JPH09284600A - 2体型の映像表示装置 - Google Patents
2体型の映像表示装置Info
- Publication number
- JPH09284600A JPH09284600A JP8931196A JP8931196A JPH09284600A JP H09284600 A JPH09284600 A JP H09284600A JP 8931196 A JP8931196 A JP 8931196A JP 8931196 A JP8931196 A JP 8931196A JP H09284600 A JPH09284600 A JP H09284600A
- Authority
- JP
- Japan
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- signal
- rgb
- image display
- connection cable
- power supply
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- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
- Television Receiver Circuits (AREA)
- Details Of Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 2体型のテレビジョン受像機などの映像信号
処理/電源部と画像表示部とを互いに接続するケーブル
のロスによる輝度/コントラストの変化を補償する。 【解決手段】 映像信号処理/電源部1の映像同期処理
回路13でもってRGB信号に基準信号を付加し、RGB
接続ケーブル3を通り、画像表示部2へ伝送された後の
基準信号の減衰量を第2のRGB接続ケーブル4を介し
て返送される。これを映像同期処理回路13における基準
電圧と比較することでRGB接続ケーブル3での減衰量
を知りこれをもとに輝度/コントラストを補償する。
処理/電源部と画像表示部とを互いに接続するケーブル
のロスによる輝度/コントラストの変化を補償する。 【解決手段】 映像信号処理/電源部1の映像同期処理
回路13でもってRGB信号に基準信号を付加し、RGB
接続ケーブル3を通り、画像表示部2へ伝送された後の
基準信号の減衰量を第2のRGB接続ケーブル4を介し
て返送される。これを映像同期処理回路13における基準
電圧と比較することでRGB接続ケーブル3での減衰量
を知りこれをもとに輝度/コントラストを補償する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は映像信号処理/電源
部分と画像表示部分の2体を、接続ケーブルで接続して
なる2体型の映像表示装置に関する。さらに詳しくは壁
掛けテレビまたはディスプレイのように画像表示部分と
映像信号処理/電源部分が別体になっているテレビジョ
ン受像機やディスプレイ装置に関するものである。
部分と画像表示部分の2体を、接続ケーブルで接続して
なる2体型の映像表示装置に関する。さらに詳しくは壁
掛けテレビまたはディスプレイのように画像表示部分と
映像信号処理/電源部分が別体になっているテレビジョ
ン受像機やディスプレイ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディスプレイ分野での技術革新は
めざましく、壁掛けテレビなどの実現のために様々な薄
型デバイスが開発されてきており、例えば、プラズマデ
ィスプレイや、液晶ディスプレイなどがあげられる。し
かし、画像表示部分が薄型化されることにより、従来の
ブラウン管式テレビジョン受像機のようにテレビジョン
受像機本体の筐体内に、電源部や偏向や信号処理回路等
多くの回路のすべてを納めることができず、それらの回
路を薄型の画像表示部分本体とは別に用意した筐体内に
納め、互いに接続ケーブルなどで接続する構成をとるこ
とが多い。
めざましく、壁掛けテレビなどの実現のために様々な薄
型デバイスが開発されてきており、例えば、プラズマデ
ィスプレイや、液晶ディスプレイなどがあげられる。し
かし、画像表示部分が薄型化されることにより、従来の
ブラウン管式テレビジョン受像機のようにテレビジョン
受像機本体の筐体内に、電源部や偏向や信号処理回路等
多くの回路のすべてを納めることができず、それらの回
路を薄型の画像表示部分本体とは別に用意した筐体内に
納め、互いに接続ケーブルなどで接続する構成をとるこ
とが多い。
【0003】図4は従来例の2体型のテレビジョン受像
機の構成を示すブロック図である。図4において、1は
映像信号処理/電源部、2は画像表示部、3は前記映像
信号処理/電源部1と画像表示部2を結ぶRGB接続ケ
ーブルである。また、前記映像信号処理/電源部1は、
いくつかの入力から所望の入力信号を選択する入力信号
切換回路11と、前記入力信号切換回路11で切り換えられ
た複合映像信号を輝度信号Yと色信号Cに分離するY/
C分離回路12と、前記Y/C分離回路12で分離された輝
度信号Yと色信号Cに基づいてRGB信号に復調し、か
つ、輝度およびコントラストの調整を行ってRGB接続
ケーブル3へ映像信号を出力する映像同期処理回路(V
CJ:ビデオクロマジャングル)13と、これら各回路の
電源14とでなる。
機の構成を示すブロック図である。図4において、1は
映像信号処理/電源部、2は画像表示部、3は前記映像
信号処理/電源部1と画像表示部2を結ぶRGB接続ケ
ーブルである。また、前記映像信号処理/電源部1は、
いくつかの入力から所望の入力信号を選択する入力信号
切換回路11と、前記入力信号切換回路11で切り換えられ
た複合映像信号を輝度信号Yと色信号Cに分離するY/
C分離回路12と、前記Y/C分離回路12で分離された輝
度信号Yと色信号Cに基づいてRGB信号に復調し、か
つ、輝度およびコントラストの調整を行ってRGB接続
ケーブル3へ映像信号を出力する映像同期処理回路(V
CJ:ビデオクロマジャングル)13と、これら各回路の
電源14とでなる。
【0004】また、画像表示部2は入力バッファ21と表
示装置22とでなる。
示装置22とでなる。
【0005】上記構成により映像信号処理/電源部1と
画像表示部2とはRGB接続ケーブル3で結ばれている
ので、画像表示部2を例えば壁等に設置して映像信号処
理/電源部1から送られてくる映像を表示し使用者に視
聴させるものである。
画像表示部2とはRGB接続ケーブル3で結ばれている
ので、画像表示部2を例えば壁等に設置して映像信号処
理/電源部1から送られてくる映像を表示し使用者に視
聴させるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4で
説明した画像表示部と映像信号処理/電源部とを結線し
て使用する場合、特にRGB信号で接続する場合は互い
に多芯のケーブルで接続することになる。一般的に壁掛
けテレビの場合は画像表示部を壁に設置し、映像信号処
理/電源部を少し離れて使用者が操作しやすい場所、ま
たは美観上どこかに隠して設置する場合が多い。このた
め設置の条件によって、画像表示部と映像信号処理/電
源部を互いに結ぶケーブルの長さが様々に変わることに
なる。ケーブルには固有の特性インピーダンスがあり、
その長さにより中を通る信号の損失も変化する。
説明した画像表示部と映像信号処理/電源部とを結線し
て使用する場合、特にRGB信号で接続する場合は互い
に多芯のケーブルで接続することになる。一般的に壁掛
けテレビの場合は画像表示部を壁に設置し、映像信号処
理/電源部を少し離れて使用者が操作しやすい場所、ま
たは美観上どこかに隠して設置する場合が多い。このた
め設置の条件によって、画像表示部と映像信号処理/電
源部を互いに結ぶケーブルの長さが様々に変わることに
なる。ケーブルには固有の特性インピーダンスがあり、
その長さにより中を通る信号の損失も変化する。
【0007】この場合、RGB信号が通るのでケーブル
の長さにより輝度およびコントラストが変化することに
なる。このため設置の際ケーブルの長さにより変化する
輝度およびコントラストを補正する必要があり、ケーブ
ルの長さに応じて輝度およびコントラストを工場で組み
立て時または出荷する際に調整するか、または設置の場
所で再調整をする必要があり、かなり面倒であった。
の長さにより輝度およびコントラストが変化することに
なる。このため設置の際ケーブルの長さにより変化する
輝度およびコントラストを補正する必要があり、ケーブ
ルの長さに応じて輝度およびコントラストを工場で組み
立て時または出荷する際に調整するか、または設置の場
所で再調整をする必要があり、かなり面倒であった。
【0008】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、画像表示部と映像信号処理/電源部とが別体になっ
ていて相互に接続ケーブルで結線するテレビジョン受像
機またはディスプレイ装置で、設置の状態によって変化
する接続ケーブルの長さによる輝度およびコントラスト
の変化を補償し設置の条件の差による再調整をする手間
を省くことを目的とする。
り、画像表示部と映像信号処理/電源部とが別体になっ
ていて相互に接続ケーブルで結線するテレビジョン受像
機またはディスプレイ装置で、設置の状態によって変化
する接続ケーブルの長さによる輝度およびコントラスト
の変化を補償し設置の条件の差による再調整をする手間
を省くことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、映像信号処理/電源部分と画像表示部分の2
体を、接続ケーブルで結線してなる2体型の映像表示装
置において、RGB信号の垂直帰線期間に輝度およびコ
ントラストの基準信号を重畳し、前記接続ケーブルによ
るRGB信号の損失を前記基準信号から読み取り、補償
するものである。 したがって本発明によれば接続ケー
ブルのインピーダンスによりRGB信号が減衰したとき
にその帰線期間に重畳された基準信号も同じように減衰
することになる。その基準信号を再び映像信号処理/電
源部分へ返してやり、この信号を接続ケーブルでの信号
の減衰の度合いを表す情報としてコントラスト、明るさ
の調整をしてやれば接続ケーブルでのRGB信号の損失
分を補償することができる。
するため、映像信号処理/電源部分と画像表示部分の2
体を、接続ケーブルで結線してなる2体型の映像表示装
置において、RGB信号の垂直帰線期間に輝度およびコ
ントラストの基準信号を重畳し、前記接続ケーブルによ
るRGB信号の損失を前記基準信号から読み取り、補償
するものである。 したがって本発明によれば接続ケー
ブルのインピーダンスによりRGB信号が減衰したとき
にその帰線期間に重畳された基準信号も同じように減衰
することになる。その基準信号を再び映像信号処理/電
源部分へ返してやり、この信号を接続ケーブルでの信号
の減衰の度合いを表す情報としてコントラスト、明るさ
の調整をしてやれば接続ケーブルでのRGB信号の損失
分を補償することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態は、映像信号
処理/電源部と画像表示部の2体を結ぶRGB接続ケー
ブルのうち、RGB信号伝送のRGB接続ケーブルの
他、前記RGB接続ケーブルで減衰した基準信号を再び
画像表示部から映像信号処理/電源部へ返送する第2の
RGB接続ケーブルを有し、もとの基準信号と比較して
RGB信号伝送のRGB接続ケーブルでの損失を映像信
号処理/電源部で検出し、輝度およびコントラストを調
整するようになっている。
処理/電源部と画像表示部の2体を結ぶRGB接続ケー
ブルのうち、RGB信号伝送のRGB接続ケーブルの
他、前記RGB接続ケーブルで減衰した基準信号を再び
画像表示部から映像信号処理/電源部へ返送する第2の
RGB接続ケーブルを有し、もとの基準信号と比較して
RGB信号伝送のRGB接続ケーブルでの損失を映像信
号処理/電源部で検出し、輝度およびコントラストを調
整するようになっている。
【0011】(実施の形態)図1は本発明の実施の形態に
おける2体型の映像表示装置の構成を示すブロック図で
あり、これは2体型のテレビジョン受像機に実施した場
合である。図1において、前記従来例の図4に示す同じ
機能のブロックには同じ符号を付し、その説明を省略す
る。
おける2体型の映像表示装置の構成を示すブロック図で
あり、これは2体型のテレビジョン受像機に実施した場
合である。図1において、前記従来例の図4に示す同じ
機能のブロックには同じ符号を付し、その説明を省略す
る。
【0012】ここで、4は画像表示部2から映像信号処
理/電源部1へRGB信号伝送のRGB接続ケーブル3
で減衰した基準信号を返送する第2のRGB接続ケーブ
ルである。
理/電源部1へRGB信号伝送のRGB接続ケーブル3
で減衰した基準信号を返送する第2のRGB接続ケーブ
ルである。
【0013】次に図1の動作を説明すると、いくつかの
入力から所望の入力信号を選択する入力信号切換回路11
で切り換えられた複合映像信号はY/C分離回路12で輝
度信号Yと色信号Cに分離される。その後映像同期処理
回路13でRGB信号に復調され輝度,コントラストの調
整を行った後、RGB接続ケーブル3を介して先に述べ
た画像表示部2へ送られる。
入力から所望の入力信号を選択する入力信号切換回路11
で切り換えられた複合映像信号はY/C分離回路12で輝
度信号Yと色信号Cに分離される。その後映像同期処理
回路13でRGB信号に復調され輝度,コントラストの調
整を行った後、RGB接続ケーブル3を介して先に述べ
た画像表示部2へ送られる。
【0014】この画像表示部2では入力バッファ21でR
GB信号を受ける。そして表示装置22へと送られ画像が
表示される。表示装置22は液晶,プラズマディスプレ
イ,CRT等いずれでもよく、どのような表示装置を使
用するかは本発明の主旨には関係しない。
GB信号を受ける。そして表示装置22へと送られ画像が
表示される。表示装置22は液晶,プラズマディスプレ
イ,CRT等いずれでもよく、どのような表示装置を使
用するかは本発明の主旨には関係しない。
【0015】次に画像表示部2の入力バッファ21では同
時に映像信号処理/電源部1へ返す信号を出力する。つ
まり、基準信号を含んだ映像信号は再び第2のRGB接
続ケーブル4を通って映像信号処理/電源部1に返され
る。返された信号の垂直帰線期間に重畳された基準信号
の振幅と映像同期処理回路13内部の基準電圧を比較し、
その差がなくなるように映像同期処理回路13のコントラ
ストおよび輝度を調整する。
時に映像信号処理/電源部1へ返す信号を出力する。つ
まり、基準信号を含んだ映像信号は再び第2のRGB接
続ケーブル4を通って映像信号処理/電源部1に返され
る。返された信号の垂直帰線期間に重畳された基準信号
の振幅と映像同期処理回路13内部の基準電圧を比較し、
その差がなくなるように映像同期処理回路13のコントラ
ストおよび輝度を調整する。
【0016】以下、更に詳しく本発明の主旨である黒レ
ベルおよび白レベルの検出回路について動作を図2の黒
および白レベル検出回路および図3の黒および白の基準
信号の一例を示す図を用いて説明する。
ベルおよび白レベルの検出回路について動作を図2の黒
および白レベル検出回路および図3の黒および白の基準
信号の一例を示す図を用いて説明する。
【0017】図2において、映像信号処理/電源部1に
おける映像同期処理回路13の13-1はゲインコントロール
回路、13-2は黒レベル調整回路、13-3は黒レベルフィー
ドバック回路、13-4は白レベルフィードバック回路、13
-5は基準電圧である。
おける映像同期処理回路13の13-1はゲインコントロール
回路、13-2は黒レベル調整回路、13-3は黒レベルフィー
ドバック回路、13-4は白レベルフィードバック回路、13
-5は基準電圧である。
【0018】また、図3において、31は垂直ブランキン
グ信号、32は黒基準信号、33は白基準信号、34は映像信
号、35は水平ブランキング信号を示し、黒および白基準
信号32,33は図1の映像同期処理回路13のRGB出力段
で加算され、また黒および白基準信号は図3で、RGB
出力段で付加される垂直ブランキング信号31の後の1水
平期間に重畳される黒基準信号32と白基準信号33とから
なる。
グ信号、32は黒基準信号、33は白基準信号、34は映像信
号、35は水平ブランキング信号を示し、黒および白基準
信号32,33は図1の映像同期処理回路13のRGB出力段
で加算され、また黒および白基準信号は図3で、RGB
出力段で付加される垂直ブランキング信号31の後の1水
平期間に重畳される黒基準信号32と白基準信号33とから
なる。
【0019】本発明では、RGB信号で取り扱うが基準
信号はRGB信号各々すべてに重畳する必要はなく、R
GB接続ケーブル3での減衰量がわかればよいので、例
えばG信号のみに重畳するだけで構わない。
信号はRGB信号各々すべてに重畳する必要はなく、R
GB接続ケーブル3での減衰量がわかればよいので、例
えばG信号のみに重畳するだけで構わない。
【0020】次に図2の動作を説明すると、黒レベル調
整基準信号を重畳されたRGB信号はゲインコントロー
ル回路13-1でコントラストを調整され、黒レベル調整回
路13-2でクランプされ輝度を調整されて出力される。R
GB接続ケーブル3を通ったRGB信号は画像表示部2
の入力バッファ21でインピーダンス変換され表示装置22
に出力される。一方、入力バッファ21に入力するRGB
信号はRGB接続ケーブル3での減衰分を含んでいるの
でこの信号を第2のRGB接続ケーブル4を介して再び
映像信号処理/電源部1に返す。そして黒レベルフィー
ドバック回路13-3と白レベルフィードバック回路13-4に
入力される。
整基準信号を重畳されたRGB信号はゲインコントロー
ル回路13-1でコントラストを調整され、黒レベル調整回
路13-2でクランプされ輝度を調整されて出力される。R
GB接続ケーブル3を通ったRGB信号は画像表示部2
の入力バッファ21でインピーダンス変換され表示装置22
に出力される。一方、入力バッファ21に入力するRGB
信号はRGB接続ケーブル3での減衰分を含んでいるの
でこの信号を第2のRGB接続ケーブル4を介して再び
映像信号処理/電源部1に返す。そして黒レベルフィー
ドバック回路13-3と白レベルフィードバック回路13-4に
入力される。
【0021】黒レベルフィードバック回路13-3では基準
電圧13-5と比較されその出力が黒レベル調整回路13-2に
返され、RGB接続ケーブル3での減衰分を補償され
る。このとき黒フィードバック回路13-3の出力は、黒サ
ンプルホールド信号(黒S/H)により制御され、先に図
3で述べた、黒基準信号32の期間のみ基準電圧13-5と画
像表示部2から返された基準信号の比較を行い、それ以
外の期間は前の値を保持する。画像表示部2から返され
る信号と基準信号との差がなくなるまで黒レベルフィー
ドバック回路13-3は、黒レベルを調整する。
電圧13-5と比較されその出力が黒レベル調整回路13-2に
返され、RGB接続ケーブル3での減衰分を補償され
る。このとき黒フィードバック回路13-3の出力は、黒サ
ンプルホールド信号(黒S/H)により制御され、先に図
3で述べた、黒基準信号32の期間のみ基準電圧13-5と画
像表示部2から返された基準信号の比較を行い、それ以
外の期間は前の値を保持する。画像表示部2から返され
る信号と基準信号との差がなくなるまで黒レベルフィー
ドバック回路13-3は、黒レベルを調整する。
【0022】白レベルフィードバック回路13-4でも白サ
ンプルホールド信号(白S/H)により制御され、黒レベ
ルフィードバック回路13-3と同様に画像表示部2から返
された基準信号と基準電圧13-5を比較してその出力をゲ
インコントロール回路13-1でのコントラストの調整に使
用する。画像表示部2から返された信号の振幅が基準電
圧と同じになるまでゲインコントロール回路13-1のゲイ
ンを上げる。この時、先の図3で述べた、白基準信号33
の期間のみ基準電圧13-5と画像表示部2から返された基
準信号の比較を行い、それ以外の期間は前の値を保持す
る。
ンプルホールド信号(白S/H)により制御され、黒レベ
ルフィードバック回路13-3と同様に画像表示部2から返
された基準信号と基準電圧13-5を比較してその出力をゲ
インコントロール回路13-1でのコントラストの調整に使
用する。画像表示部2から返された信号の振幅が基準電
圧と同じになるまでゲインコントロール回路13-1のゲイ
ンを上げる。この時、先の図3で述べた、白基準信号33
の期間のみ基準電圧13-5と画像表示部2から返された基
準信号の比較を行い、それ以外の期間は前の値を保持す
る。
【0023】これにより2体型のテレビジョン受像機ま
たはディスプレイ装置を設置の際にRGB接続ケーブル
の長さの違いにより輝度およびコントラストの差が生じ
ることがなく、ケーブルの長さの違いを吸収するために
再調整する必要がなくなる。
たはディスプレイ装置を設置の際にRGB接続ケーブル
の長さの違いにより輝度およびコントラストの差が生じ
ることがなく、ケーブルの長さの違いを吸収するために
再調整する必要がなくなる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は映像信号
処理/電源部と画像表示部の2体型に分かれ各々をRG
B接続ケーブルで結線するテレビジョン受像機またはデ
ィスプレイ装置において、そのRGB信号の垂直帰線期
間に基準信号を重畳しRGB接続ケーブルを通った後の
信号のレベルと比較することでRGB接続ケーブルでの
減衰量を知り、これをもとに輝度およびコントラストを
補償することができる構成とし、設置条件の差で生じる
RGB接続ケーブルの長さの違いによる輝度およびコン
トラストの再調整の手間を省くことができる。
処理/電源部と画像表示部の2体型に分かれ各々をRG
B接続ケーブルで結線するテレビジョン受像機またはデ
ィスプレイ装置において、そのRGB信号の垂直帰線期
間に基準信号を重畳しRGB接続ケーブルを通った後の
信号のレベルと比較することでRGB接続ケーブルでの
減衰量を知り、これをもとに輝度およびコントラストを
補償することができる構成とし、設置条件の差で生じる
RGB接続ケーブルの長さの違いによる輝度およびコン
トラストの再調整の手間を省くことができる。
【図1】本発明の実施の形態における2体型の映像表示
装置の構成を示すブロック図である。
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の黒および白レベル検出回路図である。
【図3】本発明の実施の形態における黒および白基準信
号を示す図である。
号を示す図である。
【図4】従来の2体型のテレビジョン受像機の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
1…映像信号処理/電源部、 2…画像表示部、 3…
RGB接続ケーブル、4…第2のRGB接続ケーブル、
11…入力信号切換回路、 12…Y/C分離回路、 13
…映像同期処理回路、 13-1…ゲインコントロール回
路、 13-2…黒レベル調整回路、 13-3…黒レベルフィ
ールドバック回路、 13-4…白レベルフィードバック回
路、 13-5…基準電圧、 14…電源、 21…入力バッフ
ァ、 22…表示装置、 31…垂直ブランキング信号、
32…黒基準信号、 33…白基準信号、 34…映像信号、
35…水平ブランキング信号。
RGB接続ケーブル、4…第2のRGB接続ケーブル、
11…入力信号切換回路、 12…Y/C分離回路、 13
…映像同期処理回路、 13-1…ゲインコントロール回
路、 13-2…黒レベル調整回路、 13-3…黒レベルフィ
ールドバック回路、 13-4…白レベルフィードバック回
路、 13-5…基準電圧、 14…電源、 21…入力バッフ
ァ、 22…表示装置、 31…垂直ブランキング信号、
32…黒基準信号、 33…白基準信号、 34…映像信号、
35…水平ブランキング信号。
Claims (2)
- 【請求項1】 映像信号処理/電源部分と画像表示部分
の2体を、接続ケーブルで結線してなる2体型の映像表
示装置において、RGB信号の垂直帰線期間に輝度およ
びコントラストの基準信号を重畳し、前記接続ケーブル
によるRGB信号の損失を前記基準信号から読み取り、
補償することを特徴とする2体型の映像表示装置。 - 【請求項2】 前記映像信号処理/電源部分でRGB信
号の垂直帰線期間に当該RGB信号の輝度およびコント
ラストの基準信号を重畳した基準情報信号を前記画像表
示部分に送り、さらにこの送られた前記基準情報信号を
前記接続ケーブルを通して前記映像信号処理/電源部分
に返し、前記基準情報信号をもって、接続ケーブルの輝
度およびコントラストの損失を補償することを特徴とす
る請求項1記載の2体型の映像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8931196A JP3491248B2 (ja) | 1996-04-11 | 1996-04-11 | 2体型の映像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8931196A JP3491248B2 (ja) | 1996-04-11 | 1996-04-11 | 2体型の映像表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09284600A true JPH09284600A (ja) | 1997-10-31 |
JP3491248B2 JP3491248B2 (ja) | 2004-01-26 |
Family
ID=13967132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8931196A Expired - Fee Related JP3491248B2 (ja) | 1996-04-11 | 1996-04-11 | 2体型の映像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3491248B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010511310A (ja) * | 2006-11-08 | 2010-04-08 | アールジイビイ・システムズ・インコーポレーテッド | ツイストペアケーブルを用いた長距離でのビデオ伝送の方法及び装置 |
-
1996
- 1996-04-11 JP JP8931196A patent/JP3491248B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010511310A (ja) * | 2006-11-08 | 2010-04-08 | アールジイビイ・システムズ・インコーポレーテッド | ツイストペアケーブルを用いた長距離でのビデオ伝送の方法及び装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3491248B2 (ja) | 2004-01-26 |
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