JPH09270209A - 水中ポンプ用平型ケーブル - Google Patents

水中ポンプ用平型ケーブル

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Publication number
JPH09270209A
JPH09270209A JP8078512A JP7851296A JPH09270209A JP H09270209 A JPH09270209 A JP H09270209A JP 8078512 A JP8078512 A JP 8078512A JP 7851296 A JP7851296 A JP 7851296A JP H09270209 A JPH09270209 A JP H09270209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat cable
pipe
heat
optical fiber
cores
Prior art date
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Pending
Application number
JP8078512A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Kashiyama
誠司 柏山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
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Publication of JPH09270209A publication Critical patent/JPH09270209A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Communication Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】水中ポンプの運転時においても連続的に全長に
わたって温度測定を行えるとともに、対外傷性に優れ且
つまた高圧・高温下で耐熱耐食性に優れた、水中ポンプ
用平型ケーブルを提供すること。 【解決手段】複数の電力線心を並行に配置し、それら電
力線心の並行部間の空隙部に、温度測定用光ファイバを
収納した耐熱耐食性金属パイプを配し、それら複数の電
力線心及び耐熱耐食性金属パイプの上に金属テープによ
るがい装を施してなるものであり、以て、当該光ファイ
バにて連続して全長にわたって測温をすることができ、
常時水位・油位の監視が可能となる。耐熱耐食性金属パ
イプの材質をモネルメタルとすると、井戸内の酷な条件
下でも長期の寿命が期待できる。電力線心において鉛被
覆を有せしめて高い信頼性を確保することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原油・温湯を地上
に汲み上げるのに有用な水中ポンプ用平型ケーブルに関
する。
【0002】
【従来の技術】自噴しない石油・温泉の井戸では、原油
・温湯を地上に汲み上げる必要があり、このため、水中
ポンプが使用されている。この水中ポンプへの地上から
の給電には、平型ケーブルが使用されている。図4はそ
の平型ケーブルの構造例を示し、また、図3(イ)
(ロ)は当該平型ケーブルの設置要領を示している。そ
れによれば、平型ケーブル1は、図4の構造即ち、導体
7上に絶縁体8を施しさらにジャケット9を施してなる
電力線心Pを複数本(3本)並列に配し、これらの上に
金属テープによるがい装10を施してなるものである。
このような構造の平型ケーブル1は、採油間・採湯間4
に金属製のバンド3で結束して取り付けられいる。その
場合、平型ケーブル1は、図3(ロ)のように平型面を
利用して取付けられている。また、井戸内の温度を測定
するために、熱電対を入れた金属管2をケーブル1の側
部に並行して設けている。尚、5は円筒状のケーシン
グ、6が水中ポンプを示している。
【0003】一方、連続的な温度分布を測定する方法と
して、温度測定用光ファイバがあり、洞道内に布設され
た電力ケーブルの温度監視等に使われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術のう
ち、図3(ロ)に示すような熱電対等による測温方法で
は、井戸内への投入時及び引上げ作業過程において、そ
の測温による温度変化から井戸内の油位・水位を検知す
ることが可能であるが、投入から引上げまでの間、即
ち、ポンプの運転中については、井戸の底における温度
しか測定することができず、油位・水位の検知は不可能
であった。
【0005】一方、温度測定用光ファイバを使用した場
合、上記のような問題は解消され、連続的な測温が可能
であり、高圧力下における即手の場合には、ステンレス
等の保護パイプ内に収納して測温する例もある。しか
し、石油・温泉井戸においては、図3のように採油管・
採湯管とケーシングとの間の狭い空隙部に布設する必要
があるため、投入時・引き上げ時に傷を付ける恐れがあ
り、万一保護パイプが破れた場合には光ファイバが使用
不可能となってしまう。また、井戸内は、高温・高圧と
いう条件に加え、油・海水・硫化水素等が存在するた
め、上記のようなステンレス製であっても腐食してしま
う場合がある。
【0006】そこで、本発明の解決すべき課題(目的)
は、水中ポンプの運転時においても連続的に全長にわた
って温度測定を行えるとともに、対外傷性に優れ且つま
た高圧・高温下で耐熱耐食性に優れた、水中ポンプ用平
型ケーブルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明により提供する第
一手段としての水中ポンプ用平型ケーブルは、複数の電
力線心を並行に配置し、それら電力線心の並行部間の空
隙部に、温度測定用光ファイバを収納した耐熱耐食性金
属パイプを配し、それら複数の電力線心及び耐熱耐食性
金属パイプの上に金属テープによるがい装を施してなる
ものであり、以て、当該光ファイバにて連続して全長に
わたって測温をすることができ、常時水位・油位の監視
が可能となるものである。
【0008】また、前記の耐熱耐食性金属パイプに測温
用光ファイバを収納することにより耐腐食性に優れてお
り、特に、耐熱耐食性金属パイプの材質をモネルメタル
とすると、井戸内の酷な条件下においても長期の寿命が
期待できる。
【0009】さらに、電力線心の並行部間の空隙部に測
温用光ファイバ収納金属パイプを収納し、それら電力線
心と金属パイプとを一括して金属テープによるがい装を
施したことで、井戸への投入時または引上げ作業におい
て、金属パイプが直接外傷を受ける可能性がなくなる。
【0010】本発明により提供する第二手段としての水
中ポンプ用平型ケーブルは、上記の第一手段の構成にお
いて、前記電力線心において鉛被覆を有せしめてなり、
以て、井戸内の成分がケーブル絶縁体内に浸透するのを
防ぎ、上記の第一手段の作用をそのまま踏襲した上にさ
らに高い信頼性を有せしめるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第一手段を具現
化した実施例にして、(イ)は平型ケーブルの構造を横
断面により示し、(ロ)は同平型ケーブルの端末部を示
した。この実施例の水中ポンプ用平型ケーブルは、導体
7上に絶縁体8を施しさらにジャケット9を施してなる
丸型の電力線心Pを3本並行に配置し、それら電力線心
Pの並行部間の空隙部(線心間谷部)に、光ファイバ1
1を入れた耐熱耐食性金属パイプ12を収納し、それら
電力線心Pと耐熱耐食性金属パイプ12の上から金属テ
ープを巻回してがい装10としてなるものである。かか
る耐熱耐食性金属パイプ12は、その材質をモネルメタ
ル;monel metal (Ni63〜70%,Cu20〜25
%,Fe<25%,Al<0.5%,Mn<2.0%,
C<0.3%,Si<0.5%,S<0.002%)と
することで、、耐熱耐食性の大きい金属パイプが得られ
る。
【0012】図2は、本発明の第二手段を具現化した実
施例で、平型ケーブルの構造を横断面により示した。図
1と同一部分にはそれと同一の符号を用いているので、
図1の説明も併せ参照されたい。この実施例の水中ポン
プ用平型ケーブルは、電力線心Pにおいて、導体7上に
絶縁体8を施しその上に鉛被覆13を施し、表面を座床
テープ14で覆ってなり、その上から金属テープによる
がい装10を設けてなる点において、図1のケーブル構
造と異なっている。このように、鉛被覆13を有せしめ
ることで、井戸内の温度が高温(100℃以上)の場合
に使用することができ、而も井戸内の成分が絶縁体内に
浸透するのを防ぎ、より高い信頼性を有せしめることが
できる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したような本発明によれば、耐
熱耐食性金属パイプ内に温度測定用光ファイバを内蔵さ
せることで、外傷を受け難い構造にできる上に、当該金
属パイプを金属テープによるがい装で覆ってあるので、
金属パイプへ外傷を受けさせないようにすることがで
き、これとともに、光ファイバにて井戸内の温度を連続
で全長にわたって測定することができ、油位・水位の検
知が可能となり、ポンプの空転による焼損、ケーブル・
ポンプの加熱も検知することができ、トラブル防止の一
策としても使用できる。等の効果を奏することができ
る。従って、水中ポンプの運転時においても連続的に全
長にわたって温度測定を行えるとともに、対外傷性に優
れ且つまた高圧・高温下で耐熱耐食性に優れた、水中ポ
ンプ用平型ケーブルを提供するという所期の課題(目
的)を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水中ポンプ用平型ケーブルの実施
例にして、(イ)は横断面図、(ロ)は平面図。
【図2】本発明に係る水中ポンプ用平型ケーブルの他の
実施例を示す横断面図。
【図3】(イ)は水中ポンプ用平型ケーブルの典型的な
設置例を示す縦断面図、(ロ)は温度測定用熱電対と平
型ケーブルとを並行して設置した従来例を示す横断面
図。
【図4】従来の水中ポンプ用平型ケーブルの構造例を示
す横断面図。
【符号の説明】
P 電力線心P 7 導体 8 絶縁体 9 ジャケット 10 金属テープがい装 11 温度測定用光ファイバ 12 耐熱耐食性金属パイプ(モネルメタル) 13 鉛被覆 14 座床テープ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数本の電力線心を並行に配置し、それら
    電力線心の並行部間の空隙部に、温度測定用光ファイバ
    を収納した耐熱耐食性金属パイプを配し、それら複数の
    電力線心及び耐熱耐食性金属パイプの上に金属テープに
    よるがい装を施してなる、水中ポンプ用平型ケーブル。
  2. 【請求項2】前記耐熱耐食性金属パイプは、モネルメタ
    ルからなる、請求項1水中ポンプ用平型ケーブル。
  3. 【請求項3】表面を鉛被覆で覆ってなる電力線心の複数
    本を並行に配置し、それら電力線心の並行部間の空隙部
    に、温度測定用光ファイバを収納した耐熱耐食性金属パ
    イプを配し、それら複数の電力線心及び耐熱耐食性金属
    パイプの上に金属テープによるがい装を施してなる、水
    中ポンプ用平型ケーブル。
JP8078512A 1996-04-01 1996-04-01 水中ポンプ用平型ケーブル Pending JPH09270209A (ja)

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