JPH0927955A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JPH0927955A JPH0927955A JP7174683A JP17468395A JPH0927955A JP H0927955 A JPH0927955 A JP H0927955A JP 7174683 A JP7174683 A JP 7174683A JP 17468395 A JP17468395 A JP 17468395A JP H0927955 A JPH0927955 A JP H0927955A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pixel
- block
- edge
- processing
- filter
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブロック歪に対しては平滑化処理により歪を
除去し、ブロック境界上にある画像本来のエッジに対し
てはエッジ強調処理を施し、鮮鋭で歪のない画像処理を
行う。 【構成】 入力信号を遅延させる1ライン遅延回路1,
2、1画素遅延回路3,4,5,6,7,8により注目
画素とその近傍画素の画素値a〜iを得る。注目画素を
eとし、その周囲の近傍画素a〜d及びf〜iとのレベ
ル差をエッジ検出回路9で求める。レベル差の全てがし
きい値より小さい場合は、平滑化フィルタ12を選択し
て処理する。ブロック境界に対して直交する方向にある
近傍画素とのレベル差がしきい値をこえる場合は、エッ
ジ強調フィルタ13を選択するなどの処理を行う。
除去し、ブロック境界上にある画像本来のエッジに対し
てはエッジ強調処理を施し、鮮鋭で歪のない画像処理を
行う。 【構成】 入力信号を遅延させる1ライン遅延回路1,
2、1画素遅延回路3,4,5,6,7,8により注目
画素とその近傍画素の画素値a〜iを得る。注目画素を
eとし、その周囲の近傍画素a〜d及びf〜iとのレベ
ル差をエッジ検出回路9で求める。レベル差の全てがし
きい値より小さい場合は、平滑化フィルタ12を選択し
て処理する。ブロック境界に対して直交する方向にある
近傍画素とのレベル差がしきい値をこえる場合は、エッ
ジ強調フィルタ13を選択するなどの処理を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブロック単位で変換符
号化された画像信号を復号化する画像処理装置に関する
ものであって、特に符号化により発生するブロック歪を
除去すると共にエッジ強調を行う装置に関するものであ
る。
号化された画像信号を復号化する画像処理装置に関する
ものであって、特に符号化により発生するブロック歪を
除去すると共にエッジ強調を行う装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、画像信号の符号化方式において、
画像信号を複数のブロックに分割し、各ブロックについ
てDCT(離散コサイン変換)等で画像データを符号化
するブロック符号化方式がよく用いられている。このよ
うなブロック符号化方式では、隣接するブロック間に不
連続なレベル差、いわゆるブロック歪が発生し、画質の
低下を招いていた。
画像信号を複数のブロックに分割し、各ブロックについ
てDCT(離散コサイン変換)等で画像データを符号化
するブロック符号化方式がよく用いられている。このよ
うなブロック符号化方式では、隣接するブロック間に不
連続なレベル差、いわゆるブロック歪が発生し、画質の
低下を招いていた。
【0003】このブロック歪の除去のため、復号画像を
画面全体にわたり平滑化する装置が提案されている。し
かしながらこの装置では画面全体に対して処理を施すた
め画像本来がもつエッジデータまでもが平滑化され、鮮
鋭度が低下するという問題があった。
画面全体にわたり平滑化する装置が提案されている。し
かしながらこの装置では画面全体に対して処理を施すた
め画像本来がもつエッジデータまでもが平滑化され、鮮
鋭度が低下するという問題があった。
【0004】そのためこのブロック歪を除去し、なおか
つ原画像がもつエッジデータを保存する画像処理装置が
提案されている。その装置は、ブロック境界の隣接画素
についてブロック歪を検出し、ブロック歪がある場合に
平滑化処理を行うエッジ保存型のブロック歪除去装置で
ある。
つ原画像がもつエッジデータを保存する画像処理装置が
提案されている。その装置は、ブロック境界の隣接画素
についてブロック歪を検出し、ブロック歪がある場合に
平滑化処理を行うエッジ保存型のブロック歪除去装置で
ある。
【0005】またブロック境界においてローパスフィル
タ、ブロック境界から離れた場所ではハイパスフィルタ
を作用させることにより、ブロック歪を除去するととも
に、エッジを強調する装置も提案されている。
タ、ブロック境界から離れた場所ではハイパスフィルタ
を作用させることにより、ブロック歪を除去するととも
に、エッジを強調する装置も提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の装
置では、画像本来のエッジを保存する処理を行うか、ま
たはブロック境界部においてローパスフィルタを作用さ
せてブロック歪除去処理を施すことしかできないため、
ブロック境界にエッジがある場合には境界のエッジを強
調するような処理ができなかった。またハイパスフィル
タにより画像の鮮鋭度を上げる処理を行っても、ブロッ
ク境界では処理ができないため、ブロック境界部と、ブ
ロック境界外部でデータが不連続になるという課題を有
していた。
置では、画像本来のエッジを保存する処理を行うか、ま
たはブロック境界部においてローパスフィルタを作用さ
せてブロック歪除去処理を施すことしかできないため、
ブロック境界にエッジがある場合には境界のエッジを強
調するような処理ができなかった。またハイパスフィル
タにより画像の鮮鋭度を上げる処理を行っても、ブロッ
ク境界では処理ができないため、ブロック境界部と、ブ
ロック境界外部でデータが不連続になるという課題を有
していた。
【0007】そこで本発明は、ブロック境界部において
ブロック歪に対しては平滑化処理によりブロック歪を除
去し、ブロック境界上にある画像本来のエッジに対して
はエッジ強調処理を施すことにより鮮鋭で歪のない画像
処理を施すことを目的とする。
ブロック歪に対しては平滑化処理によりブロック歪を除
去し、ブロック境界上にある画像本来のエッジに対して
はエッジ強調処理を施すことにより鮮鋭で歪のない画像
処理を施すことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の画像処理装置は、ブロック境界に注目画素を
設定した場合に、(1)その注目画素とその周囲の近傍
画素との信号レベル差の絶対値の全てが、予め定められ
たしきい値より小さいときは平滑化処理を、(2)ブロ
ック境界上の注目画素と、ブロック境界に対して直交す
る方向にある近傍画素とのレベル差がしきい値をこえる
ときはエッジ強調処理を、(3)それ以外の近傍画素と
の間でしきい値をこえるレベル差があるときは、注目画
素とレベル差がしきい値より小さい画素との間で平滑化
処理を行うようにしたものである。
に本発明の画像処理装置は、ブロック境界に注目画素を
設定した場合に、(1)その注目画素とその周囲の近傍
画素との信号レベル差の絶対値の全てが、予め定められ
たしきい値より小さいときは平滑化処理を、(2)ブロ
ック境界上の注目画素と、ブロック境界に対して直交す
る方向にある近傍画素とのレベル差がしきい値をこえる
ときはエッジ強調処理を、(3)それ以外の近傍画素と
の間でしきい値をこえるレベル差があるときは、注目画
素とレベル差がしきい値より小さい画素との間で平滑化
処理を行うようにしたものである。
【0009】
【作用】上記構成によれば、ブロック境界において画像
本来がもつエッジに対してはエッジ強調処理を施し、ブ
ロック歪に対してはブロック歪を除去することになり、
鮮鋭で歪のない画像処理を実現できる。またブロック境
界外部では従来と同じエッジ強調フィルタを作用させる
ようにすれば境界部でデータの連続性を保つことができ
る。
本来がもつエッジに対してはエッジ強調処理を施し、ブ
ロック歪に対してはブロック歪を除去することになり、
鮮鋭で歪のない画像処理を実現できる。またブロック境
界外部では従来と同じエッジ強調フィルタを作用させる
ようにすれば境界部でデータの連続性を保つことができ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の画像処理装置の実施例につい
て、図面を参照して具体的に説明する。図1は本発明の
実施例における画像処理装置の構成を示すブロック図で
ある。入力信号を遅延させる1ライン遅延回路1,2、
1画素遅延回路3,4,5,6,7,8により注目画素
とその近傍画素の画素値a,b,c,d,e,f,g,
h,iを得る。画像データの水平方向をX座標、垂直方
向をY座標とし、入力信号のXY座標を(x+1,y+
1)とすると、1ライン遅延回路1,2の出力値の座標
は(x+1,y),(x+1,y−1)、1画素遅延回
路3,4,5,6,7,8の出力値のXY座標はそれぞ
れ(x,y+1),(x−1,y+1),(x,y),
(x−1,y),(x,y−1),(x−1,y−1)
となる。画素の座標と画素値の関係を図2に示す。
て、図面を参照して具体的に説明する。図1は本発明の
実施例における画像処理装置の構成を示すブロック図で
ある。入力信号を遅延させる1ライン遅延回路1,2、
1画素遅延回路3,4,5,6,7,8により注目画素
とその近傍画素の画素値a,b,c,d,e,f,g,
h,iを得る。画像データの水平方向をX座標、垂直方
向をY座標とし、入力信号のXY座標を(x+1,y+
1)とすると、1ライン遅延回路1,2の出力値の座標
は(x+1,y),(x+1,y−1)、1画素遅延回
路3,4,5,6,7,8の出力値のXY座標はそれぞ
れ(x,y+1),(x−1,y+1),(x,y),
(x−1,y),(x,y−1),(x−1,y−1)
となる。画素の座標と画素値の関係を図2に示す。
【0011】座標(x,y)の画素に注目し、この注目
画素がブロック境界にある場合について述べる。注目画
素がブロック境界にあるかどうかは画素位置検出回路1
5にて検出される。エッジ検出回路9では、注目画素と
その周囲の近傍画素とのレベル差の絶対値を算出し、予
め定めたしきい値と比較し、エッジの有無とエッジ位置
情報をフィルタ選択信号発生回路10に送る。
画素がブロック境界にある場合について述べる。注目画
素がブロック境界にあるかどうかは画素位置検出回路1
5にて検出される。エッジ検出回路9では、注目画素と
その周囲の近傍画素とのレベル差の絶対値を算出し、予
め定めたしきい値と比較し、エッジの有無とエッジ位置
情報をフィルタ選択信号発生回路10に送る。
【0012】フィルタ選択信号発生回路10では、しき
い値をこえるエッジがない場合は平滑化フィルタ12を
選択する信号を選択回路14に送る。しきい値をこえる
レベル差が、ブロック境界に直交する方向の近傍画素と
の間にある場合はエッジ強調フィルタ13を選択する。
またそれ以外の近傍画素との間でしきい値をこえるエッ
ジがある場合は、平滑化フィルタ12を選択するが、そ
の際、平滑画素選択回路11により、注目画素とエッジ
が発生していない画素群との平均をとるようにする。
い値をこえるエッジがない場合は平滑化フィルタ12を
選択する信号を選択回路14に送る。しきい値をこえる
レベル差が、ブロック境界に直交する方向の近傍画素と
の間にある場合はエッジ強調フィルタ13を選択する。
またそれ以外の近傍画素との間でしきい値をこえるエッ
ジがある場合は、平滑化フィルタ12を選択するが、そ
の際、平滑画素選択回路11により、注目画素とエッジ
が発生していない画素群との平均をとるようにする。
【0013】以上の構成により、ブロック境界上に画像
本来のエッジがある場合は、従来とは異なりエッジ強調
を施すことが可能となり、またブロック歪が発生してい
る場合にはエッジを保ちながら平滑化できるので鮮鋭度
の低下を最小限にすることができる。
本来のエッジがある場合は、従来とは異なりエッジ強調
を施すことが可能となり、またブロック歪が発生してい
る場合にはエッジを保ちながら平滑化できるので鮮鋭度
の低下を最小限にすることができる。
【0014】より具体的にフィルタの選択方法について
以下に示す。図3は画素配列とブロック境界16の位置
関係を表わしている。注目画素がブロック境界にある場
合の注目画素とその近傍画素の位置は17で示されてい
る。この場合X座標上のxとx+1との間にブロック境
界があることになる。注目画素と近傍画素とのレベル差
から平滑化フィルタまたはエッジ強調フィルタを選択す
るアルゴリズムは次のようになる。
以下に示す。図3は画素配列とブロック境界16の位置
関係を表わしている。注目画素がブロック境界にある場
合の注目画素とその近傍画素の位置は17で示されてい
る。この場合X座標上のxとx+1との間にブロック境
界があることになる。注目画素と近傍画素とのレベル差
から平滑化フィルタまたはエッジ強調フィルタを選択す
るアルゴリズムは次のようになる。
【0015】まずエッジ検出回路9にて注目画素と近傍
画素とのレベル差L1、L2、L3、L4、L5、L
6、L7、L8を算出する。なおそれぞれのレベル差値
は、 L1=|e−a|、 L2=|e−b|、 L3=|e−c|、 L4=|e−d|、 L5=|e−f|、 L6=|e−g|、 L7=|e−h|、 L8=|e−i|、 となる。ここで注目画素と、ブロック境界に対して直交
する方向にある近傍画素とのレベル差はL5となる。エ
ッジかどうかを判断するしきい値をTとすると、レベル
差としきい値Tとの関係からフィルタを次のようにして
選択する。 (1)L5≧Tならばエッジ強調フィルタ。 (2)L5<T、かつL1<T、かつL2<T、かつL
3<T、かつL4<T、かつL6<T、かつL7<T、
かつL8<T ならば平滑化フィルタ。 (3)L5<Tかつ(L1≧T、またはL2≧T、また
はL3≧T、またはL4≧T、またはL6≧T、または
L7≧T、またはL8≧T)ならば平滑化フィルタ。た
だしこの場合、しきい値Tをこえたレベル差がある画素
を平滑化処理の計算に加えない。
画素とのレベル差L1、L2、L3、L4、L5、L
6、L7、L8を算出する。なおそれぞれのレベル差値
は、 L1=|e−a|、 L2=|e−b|、 L3=|e−c|、 L4=|e−d|、 L5=|e−f|、 L6=|e−g|、 L7=|e−h|、 L8=|e−i|、 となる。ここで注目画素と、ブロック境界に対して直交
する方向にある近傍画素とのレベル差はL5となる。エ
ッジかどうかを判断するしきい値をTとすると、レベル
差としきい値Tとの関係からフィルタを次のようにして
選択する。 (1)L5≧Tならばエッジ強調フィルタ。 (2)L5<T、かつL1<T、かつL2<T、かつL
3<T、かつL4<T、かつL6<T、かつL7<T、
かつL8<T ならば平滑化フィルタ。 (3)L5<Tかつ(L1≧T、またはL2≧T、また
はL3≧T、またはL4≧T、またはL6≧T、または
L7≧T、またはL8≧T)ならば平滑化フィルタ。た
だしこの場合、しきい値Tをこえたレベル差がある画素
を平滑化処理の計算に加えない。
【0016】以上の処理がフィルタ選択信号発生回路1
0でなされ、選択回路14にフィルタ選択信号が送られ
る。上記(3)の場合は、平滑化する画素を平滑画素選
択回路11で選択し、平滑化フィルタに対して重みづけ
を行う。注目画素がブロック境界にない場合、フィルタ
選択信号発生回路10はエッジ強調フィルタ13を選択
しエッジを強調する。
0でなされ、選択回路14にフィルタ選択信号が送られ
る。上記(3)の場合は、平滑化する画素を平滑画素選
択回路11で選択し、平滑化フィルタに対して重みづけ
を行う。注目画素がブロック境界にない場合、フィルタ
選択信号発生回路10はエッジ強調フィルタ13を選択
しエッジを強調する。
【0017】上記の平滑化フィルタ、エッジ強調フィル
タの回路構成について具体的に説明する。図4(a)に
すべての画素選択した場合の平滑化フィルタ12、図4
(b)にエッジ強調フィルタ13の構成例を示す。また
平滑化フィルタ12の回路構成を図5、エッジ強調フィ
ルタ13の回路構成を図6に示す。
タの回路構成について具体的に説明する。図4(a)に
すべての画素選択した場合の平滑化フィルタ12、図4
(b)にエッジ強調フィルタ13の構成例を示す。また
平滑化フィルタ12の回路構成を図5、エッジ強調フィ
ルタ13の回路構成を図6に示す。
【0018】平滑化フィルタ12では図5に示すよう
に、平滑画素選択信号により選択された平滑化を行なう
画素に対しては図4(a)に示す係数を乗算する乗算器
18、20、22、24、26、27、29、31、3
3をセレクタ35、36、37、38、39、40、4
1、42で選択し、エッジがあり選択されなかった画素
には0を乗算する乗算器19、21、23、25、2
8、30、32、34をセレクタで選択する。乗算され
た信号は加算器43で加算される。平滑画素の選択数に
よりゲインを調整する必要があるため、選択された画素
数をカウンタ44でカウントし、ゲイン調整量を乗数計
算器45にて計算し、乗算器46でゲイン調整を行な
う。
に、平滑画素選択信号により選択された平滑化を行なう
画素に対しては図4(a)に示す係数を乗算する乗算器
18、20、22、24、26、27、29、31、3
3をセレクタ35、36、37、38、39、40、4
1、42で選択し、エッジがあり選択されなかった画素
には0を乗算する乗算器19、21、23、25、2
8、30、32、34をセレクタで選択する。乗算され
た信号は加算器43で加算される。平滑画素の選択数に
よりゲインを調整する必要があるため、選択された画素
数をカウンタ44でカウントし、ゲイン調整量を乗数計
算器45にて計算し、乗算器46でゲイン調整を行な
う。
【0019】エッジ強調フィルタ13では図6に示すよ
うに、入力画素信号に対して図4(b)に示す係数を乗
算器47、48、49、50、51、52、53、5
4、55で乗算し、加算器56で加算する。
うに、入力画素信号に対して図4(b)に示す係数を乗
算器47、48、49、50、51、52、53、5
4、55で乗算し、加算器56で加算する。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ブロック
境界においてブロック歪に関係しない画像本来がもつエ
ッジに対してはエッジ強調処理を施し、ブロック歪に対
しては平滑化によりブロック歪を除去することになり、
鮮鋭で歪のない画像処理を実現できる。またブロック境
界外部では前記と同じエッジ強調処理を施すので境界部
でデータの連続性が保たれる。
境界においてブロック歪に関係しない画像本来がもつエ
ッジに対してはエッジ強調処理を施し、ブロック歪に対
しては平滑化によりブロック歪を除去することになり、
鮮鋭で歪のない画像処理を実現できる。またブロック境
界外部では前記と同じエッジ強調処理を施すので境界部
でデータの連続性が保たれる。
【図1】本発明の実施例における画像処理装置を示すブ
ロック図
ロック図
【図2】同実施例における画素値と座標を示す図
【図3】同実施例における画素配置とブロック境界、参
照画素群の位置を示す図
照画素群の位置を示す図
【図4】同実施例における平滑化フィルタ及びエッジ強
調フィルタの構成図
調フィルタの構成図
【図5】同実施例における平滑化フィルタ回路図
【図6】同実施例におけるエッジ強調フィルタ回路図
1,2 1ライン遅延回路 3,4,5,6,7,8 1画素遅延回路 9 エッジ検出回路 10 フィルタ選択信号発生回路 11 平滑画素選択回路 12 平滑化フィルタ 13 エッジ強調フィルタ 14 選択回路 15 画素位置検出回路 16 ブロック境界 17 注目画素と近傍画素位置 18,19,20,21,22,23,24,25,2
6,27,28,29,30,31,32,33,34
乗算器 35,36,37,38,39,40,41,42 セ
レクタ 43 加算器 44 カウンタ 45 乗数計算器 46 乗算器 47,48,49,50,51,52,53,54,5
5 乗算器 56 加算器
6,27,28,29,30,31,32,33,34
乗算器 35,36,37,38,39,40,41,42 セ
レクタ 43 加算器 44 カウンタ 45 乗数計算器 46 乗算器 47,48,49,50,51,52,53,54,5
5 乗算器 56 加算器
Claims (1)
- 【請求項1】ブロック符号化された画像情報を復号化す
る画像処理装置において、ブロック境界に注目画素を設
定した場合に、(1)その注目画素とその周囲の近傍画
素との信号レベル差の絶対値の全てが、予め定められた
しきい値より小さいときは平滑化処理を、(2)ブロッ
ク境界上の注目画素と、ブロック境界に対して直交する
方向にある近傍画素とのレベル差がしきい値をこえると
きはエッジ強調処理を、(3)それ以外の近傍画素との
間でしきい値をこえるレベル差があるときは、注目画素
とレベル差がしきい値より小さい画素との間で平滑化処
理を行うようにしたことを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7174683A JPH0927955A (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7174683A JPH0927955A (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0927955A true JPH0927955A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=15982875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7174683A Pending JPH0927955A (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0927955A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000025523A1 (en) * | 1998-10-23 | 2000-05-04 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Image decoding device |
US6873372B2 (en) | 2000-07-17 | 2005-03-29 | Sanyo Electric Co., Ltd | Clipping circuit and image processing device employing such a clipping circuit |
KR100524856B1 (ko) * | 2002-10-17 | 2005-10-28 | 엘지전자 주식회사 | 블록 경계 영역 필터링 방법 |
KR100557175B1 (ko) * | 1999-07-08 | 2006-03-03 | 삼성전자주식회사 | 비디오 신호 처리시스템에서의 블럭 에지 평활장치 및 방법 |
JPWO2005004489A1 (ja) * | 2003-07-02 | 2006-08-17 | ソニー株式会社 | ブロック歪検出装置及びブロック歪検出方法、並びに映像信号処理装置 |
US7113357B2 (en) | 1998-02-12 | 2006-09-26 | Rohm Co., Ltd | Semiconductor device and a disk drive apparatus employing such a semiconductor device |
KR100759517B1 (ko) * | 2006-06-23 | 2007-09-18 | 삼성전기주식회사 | 디지털 영상 노이즈 제거장치 및 방법 |
US7924476B2 (en) | 2006-04-06 | 2011-04-12 | Sharp Kabushiki Kaisha | Document reading apparatus and image processing method |
-
1995
- 1995-07-11 JP JP7174683A patent/JPH0927955A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2000025523A1 (en) * | 1998-10-23 | 2000-05-04 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Image decoding device |
US6697433B1 (en) | 1998-10-23 | 2004-02-24 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Image decoding apparatus |
KR100557175B1 (ko) * | 1999-07-08 | 2006-03-03 | 삼성전자주식회사 | 비디오 신호 처리시스템에서의 블럭 에지 평활장치 및 방법 |
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