JPH09286802A - 高マンノース型糖鎖 - Google Patents
高マンノース型糖鎖Info
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- JPH09286802A JPH09286802A JP8099864A JP9986496A JPH09286802A JP H09286802 A JPH09286802 A JP H09286802A JP 8099864 A JP8099864 A JP 8099864A JP 9986496 A JP9986496 A JP 9986496A JP H09286802 A JPH09286802 A JP H09286802A
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- JP
- Japan
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- manα1
- sugar chain
- hydrogen atoms
- type sugar
- 2manα1
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
- Enzymes And Modification Thereof (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
Abstract
ダーゼ活性維持剤としての使用および該糖鎖を得ること
にある。 【解決手段】 下記一般式 【化1】 (但し式中、R1、R2、R3またはR4は水素原子あ
るいは置換基を示す)で表される高マンノース型糖鎖を
アスコルビン酸オキシダーゼ活性維持剤としての使用お
よび当該糖鎖である。 【効果】 高マンノース型糖鎖をアスコルビン酸オキシ
ダーゼ活性維持剤として使用することにより、還元作用
を持つアスコルビン酸の除去を行う酵素反応系の精度を
上昇させたり、酸素の消費を利用した飲食物の劣化防止
のための脱酸素剤としての効果が期待される。
Description
るいは置換基を示す)で表される高マンノース型糖鎖を
アスコルビン酸オキシダーゼ活性維持剤としての使用お
よび該高マンノース型糖鎖に関するものである。
lfβ1→2(但し、Galfはガラクトフラノース型
を示す)としての使用、R2がManα1→6またはM
anα1→2Manα1→6としての使用、R3がMa
nα1→2としての使用、R4がManα1→2または
Manα1→2Manα1→2としての使用等が挙げら
れる。
3およびR4が水素原子としての使用、R1がGalf
β1→2(但し、Galfはガラクトフラノース型を示
す)、R2、R3およびR4が水素原子としての使用、
R1、R3およびR4が水素原子であり、R2がMan
α1→6としての使用、R1がGalfβ1→2(但
し、Galfはガラクトフラノース型を示す)であり、
R2がManα1→6であり、R3およびR4が水素原
子としての使用、R1およびR3が水素原子であり、R
2がManα1→6であり、R4がManα1→2とし
ての使用、R1がGalfβ1→2(但し、Galfは
ガラクトフラノース型を示す)であり、R2がManα
1→6であり、R3が水素原子であり、R4がManα
1→2としての使用、R1およびR3が水素原子であ
り、R2がManα1→2Manα1→6であり、R4
がManα1→2としての使用、R1およびR3が水素
原子であり、R2がManα1→6であり、R4がMa
nα1→2Manα1→2としての使用、R1がGal
fβ1→2(但し、Galfはガラクトフラノース型を
示す)であり、R2がManα1→2Manα1→6で
あり、R3が水素原子であり、R4がManα1→2と
しての使用、R1がGalfβ1→2(但し、Galf
はガラクトフラノース型を示す)であり、R2がMan
α1→6であり、R3が水素原子であり、R4がMan
α1→2Manα1→2としての使用、R1およびR3
が水素原子であり、R2がManα1→2Manα1→
6であり、R4がManα1→2Manα1→2として
の使用、R1が水素原子であり、R2がManα1→2
Manα1→6であり、R3がManα1→2であり、
R4がManα1→2Manα1→2としての使用など
が挙げられる。
るいは置換基を示す)で表される高マンノース型糖鎖に
関するものである。
lfβ1→2(但し、Galfはガラクトフラノース型
を示す)である高マンノース型糖鎖、R2がManα1
→6またはManα1→2Manα1→6である高マン
ノース型糖鎖、R3がManα1→2である高マンノー
ス型糖鎖、R4がManα1→2またはManα1→2
Manα1→2である高マンノース型糖鎖などが挙げら
れる。
3およびR4が水素原子である高マンノース型糖鎖、R
1がGalfβ1→2(但し、Galfはガラクトフラ
ノース型を示す)であり、R2、R3およびR4が水素
原子である高マンノース型糖鎖、R1、R3およびR4
が水素原子であり、R2がManα1→6である高マン
ノース型糖鎖、R1がGalfβ1→2(但し、Gal
fはガラクトフラノース型を示す)であり、R2がMa
nα1→6であり、R3およびR4が水素原子である高
マンノース型糖鎖、R1およびR3が水素原子であり、
R2がManα1→6であり、R4がManα1→2で
ある高マンノース型糖鎖、R1がGalfβ1→2(但
し、Galfはガラクトフラノース型を示す)であり、
R2がManα1→6であり、R3が水素原子であり、
R4がManα1→2である高マンノース型糖鎖、R1
およびR3が水素原子であり、R2がManα1→2M
anα1→6であり、R4がManα1→2である高マ
ンノース型糖鎖、R1およびR3が水素原子であり、R
2がManα1→6であり、R4がManα1→2Ma
nα1→2である高マンノース型糖鎖、R1がGalf
β1→2(但し、Galfはガラクトフラノース型を示
す)であり、R2がManα1→2Manα1→6であ
り、R3が水素原子であり、R4がManα1→2であ
る高マンノース型糖鎖、R1がGalfβ1→2(但
し、Galfはガラクトフラノース型を示す)であり、
R2がManα1→6であり、R3が水素原子であり、
R4がManα1→2Manα1→2である高マンノー
ス型糖鎖、R1およびR3が水素原子であり、R2がM
anα1→2Manα1→6であり、R4がManα1
→2Manα1→2である高マンノース型糖鎖、R1が
水素原子であり、R2がManα1→2Manα1→6
であり、R3がManα1→2であり、R4がManα
1→2Manα1→2である高マンノース型糖鎖などが
挙げられる。
rbate oxidase、以下AOXと略す)は
0.5モルの分子状酸素存在下、1モルのアスコルビン
酸を脱水素化し、1モルのデヒドロアスコルビン酸と1
モルの水分子を生ずる反応を触媒する酵素である(E.
C.1.10.3.3)。AOXは、血清や尿等を被検
液として生体成分を測定するに当たって還元作用を持つ
アスコルビン酸の除去を行って目的とする生体成分を測
定する際の酵素反応系の精度を上昇させたり、AOXに
よる酸素消費の反応を利用した飲食物の脱酸素下による
劣化防止方法やそのための脱酸素剤等に利用されてい
る。
としてはキュウリ(J.Biochem.,64,18
9−195,1968)及びカボチャ(J.Biol.
Chem.,248,6596−6602,197
3)、微生物由来のものとしてはミロセシウム ベルカ
リア(Myrothecium verrucari
a)(日本栄養・食糧学会誌、40,47−51,19
87)、エーロバクター エロゲネス(Aerobac
ter aerogenes)(日本栄養・食糧学会
誌、40,47−51,1987)、及びアクレモニウ
ム エスピー(Acremonium sp.)HI−
25(FERM BP−3124)(特開平3−236
766号公報)がある。該アクレモニウム sp.(A
cremonium sp.)HI−25株は工業技術
院生命工学工業研究所に受託番号FERMP−1532
8号で寄託されている(特願平7−331459号明細
書)。
活性化などに影響をおよぼすことは一般的に公知のこと
である。しかしながら、カボチャ由来のAOXの糖鎖構
造はManα1−6(Xylβ1−2)(Manα1−
3)Manβ1−4GlcNAcβ1−4GlcNAc
であるが(G.D’Andreaら(Glycocon
jugate J.,5,151−157,198
8))、当該糖鎖構造は該カボチャ由来AOXに付加し
ていてもその酵素の安定性は必ずしもよくない。即ち酵
素の安定化、活性化に寄与する糖鎖構造は酵素に合った
糖鎖が必要である。
AOXを安定化させる高マンノース型糖鎖を見出し、ア
スコルビン酸オキシダーゼ活性維持剤として使用する方
法を提供することが本発明の目的である。また、AOX
を安定化させる高マンノース型糖鎖を提供することが本
発明の目的である。
の結果、アクレモニウム エスピー(Acremoni
um sp.)HI−25(FERM P−1532
8)が産生するAOXに付加した高マンノース型糖鎖構
造がアスコルビン酸オキシダーゼを安定化させ、活性維
持剤となり得ることを見出し、本発明を完成した。即
ち、本発明は下記一般式
るいは置換基を示す)で表される高マンノース型糖鎖を
アスコルビン酸オキシダーゼ活性維持剤としての使用お
よび該高マンノース型糖鎖を提供するものである。
lfβ1→2(但し、Galfはガラクトフラノース型
を示す)である高マンノース型糖鎖、R2がManα1
→6またはManα1→2Manα1→6である高マン
ノース型糖鎖、R3がManα1→2である高マンノー
ス型糖鎖、R4がManα1→2またはManα1→2
Manα1→2である高マンノース型糖鎖等が挙げられ
る。
3およびR4が水素原子である高マンノース型糖鎖、R
1がGalfβ1→2(但し、Galfはガラクトフラ
ノース型を示す)であり、R2、R3およびR4が水素
原子である高マンノース型糖鎖、R1、R3およびR4
が水素原子であり、R2がManα1→6である高マン
ノース型糖鎖、R1がGalfβ1→2(但し、Gal
fはガラクトフラノース型を示す)であり、R2がMa
nα1→6であり、R3およびR4が水素原子である高
マンノース型糖鎖、R1およびR3が水素原子であり、
R2がManα1→6であり、R4がManα1→2で
ある高マンノース型糖鎖、R1がGalfβ1→2(但
し、Galfはガラクトフラノース型を示す)であり、
R2がManα1→6であり、R3が水素原子であり、
R4がManα1→2である高マンノース型糖鎖、R1
およびR3が水素原子であり、R2がManα1→2M
anα1→6であり、R4がManα1→2である高マ
ンノース型糖鎖、R1およびR3が水素原子であり、R
2がManα1→6であり、R4がManα1→2Ma
nα1→2である高マンノース型糖鎖、R1がGalf
β1→2(但し、Galfはガラクトフラノース型を示
す)であり、R2がManα1→2Manα1→6であ
り、R3が水素原子であり、R4がManα1→2であ
る高マンノース型糖鎖、R1がGalfβ1→2(但
し、Galfはガラクトフラノース型を示す)であり、
R2がManα1→6であり、R3が水素原子であり、
R4がManα1→2Manα1→2である高マンノー
ス型糖鎖、R1およびR3が水素原子であり、R2がM
anα1→2Manα1→6であり、R4がManα1
→2Manα1→2である高マンノース型糖鎖、R1が
水素原子であり、R2がManα1→2Manα1→6
であり、R3がManα1→2であり、R4がManα
1→2Manα1→2である高マンノース型糖鎖などが
挙げられる。
ン酸オキシダーゼ活性維持としての使用に当たっては、
高マンノース型糖鎖の群から選ばれた少なくとも一種以
上を活性維持剤とすることにより達成されるものであ
り、この高マンノース型糖鎖の群から選ばれた少なくと
も一種以上を活性維持剤としたアスコルビン酸オキシダ
ーゼは、従来のその他のAOXに比べて活性維持が格段
に向上することを見出した。
である。即ちアスコルビン酸オキシダーゼの活性維持
は、高マンノース型糖鎖を活性維持剤とすることにより
なされ、該アスコルビン酸オキシダーゼ活性維持によ
り、AOXをアスコルビン酸の安定的測定や酸化防止法
に用いることが可能となり、高マンノース型糖鎖をアス
コルビン酸オキシダーゼ活性維持剤としての使用および
該高マンノース型糖鎖を提供し得るものであることが見
出された。本発明の高マンノース型糖鎖をアスコルビン
酸オキシダーゼ活性維持剤としての使用に当たっては、
アスコルビン酸オキシダーゼ1分子に対して、高マンノ
ース型糖鎖の群から選ばれた1種以上を1〜8分子含ま
れることを特徴とする。
が、特にこれに限定されるものではない。本発明は、ア
クレモニウム エスピー(Acremonium s
p.)HI−25からAOXを村尾らの方法(Bios
ci.Biotech.Biochem.,56,84
7−852,1992)により精製分離し、該AOXの
N−結合型糖鎖を松浦らの方法(Glycoconju
gate J.,5,13−26,1988)でヒドラ
ジン分解および再アセチル化し、遊離型糖鎖を作製す
る。遊離した糖鎖をp−アミノベンゼン酸エチルエステ
ル(ABEE)で還元的にアミノ化した後、PRE−S
EP C18 カートリッジ(テセック社製、アメリ
カ)及びBio−Gel P−4カラム(200−40
0メッシュ、1.0×45cm)で精製する。
ラム(直径0.46×25cm、トーソー社製)による
陰イオン交換高速液体クロマトグラフィーにより、分離
精製をする。中性ABEE−糖鎖の分画はTSKgel
アミド−80カラム(直径0.46×25cm)(ト
ーソー社製)あるいはワコーシル5C18−200カラ
ム(直径0.4×25cm)(和光純薬社製)で行う。
それぞれのABEE−糖鎖の解析は2次元マッピングに
より行う。
を1.5M濃度のメタノール性塩酸中でメタノール分解
することにより生じるトリメチルシリルメチル化糖のガ
ス液体クロマトグラフィー(GLC)で分析することに
より行う。単糖の絶対的な立体配座は高野らの方法(B
iosci.Biotech.Biochem.,5
7,1195−1197,1993)により、トリメチ
ルシリルL−2−オクチル化糖をGLC分析することに
より行う。GLCはDB−5充填シリカキャピラリーカ
ラム(0.32mm×25m)(J&W サイエンティ
フィック社製、アメリカ)で行い、カラム温度は50℃
〜170℃まで毎分20℃上昇させ、その後250℃ま
では毎分3℃上昇させる。
arbohydr.Res.,131,209−21
7,1984)で過メチル化した後、メチル化サンプル
を加水分解し、還元し、アセチル化する。結果として生
じる部分的にメチル化されたアルディトールアセテート
をGC/MS OP−1000ガスクロマトグラフィー
−マススペクトメトリーで解析する。
ガラクトフラノシド結合を加水分解するために、ABE
E−糖鎖の0.01N塩酸中で100℃、30分間、穏
和な加水分解を行う。他方、ヒドラジン分解により、A
OXから調製される遊離型N−結合糖鎖中のガラクトフ
ラノシドの加水分解は0.02N塩酸中で100℃、1
50分間行う。
乾固蒸発させ、その蒸発乾固物は繰り返し水と蒸発させ
た後、ABEEを付加し、高速液体クロマトグラフィー
による分析を行う。ABEE−糖鎖のNMR分析はAB
EE−糖鎖を繰り返し重水に置換し、Bruker A
M400分光計で行う。FAB−MS分析はJEOL
JMS−HX100マス分光計で行う。以上の操作によ
り、AOX結合糖鎖の構造が明らかとなる。
くとも一種を有効成分とするアスコルビン酸オキシダー
ゼの安定化作用は、精製AOXをスタールらの方法(P
roc.Natl.Acad.Sci.USA,73,
4045−4049,1976)による過ヨウ素酸酸化
処理をし、糖鎖機能を破壊したAOXを調製した後、精
製AOXと比較することにより、該有効成分のアスコル
ビン酸オキシダーゼに及ぼす安定化効果として定量化で
きる。
5mMのアスコルビン酸、0.05mMの塩酸、0.5
mMのエチレンジアミン4酢酸ナトリウム、0.1Mの
リン酸2水素カリウム、5mMのリン酸水素2ナトリウ
ム、最終pH5.6)1mlを試験管に入れ、30℃で
5分間インキュベートした後に、適当に希釈した酵素液
0.1mlを添加して撹拌し、反応を停止して、245
nmの吸光度Asを測定する。
3mlを試験管中で混合撹拌し、30℃で5分間インキ
ュベートした後に、先述と同じ酵素液0.1mlを加え
撹拌し、245nmの吸光度を測定してブランク吸光度
Abを求める。これにより得られたAsとAbから、以
下の式により酵素液の酵素活性値が導き出される。 活性値(u/ml)=(As−Ab)×0.52×(希
釈率)
少なくとも一種を有効成分としたAOXの安定化剤は、
AOXを共に使用することによって、還元作用を持つア
スコルビン酸の除去を行うAOX酵素反応系の精度を上
昇させたり、AOXによるアスコルビン酸酸化時の酸素
の消費を利用した飲食物の劣化防止方法及びそのための
脱酸素剤等に安定的に利用されるという効能を有する。
を説明するが、本発明はこれに限定されるものではな
い。 実施例1 アクレモニウム sp.からのAOX(アスコルビン酸
オキシダーゼ)の分離精製 (1)アクレモニウム sp.の培養 CM培地(ショ糖20g/l 、リン酸二水素カリウム
0.5g/l 、リン酸水素二カリウム0.5g/l 、塩
化カリウム0.5g/l 、硫酸マグネシウム・7水塩
0.5g/l 、硫酸第1鉄・7水塩0.01g/l 、硝
酸ナトリウム3g/l、酵母エキス4g/l 、ペプトン
10g/l )に、AOX生産菌であるアクレモニウム
エスピー(Acremonium sp.)HI−25
株(FERMP−15328)を植菌し28℃で10日
間撹拌培養して、アスコルビン酸オキシダーゼ活性(総
活性、1,030,000ユニット)を含む培養液10
0Lを得た。
を含む培養物から村尾らの方法(Biosci.Bio
tech.Biochem.,56,847−852,
1992)にしたがってAOXを精製し、総活性として
120,000ユニット(86mg)を得た。
lycoconjugate J.,5,13−26,
1988)でヒドラジン分解及び再アセチル化し、遊離
型糖鎖を作製した。次に、太田ら(Glycoconj
ugate J.,8,400−413,1991)及
び松浦ら(Glycoconjugate J.,5,
13−26,1988)の方法にならって、遊離した糖
鎖をp−アミノベンゼン酸エチルエステル(ABEE)
で還元的にアミノ化した後、PRE−SEP C18
カートリッジ(テセック社製、アメリカ)及びBio−
Gel P−4カラム(200−400メッシュ、1.
0×45cm)で精製した。
ラム(直径0.46×25cm、トーソー社製)による
陰イオン交換高速液体クロマトグラフィーにより、分離
精製をした。該カラムは10mMリン酸2水素1ナトリ
ウムで10分間溶出させた後、10mM〜170mMの
リン酸2水素1ナトリウム緩衝液で直線的勾配の下で、
流速0.5ml/分で溶出した。図1中において、バー
で示した部分をプールした。分画N及び分画AIはそれ
ぞれ中性糖鎖及びモノリン酸化糖鎖のABEE誘導体に
相当した。
セトニトリル−水(9:1))と溶媒B(アセトニトリ
ル−水(1:9))の80:20の比率の混合物で平衡
化したTSKgel アミド−80カラム(直径0.4
6×25cm)(トーソー社製)高速液体クロマトグラ
フィーで行った。サンプルの負荷後、溶出は直線的勾配
で溶媒Aと溶媒Bとが50:50の比率になるまで、4
0℃、0.8ml/分で、60分間行った。図2に示し
たように、分画Nをa〜lまでの12分画として集め
た。
−糖鎖及びグリコシダーゼ消化産物の2次元マッピング
解析は、TSKgel アミド−80カラム(直径0.
46×25cm)(トーソー社製)およびワコーシル5
C18−200カラム(直径0.4×25cm)(和光
純薬社製)で行った。TSKgel アミド−80カラ
ムからのABEE−糖鎖の溶出位置はグルコースユニッ
トの数として表し、ワコーシル5C18−200カラム
のODSカラムからの溶出位置はグルコースABEEに
対するのと同様に相対的な保持時間で表した。
記したように溶媒A(アセトニトリル−水(9:1))
と溶媒B(アセトニトリル−水(1:9))の80:2
0の比率の混合物で平衡化したTSKgel アミド−
80カラム(直径0.46×25cm)(トーソー社
製)高速液体クロマトグラフィーで行った。サンプルの
負荷後、溶出は直線的勾配で溶媒Aと溶媒Bとが50:
50の比率になるまで、40℃,0.8ml/分間で、
60分間行った。
0mM酢酸中で9%〜11%のアセトニトリルの直線的
勾配で、40℃、0.8ml/分の流速で、60分間溶
出した。上記2方法での解析結果を図3に示した。次
に、モノガラクトシル化高マンノース型ABEE−糖鎖
及びαマンノシダーゼ消化及び穏和な酸加水分解産物の
2次元マッピング解析はTSKgel アミド−80カ
ラム(直径0.46×25cm)(トーソー社製)およ
びワコーシル5C18−200カラム(直径0.4×2
5cm)(和光純薬社製)で行い、この2方法での解析
結果を図4に示した。
析はABEE−糖鎖を繰り返し重水に置換し、Bruk
er AM400分光計で行い、分画Nのピークfにお
けるABEE−糖鎖の400MHzプロトンNMRによ
る解析をした。その結果を図5(a)に示した。また、
ピークXについても同様に解析した。その結果を図5
(b)に示した。さらに、ABEE誘導体糖鎖構造由来
の標的グループのプロトン化学シフトは表1に示すとお
りである。
ークjにおけるABEE−糖鎖のA.saitoiαマ
ンノシダーゼI(天野らの方法(J.Bioche
m.,99,1645−1654,1986)にて調
製)による消化産物(100mM酢酸ナトリウム緩衝
液、pH5.0、37℃、24時間反応)のTSKge
l アミド−80高速液体クロマトグラフィーによる解
析を行った。そのクロマトグラムを図6に示した。
を1.5M濃度のメタノール性塩酸中でメタノール分解
することにより生じるトリメチルシリルメチル化糖のガ
ス液体クロマトグラフィー(GLC)で分析することに
より行った。単糖の絶対的な立体配座は高野らの方法
(Biosci.Biotech.Biochem.,
57,1195−1197,1993)により、トリメ
チルシリルL−2−オクチル化糖をGLC分析すること
により行った。GLCはDB−5充填シリカキャピラリ
ーカラム(0.32mm×25m)(J&W サイエン
ティフィック社製、アメリカ)で行い、カラム温度は5
0℃〜170℃まで毎分20℃上昇させ、その後250
℃までは毎分3℃上昇させた。
arbohydr.Res.,131,209−21
7,1984)で過メチル化した後、メチル化サンプル
を加水分解し、還元し、アセチル化した。結果として生
じる部分的にメチル化されたアルディトールアセテート
をGC/MS OP−1000ガスクロマトグラフィー
−マススペクトメトリーで解析した。
ガラクトフラノシド結合を加水分解するために、ABE
E−糖鎖の0.01N塩酸中で100℃、30分間、穏
和な加水分解を行った。他方、ヒドラジノ分解により、
AOXから調製される遊離型N−結合糖鎖中のガラクト
フラノシドの加水分解は0.02N塩酸中で100℃、
150分間行った。
乾固蒸発させ、その蒸発乾固物は繰り返し水と蒸発させ
た後、ABEEを付加し、高速液体クロマトグラフィー
による分析を行った。FAB−MS分析はJEOL J
MS−HX100マス分光計で行った。以上の実験結果
から解明できたアクレモニウム sp.のAOXの中性
N−結合型糖鎖の構造を下記に示した。即ち、分画Nピ
ークaの構造を下記に示した。
た。
た。
ム(シグマ社製)10mM添加し、50mM酢酸緩衝液
(pH5.0)中で4℃,1時間、暗中で反応させ、糖
鎖機能を破壊したAOXを調製した。
評価 精製AOX50ユニットと糖鎖機能を破壊したAOX5
0ユニットをそれぞれ0.1Mリン酸緩衝液(pH7.
0)に置換し、60℃、30分間静置した。静置後、そ
れぞれのアスコルビン酸オキシダーゼ活性を測定した結
果、精製AOXは50ユニット、糖鎖機能を破壊したA
OXは20ユニットの回収率であった。
を破壊したAOX20ユニットをそれぞれ0.1Mリン
酸緩衝液(pH7.0)に置換し、37℃、40日間静
置した。40日後、AOXの活性回収率は精製AOXが
98%、糖鎖機能を破壊したAOXが30%であった。
本結果により、高マンノース型糖鎖をアスコルビン酸オ
キシダーゼ活性維持剤として使用できることが明らかと
なった。
スコルビン酸オキシダーゼ活性維持剤としての使用は、
以上のように、還元作用を持つアスコルビン酸の除去を
行う酵素反応系の精度を上昇させたり、酸素の消費を利
用した飲食物の劣化防止方法およびそのための脱酸素剤
等に利用される。
体をTSKgel DEAE−5PWカラム(直径0.
46×25cm,トーソー社製)による陰イオン交換高
速液体クロマトグラフィーにより、分離精製をしたもの
である。
ニトリル−水(9:1))と溶媒B(アセトニトリル−
水(1:9))の80:20の比率の混合物で平衡化し
たTSKgel アミド−80カラム(直径0.46x
25cm)(トーソー社製)高速液体クロマトグラフィ
ーである。図中、ピークa〜ピークlまでの12分画を
集めた。
0mM酢酸中で9%〜11%のアセトニトリルの直線的
勾配で溶出したものである。
糖鎖及びαマンノシダーゼ消化及び穏和な酸加水分解産
物をTSKgel アミド−80カラム(直径0.46
×25cm)(トーソー社製)あるいはワコーシル5C
18−200カラム(直径0.4×25cm)(和光純
薬社製)で行った2次元マッピング解析結果である。
E−糖鎖の400MHzプロトンNMRであり、それぞ
れ(b)と(a)に対応する。
るABEE−糖鎖のA.saitoiαマンノシダーゼ
Iによる消化産物のTSKgel アミドー80高速液
体クロマトグラフィーである。
Claims (34)
- 【請求項1】 下記一般式 【化1】 (但し式中、R1、R2、R3またはR4は水素原子あ
るいは置換基を示す)で表される高マンノース型糖鎖の
アスコルビン酸オキシダーゼ活性維持剤としての使用。 - 【請求項2】 R1がGalfβ1→2(但し、Gal
fはガラクトフラノース型を示す)である請求項1記載
の方法。 - 【請求項3】 R2がManα1→6またはManα1
→2Manα1→6である請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 R3がManα1→2である請求項1記
載の方法。 - 【請求項5】 R4がManα1→2またはManα1
→2Manα1→2である請求項1記載の方法。 - 【請求項6】 R1、R2、R3およびR4が水素原子
である請求項1記載の方法。 - 【請求項7】 R1がGalfβ1→2(但し、Gal
fはガラクトフラノース型を示す)であり、R2、R3
およびR4が水素原子である請求項1記載の方法。 - 【請求項8】 R1、R3およびR4が水素原子であ
り、R2がManα1→6である請求項1記載の方法。 - 【請求項9】 R1がGalfβ1→2(但し、Gal
fはガラクトフラノース型を示す)であり、R2がMa
nα1→6であり、R3およびR4が水素原子である請
求項1記載の方法。 - 【請求項10】 R1およびR3が水素原子であり、R
2がManα1→6であり、R4がManα1→2であ
る請求項1記載の方法。 - 【請求項11】 R1がGalfβ1→2(但し、Ga
lfはガラクトフラノース型を示す)であり、R2がM
anα1→6であり、R3が水素原子であり、R4がM
anα1→2である請求項1記載の方法。 - 【請求項12】 R1およびR3が水素原子であり、R
2がManα1→2Manα1→6であり、R4がMa
nα1→2である請求項1記載の方法。 - 【請求項13】 R1およびR3が水素原子であり、R
2がManα1→6であり、R4がManα1→2Ma
nα1→2である請求項1記載の方法。 - 【請求項14】 R1がGalfβ1→2(但し、Ga
lfはガラクトフラノース型を示す)であり、R2がM
anα1→2Manα1→6であり、R3が水素原子で
あり、R4がManα1→2である請求項1記載の方
法。 - 【請求項15】 R1がGalfβ1→2(但し、Ga
lfはガラクトフラノース型を示す)であり、R2がM
anα1→6であり、R3が水素原子であり、R4がM
anα1→2Manα1→2である請求項1記載の方
法。 - 【請求項16】 R1およびR3が水素原子であり、R
2がManα1→2Manα1→6であり、R4がMa
nα1→2Manα1→2である請求項1記載の方法。 - 【請求項17】 R1が水素原子であり、R2がMan
α1→2Manα1→6であり、R3がManα1→2
であり、R4がManα1→2Manα1→2である請
求項1記載の方法。 - 【請求項18】 下記一般式 【化2】 (但し式中、R1、R2、R3またはR4は水素原子あ
るいは置換基を示す)で表される高マンノース型糖鎖。 - 【請求項19】 R1がGalfβ1→2(但し、Ga
lfはガラクトフラノース型を示す)である請求項18
記載の高マンノース型糖鎖。 - 【請求項20】 R2がManα1→6またはManα
1→2Manα1→6である請求項18記載の高マンノ
ース型糖鎖。 - 【請求項21】 R3がManα1→2である請求項1
8記載の高マンノース型糖鎖。 - 【請求項22】 R4がManα1→2またはManα
1→2Manα1→2である請求項18記載の高マンノ
ース型糖鎖。 - 【請求項23】 R1、R2、R3およびR4が水素原
子である請求項18記載の高マンノース型糖鎖。 - 【請求項24】 R1がGalfβ1→2(但し、Ga
lfはガラクトフラノース型を示す)であり、R2、R
3およびR4が水素原子である請求項18記載の高マン
ノース型糖鎖。 - 【請求項25】 R1、R3およびR4が水素原子であ
り、R2がManα1→6である請求項18記載の高マ
ンノース型糖鎖。 - 【請求項26】 R1がGalfβ1→2(但し、Ga
lfはガラクトフラノース型を示す)であり、R2がM
anα1→6であり、R3およびR4が水素原子である
請求項18記載の高マンノース型糖鎖。 - 【請求項27】 R1およびR3が水素原子であり、R
2がManα1→6であり、R4がManα1→2であ
る請求項18記載の高マンノース型糖鎖。 - 【請求項28】 R1がGalfβ1→2(但し、Ga
lfはガラクトフラノース型を示す)であり、R2がM
anα1→6であり、R3が水素原子であり、R4がM
anα1→2である請求項18記載の高マンノース型糖
鎖。 - 【請求項29】 R1およびR3が水素原子であり、R
2がManα1→2Manα1→6であり、R4がMa
nα1→2である請求項18記載の高マンノース型糖
鎖。 - 【請求項30】 R1およびR3が水素原子であり、R
2がManα1→6であり、R4がManα1→2Ma
nα1→2である請求項18記載の高マンノース型糖
鎖。 - 【請求項31】 R1がGalfβ1→2(但し、Ga
lfはガラクトフラノース型を示す)であり、R2がM
anα1→2Manα1→6であり、R3が水素原子で
あり、R4がManα1→2である請求項18記載の高
マンノース型糖鎖。 - 【請求項32】 R1がGalfβ1→2(但し、Ga
lfはガラクトフラノース型を示す)であり、R2がM
anα1→6であり、R3が水素原子であり、R4がM
anα1→2Manα1→2である請求項18記載の高
マンノース型糖鎖。 - 【請求項33】 R1およびR3が水素原子であり、R
2がManα1→2Manα1→6であり、R4がMa
nα1→2Manα1→2である請求項18記載の高マ
ンノース型糖鎖。 - 【請求項34】 R1が水素原子であり、R2がMan
α1→2Manα1→6であり、R3がManα1→2
であり、R4がManα1→2Manα1→2である請
求項18記載の高マンノース型糖鎖。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8099864A JPH09286802A (ja) | 1996-04-22 | 1996-04-22 | 高マンノース型糖鎖 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8099864A JPH09286802A (ja) | 1996-04-22 | 1996-04-22 | 高マンノース型糖鎖 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09286802A true JPH09286802A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14258680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8099864A Pending JPH09286802A (ja) | 1996-04-22 | 1996-04-22 | 高マンノース型糖鎖 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09286802A (ja) |
-
1996
- 1996-04-22 JP JP8099864A patent/JPH09286802A/ja active Pending
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