JPH09277354A - プラスチック製の容器および容器の製造法 - Google Patents
プラスチック製の容器および容器の製造法Info
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- JPH09277354A JPH09277354A JP8356157A JP35615796A JPH09277354A JP H09277354 A JPH09277354 A JP H09277354A JP 8356157 A JP8356157 A JP 8356157A JP 35615796 A JP35615796 A JP 35615796A JP H09277354 A JPH09277354 A JP H09277354A
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- B65D1/32—Containers adapted to be temporarily deformed by external pressure to expel contents
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- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/16—Articles comprising two or more components, e.g. co-extruded layers
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】
【解決手段】 製品射出口、変形可能な壁2、壁を手で
押すために設けられた領域4、および少なくとも部分的
に容器1を覆う装飾部分5を持つプラスチック製の容器
において、装飾部分5は余白6を有し、この余白6は上
記領域4に存在する。上記余白6によって、容器1を手
で押して、製品の一部を製品射出口から押し出すことが
できる。容器1は、シーケンス共押出によって異なった
柔らかさのプラスチックから製造でき、この場合、上記
領域4には柔らかい方のプラスチックが存在する(図
1)。
押すために設けられた領域4、および少なくとも部分的
に容器1を覆う装飾部分5を持つプラスチック製の容器
において、装飾部分5は余白6を有し、この余白6は上
記領域4に存在する。上記余白6によって、容器1を手
で押して、製品の一部を製品射出口から押し出すことが
できる。容器1は、シーケンス共押出によって異なった
柔らかさのプラスチックから製造でき、この場合、上記
領域4には柔らかい方のプラスチックが存在する(図
1)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一方では、可撓性
の材料でできた壁と、該壁を手で押さえるために設けら
れた壁の領域、製品射出口および容器を少なくとも部分
的に覆う装飾部分を有するプラスチック製の容器に関す
る。他方では、本発明は、容器を熱可塑性プラスチック
から押出技術によって成形する容器の製造法に関する。
の材料でできた壁と、該壁を手で押さえるために設けら
れた壁の領域、製品射出口および容器を少なくとも部分
的に覆う装飾部分を有するプラスチック製の容器に関す
る。他方では、本発明は、容器を熱可塑性プラスチック
から押出技術によって成形する容器の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】ここに記載される種類の容器は、例えば
ローションまたはシャンプーの入ったプラスチック壜の
形でよく知られている。装飾部分は製品情報に使用され
るもので、装飾部分は容器の上に貼ってもよいし、熱可
塑的に結合させてもよい。一般に容器の中心に向かって
壁を手で押すことによって、製品の一部が製品射出口か
ら取り出される。
ローションまたはシャンプーの入ったプラスチック壜の
形でよく知られている。装飾部分は製品情報に使用され
るもので、装飾部分は容器の上に貼ってもよいし、熱可
塑的に結合させてもよい。一般に容器の中心に向かって
壁を手で押すことによって、製品の一部が製品射出口か
ら取り出される。
【0003】このような容器は、熱可塑性プラスチック
から押出技術によって製造される。公知の容器は、その
壜の材質の強度が高いため、おしつぶし易さ(クラッシ
ュまたはシュリンク性)が減るという欠点がある。高い
強度は、比較的硬いプラスチックの大きい壁強度によっ
て得られ、これは手で容易に行うことができる壁の変形
を妨げる。
から押出技術によって製造される。公知の容器は、その
壜の材質の強度が高いため、おしつぶし易さ(クラッシ
ュまたはシュリンク性)が減るという欠点がある。高い
強度は、比較的硬いプラスチックの大きい壁強度によっ
て得られ、これは手で容易に行うことができる壁の変形
を妨げる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、容器が強い
強度を有しながら、良好なおしつぶし易さを有する、最
初に述べたような種類の容器を提供することを課題とす
る。また、そのような容器の製造法を提供する。
強度を有しながら、良好なおしつぶし易さを有する、最
初に述べたような種類の容器を提供することを課題とす
る。また、そのような容器の製造法を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項1お
よび10によって解決される。即ち、請求項1の本発明
の容器は、プラスチック製の壁、壁に設けられた壁を手
で押すために領域、製品射出口及び少なくとも部分的に
容器を覆う装飾部分(Dekorierung)を有するものであっ
て、上記装飾部分が余白を有し、この余白が壁を手で抑
えるための領域にあることに特徴を有するものである。
よび10によって解決される。即ち、請求項1の本発明
の容器は、プラスチック製の壁、壁に設けられた壁を手
で押すために領域、製品射出口及び少なくとも部分的に
容器を覆う装飾部分(Dekorierung)を有するものであっ
て、上記装飾部分が余白を有し、この余白が壁を手で抑
えるための領域にあることに特徴を有するものである。
【0006】また、請求項10の本発明の方法では、容
易に変形できる柔らかい領域およびその領域に隣接する
容器の硬い壁が一連の共押出によって製造され、この
際、二つの押出成形機が輪状のノズルから違った柔らか
さの熱可塑性樹脂を出し、輪状のノズルを時間依存的に
運転し、容器が、余白を有する装飾部分を一体化して備
え、上記領域の一部または上記領域が上記余白と合同と
なるようにするものである。
易に変形できる柔らかい領域およびその領域に隣接する
容器の硬い壁が一連の共押出によって製造され、この
際、二つの押出成形機が輪状のノズルから違った柔らか
さの熱可塑性樹脂を出し、輪状のノズルを時間依存的に
運転し、容器が、余白を有する装飾部分を一体化して備
え、上記領域の一部または上記領域が上記余白と合同と
なるようにするものである。
【0007】本発明の容器は、高い強度を有しながら、
製品射出のための良好なおしつぶし易さを持つという長
所を有する。良好なおしつぶし易さは、変形のための領
域によって達成される。ここには装飾部分が無いので変
形のための力が減らされる。その領域を装飾部分で取り
巻くことによって高い強度が得られる。本発明の方法で
は、二つの異なったプラスチックから成る容器の製造が
可能であり、この場合、一方のプラスチックは柔らかく
て変形し易くて変形領域を形成し、もう一方のプラスチ
ックはより硬くて容器に高い強度を与える。この強度は
更に装飾部分に助けられる。
製品射出のための良好なおしつぶし易さを持つという長
所を有する。良好なおしつぶし易さは、変形のための領
域によって達成される。ここには装飾部分が無いので変
形のための力が減らされる。その領域を装飾部分で取り
巻くことによって高い強度が得られる。本発明の方法で
は、二つの異なったプラスチックから成る容器の製造が
可能であり、この場合、一方のプラスチックは柔らかく
て変形し易くて変形領域を形成し、もう一方のプラスチ
ックはより硬くて容器に高い強度を与える。この強度は
更に装飾部分に助けられる。
【0008】本発明の別の有利な実施態様は、請求項2
ないし9および請求項11に記載されている。上記領域
はその領域に隣接する壁より高度の変形性を持っている
(請求項2)ので、その領域を手で変形させた場合、製
品の射出がより容易になり、隣接する壁は、変形性が低
いので、比較的安定である。
ないし9および請求項11に記載されている。上記領域
はその領域に隣接する壁より高度の変形性を持っている
(請求項2)ので、その領域を手で変形させた場合、製
品の射出がより容易になり、隣接する壁は、変形性が低
いので、比較的安定である。
【0009】上記領域の高度の変形性は、隣接する壁に
比して、この領域の壁の強度を減らすこと(請求項3)
および/または柔らかい材料でこの領域を製造すること
(請求項4)によって達成できる。低い壁強度は、使用
する押出成形機が一台の場合は容器の壁強度を時間依存
的に制御することによって可能である。二台の押出成形
機およびシークエンス共押出では、さもなくば硬い壁に
柔らかい材料の領域を入れることができる。
比して、この領域の壁の強度を減らすこと(請求項3)
および/または柔らかい材料でこの領域を製造すること
(請求項4)によって達成できる。低い壁強度は、使用
する押出成形機が一台の場合は容器の壁強度を時間依存
的に制御することによって可能である。二台の押出成形
機およびシークエンス共押出では、さもなくば硬い壁に
柔らかい材料の領域を入れることができる。
【0010】上記領域の良好な変形性および容器全体の
良好な安定性は、適切なプラスチックの選択によって達
成される。変形する領域の材料としては熱可塑性エラス
トマーが適し、その領域に隣接する壁の材料としてはも
っと硬いプラスチックが適する(請求項5)。硬いプラ
スチックとしては、PE(ポリエチレン)、PP(ポリ
プロピレン)またはPET(ポリエステル)が使用でき
る。変形する領域には、EPDM(少量のジエンを含む
エチレン−プロピレンゴム)、SEBS〔ポリスチレン
−ポリ(エチレン−ブチレン)−ポリスチレン〕または
SBS(ポロスチレン−ポリブタジエン−ポリスチレ
ン)系のエラストマーが特に適するが、他のエラストマ
ー、例えばニトリルゴム(Nitrilkautschuk)、ブチルゴ
ム、軟質PVC(ポリ塩化ビニル)、NR(ニトリルゴ
ム)またはTPU(熱可塑性ポリウレタン)も使用でき
る。
良好な安定性は、適切なプラスチックの選択によって達
成される。変形する領域の材料としては熱可塑性エラス
トマーが適し、その領域に隣接する壁の材料としてはも
っと硬いプラスチックが適する(請求項5)。硬いプラ
スチックとしては、PE(ポリエチレン)、PP(ポリ
プロピレン)またはPET(ポリエステル)が使用でき
る。変形する領域には、EPDM(少量のジエンを含む
エチレン−プロピレンゴム)、SEBS〔ポリスチレン
−ポリ(エチレン−ブチレン)−ポリスチレン〕または
SBS(ポロスチレン−ポリブタジエン−ポリスチレ
ン)系のエラストマーが特に適するが、他のエラストマ
ー、例えばニトリルゴム(Nitrilkautschuk)、ブチルゴ
ム、軟質PVC(ポリ塩化ビニル)、NR(ニトリルゴ
ム)またはTPU(熱可塑性ポリウレタン)も使用でき
る。
【0011】容器の上記領域が、中心軸の回りを取り巻
く閉じたバンドの形状を有する場合(請求項7)、この
バンドは技術的に簡単な方法、例えば、簡単な押出し技
術によるバンドの強度低下、または第二のプラスチック
の短時間の添加によるシーケンス共押出で、製造でき
る。
く閉じたバンドの形状を有する場合(請求項7)、この
バンドは技術的に簡単な方法、例えば、簡単な押出し技
術によるバンドの強度低下、または第二のプラスチック
の短時間の添加によるシーケンス共押出で、製造でき
る。
【0012】容器の安定性は、類似の請求項8のよう
に、上記領域が円形の面の形を持ったときに最適にな
る。この円形面は、この面を手で押さえるという要求を
満たすものであればよい。この面は最小にされ、安定化
された硬い又は厚いプラスチックで囲まれる。類似のも
のとして意義があるのは装飾部分の余白を丸く作ること
である(請求項9)。それに加えて、押出成形機をプロ
グラム制御で運転すると、円形の領域はシーケンス共押
出で製造できる(請求項11)。このプログラムは円形
の領域を製作するために輪状ノズルからのプラスチック
の時間的に正確な射出を制御するものである。
に、上記領域が円形の面の形を持ったときに最適にな
る。この円形面は、この面を手で押さえるという要求を
満たすものであればよい。この面は最小にされ、安定化
された硬い又は厚いプラスチックで囲まれる。類似のも
のとして意義があるのは装飾部分の余白を丸く作ること
である(請求項9)。それに加えて、押出成形機をプロ
グラム制御で運転すると、円形の領域はシーケンス共押
出で製造できる(請求項11)。このプログラムは円形
の領域を製作するために輪状ノズルからのプラスチック
の時間的に正確な射出を制御するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】下記に、実施例を描いた図面に基
づいて本発明をさらに詳しく説明する。図1は、装飾部
分で覆った容器の側面図であり、装飾部分は丸い余白を
有し、容器はあとの容器領域よりも柔らかいプラスチッ
クでできた輪状に取り巻くバンド状の部分を有し、余白
はこの部分の円板状の面をフリーにする。図2は、図1
に類似の容器の側面図であり、あとの容器部分よりも柔
らかいプラスチックでできた、丸い、シーケンス共押出
で製造された部分を持ち、この部分は装飾部分からフリ
ーにされている。プラスチック製の容器1は、円筒状の
壁2を持ち、その(図示しない)製品射出口は螺子栓3
で栓をされている(図1)。壁2は、手で押されるよう
にした閉じたバンド9の形の中心軸を囲む領域4を有す
る。容器1は装飾部分5で覆われ、装飾部分は円筒状の
壁2の上に貼りつけられている。装飾部分5は、ワンピ
ースであり、取り巻いており、余白6を有する。丸い余
白6は、領域4の丸い面7をフリーにする。領域4は、
この領域4に隣接する壁2よりも高い変形性を有する。
これは、残りの容器部分1より柔らかい材料8から成
る。この柔らかい材料は、熱可塑性エラストマー11で
ある。なお上記領域4に隣接する壁2は、より硬いプラ
スチック12から成る。エラストマー11は、EPDM
系から製造される。装飾部分5の余白6によって、消費
者は丸い面7を押し、倒立させた容器1で、容器1から
製品の一部を取り出す。余白6は、取り囲む容易に変形
する部分の上の任意の位置に存在させることができる。
なお、装飾部分5は、特に上記領域4に関して、容器1
の安定性を向上させる。変形し易いプラスチックの代わ
りに、上記領域4は、領域4に隣接する壁2よりも低い
壁強度に形成することもできる。低い壁強度の場合も、
変形性は向上する。
づいて本発明をさらに詳しく説明する。図1は、装飾部
分で覆った容器の側面図であり、装飾部分は丸い余白を
有し、容器はあとの容器領域よりも柔らかいプラスチッ
クでできた輪状に取り巻くバンド状の部分を有し、余白
はこの部分の円板状の面をフリーにする。図2は、図1
に類似の容器の側面図であり、あとの容器部分よりも柔
らかいプラスチックでできた、丸い、シーケンス共押出
で製造された部分を持ち、この部分は装飾部分からフリ
ーにされている。プラスチック製の容器1は、円筒状の
壁2を持ち、その(図示しない)製品射出口は螺子栓3
で栓をされている(図1)。壁2は、手で押されるよう
にした閉じたバンド9の形の中心軸を囲む領域4を有す
る。容器1は装飾部分5で覆われ、装飾部分は円筒状の
壁2の上に貼りつけられている。装飾部分5は、ワンピ
ースであり、取り巻いており、余白6を有する。丸い余
白6は、領域4の丸い面7をフリーにする。領域4は、
この領域4に隣接する壁2よりも高い変形性を有する。
これは、残りの容器部分1より柔らかい材料8から成
る。この柔らかい材料は、熱可塑性エラストマー11で
ある。なお上記領域4に隣接する壁2は、より硬いプラ
スチック12から成る。エラストマー11は、EPDM
系から製造される。装飾部分5の余白6によって、消費
者は丸い面7を押し、倒立させた容器1で、容器1から
製品の一部を取り出す。余白6は、取り囲む容易に変形
する部分の上の任意の位置に存在させることができる。
なお、装飾部分5は、特に上記領域4に関して、容器1
の安定性を向上させる。変形し易いプラスチックの代わ
りに、上記領域4は、領域4に隣接する壁2よりも低い
壁強度に形成することもできる。低い壁強度の場合も、
変形性は向上する。
【0014】図2の実施例の場合は、図1の容器との唯
一の差異は、領域4が取り巻くバンド9としてでなく、
円形の面13の形で形成されていることである。比較的
小さい領域4によって、容器1の安定性はさらに向上し
ている。円形の領域4は、より硬いプラスチックで成形
された残りの容器部分1よりも柔らかいプラスチックか
ら成る。
一の差異は、領域4が取り巻くバンド9としてでなく、
円形の面13の形で形成されていることである。比較的
小さい領域4によって、容器1の安定性はさらに向上し
ている。円形の領域4は、より硬いプラスチックで成形
された残りの容器部分1よりも柔らかいプラスチックか
ら成る。
【0015】図1および2の容器は、それぞれ異なった
二種の柔らかい熱可塑性プラスチックから成形される。
この場合、柔らかい熱可塑性プラスチックは二基の押出
成形基から別々に輪状ノズルで押し出され、輪状ノズル
は、柔らかい熱可塑性プラスチックから柔らかい変形し
易い領域4ができ、硬い方の熱可塑性プラスチックから
残りの硬い壁12ができるように時間依存的に運転され
る。図2の容器1の円形の面13は、この場合、押出成
形機のプログラム制御の運転で製造される。このように
製造された容器1は、領域4の一部(図1)または領域
4の全部(図2)が、余白6の中にあるように最終的に
装飾部分5で取り巻かれる。円形の面13は余白6の面
より若干小さくても良い。
二種の柔らかい熱可塑性プラスチックから成形される。
この場合、柔らかい熱可塑性プラスチックは二基の押出
成形基から別々に輪状ノズルで押し出され、輪状ノズル
は、柔らかい熱可塑性プラスチックから柔らかい変形し
易い領域4ができ、硬い方の熱可塑性プラスチックから
残りの硬い壁12ができるように時間依存的に運転され
る。図2の容器1の円形の面13は、この場合、押出成
形機のプログラム制御の運転で製造される。このように
製造された容器1は、領域4の一部(図1)または領域
4の全部(図2)が、余白6の中にあるように最終的に
装飾部分5で取り巻かれる。円形の面13は余白6の面
より若干小さくても良い。
【0016】
【発明の効果】本発明の容器は、全体に強い強度を有し
ながら、壁の一部に、手で押して変形し易い領域を設け
ているため、内容物(製品)を安定して保持でき、しか
も、上記領域を手で押すことにより、内容物(製品)を
容易に射出できる。なお、該容器は、射出成形法で容易
に製造できる。
ながら、壁の一部に、手で押して変形し易い領域を設け
ているため、内容物(製品)を安定して保持でき、しか
も、上記領域を手で押すことにより、内容物(製品)を
容易に射出できる。なお、該容器は、射出成形法で容易
に製造できる。
【図1】本発明の容器の側面図である。
【図2】本発明の容器の側面図である。
1 容器 2 壁 3 螺子栓 4 領域 5 装飾部分 6 余白 7 丸い面 8 柔らかい材料 9 バンド 10 中心軸 11 エラストマー 12 より硬いプラスチック 13 円形面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルクス ナハツハイム ドイツ連邦共和国、デー‐64285 ダルム シュタット、サンドベルクシュトラーセ 68 (72)発明者 ウヴェ シュタインメッツ ドイツ連邦共和国、デー‐64297 ダルム シュタット、ヴァイディクヴェーク 23 (72)発明者 ゲルノート メックス ドイツ連邦共和国、デー‐64739 ヘーヒ スト、ドクトル コルンメッセル シュト ラーセ 43
Claims (11)
- 【請求項1】 プラスチック製の壁、壁に設けられた壁
を手で押すために領域、製品射出口及び少なくとも部分
的に容器を覆う装飾部分を有するものであって、上記装
飾部分(5)が余白(6)を有すること、及び該余白
(6)が上記領域(4)に存在することを特徴とする容
器。 - 【請求項2】 上記領域(4)が、該領域(4)に隣接
する壁(2)より高度の変形性を有することを特徴とす
る請求項1の容器。 - 【請求項3】 上記領域が、該領域に隣接する壁より低
い壁強度を有することを特徴とする請求項2の容器。 - 【請求項4】 上記領域(4)が、その領域に隣接する
壁(2)より柔らかい材料(8)から成ることを特徴と
する請求項2または請求項3の容器。 - 【請求項5】 上記領域(4)が熱可塑性エラストマー
(11)から成り、該領域(4)に隣接する壁(2)が
より硬いプラスチック(12)から成ることを特徴とす
る請求項4の容器。 - 【請求項6】 エラストマー(11)が、EPDM系、
SEBS系またはSBS系のエラストマー(11)であ
ることを特徴とする請求項5の容器。 - 【請求項7】 上記領域(4)が、中心軸(10)を輪
状に取り巻く閉じたバンド(9)の形を持つことを特徴
とする請求項2または請求項3の容器。 - 【請求項8】 上記領域(4)が円形の面(13)の形
を持つことを特徴とする請求項1または請求項2の容
器。 - 【請求項9】 上記余白(6)が丸いことを特徴とする
請求項1、請求項2、請求項7または請求項8の容器。 - 【請求項10】容易に変形できる柔らかい領域(4)お
よび該領域(4)に隣接する容器(1)の硬い壁(2)
が一連の共押出によって製造され、この際、二つの押出
成形機が輪状のノズルから柔らかさの異なった可塑性樹
脂を出し、輪状のノズルを時間依存的に運転し、かつ、
上記容器(1)を、余白(6)を有する装飾部分(5)
を密着して備えており、上記領域(4)の一部または上
記領域(4)が上記余白(6)と合同となるようにする
ことを特徴とする、容器を熱可塑性プラスチックから押
出技術によって成形する請求項4の容器の製造法。 - 【請求項11】上記押出成形機が、円形の面(13)の
形状に上記領域(4)を製造するように、プログラム制
御されていることを特徴とする請求項10の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19610194.8 | 1996-03-15 | ||
DE19610194A DE19610194A1 (de) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | Behälter aus Kunststoff und Verfahren zur Herstellung eines Behälters |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09277354A true JPH09277354A (ja) | 1997-10-28 |
Family
ID=7788375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8356157A Pending JPH09277354A (ja) | 1996-03-15 | 1996-12-24 | プラスチック製の容器および容器の製造法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0795479B1 (ja) |
JP (1) | JPH09277354A (ja) |
DE (2) | DE19610194A1 (ja) |
ES (1) | ES2150061T3 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007290405A (ja) * | 1999-03-24 | 2007-11-08 | 3Dm Internatl Inc | 個々の材料の性質を保持する成形品及びその製造方法 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6158912A (en) | 1999-05-24 | 2000-12-12 | Color Access, Inc. | Flexible wall cosmetic container |
DE20023662U1 (de) * | 1999-11-30 | 2005-05-12 | Henkel Kgaa | Verpackungsmittel |
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