JPH09265A - 新規ヒトsmall TIMP2遺伝子 - Google Patents

新規ヒトsmall TIMP2遺伝子

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JPH09265A
JPH09265A JP7156307A JP15630795A JPH09265A JP H09265 A JPH09265 A JP H09265A JP 7156307 A JP7156307 A JP 7156307A JP 15630795 A JP15630795 A JP 15630795A JP H09265 A JPH09265 A JP H09265A
Authority
JP
Japan
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dna
human
timp2
seq
gene
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JP7156307A
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English (en)
Inventor
Atsuhisa Nakano
野 敦 久 中
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Eisai Co Ltd
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Eisai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】新規ヒトsmall TIMP2遺伝子DNA、ヒト
TIMP2DNAの一部をプライマ−またはプロ−ブと
して用いたヒトsmall TIMP2遺伝子解析方法および
試薬を提供することにある。 【構成】ヒト悪性グリオーマの外科摘出標本から新規ヒ
トsmall TIMP2遺伝子をクローニングし構造決定し
た。本発明遺伝子の発現量の低下と、ヒトグリオーマに
おける腫瘍の悪性化とが、明確に相関していることを確
認した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規ヒトsmall TIMP
2(Tissue Inhibitor Metaro Protease 2)遺伝子DN
Aおよび該DNAを用いる遺伝子解析法および試薬に関
し、医療、診断等の分野で利用される。
【0002】
【従来の技術】癌細胞の浸潤においては、細胞間物質
(細胞外マトリックス)の構成蛋白質を局部的に分解す
るプロテアーゼの作用が必須であり、細胞外マトリック
スを破壊する一群のメタロプロテアーゼ(マトリックス
メタロプロテアーゼ;MMP)が、その中心的役割を果
たしていることが広く認められている。さらに最近の研
究によって、MMP特異的な生体内インヒビターである
TIMPがMMPの活性調節機構の一つとして重要な役
割を担っていることが明らかになりつつある(宮崎香
ら、組織培養,18,280-285 ,1992)。これまでにヒト
TIMP−1、ヒトTIMP−2およびニワトリTIM
P−3の遺伝子がクローニングされており、TIMP−
1やTIMP−2が癌細胞の浸潤を抑制することが確か
められている(中島元夫、実験医学,12,971-979 ,19
94)。すなわち、MMPとTIMPとのバランスの異常
が癌細胞の浸潤における極めて重要な要因であると考え
られている。しかし、色々なタイプのMMPやTIMP
が、癌細胞のみならず周辺の宿主細胞によっても産生さ
れ血液中にもかなり高濃度で存在する例が知られている
上、それらの産生の抑制、亢進についても多くの生体内
因子が関与していることが明らかになっている。従って
MMPとTIMPとのバランスと言っても、癌細胞とそ
の周囲の環境によって、多種多様な調節がなされている
と考えられる。
【0003】ヒト腫瘍において、その転移、浸潤、増殖
性などの悪性度を判断するための指標の一つとして、こ
れらMMPやTIMPの発現状況を解析する方法は、当
然考えられる方法であり、一部の癌においては指標にな
りうると考えられる。例えば、大腸癌におけるMMP−
9の発現量とその転移性とはよく相関すると報告されて
いる(Nakajima M. et al. J. Natl.Cancer Inst.,82,1
890-1898,1990 )。しかしながら多くの場合は、これら
の多様な因子の発現状況が複雑に関係し合っているため
に、必ずしもどれかの指標が悪性度と明確に相関すると
は限らず、矛盾する結果や判断困難な結果を示すことに
なる。例えば、MMP−2のメラノーマ、乳癌、腎癌、
膀胱癌などにおける転移能との相関が報告されている
が、一方でMMP−2は多くの癌細胞で転移性とは無関
係に産生が維持されていることも報告されている(中島
元夫、実験医学,12,971-979 ,1994)。ヒト中枢神経
に発生する悪性グリオーマの浸潤性増殖は、根治を妨げ
る主要な原因となっており、その浸潤能を調べることは
治療法の開発研究を進める上で重要な課題であるばかり
でなく、臨床上の判定、治療方針の決定などにとって緊
急の課題でもある。ヒト脳腫瘍における、TIMP−1
およびTIMP−2の発現も調べられているが、その発
現度合は、TIMP−1で良性腫瘍(meningioma)>Grad
e2(low grade glioma) >正常(Normal Brain)>Grade3
(anaplastic astrocytoma)>Grade4 (glioblastoma) 、
TIMP−2でGrade2(low grade glioma)>良性腫瘍(m
eningioma)>正常(Normal Brain)>Grade3(anaplastic
astrocytoma)>Grade4 (glioblastoma) という順番で高
く、悪性度の指標という観点からは必ずしも満足できる
ものではない(S.Mohanam et al.,Clin.Exp. Metastasi
s,13,57-62,1995) 。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、脳腫瘍の悪
性化に関わる新規なヒトsmall TIMP2遺伝子、それ
を用いた脳腫瘍の検査方法、検査試薬を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、ヒトTIM
P2遺伝子DNA部分配列を設計し、合成して、これら
をプライマーとして、ヒト脳組織およびヒト脳腫瘍組織
由来RNAから作成したcDNAを対象としたPCR法
によって、ヒト脳腫瘍組織におけるTIMP2遺伝子類
縁体遺伝子DNA配列を増幅した。その結果、脳組織で
最も高く発現し、グリオーマの悪性度が高くなるにつれ
て発現が低くなる明確な相関を示す約700bpのPC
R産物の存在を発見した。このPCR産物のサイズは、
使用したプライマーの位置から予想されるTIMP2由
来産物のサイズよりも小さく、その塩基配列を決定した
結果、これまでに報告されていない特徴的配列を有する
新規なヒトsmall TIMP2遺伝子DNA配列であるこ
とを確認し本発明を完成するに到った。すなわち本発明
は(1)配列番号1で表わされる新規ヒトsmall TIM
P2遺伝子DNA、(2)ヒトTIMP2DNA配列の
一部を含むDNAをプライマーまたはプローブとして用
い、被検DNAまたはRNAとハイブリダイズさせ、ヒ
トsmall TIMP2遺伝子を検出する方法及び試薬、に
関する。本発明は、ヒトTIMP2DNAまたは本発明
DNAの全部または一部を、プライマーあるいはプロー
ブとして利用してヒトsmall TIMP2遺伝子を検出す
ることによって、少なくとも、ヒト脳腫瘍についての悪
性度をより正確に検査する方法を提供し、さらには癌の
リスク診断、予防的処置、経過観察、治療方針の決定、
予後の推定などに対する解決方法をも提供し得るという
点できわめて重要である。また、ヒトTIMP2の腫瘍
悪性化における役割のさらなる解明に役立つことが期待
され、遺伝子治療への応用も期待し得る。
【0006】本発明において、ヒトTIMP2DNAま
たは配列番号1に記載のDNA配列の一部を含むものを
プライマ−またはプロ−ブとしてヒトsmall TIMP2
の検出に使用するが、「一部」とは少なくとも連続8個
からなるDNA、好ましくは連続10個からなるDN
A、さらに好ましくは連続15個からなるDNA、さら
に好ましくは16〜25個からなるDNAを意味する。
なお実施例2に示すごとく、本発明DNAは公知のTI
MP2DNA配列の中間部267 個または266 個の塩基が
欠失したものであり、配列番号1において44位と45位の
間が該欠失DNAの存在部位であることが判明したもの
である。それゆえ、ヒトTIMP2DNA配列の一部を
プライマ−として本発明DNAを検出する際には、配列
番号1に記載のDNA配列における44位45位に相当する
ヒトTIMP2DNAの両サイド、いわゆる44位以前と
45位以後に相当するそれぞれのDNA配列の一部を含む
DNAをプライマ−として用い、PCR法により増幅さ
せた部分配列を構造解析し、本発明DNAの特徴的配列
である44-45 位付近を含むDNA配列の有無を確認する
ことにより本発明DNAを検出することが可能である。
具体的には例えば、配列番号1に記載のDNA配列にお
ける1-44位及び45-671位の一部を含むDNAをプライマ
−として使用すればよい。一方、プロ−ブとして用いる
場合は配列番号1に記載のDNA配列の一部を含むDN
Aを使用し、被検DNAまたはRNAとハイブリダイズ
するもののうち約700bp のDNAまたはRNAを選択し
て構造解析することで本発明DNAを検出することがで
きる。なお、実施例に記載のごとく、生体試料中の本発
明DNAの検出は該DNA相補mRNAの検出と同義で
あるゆえ、生体試料中の該mRNAの検出方法および試
薬も本発明に含まれる。また、ヒトTIMP2DNAの
相補RNAの全部または一部を含むRNA、またはその
誘導体をヒトsmall TIMP2遺伝子検出への利用も本
発明に含まれる。本発明試薬の構成は、上記説明のプラ
イマ−またはプロ−ブを必須の構成成分とするものであ
り、必要に応じて標識物質、反応溶液など添付されるこ
とは自由である。以下に本発明を詳細に説明する。
【0007】(1)遺伝子DNAの構造 本遺伝子DNAは、配列番号1のDNA配列であること
が確認された。本発明者は、本遺伝子DNA塩基配列に
ついて、TIMP2遺伝子DNA塩基配列(国際DNA
データベースAccession No. S48568,J05593,M32304) と
の詳細な比較を行った。その結果、本遺伝子DNAは、
TIMP2遺伝子DNA塩基配列(国際DNAデータベ
ースAccession No. S48568,J05593)と比べて中間部分
(配列番号1の塩基番号44と45の間)で267bp
が存在せず、TIMP2遺伝子DNA塩基配列(国際D
NAデータベースAccession No.M32304)と比べても同様
に中間部分で266bpが存在しない短い配列であるこ
とが判った。本発明者は配列番号1で表される遺伝子D
NAをヒトsmall TIMP2と命名した。本遺伝子はヒ
トTIMP2の可変化スプライシング(alternative spl
icing)により生ずるものと考えられ、これまでまったく
報告されていない新規遺伝子である。すなわち本発明は
ここに新しいヒトTIMP2関連遺伝子の塩基配列を開
示した。本発明の遺伝子DNAは、その発現量を検査す
ることにより、ヒト脳腫瘍についての悪性度の解析、診
断に利用することができる。
【0008】(2)生体試料の遺伝子解析 遺伝子解析される生体試料はヒト正常組織、各種ヒト癌
組織、病理組織などを用いることができる。DNAの抽
出・調製は、例えば(Sato T., et al. CancerRes., 5
0, 7184, 1990 )の方法で行う。本発明により提供さ
れる遺伝子DNAの制限酵素断片をプローブとして、ま
たはヒトTIMP2DNAの中から適切な位置の塩基配
列を適宜選択し、その合成オリゴヌクレオチドをプライ
マーとして用いることにより該遺伝子の発現を解析する
ことができる。解析の方法としては、例えば選ばれた2
種の配列のプライマーによりPCR法で部分配列を増幅
させ、増幅産物のサイズを解析するかあるいは塩基配列
を直接解析するすることができる。あるいはまた、選ば
れたDNA配列を含むプローブを用いて、ノーザンハイ
ブリダイゼーション法での試料中の該遺伝子の発現量を
検査することができる。
【0009】
【発明の効果】本発明によって、少なくとも、ヒトTI
MP2DNAの全部または一部を、プライマーあるいは
プローブとして利用してヒトsmall TIMP2遺伝子の
発現量を解析することによる、ヒト脳腫瘍の悪性度を検
査する方法が提供された。さらに癌についてのリスク診
断、予防的処置、経過観察、治療方針の決定、予後の推
定などに対する解決方法として、遺伝子による診断・検
査、の方法および材料を提供し得る。
【0010】
【実施例】以下の実施例により本発明を詳細に且つ具体
的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定される
ものではない。
【0011】(実施例1)RT−PCR法によるヒトsm
all TIMP2遺伝子の検出 医学的理由により外科的に切除されたヒト normal brai
n, astrocytoma(grade2),anaplastic astrocytoma(grad
e3),glioblastoma(grade4) の各組織について、それぞ
れ、4M guanidium isothiocyanate 溶液で溶解後、5.7M
塩化セシウム溶液に上層して超遠心(150,000 g、18時
間)を行い、RNA画分を沈澱として回収した。沈澱を
TE-buffer に溶解後、フェノール・クロロホルム抽出を
1回、エタノール沈澱を2回行い、得られた沈澱をTE-b
uffer に溶解して精製RNA画分を得た。各精製RNA
画分につき、それぞれ、20μgを用いてoligo dT 12-
18mer(Pharmacia 社製)をプライマーとした逆転写酵
素反応によりcDNAを合成し、得られた1本鎖cDN
Aを鋳型としてPCRを行った。用いたプライマーのD
NA配列を下記に示す。 (センス鎖プライマー)S1;配列番号1の塩基番号1
−20に相当 5’−CCGAGACAAAGAGGAGAGAA−
3’ (アンチセンス鎖プライマー)A1;配列番号1
の塩基番号652−671の アンチセンスに相当
5’−TCATGCTGTTTCCAGGAAGG−
3’ PCRはThermocycler(Perkin-Elmer Cetus 社製)を用
い、0.25μg の鋳型DNA、各20 pmol のプライマー、
各2.5nmol のdATP,dGTP,dCTP,dTTP 、0.5UのTaq ポリメ
ラーゼ(Boehringer-Manheim 社製) を加えた50μlの
反応buffer(10mM Tris-HCl,1.5mM MgCl2,50mM KCl,1% f
ormamide,pH8.3) 中で95℃30秒、55℃30秒、72℃30秒の
サイクルを30回行った。PCR反応液について1.5 %
アガロースゲル電気泳動を行い、エチジウムブロマイド
染色の後、ナイロンメンブラン Hybond N(Amersham社
製) に転写し、32Pで末端標識したプローブを用いてサ
ザンブロットハイブリダイゼーションを行った。用いた
プローブのDNA配列を下記に示す。 (プローブ)P1;配列番号1の塩基番号73−92に相当 5’−GGAAGTGGACTCTGGAAACG−3’ その結果、図1に示すように、脳組織で最も高く発現
し、グリオーマの悪性度が高くなるにつれて発現が低く
なる明確な相関を示す約700bpのPCR産物の存在
を発見した。この遺伝子の発現量は、Normal Brain>Gr
ade2 (astrocytoma)>Grade3(anaplastic astrocytoma)
>Grade4 (glioblastoma) という順番で高く、悪性度に
対して明らかな負相関を示した。
【0012】(実施例2)ヒトsmall TIMP2遺伝子
のクローニングと塩基配列の決定 実施例1で得られた約700bpのバンドをアガロース
ゲルから切り出して、TE-buffer 中に電気溶出して回収
した。回収DNAをフェノール・クロロホルム抽出とエ
タノール沈澱により精製後、各10nmolのdATP,dGTP,dCT
P,dTTP 、5Uの Klenow enzyme(Boehringer Manheim 社
製) を加えた50μlのfill in buffer(Boehringer Ma
nheim 社製) 中で37℃10分間反応させ、末端を平滑
化した。次いで40nmolのATP 、10Uの polynucleotid
e kinase(TOYOBO,Japan)を加えた10μlのkinase buf
fer 中で37℃30分間反応させ、5’端をリン酸化し
た。この、末端を平滑化しリン酸化したDNAをEcoRV
で切断後、Calf intestine alkaline phosphatase で脱
リン酸化したベクター pBluescript II SK (-)(Stratag
ene,LaJolla,CA) 150ng と、T4 DNA ligase(Boehringer
Manheim社製) 存在下16℃16時間反応させて結合し
た。ligate後のDNAで Competent cell(TAKARA,Japa
n) を形質転換し、50μg/mlの ampicilinを含む
LB(Luria-Bertani) 寒天培地(1% Bacto-tryptone,0.5
% Bacto-yeast extract,1% NaCl,pH7.5,1.5% Bacto-Aga
r)上にコロニーを形成させ、目的のクローンを得た。得
られたクローンの塩基配列を、Nigro らの方法(Nigro
J.M.et al., Nature, 342, 705-708,1989) およびdideo
xy 法 (Hattori M et al., Anal. Biochem., 152, 232-
238,1986) (Sanger F. et al., Proc. Natl. Acad. Sc
i. USA, 74, 5463-5467, 1977) によって決定した。そ
の結果、配列番号1に示した新規な配列のcDNAが得
られた。本遺伝子DNA塩基配列について、TIMP2
遺伝子DNA塩基配列(国際DNAデータベースAccess
ion No. S48568,J05593,M32304) との詳細な比較を行っ
た。その結果、本遺伝子DNAは、TIMP2遺伝子D
NA塩基配列(国際DNAデータベースAccession No.
S48568,J05593)と比べて中間部分(配列番号1の塩基番
号44と45の間)で267bpが存在せず、TIMP
2遺伝子DNA塩基配列(国際DNAデータベースAcce
ssion No.M32304)と比べても同様に中間部分で266b
pが存在しない短い配列であることが判った。
【0013】
【配列表】
配列番号:1 配列の長さ:671 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNAtomRNA 起源 生物名:ホモサピエンス 特徴を決定した方法:E 配列 CCGAGACAAA GAGGAGAGAA AGTTTGCGCG GCCGAGCGGG GCAGTGATCA GGGCCAAAGC 60 GGTCAGTGAG AAGGAAGTGG ACTCTGGAAA CGACATTTAT GGCAACCCTA TCAAGAGGAT 120 CCAGTATGAG ATCAAGCAGA TAAAGATGTT CAAAGGGCCT GAGAAGGATA TAGAGTTTAT 180 CTACACGGCC CCCTCCTCGG CAGTGTGTGG GGTCTCGCTG GACGTTGGAG GAAAGAAGGA 240 ATATCTCATT GCAGGAAAGG CCGAGGGGGA CGGCAAGATG CACATCACCC TCTGTGACTT 300 CATCGTGCCC TGGGACACCC TGAGCACCAC CCAGAAGAAG AGCCTGAACC ACAGGTACCA 360 GATGGGCTGC GAGTGCAAGA TCACGCGCTG CCCCATGATC CCGTGCTACA TCTCCTCCCC 420 GGACGAGTGC CTCTGGATGG ACTGGGTCAC AGAGAAGAAC ATCAACGGGC ACCAGGCCAA 480 GTTCTTCGCC TGCATCAAGA GAAGTGACGG CTCCTGTGCG TGGTACCGCG GCGCGGCGCC 540 CCCCAAGCAG GAGTTTCTCG ACATCGAGGA CCCATAAGCA GGCCTCCAAC GCCCCTGTGG 600 CCAACTGCAA AAAAAGCCTC CAAGGGTTTC GACTGGTCCA GCTCTGACAT CCCTTCCTGG 660 AAACAGCATG A 671
【図面の簡単な説明】
【図1】各種脳腫瘍組織における small TIMP 2 遺伝子
の発現

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配列番号1に記載のヒトsmall TIMP2
    DNA
  2. 【請求項2】配列番号1に記載のDNA配列における44
    位45位に相当するヒトTIMP2DNAの、両サイド
    (44位以前と45位以後相当部位)に位置するDNA配列
    の一部を含むDNAをプライマ−として用い、被検DN
    AまたはRNAとハイブリダイズすることを特徴とす
    る、ヒトsmall TIMP2DNAまたはRNAの検出方
    法。
  3. 【請求項3】プライマ−が配列番号1に記載のDNA配
    列の1-44位および45-671位の一部を含むDNAである、
    請求項2記載のヒトsmall TIMP2DNAまたはRN
    Aの検出方法。
  4. 【請求項4】プライマ−が配列番号1に記載のDNA配
    列の1-20位センス鎖プライマ−および652-671 位アンチ
    センス鎖プライマ−である、請求項2記載のヒトsmall
    TIMP2DNAまたはRNAの検出方法。
  5. 【請求項5】配列番号1に記載のDNA配列における44
    位45位に相当するヒトTIMP2DNAの、両サイド
    (44位以前と45位以後相当部位)に位置するDNA配列
    の一部を含むDNAをプライマ−として含有することを
    特徴とする、ヒトsmall TIMP2DNAまたはRNA
    の検出試薬。
  6. 【請求項6】プライマ−が配列番号1に記載のDNA配
    列の1-44位および45-671位の一部を含むDNAである、
    請求項5記載のヒトsmall TIMP2DNAまたはRN
    Aの検出試薬。
  7. 【請求項7】プライマ−が配列番号1に記載のDNA配
    列の1-20位センス鎖プライマ−および652-671 位アンチ
    センス鎖プライマ−である、請求項5または6記載のヒ
    トsmall TIMP2DNAまたはRNAの検出試薬。
  8. 【請求項8】配列番号1に記載のDNA配列の全部、一
    部または相補配列を含む1本鎖DNAをプロ−ブとして
    用い、被検DNAまたはRNAとハイブリダイズするこ
    とを特徴とする、ヒトsmall TIMP2DNAまたはR
    NAの検出方法。
  9. 【請求項9】配列番号1に記載のDNA配列の全部、一
    部または相補配列を含む1本鎖DNAをプロ−ブとして
    含有することを特徴とする、生体試料中のヒトsmall T
    IMP2DNAまたはRNAの検出試薬。
  10. 【請求項10】DNA配列の一部が、少なくとも連続し
    てなる10個のDNAからなる、請求項2、3または8
    記載の生体試料中のヒトsmall TIMP2DNAまたは
    RNAの検出方法。
  11. 【請求項11】配列番号1に記載のDNA配列の一部
    が、少なくとも連続してなる10個のDNAからなる、
    請求項5、6または9記載の生体試料中のヒトsmall T
    IMP2DNAまたはRNAの検出試薬。
JP7156307A 1995-06-22 1995-06-22 新規ヒトsmall TIMP2遺伝子 Pending JPH09265A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7023610B2 (en) 1998-03-11 2006-04-04 Nikon Corporation Ultraviolet laser apparatus and exposure apparatus using same

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US7023610B2 (en) 1998-03-11 2006-04-04 Nikon Corporation Ultraviolet laser apparatus and exposure apparatus using same

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