JPH09270060A - 自動販売機用のダミー体 - Google Patents

自動販売機用のダミー体

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JPH09270060A
JPH09270060A JP8080896A JP8080896A JPH09270060A JP H09270060 A JPH09270060 A JP H09270060A JP 8080896 A JP8080896 A JP 8080896A JP 8080896 A JP8080896 A JP 8080896A JP H09270060 A JPH09270060 A JP H09270060A
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JP
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dummy body
display image
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vending machine
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JP8080896A
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English (en)
Inventor
Keizo Oya
啓造 大屋
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N & S Kk
N&S KK
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N & S Kk
N&S KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダミー体本体の背面部に付するディスプレイ
画像を、ダミー体本体に飲料などを封入させることな
く、実物の透明容器に透明飲料を封入した際に見られる
拡大画像にリアルに疑似させたダミー体を提供する。 【解決手段】 販売対象商品の透明容器に似せた中空の
ダミー体本体12を光透過性材料によって成形し、この
ダミー体本体12の前面部に販売対象商品を表示する商
品表示体13の文字・画像を付し、ダミー体本体12の
背面部には、商品のイメージアップを図るためのディス
プレイ画像の平面印刷体14を付し、かつ、この平面印
刷体14をダミー体本体12の前面側から拡大透視させ
るレンズ15を、ダミー体本体12に備えさせている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料用等の自動販
売機に備えられるダミー体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動販売機で取り扱う商品は、炭酸飲料
やミネラルウォーター、ジュース、コーヒー、清酒、ビ
ールなどや、タバコ、乾電池など多岐にわたり、この内
の飲料を対象にした容器としては、プラスチックボトル
やガラス瓶、アルミ缶、スチール缶、紙などがあり、か
つ、実物の商品をそのまま商品見本として自動販売機の
前面部に展示することは、その見本を恒久的に展示する
上で飲料の腐食などの不都合を伴うことから、一般に
は、販売対象とする実物の商品に代えて、その商品に似
せた所謂ダミー体を自動販売機の前面部に展示させるよ
うにしている。
【0003】ところで、販売対象商品が、例えば炭酸飲
料やミネラルウォーター、清酒などの透明飲料を、プラ
スチックボトルやガラス瓶、ガラスコップなどの透明な
容器に封入させたものの場合は、容器を透かして背面部
が透視されることから、このことを巧みに利用して商品
のイメージアップを図るために、例えば山岳や高原など
の風景画や写真などのディスプレイ画像を、容器の背面
部に付するようにした商品がある。
【0004】具体的には、透明で且つ筒状のシュリンク
ラップフィルムに、販売対象商品を表示する商品表示体
の文字・画像とディスプレイ画像とを印刷し、このフィ
ルムを、それの商品表示体を透明容器の前面部に、か
つ、ディスプレイ画像の印刷体を透明容器の背面部に位
置合わせして、透明容器に被せ、これを熱収縮させて透
明容器にラッピングさせ、ディスプレイ画像を透明容器
の前面部から透視できるようにした商品がある。
【0005】このような商品にあっては、透明容器に封
入した飲料がレンズ効果を奏することから、そのディス
プレイ画像が拡大されて透視されるもので、このような
商品を対象にしたダミー体としては、ダミー体本体を光
透過性材料によって中空に成形し、このダミー体本体の
前面部に文字・画像の商品表示体を付し、ダミー体本体
の背面部にはディスプレイ画像を付し、かつ、そのダミ
ー体本体に、実物の飲料やこれに似せた液体を封入させ
ることで、ディスプレイ画像が拡大透視され、まるで実
物の商品と見紛うようなリアルなダミー体を得ることが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ダミー体本体
に飲料などを封入することは、上述した腐食などの不都
合を伴うことから、ディスプレイ画像を拡大透視させる
ことの実現が見送られているのが現状である。
【0007】この外にも、実物の商品とは全く異なるデ
ィスプレイ画像、例えばディスプレイ画像を立体的に透
視させたり、実物の商品の拡大透視されるディスプレイ
画像を立体的に透視させたりして、おもしろ味を強くア
ッピールさせたい要望もあるが、これらは実現されるに
は至らず、現実には、商品表示体とディスプレイ画像の
平面印刷体とを付したダミー体を空のまま展示させてい
る状況にあって、商品の購買意欲を旺盛に沸き立たせる
ことができなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、ダミー体本体に飲料などの液体を封
入することなく、ダミー体本体に付するディスプレイ画
像を、実物の透明容器に透明飲料を封入した際に見られ
る拡大画像にリアルに疑似させたり、或いは、おもしろ
味を強くアッピールさせるために、ディスプレイ画像を
立体的に透視させたり更に拡大透視させたりして、商品
の購買意欲を沸き立たせるようにしている。
【0009】
【発明の実施の形態】即ち、第1の発明では、透明な容
器に透明飲料を封入した商品の少なくとも前部分の形状
に似せた中空のダミー体本体を光透過性材料によって成
形し、このダミー体本体の前面部に販売対象商品を表示
する文字・画像の商品表示体を付し、ダミー体本体の背
面部には、商品のイメージアップを図るためのディスプ
レイ画像の平面印刷体を付し、かつ、この平面印刷体を
ダミー体本体の前面側から拡大透視させるレンズを、ダ
ミー体本体に備えさせている。
【0010】ディスプレイ画像をシートに印刷した際に
は、このシートを接着剤や両面粘着テープなどによって
ダミー体本体の背面部に貼着させる外に、透明で且つ筒
状のシュリンクラップフィルムに商品表示体の文字・画
像を印刷し、このフィルムをダミー体本体に被せ且つ熱
収縮させて、このフィルムによるラッピングの手段によ
って、上記のシートをダミー体本体の背面部に一体化さ
せることもできる。
【0011】或いは、透明で且つ筒状のシュリンクラッ
プフィルムに、商品表示体の文字・画像とディスプレイ
画像とを平面印刷し、このフィルムをダミー体本体に被
せ且つ熱収縮させて、このフィルムによってダミー体本
体をラッピングすることで、商品表示体をダミー体本体
の前面部に且つディスプレイ画像の平面印刷体をダミー
体本体の背面部に付することもできる。
【0012】第2の発明では、透明な容器に透明飲料を
封入した商品の少なくとも前部分の形状に似せた中空の
ダミー体本体を光透過性材料によって成形し、このダミ
ー体本体の前面部に販売対象商品を表示する文字・画像
の商品表示体を付し、ダミー体本体の背面部には、商品
のイメージアップを図るためのディスプレイ画像の立体
印刷体を付している。
【0013】第3の発明では、透明な容器に透明飲料を
封入した商品の少なくとも前部分の形状に似せた中空の
ダミー体本体を光透過性材料によって成形し、このダミ
ー体本体の前面部に販売対象商品を表示する文字・画像
の商品表示体を付し、ダミー体本体の背面部には、商品
のイメージアップを図るためのディスプレイ画像の立体
印刷体を付し、かつ、この立体印刷体をダミー体本体の
前面側から拡大透視させるレンズを、ダミー体本体に備
えさせている。
【0014】第2及び第3の発明に用いるディスプレイ
画像の立体印刷体としては、ディスプレイ画像が、レン
ティキュラーシート・ステレオグラム方式で作成された
シートや、白色光再生透過型ホログラム方式で作成され
たシート、或いは、ディスプレイ画像をホログラフィッ
ク・ステレオグラム方式で作成されたシートを用いて好
適であり、これらを接着剤や両面粘着テープなどによっ
てダミー体本体の背面部に貼着させる外に、透明で且つ
筒状のシュリンクラップフィルムに商品表示体の文字・
画像を印刷し、このフィルムをダミー体本体に被せ且つ
熱収縮させて、このフィルムによるラッピングの手段に
よって、立体印刷体をダミー体本体の背面部に一体化さ
せることもできる。
【0015】第4発明では、透明な容器に透明飲料を封
入した商品の自動販売機用のダミー体であって、透明容
器の少なくとも前部分の形状に似せた中空のダミー体本
体を光透過性材料によって成形し、このダミー体本体の
前面部に販売対象商品を表示する文字・画像の商品表示
体を付し、ダミー体本体内に商品のイメージアップを図
るためのディスプレイ画像の平面印刷体を挿入してい
る。
【0016】第5発明では、透明な容器に透明飲料を封
入した商品の自動販売機用のダミー体であって、透明容
器の少なくとも前部分の形状に似せた中空のダミー体本
体を光透過性材料によって成形し、このダミー体本体の
前面部に販売対象商品を表示する文字・画像の商品表示
体を付し、ダミー体本体内に商品のイメージアップを図
るためのディスプレイ画像の平面印刷体を挿入し、か
つ、この平面印刷体をダミー体本体の前面側から拡大透
視させるレンズを、ダミー体本体に備えさせている。
【0017】第4または第5の発明に用いるディスプレ
イ画像の平面印刷体をダミー体本体内の横方向最大幅部
に配置し、その全域にわたる横幅に形成してもよい。
【0018】第6発明では、透明な容器に透明飲料を封
入した商品の自動販売機用のダミー体であって、透明容
器の少なくとも前部分の形状に似せた中空のダミー体本
体を光透過性材料によって成形し、このダミー体本体の
前面部に販売対象商品を表示する文字・画像の商品表示
体を付し、ダミー体本体内に商品のイメージアップを図
るためのディスプレイ画像の立体印刷体を挿入してい
る。第6の発明に用いるディスプレイ画像の立体印刷体
をダミー体本体内の横方向最大幅部に配置し、その全域
にわたる横幅に形成してもよい。
【0019】第6の発明に用いるディスプレイ画像の立
体印刷体としては、ディスプレイ画像が、レンティキュ
ラーシート・ステレオグラム方式で作成されたシート
や、白色光再生透過型ホログラム方式で作成されたシー
ト、或いは、ディスプレイ画像をホログラフィック・ス
テレオグラム方式で作成されたシートを用いて好適であ
る。
【0020】第1の発明によれば、ディスプレイ画像の
平面印刷体を拡大透視させることができ、第2の発明に
おいては、ディスプレイ画像を立体的に透視させること
ができる。また、第3の発明においては、立体的なディ
スプレイ画像を拡大透視させることができる。そして、
第4の発明においては、ダミー体本体内の空間に配置さ
れたディスプレイ画像の平面印刷体によって奥行きを感
じさせることができ、さらに第5の発明によれば、この
ディスプレイ画像を拡大透視させることができる。ま
た、第6の発明によれば、ダミー体本体内のディスプレ
イ画像を立体的に透視させることができる。
【0021】而して、ダミー体本体に飲料などを封入す
ることなく、実物の商品と同じようにディスプレイ画像
をリアルに拡大透視させたり、おもしろ味を強くアッピ
ールさせるように、ディスプレイ画像を立体的に透視さ
せたり、更に、ディスプレイ画像を立体的に拡大透視さ
せたりすることが現実のものとなり、商品の購買意欲を
旺盛に沸き立たせることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は各種飲料用の自動販売機を
示し、図中の1は商品補充のために開閉自在に設けられ
た前面扉で、その上部には、例えば円形の商品を販売対
象とした複数個のダミー体2,2Aを展示するための展
示室3が設けられ、中段には、各ダミー体2,2Aに関
連づけて商品選択用の押しボタン4が配設され、かつ、
前面扉1の下部側には、商品取り出し口5が設けられて
いる。6は金銭投入口、7は金銭返却用の操作レバー、
8は釣銭口である。
【0023】上記展示室3の内部には、ダミー体2,2
Aの載置台9が設けられており、かつ、この載置台9に
は、ダミー体2,2Aの取付け位置に光透過用の開口1
0が形成されていて、載置台9の下部側に配設した照明
光源11によってダミー体2,2Aを底部から照明する
ようになっている。
【0024】尚、上記の所謂アンダーライトによる電照
形態には、載置台9をスチール等の光透過性のない材料
から構成してダミー体2のみを照明する部分電照の形態
と、載置台9を例えば光透過性のある乳白色の樹脂から
構成して、ダミー体2とその周囲の載置台9を照明する
全面電照の形態とがあるが、展示室3の内部全体を照明
する反射光電照の形態や、後述するバックライトによる
部分電照あるいは全面電照の形態をとることもできる。
【0025】ダミー体2は、販売対象商品の容器が光透
過性を有しないアルミ缶やスチール缶であるものを対象
にしたものであり、ダミー体2Aは、販売対象商品の容
器がプラスチックボトルやガラス瓶、ガラスコップなど
の光透過性を有するものを対象にしたものであって、図
2,3に示すように、販売対象商品の容器に似せた中空
のダミー体本体12の前面部に、販売対象商品を表示す
る文字・画像の商品表示体13を付して成る点では、い
ずれのダミー体2,2Aも同じであるが、特にダミー体
2Aについては、商品のイメージアップを図るために、
それのダミー体本体12の背面部にディスプレイ画像の
平面印刷体14を付し、かつ、この平面印刷体14をダ
ミー体本体12の前面側から拡大透視させるために、ダ
ミー体本体12に拡大レンズ15を備えさせている。
【0026】ダミー体本体12は、横断面が円形の筒状
部材12aと上部開口を閉じる蓋体12bとから成り、
かつ、円形筒状部材12aの下部側には、パッキン16
を介してダミー体本体12を載置台9の開口10に弾性
的に嵌合保持させるための突起aを膨出させている。
尚、ダミー体本体12は、耐侯性の優れた光透過性の合
成樹脂材料、例えばポリカーボネイト、ポリ塩化ビニー
ル、アクリル、ポリプロピレン等によって成形される
が、特に耐熱性が要求される場合にはポリカーボネイト
が最適である。
【0027】上記の商品表示体13と平面印刷体14と
は、次のようにしてダミー体本体12に付与されてい
る。即ち、透明で且つ筒状のシュリンクラップフィルム
17の裏側(フィルム内面側であるが、表側であっても
よい。)に、商品表示体13の文字・画像とディスプレ
イ画像とを平面印刷し、このフィルム17をダミー体本
体12に被せ且つ熱収縮させて、このフィルム17をダ
ミー体本体12にラッピングさせることで、ダミー体本
体12の前面部に商品表示体13を且つ背面部に平面印
刷体14を付与させているのである。これ以外のダミー
体2については、平面印刷体14を付していないシュリ
ンクラップフィルム17をダミー体本体12にラッピン
グさせることで、商品表示体13のみをダミー体本体1
2の前面部に付与させている。
【0028】尚、平面印刷体14を可撓性のシートに担
持させて、このシートを接着剤や両面粘着テープなどに
よってダミー体本体12の背面部に貼着させてもよく、
または、ダミー体本体12とレンズ15との間に位置さ
せてもよく、或いは図4に示すように、平面印刷体14
を担持させたシート18とダミー体本体12とに、平面
印刷体14を付していないシュリンクラップフィルム1
7を被せて熱収縮させ、このフィルム17によって平面
印刷体14をダミー体本体12と一体にラッピングさせ
て、ディスプレイ画像の平面印刷体14をダミー体本体
12の背面部に付与させるようにしてもよい。
【0029】平面印刷体14を拡大透視させるレンズ1
5は、水平の断面形状が凸レンズ形状を呈する板レンズ
構造のものであって、ダミー体本体2Aの内周面と同様
な丸みを有せしめているが、このレンズ15を、一方の
面をフラットにする所謂カマボコ形状のものであっても
よい。そして、この例では、ダミー体本体12の下部開
口を通して、そのダミー体本体12の内周面に接着させ
ているが、このレンズ15を、ダミー体本体12の円形
筒状部材12aと一体に、例えば射出成形することが可
能である。
【0030】このレンズ15の倍率は、レンズ15を通
して拡大透視される平面印刷体14を、販売対象商品の
透明容器に封入された飲料がレンズ効果を奏して拡大透
視されるディスプレイ画像に疑似させることを勘案し
て、かつ、ダミー体本体12の直径に合わせて適宜に設
定される。尚、この例では、レンズ15の上下長さを、
ダミー体本体12のほゞ全長にわたる長さとしている
が、そのレンズ15の上下長さ並びに左右幅を、ディス
プレイ画像の平面印刷体14の大きさに合わせて、最小
必要限の大きさに設定すればよい。
【0031】上記の構成によれば、ダミー体本体12に
飲料などを封入させずとも、ディスプレイ画像の平面印
刷体14が、実物の透明容器に封入の飲料を通して見ら
れる拡大画像に疑似した画像に拡大されることで、まる
で実物の商品と見紛うようなリアルなダミー体2Aを得
ることができる。
【0032】これまでの構成によるダミー体2Aは第1
発明にかかるものであり、以下に第2発明にかかるダミ
ー体2Aを図5に基づいて説明する。この第2発明にか
かるダミー体2Aは、横断面が円形の筒状部材12aと
蓋体(図示を省略)とから成る中空のダミー体本体12
を、耐熱性ならびに耐候性に富むポリカーボネートなど
の光透過性を有する合成樹脂材料によって成形した上
で、このダミー体本体12の前面部に商品表示体13を
付し、かつ、ダミー体本体12の背面部にはディスプレ
イ画像の立体印刷体21を付して、ディスプレイ画像を
立体的に透視させ得るようにしたものである。
【0033】立体印刷体21の一例を図6に示してい
る。この立体印刷体21は、ディスプレイ画像がレンテ
ィキュラーシート・ステレオグラム方式で作成されたシ
ートから成る。具体的には、レンズ22を多数並べたレ
ンティキュラーシート23と、スリット状に印刷された
ディスプレイ画像dをシート23背面の光学的焦点面に
相対峙させて付する画像印刷シート24とから成るもの
で、原理については各種の光学文献によって周知の如
く、ディスプレイ画像がレンティキュラーシート23を
通して拡大透視される。
【0034】尚、スリット状のディスプレイ画像dは、
スクリーン印刷やオフセット印刷、グラビア印刷などを
任意に選択可能であり、かつ、レンティキュラーの分解
能の範囲内で複数のスリット画像を印刷させることで、
より自然な立体感を演出させることができる。
【0035】レンティキュラーシート23およびディス
プレイ画像印刷シート24は、例えばポリカーボネイ
ト、ポリ塩化ビニール、アクリル、ポリプロピレン等の
耐侯性に優れた光透過性の合成樹脂材料によって好適に
成形されるが、特に耐熱性が要求される場合にはポリカ
ーボネイトが最適であり、かつ、熱膨張の関係からし
て、レンティキュラーシート23とディスプレイ画像印
刷シート24とを、ダミー体本体12と同じ材質のもの
にすることが好ましいが、ディスプレイ画像印刷シート
24については、紙を選択することが可能である。
【0036】この例では、ディスプレイ画像の立体印刷
体21を、それのレンティキュラーシート23をダミー
体本体12の背面部の表側に対面位置させた状態で、商
品表示体13を付したシュリンクラップフィルム17
を、立体印刷体21とダミー体本体12とに被せ、か
つ、このフィルム17を熱収縮させて、立体印刷体21
をダミー体本体12に一体にラッピングさせることで、
ディスプレイ画像の平面印刷体14をダミー体本体12
の背面部に付与させているが、立体印刷体21をダミー
体本体12の背面部の表側に、或いは図5に仮想線で示
すように立体印刷体21をダミー体本体12の背面部の
裏側に接着剤等により付設させてもよい。
【0037】上記の構成によれば、ダミー体本体12に
飲料などを封入させずとも、実物の透明容器に封入の飲
料を通して見られる拡大画像に疑似したようなディスプ
レイ画像を、ダミー体本体12を通して透視することが
でき、まるで実物の商品と見紛うようなリアルなダミー
体2Aを得ることができる。
【0038】上記の構成に代わるディスプレイ画像の立
体印刷体21としては、ディスプレイ画像を白色光再生
透過型ホログラム方式で作成したシートや、ディスプレ
イ画像をホログラフィック・ステレオグラム方式で作成
したシートを選択でき、これらは何れも、ダミー体本体
12を通してディスプレイ画像が立体的に透視されるも
ので、実物の商品と見紛うようなリアルな、或いはおも
しろ味を強くアッピールしたダミー体2Aが得られるこ
とに変わりはない。
【0039】第2発明にかかるダミー体2Aの別の例を
図7に示している。この例では、展示室3の背面パネル
25をダミー体2Aの取り付け対象にしたもので、透明
で中空のダミー体本体12を、実物の商品の前部分に相
当する断面三日月形状に成形すると共に、このダミー体
本体12の背面部の周囲に複数個の係止用突起bを設
け、かつ、ダミー体本体12のフラットな背面部の表側
(裏側でもよい。)にディスプレイ画像の立体印刷体2
1を付して、商品表示体13を付したシュリンクラップ
フィルム17によってダミー体本体12をラッピングさ
せている。このラッピングに際して、当て金などの治具
を用いて、シュリンクラップフィルム17を突起bの凹
部に押し込ませている。
【0040】一方、前記背面パネル25のダミー体取付
け位置に光透過用の開口26を形成して、この開口26
の縁部にダミー体本体12の突起bを弾性的に嵌合係止
させるようにし、かつ、背面パネル25の裏側に照明光
源11を配置して、所謂バックライトによる部分電照ま
たは全面電照の形態で、ダミー体2Aを背部から照明さ
せるようにしている。
【0041】上記の構成によれば、ダミー体本体2Aが
不完全な円形ではあるが、ディスプレイ画像が立体的に
見えることから、感覚的に商品の全体をダミー体2Aに
イメージさせることができる上に、まるで実物の商品と
見紛うようなリアルな、或いは、おもしろ味を強くアッ
ピールしたダミー体2Aを得ることができる。
【0042】尚、図示しての説明は省略するが、ディス
プレイ画像の立体印刷体21をダミー体本体12の背面
部に付したダミー体2Aに対して、それの立体印刷体2
1をダミー体本体12の前面側から拡大透視させるレン
ズを備えさせることで、即ち、第1及び第2発明にかか
るダミー体2Aを複合一体化させることで、立体的なデ
ィスプレイ画像を拡大透視させるところの、おもしろ味
を強くアッピールさせ得る第3発明のダミー体2Aが構
成される。
【0043】これまでの構成によるダミー体2Aは、デ
ィスプレイ画像の平面印刷体14または立体印刷体21
をダミー体本体12の外側に設けた第1〜第3発明にか
かるものであり、以下の説明ではディスプレイ画像の平
面印刷体14または立体印刷体21をダミー体本体12
内に設けることにより、よりリアルな立体感を表現する
第4〜第6発明にかかるものである。
【0044】まず、以下に第4発明にかかるダミー体2
Aを図8,9に基づいて説明する。この実施形態では、
透明で中空のダミー体本体12を、実物のガラス瓶と同
一形状の透明のプラスチックボトル12cで成形し、か
つ、ダミー体本体12に商品表示体13を付したシュリ
ンクラップフィルム17によってダミー体本体12をラ
ッピングさせている。
【0045】前記プラスチックボトル12c内には、商
品のイメージアップを図るためのディスプレイ画像の平
面印刷体28を付した平板状の画像印刷シート27(ポ
リカーボネイト、ポリ塩化ビニール、アクリル、ポリプ
ロピレン等によって成形されるが、特に耐熱性が要求さ
れる場合にはポリカーボネイトが最適である)を、プラ
スチックボトル12cの正面視横方向が最大幅となる位
置(中心を通る直線上)に配置するように挿入してい
る。なお、この画像印刷シート27の外形は、プラスチ
ックボトル12cの内側面の形状に沿うように形成され
ているので、この画像印刷シート27がプラスチックボ
トル12c内で安定して配置される。
【0046】また、前記プラスチックボトル12cの左
右両端の下端部にはそれぞれ、前記画像印刷シート27
の角部を差し込むための切り込み12dを形成してい
る。したがって、プラスチックボトル12c下端の開口
から挿入した画像印刷シート27の下部左右両角部をこ
の切り込み12dに挿入することにより、画像印刷シー
ト27の位置を安定させることができる。たとえば、自
動販売機を開け締めするときに自動販売機内の気圧の変
動するが、これによって画像印刷シート27の位置がず
れたり、ディスプレイ画像28が正面からずれて、斜め
にゆがむことがなくなる。
【0047】上述の例のように、ディスプレイ画像の平
面印刷体28が形成された平板状の画像印刷シート27
をプラスチックボトル12c内に挿入することにより、
ディスプレイ画像の平面印刷体28が平面状に形成でき
るので、より自然な画像を表示できる。つまり、ダミー
体本体2Aの左右両端部分においても全域において歪み
のない明瞭な像を表示できるので、違和感がなく商品の
購買意欲を旺盛に沸き立たせることができる。
【0048】上述の構成によれば、ディスプレイ画像の
平面印刷体28を実際にプラスチックボトル12cの背
面部からも前面部からも離れた位置に表示させることが
でき、よりリアルな立体感を表現できるので、おもしろ
味を増すことができる。加えて、プラスチックボトル1
2c内に挿入されたディスプレイ画像の平面印刷体28
は、プラスチックボトル12cの前面部を介して見える
ので、やゝかすんだ状態に見えることができ、清涼感を
増す効果もある。
【0049】第5発明にかかるダミー体2Aの例を図1
0に示している。図10において図9と同一の符号が付
された部材は、図9と同一または同等の部材であるの
で、その詳細な説明を省略する。図10において、29
はディスプレイ画像の平面印刷体28を拡大透視させる
拡大レンズであり、ディスプレイ画像の平面印刷体28
に接する面をフラットにする所謂カマボコ形状のもので
ある。この拡大レンズ29を設けることにより、ディス
プレイ画像28は消費者の目に拡大して表示できるの
で、説得力を増すことができる。
【0050】前記ディスプレイ画像の平面印刷体28お
よび拡大レンズ29は何れも、ガラスコップなどの透明
な容器と同一形状に形成されたプラスチックカップ12
dの上部からプラスチックカップ12d内に挿入され
る。そして、これら平面印刷体28および拡大レンズ2
9は、プラスチックカップ12dの内周面に形成したガ
イド片30によって縦方向にガイドされ保持されてい
る。このガイド片30を設けたことにより、ディスプレ
イ画像28および拡大レンズ29は、プラスチックカッ
プ12dの中心部の所定位置に安定して配置できる。な
お、前記拡大レンズ29を上下方向の全面ではなく、実
物の飲料があるべき高さまで形成して、リアルさを増し
てもよい。
【0051】第6発明にかかるダミー体2Aの例を図1
1に示している。この図において、図7と同一の符号が
付された部材については、同一または同等の部材である
ので、その詳細な説明を省略する。この実施形態では、
展示室3の背面パネル25をダミー体2Aの取り付け対
象にしており、ダミー体本体12は、実物の商品の前部
分に相当する断面三日月形状である。つまり、本実施形
態はバックライトによる部分電照または全面電照の形態
で、ダミー体2Aを背部から照明させる例である。
【0052】また、ダミー体本体12のフラットな背面
の側部に縦方向にはスリット31を形成しているので、
このスリット31から裏側の全面にわたる横幅の立体印
刷体21を形成したディスプレイ画像印刷シート24
と、レンティキュラーシート23を挿入できる。その
後、商品表示体13を付したシュリンクラップフィルム
17によってダミー体本体12をラッピングさせてい
る。なお、32はディスプレイ画像印刷シート24およ
びレンキュラーシート23を上端部または下端部におい
てガイドし保持するガイド片32を設けている。(図1
1には、下端部のガイド片32のみを図示している)
【0053】上述の例では、ダミー体本体12の背面に
立体印刷体21を形成したディスプレイ画像印刷シート
24とレンティキュラーシート23を配設しているの
で、ダミー体本体2Aが不完全な円形ではあるが、ディ
スプレイ画像が立体的に見えて感覚的に商品の全体をダ
ミー体2Aにイメージさせることができる。とりわけ、
本実施例のようにダミー体本体12のフラットな裏側の
左右全域に沿うようにディスプレイ画像の立体印刷体2
1を形成できるので、立体印刷によるリアルさを増すこ
とができ、おもしろ味を強くアッピールしたダミー体2
Aを得ることができる。
【0054】尚、ディスプレイ画像の立体印刷体21を
ダミー体本体12の背面部に付したダミー体2Aに対し
て、それの立体印刷体21をダミー体本体12の前面側
から拡大透視させる凸レンズを備えさせることで、立体
的なディスプレイ画像を拡大透視させ、おもしろ味を強
くアッピールさせてもよい。
【0055】また、上記各実施形態では商品表示体13
の文字・画像とディスプレイ画像とをシュリンクラップ
フィルム17の裏側に平面印刷し、このフィルム17を
ダミー体本体12に被せ且つ熱収縮させて、このフィル
ム17をダミー体本体12にラッピングさせる例を示し
ているが、本発明はこれに限られるものではない。例え
ば、平成7年登録第3009785号の実用新案に示さ
れているように、商品表示体13を印刷したフィルム1
7をダミー体本体12の前側面に沿わせると共に、その
左右両端部を挟み込んで保持できる背あて板を取付ける
ようにしてもよい。
【0056】なお、本発明は上記各実施形態で示したダ
ミー体本体12の形状に限定するものではなく、その断
面形状が真円、半円および三日月形状の何れであっても
よく、更には、円筒状のダミー体本体12の一部を斜め
方向に切除した形状のものであってもよい。つまり、上
記各実施形態のダミー体本体12は、実物の商品容器の
少なくとも前部分の形状に似せた中空のダミー体本体1
2であればどのような形状のものにでも変更してもよ
い。
【0057】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、第1発明においては、ダミー体本体に飲料など
を封入することなく、ダミー体本体の背面部に付したデ
ィスプレイ画像の平面印刷体を、実物の透明容器に透明
飲料を封入した際に見られる拡大画像にリアルに疑似さ
せて透視させることができる。
【0058】第2発明においては、ディスプレイ画像を
立体的に透視させることができ、第3発明においては、
ディスプレイ画像を立体的に拡大透視させることができ
る。また、第4発明においては、ダミー体本体内の空間
に配置されたディスプレイ画像の平面印刷体に奥行きを
感じさせることができ、第5の発明によれば、このディ
スプレイ画像を拡大透視させることができる。また、第
6の発明によれば、ダミー体本体内の空間に配置された
ディスプレイ画像をさらに立体的に透視させることがで
きる。つまり、本発明によれば、要望されるところの、
まるで実物の商品と見紛うようなリアルなダミー体や、
おもしろ味を強くアッピールさせ得るダミー体が提供さ
れることで、商品の購買意欲を沸き立たせることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部を取り出して分解図示した自動販売機の斜
視図である。
【図2】第1発明にかかるダミー体の縦断側面図であ
る。
【図3】要部を取り出して斜視図示した図2のA−A線
断面図である。
【図4】変形例のダミー体の横断平面図である。
【図5】第2発明にかかるダミー体の横断平面図であ
る。
【図6】ディスプレイ画像の立体印刷体を一部を破断し
て示す斜視図である。
【図7】第2発明にかかるダミー体の変形例の横断平面
図である。
【図8】第4発明にかかるダミー体の変形例の一部を拡
大断面図にして示す斜視図である。
【図9】図9のダミー体の横断平面図である。
【図10】第5発明にかかるダミー体の横断平面図であ
る。
【図11】第6発明にかかるダミー体の横断平面図であ
る。 〔図面の簡単な説明〕 12…ダミー体本体、13…商品表示体、14,28…
平面印刷体、15…レンズ、17…シュリンクラップフ
ィルム、21…立体印刷体。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明な容器に透明飲料を封入した商品の
    自動販売機用のダミー体であって、透明容器の少なくと
    も前部分の形状に似せた中空のダミー体本体を光透過性
    材料によって成形し、このダミー体本体の前面部に販売
    対象商品を表示する文字・画像の商品表示体を付し、ダ
    ミー体本体の背面部には、商品のイメージアップを図る
    ためのディスプレイ画像の平面印刷体を付し、かつ、こ
    の平面印刷体をダミー体本体の前面側から拡大透視させ
    るレンズを、ダミー体本体に備えて成る自動販売機用の
    ダミー体。
  2. 【請求項2】 透明で且つ筒状のシュリンクラップフィ
    ルムに、商品表示体の文字・画像を印刷し、このフィル
    ムをダミー体本体に被せ且つ熱収縮させて、このフィル
    ムによって、ディスプレイ画像の平面印刷体とダミー体
    本体とを一体にラッピングしてある請求項1に記載され
    た自動販売機用のダミー体。
  3. 【請求項3】 透明で且つ筒状のシュリンクラップフィ
    ルムに、商品表示体の文字・画像とディスプレイ画像と
    を平面印刷し、このフィルムをダミー体本体に被せ且つ
    熱収縮させて、このフィルムによってダミー体本体をラ
    ッピングしてある請求項1に記載された自動販売機用の
    ダミー体。
  4. 【請求項4】 透明な容器に透明飲料を封入した商品の
    自動販売機用のダミー体であって、透明容器の少なくと
    も前部分の形状に似せた中空のダミー体本体を光透過性
    材料によって成形し、このダミー体本体の前面部に販売
    対象商品を表示する文字・画像の商品表示体を付し、ダ
    ミー体本体の背面部には、商品のイメージアップを図る
    ためのディスプレイ画像の立体印刷体を付してあること
    を特徴とする自動販売機用のダミー体。
  5. 【請求項5】 透明な容器に透明飲料を封入した商品の
    自動販売機用のダミー体であって、透明容器の少なくと
    も前部分の形状に似せた中空のダミー体本体を光透過性
    材料によって成形し、このダミー体本体の前面部に販売
    対象商品を表示する文字・画像の商品表示体を付し、ダ
    ミー体本体の背面部には、商品のイメージアップを図る
    ためのディスプレイ画像の立体印刷体を付し、かつ、こ
    の立体印刷体をダミー体本体の前面側から拡大透視させ
    るレンズを、ダミー体本体に備えて成る自動販売機用の
    ダミー体。
  6. 【請求項6】 前記ディスプレイ画像の立体印刷体が、
    ディスプレイ画像をレンティキュラーシート・ステレオ
    グラム方式で作成したシートから成る請求項4または5
    に記載された自動販売機用のダミー体。
  7. 【請求項7】 前記ディスプレイ画像の立体印刷体が、
    ディスプレイ画像を白色光再生透過型ホログラム方式で
    作成したシートから成る請求項4または5に記載された
    自動販売機用のダミー体。
  8. 【請求項8】 前記ディスプレイ画像の立体印刷体が、
    ディスプレイ画像をホログラフィック・ステレオグラム
    方式で作成したシートから成る請求項4または5に記載
    された自動販売機用のダミー体。
  9. 【請求項9】 透明で且つ筒状のシュリンクラップフィ
    ルムに、商品表示体の文字・画像を印刷し、このフィル
    ムをダミー体本体に被せ且つ熱収縮させて、このフィル
    ムによって、ディスプレイ画像の立体印刷体とダミー体
    本体とを一体にラッピングしてある請求項4〜8のいず
    れかに記載された自動販売機用のダミー体。
  10. 【請求項10】 透明な容器に透明飲料を封入した商品
    の自動販売機用のダミー体であって、透明容器の少なく
    とも前部分の形状に似せた中空のダミー体本体を光透過
    性材料によって成形し、このダミー体本体の前面部に販
    売対象商品を表示する文字・画像の商品表示体を付し、
    ダミー体本体内に商品のイメージアップを図るためのデ
    ィスプレイ画像の平面印刷体を挿入して成る自動販売機
    用のダミー体。
  11. 【請求項11】 透明な容器に透明飲料を封入した商品
    の自動販売機用のダミー体であって、透明容器の少なく
    とも前部分の形状に似せた中空のダミー体本体を光透過
    性材料によって成形し、このダミー体本体の前面部に販
    売対象商品を表示する文字・画像の商品表示体を付し、
    ダミー体本体内に商品のイメージアップを図るためのデ
    ィスプレイ画像の平面印刷体を挿入し、かつ、この平面
    印刷体をダミー体本体の前面側から拡大透視させるレン
    ズを、ダミー体本体に備えて成る自動販売機用のダミー
    体。
  12. 【請求項12】 前記ディスプレイ画像の平面印刷体が
    ダミー体本体内の横方向最大幅部に配置され、その全域
    にわたる横幅に形成してある請求項10または11に記
    載された自動販売機用のダミー体。
  13. 【請求項13】 透明な容器に透明飲料を封入した商品
    の自動販売機用のダミー体であって、透明容器の少なく
    とも前部分の形状に似せた中空のダミー体本体を光透過
    性材料によって成形し、このダミー体本体の前面部に販
    売対象商品を表示する文字・画像の商品表示体を付し、
    ダミー体本体内に商品のイメージアップを図るためのデ
    ィスプレイ画像の立体印刷体を挿入して成る自動販売機
    用のダミー体。
  14. 【請求項14】 前記ディスプレイ画像の立体印刷体が
    ダミー体本体内の横方向最大幅部に配置され、その全域
    にわたる横幅に形成してある請求項13記載された自動
    販売機用のダミー体。
  15. 【請求項15】 前記ディスプレイ画像の立体印刷体
    が、ディスプレイ画像をレンティキュラーシート・ステ
    レオグラム方式で作成したシートから成る請求項13ま
    たは14に記載された自動販売機用のダミー体。
  16. 【請求項16】 前記ディスプレイ画像の立体印刷体
    が、ディスプレイ画像を白色光再生透過型ホログラム方
    式で作成したシートから成る請求項13または14に記
    載された自動販売機用のダミー体。
  17. 【請求項17】 前記ディスプレイ画像の立体印刷体
    が、ディスプレイ画像をホログラフィック・ステレオグ
    ラム方式で作成したシートから成る請求項13または1
    4に記載された自動販売機用のダミー体。
JP8080896A 1996-01-31 1996-03-09 自動販売機用のダミー体 Pending JPH09270060A (ja)

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