶
領域に等間隔アドレス76を記憶したとする。
同様、最初に先頭TDMAフレーム区間の第1呼を記憶
する場合に、呼「A」のDB1に対応する記憶領域に、
150÷2=75の演算を行うことによりまず等間隔ア
ドレス1を記憶し、次に「B」のDB2に対応する記憶
領域に等間隔アドレス76を記憶したとする。
【0050】この場合、図8(a)に示すように、前述
の説明から明らかなように2面RAM45のアドレス1
に「A」がアドレス76に「B」が記憶される。次に、
第2呼を記憶する場合に、呼「1」のDB4に対応する
記憶領域に、150÷3=50の演算を行うことにより
まず等間隔アドレス1を記憶し、次に「2」のDB5に
対応する記憶領域に等間隔アドレス51を記憶し、次に
「3」のDB7に対応する記憶領域に等間隔アドレス1
01を記憶したとする。
の説明から明らかなように2面RAM45のアドレス1
に「A」がアドレス76に「B」が記憶される。次に、
第2呼を記憶する場合に、呼「1」のDB4に対応する
記憶領域に、150÷3=50の演算を行うことにより
まず等間隔アドレス1を記憶し、次に「2」のDB5に
対応する記憶領域に等間隔アドレス51を記憶し、次に
「3」のDB7に対応する記憶領域に等間隔アドレス1
01を記憶したとする。
【0051】この場合、図8(b)に示すように、2面
RAM45のアドレス1に「A」と「1」とが記憶され
る第1の衝突状態が生じることになる。また、同様に第
2呼を記憶する場合に、他のケースとして、呼「1」の
DB4記憶領域に、まだ未使用の適当な等間隔アドレス
16を記憶し、次に「2」のDB5記憶領域に等間隔ア
ドレス76を記憶し、次に「3」のDB7に対応する記
憶領域に等間隔アドレス126を記憶したとする。
RAM45のアドレス1に「A」と「1」とが記憶され
る第1の衝突状態が生じることになる。また、同様に第
2呼を記憶する場合に、他のケースとして、呼「1」の
DB4記憶領域に、まだ未使用の適当な等間隔アドレス
16を記憶し、次に「2」のDB5記憶領域に等間隔ア
ドレス76を記憶し、次に「3」のDB7に対応する記
憶領域に等間隔アドレス126を記憶したとする。
【0052】この場合、図8(c)に示すように、2面
RAM45のアドレス16に「A」と「2」とが記憶さ
れる第2の衝突状態が生じることになる。従って、等間
隔アドレステーブル39に等間隔アドレスを書き込んで
記憶する場合は、第1及び第2の衝突状態のような衝突
が生じないように、例えば図8(d)に示すように各呼
が2面RAM45に記憶されるように、書込制御部38
が等間隔アドレス書き込み制御を行うようになってい
る。
RAM45のアドレス16に「A」と「2」とが記憶さ
れる第2の衝突状態が生じることになる。従って、等間
隔アドレステーブル39に等間隔アドレスを書き込んで
記憶する場合は、第1及び第2の衝突状態のような衝突
が生じないように、例えば図8(d)に示すように各呼
が2面RAM45に記憶されるように、書込制御部38
が等間隔アドレス書き込み制御を行うようになってい
る。
【0053】以上説明した実施形態によれば、ATM網
にSTMの概念を持つ異種ネットワークを組み込んだ場
合に発生する固定ビットレート接続のCDVレス化を実
現することが可能となる。
にSTMの概念を持つ異種ネットワークを組み込んだ場
合に発生する固定ビットレート接続のCDVレス化を実
現することが可能となる。
【0054】既存のATM網で用意される端末機のCD
V乗換えバッファ量の機能と相互関係を保持しながら、
無線加入者網を組み込むことができ、移動性のある高速
回線ネットワークを実現することが可能となる。
V乗換えバッファ量の機能と相互関係を保持しながら、
無線加入者網を組み込むことができ、移動性のある高速
回線ネットワークを実現することが可能となる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
無線区間での伝送が影響する受信ATMセルの揺らぎ
(CDV)をほぼ無くすことのできる効果がある。
無線区間での伝送が影響する受信ATMセルの揺らぎ
(CDV)をほぼ無くすことのできる効果がある。
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施形態によるATM網対応型無線
システムのブロック構成図である。
システムのブロック構成図である。
【図3】図2に示す無線基地局内部のブロック構成図で
ある。
ある。
【図4】図3に示すTDMA制御部の本発明の特徴要素
及び等間隔バッファ部内部を示すブロック構成図であ
る。
及び等間隔バッファ部内部を示すブロック構成図であ
る。
【図5】一実施形態の動作を説明するための図である。
【図6】等間隔アドレステーブル図である。
【図7】等間隔バッファ部の動作を説明するための図で
ある。
ある。
【図8】等間隔アドレス設定アルゴリズムを説明するた
めの図である。
めの図である。
【図9】既存のATM網のブロック構成図である。
【図10】図9の動作説明図である。
【図11】従来のATM網対応型無線システムのブロッ
ク構成図である。
ク構成図である。
【図12】図11の動作説明図である。
11 無線基地局 13 無線子局 30 等間隔制御装置 100 ATM網
Claims (4)
- 【請求項1】 ATMセルを伝送するATM網にバース
ト割当が行われたフレームによる無線伝送を行う無線子
局と無線基地局とを介装したATM網対応型無線システ
ムにおいて、 前記無線基地局又は前記無線子局に、 前記無線子局又は前記無線基地局から送信されてきた前
記ATMセルに対応する固定ビットレートの呼データ
を、この呼データの回線速度に応じて1フレーム周期を
バースト割当数で除した値の周期間隔とする等間隔制御
装置を具備したことを特徴とするATM網対応型無線シ
ステム。 - 【請求項2】 前記等間隔制御装置が、 前記呼データのバースト番号に対応付けられた記憶領域
を有し、該記憶領域に等間隔アドレスが記憶される等間
隔アドレステーブルと、 該等間隔アドレスに対応するアドレスの記憶領域に、該
等間隔アドレスの記憶領域に対応付けられたバースト番
号の受信呼データが記憶される等間隔バッファ手段と、 該受信呼データの回線速度に応じて1フレーム周期をバ
ースト割当数で除した値の間隔の等間隔アドレスを、該
等間隔アドレステーブルの該受信呼データと同一のバー
スト番号に対応付けられた記憶領域に書き込んで記憶す
る書込制御手段とを具備し、 前記等間隔アドレステーブルが受信バースト番号と同一
のバースト番号の記憶領域の等間隔アドレスを出力し、
この出力等間隔アドレスの記憶領域に対応付けられたバ
ースト番号の受信呼データを、前記等間隔バッファ手段
の該出力等間隔アドレスに対応するアドレスの記憶領域
に記憶し、この記憶受信呼データをアドレス順に巡回し
て読み出すことを特徴とする請求項1記載のATM網対
応型無線システム。 - 【請求項3】 前記書込制御手段が、 前記等間隔アドレスを前記等間隔アドレステーブルに書
き込む際に、異なる回線速度の呼データ毎の等間隔アド
レスが同一記憶領域に記憶されないように制御すること
を特徴とする請求項2記載のATM網対応型無線システ
ム。 - 【請求項4】 前記等間隔制御装置が、 前記受信呼データが前記固定ビットレート及びバリアブ
ルビットレートの何れであるかを判断する呼種類判断手
段と、 該バリアブルビットレートの呼データを順次記憶するA
TM化バッファ手段と、 該判断が固定ビットレートであれば該受信呼データを前
記等間隔バッファ手段へ、該バリアブルビットレートで
あれば該ATM化バッファ手段へ分配する分配手段と、 該等間隔バッファ手段の出力呼データと、該ATM化バ
ッファ手段の出力呼データとが同一タイミングの場合に
何れかの呼データをずらす合成手段とを具備することを
特徴とする請求項3記載のATM網対応型無線システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8103093A JPH09294124A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | Atm網対応型無線システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8103093A JPH09294124A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | Atm網対応型無線システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09294124A true JPH09294124A (ja) | 1997-11-11 |
Family
ID=14345028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8103093A Withdrawn JPH09294124A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | Atm網対応型無線システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09294124A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999045675A1 (fr) * | 1998-03-06 | 1999-09-10 | Ntt Mobile Communications Network Inc. | Procede et appareil de commande de trafic |
-
1996
- 1996-04-25 JP JP8103093A patent/JPH09294124A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999045675A1 (fr) * | 1998-03-06 | 1999-09-10 | Ntt Mobile Communications Network Inc. | Procede et appareil de commande de trafic |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030701 |