JPH09267269A - 角質皮膚面の研磨具 - Google Patents

角質皮膚面の研磨具

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Publication number
JPH09267269A
JPH09267269A JP14482996A JP14482996A JPH09267269A JP H09267269 A JPH09267269 A JP H09267269A JP 14482996 A JP14482996 A JP 14482996A JP 14482996 A JP14482996 A JP 14482996A JP H09267269 A JPH09267269 A JP H09267269A
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JP
Japan
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polishing
polishing tool
base material
skin surface
gripping base
Prior art date
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JP14482996A
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English (en)
Inventor
Norifumi Hori
憲史 堀
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HORI KIKAI SHOJI KK
Original Assignee
HORI KIKAI SHOJI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一の研磨具により、比較的固く硬化した角
質皮膚面に対しても、比較的柔らかく硬化した角質皮膚
面に対しても、それぞれ適切に当該角質皮膚面の削り取
り、化粧をなし得る研磨具の提供。研磨面の粗さを必要
に応じて容易に調整して構成し得る研磨具の提供。持ち
運び、携帯を容易とすると共に、安価にて提供できる研
磨具の提供。 【解決手段】 プラスチックフォーム材10Aよりなる
把持基材10の表面部に研磨面11を備えさせて構成し
てある。研磨面11は研磨材12を把持基材10に粘着
材21により固定している。把持基材10の一面10a
側の研磨面11Aよりも多面10b側の研磨面11Bが
粗く構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、女性などが硬化
した皮膚の角質面、特に、踵、膝、肘、掌などにおける
硬化した角質皮膚面を適宜削り取り、滑らかな皮膚表面
に化粧、整えるために用いられる研磨具の提供に関す
る。
【0002】
【従来の技術】人体の踵、膝、肘、掌などの角質皮膚面
は、硬化して盛り上がり易く、こうした硬化した角質皮
膚面に対しては、皮膚表面を平滑に化粧、整える観点か
ら、従来、入浴時などにこれら踵などに軽石を擦り付け
たり、あるいは、適宜の刃物を用いるなどして、その削
り取りをなしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、刃物を用い
た前記硬化した角質皮膚面の削り取りは、安全性、容易
性の点で、誰にでも安易になし得るものではなかった。
【0004】また、前記軽石は天然のものであるため、
かかる軽石の表面の粗さを必要に応じて揃えることがで
きないものであった。すなわち、硬化した角質皮膚面が
比較的固い場合にはかかる角質皮膚面の削り取りには比
較的粗めの研磨面が、また、硬化した角質皮膚面が比較
的柔らかい場合には粗くない研磨面が用意される必要が
あるところ、前記軽石はその研磨面となる軽石表面の粗
さを適宜調整することができないものであった。
【0005】このため、かかる軽石によっては、硬化し
た角質皮膚面が比較的固い場合に、その削り取りが十分
になしえないことがある反面、硬化した角質皮膚面が比
較的柔らかい場合には、皮膚を傷付けてしまうことがあ
り、このため特に、肌が余り丈夫でない女性にあって
は、身体の各所に生じる硬化した角質皮膚面の化粧に、
一様にかかる軽石を用いることができないものであっ
た。
【0006】また、かかる軽石は携帯に適したものとは
いい難く、このため、家庭外、例えば、旅行先や、勤務
先などにおいて、前記角質皮膚面の削り取り、化粧など
を必要に応じて容易に行えるようにする手段の提供が要
望されていた。
【0007】そこでこの発明は、かかる従来の技術の不
都合を解消することを目的とする。
【0008】また、単一の研磨具により、比較的固く硬
化した角質皮膚面に対しても、比較的柔らかく硬化した
角質皮膚面に対しても、それぞれ適切に当該角質皮膚面
の削り取り、化粧をなし得る研磨具の提供を目的とす
る。
【0009】また、研磨面の粗さを必要に応じて容易に
調整して構成し得る研磨具の提供を目的とする。
【0010】さらに、角質皮膚面の研磨具の持ち運び、
携帯を容易とすると共に、当該研磨具を安価に提供でき
るようにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明にあっては、角質皮膚面H’の
研磨具Sを、プラスチックフォーム材10Aよりなる把
持基材10の表面部に研磨面11を備えさせて構成し
た。
【0012】また、請求項2記載の発明にあっては、請
求項1記載の角質皮膚面H’の研磨具Sにおける研磨面
11が、把持基材10に粘着剤20又は接着剤21によ
り固定された研磨紙又は研磨布よりなる研磨材12によ
り構成してあるものとした。
【0013】また、請求項3記載の発明にあっては、請
求項1記載の角質皮膚面H’の研磨具Sにおける研磨面
11が、把持基材10に粘着テープ30により固定され
た研磨紙又は研磨布よりなる研磨材12により構成して
あるものとした。
【0014】また、請求項4記載の発明にあっては、請
求項1記載の角質皮膚面H’の研磨具Sにおける研磨面
11が、把持基材10の表面部に研磨粒11aを接着、
固定して、又は、研磨粒11aを含んだ接着剤11bを
塗付、固定して構成してあるものとした。
【0015】また、請求項5記載の発明にあっては、請
求項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載の角質皮
膚面H’の研磨具Sにおける把持基材10の二以上の表
面部に研磨面11が備えられているものとした。
【0016】また、請求項6記載の発明にあっては、請
求項5記載の角質皮膚面H’の研磨具Sにおける把持基
材10の二以上の表面部に備えられている複数の研磨面
11、11…の少なくとも一つが、他の研磨面11の研
磨粒11aに比し、大きな研磨粒11aを備えた粗い研
磨面11Bとしてあるものとした。
【0017】また、請求項7記載の発明にあっては、請
求項5記載の角質皮膚面H’の研磨具Sにおける把持基
材10が両面10a、10bにそれぞれ研磨面11、1
1を備えた平板状に構成してあると共に、当該把持基材
10の一面10a側にある研磨面11の研磨粒11aに
比し、当該把持基材10の他面10b側にある研磨面1
1が大きな研磨粒11aを備えた粗い研磨面11Bとし
てあるものとした。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の典型的な実施の
形態を説明する。
【0019】第一の実施の形態にかかる角質皮膚面H’
の研磨具Sは、プラスチックフォーム材10Aよりなる
把持基材10の表面部に研磨面11を備えさせて構成し
てあることから、削り取り、化粧する必要のある硬化し
た角質皮膚面H’が形成されている身体の部位、例え
ば、踵H、肘、膝などの丸みに研磨面11を添わせるよ
うに撓ませて、かかる角質皮膚面H’を広く覆うように
当該角質皮膚面H’に研磨面11を擦り付けることがで
き、かかる削り取り、化粧をスムースになすことができ
る。
【0020】また、前記プラスチックフォーム材10A
は適度の弾力性を備えることから、削り取り、化粧する
必要のある硬化した角質皮膚面H’が形成されている身
体の部位に前記研磨面11を密着状に擦り付けることが
でき、かかる削り取り、化粧をスムースになすことがで
きる。
【0021】また、前記第一の実施の形態にかかる角質
皮膚面H’の研磨具Sにおける研磨面11を、把持基材
10に粘着剤20又は接着剤21により固定された研磨
紙又は研磨布よりなる研磨材12により構成すること
が、この発明の第二の実施の形態とされる。
【0022】かかる構成によれば、前記把持基材10に
研磨面11を容易に備えさせることができる。なお、把
持基材10を構成するプラスチックフォーム材の気泡な
いしは孔(porous)が比較的大きい場合には粘着
材21により、当該把持基材10に前記研磨材12を適
切に固定させることができる。
【0023】なお、本明細書において、研磨布とは、布
の面上に平面的に研磨粒11aを接着などして固定した
研磨布をいい、また、研磨紙とは、紙の面上に平面的に
研磨粒11aを接着などして固定した研磨紙をいう他、
かかる研磨布・研磨紙には、プラスチック製シートの面
上に平面的に研磨粒11aを接着などして固定した研磨
シートなど、一般に研磨布紙と称される種々の研磨布・
研磨紙が含まれる。
【0024】また、前記第一の実施の形態にかかる角質
皮膚面H’の研磨具Sにおける研磨面11を、把持基材
10に粘着テープ30により固定された研磨紙又は研磨
布よりなる研磨材12により構成することが、この発明
の第三の実施の形態とされる。
【0025】かかる構成によっても、前記把持基材10
に研磨面11を容易に備えさせることができる。すなわ
ち、この実施の形態にあっては、前記研磨材12におけ
る研磨面11とされる側と反対の側の面に一面にのみ粘
着剤層31を有する粘着テープ30の他面を接着などし
て貼り付け、この粘着テープ30により前記研磨材12
を前記把持基材10に固定させることができる。また、
前記研磨材12における研磨面11とされる側と反対の
側の面に両面に粘着剤層31を有する粘着テープ30の
一面を粘着、貼り付け、この粘着テープ30により前記
研磨材12を前記把持基材10に固定させることができ
る。
【0026】また、前記第一の実施の形態にかかる角質
皮膚面H’の研磨具Sにおける研磨面11を、把持基材
10の表面部に研磨粒11aを接着、固定して、又は、
研磨粒11aを含んだ接着剤11cを塗付、固定して構
成してあるものとすることが、この発明の第四の実施の
形態とされる。
【0027】かかる構成によれば、把持基材10に対し
研磨面11を安定的に備えさせることができる。
【0028】また、この実施の形態にかかる角質皮膚面
H’の研磨具Sは、前記研磨面11を前記把持基材10
の表面部に前記研磨粒11aを接着、固定して、又は、
研磨粒11aを含んだ接着剤11cを塗付、固定して形
成することから、これら研磨粒11aの大きさ、数を必
要に応じて調整して当該塗付、固定をなすことにより、
様々な粗さを備えた研磨面11を備えた研磨具Sとして
容易に形成、用意することができる。
【0029】なお、以上に説明した第二ないし第四の実
施の形態にかかる把持基材10と研磨材12とを固定す
る粘着材20若しくは接着剤21又は粘着テープ30の
粘着材層31を構成する粘着剤32、および、研磨粒1
1aを接着する接着剤11cは、研磨具Sが水に濡れた
場合に把持基材10に粘着などされた研磨材12が剥れ
出したり、当該把持基材10に設けられた研磨面11を
構成する研磨粒11aが流れ出したりすることを防止し
て、前記研磨面11を必要に応じて洗浄することがで
き、また、入浴時などにおいて身体の洗浄と同時に支障
なく用いることができるようにする観点から、耐水性の
粘着剤20、32又は接着剤21を用いて構成しても良
い。
【0030】また、前記第一ないし第四の実施の形態に
かかる角質皮膚面H’の研磨具Sにおける把持基材10
の二以上の表面部に研磨面11が備えられているものと
することが、この発明の第五の実施の形態とされる。
【0031】かかる構成によれば、削り取り、化粧する
必要のある硬化した角質皮膚面H’が形成されている身
体の部位に擦り付けるのにもっとも適した大きさなど備
えた研磨面11を選んで当該擦り付けをなすことができ
る。
【0032】また、前記第五の実施の形態にかかる角質
皮膚面H’の研磨具Sにおける把持基材10の二以上の
表面部に備えられている複数の研磨面11、11…の少
なくとも一つが、他の研磨面11の研磨粒11aに比
し、大きな研磨粒11aを備えた粗い研磨面11Bとし
てあるものとすることが、この発明の第六の実施の形態
とされる。
【0033】かかる構成によれば、単一の研磨具Sによ
り、削り取り、化粧する必要のある硬化した角質皮膚面
H’が比較的固い場合には、比較的大きな研磨粒11a
により構成される前記粗い研磨面11Bにより当該硬化
した角質皮膚面H’の削り取り、化粧を、また、削り取
り、化粧する必要のある硬化した角質皮膚面H’が比較
的柔らかい場合や、使用者の皮膚が丈夫でない場合に
は、かかる把持基材10の前記粗い研磨面11Bを構成
する研磨粒11aよりも小さな研磨粒11aにより構成
される研磨面11Aにより当該硬化した角質皮膚面H’
の削り取り、化粧を、それぞれ適切に施すことができ
る。
【0034】また、比較的大きな研磨粒11aにより構
成される前記把持基材10の粗い研磨面11Bにより硬
化した角質皮膚面H’の削り取りをなした後、当該粗い
研磨面11Bを構成する研磨粒11aよりも小さな研磨
粒11aにより構成される研磨面11Aにより当該硬化
した角質皮膚面H’の削り取りをなすことにより、削り
取りをなした皮膚表面を滑らかに整えるように、かかる
硬化した角質皮膚面H’の削り取り、化粧をなすことが
できる特長を有する。
【0035】また、前記第五の実施の形態にかかる角質
皮膚面H’の研磨具Sにおける把持基材10が両面10
a、10bにそれぞれ研磨面11を備えた平板状に構成
してあると共に、当該把持基材10の一面10a側にあ
る研磨面11の研磨粒11aに比し、当該把持基材10
の他面10b側にある研磨面11が大きな研磨粒11a
を備えた粗い研磨面11Bとしてあるものとすること
が、この発明の第七の実施の形態とされる。
【0036】かかる構成によれば、削り取り、化粧する
必要のある硬化した角質皮膚面H’が形成されている身
体の部位、例えば、踵H、肘、膝などの丸みに研磨面1
1を添わせるように撓ませて、かかる角質皮膚面H’を
広く覆うように当該角質皮膚面H’に研磨面11を擦り
付けることができ、かかる削り取り、化粧をスムースに
なすことができる。
【0037】また、単一の研磨具Sにより、削り取り、
化粧する必要のある硬化した角質皮膚面H’が比較的固
い場合には、比較的大きな研磨粒11aにより構成され
る前記把持基材10の他面10b側にある粗い研磨面1
1Bにより当該硬化した角質皮膚面H’の削り取り、化
粧を、また、削り取り、化粧する必要のある硬化した角
質皮膚面H’が比較的柔らかい場合や、使用者の皮膚が
丈夫でない場合には、かかる把持基材10の一面10a
側にある前記他面10b側の研磨面11Bを構成する研
磨粒11aよりも小さな研磨粒11aにより構成される
研磨面11Aにより当該硬化した角質皮膚面H’の削り
取り、化粧を、それぞれ適切に施すことができる。
【0038】また、比較的大きな研磨粒11aにより構
成される前記把持基材10の他面10b側にある粗い研
磨面11Bにより硬化した角質皮膚面H’の削り取りを
なした後、把持基材10の一面10a側にある前記他面
10b側の研磨面11を構成する研磨粒11aよりも小
さな研磨粒11aにより構成される研磨面11Aにより
当該硬化した角質皮膚面H’の削り取りをなすことによ
り、削り取りをなした皮膚表面を滑らかに整えるよう
に、かかる硬化した角質皮膚面H’の削り取り、化粧を
なすことができる特長を有する。
【0039】また、この実施の形態にかかる研磨具S
は、前記平板状に構成される把持基材10の両面10
a、10bに前記のように研磨面11を形成して構成し
てあることから、携帯などし易く、かつ、比較的安価に
提供することができ、また、当該把持基材10に適宜の
カッティングを施すことにより、必要に応じた大きさ、
形状を備えた研磨具Sとして容易に形成、用意できる特
長を有する。
【0040】次いで、図1ないし図4に示されるこの発
明のより具体的な実施の形態にかかる研磨具S−1つい
て、詳細に説明する。
【0041】なお、ここで図1は、かかる研磨具S−1
の全体構成を理解し易いように、該研磨具S−1の一部
を破断して、斜視の状態で示しており、また、図2は、
該研磨具S−1の使用状態を斜視の状態で示している。
また、図3および図4は、該研磨具S−1の一部を断面
にして示している。(なお、図は図3に示される例に対
して研磨材12の構成を異にする例を示している。)
【0042】図1に示されるように、この実施の形態に
かかる研磨具S−1は、幅広の両面10a、10bに研
磨面11を備え、かつ、両幅側縁が弧状に形成された長
板状体として構成してある。
【0043】すなわち、かかる研磨具S−1は、前記長
板状体として構成されたプラスチックフォーム材よりな
る把持基材10の両面10a、10bにそれぞれ、研磨
布又は研磨紙よりなる研磨材12を粘着剤20により粘
着して構成される前記研磨面11を備えている。
【0044】この実施の形態にあっては、かかる研磨材
12はいずれも、シート状の基材11bの一面に研磨粒
11aを含んだ接着剤11cを塗布して当該研磨粒11
aを接着、固定した構成としてあり、かかる基材11b
の他面において前記粘着剤20により前記把持基材10
の面10a、10bに接着、貼り付けられる構成として
ある。
【0045】そして、この実施の形態にあっては、前記
把持基材10の一面10a側にある研磨材12を構成す
る研磨粒11aに比し、当該把持基材10の他面10b
側にある研磨材12を構成する研磨粒11aが大粒のも
のとされており、この結果、この実施の形態にあって
は、前記把持基材10の一面10a側にある研磨面11
Aに比し、他面10b側にある研磨面11Bが粗いもの
とされている。
【0046】したがって、この実施の形態にかかる研磨
具S−1にあっては、一枚の研磨具S−1により、削り
取り、化粧する必要のある硬化した角質皮膚面H’が比
較的固い場合には、前記他面10b側の粗い研磨面11
Bにより当該硬化した角質皮膚面H’の削り取り、化粧
を、また、削り取り、化粧する必要のある硬化した角質
皮膚面H’が比較的柔らかい場合や、使用者の皮膚が丈
夫でない場合には、前記一面10a側にある研磨面11
Aにより当該硬化した角質皮膚面H’の削り取り、化粧
を、それぞれ適切に施すことができる。
【0047】例えば、図2に特に示されるように、前記
研磨具S−1を把持などして、人体の踵Hに前記研磨具
S−1のいずれかの研磨面11を押し当てながら、該研
磨面11によりかかる踵Hの角質皮膚面H’が削り取ら
れるように、該研磨具S−1を動かすことにより、該踵
Hの硬化した角質皮膚面H’を適宜削り取ることができ
る。
【0048】また、前記把持基材10の他面10b側に
ある粗い研磨面11Bにより前記踵Hの硬化した角質皮
膚面H’の削り取りをなした後、当該把持基材10の一
面10a側にある前記研磨面11Aにより当該角質皮膚
面H’の削り取りをさらになすように用いることがで
き、これにより、削り取りを施した当該踵Hの皮膚表面
を滑らかに整えるように、当該踵Hの角質皮膚面H’の
削り取り、化粧をなすことができる。
【0049】より具体的には、図1に示される研磨具S
−1は、図3に特に示されるように、前記把持基材10
を構成するパフ状に成形された一枚のEVA系のプラス
チックフォーム材10Aの一面10a側において比較的
小粒の研磨粒11aを備えた耐水性のある研磨材12を
耐水性のある粘着剤20により粘着、貼り付けると共
に、前記把持基材10を構成する一枚のプラスチックフ
ォーム材10Aの他面側において比較的大粒の研磨粒1
1aを備えた耐水性のある研磨材12を耐水性のある粘
着剤20により粘着、貼り付けて、研磨具S−1の一面
10a側と他面10b側とに粗さの異なる研磨面11
A、11Bをそれぞれ備える構成としてある。
【0050】したがって、この実施の形態にかかる研磨
具S−1は、水に濡れても研磨具S−1を構成する研磨
材12が把持基材10から剥れ出したりすることがな
く、前記研磨面11を必要に応じて洗浄することがで
き、また、入浴時などにおいて身体の洗浄と同時に支障
なく用いることができる特長を有する。
【0051】また、この実施の形態にあっては、前記把
持基材10を構成する一枚のプラスチックフォーム材1
0Aよりも前記研磨材12が小さく構成してあり、かか
るプラスチックフォーム材10Aに貼り込まれた研磨材
12の周縁と当該プラスチックフォーム材10Aの周縁
との間に間隔13を開けた状態で当該プラスチックフォ
ーム材10Aの両面10a、10bに前記研磨材12が
貼り付けられている構成としてある。
【0052】したがって、この実施の形態にかかる研磨
具S−1においては、当該研磨具S−1の両面10a、
10bを挟み付けるように把持し、前記角質皮膚面H’
に前記研磨面11を擦り付ける際に、かかる研磨具S−
1の縁部が身体の前記角質皮膚面H’以外の皮膚面に接
するなどしても、前記研磨面11は当該皮膚面に接し難
いものとされ、入浴時などに当該研磨具S−1が前記角
質皮膚面H’以外の皮膚面に触れることに伴って使用者
に不快感を与え難い特長を有している。
【0053】次いで、図5に示されるこの発明のより具
体的な実施の形態にかかる研磨具S−2ついて、詳細に
説明する。
【0054】なお、ここで図5は、かかる研磨具S−2
の全体構成を理解し易いように、該研磨具S−2の一部
を断面にして示している。
【0055】図5に示される研磨具S−2は、前記把持
基材10の両面10a、10bに、粘着剤20により粘
着、固定される研磨材12が、基材11bの一面に研磨
粒11aを接着剤11cにより接着して備えた構成とし
ている。図5に示される研磨具S−2のその余の構成
は、図1ないし図4に示される研磨具S−1と同一又は
実質的に同一であるので、同一又は実質的に同一の部分
については、図1ないし図4において用いた符号と同一
の符号を図5において用いて、その説明を省略する。
【0056】次いで、図6に示されるこの発明のより具
体的な実施の形態にかかる研磨具S−3ついて、詳細に
説明する。
【0057】なお、ここで図6は、かかる研磨具S−3
の全体構成を理解し易いように、該研磨具S−3の一部
を断面にして示している。
【0058】図6に示される研磨具S−3は、前記把持
基材10の両面10a、10bに研磨材12を、当該研
磨材12における研磨面11となる側と反対の側に一面
側で接着された粘着テープ30を用い、前記把持基材1
0に粘着、固定させる構成としてある。
【0059】すなわち、図6に示される研磨具S−3
は、前記研磨材12における研磨面11とされる側と反
対の側の面に一面にのみ粘着剤層31を有する粘着テー
プ30の他面を接着などして貼り付け、この粘着テープ
30により前記研磨材12を前記把持基材10に固定さ
せている。なお、図中符号33で示されるのは、剥離ラ
イナーである。
【0060】また、図6に示される研磨具S−3のその
余の構成は、図1ないし図4に示される研磨具S−1と
同一又は実質的に同一であるので、同一又は実質的に同
一の部分については、図1ないし図4において用いた符
号と同一の符号を図6において用いて、その説明を省略
する。
【0061】次いで、図7に示されるこの発明のより具
体的な実施の形態にかかる研磨具S−4ついて、詳細に
説明する。
【0062】なお、ここで図7は、かかる研磨具S−4
の全体構成を理解し易いように、該研磨具S−4の一部
を断面にして示している。
【0063】図7に示される研磨具S−4は、前記把持
基材10の両面10a、10bに研磨材12を、当該研
磨材12における研磨面11となる側と反対の側に粘着
される粘着材層31を備えた一面と、把持基材10に粘
着される粘着材層31を備えた他面とを有する両面粘着
テープ30を用い、前記把持基材10に粘着、固定させ
る構成としてある。
【0064】すなわち、図7に示される研磨具S−4
は、前記研磨材12における研磨面11とされる側と反
対の側の面に両面に粘着剤層31、31を有する粘着テ
ープ30の一面を粘着、貼り付け、この粘着テープ30
により前記研磨材12を前記把持基材10に固定させて
いる。なお、図中符号33で示されるのは、剥離ライナ
ーである。
【0065】また、図7に示される研磨具S−4のその
余の構成は、図1ないし図4に示される研磨具S−1と
同一又は実質的に同一であるので、同一又は実質的に同
一の部分については、図1ないし図4において用いた符
号と同一の符号を図7において用いて、その説明を省略
する。
【0066】次いで、図8ないし図10に示されるこの
発明のより具体的な実施の形態にかかる研磨具S−1つ
いて、詳細に説明する。
【0067】なお、ここで図8は、かかる研磨具S−5
の全体構成を理解し易いように、該研磨具S−5の一部
を破断して、斜視の状態で示しており、また、図9は、
該研磨具S−5の使用状態を斜視の状態で示している。
また、図10は、該研磨具S−5の一部を断面にして示
している。
【0068】図8に示されるように、この実施の形態に
かかる研磨具S−5は、幅広の両面10a、10bに研
磨面11を備え、かつ、両幅側縁が弧状に形成された長
板状体として構成してある。
【0069】すなわち、かかる研磨具S−5は、前記長
板状体として構成されたプラスチックフォーム材10A
よりなる把持基材10の両面10a、10bにそれぞ
れ、研磨布又は研磨紙よりなる研磨材12を接着剤21
により接着して構成される前記研磨面11を備えてい
る。
【0070】この実施の形態にあっては、かかる研磨材
12はいずれも、シート状の基材11bの一面に研磨粒
11aを含んだ接着剤11cを塗付することにより研磨
粒11aを接着、固定した構成としてあり、かかる基材
11bの他面において前記接着剤21により前記把持基
材10の面10a、10bに接着、貼り付けられる構成
としてある。
【0071】そして、この実施の形態にあっては、前記
把持基材10の一面10a側にある研磨材12を構成す
る研磨粒11aに比し、当該把持基材10の他面10b
側にある研磨材12を構成する研磨粒11aが大粒のも
のとされており、この結果、この実施の形態にあって
は、前記把持基材10の一面10a側にある研磨面11
Aに比し、他面10b側にある研磨面11Bが粗いもの
とされている。
【0072】したがって、この実施の形態にかかる研磨
具S−5にあっては、一枚の研磨具S−5により、削り
取り、化粧する必要のある硬化した角質皮膚面H’が比
較的固い場合には、前記他面10b側の粗い研磨面11
Bにより当該硬化した角質皮膚面H’の削り取り、化粧
を、また、削り取り、化粧する必要のある硬化した角質
皮膚面H’が比較的柔らかい場合や、使用者の皮膚が丈
夫でない場合には、前記一面10a側にある研磨面11
Aにより当該硬化した角質皮膚面H’の削り取り、化粧
を、それぞれ適切に施すことができる。
【0073】例えば、図9に特に示されるように、前記
研磨具S−5を把持などして、人体の踵Hに前記研磨具
S−5のいずれかの研磨面11を押し当てながら、該研
磨面11によりかかる踵Hの角質皮膚面H’が削り取ら
れるように、該研磨具S−5を動かすことにより、該踵
Hの硬化した角質皮膚面H’を適宜削り取ることができ
る。
【0074】また、前記把持基材10の他面10b側に
ある粗い研磨面11Bにより前記踵Hの硬化した角質皮
膚面H’の削り取りをなした後、当該把持基材10の一
面10a側にある前記研磨面11Aにより当該角質皮膚
面H’の削り取りをさらになすように用いることがで
き、これにより、削り取りを施した当該踵Hの皮膚表面
を滑らかに整えるように、当該踵Hの角質皮膚面H’の
削り取り、化粧をなすことができる。
【0075】より具体的には、図8に示される研磨具S
−5は、図10に特に示されるように、前記把持基材1
0を構成するパフ状に成形された一枚のEVA系のプラ
スチックフォーム材10Aの一面10a側において比較
的小粒の研磨粒11aを備えた耐水性のある研磨材12
を耐水性のある接着剤21により接着、貼り付けると共
に、前記把持基材10を構成する一枚のプラスチックフ
ォーム材10Aの他面側において比較的大粒の研磨粒1
1aを備えた耐水性のある研磨材12を耐水性のある接
着剤21により接着、貼り付けて、研磨具S−5の一面
10a側と他面10b側とに粗さの異なる研磨面11
A、11Bをそれぞれ備える構成としてある。
【0076】したがって、この実施の形態にかかる研磨
具S−5は、水に濡れても研磨具S−5を構成する研磨
材12が溶け出したり、把持基材10から剥れ出したり
することがなく、前記研磨面11を必要に応じて洗浄す
ることができ、また、入浴時などにおいて身体の洗浄と
同時に支障なく用いることができる特長を有する。
【0077】また、この実施の形態にあっては、前記把
持基材10を構成する一枚のプラスチックフォーム材1
0Aよりも前記研磨材12が小さく構成してあり、かか
るプラスチックフォーム材10Aに貼り込まれた研磨材
12の周縁と当該プラスチックフォーム材10Aの周縁
との間に間隔13を開けた状態で当該プラスチックフォ
ーム材10Aの両面10a、10bに前記研磨材12が
貼り付けられている構成としてある。
【0078】したがって、この実施の形態にかかる研磨
具S−5においては、当該研磨具S−5の両面10a、
10bを挟み付けるように把持して前記角質皮膚面H’
に前記研磨面11を擦り付ける際に、かかる研磨具S−
5の縁部が身体の前記角質皮膚面H’以外の皮膚面に接
するなどしても、前記研磨面11は当該皮膚面に接し難
いものとされ、入浴時などに当該研磨具S−5が前記角
質皮膚面H’以外の皮膚面に触れることに伴って使用者
に不快感を与え難い特長を有している。
【0079】次いで、図11ないし図14に示されるこ
の発明のより具体的な実施の形態にかかる研磨具S−6
ついて、詳細に説明する。
【0080】なお、ここで図11は、かかる研磨具S−
6の全体構成を理解し易いように、該研磨具S−6の一
部を破断して、斜視の状態で示しており、また、図12
は、該研磨具S−6の使用状態を斜視の状態で示してい
る。また、図13および図14は、該研磨具S−6の一
部を断面にして示している。(なお、図14は図13に
示される例に対して研磨材12の構成を異にする例を示
している。)
【0081】図11に示されるように、この実施の形態
にかかる研磨具S−6は、幅広の両面10a、10bに
研磨面11を備え、かつ、両幅側縁が弧状に形成された
長板状体として構成してある。
【0082】すなわち、かかる研磨具S−6は、前記長
板状体として構成されたプラスチックフォーム材10A
よりなる把持基材10の両面10a、10bにそれぞ
れ、粒状をなす研磨粒11aを接着剤11cを用いて固
定して構成される前記研磨面11を備えている。
【0083】そして、この実施の形態にあっては、前記
把持基材10の一面10a側にある研磨面11を構成す
る研磨粒11aに比し、他面10b側にある研磨面11
を構成する研磨粒11aを大粒のものとしている。
【0084】したがって、この実施の形態にかかる研磨
具S−6にあっては、一面10a側にある研磨面11A
に比し他面10b側にある研磨面11が粗く構成されて
おり、これにより、一枚の研磨具S−6により、削り取
り、化粧する必要のある硬化した角質皮膚面H’が比較
的固い場合には、前記他面10b側の粗い研磨面11B
により当該硬化した角質皮膚面H’の削り取り、化粧
を、また、削り取り、化粧する必要のある硬化した角質
皮膚面H’が比較的柔らかい場合や、使用者の皮膚が丈
夫でない場合には、前記一面10a側にある研磨面11
Aにより当該硬化した角質皮膚面H’の削り取り、化粧
を、それぞれ適切に施すことができる。
【0085】例えば、図12に特に示されるように、前
記研磨具S−6を把持などして、人体の踵Hに前記研磨
具S−6のいずれかの研磨面11を押し当てながら、該
研磨面11によりかかる踵Hの角質皮膚面H’が削り取
られるように、該研磨具S−6を動かすことにより、該
踵Hの硬化した角質皮膚面H’を適宜削り取ることがで
きる。
【0086】また、前記把持基材10の他面10b側に
ある粗い研磨面11Bにより前記踵Hの硬化した角質皮
膚面H’の削り取りをなした後、当該把持基材10の一
面10a側にある前記研磨面11Aにより当該角質皮膚
面H’の削り取りをさらになすように用いることがで
き、これにより、削り取りを施した当該踵Hの皮膚表面
を滑らかに整えるように、当該踵Hの角質皮膚面H’の
削り取り、化粧をなすことができる。
【0087】より具体的には、図11に示される研磨具
S−6は、図13および図14に特に示されるように、
前記把持基材10を構成する一枚のプラスチックフォー
ム材10Aの両面10a、10bに、該プラスチックフ
ォーム材10Aを補強する布生地40を接着などして貼
り込むと共に、かかるプラスチックフォーム材10Aの
一面10a側において比較的小粒の研磨粒11aを含ん
だ接着剤11cを塗付して当該研磨粒11aを固定し、
かつ、かかるプラスチックフォーム材10Aの他面10
b側において比較的大粒の研磨粒11aを含んだ接着剤
11cを塗付して当該研磨粒11aを固定し、研磨具S
−6の一面10a側と他面10b側とに粗さの異なる研
磨面11A、11Bをそれぞれ備える構成としてある。
【0088】次いで、図15に示されるこの発明のより
具体的な実施の形態の他の一つにかかる研磨具S−7つ
いて説明する。
【0089】なお、図15は、かかる研磨具S−7の構
成を理解し易いように、該研磨具S−7の一部を断面に
して示している。
【0090】図15に示される研磨具S−7は、前記把
持基材10を構成する一枚のプラスチックフォーム材1
0Aの両面10a、10bに、該プラスチックフォーム
材10Aを補強する布生地40を接着などして貼り込む
と共に、かかるプラスチックフォーム材10Aの一面1
0a側において比較的小粒の研磨粒11aを接着剤11
cにより接着・固定し、かつ、かかるプラスチックフォ
ーム材10Aの他面10b側において比較的大粒の研磨
粒11aを接着剤11cにより接着・固定し、研磨具S
−7の一面10a側と他面10b側とに粗さの異なる研
磨面11A、11Bをそれぞれ備える構成としてある。
【0091】したがって、図15に示される研磨具S−
7も、一面10a側にある研磨面11Aに比し他面10
b側にある研磨面11Bが粗く構成されており、これに
より、一枚の研磨具S−7により、削り取り、化粧する
必要のある硬化した角質皮膚面H’が比較的固い場合に
は、前記他面10b側の粗い研磨面11Bにより当該硬
化した角質皮膚面H’の削り取り、化粧を、また、削り
取り、化粧する必要のある硬化した角質皮膚面H’が比
較的柔らかい場合や、使用者の皮膚が丈夫でない場合に
は、前記一面10a側にある研磨面11Aにより当該硬
化した角質皮膚面H’の削り取り、化粧を、それぞれ適
切に施すことができる。
【0092】次いで、図16および図17に示されるこ
の発明のより具体的な実施の形態の他の一つにかかる研
磨具S−8ついて説明する。
【0093】なお、図16および図17は、かかる研磨
具S−8の構成を理解し易いように、該研磨具S−8の
一部を断面にして示している。(なお、図17は図16
に示される例に対して研磨材12の構成を異にする例を
示している。)
【0094】図16および図17に示される研磨具S−
8は、前記把持基材10を二枚の当該把持基材10の構
成材10’、10’、ここでは二枚のプラスチックフォ
ーム材10A、10Aの片面にそれぞれ、該プラスチッ
クフォーム材10Aを補強する布生地40を接着などし
て貼り込むと共に、一方のプラスチックフォーム材10
Aの布生地40が貼り込まれた面に比較的小粒の研磨粒
11aを含んだ接着剤11cを塗布して当該一方のプラ
スチックフォーム材10Aに研磨面11を備えさせ、か
つ、他方のプラスチックフォーム材10Aの布生地40
が貼り込まれた面に比較的大粒の研磨粒11aを含んだ
接着剤11cを塗布して当該他方のプラスチックフォー
ム材10Aに研磨面11を備えさせ、このように研磨面
11を備えさせられた二枚のプラスチックフォーム材1
0A、10Aを、当該研磨面11の設けられていない側
の面で接着などして相互に貼り合わせることにより研磨
具S−8の一面10a側と他面10b側とに粗さの異な
る研磨面11A、11Bをそれぞれ備える構成としてあ
る。
【0095】したがって、図16および図17に示され
る研磨具S−8も、一面10a側にある研磨面11Aに
比し他面10b側にある研磨面11Bが粗く構成されて
おり、これにより、一枚の研磨具S−8により、削り取
り、化粧する必要のある硬化した角質皮膚面H’が比較
的固い場合には、前記他面10b側の粗い研磨面11B
により当該硬化した角質皮膚面H’の削り取り、化粧
を、また、削り取り、化粧する必要のある硬化した角質
皮膚面H’が比較的柔らかい場合や、使用者の皮膚が丈
夫でない場合には、前記一面10a側にある研磨面11
Aにより当該硬化した角質皮膚面H’の削り取り、化粧
を、それぞれ適切に施すことができる。
【0096】次いで、図18に示されるこの発明のより
具体的な実施の形態の他の一つにかかる研磨具S−9つ
いて説明する。
【0097】なお、図18は、かかる研磨具S−9の構
成を理解し易いように、該研磨具S−9の一部を断面に
して示している。
【0098】図18に示される研磨具S−9は、前記把
持基材10を二枚の当該把持基材10の構成材10’、
10’、ここでは二枚のプラスチックフォーム材10
A、10Aの片面にそれぞれ、該プラスチックフォーム
材10Aを補強する布生地40を接着などして貼り込む
と共に、一方のプラスチックフォーム材10Aの布生地
40が貼り込まれた面に比較的小粒の研磨粒11aを接
着剤11cにより接着、固定して当該一方のプラスチッ
クフォーム材10Aに研磨面11を備えさせ、かつ、他
方のプラスチックフォーム材10Aの布生地40が貼り
込まれた面に比較的大粒の研磨粒11aを接着剤11c
により接着、固定して当該他方のプラスチックフォーム
材10Aに研磨面11を備えさせ、このように研磨面1
1を備えさせられた二枚のプラスチックフォーム材10
A、10Aを、当該研磨面11の設けられていない側の
面で接着などして相互に貼り合わせることにより研磨具
S−9の一面10a側と他面10b側とに粗さの異なる
研磨面11A、11Bをそれぞれ備える構成としてあ
る。
【0099】したがって、図18に示される研磨具S−
9も、一面10a側にある研磨面11Aに比し他面10
b側にある研磨面11Bが粗く構成されており、これに
より、一枚の研磨具S−9により、削り取り、化粧する
必要のある硬化した角質皮膚面H’が比較的固い場合に
は、前記他面10b側の粗い研磨面11Bにより当該硬
化した角質皮膚面H’の削り取り、化粧を、また、削り
取り、化粧する必要のある硬化した角質皮膚面H’が比
較的柔らかい場合や、使用者の皮膚が丈夫でない場合に
は、前記一面10a側にある研磨面11Aにより当該硬
化した角質皮膚面H’の削り取り、化粧を、それぞれ適
切に施すことができる。
【0100】
【発明の効果】この発明にかかる角質皮膚面の研磨具S
は、プラスチックフォーム材10Aよりなる把持基材1
0の表面部に研磨面11を備えさせて構成してあること
から、削り取り、化粧する必要のある硬化した角質皮膚
面H’が形成されている身体の部位、例えば、踵H、
肘、膝などの丸みに研磨面11を添わせるように撓ませ
て、かかる角質皮膚面H’を広く覆うように当該角質皮
膚面H’に研磨面11を擦り付けることができ、かかる
削り取り、化粧を安全かつスムースに容易になすことが
できる。
【0101】また、前記プラスチックフォーム材10A
は適度の弾力性を備えることから、削り取り、化粧する
必要のある硬化した角質皮膚面H’が形成されている身
体の部位に前記研磨面11を密着状に擦り付けることが
でき、かかる削り取り、化粧をスムースになすことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】研磨具S−1の一部破断して示す斜視図
【図2】研磨具S−1の使用状態を示す斜視図
【図3】研磨具S−1の要部断面図
【図4】研磨具S−1の要部断面図
【図5】研磨具S−2の要部断面図
【図6】研磨具S−3の要部断面図
【図7】研磨具S−4の要部断面図
【図8】研磨具S−5の一部を破断して示す斜視図
【図9】研磨具S−5の使用状態を示す斜視図
【図10】研磨具S−5の要部断面図
【図11】研磨具S−6の一部を破断して示す斜視図
【図12】研磨具S−6の使用状態を示す斜視図
【図13】研磨具S−6の要部断面図
【図14】研磨具S−6の要部断面図
【図15】研磨具S−7の要部断面図
【図16】研磨具S−8の要部断面図
【図17】研磨具S−8の要部断面図
【図18】研磨具S−9の要部断面図
【符号の説明】
H’ 角質皮膚面 S 研磨具 10 把持基材 10a 一面 10b 他面 11 研磨面 12 研磨材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックフォーム材よりなる把持基
    材の表面部に研磨面を備えさせてなる角質皮膚面の研磨
    具。
  2. 【請求項2】 研磨面が、把持基材に粘着剤又は接着剤
    により固定された研磨紙又は研磨布よりなる研磨材によ
    り構成してあることを特徴とする請求項1記載の角質皮
    膚面の研磨具。
  3. 【請求項3】 研磨面が、把持基材に粘着テープにより
    固定された研磨紙又は研磨布よりなる研磨材により構成
    してあることを特徴とする請求項1記載の角質皮膚面の
    研磨具。
  4. 【請求項4】 研磨面が、把持基材の表面部に研磨粒を
    接着、固定して、又は、研磨粒を含んだ接着剤を塗付、
    固定して構成してあることを特徴とする請求項1記載の
    角質皮膚面の研磨具。
  5. 【請求項5】 把持基材の二以上の表面部に研磨面が備
    えられていることを特徴とする請求項1、請求項2、請
    求項3又は請求項4記載の角質皮膚面の研磨具。
  6. 【請求項6】 把持基材の二以上の表面部に備えられて
    いる複数の研磨面の少なくとも一つが、他の研磨面の研
    磨粒に比し、大きな研磨粒を備えた粗い研磨面としてあ
    ることを特徴とする請求項5記載の角質皮膚面の研磨
    具。
  7. 【請求項7】 把持基材が両面にそれぞれ研磨面を備え
    た平板状に構成してあると共に、当該把持基材の一面側
    にある研磨面の研磨粒に比し、当該把持基材の他面側に
    ある研磨面が大きな研磨粒を備えた粗い研磨面としてあ
    ることを特徴とする請求項5記載の角質皮膚面の研磨
    具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000160117A (ja) * 1998-09-21 2000-06-13 Toyo Ink Mfg Co Ltd 両面粘着シ―ト、その製造方法、およびその粘着力の調整方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000160117A (ja) * 1998-09-21 2000-06-13 Toyo Ink Mfg Co Ltd 両面粘着シ―ト、その製造方法、およびその粘着力の調整方法

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