JPH09282151A - ソフトウェア資源の関連解析方法 - Google Patents

ソフトウェア資源の関連解析方法

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JPH09282151A
JPH09282151A JP9637596A JP9637596A JPH09282151A JP H09282151 A JPH09282151 A JP H09282151A JP 9637596 A JP9637596 A JP 9637596A JP 9637596 A JP9637596 A JP 9637596A JP H09282151 A JPH09282151 A JP H09282151A
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software resources
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JP9637596A
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Daiki Sakata
大樹 酒田
Shiro Watabe
史朗 渡部
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、デ−タベ−ス,画面,帳票や
ファイルといったプログラムを取り巻くソフトウェア資
源とプログラムの関連性を明確にでき、プログラムを含
むソフトウェア資源の関連の解析が容易なソフトウェア
資源の関連解析方法を提供するにある。 【解決手段】CPU201は、既存プログラム解析情報
ファイル204,ソフト資源解析情報ファイル205,
関連解析情報ファイル206に格納された情報を用い
て、プログラムを取り巻くソフトウェア資源であるデ−
タベ−ス,画面,帳票,ファイルを起点として、この起
点となる起点項目に関連したプログラムを含むソフトウ
ェア資源の階層図を表示する。更に、この階層図によっ
て表示される特定の調査対象のソフトウェア資源の中の
データ項目に対して関連した他のソフトウェア資源の中
のデータ項目をデ−タ項目影響波及情報として表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソフトウェア資源
の関連解析方法に係り、特に、既存のソフトウェア資源
の関連性を解析するに好適なソフトウェア資源の関連解
析方法に関する。
【0002】
【従来の技術】データベース,画面,帳票やファイル及
びプログラム等のソフトウェア資源が膨大になるにつれ
て、その一部を修正する等の保守作業は、ソフトウェア
資源の中の影響箇所を特定する作業に多くの時間を費や
されており、特に、その多くはプログラムの中の影響箇
所を特定する作業に多くの時間を費やされている。
【0003】そこで、プログラム内の影響箇所を自動的
に特定する方法として、出願人は、先に、特願平6−2
36465号(平成6年9月30日出願)において、プ
ログラムやジョブ制御言語を解析して、ファイルの入出
力関係や転送関係などの同義条件から同義デ−タ項目情
報としてプログラム内の影響箇所を自動検索する方法を
提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
プログラム内の影響箇所を自動検索する方法では、プロ
グラムのみの修正箇所の特定であったため、プログラム
以外の周辺のソフトウェア資源であるデ−タベ−ス,画
面,帳票やファイルとプログラムとの関連が取れないと
いう問題があった。
【0005】本発明の目的は、デ−タベ−ス,画面,帳
票やファイルといったプログラムを取り巻くソフトウェ
ア資源とプログラムの関連性を明確にでき、プログラム
を含むソフトウェア資源の関連の解析が容易なソフトウ
ェア資源の関連解析方法を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、プログラムを取り巻くソフトウェア資源
であるデ−タベ−ス,画面,帳票,ファイルを起点とし
て、この起点となる起点項目に関連したプログラムを含
むソフトウェア資源の階層図を表示し、更に、この階層
図によって表示される特定の調査対象のソフトウェア資
源の中のデータ項目に対して関連した他のソフトウェア
資源の中のデータ項目をデ−タ項目影響波及情報として
表示するようにしたものであり、かかる方法により、プ
ログラムを取り巻くソフトウェア資源とプログラムの関
連性を明確にでき、プログラムを含むソフトウェア資源
の関連の解析が容易にし得るものとなる。
【0007】上記ソフトウェア資源の関連解析方法にお
いて、好ましくは、さらに、上記調査対象のソフトウェ
ア資源の中の手続き部での修正箇所を、セクション毎に
表示するようにしたものであり、かかる方法により、修
正箇所を明確にできるものとなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
ソフトウェア資源の関連解析方法について、図1〜図8
を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態による
ソフトウェア資源の関連解析方法を実行するシステムの
ブロック図である。
【0009】CPU201は、ソフトウェア資源関連解
析プログラム203に基づいて逐次処理能力を有してお
り、図2のフローチャートに示す処理を制御する。対話
端末装置202は、キ−ボ−ドとマウスとディスプレイ
画面から構成されており、利用者は、起点種別,起点項
目や起点デ−タ項目を選択するために用い、更に、プロ
グラム内の修正箇所を表示する。起点種別,起点項目及
び起点デ−タ項目については、図3以降を用いて詳述す
る。
【0010】解析の対象であるデ−タベ−ス,画面,帳
票,ファイル,プログラム等からなるソフトウェア資源
の解析情報としては、既存プログラム解析情報,ソフト
ウェア資源解析情報及び関連解析情報があり、これら
は、それぞれ、既存プログラム解析情報ファイル20
4,ソフトウェア資源解析情報ファイル205及び関連
解析情報ファイル206に格納されている。既存プログ
ラム解析情報,ソフトウェア資源解析情報及び関連解析
情報の詳細については、図3以降を用いて詳述するが、
以下に簡単に説明する。
【0011】既存プログラム解析情報ファイル204に
格納された既存プログラム解析情報は、ソフトウェア資
源の中のプログラムに関する情報であり、例えば、複数
のプログラムの親子関係の情報や、プログラム内のデー
タ項目の情報や、プログラム内の同義データ項目の情報
である。
【0012】ソフトウェア資源解析情報ファイル205
に格納されたソフトウェア資源解析情報は、デ−タベ−
ス,画面,帳票,ファイルやプログラムからなるソフト
ウェア資源の中で、プログラムとデ−タベ−ス,画面,
帳票やファイルの間の大まかな関連の情報であり、例え
ば、デ−タベ−ス,画面,帳票やファイルとプログラム
を関連付ける元となる解析情報である。
【0013】関連解析情報ファイル206に格納された
関連解析情報は、プログラムとプログラム以外のソフト
ウェア資源とを具体的に関連付ける解析情報である。
【0014】次に、図2を用いて、本実施形態による処
理について説明する。図2は、本発明の一実施形態によ
るソフトウェア資源の関連解析方法を実施するための処
理手順を示すフロ−チャ−トである。
【0015】ステップ101において、CPU201
は、ソフト資源解析情報ファイル205に格納されてい
るソフト資源解析情報の一つである起点種別毎の起点項
目情報に基づいて、起点種別から起点項目一覧を表示す
る。
【0016】ここで、図3を用いて、起点種別及び起点
項目一覧について説明する。図3は、本発明の一実施形
態によるソフトウェア資源の関連解析方法における起点
項目選択処理の表示画面の説明図である。
【0017】起点種別とは、ソフトウェア資源の関連性
を解析するための起点となるプログラム以外のソフトウ
ェア資源の種別のことであり、プログラムを取り巻くデ
−タベ−ス,画面,帳票,ファイルがある。即ち、プロ
グラムの修正箇所は、広範囲に及ぶため、本実施形態で
は、直接プログラムから修正箇所を特定するのではな
く、プログラムの周辺にあるプログラム以外のソフトウ
ェア資源,即ち、プログラムに対して入出力手段となる
プログラムを取り巻くデ−タベ−ス,画面,帳票,ファ
イルから修正箇所を特定するようにしている。プログラ
ム以外のソフトウェア資源における修正箇所は、一般に
少ないため、修正箇所の特定が容易だからである。
【0018】ステップ101において、最初に、対話端
末装置202のデイスプレイの画面には、図3の起点種
別表示欄302に示すように、選択可能なデ−タベ−ス
(DB),画面,帳票,ファイル等の起点種別の一覧が
表示される。起点種別表示欄302の中で、例えば、D
B(データベース)を選択すると、選択起点種別欄30
1に、「DB」(データベース)と表示される。さら
に、起点種別表示欄302の右側の起点項目表示欄30
3には、選択された起点項目である「DB」(データベ
ース)に対する起点項目として、「DB001」,「D
B002」,「DB003」,「DB010」,「DB
011」,「DB020」,「DB030」が表示され
る。
【0019】即ち、起点項目として選択可能なデータベ
ースとして、「DB001」,「DB002」,「DB
003」,「DB010」,「DB011」,「DB0
20」,「DB030」があることが判る。なお、図3
においては、6個のデータベースのみが表示されている
が、起点項目表示欄303の表示内容は上下にスクロー
ルできるので、実際には、6個以上のデータベースを選
択することが可能である。
【0020】なお、起点種別としては、デ−タベ−ス
(DB)以外にも、画面,帳票やファイルが選択可能で
あり、「画面」と起点種別として選択すると、選択起点
種別欄301に、「画面」と表示され、起点項目表示欄
303には、選択された起点項目である「画面」に対す
る起点項目が表示される。
【0021】ステップ102において、利用者は、起点
項目一覧から特定の起点項目を選択する。ここで、図4
を用いて、ステップ102における起点項目一覧からの
特定の起点項目の選択処理について説明する。図4は、
本発明の一実施形態によるソフトウェア資源の関連解析
方法における特定の起点項目選択処理の表示画面の説明
図である。
【0022】ステップ102では、起点項目表示欄40
2に表示された起点項目一覧から修正箇所を調査したい
起点項目を選択する。本実施形態では、起点種別「D
B」に含まれるDB名「DB002」を起点項目として
選択している。選択された起点項目は、選択起点項目表
示欄401に、「DB002」として表示される。
【0023】ステップ103において、CPU201
は、関連解析情報ファイル206及び既存プログラム関
連情報ファイル204を用いて、関連プログラム階層図
を表示する。即ち、図4に示したように、起点項目とし
て「DB002」を選択し、選択起点項目表示欄401
に「DB002」として表示されるが、この選択された
起点項目に訂正がなければ、関連調査ボタン403をク
リックすることによって、選択した起点種別、起点項目
が表示され、更に、同一画面上に起点項目と関連してい
る関連プログラム階層図が表示される。選択された起点
項目を訂正したい場合には、関連調査ボタン403の左
側のキャンセルボタンをクリックすることによって、新
たな起点項目の選択が可能となる。
【0024】ここで、図5を用いて、関連プログラム階
層図について説明する。図5は、本発明の一実施形態に
よるソフトウェア資源の関連解析方法における関連プロ
グラム階層図を含む関連箇所情報画面の説明図である。
【0025】ステップ103を実行すると、対話端末装
置202のデイスプレイの画面には、図5に示すような
関連箇所情報画面が表示される。関連箇所情報画面の左
上の起点種別表示欄501には、ステップ101で選択
した起点種別である「DB」が表示され、起点項目表示
欄502には、ステップ102で選択した起点項目であ
る「DB002」が表示されている。また、関連箇所情
報画面の左上のプログラム階層図表示欄503には、起
点項目である「DB002」に関連するプログラムや、
プログラムを取り巻くデ−タベ−ス,画面,帳票やファ
イル等のプログラム資源が階層構造で表示される。
【0026】即ち、データベース「DB002」に対し
て、プログラムPGM100,PGM202,PGM2
21が関連することが図示されており、これは、関連解
析情報ファイル206に格納された関連解析情報に基づ
いて階層図が作成される。
【0027】起点項目に関連するプログラム名の情報
は、デ−タベ−ス定義文に記述されている。例えば、デ
ータ定義文に、”DB=DB002、PROG=PGM
100、PGM202、PGM221”と定義されてい
れば、データベース「DB002」とプログラム「PG
M001」,「PGM202」,「PGM221」が関
連するものとして、これらのプログラム関連情報を関連
解析情報ファイル206に格納してある。即ち、関連解
析情報ファイル206には、例えば、データ定義文を用
いてプログラムとプログラム以外のソフトウェア資源の
関連性の情報を予め取得して、プログラム関連情報とし
て、格納しておく。
【0028】また、プログラム間の関係として、プログ
ラムPGM200に対してプログラムPGM201,P
GM202が親子関係にあり、プログラムPGM221
に対して、プログラムPGM220が親子関係にあるこ
とが図示されており、これは、既存プログラム関連情報
ファイル204に格納された既存プログラム関連情報に
基づいて階層図が作成される。
【0029】データベースDB002に関連するプログ
ラムPGM202をキーとして、既存プログラム関連情
報ファイル204から関連するプログラムの親子関係の
情報を取得することにより、プログラムPGM200に
対してプログラムPGM201,PGM202が親子関
係にあることがわかり、また、データベースDB002
に関連するプログラムPGM221をキーとして、既存
プログラム関連情報ファイル204から関連するプログ
ラムの親子関係の情報を取得することにより、プログラ
ムPGM221に対してプログラムPGM220が親子
関係にあることがわかりるので、階層プログラム階層図
として表示できる。
【0030】プログラムの親子関係の情報は、プログラ
ム内のCALL文に記述されたプログラムの呼出関係か
ら情報を取得し、既存プログラム関連情報ファイル20
4に格納してある。即ち、既存プログラム関連情報ファ
イル204、例えば、CALL文を用いてプログラムの
親子関係の情報を予め取得して、格納しておく。
【0031】なお、図5に示す状態では、データベース
とプログラムの関係のみが図示されているが、プログラ
ム階層図表示欄503の表示内容は、上下左右にスクロ
ール可能であり、データベースDB002に関連する他
のソフトウェア資源や、プログラムPGM202やPG
M220に関連する他のソフトウェア資源の表示は省略
してある。
【0032】次に、ステップ104において、起点項目
と関連している対象プログラムを選択する。即ち、図5
のプログラム階層図表示欄503に表示されたプログラ
ム階層図から、関連性のチェックの調査対象となる所定
のプログラム,例えば、PGM221を選択する。選択
されたプログラム名「PGM221」は白黒反転表示5
04となり、さらに、調査対象表示欄505には、選択
された調査対象プログラム名「PGM221」が表示さ
れる。
【0033】ステップ105において、CPU201
は、関連解析情報ファイル206を用いて、対象プログ
ラム内の起点データ項目一覧を表示する。即ち、ステッ
プ104において、調査対象となるプログラムを選択し
てあるので、このプログラムに関連するステップ102
で選択された起点項目との入出力レコード情報を図6の
起点データ項目候補表示欄601に表示する。
【0034】図6は、本発明の一実施形態によるソフト
ウェア資源の関連解析方法における起点データ項目候補
表示画面の説明図である。
【0035】図6において、起点データ項目候補表示欄
601には、起点項目「DB002」との入出力レコ−
ドである「DB−RECORD」と下位のデ−タ項目が
表示される。
【0036】起点項目との入出力レコードの情報は、プ
ログラム内のCALL文に記述されている。例えば、プ
ログラム内のDBインターフェースモジュールを呼び出
すCALL文に、”CALL DBIOPGM USI
NG ‘GU’ ‘DB002’ DB−RECOR
D”と記述されていれば、データベース「DB002」
の入出力レコード名「DB−RECORD」の情報が、
プログラムPGM221に関連するものとして、これら
のプログラム関連情報を関連解析情報ファイル206に
格納してある。即ち、関連解析情報ファイル206に
は、例えば、CALL文を用いてプログラムに対するプ
ログラム以外のソフトウェア資源との入出力レコードの
情報を予め取得して、プログラム関連情報として、格納
しておく。
【0037】図5において、起点データ項目候補表示欄
601に表示された起点項目「DB002」との入出力
レコ−ドが、レコードの階層のレベルと、項目名と、こ
の項目名に対する日本語名と、レコードの型及びそのレ
コードの桁数で表示される。図5に示す「DB−REC
ORD」は、例えば、社員ファイル等のマスターレコー
ドであり、「DB−RECORD」は、さらに、その下
位のデータ項目である「CODE(識別コード)」,
「SEX(性別)」,「HIZUKE(入社年)」,
「NEN(年)」,「TUKI(月)」,「HI
(日)」から構成されている。
【0038】レベルの項の数字は、階層を表しており、
数字が大きくなるほど下位の階層であることを示してい
る。即ち、「CODE(識別コード)」,「SEX(性
別)」及び「HIZUKE(入社年)」は、同一レベル
のレコードであるとともに、「DB−RECORD」の
下位のレコードである。また、「NEN(年)」,「T
UKI(月)」及び「HI(日)」は、同一レベルのレ
コードであるとともに、「HIZUKE(入社年)」の
下位のレコードである。「NEN(年)」,「TUKI
(月)」及び「HI(日)」は、それぞれ2桁のレコー
ドであり、これらを合わせたものが、「HIZUKE
(入社年)」のレコードとなっている。
【0039】また、レコードの型は、それぞれ、Gは集
団(Group)項目を表し、Xは文字項目を表し、9
は数字項目を表している。
【0040】起点データ項目候補表示欄601における
表示は、上下にスクロールすることができ、図6に示す
ものが全てではない。しかしながら、入出力装置の一つ
であるデータベースにおけるデータ項目の数は、プログ
ラムにおけるデータ項目の数に比べて少ないため、目的
とする修正をしたいデータ項目を容易に見つけだすこと
ができるものである。
【0041】次に、ステップ106において、起点デ−
タ項目の選択を行う。図6の起点デ−タ項目候補表示欄
601に表示されている起点デ−タ項目候補から修正箇
所を特定する上で起点となるデ−タ項目を選択する。
【0042】本実施形態では、起点デ−タ項目「HIZ
UKE」602を選択している。「HIZUKE(入社
年)」のデータ項目は、6桁からなり、西暦の下2桁を
示す「NEN(年)」と、それぞれ2桁の「TUKI
(月)」及び「HI(日)」から構成されているが、西
暦2000年以降は、このデータ構成では十分でないた
め、「NEN(年)」を西暦そのものを示す4桁のデー
タとし、それによって、「HIZUKE(入社年)」を
8桁にするようなプログラム修正を想定しているからで
ある。そこで、起点デ−タ項目「HIZUKE」602
を選択している。
【0043】次に、ステップ107において、CPU2
01は、既存プログラム情報ファイル0204を用い
て、プログラム内の修正箇所を関連箇所情報画面に表示
する。そのために、ステップ106で選択した起点デ−
タ項目に訂正がなければ、影響調査ボタン603をクリ
ックする。影響調査ボタン603がクリックされると、
CPU201は、図7に示すように、プログラム内の修
正箇所を、関連箇所情報画面のデータ項目影響波及情報
表示欄701及び手続部内修正箇所表示欄702に表示
する。
【0044】図7は、本発明の一実施形態によるソフト
ウェア資源の関連解析方法におけるデータ項目影響波及
情報及び手続部内修正箇所の表示画面の説明図である。
図7には、起点デ−タ項目からのプログラム内修正箇所
が表示される。選択された起点デ−タ項目「HIUZK
E」からプログラム内のデ−タ定義部に記述されている
影響波及デ−タ項目が影響波及デ−タ項目表示欄701
に表示される。
【0045】影響波及デ−タ項目情報は、既存プログラ
ム情報ファイル(0204)に格納されている異名同義
デ−タ項目情報を元に、定義部,レコ−ド名,デ−タ項
目名,日本語名,型,桁数,及び関連種別が表示され
る。定義部は、それぞれのレコードが使われる領域を示
しており、DBはデータベースを表し、Wはワーク領域
を表し、Fは出力ファイルを表している。レコード名
は、データレコード名を表し、項目名は、それぞれのデ
ータレコード内におけるデータ項目名を表している。
【0046】関連種別の欄における「再定」は、再定義
を表しており、レコード名「HIDUKE」の項目名
「NEN2」は、「DB−RECORD」の「HIZU
KE」の中の「NEN(年)」を、再定義して使用して
いるものである。また、「転送」は、単なるデータの転
送を表しており、「DB−RECORD」の「HIZU
KE」をワークエリアに転送して、「W−HIZUK
E」として使用しているものである。また、「計算」
は、元のデータを計算して使用したものであることを表
しており、「W−HIZUKE2」の「W−WAREK
I」は、西暦を元にして計算して和歴に変換したもので
ある。
【0047】このようにして、プログラムを取りまくソ
フトウェア資源の中のデータ項目を起点のデータ項目と
することにより、このデータ項目に関連するプログラム
内のデータ項目を抽出して表示することができ、また、
出力ファイルのように他のソフトウェア資源内で関連す
るデータ項目をも表示することができる。従って、例え
ば、「HIZUKE」を修正しようとする場合に、その
影響がプログラム内のどのデータ項目に波及するかが容
易に判断でき、合わせて、他のソフトウェア資源内どの
データ項目に波及するかのも容易に判断できるようにな
る。
【0048】さらに、手続部内修正箇所表示欄702に
は、起点デ−タ項目の修正により影響のある手続き部内
の箇所を着色してセクション単位で表示される。セクシ
ョン単位の解析情報は、影響波及デ−タ項目情報と同様
に既存プログラム情報ファイル204に格納されてい
る。なお、プログラム内の修正箇所の特定方法は、例え
ば、先に出願した特願平6−236465号に記載した
方法を用いることにより容易に実現できる。
【0049】本実施形態では、ソ−スプログラム内の手
続き部での修正箇所を、転送文703、条件文704、
CALL文705というように、文に分けて着色して利
用者にわかりやすいように表示している。図7におい
て、色パターン1,色パターン2,色パターン3は、そ
れぞれ、地色に対して異なった色で表示されていること
を示している。
【0050】なお、手続部内修正箇所表示欄702の表
示内容は、画面をスクロ−ルすることにより変更するこ
とが可能であり、プログラム内の手続き部での修正箇所
が多数存在する場合でもその修正箇所を容易に確認でき
る。
【0051】以上説明したように、関連箇所情報画面に
は、プログラム階層図,起点デ−タ項目候補,デ−タ項
目影響波及情報,及び手続部内修正箇所が表示されるの
で、デ−タベ−ス,画面,帳票やファイルといったプロ
グラムを取り巻くソフトウェア資源とプログラムの関連
性を明確にでき、プログラムを含むソフトウェア資源の
関連の解析が容易となる。
【0052】さらに、手続部内修正箇所表示欄702に
は、修正箇所のみを表示することも可能であり、その点
について、図8を用いて説明する。図8は、本発明の一
実施形態によるソフトウェア資源の関連解析方法におけ
る手続部内修正箇所の表示画面の説明図である。
【0053】図7に示した状態で、フィルタ−ボタン7
06をクリックすると、CPU201は、修正箇所以外
を画面上から削除して、図8の手続部内修正箇所表示欄
801に示すように、より多くの修正箇所が一画面上に
表示される。
【0054】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、起点項目となるデ−タベ−ス,画面,帳票,ファイ
ルに対してプログラムを含むソフトウェア資源の関連を
階層図として視覚的に表示することにより、ソフトウェ
ア資源の関連性を容易に把握することができる。従来
は、プログラム内の同義デ−タ項目について広範囲に及
ぶ同義デ−タ項目情報を抽出するため、利用者が保守作
業を行う上で大量な同義デ−タ項目情報から更に絞り込
みを行わなくてはならないものであったが、莫大な既存
ソフトウェア資源に対して、修正箇所を特定したい場合
に、利用者が目的に合った起点となるプログラム以外の
デ−タ項目から段階的に修正箇所を特定することができ
るので、利用者が既存ソフトウェア資源の仕様の理解性
を高め、修正における作業負荷を削減することができ
る。
【0055】また、起点となるデータ項目に基づいて、
そのデータ項目が、プログラムを含むソフトウェア資源
のどのデータ項目に影響するのかを一覧表の形式で表示
することにより、どのデータ項目を修正する必要がある
かを容易に把握することができる。従来は、利用者が保
守作業をする際に、長期作業計画の中から段階的に修正
箇所を特定し、早期に対応が必要とされる修正箇所を抽
出したい場合、起点デ−タ項目を洗い出さなくてはなら
ないものであったが、修正箇所において、起点デ−タ項
目とデ−タベ−ス,画面,帳票,ファイルとの関連が把
握できるため、修正漏れを防ぐことができ、更にソフト
ウェア資源の規模・構成を把握していない利用者でも容
易に修正箇所を特定することができる。
【0056】また、起点デ−タ項目の修正により影響の
ある手続き部内の箇所を着色してセクション単位で表示
することにより、どの箇所を修正する必要があるのかを
容易に把握することができる。従来は、修正箇所が特定
された場合に、その修正箇所の前後のプログラム記述内
容が抽出されないため、的確な修正が困難であったが、
修正箇所に関連したセクションを起点デ−タ項目ととも
に表示するため、修正する目的から的確に修正すること
が容易となる。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、デ−タベ−ス,画面,
帳票やファイルといったプログラムを取り巻くソフトウ
ェア資源とプログラムの関連性を明確にでき、プログラ
ムを含むソフトウェア資源の関連の解析が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるソフトウェア資源の
関連解析方法を実行するシステムのブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態によるソフトウェア資源の
関連解析方法を実施するための処理手順を示すフロ−チ
ャ−トである。
【図3】本発明の一実施形態によるソフトウェア資源の
関連解析方法における起点項目選択処理の表示画面の説
明図である。
【図4】本発明の一実施形態によるソフトウェア資源の
関連解析方法における特定の起点項目選択処理の表示画
面の説明図である。
【図5】本発明の一実施形態によるソフトウェア資源の
関連解析方法における関連プログラム階層図を含む関連
箇所情報画面の説明図である。
【図6】本発明の一実施形態によるソフトウェア資源の
関連解析方法における起点データ項目候補表示画面の説
明図である。
【図7】本発明の一実施形態によるソフトウェア資源の
関連解析方法におけるデータ項目影響波及情報及び手続
部内修正箇所の表示画面の説明図である。
【図8】本発明の一実施形態によるソフトウェア資源の
関連解析方法における手続部内修正箇所の表示画面の説
明図である。
【符号の説明】
201…CPU 202…対話端末装置 203…ソフトウェア資源関連解析プログラム 204…既存プログラム解析情報ファイル 205…ソフト資源解析情報ファイル 0206…関連解析情報ファイル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムを取り巻くソフトウェア資源
    であるデ−タベ−ス,画面,帳票,ファイルを起点とし
    て、この起点となる起点項目に関連したプログラムを含
    むソフトウェア資源の階層図を表示し、 更に、この階層図によって表示される特定の調査対象の
    ソフトウェア資源の中のデータ項目に対して関連した他
    のソフトウェア資源の中のデータ項目をデ−タ項目影響
    波及情報として表示することを特徴とするソフトウェア
    資源の関連解析方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のソフトウェア資源の関連
    解析方法において、さらに、 上記調査対象のソフトウェア資源の中の手続き部での修
    正箇所を、セクション毎に表示することを特徴とするソ
    フトウェア資源の関連解析方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006285707A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 Hitachi Ltd 業務仕様作成支援システム及び方法

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JP2006285707A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 Hitachi Ltd 業務仕様作成支援システム及び方法

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