JPH09276252A - 膝関節部における靭帯の損傷度計測装置 - Google Patents

膝関節部における靭帯の損傷度計測装置

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JPH09276252A
JPH09276252A JP8096910A JP9691096A JPH09276252A JP H09276252 A JPH09276252 A JP H09276252A JP 8096910 A JP8096910 A JP 8096910A JP 9691096 A JP9691096 A JP 9691096A JP H09276252 A JPH09276252 A JP H09276252A
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JP
Japan
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ankle
knee
patella
calf
knee joint
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Withdrawn
Application number
JP8096910A
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English (en)
Inventor
Hiroo Nabeta
浩雄 鍋田
Hiroshi Fukuda
博司 福田
Masuo Harada
益雄 原田
Shigeto Morita
成人 森田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】医療機器の分野において膝の関節部における靭
帯の損傷度を計測する装置において、検者の肉体的負担
を軽減し、計測作業が容易であり、計測誤差の発生を防
止すること。 【解決手段】 検者の操作力を増幅してふくらはぎ押圧
体108に伝え、このふくらはぎ押圧体により被検者の
ふくらはぎの裏面を前方に押して膝の関節部靭帯に前方
引出力を付与する前方引出力印加機構100と;膝窩支
承台42に載せられた被検者の膝蓋骨の上面を押えて膝
蓋骨に後方押込力を付与する後方押込力付与機構200
と;上記膝蓋骨の上面の変位に応じて上下する脛骨粗面
の前方移動量を計測する計測手段300と;足首を把持
し、足首の旋回角を設定する足首保持手段500と;を
具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療機器の分野に
おいて膝の関節部における靭帯の損傷度を計測する装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】スポーツ選手などが膝の関節部の前十字
靭帯を損傷した場合、その損傷度の目安は膝の屈折具合
と、膝蓋骨(膝の皿)の変位量との関係で知ることがで
きる。このため従来は、図16および図17に示す計測
器により膝関節部の前十字靭帯の損傷度を計測してい
る。
【0003】すなわち、図16は膝関節部の前十字靭帯
の損傷度を計測するために用いられる従来技術による前
方引出計測装置800を示し、同図において801は基
準アームである。基準アーム801には脛骨粗面パット
802および脛骨末梢部パット803が設けられている
とともに、先端に計測ロッド804が取り付けられてい
る。計測ロッド804は、基準アーム801に対して滑
動自在に貫通されており、上端に押込ノブ805および
下端に膝蓋骨パット806がそれぞれ設けられている。
この計測ロッド804には変位確認用のスケール目盛8
07が刻印されている。
【0004】図17は、上記前方引出計測装置800を
用いて膝関節部の前十字靭帯の損傷度を計測する状況を
示す図である。まず、計測に適切な膝関節H1 の屈曲角
θを得るため、被検者Hの大腿部H2 を膝窩支承台81
0に載せるとともに踵H3 を足支承台811に載せる。
そして、図16に示した前方引出計測装置800の膝蓋
骨パット805を膝蓋骨H4 に、脛骨粗面パット102
を脛骨粗面H5 に、さらに脛骨末梢部パット803を脛
骨末梢部H6 にそれぞれ当接させる。この状態で基準ア
ーム801を固定ベルト808,809で脚部に固定す
る。
【0005】この状態で医者などの検者は、片方の手を
操作ノブ805に当てがい、この操作ノブ805に後方
押込力F1を印加するとともに、他方の手を被検者のふ
くらはぎH7 に当てがい、ふくらはぎH7 の裏に前方引
出力F2を印加する。この時の後方押込力F1と前方引
出力F2の印加力により、膝蓋骨H4 と脛骨粗面H5
の相対変位量を計測ロッド804のスケール目盛807
で読み取り、膝関節前十字靭帯の損傷度を計測するもの
である。なお、812は踵の側方支持板、H8は脛骨を
示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
前方引出計測装置800を用いた検査方法では以下のよ
うな不具合がある。 1.検者の肉体的負担 通常、前方引出力F2は最大値12kg・fを印加する
ようになっているが、頑健な検者(医者など)でも最大
12kg・fの前方引出力F2を印加するためには、被
検者の脚部に跨って上記のような計測動作を行う必要が
あり、強い腕力を要し、疲労度が大きい。また、腕力の
低下した高齢の検者では、12kg・fという前方引出
力F2を印加して持続するのはかなりの困難を伴う。さ
らに、女性の検者(女医)の場合は、被検者の脚部に跨
る際に下半身の着衣の乱れなどの問題があり、抵抗感を
生じる。 2.足首部の内外旋回による計測誤差の発生 従来技術の場合、図17に示すように、足支承台811
に踵H3 を載せたとき、側方支承板812により足首部
が内外方向へ旋回するのを抑制するようにしているが、
被検者の足幅は千差万別であるから足幅が側方支承板8
12に合致しないことが多い。このため、足首が内外に
旋回し、この旋回が脛骨H8 を経由して膝関節H1 へ伝
達され、これにより前十字靭帯の初期伸縮が起きる。こ
の初期伸縮は、前十字靭帯の前方引出の前段階で生じ、
かつ、この内外旋回角は一定とならないことから、計測
に変位的誤差を生じるとともに、繰返しの測定精度にも
悪影響を及ぼしていた。 3.膝関節の屈曲角の調整不可 従来技術では膝窩支承台810および足支承台811の
高さが固定であるため、膝関節H1 の屈曲角θは現在の
計測上の推奨値である15度に対し、足の長さの差によ
り±5度以上の誤差を生じることがあった。 4.アナログ計測による複数計測 従来技術では前方引出量はスケール目盛807を読み取
ることにより行われていたが、後方押込力F1および前
方引出力F2を印加しながら読むのは困難でかつ読取り
ミスへと繋がるため、アシスタントを1名必要とし、こ
のため測定能率が悪いという問題があった。
【0007】したがって、本発明はこのような従来技術
の不具合を解消しようとするものであり、検者の肉体的
負担を軽減し、計測作業が容易であり、計測誤差の発生
を防止することができる膝関節部における靭帯の損傷度
計測装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、検者
の操作力を増幅してふくらはぎ押圧体に伝え、このふく
らはぎ押圧体により被検者のふくらはぎを前方に押して
膝の関節部靭帯に前方引出力を付与する前方引出力印加
機構と;膝窩支承台に載せられた被検者の膝蓋骨の上面
を押えて膝蓋骨に後方押込力を付与する後方押込力付与
機構と;上記膝蓋骨の上面の変位に応じて上下する脛骨
粗面の前方移動量を計測する計測手段と;足首を把持
し、足首の旋回角を設定する足首保持手段と;を具備し
たことを特徴とする膝関節部における靭帯の損傷度計測
装置である。
【0009】請求項1の発明によれば、検者の操作力が
増幅してふくらはぎ押圧体に前方引出力F2 として伝え
られるから検者の操作力は小さくてよくなり、検者への
肉体的負担を軽減することができる。また、被検者Hの
足首部は足首保持手段で保持されているから計測中に足
首が旋回することがなく、計測誤差の発生を防止するこ
とができる。
【0010】請求項2の発明は、膝関節の屈曲角を調整
する機構を具備したことを特徴とする請求項1に記載の
膝関節部における靭帯の損傷度計測装置である。請求項
2の発明によれば、膝関節の屈曲角θは膝屈曲角調整装
置により調整できるから、屈曲角θを高精度に設定可能
となり、計測精度が向上する。
【0011】請求項3の発明は、計測手段で測定した値
をディジタル表示する表示手段を備えていることを特徴
とする請求項1または請求項2に記載の膝関節部におけ
る靭帯の損傷度計測装置である。
【0012】請求項3の発明によれば、計測値がディジ
タル表示で表示されるから、読み易くなり、読取りミス
を防止することができる。請求項4の発明は、表示手段
は、前方引出力印加機構から付与された前方引出力と脛
骨粗面の前方移動量を表示することを特徴とする請求項
1ないし請求項3のいずれか一に記載の膝関節部におけ
る靭帯の損傷度計測装置である。請求項4の発明によれ
ば、表示手段が前方引出力と脛骨粗面の前方移動量を表
示するから測定精度が向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明について、図1ないし
図15に示す一実施の形態にもとづき説明する。図1お
よび図2は膝関節部の前十字靭帯損傷度計測装置の全体
を示す図である。同図において、1は基台であり、この
基台1はキャスタ2…により移動可能となっている。基
台1にはシート支持台3が固定されているとともに、膝
支持台4および足首支持台5が取付けられている。膝支
持台4および足首支持台5はレール6に沿って長手方向
(図示の左右方向)へ移動可能に支持されており、よっ
てこれら膝支持台4および足首支持台5はシート支持台
3に対して離間距離がそれぞれ調節可能となっている。
【0014】シート支持台3には制御器の収納キャビネ
ット7が設けられているとともに、上端には座席8およ
び背凭れ9が取付けられている。背凭れ9は起伏角が調
整可能であり、座席8に座った被検者Hが仰向けに寝ら
れるようになっている。背凭れ9には枕10が取付けら
れている。また、シート支持台3の上端には、肘掛け1
1および座席8に座った被検者Hの腰の位置を定めるた
めの腰押えパット12,12が取付けられている。これ
ら腰押えパット12,12は被検者Hの腰の側面を押え
るようになっており、この場合、腰押えパット12,1
2は被検者Hの腰の幅に応じて相互の間隔が調整可能と
なっている。
【0015】膝支持台4には、本発明の前方引出力印加
機構100、後方押込力付与機構200および計測手段
300が設けられている。これら前方引出力印加機構1
00、後方押込力付与機構200および計測手段300
の配置関係は図3および図4に示されている。
【0016】これらの構成のうち、まず前方引出力印加
機構100について、図3、図4および図5にもとづき
説明する。41,41は上記膝支持台4を構成する膝支
持台側板であり、これら膝支持台側板41,41の上端
には被検者Hの膝を載せる膝窩支承台42が設けられて
いる。
【0017】そして、これら膝支持台側板41,41間
には図3および図4に示すように、引出ピニオン101
が支軸102に支持されて回動自在に取付けられてい
る。引出ピニオン101には、医者などの検者が前方引
出力F2 を付与する前方引出ハンドル103が連結され
ている。前方引出ハンドル103は引出ピニオン101
の半径のほぼ3倍の長さを有し、前方引出ハンドル10
3に印加した回動力は引出ピニオン101に3倍となっ
て付与されるようになっている。したがって、医者など
の検者が前方引出ハンドル103に加える回動力は、必
要とする前方引出力F2 の最大値12kg・fの1/3
でよい。
【0018】上記引出ピニオン101には引出ラック1
04が噛み合っており、この引出ラック104は、図5
に示すように、引出しベース105に連結されている。
引出ベース105は引出直動ベアリング106,106
により上下方向へ移動自在に案内されるようになってい
る。したがって、前記前方引出ハンドル103を回動操
作すると、引出ピニオン101および引出ラック104
を介して引出ベース105が上下移動する。
【0019】引出しベース105には、引出ロッド10
7,107が摺動自在に貫通されており、これら引出ロ
ッド107,107の上端にはふくらはぎ押圧板108
が連結されている。このふくらはぎ押圧板108は、図
1に示す被検者HのふくらはぎH7 を押すようになって
いる。引出ロッド107,107には計測ばね109,
109が巻装されており、これら計測ばね109,10
9により上記ふくらはぎ押圧板108は上向きに押圧付
勢されている。
【0020】ふくらはぎ押圧板108の中央部には引出
力計測ラック110が連結されている。この引出力計測
ラック110には引出力計測ピニオン111が噛み合っ
ており、引出力計測ピニオン111は、引出ベース10
5に取付けられた回転ポテンショメータ112に連結さ
れている。ふくらはぎ押圧板108が引出ベース105
に対して相対的に進退移動すると、この移動が引出力計
測ラック110を経て引出力計測ピニオン111に伝え
られ、引出力計測ピニオン111が回転する。よって、
ふくらはぎ押圧板108の引出ベース105に対する相
対的な移動量を回転ポテンショメータ112で計測でき
るようになっている。したがって、この回転ポテンショ
メータ112はふくらはぎH7 の前方移動量を計測す
る。
【0021】膝支持台4の上端には、前記した後方押込
力付与機構200が設けられている。後方押込力付与機
構200は、図3、図4、図5および図6に示されてお
り、これらの図にもとづき説明する。膝支持台4の上端
に設けられた前記膝窩支承台42の左右両側には上下ガ
イド201,201が設けられている。これら上下ガイ
ド201,201は膝支持台4に対し、位置決めブロッ
ク202で位置決めされるとともに固定ナット203お
よび固定ボルト204で脱着可能に固定されるようにな
っている。これら上下ガイド201,201の間には昇
降台205が上下に移動可能に掛け渡されている。昇降
台205は左右側板206,206が上記上下ガイド2
01,201に上下方向へ摺動可能に取付けられてお
り、位置決めねじ207を弛めた状態で上下移動が可能
であり、位置決めねじ207を締付けるとロックブロッ
ク208が左右側板206,206に当接して移動を阻
止し、これにより昇降台205の高さを決めるようにな
っている。
【0022】昇降台205の中央部には、微調整用上下
台209が上下動可能に取付けられており、この微調整
用上下台209の下端には膝蓋骨パット210が取り付
けられている。この膝蓋骨パット210は、膝窩支承台
42に載せられた被検者Hの膝の膝蓋骨H4 上面に当接
するようになっている。
【0023】微調整用上下台209は図7に示すよう
に、上下直動ベアリング211を介してベアリング支持
板212に取付けられており、このベアリング支持板2
12は前記昇降台205に固定されている。前記位置決
めねじ207を弛めた状態で昇降台205を上下に移動
させ、膝蓋骨パット210が被検者Hの膝蓋骨H4 の上
面に当接させて膝押圧力、すなわち後方押込力F1を軽
く印加する。この状態で位置決めねじ207を締付けて
膝蓋骨パット210の位置を決める。この場合、膝蓋骨
パット210が固定された微調整用上下台209は上下
直動ベアリング211を介してベアリング支持板212
に取付けられているから、上記昇降台205の高さが若
干ずれても、上下直動ベアリング211のストロークの
範囲内(例えば10mm)で膝蓋骨パット210が移動
し、膝蓋骨H4 上面に当接するようになっている。
【0024】上下ガイド201,201には、膝側方固
定板220,220および大腿部側方固定板221,2
21が取付けられている。これら膝側方固定板220,
220および大腿部側方固定板221,221はそれぞ
れ膝の側面および太腿の側面を挾んで膝の横移動を防止
するものであり、それぞれ相互に間隔が調整できるよう
になっている。そしてこれら膝側方固定板220,22
0および大腿部側方固定板221,221は、それぞれ
膝側方固定ねじ222,222および大腿部側方固定ね
じ223,223でロックされるようになっている。
【0025】さらに、前記微調整用上下台209には、
前記した計測手段300が取付けられている。すなわ
ち、微調整用上下台209の上面には、計測用水平支持
板301が水平方向(長手方向)へ摺動自在に取付けら
れており、この計測用水平支持板301は微調整用上下
台209に対し水平調整ねじ302により固定されてい
る。水平支持板301には、高さ調整アーム303が上
下移動可能に取付けられており、この高さ調整アーム3
03は水平支持板301に対し高さ調整ねじ304によ
り固定されている。さらに高さ調整アーム303には角
度調整アーム305が回動自在に取付けられており、こ
の角度調整アーム305は高さ調整アーム303に対し
角度調整ねじ306により固定されている。角度調整ア
ーム305には直動ポテンショメータ310が取付けら
れている。直動ポテンショメータ310はポテンショメ
ータ本体311にポテンショメータロッド312を伸縮
可能に取付けたものであり、このポテンショメータロッ
ド312の移動量を検知するものである。
【0026】前記した膝窩支承台42に被検者Hの膝を
載せ、この膝の上に膝蓋骨パット210を当てがって後
方押込力F1 を印加した状態で、上記直動ポテンショメ
ータ310のポテンショメータロッド312を脛骨粗面
5 に当てる。この場合、水平調整ねじ302、高さ調
整ねじ304および角度調整ねじ306を調整してポテ
ンショメータロッド312の位置を調整し、ポテンショ
メータロッド312がポテンショメータ本体311に2
〜3mm入り込む程度に直動ポテンショメータ310の位
置を決め、この状態で固定する。これにより、上記直動
ポテンショメータ310は、脛骨粗面H5 の前方移動量
を計測することができる。
【0027】前記したふくらはぎH7 の前方移動量を計
測する回転ポテンショメータ112および上記脛骨粗面
5 の前方移動量を計測する直動ポテンショメータ31
0は、図1のシート支持台3の収納キャビネット7に設
置された制御器30に電気的に接続されている。制御器
30には図9に示すディジタルメータ31,32および
ディジタルパネル33,34が設けられている。
【0028】ふくらはぎ押圧板108が移動すると回転
ポテンショメータ112の出力電圧が変化し、この変化
量は図9に示すディジタルメータ31によりA/D変換
されてディジタルパネル33にディジタル値として表示
される。また、膝蓋骨の上面H4 と脛骨粗面H5 の変位
量は、直動ポテンショメータ310のポテンショメータ
ロッド312の押込み量の変化となり、これはポテンシ
ョメータ本体311からの出力電圧値として図9に示す
ディジタルメータ32により同じくA/D変換され、デ
ィジタル値としてディジタルパネル34に表示される。
【0029】なお、図1に示す制御器30は抽斗式とな
っており、この制御器30の端部に上記ディジタルパネ
ル33,34が配設されている。そして、計測時は、制
御器30を引出した状態で行うようになっており、図1
に示すディジタルパネル33,34は検者から最も見易
い位置に配設されるようになっている。
【0030】一方、前記足首支持台5には、本発明の膝
屈曲角調整装置400および足首保持手段500が設け
られている。これら膝屈曲角調整装置400および足首
保持手段500は図10ないし図15に示されており、
これらの図にもとづき説明する。
【0031】まず、膝屈曲角調整装置400から説明す
ると、上記足首支持台5は垂直軸51の回りに回動自在
となっており、水平面内で旋回可能となっている。そし
て、この足首支持台5は固定板52および固定ボルト5
3により水平面での向きが固定されるようになってい
る。
【0032】この足首支持台5の内部には、図11に示
すように、上下方向に沿ってねじ軸401が設けられて
おり、このねじ軸401は上下端部がボールベアリング
402、402により支持されている。ねじ軸401の
上部には縦軸歯車403が固定されており、この縦軸歯
車403には、図12にも示されるように、横軸歯車4
04が噛み合っている。横軸歯車404は横軸405に
取付けられており、横軸405は横軸ベアリング40
6,406により回転自在に支持されている。この横軸
405には足首支持台5の外部において膝屈曲角調整ハ
ンドル407が連結されている。したがって膝屈曲角調
整ハンドル407を回転操作すると、横軸歯車404、
縦軸歯車403を介してねじ軸401が回転される。
【0033】ねじ軸401には、上下動ナット410が
螺合されている。この上下動ナット410には上下動ブ
ロック411を介して上下動支持台412が連結されて
いる。上下動支持台412は上下直動ベアリング41
3,413により上下方向に移動可能に支持されてい
る。上記ねじ軸401が回転すると上下動ナット410
が上下に移動し、よって上下動ブロック411を介して
上下動支持台412が上下動する。
【0034】この上下動支持台412の上に後述する足
首保持手段500が取付けられるが、この足首保持手段
500に足首を保持して上記膝屈曲角調整ハンドル40
7を回転操作すると、上記したように上下動支持台41
2が上下に移動し、よって足首の位置が上下に移動す
る。すなわち、足首の固定高さが変化するので、膝の屈
曲角θを調整することができる。なお、膝の屈曲角θは
15度がよいとされているが被検者Hの足の曲り具合な
どにより、任意角度に設定してもよい。
【0035】次に、足首保持手段500について、図1
0、図13ないし図15にもとづき説明する。上下動支
持台412の上端には支持ベース501が取付けられて
おり、この支持ベース501の先端には支持端板502
が固定されている。この支持端板502には足首支持ブ
ロック503が旋回可能に取付けられている。
【0036】足首支持ブロック503は脛骨H8 (図1
7参照)の延長方向に沿う旋回軸504を有しており、
この旋回軸504は上記支持端板502に旋回自在に貫
通されている。支持端板502は図15に示すように、
上下方向に沿うスリット505を有し、このスリット5
05を横断して旋回角固定ねじ506が挿通されてい
る。この旋回角固定ねじ506には旋回角固定ハンドル
507が取付けられている。したがって、旋回角固定ハ
ンドル507を回してスリット505の間隔を広げると
旋回軸504が自由に回動可能となり、足首支持ブロッ
ク503が図15に示す矢印方向へ旋回可能となる。ま
た、旋回角固定ハンドル507を逆に回してスリット5
05の間隔を狭めると旋回軸504が締付けられるから
旋回軸504の回動が阻止され、これにより足首支持ブ
ロック503が図15に示す矢印方向の所定の旋回位置
で停止される。
【0037】なお、旋回軸504の先端には、図15に
示す旋回角目盛板508が取付けられており、足首支持
ブロック503の旋回角を表示するようになっている。
足首支持ブロック503には、踵H3 を載せる踵支承台
510、足の裏H10を当てがう足裏支承台511、足の
甲部H11を締結する甲部固縛帯512が設けられてお
り、さらに踝H12を把持する踝把持機構520が取付け
られている。
【0038】踝把持機構520について説明すると、5
21,521は左右の踝パットであり、踝H12の内外側
面を挾持する。これら踝パット521,521はそれぞ
れ踝パット位置調整ねじ522,522を介して踝把持
アーム523,523の先端部に取付けられている。踝
把持アーム523,523の基端部には、それぞれ踝把
持ラック524,524が連結されている。踝把持ラッ
ク524,524は前記足首支持ブロック503を横断
して貫通されている。足首支持ブロック503内にはア
ーム移動用ピニオン525が支軸526に支持されて収
容されており、このアーム移動用ピニオン525は上記
2本の踝把持ラック524,524に同時に噛み合って
いる。そして、このアーム移動用ピニオン525を一方
に回動させると、上記2本の踝把持ラック524,52
4が互いに接近する方向に移動し、これにより一対の踝
把持アーム523,523が接近し、よって踝パット5
21,521が踝H12の内外両面を挾持する。また、逆
にアーム移動用ピニオン525を他方に回動させると、
上記2本の踝把持ラック524,524が互いに離間す
る方向に移動し、これにより一対の踝把持アーム52
3,523が離れ、よって踝パット521,521は踝
12の内外面から離れるようになる。
【0039】上記アーム移動用ピニオン525を支持し
た支軸526には、従動歯車527が取付けられてお
り、この従動歯車527には駆動歯車528が噛み合っ
ている。駆動歯車528は足首支持ブロック503の上
面に設けられた踝把持ハンドル529(図10に示す)
に連結されている。したがって、踝把持ハンドル529
を回転操作すれば、駆動歯車528、従動歯車527を
介して前記アーム移動用ピニオン525が回転されるよ
うになっている。
【0040】このような構成による関節部の前十字靭帯
損傷度計測装置について、作用を説明する。被検者H
は、図1に示すように、シート支持台3の上端に設けた
座席8に座り、膝窩支承台42に膝を載せ、足首保持手
段500の踵支承台510に踵H3 を載せる。この時、
被検者Hの体格、特に足の長さに合わせて膝支持台4お
よび足首支持台5を移動させ、膝が膝窩支承台42の正
規位置に載るように、かつ踵H3 が踵支承台510に載
って足の裏H10が足裏支承台511に当たるように調整
する。
【0041】そして、踝把持機構520の踝パット52
1,521で踝H12の内外側面を挾持する。この状態で
旋回角目盛板508の旋回角がゼロとなる位置に足首支
持ブロック503の旋回角を調整し、旋回角固定ハンド
ル507で固定する。なお、被検者Hの足の曲りなどに
応じて旋回角を±15度の角度範囲で調整してもよい。
次に、足の甲部H11を甲部固縛帯512で締結する。
【0042】この状態で腰押えパット12,12の位置
を調整し、これら腰押えパット12,12で被検者Hの
腰を押える。そして、背凭れ9を倒して被検者Hが仰向
けに寝るようにする。
【0043】次に、膝屈曲角調整装置400における膝
屈曲角調整ハンドル407を回転操作して、上下動支持
台412を上下に移動させ、これにより足首保持手段5
00に保持されている足首の高さを調整する。この調整
により膝窩支承台42に載っている膝の屈曲角θを15
度に設定する。
【0044】また、膝側方固定板220,220および
大腿部側方固定板221,221の位置を調整し、これ
ら膝側方固定板220,220および大腿部側方固定板
221,221で被検者Hの膝の側面および太腿の側面
を挾んで膝の横移動を防止する。これら膝側方固定板2
20,220および大腿部側方固定板221,221
は、それぞれ膝側方固定ねじ222,222および大腿
部側方固定ねじ223,223でロックする。
【0045】次に、後方押込力付与機構200を構成す
る左右両側の上下ガイド201,201を、位置決めブ
ロック202で位置決めし、かつ固定ナット203およ
び固定ボルト204を用いて膝支持台4の上端に取付け
る。すなわち、後方押込力付与機構200を膝の上方に
被さるように取付ける。
【0046】この状態で位置決めねじ207を弛め、昇
降台205を上下に移動させ、膝蓋骨パット210を被
検者Hの膝蓋骨H4 の上面に当接させる。そして、膝押
圧力、すなわち後方押込力F1を軽く印加し、この位置
で位置決めねじ207を締付けて膝蓋骨パット210の
位置を決める。
【0047】次に、計測装置200の水平調整ねじ30
2、高さ調整ねじ304および角度調整ねじ306を調
整して直動ポテンショメータ310の位置を決め、ポテ
ンショメータロッド312を脛骨粗面H5 の前面に当接
させる。この場合、ポテンショメータロッド312がポ
テンショメータ本体311に2〜3mm入り込む程度に位
置を決め、この状態で固定する。
【0048】以上が計測の準備段階であり、これらの準
備作業は必ずしも上記の説明通りでなくてもよい。この
ような検査準備が終了すると医者などの検者は、前方引
出ハンドル103を回してふくらはぎ押圧板108を作
動させる。すなわち、前方引出ハンドル103を回動操
作すると引出ピニオン101が回動し、引出しベース1
05を上動させる。これによりふくらはぎ押圧板108
が前進し、被検者HのふくらはぎH7 を押す。ふくらは
ぎ押圧板108がふくらはぎH7 を押す力、すなわち前
方引出力F2 は最大値12kg・fを要するが、前方引
出ハンドル103は引出ピニオン101の半径のほぼ3
倍の長さを有しているので、前方引出ハンドル103に
印加した回動力は引出ピニオン101に3倍となって付
与されるようになり、したがって、検者は前方引出力F
2 の最大値12kg・fの1/3、つまり4kg・fの
回動力で前方引出ハンドル103を回動操作すればよ
い。
【0049】ふくらはぎ押圧板108の移動量は回転ポ
テンショメータ112で計測され、よってふくらはぎH
7 の前方移動量が計測される。このようなふくらはぎH
7 の前方への押圧により、脛骨粗面H5 が変位し、この
変位を直動ポテンショメータ310が計測する。この場
合、膝蓋骨H4 に押し当てる膝蓋骨パット210に直動
ポテンショメータ310が従動するため、常に膝蓋骨H
4 の変位に追従して膝蓋骨H4 と脛骨粗面H5 との相対
変位を検出できる。
【0050】これらの計測値は図9に示すように、ディ
ジタルメータ31および32によりそれぞれA/D変換
されてディジタルパネル33および34にディジタル値
として表示される。よって、この表示を制御器30から
読み取って、膝関節部の前十字靭帯の損傷度を知ること
ができる。
【0051】以上のような膝関節部の前十字靭帯損傷度
計測装置によれば、検者が前方引出ハンドル103を回
動操作する操作力は、前方引出力F2 の最大値12kg
・fの1/3、つまり4kg・fでよいから、検者への
肉体的負担を軽減することができる。
【0052】また、検者はおいて前方引出ハンドル10
3を回動操作しつつ、制御器30のディジタルパネル3
3および34から計測値を読み取ることができるので、
格別なアシスタントを必要とせず、検査効率が良くなる
とともに、検査の費用も安価になる。そして、基台1の
側方に立って検査ができるので、女性の検者、例えば女
医さんであっても容易に検査が行える。
【0053】このような検査中に、被検者Hの足首部は
足首保持手段500で保持されているから足首が旋回す
ることがなく、計測誤差の発生を防止することができ
る。また、膝関節の屈曲角θは膝屈曲角調整装置400
の操作で調整できるから、屈曲角θを高精度に設定可能
になり、計測精度が向上する。
【0054】
【発明の効果】以上説明した通り請求項1の発明によれ
ば、検者の操作力が小さくてよく、検者への肉体的負担
を軽減することができるとともに、被検者Hの足首部は
足首保持手段で保持されるから計測誤差の発生を防止す
ることができる。
【0055】請求項2の発明によれば、膝関節の屈曲角
θは膝屈曲角調整装置により調整できるから、屈曲角θ
を高精度に設定可能となり、計測精度が向上する。請求
項3の発明によれば、計測値がディジタル表示で表示さ
れるから、読み易くなり、読取りミスを防止することが
できる。請求項4の発明によれば、表示手段が前方引出
力と脛骨粗面の前方移動量を表示するから測定精度が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す膝関節部の前十字
靭帯損傷度の計測装置を示す側面図。
【図2】同じく膝関節部の前十字靭帯損傷度の計測装置
を示す平面図。
【図3】同実施の形態の前方引出印加機構および後方押
込力付与機構ならびに計測手段を示す概略的な配置図。
【図4】同実施の形態の前方引出印加機構および後方押
込力付与機構を示す断面図。
【図5】図4の矢印A方向から見た断面図。
【図6】同実施の形態の後方押込力付与機構の平面図。
【図7】同実施の形態の後方押込力付与機構の正面図。
【図8】同実施の形態の計測手段を示す側面図。
【図9】電気系統を示すブロック図。
【図10】同実施の形態の膝屈曲角調整装置および足首
保持手段を示す側面図。
【図11】同実施の形態の膝屈曲角調整装置の断面図。
【図12】図11におけるB−B線の断面図。
【図13】同実施の形態の足首保持手段を示す平面図。
【図14】図13におけるC−C線の断面図。
【図15】図10における矢印Dの矢視図。
【図16】従来の膝関節前十字靭帯損傷度計測装置を示
す斜視図。
【図17】従来の計測装置による計測状況を示す側面
図。
【符号の説明】
1…基台 3…シート支持台 4…膝支持台 5…足首支持台5 7…制御器の収納キャビネット 8…座席 9…背凭れ 30…制御器30 31,32…ディジタルメータ 33,34…ディジタルパネル 41…膝支持台側板 42…膝窩支承台 100…前方引出力印加機構 101…引出ピニオン 103…前方引出ハンドル 105…引出しベース 108…ふくらはぎ押圧板 112…回転ポテンショメータ 200…後方押込力付与機構 201…上下ガイド 205…昇降台 209…微調整用上下台 210…膝蓋骨パット 300…計測手段 310…直動ポテンショメータ 311…ポテンショメータ本体 312…ポテンショメータロッド 400…膝屈曲角調整装置 401…ねじ軸 407…膝屈曲角調整ハンドル 410…下動ナット 412…上下動支持台 500…足首保持手段 503…足首支持ブロック 504…旋回軸 507…旋回角固定ハンドル 510…踵支承台 511…足裏支承台 512…甲部固縛帯 520…踝把持機構 521,521…踝パット 523,523…踝把持アーム 529…踝把持ハンドル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 益雄 愛知県名古屋市港区大江町10番地 三菱重 工業株式会社名古屋航空宇宙システム製作 所内 (72)発明者 森田 成人 愛知県名古屋市港区大江町10番地 三菱重 工業株式会社名古屋航空宇宙システム製作 所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検者の操作力を増幅してふくらはぎ押圧
    体に伝え、このふくらはぎ押圧体により被検者のふくら
    はぎを前方に押して膝の関節部靭帯に前方引出力を付与
    する前方引出力印加機構と;膝窩支承台に載せられた被
    検者の膝蓋骨の上面を押えて膝蓋骨に後方押込力を付与
    する後方押込力付与機構と;上記膝蓋骨の上面の変位に
    応じて上下する脛骨粗面の前方移動量を計測する計測手
    段と;足首を把持し、足首の旋回角を設定する足首保持
    手段と;を具備したことを特徴とする膝関節部における
    靭帯の損傷度計測装置。
  2. 【請求項2】 膝関節部の屈曲角を調整する機構を具備
    したことを特徴とする請求項1に記載の膝関節部におけ
    る靭帯の損傷度計測装置。
  3. 【請求項3】 上記計測手段で測定した値をディジタル
    表示する表示手段を備えていることを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の膝関節部における靭帯の損傷
    度計測装置。
  4. 【請求項4】 上記表示手段は、前方引出力印加機構か
    ら付与された前方引出力および脛骨粗面の前方移動量を
    表示することを特徴とする請求項1ないし請求項3のい
    ずれか一に記載の膝関節部における靭帯の損傷度計測装
    置。
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