JPH09276042A - 口 紅 - Google Patents

口 紅

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JPH09276042A
JPH09276042A JP11422396A JP11422396A JPH09276042A JP H09276042 A JPH09276042 A JP H09276042A JP 11422396 A JP11422396 A JP 11422396A JP 11422396 A JP11422396 A JP 11422396A JP H09276042 A JPH09276042 A JP H09276042A
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JP
Japan
Prior art keywords
female
lipstick
male
lip
thread
Prior art date
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Pending
Application number
JP11422396A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomio Arakawa
富雄 荒川
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一個の口紅により色彩や色合いの異なる使用
が可能な口紅を提供する。 【解決手段】 色合いの異なる複数の口紅が出入り自在
に収納されている口紅を構成した。口紅の出入り自在の
構造が、ねじ機構またはスライド機構によることもある
が、これに限定されるものではない。 【効果】 昼と夜との違いや、服装の違い等の状況変化
に応じて、それに相応しい色彩や色合いの異なる口紅が
使用できるために、一個において美しく唇を整えること
ができるばかりでなく、携帯に便利であって、化粧ポー
チが無様に一杯になる不都合を避けることができ、口紅
の整理が容易になるという優れた効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、唇に色と艶を与えそ
の形を整えるために使用する化粧品としての口紅に関す
る。
【0002】
【従来の技術】口紅の歴史は日本でも古く推古天皇の時
代に中国から伝わったとされるが、最近の口紅は、洋風
のもので、それには棒状口紅と、軟膏状口紅と、液状口
紅とがあり、そのうち、棒状口紅が携帯および使用に便
利のために多用される。
【0003】棒状口紅は、練り固めた棒状の口紅を円筒
形のケースに納め、それにキャップを被せたもので、ケ
ースには基部に操作用の回転体が、内部にねじ機構が組
み込まれており、回転体を回すと、口紅が出入りする機
構となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般の女性の場合、色
彩や色合いの異なる多数の口紅を用意している。例え
ば、口紅の色彩については、人によって赤、ピンク、紫
等というように好みがあり、その時の気分や状況によっ
て好みが変わるために、普通の意味の色としての好みに
よる本数がある。加えて、昼と夜との違いにより、或い
は、服装の違いにより色合いを異にして使用するため
に、使用本数が非常に多いのが実情である。
【0005】アイシャドーやほほ紅は、一つのパレット
に多色が入っており非常に便利であるが、化粧で最も重
要なのは口紅であるにもかゝわらず、このように一個の
口紅だけでは状況変化の対応に欠けるという問題があっ
た。具体的には、昼と夜とでは明るさを少し違う口紅に
変えることが多く、また、外出途中で服を変えると、そ
れに相応する色合いに口紅を変えるということが多いた
めに、多数本の口紅を携帯し、そのために化粧ポーチが
無様に一杯になるという問題があった。
【0006】この発明は、上記のような実情に鑑みて、
一個の口紅により色彩や色合いの異なる使用が可能な口
紅を提供することを目的とした。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、色合いの異なる複数の口紅が出入り
自在に収納されている口紅を構成した。
【0008】口紅の出入り自在の構造が、ねじ機構また
はスライド機構によることもあるが、これに限定される
ものではない。
【0009】
【作 用】口紅を上記のように構成したから、昼と夜と
の違いや、服装の違い等の状況変化に応じて、それに適
応して美しく唇を整えることのできる色彩や色合いの口
紅を出して使用することができる。
【0010】このような意味から、口紅の数について
は、二個に限られることはなく、また、後記実施例に見
られるような直列式や並列式に限られることはなく、円
盤や球体の周囲から出入りする放射方式等であっても良
い。また、出入りする構造についても、ばね式、押出式
等であっても良いものとする。
【0011】
【実施例】次に、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0012】図1および図2は、一実施例を示したもの
で、その口紅は、本体ケース1の両端にねじ機構2,2
により口紅3,3が出入りするようになっている。
【0013】ねじ機構2については、本体ケース1の両
端に雌ねじの回転体5,5を脱出不能に嵌合して突設
し、それには口紅3,3が納まる内鞘9,9が形成さ
れ、さらに、両方の回転体5,5にそれぞれ雌雄ねじ
7,7をねじ込み、雌雄ねじ7,7に螺合した雄ねじ軸
8,8の先端に口紅3,3を取り付け、その取付け用の
基部片13が内鞘9と摺動可能に係合させてある。
【0014】両方の回転体5には、内端に本体ケース1
に対する嵌合部10を、外端に口紅3が納まる前記の内
鞘9,9がそれぞれ一体に形成される。そして、内鞘9
にキャップ11が差し込まれるようになっている。ま
た、嵌合部10が脱出しないように、本体ケース1と嵌
合部10とに相互に噛合する環状の凹凸部12が形成さ
れる。そして、この回転体5の内周面が雌雄ねじ7の外
周面の雄ねじと螺合する雌ねじとなっている。
【0015】雌雄ねじ7は、内周面が雌ねじとなってお
り、それに雄ねじ軸8が螺合して挿入されている。ま
た、雌雄ねじ7の基端と雄ねじ軸8の基端とにそれぞれ
脱出止めとして鍔状に掛止部14,15が形成されてい
る。
【0016】基部片13には口紅3が一体に固着されて
おり、また、内鞘9に対する基部片13の係合について
は、内鞘9の内周面にスライド溝17を形成し、基部片
13にはそれに係合する突起19が設けられている。
【0017】口紅3を出し入れするには、本体ケース1
に対して回転体5を回転する。この一方の回転により、
図2の左側の口紅3におけるように、回転体5に対して
雌雄ねじ7が、雌雄ねじ7に対して雄ねじ軸8がそれぞ
れ進出するために、相当する口紅3が内鞘9から突出
し、回転体5を逆に回すと、右側の口紅3におけるよう
に引っ込む。
【0018】図3は、同じくねじ機構2による直列式の
もので、本体ケース1の中間部に半周程度に回周溝21
を設け、本体ケース1に摺動不能に嵌まる回転体5に回
周溝21から突出する指掛け23が突出している。ま
た、回転体5には一本で両用の雄ねじ軸8が螺合され、
その両端に基部片13,13を介して口紅3,3が取り
付けられている。
【0019】本体ケース1には、両端部にスライド溝1
7,17が形成されており、両方の基部片13,13
は、この場合も、スライド溝17と突起19との係合に
より回転不能となっているので、回転体5を回すと、一
方の口紅3が本体ケース1から突出し、他方の口紅3が
引っ込むことになる。なお、同図においてキャップの図
示は省略した。
【0020】図4の場合は、同じくねじ機構によるもの
であるが、並列式であって、それぞれに回転体5,5に
よるねじ機構が備えられた本体ケース1,1が背中合わ
せに一体化され、それぞれに口紅3,3が出し入れ自在
に納まっている。
【0021】両方の口紅3,3は、出口の側が左右に異
なっており、それぞれに蓋23,23が開閉可能に装備
され、他方の本体ケース1の奥端には、蓋23を開いた
状態を保持する磁石25と、閉じた状態を保持する磁石
26とが内装されている。
【0022】図6および図7は、前記実施例とは違っ
て、ねじ機構によらないで、一本の本体ケース1の両端
部にスライド機構4,4により口紅3,3が出入りする
ようになっている。両方のスライド機構4,4について
は、本体ケース1に両方のスライド用の縦溝27,27
を形成し、口紅3,3の取付け用の基部片13,13に
それぞれの縦溝27,27から突出する指掛け29,2
9が設けられる。
【0023】図8に示す口紅は、同じくスライド機構4
による並列式の場合を示したもので、背中合わせに一体
化される本体ケース1,1に口紅3,3を出し入れする
スライド機構4,4が同じように設けられる。
【0024】図9は、直列式の場合であるが、継手30
により単独で使用可能な一対の口紅32,32を着脱可
能に連結したものである。継手30は、筒形であって、
中間部に仕切り33が設けられている。また、両方の口
紅32,32は、基端に継手30に嵌まる挿入部35を
有し、先端にキャップ11が嵌められるようになってい
る。そして、中間部に回転体5が設けられているので、
継手30に連結したまま回転体5を回すと先端から口紅
3が出入りするようになっている。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の口紅に
よれば、昼と夜との違いや、服装の違い等の状況変化に
応じて、それに相応しい色彩や色合いの異なる口紅が使
用できるために、一個において美しく唇を整えることが
できるばかりでなく、携帯に便利であって、化粧ポーチ
が無様に一杯になる不都合を避けることができ、口紅の
整理が容易になるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す口紅の斜視図であ
る。
【図2】同口紅の断面図である。
【図3】他の実施例を示す断面図である。
【図4】さらに他の実施例を示す側面図である。
【図5】同実施例の口紅の一端部の断面図である。
【図6】さらに他の実施例を示す斜視図である。
【図7】同実施例の口紅の断面図である。
【図8】さらに他の実施例を示す断面図である。
【図9】さらに他の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 ねじ機構 3 口紅 4 スライド機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色合いの異なる複数の口紅が出入り自在
    に収納されていることを特徴とする口紅。
  2. 【請求項2】 口紅の出入り自在の構造が、ねじ機構ま
    たはスライド機構によることを特徴とする口紅。
JP11422396A 1996-04-10 1996-04-10 口 紅 Pending JPH09276042A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11422396A JPH09276042A (ja) 1996-04-10 1996-04-10 口 紅

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JP11422396A JPH09276042A (ja) 1996-04-10 1996-04-10 口 紅

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JPH09276042A true JPH09276042A (ja) 1997-10-28

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ID=14632325

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JP11422396A Pending JPH09276042A (ja) 1996-04-10 1996-04-10 口 紅

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