JPH09279968A - 下げ開き式鋼製シャッタ - Google Patents

下げ開き式鋼製シャッタ

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JPH09279968A
JPH09279968A JP9129796A JP9129796A JPH09279968A JP H09279968 A JPH09279968 A JP H09279968A JP 9129796 A JP9129796 A JP 9129796A JP 9129796 A JP9129796 A JP 9129796A JP H09279968 A JPH09279968 A JP H09279968A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
plate springs
spring
slats
wound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9129796A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamio Okino
民夫 沖野
Hidetoshi Nakamura
英稔 中村
Hironori Kumagai
拓則 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEFUKO KK
Original Assignee
SEFUKO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SEFUKO KK filed Critical SEFUKO KK
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自重を相殺して軽い力で引き上げることので
きる下げ開き式鋼製シャッタを実現する。 【解決手段】 シャッタレール2の下方にシャッタ1を
巻き取って収納するシャッタボックス3を配置し、シャ
ッタ内面両脇付近に、シャッタ1の最寄りのスラット11
に両端を固定して複数枚の板ばね12を開閉方向に取り付
けて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、店舗、倉庫の入口
あるいは輸送車両、コンテナーの搬入・搬出口等に取り
付ける鋼製シャッタに関し、さらに詳しくは下方に引き
下げて開くようにした下げ開き式鋼製シャッタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】店舗、倉庫等の入口あるいは輸送車両、
コンテナーの搬入・搬出口等に取り付ける従来一般の鋼
製シャッタは、上方に巻き上げて開く形式のもので、シ
ャッタは入口上方に設けた巻き取り軸に巻き取られて収
納される。上げ下げを人力で行うものと電動で行うもの
とがあるが、いずれの場合も巻き上げ操作はシャッタの
自重に反する方向に行うため、巻き取り軸につるまきば
ね等のバランサ機構を取り付け、このばね力によって自
重を軽減するようになっている。つるまきばねは、シャ
ッタが下がっているときには上方に引き上げるように作
用し、上方に巻き取った収納状態ではばね力がほとんど
なくなるようにセットするのが普通である。
【0003】ところで、入口上方に巻き取りのためのス
ペースが取れないような場合、入口下部に巻き取り部を
設け、通常とは逆にシャッタを引き上げて入口を閉め、
引き下げて開くようにすることが考えられるが、従来の
ようなバランサ機構をそのままにしてシャッタを上下逆
に取り付けたのでは、ばね力が重力に加算されることに
なるので引き上げの際に必要な力が大きくなってしま
い、都合が悪い。また、ばねを逆方向に、すなわち自重
を相殺する方向に取り付けると、シャッタを下げるにつ
れてばね力が大きくなり、完全に収納出来ずに先端が持
ち上がり、通行に支障を来すなどの問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題点を解消し、下方に巻き取られている鋼製シャッタ
を自重を相殺して軽い力で引き上げることのできる下げ
開き式鋼製シャッタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、シャッタレールの下方にシャッタを巻き取って収納
するシャッタボックスを配置してなる下げ開き式鋼製シ
ャッタにおいて、シャッタ内面両脇付近に、鋼製シャッ
タの最寄りのスラットに両端を固定して複数枚の板ばね
を開閉方向に取り付けたことを特徴とする下げ開き式鋼
製シャッタである。
【0006】請求項2に記載の本発明は、板ばねの取り
付け枚数が、板ばねの取り付け位置におけるそれよりも
上側部分のシャッタ重量に対応して決定されている請求
項1に記載の下げ開き式鋼製シャッタである。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施例1 本発明の第1の実施例を図1ないし4により説明する。
図1はこの実施例のシャッタの取り付け状態を示す側面
断面図で、1はシャッタ、2はシャッタレール、3はシ
ャッタボックス、4はシャッタ上部の小屋根である。
【0008】このシャッタは、シャッタレール2の下方
にシャッタ1を巻き取って収納するシャッタボックス3
を配置してなり、開放状態においてはシャッタ1は下部
のシャッタボックス3内に巻き取られて収納されてお
り、シャッタを閉じる場合は床レベルからシャッタ1の
上端部を掴んで人力または動力によりシャッタレール2
に沿って引き上げる。すなわち、下げて開き、引き上げ
て閉じるシャッタであり、シャッタレール2は直線状で
かつ鉛直である。
【0009】図2はシャッタ1を内側より見た展開正面
図で、11はシャッタ1を構成する細長い金属製のスラッ
ト、12はシャッタ1の内面、かつ開閉方向に取り付けら
れる板ばね、13は板ばね12の両端を最寄りのスラット11
に固定するブラケット、14は適当な間隔で板ばね12の両
端以外の部分をスラット11に滑動自在に保持するばねカ
バーである。
【0010】シャッタ1は、細長い金属製のスラット11
の各側面を係合させて、係合部において屈曲自在とし、
両端にシャッタレール2に嵌合するローラ(図示せず)
を取り付けて構成する点については通常の金属製シャッ
タと同様であるが、シャッタ1の内面に開閉方向、すな
わちシャッタレール2の方向に板ばね12を取り付け、板
ばね12を内側にして下方のシャッタボックス3に巻き取
って収納する。シャッタを引き上げる際、シャッタ1が
シャッタボックス3から巻き戻されるときは、これに取
り付けられていた板ばね12も巻き戻されて自由状態に戻
ろうとするので、この復元力がシャッタ1の引き上げ方
向に加勢し、自重を軽減してより少ない力で引き上げ可
能としたところに特徴がある。
【0011】図3は、図1のA印部分を拡大して板ばね
12の取り付け状態を示す拡大断面図である。板ばね12
は、例えば幅20mm、厚さ 1mmのリボン鋼で、さまざ
まな長さのものを用意し、両端を最寄りのスラット11に
ブラケット13で固定して取り付ける。中間部分はスラッ
ト11に追随して屈曲するように、スラット11に取り付け
たばねカバー14をくぐらせる。
【0012】図4は図1におけるシャッタボックス3部
分を示す部分側面図である。スラット11両端に取り付け
られたローラが進入するガイドウエイ31は、シャッタレ
ール2に接続する直線状の鉛直部分と、これに接続する
渦巻き状の巻き取り部分とから構成される。シャッタ1
を引き上げる場合に期待される板ばねの復元力は、板ば
ね12の巻き戻し位置、すなわち図4にB印で示すシャッ
タボックス3のガイドウエイ31が曲線から直線に変わる
位置に対して、その時点でそれより上方にあるシャッタ
1の自重にほぼ比例するものであることが望ましいか
ら、板ばね12の枚数をシャッタ1の位置によって変化さ
せる必要がある。この実施例では図2に示すように、シ
ャッタ1の上方から下方に向けてその枚数を一定割合で
徐々に増加させ、階段状に取り付けてある。
【0013】シャッタを押し下げてシャッタボックス3
内に収納した状態においては、シャッタ1はスラット11
と板ばね12とが重なって巻き取られている。このとき、
スラット11両端のローラがシャッタボックス3のガイド
ウエイ31に嵌合しているので、板ばね12が中央寄りにあ
るとその復元力によってスラット11が膨らんでしまうか
ら、板ばね12は極力両脇に近づけて、すなわちシャッタ
レール寄りに取り付けるのがよい。
【0014】実施例2 本発明の第2の実施例を図5、6により説明する。図5
はこの実施例のシャッタの取り付け状態を示す側面断面
図、図6はシャッタ1を内側より見た展開正面図で、各
符号は第1の実施例の場合と同じである。すなわち、こ
のシャッタは、開放状態においてはシャッタ下部のシャ
ッタボックス内に巻き取られて収納されており、シャッ
タを閉じる場合に床レベルからシャッタレール2に沿っ
て上端部を引き上げるのは第1の実施例と同様である
が、シャッタレール2が直線状のみではなく、直線状部
分2aに接続して小屋根部分2bまで伸びる曲線で構成され
ているため、引き上げるシャッタ1が直線状部分2aのみ
にある状態と、直線状部分2aと小屋根部分2bとにまたが
ってある状態とではシャッタ1の移動量に対する重量の
増加割合が異なるので、図6を図2と比較すると明らか
なように、板ばね12の取り付け位置や分布を変えてあ
る。
【0015】このような板ばね12の配置は、計算によっ
て求めてもよいし、板ばね12なしの状態で引き上げなが
らその引き上げ力をばね秤等で実測して決定してもよ
い。なお、シャッタは、通常完全に閉じた状態でも約1
巻分がシャッタボックス3内に捨て巻きとして残るよう
になっているので、この捨て巻き部については板ばねに
よる復元力は必要ないばかりでなく応力が作用してかえ
って好ましくない。したがってこの実施例では下端部の
板ばね12の枚数を減少させている。
【0016】図7に例示したように、本発明の鋼製シャ
ッタは、トレーラー等に積載されるコンテナー40におけ
る運搬物の搬入・搬出口にも適用することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、下方に巻き取られてい
る鋼製シャッタを自重を相殺して軽い力で引き上げるこ
とができるので、上方に収納スペースのない場合でも下
げ開き式鋼製シャッタを採用することができるという、
すぐれた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す側面断面図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施例におけるシャッタを示す
展開正面図である。
【図3】図1のA印部分を示す拡大断面図である。
【図4】図1におけるシャッタボックス部を示す部分側
面図である。
【図5】本発明の第2の実施例を示す側面断面図であ
る。
【図6】本発明の第2の実施例におけるシャッタを示す
展開正面図である。
【図7】本発明の使用例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 シャッタ 2 シャッタレール 3 シャッタボックス 4 小屋根 11 スラット 12 板ばね 13 ブラケット 14 ばねカバー 31 ガイドウエイ 40 コンテナー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャッタレール(2)の下方にシャッタ
    (1)を巻き取って収納するシャッタボックス(3)を
    配置してなる下げ開き式鋼製シャッタにおいて、シャッ
    タ(1)内面両脇付近に、シャッタ(1)の最寄りのス
    ラット(11)に両端を固定して複数枚の板ばね(12)を
    開閉方向に取り付けたことを特徴とする下げ開き式鋼製
    シャッタ。
  2. 【請求項2】 板ばね(12)の取り付け枚数が、板ばね
    (12)の取り付け位置におけるそれよりも上側部分のシ
    ャッタ重量に対応して決定されている請求項1に記載の
    下げ開き式鋼製シャッタ。
JP9129796A 1996-04-12 1996-04-12 下げ開き式鋼製シャッタ Pending JPH09279968A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9129796A JPH09279968A (ja) 1996-04-12 1996-04-12 下げ開き式鋼製シャッタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9129796A JPH09279968A (ja) 1996-04-12 1996-04-12 下げ開き式鋼製シャッタ

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JPH09279968A true JPH09279968A (ja) 1997-10-28

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JP9129796A Pending JPH09279968A (ja) 1996-04-12 1996-04-12 下げ開き式鋼製シャッタ

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